どうもです
笑いあり、涙あり、山田暢久ここにあり
レジェンドへのTESTIMONIALから、一夜明けました
「伸康さんのお焼香パフォーマンス?知ってましたよ。ボディービルダー?そっちは知らないっす(笑)」
さすがは関根選手、生まれる前のことだったにも関わらず、恩師が残した伝説はきっちりと知識に入っていたようです
自身のプレーでは、城定さん相手にガチンコ勝負を挑み、完勝
深呼吸の隙すら与えませんでした
「ユース時代に指導も受けたし、仕掛けようかなと(ニヤリ)」
宮沢さんを含めた、”辛かった…けど希望は捨てなかった”頃の懐かしさ甦る左サイドを完全に制圧すれば、試合前日にこちらから水を向けた野人とのスピード対決を体現し、相手をダウンに追い込む無敵っぷり
やはりこの19歳、大物感が漂っています
また、岩舘選手は極めてレアな形でのレッズデビューを飾りましたが、空気を読んだプレーは秀逸でした
「樹生君のゴール?うまかった。シュートを打つタイミングの取り方が上手」
樹生君のお父さんが喜びそうな褒め言葉もあり、好感度アップです
さらには、「Get Goal FUKUDA!」のチャントを察知しボールを外に出したかと思えばその後、Mr.REDSが放った渾身のシュートを”若林君”のようにダイビングキャッチ
スーパープレーで会場を沸かせました
「あれはどうすれば良かったのか(苦笑)」
雰囲気からして多分、OKです!
そして、きょう大原で行われた練習試合でもまた、スタンドが大爆笑で盛り上がる一幕がありました
それは、DFWを自負する槙野選手による”劇場”です
効果的な攻撃参加で2ゴールを挙げると、勢いそのまま、左からのカットインでペナルティエリアへ侵入
あとはシュート!という局面で相手にユニホームを引っ張られ、PKを獲得します
練習試合ということもあり、背番号5は自らボールをセット
訪れた、しばしの沈黙・・・
その時でした!
「ハットだよ~!」
キャプテン・阿部選手の”煽り”がピッチ上にこだまします
動揺を隠せない槙野選手
ぎこちないノッキングを繰り返した助走は、相手キーパーでなく、自身のタイミングを狂わすことに
当たり損ないの弾道が、力なくゴール上を外れていきます
ノーゴールを確認したサポーターからは、ため息でなく、「やっぱりな!」と言わんばかりの大きな大きな笑い声!
「くっそぉ・・・Jリーグで取る(笑)ハットトリックはプロになってからはない。まあ、練習試合じゃなくて公式戦で取れればいいけど」
――阿部選手の声が影響した?
「ハハハハ!確かに(笑)。あとは(興梠)慎三とかね。周りでハットトリック、ハットトリック言うから変に意識しちゃってね(苦笑)」
と唇を噛みます
いつものシャキッとした表情は見られませんでした
とはいえ、
――流れの中でスムーズに前線に入っていっていたが?
「相手は大学生だけど、流れの中からしっかり相手にとって嫌なところに入っていくことができているのは良いことだけど、今日は失点がいただけないし、攻撃よりも、夏場は失点するとキツイから、相手のクオリティを考えても、しっかりゼロに抑えることが大事」
攻守の要は、しっかりと足元を見つめます
――左サイドは、「原口が抜けた」という見方をされると思うが?
「じんぐりじんぐり人が代わっている中で、陽介にしろ慎三にしろウメちゃんにしろ、チュンくんにしろ、代わっていく中でそれぞれの良さを引き出し合えてているし、僕らも引き出してもらっているので、その辺は問題ないと思う。ただ、原口のようなドリブル突破はないから、ボールを動かして相手にとって嫌な動きをすることはもちろんだと思う。動きですね」
だからでしょうか・・・
――ドリブルがない分、きのうは“歯”を試した?
「そうですね!(笑)うまくカメラマンの方にも拾っていただいて、レフェリーの方にもしっかりイエローカードを出してもらったし、良い演出だったと思う」
してやったりの様子
「本当だったらヤマさんにやるのが一番だったと思うし、闘莉王さんにしろネネさんにしろ、そうやって受け止めてもらえるのは難しいと思うので、ヤマさんかツボさんだと思っていた。ワシントンさん?逆にキレられるかも、マジで(笑)」
きょうの練習試合後、坪井選手にケガ?の状態を確認すると、
「プレーへの影響?大きかった。走れなくなった(苦笑)」
実際のところは・・・・
――めっちゃ快足飛ばしまくりだったじゃないですか!?
「逆の肩も噛みついてもらおうかな(ニッコリ)」
それもこれも、槙野選手が見事にヒール役を演じたからこそです
「正直、僕たちは、きのうは黒子に徹すると。見ている方たちは僕たちのプレーよりも歴代のスーパースターのプレーを見ることを楽しみにしていたと思うし、どこまで彼らをヨイショするかが僕たちに試されていたことだと思う。うまくプレゼントできてよかった」
間違いなく、きのうの花試合における”陰のMVP”と言えるでしょう
――セレモニーなどを通じて感じたこととしては?
「一人ひとりの選手が浦和レッズに残してきたものは偉大なものだと思うし、今いる僕ら現役選手も彼らと同じようなことはできないかもしれないけど、成績、個人のプレーというのはサポーターのみなさんの目に焼き付けてもらえるように、続けていければと思う」
――いずれ槙野選手もレジェンドと呼ばれるように
「そうですね。僕が引退試合をやる時にはプログラムは全て決めさせてもらう(笑)。みんなが盛り上がれればいいと思う!」
結びはシャキッと、”浦和の男”らしく締めました
インタビュー詳細は、あす以降の「You’re The REDS」でお届けします
そしてもちろん今週は、歴代選抜のコメントも多数用意しています
ブッフバルトさん、福田さん、池田伸さん、岡野さん、福永さん、ネネさん、ポンテさん、ワシントンさん、都築さん、小野選手、長谷部選手・・・・・・
中には、こちらが初めて質問させていただく方もいたので緊張しましたが、良いお話をしてくださったかと・・・(汗)
お楽しみに
では