7月10日 「悔しい思いもしたけど、ああいう思いをしたから今があると思うので、そういう気持ちは忘れずに、これからも」

どうもです

嵐の前触れか、強い風が吹き付ける大原

天皇杯初戦2日前のきょう、練習はミーティングを経て午前11時頃から始まりました

ウォームアップを終えた午前11時50分頃からは、セットプレーの連携確認へ

「行こう!責任持ってー!!」(土田コーチ)

左右のCK&ペナ角付近からのFK守備練習では、跳ね返してからの素早いカウンターへのイメージを共有

各スポットで3本ずつこなすと今度は攻撃時のセットプレーへと移ります

ラストボールでは、こぼれ球を右サイドから梅崎選手が上げたアーリクロスをゴール前、興梠選手がダイビングヘッドで押し込みました

その後はゲーム形式などを行うことなく、練習はお昼の12時10分頃に終了

きのう、2部練習を行ったこともあり、コンディション調整や気分転換の意味合いも強かった印象です

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セットプレー練習では、「ナイスタカ!」という声が良く聞こえてきました

関根選手はビブス無し組でのプレーで、カウンター要因として前線に残りましたが、そこからのスピード感溢れる持ち上がりと好フィードに対して、チームメイトからは称賛の嵐

「そうすね。やっぱりセットプレーとかでも監督が早い攻撃を求めているので、そういう意味では良かったと思う」

――壁に入っていましたが、好き?嫌い?

「サイドなので基本的には壁に入るし、そんなに嫌いじゃないっす(笑)」

――なぜ気になったかというと、手で身体をブロックしたりせず、普通に立っている感じで堂々としてたので

「ハハハッ基本的に当たんないんで、大丈夫(笑)。みんなキックがうまいので信頼している(笑)」

――キーパーの指示を聞いて、立ち位置をすぐ理解するのが早いように感じました

「それはもう、指示されないようにしているので、あんま(苦笑)ボールとポストをちゃんと確認しながら入っていくので。ディフェンダーが競り勝ってくれることを願って壁に入ってる」

そんな関根選手は昇格1年目ということもあり、練習後の”お片付け”でも、”もう一汗”かいています

――暑くなって水の量も増えてで、大変そうですが?

「トヨくん(阪野選手)がサボるので、その分さらに大変です(笑)。でもヤジくん(矢島選手)が手伝ってくれているので助かります。ヤジくんは相当優しい先輩で、『トヨくんとはやっぱり違うな』という感じですクスクスッ」※阪野選手は2年目なので強制ではありません

――きのうは雷で練習が中止になりましたが?

「ミツさん(永田選手)が相当ビビっていたと思いながら見ていた(笑)。ああいう時に人のアレが出るなって思って、ちょっと楽しかったっす、クスクスッ僕?案外普通だった『中止かあ・・・』みたいなハッハッハ(笑)」

――今朝のワールドカップは見ましたか?

「ワールドカップは録画してまだ観てない。結果しか知らない。優勝はブラジルだと思ってたので、あんなに大敗して残念すねー(苦笑)前半の30分まで観て、やめました(笑)」

――今週の日曜日、練習試合の後にはユース出身の5人で集まっていましたが?

「まあやっぱ、試合が終わって、ああやって話せることも良いことだと思うし、色んな人の意見を聞けることは自分にとっても良いこと。なおかつ自分がこうしたいということを伝えられればもっと良くなっていくと思うので、ああいうのは大事だと思う」

――特に感じたことは?

「やっぱり『サッカーが楽しむことが一番だな』と思う」

しみじみと語りました

――山田さんの引退試合の時のようなイメージ?

「ハッハッハ楽しませてもらった(笑)」(※詳しくは、7月6日と8日の日記を)

――次の天皇杯の会場、駒場に対する思い入れは?

「ユースの時に天皇杯の山形戦に出て負けた。ユース時代も駒場でやることが多かったけど、多分ほとんど勝ってない。なので、あまり良いイメージはないけど、今度の試合は勝ってまあ、そういうのを晴らしたい。(11月、ユースの柏戦も)ロスタイムで2点取られて。ラスト5分ぐらいで自分たちも合わせて3点ぐらい入った。そういう試合もしたし、いろいろ思い入れはありますね」

――トップチームの得点については、駒場の山形戦で邦本選手に先を越されたが?

「そうすね。悔しい思いもしたけど、ああいう思いをしたから今があると思うので、そういう気持ちは忘れずに、これからもやっていきたい」

――天皇杯に対しては?

「難しい大会だと思う。レッズは勝つのが当たり前だと思われるし、相手は失うものがなにもないし、その中で戦うのは難しい。ひとつのミスで相手の勢いにやられてそのままゲームが終わってしまったりするので、そういうミスをしないように。やっぱり、なおかつ大差で勝てるように、力の差を見せられれば一番いいなと思う」

――浦安SCについてはどれぐらいの情報を持ってますか?

「浦安SCで知っている選手はいない(笑)ユースの時に高校年代の浦安SCとやって大差で勝ったのは覚えてるけど(苦笑)」

――その時の再現を期待します。プロになってからの関根選手は、駒場と相性の良い、点を取りまくる選手に

「そうすね、駒場でも点が取れるように。あまり駒場でやることもないと思うので、その中で決められるように頑張りたい」

大物感漂うルーキーには是非、”聖地 浦和駒場男”になってもらいましょう!

関根選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

P.S 山田暢久引退試合で見せた”空気を読む力”が好印象だった岩舘選手

練習では気迫のこもったプレーを見せるなど、徐々に存在感が増しています

移籍から約1ヶ月が経とうとしている現在は、練習場から寮までの移動手段として、自転車を利用中

乗っているのはいわゆる、ママチャリです

日焼けした甘いマスク&引き締まった身体が醸し出す好青年な雰囲気と、庶民的移動車とのマッチングは、妙に味があります

「よく、『似合わない』なんて言われるんすけどね(苦笑)」

そう話した時にこぼれた白い歯がまた、良く映えました

”爽やかすぎるゴールキーパー”

ピッチ外では彼の傍にいつも、優しい風が流れています

では

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