7月17日 「色んなプレッシャーを感じるんじゃなくて、楽しむことを優先しながら勝つためのサッカーができればと思う」

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どうもです

リーグ再開まで、あと2日

午前11時10分、約1時間のミーティングを終えた選手達がピッチに姿を現します

午前11時30分過ぎからは鳥かご、パス&コントロールで入念にウォームアップ

お昼の12時、次はセットプレーの連携確認へ

両サイドのコーナーキックとペナ角付近からのフリーキックを、各スポットで3本ずつ、攻守共に実施

守備時には、

「慎三、そこ入ってくるよ!」(土田コーチ)

カウンターへの流れで西川選手から前線へ、速くて正確なパントキックがつながります

「ライン高く!」(柏木選手)

「下げずに我慢しよう!」(槙野選手)

選手達の意欲的な声もまた、ハッキリと聞こえてきました

お昼の12時15分、

「各自10分間、調整して!そしたら上がるよ」(監督)

先週と同様、2日前のトレーニングは、そこまで負荷のかからないメニューで終了

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「うまいっすね!技術があるし、可能性を感じる。自分が蹴る必要?心配ない、全部任せる。新潟戦でも魅せてもらいたいね(スマイル)」

西川選手が太鼓判を押したのは、柏木選手のプレースキック精度です

練習終了前の10分調整では、阿部選手、李選手、興梠選手、槙野選手、梅崎選手、阪野選手らが、西川選手と加藤選手を相手にシュート練習を反復

そこに加わった柏木選手は、スタッフに”カベ役”として立ってもらい、フリーキックの感触を確かめます

味方を絡めたサイン&トリックプレーをテストする機会もありましたが、その中でも自身が蹴りこんだ直接シュートは、4本中2本という高確率でネットを揺らしました

「最近、練習していなかったし、年に1回ぐらいは決めたいと思っているので、そのための練習。試合であれだけ蹴れるかはわからないけど、良い感覚では蹴れた」

リーグ中断前も数多くのゴールを演出した司令塔は、冷静に語ります

――中断期間の手応えは?

「めっちゃあるかって言われたらそうでもないけど、後半戦走り切るためのキャンプはしてきたつもりなので、走り切るということと、今までやってきたことをプラスアルファでやっていければと思う。(シャープになったようだが)実際体重は落ちてないからわからないし、痩せたからどうっていうのは何もない」

――天皇杯の浦安戦では、2点目が決まるやいなや、後ろに向かって声を荒げていた光景が印象的です

「ああいう相手の時にチームとして悪くなるというところで、失点もしてたし、相手にあれだけパスを回されて悔しくないのかなと。あの時も俺がボールを取りに行って2点目が入ったけど、ああいう相手に対して前から行ける時に行かないといけないと思ったし、中途半端にボカしてるだけやったので、ちゃんとしようという話。叫んでいただけなので聞こえていたかはわからないけど」

――暑くてしんどいからこそ、11人がしっかりと同じイメージを共有すべきと

「行くところは行く、行かないところは行かないというメリハリをしっかりつけないといけないし、あの相手に対してもっとできることがあったんじゃないかという苛立ちだった。試合の中ではメリハリがしっかりできればと思う」

――攻撃では、原口選手の移籍に伴い、また違った組み合わせになりそうですが?

「完璧というわけじゃないと思うから、試合の中でより確実にしていかないといけないし、ドリブルという選択肢がひとつ減った分、コンビネーションを増やさないといけない。手応えはまだないけど、合わせていけばよりよくなると思う」

歴代選手を思い出しても、レッズの背番号8には、”これでもか”とサッカーを楽しむ姿がよく似合います

――プレーしていて楽しいのがこのサッカー。その気持ちを大切に?

「もちろん楽しむ気持ちを持ってプレーすることが勝利につながると思うし、そうなっていけばと思っている。色んなプレッシャーを感じるんじゃなくて、楽しむことを優先しながら勝つためのサッカーができればと思う」

――プレッシャーというところでは、首位であることをあまり意識しないことが大事?

「目の前の試合でしっかり戦っていくことが大事。あとは中断明けの初戦は大事だと思うので、新潟戦は難しい試合になると思うけど、しっかり勝つことで自信にもつながると思うので、良い試合ができたらと思う」

――新潟との対戦では、田中選手のハイプレスなどを考えても不用意なボールロストが命取りに

「新潟は良い守備をして良い攻撃ができるチーム。達也さんが引いている分、点決める選手がいないと思っているので、達也さんをできるだけ前でプレーさせないのと、バイタルエリアに入れられてもボールにしっかりプレス行けるようにしていくこと。攻撃では相手がプレッシャーに来てなかなか良いチャンスを作れないかもしれないけど、我慢していたら絶対にチャンスは来る」

――ワールドカップが終わりましたが?

「観ていてもちろん刺激は受けた。元々のレベルが違うけど、常に良いイメージを持ってプレーしたいし、楽しんでプレーしたい。ワールドカップに出るためにサッカーをやっているし、4年後は出られるように頑張りたい」

静かに燃える、浦和の太陽

その光に、歪みはありません

柏木選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

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