7月6日 「僕のことも考えてもらえるように」

れん どうもです

川崎戦から一夜明けての大原

いつもより多くの見学者が訪れました

きのうの悔しさから、居ても立ってもいられない方も、いたのかもしれません

厳しい暑さがさらに増したお昼の12時、それまで行われていた約50分間のミーティングを経てトレーニングはスタート20170706_121146-1とりかご、ジョギングといったリカバリー系メニューが約35分間に渡って行われました20170706_121937-1

「連戦は言い訳にできない」

練習後、西川選手は表情を引き締めます

「良い方向にチームを導いていきたいです。足りないのは楽しむこと」

”エンジョイ”、その空気を作れるのが、守護神の強み

「僕のところから変えていきたい。ポジティブな考えとプレーを見せれば、このチームは強くなる」

そして、

「1年が終わったときに一番上に立っていることを思い描いています」

V字回復を誓いました20170706_122750-1練習のシメに行われていた6分×2本のジョギングは、各選手が自身で走るペースを設定していました

メラメラとインターバル走を繰り返し、体中から熱気を発する那須選手

ゆーっくりと、何かを考え込みながら一歩一歩進む、森脇選手

確実な足取りの平川選手

皆それぞれでした

そういった中、鬼気迫るオーラで400メートルトラックを駆け抜けるマイケルジョンソンを彷彿とさせていたのは、伊藤選手20170706_122813-1◇◆◇伊藤選手◇◆◇

――素走りをしている最中はどんなことを考えていましたか?

「いやまぁでも、きのう僕は試合に出ていなかったので、でも、他の選手よりも試合に出ていないので、《きょうしっかりコンディションを上げるように》ときのうの結果が1対4という、浦和にとって本当に信じられない負け方、こんな大敗をしたのは僕が入団してから初めてだったんですけど、色んな気持ちがあるんですけどやっぱり、スタメンで出ている選手が、変な話ですがミスをすれば自分が試合に出られるチャンスが来ると思ってしまうのもあるし、チーム状況が悪い中で、順位が良くない悔しさというのもありますけど、《やっぱり悔しい》という感情を表に出してしまうと、自分でもあんまり調子が上がらないので、きょうは《誰にも言われずにひたすら走る》というのを意識して走ってました」

――やるせない思いというのが表情に出ている印象でした

「そうですね、凄いまあ・・何て言うんだろう・・・苛立たしいというか、そういう言い方をしてはダメだと思うんですけど、凄い自分にも腹が立つし、出ていない状況がこんなにも続いているとは自分でも思っていなかったので、非常に悔しいです。チーム状況も良くないので、チャンスが来ればという感じです」

――練習前のミーティングでは何を感じましたか?

「自分が出ていないのが現実ですし、きのうの試合のこととか色んな話があったんですけど、僕がどうこう思ったり言ったりしても、監督は試合に絡んでいる選手を中心に考えていると思うので、やっぱり僕も・・僕のことも考えてもらえるように、練習から良いプレーをして、試合で使ってもらえたときにどれだけインパクトを残せるかだと思っているので、だからもっと・・今、監督の頭の中に“僕”という選択肢はゼロだと思っているので、本当にその可能性を少しでも増やすために練習をしていますし、ミーティングでも悔しい思いをしながら聞いていますけど、本当に今はただ悔しいので、やるしかないと思っています。監督も凄い悔しい思いをしていると感じますし、選手それぞれ色んな想いはあると思いますけど、みんなが悔しくて、チームの雰囲気もそんなに良くないので、その中でのミーティングは色んな複雑な心境が選手によってはあったと思うので、まあでも・・・・、はい・・・・・」

――試合もそうですが、日頃のこのような練習からチームは出来上がっていくので。だからこそ、あしたからまた、伊藤選手が気迫を見せることによって、チームの力に。そこが監督の目にとまれば

「そうですね!今は本当にチームチームとなっていますけど、個人的には個人がどれだけ個で頑張って結果を残せるかも大事だと思っているので、今は本当にチームのため、個人のためにも頑張って行く感じです」

――色んなことを感じ、今は正解がわからないでしょうが、ひとつひとつが糧となるので。しっかり見させてもらいます。伊藤選手に期待してますよっ!

「はい!ありがとうございます!!(涼笑)頑張ります!!!(キリッ)」

インタビュー全容は、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます

では

RED A LIVE 2017.7.5 VS KAWASAKI FRONTALE

☆浦和レッズ戦を実況生中継画像_クラシスター東川口タイトル入り

等々力陸上競技場で行われる、「2017明治安田生命J1リーグ・第13節 川崎フロンターレ 対 浦和レッズ」の模様を実況生中継します。20170303_145703-2

RED A Live 2017
「 川崎フロンターレ 対 浦和レッズ  」
…7月5日(水)18:30~21:15(延長の場合あり)

20170704_130527-1提供/ポラスグループ20170704_125516-1

◇◆◇宇賀神選手◇◆◇
「コンディションもそこまで落ちていないなって感じていますし、離脱した時からはかなり状態も上がってきたなと感じています。逆に、ケガしてやっていなかった時の方が余裕をもって出来たりするので、そういう休養の部分ももっと上げられるかなと思いますが、徐々に上がってきたかなという風に思います。
まぁ、本当、この間の試合を上から見ていて、チームに足りないことだったりとか、今やらなければいけないことというのはある程度見えたと思っているので、それをピッチで表現したいなという風に思います。本当に簡単なことですが、声をかけ合ったりとか、やっぱり苦しい時間帯にどうしても今、失点していることが多いと思うので、そういうところの失点というのは、一人ひとりの集中力だったりとか、みんながサポート、一人ひとりをサポートするという気持ちが大切だと思うので、本当にポジショニング1歩分だったりとか、1回首を振るとか、そういう本当に簡単なことで必ず修正できるところだと思うので、そういうところはあした、特に、多分、いつもより守備の時間が長くなると思うので、そこがより大切かなと思っています。監督がどういうフォーメーションでやるかわかりませんが、今はフォーメーションだったりとか戦術ということより一人ひとりの戦うという気持ちの部分の方が大切かなと思っています。
今の川崎はより攻撃的で…というところと、今は凄いチームの調子も良さそうですし、前線からの切り替えの守備だったりというところは去年よりも研ぎ澄まされているなという感覚はあります。
出るかどうかわかりませんが、しっかりと良い準備をして、前節の勝利を良いものにつなげたいという風に思います」20170704_130039-1◇◆◇遠藤選手◇◆◇
「メンタル的にはまぁ、1個勝てたのはもちろんありますが、ただ、ここからというところがみんな一番のところだと思うので、内容的にもそこまで満足はしていないですし、失点は続いているので、そういう意味ではまた気を引き締めてやっていこうという、感じです。
ちょっとした失点のところの一人ひとりのポジショニングだったりとか、あと一歩寄せるところだったりとか、そういうところが最近足りていない部分だという話はミーティングであったので、そこら辺は当たり前ですが、毎試合、毎試合意識しなければいけないですし、あとはシンプルに戦うところ、切り替えだったり、球際だったり、走ることだったりというのは、そこはベースなので、そこは変えずにやっぱりやらなければいけないと思います。自分は広島戦はボランチだったので、次は後ろっぽいですが、周りを動かすところと自分はしっかり後ろになれば最後一番危ないところにいなければいけないと思うので、そこに入れることをきょうの練習では意識しました。ボールの動かし方でDFラインが4枚になることはもちろんありますし、そこら辺は臨機応変に、と言う感じです。
川崎はショートパスをしっかりつなぎながら、最後一番危ないところに入ってくるタイミングというのはすごく良いのかなと思うので、ずっと自分達が最近課題にしている部分というのをしっかり生かさないとやられる相手だと思うので、そういう意味ではまたやりがいのある相手とできると思うので、後ろはしっかり誰がどこをつかむのかとか、最後身体はって守れるようにしたいです。もちろん、特徴はわかっていますし、僚太だけではないですが、他の選手の特徴ももちろん何回もやっているので、わかっているつもりです。
連戦ですが、しっかり連勝していきたいともちろん思っていますし、やらなければいけないと思っているので、しっかり自分の良さというのは出していきながら、勝ち点3獲れるように頑張りたいと思います」20170704_133608-1Come On! REDS…18:00~18:28
REDS After The Match…22:00~23:55201603051909000・放送エリア以外でもサイマルラジオ(PC・スマートフォンなど)でお楽しみいただけます!!
・これに伴い、当日は番組編成を以下のように変更します。
18:00~18:28 Come On! REDS
18:30~21:15 RED A Live 2017(延長の場合あり)
22:00~23:55 REDS After The Match
以下の番組は短縮します
・イブニングパス(短縮 17:00~17:55)
以下の番組は休止します
・You’re The REDS
・有尾文也のアリオリズム
・金田爽のワクワクサワー
・ドラミュー・アゲイン

7月3日 「充分にチームとしてまだまだ“のびしろ”があるんじゃないかと」

どうもです

梅雨の晴れ間に炎天下

広島戦2日後、川崎戦2日前のきょう、練習は午前11時頃に始まりました

開始前には、約45分間のミーティングが行われ、試合における失点場面の映像を通じ、修正点が確認されたとのこと

見るのは辛いシーンであっても、向き合わなければいけない課題

勝ったあとだからこそ、チームで共有し、肝に銘じなければいけません

「人任せにしない」

主に監督は、そのように選手へ伝えたようです

以前、森脇選手も同じようにコメントしていました

本当に、大切なこと

次はどれだけ体現できるか

今後の行方を占うビッグマッチの結果に左右することでしょう20170703_111140-1 20170703_111153-1 20170703_111213-1 さて、練習メニューとしては、広島戦スタメン組のフィールドプレーヤーがボール回しやジョギングで軽めの調整

それ以外のメンバー(宇賀神選手含む)は8対8のハーフコートゲームで連携、試合勘を養いました

練習はお昼の12時頃に終了しています20170703_114404-1◇◆◇平川選手◇◆◇

――きょうも厳しい暑さの中でトレーニングを行いましたが、体調はいかがですか?

「きのうきょうは暑いんでね、体はキツイですけど、そんなかでね、きっちりやることで体も慣れてくると思うし、出てないメンバーがきっちり準備を続けていくということが、この夏、必ず大事になってくると思うので、続けたいと思います」

――広島戦、ベンチ入りして感じたこととしては?

「あの試合は本当にね、勝利できたことが全てで、内容としてはやっぱり課題の残る試合だったと思うし、そこですぐに川崎戦があるので、“練習”というわけにはいかないけど、きっちり頭の中でみんなで整理して整理しないといけないと思います。まあ、雰囲気という部分ではメンバーに入って試合に一緒に帯同していくという部分でわかりやすいと思うけど、みんな顔を上げて頑張っているし、気持ち入れてやれているので、本当に少しのことを修正していけば、充分にチームとしてまだまだ“のびしろ”があるんじゃないかと思います」

――少し前になりますが、高木選手がトップスピード対決(※6月9日の日記より)の感想として「本気出しているかわからない」と

「あー、(苦笑)ハハハハッ(ニコリ)」

――スペースを突かれて戻るという辛いときにも、平川選手のスピードは活きるのかと

「そうですね、自分なりの貢献の仕方があると思うし、イメージとしても根、自分が出たとしたらね、そういった部分、オフェンスだけでなくディフェンスの部分できっちりと戻れると思うし、そういったスピードを活かしてチームを救えるシーンというのをね、作りたいと思います」

――ちなみに、あの時は本気でした?

「いやっ、いつも本気ですよ!トシもね、速いし、スタート遅れたら先に行かれてしまうというイメージもあったから、トシだからこそ、良いスタートを切れたし、キッチリね、本気で走っていると思います(ニコリ)」

――本気かどうかわからない、動揺しているかわからない、疲れているかわからない・・・。表情に出さず、内に闘志を秘める平川選手のポーカーフェイスは相手にとっても嫌なのではないかと

「そうですね、夏は我慢比べだし、キツイ顔をしたりね、キツイ態度を取ればね、そこをチャンスと思って相手は突いてくると思うし、自分もね、相手がそういう態度を取っていれば、プレーをすれば、そこを攻めなければと思うし、お互い夏は“根性比べ”じゃないけど、どっちが我慢できるかだと思うのでね、そういう自分らしい良いところを出せたらと思います」

――川崎の特徴を踏まえた、次戦のポイントはいかがでしょうか?

「まあ、攻撃的なチームでね、コンビネーションが非常に良くてね、外だけでなく中のコンビネーションも良いし、かといって外からもあるという、非常に攻撃のパターンが多いチームだと思うので、今失点の多いチームがね、試される一戦になるんじゃないかと思います」

――平川さんのひとつひとつの洗練されたプレー、冷静さ、経験に基づいた対応力が次は必ず力になると信じて、楽しみにしています

「はい!(ニコリ)また、きっちり準備したいと思います!」

平川選手のインタビュー全容は、あすの〈You’re The REDS〉でおとどけします

では