カテゴリー別アーカイブ: トレーニング風景

5月10日 「キャプテンというプレッシャーの中で」&「このクラブのおかげ」

どうもです

名古屋戦から一夜

鳥栖戦3日前のきょう、練習は午前11時頃から始まり、名古屋戦スタメン組はクールダウン

それ以外のメンバーはスモールフィールドでのゲーム形式などで調整しました

◇◆◇柏木選手◇◆◇

――まだ連戦続いてという中で、体との会話もしながらだと思いますが、コンディションいかがですか?

「自分の中でしっかり調整してるつもりなんで、ルヴァンでみんなが頑張ってる姿を見て自分も刺激受けたし、自分も出られるか分からないっていう状況でもあると思うので自分で良いコンディション持ってって、自分が試合出たら自分がしっかり結果残すためにっていうのを心がけてて今、一週間探してるつもりではあります」

――責任感が、そのあたり…

「常に責任感持ってやってるつもりなんですけど、それが結果に出てないっていうのが自分の中で凄いもどかしいところではありますし、んー・・どういう風に持っていったら良いのかっていう、ちょっと自分の中で上手く行ってないっていうのがあるんで、何とか何かをきっかけにまた上手くいくように出来ていけたら良いなと思います」

――オリヴェイラさんになって、そこで手応えを感じているは部分でいかがですか?

「だんだんチームとしてボール持てる時間増えてきましたし、攻撃面も凄いメリハリある攻撃が出来てるっていうのはあるんで今チャンスも作れる時間が多くなったしボール持てる時間も多くなってるのはチームとしてもポジティブで、ただやっぱ、点を取れるときはポンポンっと取れる気がするけど取れなくなったときにもう一工夫いるなって、自分のとこでもしっかりそこでボールおさめたり、決定的な仕事するっていうのが出来てないのでそこがもどかしいとこではあるかなと…」

――ご自身意図を汲み取って、こういう彩り加えたりとかっていうイメージはいかがですか?

「そうですね、鹿島の時っていうのは基本的に4-4-2をベースに監督はしていて、まあ、前二人のカウンターというのが主流だったと思いますけど、どこかでボールが収まるっていうところと、そこからパスを出せるっていうところをやっぱり作らないと、そこがまずはうまくいかないのかなって感じているので、じぶんがそういうきっかけになれるように・・・。まあ前線でもちろんプレーに関わりたいけど、組み立てにもうまく関わりつつ、自分がタメを作って、攻撃の起点になれるようにやって行くことがチームが良くなるために必要なことなのかと感じているので、そこを意識してプレーしていけたらと思っています」

――きのうの試合もそうですし、練習でも色んな選手の意欲的な姿勢が見て取れますが、キャプテンの立場から見て・・・

「そうですね、ハードな練習をしている分、それで監督がしっかり一人ひとりの取り組みを見ていると思うので、逆にそのハードな練習が試合の結果につながってきていると思うので、コンスタントに試合に出ていた選手たちはは連戦の中でなかなか激しい練習が出来ていなかったので、“多くの練習をしていた組”が凄く良いパフォーマンスできているんじゃないかと感じているので、それに負けないように自分たちもやっていかないといけないし、切磋琢磨というか、そういう状況を作ってくれているんじゃないかと感じます」

――次は鳥栖戦

「鳥栖もうまくいっていないとはいえ、僕たちは守られたチームほどうまくいかないというところが今までもあると思うので、守られた中で多分、イバルボが出てくると思うので、そういうところのカウンターというのを気を付けなければいけないんですけど、やっぱ自分たちのボールを持つ時間を多くして、より最終的なパスとシュートの質というのを高めていくことができれば、勝てると思っているので、チームとしての勢いをもたらせるように、一人ひとりが戦って、僕はまあ、ゴールに関わるというのがもちろん仕事なんですけど、やっぱチームを勝たせるというのが一番の仕事だと思っているので、自分がどんなに悪いプレーをしようが、チームのために戦って、勝利に貢献できるようにしていきたいと思います」

――柏木選手にしかない発想などは必ず力に

「そうすね、自分ができていないのは凄いもどかしいですけど、チームがうまくいけばより自分のプレーができると信じているので、自信を持って、まずは『サッカーを楽しむ気持ちを忘れたらあかん』って自分の小学校時代の監督にも言われたので、『最近、笑顔が足りていない』と、はい。キャプテンというプレッシャーの中でサッカーをしていますけど、まずはサッカーを楽しむ、それが自分の良い結果につながると初心を忘れずにプレーしていけたらと思います」

――そしたらこちらも楽しくなるので

「はい!そういうふうになればと思っています」

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◇◆◇槙野選手◇◆◇

――きのうもディフェンダーとしてパーフェクトなプレー見せてくれて…

「守ることが仕事ですし、普段出てない選手達主体のメンバーではあるものの、後ろから良い支えになればいいかなと思って喝入れてました」

――ボールに関わらないところでもディフェンスライン上げてたりとか、ずっと見てるだけで…

「守るだけが仕事じゃないので、ボールのないところでの仕事もたくさんあるかなと思ってますけど(ニコリ)」

――今、オリヴェイラ監督になって、きのう初めて4バックで徐々に色が出てきましたけど、いかがですか?

「そうですね、監督の求めてる事っていうのもコミュニケーションの中でどんどん生まれてますし、全体のミーティングだとかビデオの分析の中でも、負けてる中でも学ぶものはたくさんありますし、オリヴェイライズムっていうのが徐々に見え始めてるんじゃないかなと思ってます」

――オリヴェイライズムって、槙野選手的に言うとどんなところがまず…

「全体的の守備意識っていうのはかなりはっきりしてますので、興梠選手を始め前線でゴールを決める選手達がファーストディフェンスをはっきりしてくれるおかげで、後ろの選手達の役割も定まってますので、そこら辺の全体のイメージとしてはやっぱり共通意識は持っていてやれてると思ってますので、次の課題はいかに良い守備から良い攻撃のところなので、次はたくさんゴールが生まれるバリエーションっていうのを増やしていかないといけないと思っています」

――意欲的で、楽しみが続いて…

「まぁチームとして個人として、プレーの幅が広がりますのでまた新しい監督が来たっていう意味ではチームとしては良い方向に進むんじゃないかなと思ってます」

――1日早いですけど、おめでとうございます。

「ありがとうございます!」

――またひとつ歳を重ねて…

「気付いたら31で、僕がプロ始めた時に30歳超えてた選手達が凄いおじさんのイメージがありましたんでいつでもフレッシュな下の世代に負けられないような元気と運動量を持って活発に走り回りたいなと思っています」

――何でこんな成長も続けられて若々しくというか…

「上には上がいますんで、Jリーグを代表する三浦知良選手が年になってもサッカー上手くなりたいとか『試合に飢えてる』だとかっていうコメントをよくしてますけど、本当に30代の僕ではあるもののまだまだやっぱり若い選手に負けられないし、もっとサッカー上手くなりたいし、年々サッカーが大好きになってますので、≪このクラブのおかげかな≫って思ってますので、一日でも多く皆さんに勝ちと笑顔を届けられればと思います」

――このクラブのおかげ

「このクラブに来てよりプレーの幅も広がること出来たし、サッカーの考え方も変わったし僕においては、この浦和レッズに来たことっていうのが大きな変化でもありましたので、本当にクラブスタッフ、選手始めサポーターの皆さんには感謝しきれませんので本当に一年一年成長させてもらってるなと思ってます」

――その成長をまずは最初の試合が鳥栖戦で先ほど守備からっていうお話もありましたが、今度は攻撃の部分でも相手の守備を打ち崩す

「僕ら後ろの選手達は我慢強く守るのが仕事でありますので、あとは前線の選手達をサポートするだけだと思ってますので、とにかく興梠選手を始め前の選手達には非常にクオリティ高い選手揃ってますので、しっかり後ろで守って前の選手達をサポートできればと思ってます」

――このあとも大事な大会などありますが、良い1年になるように改めて抱負をお願いします

「もう怪我なくっていうのはありますけど、何よりやっぱサッカーを楽しむ姿勢を持って頑張ります、走ります!(シャキッ)」

柏木選手と槙野選手インタビューは、このあと23時からの<You’re The REDS>でもお聴きいただけます

では

 

5月3日 「若返ってるような、そんな気持ちで」

どうもです

川崎での勝利から一夜

雨上がりの晴天、蒸し暑さが夏を連想させる大原での練習は、午前11時始まりました

きのうの試合に長時間出場した選手はクールダウン

それ以外のメンバーは、ゲーム形式などで精力的に汗を流しました20180503_115426-◇◆◇平川選手◇◆◇ ※現在は別メニュー調整中

――花粉症がそろそろ止む時期かなと思って聞いてほしいんですけど、いかがですか?

「大丈夫です」

――怪我の方はどうですか?

「順調に回復してるんで、もう少しかなってところです」

――そして、2日遅れではございますが、お誕生日おめでとうございます。

「ありがとうございます」

――お気持ちはいかがですか?

「そうですね、毎年一つずつ増えていきますけど本当に気持ちも体も年齢が若返ってるような、そんな気持ちで非常に充実した日々を送れてるなっていう感覚はあります」

――どういうところから若返る感覚が

「やっぱり、一つは非常に若い選手達が毎年入ってくるのに、一緒になってプレーできてるっていうのは、凄い刺激を受けるし、そういう選手達と一緒にやってるっていうのは、非常に楽しいんで、そういう感じかもしれないです」

――そういう中でご自身の良さも出せると、自信がつくと共に

「そうですね、練習の中でやっぱり手応え感じてたり、この間の仙台戦も久しぶりに出ましたけど、そういう中でも90分動くっていう部分、貢献できるっていう部分で手応えも感じてたんで、また怪我を治してやっていきたいと思います」

――あそこで結構きつくなって、っていう怪我だったのですか?

「その辺で張りを感じてからのっていう部分があるんでしっかりまずは治して、また練習参加できるようしっかりやっていきたいです。とにかく自分の中でのやっぱり久々だったし今年最初っていうのもありましたけど90分プレーできたことと勝利できたこと、これが本当に嬉しかったです」

――それがサッカー選手の醍醐味っていうか

「そうですね」

――年齢的な話に毎年なりますけど

「思ってる以上に体力だったりっていう部分は続けていけばそれなりに落ちないなっっていう感覚は持ってやれてますね」

――オリヴェイラさんとの出会いというのも良い刺激というか、また学ぶ意味でも…

「そうですね、必ずこういった、監督が変わるときっていうのはまた新たに学ぶ事は非常に多くあると思うんで、また刺激を受けながら日々充実したトレーニングしていけるようにいろんなこと吸収していきたいなと思います」

――次の試合に出たときの平川選手を楽しみにしてるので、まずは怪我を治していただければと思います。改めまして、お誕生日おめでとうございます。

「ありがとうございます(ニコリ)」

平川選手のインタビューは、このあと23時からの<You’re The REDS>でもお聴きいただけます

では

4月26日 「僕に相談してくれた方でもあるので」&「僕のことを知っててくれてたのは、凄い率直に嬉しかったです」

どうもです

柏戦から一夜明け、湘南戦を2日後に控えたきょう、練習は午前10時過ぎに始まりました20180426_105217-きのうの試合に長時間出場した選手はクールダウン

それ以外のメンバーはウォームアップ後、オリヴェイラ監督が指導するゲーム形式へと移ります

エリアは4分の1コート、使うゴールは正規サイズでのキーパーを含めた3対3

ゴールの両脇と両サイドのタッチラインにはそれぞれフリーマンがいました

「囲んでいる6人をしっかり使う。ドリブルばかりじゃない。目的はシュートだから」(監督)

少人数でのゲームは、一瞬でもスキを見せれば即シュートチャンス、切り替えが遅ければ即ピンチ

フリーマンがいることでボールはラインを簡単には割らず

常に緊張感が伴います20180426_110015-学校でよく聞くような音色の、コルク入りホイッスルを駆使する指揮官

時に、「聞いて聞いて!」と選手たちに集中を促し、

「外(フリーマン)に出したあと、もう一人の味方はリターンを受けるだけじゃなく、しっかりと飛び出して。そういうことを考えながらより良いゲームをしよう!」

味方からのパスを受ける振りをしてスルーし、その先のフリーマンにボールを任せているタイミングに、”次にボールをもらうためのフリーラン”のような動きも求められていました

「もらえるようにサポートの準備!」

リカバリー組の多くの選手たちはそのままピッチに残り、意欲的な姿勢で全体練習の光景に視線を送ります

強度の高いゲームは、エネルギッシュそのもの

中でも山田直輝選手は、キレ味と力強さの伴うプレーを随所に披露します

キビキビとした走り、パワーのあるシュート、意表を突くボールタッチ・・・

小野伸二選手にも同様の印象を受けますが、練習での何気ないボールタッチを見ているだけでもワクワクさせてくれる、稀な選手です

「サッカーで呼吸する街」とは就任会見での監督のコメント

”浦和のハート”、その鼓動は、必要不可欠な要素です

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午前11時32分、ゲーム終了のホイッスルと共に、監督を含めたコーチングスタッフは選手たちへ大きな拍手

「ナイストレーニング!」

それはもう、清々しい一幕でした

大事なのは本番ですし、時間はかかるでしょうが、このようなトレーニングを地道に取り組んでいけば、≪いずれ実を結ぶはずだ≫と信じたくなります

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◇◆◇遠藤選手◇◆◇

――きのう、オリヴェイラ監督の初戦でしたが、そこで得られたものってどう感じてますか?

「まだ1試合目なのであんまり何か変わったわけではないので、大槻さんが良い流れを作ってくれたので、その流れのまましっかり勝ち点3を取りに行くっていう姿勢を見せてたんですけど、結果が伴わなかったんでそこは残念でした」

――求められてることとか、遠藤選手が個人的に言われてることとかありますか?

「特にないですね。あんまり個人的に話してないですけど、チームとしてしっかり戦うところ、そこは要求されてますけど」

――そこは大槻さんと変わらず

「そうですね、サッカーのベースだと思うしそこはどの監督も言うとは思います」

――ボランチでのプレーっていうところで、今意識してることなどいかがですか?

「ポジションが1個前に上がることによって、やっぱり攻守に関わらないといけないので基本的にはもちろん守備をする…そのリスクマネージメントだったり前線で体を張るっていうところで意識はしてますけど、やっぱり前にいかに関わるかっていうところは、ここ最近の試合で感じてるところですね」

――その辺、やっぱり楽しいですか?

「すごい楽しいってわけじゃないですけど、充実はしてますし、そのボランチで、間で受けてその中盤でディフェンスラインと前の選手とのつなぎ目になるっていうところは面白さがあるし、良さはまた1個前で出せると思いますけど…」

――次、湘南戦ですけど、そのあたりでいかがですか?

「個人的にはお世話になったクラブなので凄く楽しみな気持ちで今はいますけど、負けたくない相手でもありますし自分の良さをしっかり出してやっていきたいです。湘南はここ数年、J1とJ2にいるチームですけど個人的にはすごく手強い相手ですし、どういう戦い方をしてくるのか分かるからこそ、しっかり戦わなきゃいけないっていうところも分かるし、あまり昇格組っていうことは考えずにやっていきたいです」

――梅﨑選手との対戦っていうところでは…?

「それも凄く楽しみですし、僕に相談してくれた方でもあるので…まぁ久々に会えるのをまずは楽しみにしてます(ニコリ)」

――レッズと湘南のつながりが年を追うごとに

「そうですね、そういう関係性があるのはすごく良いことでもあると思うし、そこは別に僕が口を挟むところじゃないですけど、良い関係を続けていければいいと思いますけど」

――戦うところっていうのは湘南でももよく言われていたこと

「そこはやっぱりベースですし、自分も湘南でプロ最初入ってそういう基本的な部分から凄く学ばさせてもらったので、次の試合もそういう部分でどっちが勝てるかっていう試合になると思います」20180426_114500--◇◆◇山田直輝選手◇◆◇

――結びには「ナイストレーニング」って声がかかって、凄い緊張感…あと持続性も求められてて、単純なようだけど興味深いトレーニングでした

「そうですね、インテンシティを高くトレーニングして欲しいという声もあったので、良い雰囲気で出来たと思います」

――やっぱライン沿いにフリーマンがいたりすると、プレーが途切れないから常にその辺は…

「そうですね、多分そういう意図があってっていうルール構成でやってくれたと思うのできつかったですけど楽しかったです(ニコリ)」

――きつい中でも、山田選手のプレーはちゃんとボールに力が伝わっている感じがしました

「そうですね、やっぱりもう、ゴールが近い練習だったのでゴールを取るっていうトレーニングをしました。表現するためにみんな疲れてましたけど全力でやってたと思います(ニコリ)」

――オリヴェイラさんの印象っていかがですか?

「そうですね、まだあんまり時間が経ってなくて「全てを変えるのはリスクだ」ってことも言ってましたし、少しずつってことなので、まだ全ては分からないですけど、凄い熱い監督だと思います」

――オリヴェイラ監督は記者会見で「山田」って名前挙げて、「既に知っている選手」だっておっしゃってました

「そうですね、僕のことを知っててくれてたのは、凄い率直に嬉しかったですし(ニコリ)一緒にプレーっていうか指導はしてもらったことないですけど、これからいろいろ教えてもらって、もっともっと自分が上手くなれる、強くなれるように、色々と吸収していきたいと思っています」

――今監督も変わってっていう中で、心境っていうのはいかがですか?

「そうですね、ゼロからスタートになると思いますし、でもシーズン中なのでしっかり勝ち点も取っていかないといけないと思うので、一人一人がしっかり自分の出来ることをやる事が大切かなと思います」

――ご自身が入った時、どんなプレーをするイメージですか?

「90分間チームのために走るところ見せたいなと思います」

――今の一言、久々に聞いたので懐かしく感じました

「ハハハ(笑)」

――いつもそう言ってくれるので…で、オリヴェイラさんの知ってる山田直輝選手から、またさらに成長するきっかけを与えてくれたという湘南だと思います。っていうところで、次の対戦はいかがですか?

「楽しみっていうのが一番大きいですね」

――湘南も楽しみ

「そうですね、湘南のやるサッカーっていうのはずっと前から変わってないので、そのサッカーを見て感じながらプレーできたらいいなと思います」

――そのあたりでまた湘南で成長した部分とかっていうのをどう見せてくれるかっていうのは本当に・・・レッズのホームスタジアムで今年はまだなかなか…っていうところもご自身、あると思いますが…

「そうですね、試合に出るためには出来ることをやるしかないんで…まぁ中2日できょうも1日終わったので、あしたしっかり準備をしてチャンスがあれば、自分の出来ることを精一杯やろうと思います」

――レッズ対ベルマーレっていうところで、注目ポイントなど…両チームを知る分どうですか?

「どうですかね、【とにかくプレッシャーをかけたいチーム】対【ボールを保持して崩していきたいチーム】との戦いになると思うので、どっちがより自分達らしい結果を出せるかなっていうところかなと思います」

――両方出来る山田直輝選手がやっぱりキーマン…

「そうですね!まぁ両方出来るか分かんないですけど(苦笑)出来ることはやりたいと思います」

――あともうひとつ、梅﨑選手とこういう形でまた再会するっていうのはどうですか?

「そうですね、やっぱ楽しみっていうか楽しみしかないですけど、ピッチ上で、ピッチ外じゃなくて、ピッチ上で!ボールとボールで語り合えたら良いなと思います(ニコリ)」

――すごい楽しみになりました。期待してます!

「ありがとうございます!」

遠藤選手と山田直輝選手のインタビューは、このあと23時からの<You’re The REDS>再放送でもお聴きいただけます

では

 

4月19日 「レッズを変えてくれるんじゃないかなと思います」&「僕たちがやられて嫌だったことっていうのがやれれば」&「監督と試合するのではなくて」

どうもです

吹田での初勝利から一夜明け、札幌戦2日前のきょう、練習は午後1時45分過ぎに始まりました

きのうの試合に長時間出場した選手はクールダウン

宇賀神選手とマウリシオ選手は、ジョギングや細かいステップからのダッシュで調整

ステップワークで軽快な動きを見せる守備の要には、

「良いね、マウリシオ!さすがサンバのリズム!」(宇賀神選手)20180419_141809-それ以外のメンバーは、数的不利な状況での連動した”寄せ”でプレスをかけるミニゲーム、アタッキングサードにボールが入ってからの攻守における連携確認、5対5のゲーム形式

さらにはセンタリングシュートで精力的に汗を流しました

全体練習は午後3時頃に終了しています

20180419_141553-

大槻監督としての現体制では最後の公開練習でした

「ニュートラルからガチっと潰して!」

「センターバックは持ち出しからのゲームコントローラー」

「強度を上げて!」

「慎三、横にドライブ!」

「押し出せもっと!」

「幅取れ!幅!!」

ひとつひとつのフレーズにインパクトがあり、それらの口調がハッキリとしていることで、メッセージは耳と頭と心に残ります

覚悟を決めた男の潔さでしょうか

話し方、言葉の選び方で、”伝わり方”がここまで変わるものだということを改めて学ばせてもらいましたし、驚かされました

いずれまた、レッズランドでほぼ毎月開催されている、〔大人のためのサッカークリニック〕にもヘッドコーチとして大槻監督が登場する機会があるでしょうから、その日が待ち遠しいです

その前に、もう1勝

共に掴みましょう20180419_142911-◇◆◇興梠選手◇◆◇

――きのうの試合を見て感じたことっていかがですか?

「みんながハードワークしてて、良い試合だったと思います」

――そういう中で、ご自身が活かせるようなこととかも感じられたのではないですか?

「監督が変わって誰が出るかわかんない状況なので、みんながアピールしてるので、自分も引き続きアピールできたら良いのかなと思います」

――プレー面で、今このチームの良くなってる手応えをどのあたりで感じますか?

「切り替えだったり、さっきも言ったようにハードワークだったり、一人一人が一対一で負けてないっていうのが強みだと思うし、良い距離感で試合が出来てるのかなという気がします」

――仙台戦のあと「もう一点取れないのがこのチームの現状だなと」…で、この間は追加点というのも奪えて、徐々にそこも

「そうですね、でも楽な試合がないので3点目たたみかけるような得点っていうのが必要なのかなって気がしますね」

――連戦の中、コンディショニングとかで気をつけてるところっていかがですか?

「怪我しないことがもちろん前提ですし、膝の具合があんまり良くないので、個人的にもどうしたら治るのか少しわかんないですけど…膝と相談しながらやっていくつもりですけど…」

――相手のマークは厳しいですから、“エースの宿命”というか…

「そうですね、激しく来る分、味方が空いてくるので、そこを上手く使えれば良い試合ができるのかなと思います」

――次、札幌戦ですが監督もミハイロさん…

「そうですね、非常に複雑な感じなんですけど(苦笑)でも、やるからには勝ち点3を取りに行かないといけないと思うし、個人的にはすごい楽しみな試合です」

――ずっとやってたサッカーと対戦することで、その攻略法とかもイメージできる部分はあるのではないですか?

「そうですね、個人的には後ろから前からドンドン嵌めていって、相手と同じフォーメーションで嵌めても良いのかなって気はしますけど、それは監督が決めることなので監督と相談し合ってやっていけたらいいなと思います」

――今、監督の話出ましたが、かつて一緒のチームで…という存在の就任がきょう発表されましたけど、心境はいかがですか?

「まさかこんなとこでやるとは思わなかったですけど(ニコリ)でも、8年前ぐらいなんでまた監督のサッカースタイルっていうのも多分変わってると思うし非常に楽しみです」

――当時を思い起こして、今活きてることとか、そういうので浮かぶことっていかがですか?

「どうですかね、でも、オリヴェイラ監督になってから鹿島で自分も試合に出られるようになったんで、そういう意味ではいいイメージはありますけど、でも非常にミーティングが長いのと練習がきつい(苦笑)それは変わってて欲しいと思いますけど…(笑)」

――言葉とかで個人的にかけられた声って?

「特にそういうのは、あんまり言わないような監督だったりしますけどね。でも鹿島でも3連覇したり実力はあると思いますので、レッズを変えてくれるんじゃないかなと思います」

――ホームでのゴール続いてるんで期待してます

「頑張ります。ありがとうございます」20180419_135527-

◇◆◇武藤選手◇◆◇

――フレッシュな気持ちで臨めそうですか?一試合お休みで…

「そうですね!きのうはメンバーに入らなかったんで、しっかり休息をとって札幌戦に向けて良い準備をしてるので試合でしっかり走りきりたいと思います」

――今、心がけてることってコンディショニングとかでどうですか?

「この連戦なのでとにかく試合をしたらリカバリーすることが大事だと思いますし、大槻さんからも、とにかく良い回復っていうことをずっと言われてるので、試合に向けて良い準備して戦うだけかなと思います」

――きょうも非常に活気があって、トレーニングの雰囲気…

「大槻さんは、すごく練習の中から、こう盛り上げてくれるので選手も凄く乗っかっていってるというか良い雰囲気で練習できてると思うので、試合で勝ってるっていうこともありますし、さらにこの雰囲気をつなげていけるようにまた勝っていけたらなと思います」

――きょうの練習中、「ボックスアウトの動きがこの2週間の一番の良くなったところなんじゃないか」って大槻監督が言ってましたが、その辺りをどう捉えるかっていうのを教えていただきたいのですが

「やはり、ボックスアウトの部分は、大槻さんが就任してからすごく言ってますし、でもなかなか勝てないと点を決められたくないので、みんなゴール前でこう、その場に留まってしまうというか、少し腰が引けてしまうような形が多かったんで、今はボールが、相手が下げればドンドン前に全体で押し上げていると思いますし、そういうところから失点が減ってきた部分だったり、最後に球際に行ってブロックできるようなシーンが増えてるんじゃないかなと思います」

――きのう、武富選手も点取って、刺激というか…

「そうですね、やはり前の選手っていうのはゴール決めて持ってくと思いますし、そこで競争っていうのが出てくると思うので僕ももっともっと点を獲りたいと思いますし、みんなに負けないようにチームを助けられるようにゴール決めたいなっていうふうに思っています」

――次の札幌戦はどんなお気持ちで?

「そうですね、札幌もすごく調子が良いチームですし、僕たちもホームでさらに連勝っていうのを伸ばしていきたいと思いますので、しっかりとしたゲームを見せなきゃいけないですし、やはり監督がミシャということで、多くの選手が気合いが入る一戦なんじゃないかなと思います」

――あのサッカーとどう対峙するかって、どう頭の中で浮かべながら…

「そうですね、僕はミシャで3年間やってきましたけど、良いとこ悪いとこっていうのはある程度分かってると思いますし、僕たちがやられて嫌だったことっていうのがやれれば良いんじゃないかと思うので、その辺はチームでミーティングをしながらどうやって戦っていくかっていうのはここから決まっていくと思います」

――そこに大槻さんの分析も加わったから、より…

「そうですね、大槻さんもレッズにいたのでミシャのサッカーっていうのはずっと見てきたと思うので、色んな事考えてると思うのでその辺を選手がしっかり大槻さんの作戦というか戦術に対して貢献できたらいいなと思います」

――今年の札幌は好調ですけど、どのようにそのあたり見ていますか?

「やはりミシャサッカーっていうのが随分浸透してるんじゃないかなと思うので凄くシュート数も多いって聞いてますし、ゴールをたくさん取ってると思うので、その辺がミシャのサッカーだと思うので、しっかり相手を自由にさせないこと僕たちが今戦いに出る部分だったり攻守においての切り替えだったりっていうところが出せれば良いかなと思います」

――ミハイロさんとの出会いがなかったらって考えると…

「そうですね、やはり僕は浦和に来てミシャに出会ってサッカー選手で輝かせてもらったというか、自分自身もすごく自信を付けてもらえたので凄く感謝してますし、今となっては敵同士なので、自分の良いプレーを見せれるように恩返しの気持ちでしっかり頑張りたいなと思います」

――監督が新しく発表されましたけど、かつて対戦した経験での印象など、何かあれば…

「2011年は僕が1年目なので、正直印象は何もないんですけど、でも鹿島で優勝のタイトルっていうのを獲ってきてると思うので、凄く名将っていうイメージはありますし、興梠さんから『凄く厳しい』っていうふうに『練習もミニゲームも凄く厳しいというか、細かい』というかって聞いてるのでそういうところでしっかりついていってというか、監督のサッカーがやっぱ表現できるのが一番だと思うので、楽しみだなと思います。ミーティングが長いというのは、それだけサッカーに対してしっかりとした考えがあるからこそだとは思うので、その辺を吸収できたらなと思います」

――勝者のメンタリティーというか優勝のタイトルを持ってる人

「そうですね、そういうところであったり日本で経験してるっていうのも凄く大きいことだと思うので、どういうサッカーをするか僕はそんなに詳しく分かりませんけど、早く一緒にやれるのが楽しみだと思います」

――まずは2日後、恩返しゴールを期待してます

「そうですね、自分自身もそういう気持ちが入るのでホームですし勝利のためにゴールを決められたらなと思います!」20180419_135846-◇◆◇長澤選手◇◆◇

――今、勝利が重なってきてますけど、どのあたりに手応え感じてますか?

「そうですね、本当になかなかこう上手くいかないところからずっとみんなで我慢してチーム一丸となって戦ってるから、こうやって勝利できてると思います」

――そこに大槻監督の手腕というか、それも大きいかと思うのですが

「監督は凄く分かりやすく、明確に選手にやってほしいことを伝えますし、チームとしてこういうふうにやろうっていうのは明確になってるんで、そういう意味では選手としてはやりやすくやらせてもらってます」

――特に強調されてる部分ってどこですか?

「本当に球際だったり、戦う姿勢だったり、当たり前のことですけど、そういうところが本当に試合の勝敗を分けるとことだと思うので、そこは全員で意識してやれてるかなっていうふうに思います」

――そこはまさしく長澤選手の持ち味であるとも思うのですが、求められてることなどで、何を意識してますか?

「中盤の前目から真ん中の方に変わって、また仕事も変わってるんですけど、本当に求められてることは変わらずにしっかりとボールを動かすことだったり、攻守において戦うっていうところが求められてるかなっていうふうに思います」

――頭も使うし体の面でも今、連戦が続いててっていう中で心がけてることっていかがですか?

「当たり前ですけど、しっかりと試合にむけて試合じゃない日にしっかり準備をするっていうことは監督も全員に言ってますし、全員統一してそこはしっかりとやれてると思うのでコンディションは全員が良い状態でいられてるかなっていうふうに思います」

――次は札幌との一戦ですが、どのようなお気持ちですか?

「そうですね、札幌はミシャ監督…僕たちも凄くお世話になった監督ですし、凄くしっかりと勝ってる強いチームなんですけど、相手に対して自分たちがやれる事っていうのを明確にできてますし、良い準備して試合に臨めればいいかなと思います」

――よく知るサッカーに対して、どういうところが鍵になりそうですか?

「どんな相手に対してもやっぱり戦うところが大切かなっていうふうに思います。お世話になった監督ですし、対戦は楽しみですけど監督と試合するのではなくて選手と試合をするのでそこの部分はもう勝負なんでそこはあんまり関係ないです」

――ホームでの勝利が今続いてますし、意気込みをお願いします。

「良い流れで来られているのは嬉しいですけど、目の前の試合に向けてフォーカスして戦うってことにチーム一丸となって取り組みたいなと思います」

――もうひとつ。オリヴェイラ監督の就任が発表されましたが

「あんまり監督の時の試合とかは見たことないのでわからないですけど、やっぱりJリーグでああやって凄い結果を残した監督なので、またこう体制が変わるということだと思うのですけど、頭を切り換えてまたチーム一丸となってやれたらいいのかなと思います」

興梠選手、武藤選手、長澤選手のインタビューはこのあと23時からの<You’re The REDS>再放送でもお聴きいただけます

では

 

4月12日 「これからも何歳になってもぶれずに」&「まだ誰一人満足はしていない」

どうもです

神戸での劇的勝利から一夜

大原での練習は午後1時30分頃にはじまり、軽めの調整が行われました

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◇◆◇菊池選手◇◆◇

――おめでとうございます。キャリアとして27歳って、何でも出来て、経験も積んでっていう時期に差し掛かってきたと思いますが、いかがですか?

「そうですね、本当にもう選手としても、人としてももう大人ですし、そういう行動だったりプレーだったり見せていかないといけない年齢なんで、やっぱり若い選手だったりが自分を見てやらなきゃなと思ったりとか思ってもらえるようなっていうとおかしいですけど、思えるような選手になるってのは大事なことですし、自分もそういう選手を見て育ってきてるんでそこに少しでも近づけるように頑張っていきたいなと思います」

――歯を食いしばってがむしゃらにボールを追いかける姿勢など、10代にも負けないぐらいのそのひたむきさを感じます

「どうですかね(苦笑)そこはもう自分の軸っていうか若いときからそれはもう変えちゃいけないってずっと思ってやってきてるので。そこはもう自分の中では当たり前というかやるべきことなんで、そこはもう本当にこれからも何歳になってもぶれずにやっていけたらいいなと思います」

――何か、上向きながら鼻を気にしてる場面を最近よく目にしますが、やはり花粉が?

「結構きついっすね、でも点鼻薬…すーすーするやつがないと生きていけないような状態なんで、でもサッカーしているときは通るので常にサッカーしてたいなっていう気持ちです」

――普通の花粉症に悩んでる大人からするとそんな中あんな走っていって本当パワーもらえるんで(笑)

「そうですか(笑)でもサッカーやってるときは通ってるんで問題ないです」

――次もいいクロスをどんどん通してもらえれればと思います

「頑張ります」20180412_144022-

◇◆◇西川選手◇◆◇

――2連勝。昨晩は眠れましたか?

「そうですね。次にすぐ試合があるので、そこは切り替えながらと思ってたので日曜日の試合にいい準備をしようと心がけてます」

――勝ってる方がむしろ引きずらずに次へ臨めるいいリズムが…

「いや、どちらかというと勝っても負けてもやる時はやるし切り替えは凄く出来る方ではあるので、すぐ試合後に自分たちの試合を一回振り返って反省点っていうのをしっかりと見ながら次につなげたいなと思ってます」

――きのうの試合でまた得られたものっていかがですか?

「今、こういう勝ち方が出来るってのは一つ、自分たちで自分たちの壁をひとつクリアできたんじゃないかなと思いますし、まだ誰一人満足はしていないのでもっともっと上を目指すはやっぱり広島を追っていかないといけないですし、最後には超えるという意識で1試合1試合戦っていきたいなと思います」

――中断期間の時に大学生と練習試合したじゃないですか、あの時の西川選手の様子っていうのが今まであまり見たことがない雰囲気でした。相当深刻な印象を受けていたので、でもやっぱりまた這い上がるんだなっていうのが今感じられて…

「チームの雰囲気も察した上で自分もそこに対応していかなければならないと思ってますし、合わせる時っていうのは大事だと思いますし、基本的にやっぱりポジティブな風っていうのを自分自身は吹き込んでいきたいなと思っているので明るく元気よくどんな状況であろうがこれ以上に厳しい経験っていうのは過去にはやっぱりありますしそれに比べると自分たちの立ち位置っていうのはすごい難しくはないと思ってるので、経験をあえてしっかりと這い上がるっていうところを全員で見せていけたらなと思います」

――普段、笑顔の西川選手がきりっとした表情になると、周りもやばいんだなって察して、逆の意味でポジティブなものが周りに行き渡るんだなっていうのを見させてもらった気がします。実際、フィールドプレイヤーも西川選手のそういう様子を見て…と話してました…

「はい、そうですね。自分がやっぱり引っ張っていくっていう意識でしっかりとプレーしていきたいですし、やるべきときやらないときオンオフをはっきりしながら練習ではとにかくこだわりながら追求してやっていければなと思います」

――大槻監督が練習でよく“後ろからの声、アナウンス”って言ってると思いますが、そのあたり含めて良くなっている要素って全体的にいかがですか?

「練習の雰囲気っていうのは本当に変わったと思いますし、ピリっとしながら監督の指示を聞くとこはしっかり聞きながら、そこはメリハリ感がすごい出てるなっていう風に思いますし、とにかくゲームでも声が出だしたというか全員がやっぱり出すっていうところは意識してやれてるんじゃないかなと思います」

――次はサポーターも声をたくさん出してくれるホームゲームですけれども清水との一戦で大事な部分、ポイントどう捉えてらっしゃいますか?

「勝てば勝ち点でも追いつくことが出来ると思うので継続ですね。この試合の入り、終わり方っていうのをこだわりながらやっていきたいですし、相手は高さもあったりパワープレイっていうところでもあるのでそうさせる前に試合を決定づける自分たちの戦いが出来ればなと思います。」

――試合後のオーロラビジョンを含めてのレッズワンダーランドなんだなと、この間のあの風景すごい安心したというか…

「久しぶりにホームで唄うことも出来ましたし、喜びを共有することが出来たので次もそういう風に出来るようにホームで勝たなければお客さんもなかなか増えないと思いますしとにかく勝つことが一番本当に大事だと思ってるんで、そのためには良い準備をしていきたいと思います。(ナイスシャットアウト)それを続けて①が付いたので、しっかりと二個三個と増やせるようにやっていければなと思います」

――西川選手がそういうこと出来る選手だと信じて応援してるので、これからもよろしくお願いします

「よろしくお願いします。頑張りますよ~!ありがとうございました(スマイル)」

菊池選手と西川選手のインタビューは、このあと23時からの<You’re The REDS>でもお聴きいただけます

では

4月2日 「みんなで乗り越えていかなければいけない」

どうもです

磐田戦から一夜明け、大槻監督が暫定的に指揮を執ることが発表されたきょう、練習は予定より少し遅れて午前10時20分頃に始まりました20180402_104105-きのうの試合にスタメン出場した選手たちは、とりかごやジョグなど、池田コーチの指示を受けながらクールダウンで調整

それ以外の選手たちはウォームアップ後、大槻監督のもとで基礎練習やパス&コントロール、ステップワークなど様々なメニューに取り掛かります20180402_103940-午前10時50分、変則的4対2を実施

フットサルコートほどのグリッドで、ハーフラインを隔てて2(オフェンス)対1(ディフェンス)と2対1(同様)、二つの状況ができます

「強い強度で!」(大槻監督)

2人で横パスをつなぐところからスタートし、それに対する1人の寄せをいなし、ハーフラインより前の選手へ縦パス

そこでまた2対1が生まれ、ミニゴールへ流し込み、フィニッシュ20180402_104850-「行くか行かないか、ギリギリのところまで我慢して」(大槻監督)

数的不利な状況でディフェンスがいかに効率的なプレッシャーをかけられるか

そのためにも、ライン後ろで待ち構えるもう一人のディフェンダーが効果的な「アナウンスをして!」(大槻監督)

ハッキリとした声が響き渡っていました20180402_105122-午前11時5分、縦はハーフコート、横はペナ幅、ラインズマン有での7対7へと移ります

「ボックスの縦関係」、「ユニットのチャンネル」(大槻監督)

全体の距離感、フィールドプレーヤー全体としてのアップダウン、あらゆるシチュエーションにおける細かなポジショニングなどについて、きちっとしたアンテナを張った局面把握が促されていました

時には「こういう時には何が必要?」と監督から選手に問いかける一幕も

ゲーム中には、「ポジション修正がルーズ!」、「ディフェンスで寄せる時は後ろから声でハッキリとGO!を」20180402_110358-

堀さんが指揮を執っていた時の公開練習では、監督にもかかわらず選手への指摘や指導に、どこか遠慮のある印象を受けていました

きょう、そういった雰囲気は感じられず

「裏へのアクションがないな!」

「おい拓也!寄せろよもっと」

もちろん、ダメ出しだけでなく、具体的な方法も示します

「(守備の)まず行こう!行けない時は後ろからの声でオーガナイズ!」

良かったところも見逃しません

「モリ、今のは切り替えは良かった!大事だよ!」、「モリ、良い声だね!」20180402_112523-午前11時25分からは、センタリングシュートを反復

「一回一回のスプリントに強度を出して!」、「プルバック!」

アンドリュー ナバウト選手のパワフルボレー、マルティノス選手の好クロス、それを褒め合う選手達

前向きなムードでした

午前11時35分、「最後の一本」(大槻監督)

マルティノス選手が右からインスイングのクロスを上げると、中央で菊池選手が体勢を崩しながらのヘディングシュートを突き刺し、練習は終了しています20180402_112525-

◇◆◇青木選手◇◆◇

――現状をどう感じていますか?

「・・・・・・・・不甲斐ないです」

――戦いは続きますが、どうしていくことが大切だと思いますか?

「続いていくので、サッカーをすることは変わらないので、しっかり気持ちを出して、しっかりやっていかないとなと思います」

――堀監督は青木選手をレギュラーとしてアンカーに据えていました

「・・・・・今年は勝てていないので、ダメだったのかと思います」

――良いところを見出だしてくれた存在

「まあそれはもちろん、非常に感謝しています」

――大槻監督の印象

「声出して、やってくれるなという印象です」

――今後に向けて

「頑張ります」

◇◆◇柏木選手◇◆◇

――きのうの試合にスタメン出場した選手たちがクールダウンを終えたとき、一度集合してお話をしていましたが、どのようなコミュニケーションを?

「特に。今のところは『やっていこう』とのことだったので、それ以上の話は特に今のところは」

――練習を見ていてどのような印象を受けましたか?

「大槻さんっぽいというか、ハキハキしているし、あとはこのように監督が変わるタイミングで試合に出られなかった選手たちも、出られるチャンスが巡ってくるというのもありますし、凄くそういう意味では気合の入った練習にはなっていたのかなと思います」

――堀体制での経験を踏まえ、「まとまりきれていなかった」と感想を口にしていました

「チーム内の個々では色々と話はできていたました。けど、チームとしてどうあるべきか、この試合のこういう時にはどうすべきかとか、というところで…。あとはみんながみんな、人のせいにとか、なんかフォーメーションのせいとかにしていることが多かったんじゃないかなと思うから、そういうのじゃなくて、一人ひとりが考えて試合の中でプレーしていくということが一番大事だと思うので、そういうところでの意思疎通というか、みんなと意思疎通をしていかないといけないかなと」

――柏木選手のプレーにおける代名詞である“遊び心”は失わないでほしい

「まあ、僕を知っている人たちからもそういうことは言われていて、やっぱり『お前自体が楽しんでいないんじゃないか』っていうことを色々言われて、実際に勝てないと気持ち的にも乗っていけないというのはもちろんあるんやけど、どうにか…まずは一勝することで気持ちがどこかで解き放たれる部分があると思うので、そこから自分らしくやっていけたらなと。やっぱ、今までキャプテンをしていた人たちのようなことは自分にはできないなと思うので、自分らしくやりながら、プレーでチームを引っ張っていくということが自分にとっては一番必要なことなのかと思うので、それを意識してやっていきたいです」

◇◆◇森脇選手◇◆◇

――この現状

「簡単ではないですよね。簡単ではないけど、みんなで乗り越えていかなければいけないなという部分は強く感じます。誰かのせいにするのは簡単ですけど、みんなが自分自身に問いたださなければいけないんじゃないかなと。僕自身もきのうは試合に絡まなかったですけど、じゃあ自分が今どうなのか、そういうものを考えていましたけど、みんなでしっかり乗り切ることが重要だなと思っています」

――これまでケガもあり、ピッチに立てなかったもどかしさも。他の選手とはまた違った感覚が森脇選手には

「もちろんピッチの上で貢献するのがサッカー選手ですし、僕自身キャンプから出遅れて、難しい時期を過ごしましたけど、その中でチームに貢献できなかった、競争に加われなかったのが非常に残念だなという思いでいますけど、何か思い通りに行かなくなった時には、みんなが言うかもしれないですが、過去を振り返ってもどうしようもないので、やっぱりあしたの練習というのをまずは見据えてやっていきたいなというところはあります」

――きょうの練習を見ていても森脇選手が雰囲気作りでも鍵を握っていると。あの「グッボォォ(Good Ball)」というようなポジティブな声ですよ

「やっぱり、どういう状況であろうと、そういう前向きな言葉というのは僕自身、絶対にマイナスにはならないなと。もちろんそれが、大きなプラスになるかと言われれば、それはわからないですけど、少なからずマイナスには絶対になんないなという僕の信念があるので、どんな状況でもそういう前向きなところは求めていきたいなというのが自分のモットーですね。それはこれからも出していきたいなというのは感じています」

――別のカテゴリー時代にこれまで何度も大槻監督にお話を聞いたことがありますが、豊富な知識と情報で凄く細かいところまでこだわる方という印象です。それを技術で体現できるのは森脇選手だと思っています

「やはりどんな監督であろうと自分の色というのは出したいし、やっぱりどんな監督でも認められて、ピッチの上に立ちたいなと。それは僕がレッズに来てミシャのもとでやった時もそうですし、堀さんのもとでやった時もそういう思いでやっていましたけど、次は大槻監督が就任して、僕自身がアピールしていけなけれいけないなという思いが強いので、しっかり自分の色プラス監督が何を求めているか、そういう部分はしっかり自分に問いただしてやっていきたいなという思いはあります」

――繰り返しになりますが、森脇選手の高い技術が絶対に必要になるので、キーマンです

「そう言ってもらえて嬉しいなと。僕自身、きのうの試合も行ける準備はしていましたけど、残念ながら絡めなかった。その悔しさというのはどんな選手よりも持っていると思うので、そういう思いをどこの場面で出せるかわからないですけど、チャンスをもらえるために日々の練習からしっかり出していきたいなと。それプラス、試合に出たときに“やっぱり森脇だ、森脇がいれば違うな”と思ってもらえるためにやっていきたいなと。その気持ちはもちろん大きいですけど、それプラス僕自身で何かすべてを変えられるとは思いませんけど、少しでもプラスの方に働ければ嬉しいなというふうに思っているので、僕自身しっかり自分に厳しくやっていかなければと思っています」

――伝えたかったので

「ありがとうございます。嬉しいです」

青木選手、柏木選手、森脇選手のインタビュー、淵田代表と山道強化本部長、大槻監督のコメントは、このあと23時からの<You’re The REDS>再放送でもお聴きいただけます

では

3月29日 「気持ちを鬼にして」&「やっぱりこのチームが大好きだなっていうのを改めて思います」&「全然、バリバリ若さで行けます!」

どうもです

暖かいを通り越して、熱いとすら思える陽気の大原

磐田戦3日前の練習は、午前10時に始まりました

ウォームアップ後は4対4+フリーマンでのパスゲームを経てゲーム形式へ

縦はフルコートに対して5分の4ほどのサイズ、横はペナ幅での10対10+フリーマンでした

切り替え早く、集中した様子で選手たちは精力的に汗を流し、練習は午前11時35分頃に終了しています20180329_113629-

◇◆◇柏木選手◇◆◇

――この中断期間で今、共有してることや手応えってどうですか?

「いやまだ、はっきり手応え感じたかっていうのは、試合でやってみないと分からないんで。まぁ、練習の中ではしっかりポゼッションのところと守備のところ、後ろからしっかりつなぐってところと、守備はどっから行くのかってところのメリハリをつけてトレーニングしてるつもりなんで、まぁそれが試合の中でどれだけ上手くかかってるところかなって思います」

――雰囲気はいかがですか?

「まぁ、みんな激しく良いトレーニングできてると思うんで。はい」

――キャプテンという立場もうそうですが、“浦和の太陽”という期待もあると思います

「そうっすね、まぁ色んなプレッシャーあったりしますけど、全部自分で抱え込んでやろうとは思ってないですし、ただでもやっぱ気持ちを鬼にしてやらないと、やっぱ甘えが出るところでっていうのはこのチームにありがちなことなんで、自分が嫌われるっていう役も買って出れるように、少しずつやっていけたらなぁって思います」

――在籍長いので、みんなが一つになった時に、凄い力を発揮するって今まで何度も味わってると思います

「そうっすね、まだ始まったばかりなんで、まぁこっから連戦の中で連勝をってところが一つでもあればすごい自分たちが上に行けるっていう自信もあるので、まぁもちろん最初の試合勝たないといけないと思ってプレイしてますけど、少しずつ上がっていって最終的にはやっぱ自分たちが上にいたっていうのが理想なので、そうなれるようにチーム一丸となってやっていけたらなって思います」

――期待してます!

「ありがとうございます」20180329_115620-

◇◆◇槙野選手◇◆◇

――遠征お疲れ様です!

「お疲れ様です!」

――代表での活動振り返っていかがですか?

「えぇ、まぁ勝利っていう形では帰ってくること出来なかったですけども、本線を見据えて自分達が今やるべき事だったりとか、まぁ自分の置かれている状況もそうですし、色んな発見があった、僕はポジティブに捉えた良い遠征だったかなという風には思ってますけど」

――その発見で特に感じたところっていうのは?

「まぁ、報道でも色々とA代表のこと出てますけども、ネガティブなニュースばかりがね、飛び交ってますけども、実際にグランドにいる選手間の中でのコミュニケーションというのは非常にポジティブな面もたくさんありますし、ま、今ね、浮き彫りになっている課題っていうのが見つかることは非常にチームにとってはポジティブだと思ってますので。まぁ、ここから自分たちがやるべきことをしっかりと整理した上でいかにこうまとまってね、プレーできるかがね大事になってくると思っています」

――やっぱ、点入ると入らないとで印象も随分変わると思いますが、そういった仕事もして

「そうですねぇ、まぁ今回はね、個人的にゴール決めることは出来ましたけどチームとして何がストロングポイントであって、どういう形をチームとして持つことってのがね、大事になってくると思いますし、まぁ実際に本戦を見据えた上では少ないチャンスの中でゴールを決めたりだったりだとか、セットプレーでゴールを決める力っていうのは非常に大事になってくると思いますんで、そこら辺は自分の大きな仕事の役割だと思いますので、守備に限らず攻撃のところでも力を発揮できればなと思ってます」

――代表もレッズもなかなか結果が出ないですけど、槙野選手を見ていると、きちっとやるべきことをまず自分が責任を持つところ。それがじわりじわりと全体に浸透していくようなイメージができます。先ほどの“ポジティブ”じゃないですけど

「そうですねぇ、まぁ何事にせよ毎日毎日をね、一生懸命やること、向き合うことが大事だと思うし試合だけ100%の状態で臨めないですし、毎日の練習、きょうの練習もそうだし、練習以外の時間もそうですし、みんなで充実した時間を過ごすことと同じ方向性を向くことで良い結果得られると思いますので。今はしっかりとチームが良い方向に進むために、ひとつの勝利のためにみんなでまとまることが大事だと思っています」

――きょう帰ってきて、お花もキレイでしたけど、チームの雰囲気をどう感じましたか?

「まぁみんなとね久々に会って話すと僕自身も笑顔が溢れるというか、やっぱりこのチームが大好きだなっていうのを改めて思いますし、まぁあとは早くサポーターの皆さんと素晴らしい時間を共有出来るためにしっかり勝つことが大事だと思ってます」

――15連戦…いつ終わるんだみたいな

「まぁ、個人的にはね、開幕からぶっ通しでやってますし、代表でもフルタイムで出てますし(ニコリ)どんとね、このスケジュールをしっかりと受けて、良い結果、そして良いコンディションでね終われればいいかなって思ってます」

――今までも15連戦どころじゃないスケジュールを槙野選手はこなしているから、あんまり意識しすぎても

「まぁ、これをどう捉えるかだと思いますけど、今のチーム状況の中でしっかりと勝つことで試合に対する喜びだったり、勝つ喜びっていうのをチームに浸透させるためにはね、この連戦、ポジティブに捉えたらなって思ってます」

――入りが大事だと思いますが、磐田戦をどう捉えてますか?

「磐田戦に限らずですね、自分たちが今置かれている状況をしっかりと理解した上で臨まないといけないと思うし、まぁエコパでは非常に良い結果を得られると思ってますので数多くの方に来ていただくことっていうのも僕たちの結果次第、プレイ次第だと思ってますので、良い結果出せれば良いかと思ってます」

――さらに、注目度が槙野選手については高まっている中、観てる人にもっと凄いプレイを見せれば、もっと・・・と相乗効果で

「まぁ、期待してもらえるようなね、何回も言うんですけど結果出さないといけないし、個人的なことで言うと代表から帰ってきてクラブに何が出来るのか今後自分のプレーだったり結果次第でね、大きく変わってくると思うし。リーグ戦の結果見ても、下の順位に浦和レッズの名前があるっていうのは決して良くないことだと思うし、一つ一つ上の順位に上がっていけるように頑張ります」

――一個一個たくさんの良い言葉をありがとうございます

「ありがとうございます!(シャキッ)」

20180329_122923-

◇◆◇荻原選手◇◆◇

――海外遠征お疲れ様でした。そこで得られたものっていかがですか?

「10月にあるU-20ワールドカップに向けての、最終予選があるんですけど、そのシミュレーションっていう意味では、本当に環境の面であったりとか、食事とか、そういう細かい面でチェック、シミュレーション出来たっていう意味では本当良かったなぁというふうに思います」

――同世代と対戦することで刺激も受けたと思います

「そうですね。点差とか離れてたりしたんすけど、自分たちの形であったりとか、今回、早生まれと自分の代と1個下の3世代が合流してやった初めての遠征だったんですけど、そういう意味では本当に今までと違った代表の遠征だったなというふうに思います」

――こちらでデビューもして、自信つけてまたプレイできて、それでまた帰ってきてと。良い方向に活かせるっていう関係性じゃないですか?

「代表があることによって、まぁ良い刺激になるしコンディションを上げる意味では、もっと試合に絡みたいですけど代表で試合出来たりしてるんで、本当にコンディション上げる意味で本当良いし、試合も少しは絡めてるんで本当そこで結果持って来れればなっていうふうに、本当良いサイクルで出来てるなって思います」

――足攣っちゃう場面とかも、緊張もあり大人の体の強さってのもあると思います。そこで、もしこのままペース維持したらとか考えちゃうと、それより体力付かないだろうし、毎回毎回全力でし続けるっていうことが良いのかなと

「そうですね~体力の面とかプレイの強度であったりとか緊張感であったりとか全然違うので、本当体にかかる負荷っていうのは増えると思うんですけど、余裕はないですけど毎日毎日全力でやっていけば体力付くし、攣っちゃっても出来るだけ長く時間もたせるようにとかそういう心がけを常にしていきたいなっていう風に思います」

――このチームに今勝ちのない状況をどう捉えていますか?

「まぁ、そういう逆境じゃないですけど乗り越えて、悪い雰囲気から良い雰囲気に変えられるように自分自身も、若さじゃないですけどフレッシュさを出してチームに良い影響を与えれればなと思っています」

――今、荻原選手に「何がもたらせますか?」って聞こうと思っていたところです、フレッシュに、エネルギッシュに

「そうですね、勢いっすね、本当に。チームに勢いを持ってきたいですね」

――出来ます?

「まぁ、出来ます(ニヤリ)」

――次磐田戦ですけど、15連戦の最初、どんなところ大事になりそうですか?

「内容も大事なんですけど、とにかく結果っていう意味で、こういう状況だからこそ本当に連戦の始めっていう意味では絶対勝ちたいし、自分も試合に絡めれば本当に良い準備して最高のパフォーマンスで試合に臨みたいなっていう風に思います」

――磐田って、名波さんという同じ左利きの監督の前でっていうか

「そうっすね、レジェンドっすね(ニコリ)」

――やっぱり左利きって特別な存在ですから

「ホントに左利きの中でもスペシャリストっていうか、偉大な方なんで。意識っていうか憧れっていったらアレですけど、そういうのありますね」

――15連戦、若いですから、あんまりきつくないでしょう、大丈夫!

「そうですね。すぐ寝たら治るっていうか、回復できるんで、全然、バリバリ若さで行けます!」

――サポーターの皆さんに一言

「絶対に試合に勝つんで、サポーターの皆様の声援が本当に選手達の力になるので、一緒に戦いましょう!」

柏木選手、槙野選手、荻原選手のインタビューは、このあと23時からの<You’re The REDS>の再放送でもお聴きいただけます

では

3月28日 「最も重要なキー」&「追いついて追い抜けるように」

どうもです

パキっと満開!20180328_110554-20180328_110509-20180328_110500-オフ明けのきょう午前10時、選手たちは恒例のフィジカル系メニューでの練習をスタートしました

午前11時10分頃、締めはシャトルランニングかと思いきや、約5分の1コートでの8対8+フリーマンでのパスゲームを実施

監督からは、「イメージを持って。つなげて。動き出そう」と声がかかっていました

練習は午前11時30分ごろに終了しています20180328_111619-

◇◆◇マウリシオ選手◇◆◇

――順天堂大学との練習試合で感じたこと

「やっぱりああいった練習試合というのは、もちろんリーグと同じ気持ちでは入れないですし、その集中力を如何に高めてという目的のための試合ではないため、それまで高いものは求められない中で、非常に僕として得られたものはコンディショニングですし、大学生を相手に結果云々っていうわけではなく、やっぱり自分たちが自分たちのサッカーをするためにどこまで良い練習をして、Jリーグで使えるようなものを自分たちが得るかというところであって、僕的には結果というよりも自分たちのコンディションを高めて行く意味では良い練習だったと思います」

――気温も上がってきて、きょうのような雰囲気の中でのトレーニングはいかがですか?

「まずこの中断期間が自分たちにとってもの凄く良いピリオドだったと思います。やっぱり自分たちの中で何が必要とされているか、自分たちに何が要求されているのかというのをもう一度見つめ直すための時期でもあったと思いますし、こういった形で徐々に暖かくなってきて、花に囲まれた中で練習ができて、非常に幸せに思っていますし、本当に最高な雰囲気の中で練習をさせてもらっています。非常に幸せです」

――写真などでは見たことがあると思いますが、生で観る感覚はいかがですか?

「ポストカードでしか見たことのないものだったので、やっぱり自分の目で観ると、非常に素晴らしいと思いました」

――きのうのオフはどこかお花見へ?

「いや、お花見はせずに免許センターに行ってきました。取得のために2,3度、行く用事がありまして、やっと日本での自分の免許が取れたので、凄く嬉しく思っております」

――車で行ってみたいところはありますか?

「行動範囲というのが東京までですので、少しずつ伸ばしていきたいですね(ニコリ)」

――15連戦が控えていますが、これまでそのような経験は?

「ブラジルでプレーさせてもらっていた時に、15連戦よりも長い連戦を乗り越えたこともありますし、もちろんそういった連戦を乗り越えるためには、しっかりと練習の中で力を蓄えた状態で連戦を始めるというのがベストだと思います」

――勝ち続けるために

「やっぱり、どれだけ90分間、強く戦い続けられるかだと思うので、やっぱりそれを試合の中で見せるためにはしっかりと良い練習をして、自分たちの力を100%にして連戦を始めることが最も重要なキーだと思います」

――ケガのないよう、良い日々を過ごせることを願っています

「ありがとうございます。勝利のために戦いましょう!」20180328_130913-

◇◆◇橋岡選手◇◆◇

――ファンサービスは荻原選手と同じタイミングで?

「いや全然、僕の方がもうちょっと体を動かしていたので」

――同じだったら、橋岡選手の方が10分15分あとにここへ来たので、人気者なのかと…

「そうですね~(ニコリ)全然違ったので」

――530名

「初めてだったんですけど、ファンサが。まあ、こんなにレッズのファンもいるし、自分のユニホームを買ってくれている方もいたので、《頑張んないといけないな》と思っています」

――荻原選手は中学生の頃だったそうですが、サインはいつ頃に決めましたか?

「僕が作ったのはホント、プロになってからでしたね(ニコリ)」

――どんなふうに

「親と一緒に(照笑)自分が考えて、最初はローマ字で書いていたのですけど、ちょっと変だなってなって、親に『一緒に考えてー』と頼んで、今のになっています」

――スラスラと

「スラスラ書けて、定着しています。はい(ニコリ)背番号27を入れて」

――で、ですが、お帰りなさい

「はい、ありがとうございます」

――遠征を振り返って

「こっちで90分の試合をすることがなかなかなかったので、あっちで90分できたことは、試合勘をつかむにも良い機会になって、調整ではないですけど、良い試合ができたんじゃないかなと思いますし、自分のコンディション的にもけっこう良かったので、それをこっちに活かすわけではないですけど、こっちで90分、1分でも試合に出られるように頑張ってやっていきたいかなと思っています」

――お顔が細くなって帰ってきたように

「多分、こっちよりあっちの方が全然暑かったので、ちょっと痩せたかもしれないです(ニコリ)」

――違う環境で得られたことも

「そうですね、インドネシアでちょっと、あっちで体調を崩しちゃったんですけど、なかなか最初は慣れず…海外はちょくちょく行っているんですけど、アジアにはあまり行ったことがなくて、インドネシアに行って体調を崩しちゃったんですけど、それが本番の最終予選じゃなくて良かったなという感じですね。シミュレーションで出しておいて良かったというか、わからないですけど、体調崩したので、最終予選に呼ばれたらもうそういうことはないようにしないといけないなとは思っています」

――そうなってしまった時の対処法、心の免疫も

「はい、あっちで試合をしていないわけではないので、試合やったあとにちょっと出て1日休んで、次の試合に出ているので、そういう意味では早く治すという部分では大丈夫だったんですけど(苦笑)」

――チームメイトもこの数ヶ月でデビューを果たすなど、同じように顔を合わせていても今回はまた違った感覚が?

「まあ、確かにJ1とかJ2とかでもデビューしている選手もいる中で、そういう話をして自分の刺激にもなっていますし、でも悔しいっちゃ悔しいんですけど、悔しくなかったらちょっとあれだと思うんですけど、自分的には焦らずに練習を毎日毎日怠らずにやって、人より倍以上やらないといけないと思うので、そういうところはもし自分がレギュラーとかをつかんだとしても、続けていきたいかなと思います。継続してやっていきたいと思っています」

――大原での練習後、池田コーチと時間をかけて練習しているロングキックは披露しましたか?

「ロングキックは代表ではいつも蹴ったりしているので、全然そういうところでは変わりなくやっていましたね(笑)球筋はいつもだと良いんですけど、練習だと変な方向にいっちゃうんですよね~、下手だからちょっと練習しないといけないです」

――うまくなっている感じがします。前は、ミックスゾーンにもボールが飛んできて、こちらも気が抜けなかったのですが、最近はあまり心配が要らない

「いやまあでも、うまくなっているとは思わないですけど、自分が下手な選手というのはわかっているので、それを下手は下手なりにというか、他の人を追い抜かないといけないと思うので、そういった面では自分の強みもあるので、強みは伸ばして行きつつ、そこは他の誰よりも負けないようにしつつ、自分のウィークポイントなどをこれからどんどんどんどん伸ばして他の選手に追いついて追い抜けるようにしたいかなと思っています」

――下手ではないですから、全然

「アッハー(笑)」

――あとは状況判断、どう使い分けるか。自信持って蹴ってばかりいたら相手も読めちゃうので

「ありがとうございます」

――先ほど話した、“自分の強み”を連戦でどう出していくか

「ストロングポイントは競り合いのところだったり、今も伸さんとやっていますけど競り合いのところだったり、球際の強さだったり、そういうところは絶対に誰にも負けないっていう自信はあるので…練習から先輩とか関係なくガツガツ行って、自分はこれくらいできるんだぞとアピールしていきたいかなと思っています」

――ずっと試合

「そういった中でいつチャンスが来るかわからないので、いつチャンスが来てもいいように準備はしていって、そのチャンスが来たときにものにできるように準備していきたいなと思っています」

――お兄さんの和樹選手が明大の副キャプテンに?

「そうですね、副主将をやっているということは聞きました。なる前に一応、『副主将になるかも』と言うことは言ってたんすけど、まあ、どうなんすかね!?(ニコリ)試合に出てプロにこっから、同じJリーグでできたら親も嬉しいと思うし、僕自身も凄い刺激になるし、周りからも兄弟だということで注目されると思うので、頑張って…自分も頑張らないといけないですけど、頑張ってプロになってもらって、自分がそん時にはレギュラーで出ていられるようにしたいなと思っています」

――みんな、2人並んでのサインをもらえることを楽しみにしていると思います

「はーい(笑)がんばります!(ニコリ)」

マウリシオ選手と橋岡選手のインタビューは、このあと23時からの<You’re The REDS>再放送でもお聴きいただけます

では

3月23日 「中途半端な気持ちではないです」

どうもです20180323_123551-「え、まじで!?春が来てるよ!」

心地よい晴天の大原周辺を、自転車で通り抜けた中学生?の男子からは、そんな”どよめき”も聞こえてきました

少しずつ桜も咲き始め、春の色合いがより一層濃くなったきょう、練習は午前10時頃スタート20180323_123133-1ウォームアップ後は、ハーフコート(横はペナ幅)でのゲーム形式(キーパー含めた8対8)が行われました

「守備で行くところと行かないところ、声を出し合って!カウンターの判断もしっかりして、ダメなときは慌てないように」(堀監督)

いつものようにキープコンパクトの状況でゲームは進行

興梠選手や武藤選手がスムーズな動き出しでディフェンスラインの裏を突き、ゴールが決まれば、いつもより多く来ているサポーターのスタンドからは拍手が沸き起こります

選手それぞれがキビキビとした動きを見せ、単純にゲームとして見ていても楽しめる内容でした

練習は午前11時30分ごろに終了しています20180323_111355-

居残りトレーニングでのヒトコマを

センターサークル付近で池田コーチとパス交換した柴戸選手が左サイドへフィードし、それを受けた菊池選手が小坂コーチとのワンツーから左足でセンタリング

飛び込んだ武藤選手が右足で合わせるも、ボレーは当たり損ねでした

タイミングの取れなかった岩舘選手は反応しきれず、ボールは力なくゴール右隅へと吸い込まれ・・・

「サイレントシュートォォォォ!!」(池田コーチ)

その声は、Loudでした

日々、大原では色々な所で”伸康魂”が注入されています20180323_115143-

◇◆◇岩波選手◇◆◇

――気温が上がってきた中で行われたきょうの練習

「そうですね、今は代表で抜けている選手もいますし、なかなか人数が沢山いない中で少人数の方がハードな練習になるので、自分のコンディションを上げていくためには凄い良い期間だと思うし、レッズは今なかなか勝てていなくて、この2週間が凄い大事になってくると思うし、一日一日無駄にせずに練習に取り組んでいきたいと思います」

――特に意識すべきこと

「気持ちの面は凄い大事だと思うし、やっぱり勝たなければいけない中で、難しい試合が続いていますけど、全員で同じ方向を向いてひとつになることが凄く大事かと思います」

――きょうはファンサービスもあり、いつも以上に多くの方がいてのトレーニングでしたが、気持ちの入り方として変化はありましたか?

「いやっ、そんなに変わらないです(ニコリ)」

――練習後に交流しましたが

「レッズはサポーターの数も凄い多いし、それだけ勝たないといけないチームで期待されているチームでもあるので、その責任感は凄い強くありますし、今、不甲斐ない結果が多いですけど、一日でも早く、強いレッズというか、勝てるレッズをサポーターと共に作っていければと思います」

――ひとつひとつの言葉から、強い決意を持ってレッズに来たというのが感じられて嬉しいです

「そうですね、その気持ちで移籍してきましたし、前のチームで試合に出続けていた上でここに挑戦に来たので、中途半端な気持ちではないですし、でも今は現状としてリーグ戦はベンチで試合を見ているだけなので、早く試合に出て、チームを勝たせられるようにしたいと思います」

――ビルドアップが得意な印象ですが、その特徴をどう出していくか

「名古屋との試合はそれが多く出せた印象がありますが、ガンバ戦の時はチームとしての流れは悪かったし、個人的にもあまり良くなかったので、自分の長所もどんどん出していけるシチュエーションを多く作りたいと思います」

――練習でもコンパクトな連携の意識付がされていますが、裏のケアについては

「そうですね、今は裏でやられているというよりは、終盤で足が止まってラインの間が空いてきたところで失点している部分が多いので、そこはチームとしてもう少しコンパクトにやっていかないといけないと思います」

――ひとつひとつ、物事を冷静に解釈できている

「まあ、ゲームに出ていないので(苦笑)その分、ゲームを見て考える時間は多いし、それをグラウンドで活かしていければと思います」

――もっともっと見たいです

「はい。監督に言ってください(笑)」

――浦和の生活はいかがですか?

「まあ慣れてきましたけど、食事の面とかはまだ神戸の方が上だなっていうふうに“今のことろ”感じています。なかなかこう…僕1人なので、チームメイトと行く日もあれば、1人の日もあるので、1人で行ける店っていうのがまだあまり見つけられていないので、困っています(苦笑)」

――柏木選手あたりに相談してみれば

「そうですね、ある程度は聞きますけど、その辺の店ばっかり行ったら飽きてくるので(笑)他も見つけたいです」

――何事においても冷静

「はい(ニコリ)」

――日曜日も楽しみにしています

「はい、頑張ります」

岩波選手のインタビューは、このあと19時(再放送は23時)からの<You’re The REDS>でお聴きいただけます

では

3月22日 「これからどんどん活躍していく予定なので」

どうもです

雨も気温も上がり、すごしやすくなった曇り空の大原で、練習は午前10時頃にスタート

ウォームアップ後は、縦パスの意識付けがなされたパスゲームを行い、午前11時15分頃からは、ハーフコートでのゲーム形式へ

キーパーを含めた9対9で、横はペナ幅

ハーフラインを境にプレーエリアが設けられます

「しっかりとサポート!」

「タイミングをしっかりと取ろう!」

と堀監督20180322_111657-5対5+キーパーでのビルドアップからプレーは始まり、そこを抜けると、待ち構える守備陣の3人+キーパーに対し、同じく敵陣にポジションを取る3人+1人で攻める数的優位な状況に

このもう1人は自陣からのオーバーラップをした選手で、流動的な攻撃参加が可能となります

すなわち、オフザボールやパス&ゴーの動きが求められました

「ビルドアップで真ん中を巧く使う。前を向いて、そこからサイド、3人目の動きを意識しよう!」(堀監督)

加えて、

「幅を持つ」攻撃のイメージ共有が図られます

(ゲーム中、山田直輝選手が軽快な動きで様々なチャレンジをしている姿を見ているだけでも、やっぱり楽しいです…それで満足してはいけませんが)20180322_112708-午前11時30分頃からは、制限を解除しての形式に

「こだわるよこだわるよこだわるよ!」(西川選手)

「アプローチアプローチアプローチ!」(岩舘選手)

意欲的な姿勢で、局面での激しいプレーが続出

どの選手も本番さながらの動きを見せていました

午前11時43分、右から興梠選手が送り出したライナー性のセンタリングにファーサイド、武藤選手が豪快に右足で合わせて、ラストゴール

あすは、もう少し気温が上がる中でトレーニングが行われるでしょう

きょうの様子を見終えると、晴れやかな気持ちで迎えられる気がしました20180322_114442-

◇◆◇柴戸選手◇◆◇

――まずは、復帰おめでとうございます。

「ありがとうございます」

――荻原選手も橋岡選手もいなくて、用具片付けは1人で?と思いきや手伝ってもらうことも

「そこら辺は1年目っていうことで、やるのは当たり前ですし、まぁそういった中で、色んな選手とコミュニケーションを取りながら色々手伝っていただいたり、そういう中でもコミュニケーション取れる部分があると思うので。良い関係が築けてきているかなって思います」

――明治大学のキャプテンの時は1年生とかにそういうのとかってところからも、もう一回1年生が来ていてみたいな・・・どうですかこういう感覚?

「高校一年だったり、大学一年の時の仕事っていうのを思い出して、懐かしい気持ちになったりしてる部分と、ここでのやるべきことっていうのをある程度明確になってきて、まぁ自分での今できるチームへの貢献っていうのが、例えば1年目だったら用具の片付けやったり準備っていうのも求められることなので、そこは今までやって来た分、スムーズに入れてるかなというふに思います」

――橋岡大樹選手のお兄さんが、寮で同じ部屋だったと聞いています

「はい」

――で、色々習っていたとのことで、話し聞くのが楽しみでした

「はい(ニコリ)」

――怪我をしてしまいましたが、逆にプロのリハビリというものを経験できて感じたことっていかがですか?

「そうですね、まぁ、出遅れた感はありますけど、自分は全然そう思っていなくて、逆にしっかり体を作ったり自分の体と向き合う良い期間だったと思うので、まぁそこのプロのリハビリの取り組みっていうのはしっかり治すっていうのから始まって徐々に体を作ってピッチに戻っていくってことなので。まぁ、時間はかかりましたけどしっかり治すこともできましたし、自分の体を作るっていう部分でも、リハビリ期間でもしっかりできたので、そこは怪我をして良かったとは思わないですけど、良い期間にはなったのでポジティブに考えていきたいと思っています」

――向き合った結果、どこに改善点はみつかりましたか?

「やはり、自分とプロの選手との違いを考えてた時に、体の強さだったり“分厚さ”っていうのは明らかだったんで、特に上半身に関しては、野崎トレーナーだったり他のトレーナーの方とも相談してどう鍛えていくかっていう部分です。あとは下半身、特にお尻の部分で、このお尻の部分に関しては大学時代のフィジカルコーチも『鍛えていった方がいい』って言ってくれてたんで、それに関してよりメニューも明確化されてどうやっていけば自分の力になって自信がついていくかっていうことはリハビリ期間で特に分かったので、その分厚さを出してピッチで活かせるように常に考えながらトレーニングしてました」

――きのうがフィジカル系メニューだったので、完全合流って意味合いだときょうかなって思います。ゲームでは早速、青木選手に寄せて西川選手から「潰せっ!」て言われて、ガッとぶつけて、負けなかった

「そうですね、あそこの部分に関しては自分の良さだと思いましたし、プロの世界ではそういった強度が変わってくると思うので、よりフィジカルの強さっていうのが求められるし、まぁそこで奪えるか奪えないかによって、奪えればチャンスですし逆に奪えなければ、自分が元々いたスペースが使われてしまって、ピンチになってしまうので、まぁ行くなら《100%絶対取れる》っていう自信とそのフィジカルっていうのをつけていきたいな・・・って思った中で、きょうのトレーニングの中でそういうシーンが意図的に出せたので、完全合流という意味合いでは良いトレーニングできたかなというふうに思います」

――市立船橋高校で言うと、城定さんが、今ジュニアユースのコーチとしていらっしゃいますけど、コーナースポットから逆サイドのコーナースポットまで、ずっと1対1をする練習が当時あったと聞きました

「はーい(ニコリ)」

―――ありました?伝統的に、局面で負けない“的”な?

「そうですね、局面の強さというのは、高校時代もそうですし、大学時代も求められましたし、そういうトレーニングもありましたし、あとは走る部分に関してのトレーニングというのも市立船橋もそうですし、明治大学でもかなり“やらされた”というよりは…《やらされた》と思う選手も多いでしょうけど、自分の中では《必要なこと》だと思っていたので、これをどう試合に活かしていくかっていうのは常に考えながら走ってました」

――だからプロになれた

「その部分は自分の中で大きいかなと思います。やはり、ただ走らされている選手と、考えて走ることのできる選手では大きな差があると思うので、自分なんかはまだまだですけど、そういう部分をもっと考えながら突き詰めていきたいなと思います」

――シャトルランも注目していますよ!

「はい!頑張ります!!」

――きのうも良い感じで

「まあ、大卒1年目で若手ですし、やはり走ることが大事ですし、長所なので、そこはアピールの場だと思ってしっかり常にトップになり続けたいというふうに思っています」

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――プロの世界にどれだけ長くいられるかわからない…。山道強化本部長も「大学からJリーグに入る責任」と話していましたが、今このチームの一員であるのは確かなことで、勝ててない現状を見ていて思うこととしてはいかがですか?

「正直、レッズであってもこういう…何ていうんですか、勝てない時期があったり、こういうなかなか難しいゲーム運びになってしまうことがあるのかな?っていうのが印象なので、そこの部分に関しては、なかなか今勝てていないですけど、常に自分が外から見ていて、自分が入った時にどういったプレーができるのかであったり、自分が求められることは何なのかっていうのを意識しながら常にリーグ戦、ルヴァンカップでも見ていたので、それをするためにも、周りの選手と練習からコミュニケーションを取って少しでもチームに貢献して、ひとつずつしっかり勝てるように自分も貢献していきたいなと思っています」

――常に周りを見るのが得意

「まあ、周り見るのもそうですし、常に客観的に物事を考えるというのは言われてきましたし、それが大事だというのも自分の経験だったり、色々やってきた中で思う部分は多くあるので、それは常に心がけています」

――きょうのゲームでもずっと首を振りながら周囲に目を配っていて

「そうすね、“周りを見る”、“情報を取る”というのは、自分の次のプレーだったり、自分の立ち位置によっては周りを見て情報を得ることで、有利に物事を進められることが多いので。周りを見て首を振って、情報を得るというのは常に、サッカーに関して言えば、タイムリーに状況が変わるので、常に色んなところを見られるようにしていますし、そういうふうに練習からすることで、試合でも緊迫した中でも勝手に自然と見られるようになってくるかと思うので、それは常に意識しています。あとは、情報を得て整理して考えるというのは、練習でやっていかないと、試合の“瞬間的な部分”で発揮できないと思うので、練習では常に考えながらプレーしています」

――出たらどういうプレーをするか。堀さんのサッカーでは中盤で相手の芽を摘んで直ぐに二次攻撃につなげられるかが大事だと思いますが、どうですか?

「そこに関しても自分の良さが出せれば試合には絡めると思っていますし、そういう部分が自分には求められていることだと思うので、中盤でしっかりと相手の攻撃を潰して、次の自分たちの攻撃につなげるのが大事だと思うの。あとはしっかりボールを後ろで安全にビルドアップさせて、より効率的な攻撃ができるようなプレーが求められますし、常に意識はしています」

――出場を待っているサポーターへ

「まだなかなかプレーで貢献できていない部分が多いので、ケガから復帰して、これからどんどん活躍していく予定なので、自分のプレーを見て、一緒に喜びを分かち合える部分であったり、《また試合を観に行きたいな》と思って会場に足を運んでいただけたらとても嬉しいと思います」

――ちなみに、浦和の街での生活はエンジョイできていますか?

「そうですね、まだ車を買っていないので、自転車で行ける範囲内ですが、とても良い街ですし、綺麗な街なので、色々と先輩たちにも連れて行ってもらえたり、自分でも行くこともありますので、とても充実したプロ生活を送れています」

――ぜひ、この街のヒーローに

「はい!頑張ります(ニコリ)」20180322_125433-

柴戸選手のインタビュー全容は、このあと19時(再放送は23時)からの<You’re The REDS>でお聴きいただけます

では