どうもです
スッキリと爽やかに晴れ渡る大原
オフ明けのきょう、練習は午前10時から始まりました
恒例のフィジカル系メニューを中心に進行し、締めのシャトルランニングへ
断トツの1位は、茂木選手でした
27日日曜日に19歳の誕生日を迎え、その日に行われた専修大学との練習試合ではシャドーの一角としてスタメン出場
前半21分、ドリブルから放ったシュートは福島選手にセーブされ、バースデイゴールはならず
それでも、こぼれ球を李選手が詰めたので得点には絡みました
――2日遅れですけど、おめでとうございます
「ありがとうございます」
――まず、19歳の初仕事というか、2日前に行われた専修大学とのゲームでしたが、福島選手が空気読んでくれれば…(※誕生日の3日前、福島選手は「アシストしちゃうかな(苦笑)」と冗談混じりに話していました・・・)
「はい、そうですね(苦笑)まぁ、でも、完全に正面だったんで、あれは。でも、あそこまで行けたっていうのは良かったと思いますし、初めてやったシャドウ・・でまぁ・・・・連携っていう部分で自分がスルーしてもう1回動き直すっていう、まあけっこうああいうのができればいいなってイメージしていたプレーがあそこではできていたので、ああいうプレーができたから得点につながるようなシュートも打てたかと思います。まぁ、あれはあれで良かったと思います(ニッコリ)」
――シャドーも適性があるのかなっ?ていう印象です。やっぱりパワーがあるので。それとあとは、ボランチに戻ったときの参考になったのでは?
「そうですね、後半やっぱりボランチやりましたし、前半あれだけ前でプレッシャー受けてた分、後半うしろになってまぁ、何か改めて《結構余裕を持てるな》って自分でも感じた部分もありましたし、今までボランチではけっこうあたふたしたシーンやったときあったんで、きのうはきのうで、いや、この間の試合はこの間で結構落ち着けたかなってありましたし」
――見ていると、落ち着きすぎていて、もっと大胆にいってもいいかな!?と感じたくらいです
「でも、みんなもあの時間帯でけっこう疲れている時もありましたし、まぁ、あのポジションでゲームをコントロールするっていうのはやらないといけないと思いますし、自分でも《もうちょっと前にいきたいな》って思ってましたけど、前に前にっていうよりはみんなの動きを見ながらやっていた感じだったんで、まぁ、でも、親も観に来ていましたし、終わった後少し話をしたんですけど、『もっと前に行っても良いんじゃないか!?』って父さんには言われましたしフフフフ(笑)昔からそうやって言ってくれることは嬉しいですし、今でも変わらないなって(笑)」
――僕は親じゃないですけど、やっぱり茂木選手目線で、応援する気持ちで見た時、スペースに思い切って!…とか、そういうチャレンジがあっても良かったのかなと。見ている人はやはり同じ気持ちだったんですね…。でも茂木選手自身もそれもわかった上で、ピッチ上の空気を読んでいたということで
「そうですね!(笑)」
――80分ではありましたが、ここ大原でレッズの試合にフル出場できる喜びというのは?
「そうですね、嬉しいですね(ニッコリ)いつも練習試合でも途中からとか入ってちょっととかだったんで、最初から出れたのは良かったですし、やっぱり最初から入ってないと、ゲームの流れっていう部分ではまぁ、練習するってのは難しいですし、やっぱり、試合では出来る守備の切り替えですとか、やっぱり普段ゲームになかなか入れない分、切り替えの練習とか出来ないんで、この間はそういう部分でも練習できたかなって」
――フルコートって違いますか?
「そうですね。やっぱり練習ではけっこう狭いのが多いですし、フルになるとフルでプレッシャーのかけ方も難しいですし、追い込んでいくっていうのがやっぱり前やってみて、まぁ、《前の選手ってきついんだな》って思いました。まぁ、サイドに追い込むとか、後の選手と連携を取って守備するのは結構難しかったですし、まぁ、それを経験してたいたので、自分が入ったときにはもっと指示を出して前の選手が楽なように声がかけれればいいかなって思って、そういうのもわかった試合でしたね」
――何にせよ、とにかく体力がまず大前提というところで…
「そうですね」
――きょうのシャトラン、ダントツでした!
「まぁ、拓也君とかも多分疲れていてあんまり走ってない分もありましたけど、タイム的には今日はいつもより早かったので、そういう部分で少しずつですけど、体力もつけていきたいですし、普段は毎週火曜日、練習が終わったあと走っていますし、そういう部分で…、やっぱり試合の体力は結構違うなって思いましたけど、走っていればそれだけそこにつながるかなって思います。天野さんもいつも『これからにつながるように』って言ってくれていますので、“今できること”を狙っていってレベルアップして行きたいと思います」
――きょうの動き見ていると、きのうは良いオフが過ごせたかなって…。日曜日には中村選手(専修大学所属・2012年レッズユースの背番号10)も来ていました。
「そうですね。シュンスケ君には普段もご飯に連れてって行ってもらってますし、また一緒に試合が出来てよかったですね(ニッコリ)」
――で、きのうはどんな風に…
「きのうは遊びに行きました(笑)」
――まだ19歳ですからね。
「きのうはちょっと・・・・遊園地に」
――なるほど、なるほど、そうでしたか。もう、誰と行ったとか、そこから先は聞かないようにします(苦笑)が、千葉方面?
「そうですね(苦笑)」
――天気も良くて良かったですね!
「良かったんで、楽しかったです!!」
――プロ生活1年目、シーズンも終盤に差し掛かってきましたが、“今できること”として描いていることは?
「そうですね、やっぱり、ACLではベンチに入れましたけど、Jリーグではまだ1回も入ってないですし、残り試合もまだあります。必ずベンチに入りたいです。まずベンチにはいることを考えて、それから試合に出ることを考えていればいいかなと思っているので、まずはベンチに入って、ひとつひとつっていう感じですね。自分の武器であるとかクロスとか、最近練習でも取り組んでいて、自分でも前より《良くなっているんじゃないかな?》っていうのもありますし、まぁ、左でも右でも同じようなクロスがあげれるようになればいいです。左ももっと練習したいなと思います」
――前にも似たような話になりましたけど、ユースの時は試合中にみんなが困ったら周りが茂木選手に頼っていた雰囲気があったと思います。今はその逆も考えられるかと・・違った意味での“スマートさ”を覚えている最中かなって思いますけど・・・
「そうですね、でも、ユースの時と同じようにゲームの流れを読むことですとか、逆に今プロになってここまでけっこう使われる側なんですけど、ボランチとかをやった時に“使う側”にならないといけないなと思います。そういうところではこの間の試合で改めて思いましたし、やっぱり“使われる側”から“使う側”になるっていう少し意識してきたいなと思いますね」
――そうならないとプロとしては…というこだわり
「はい」
――早いですか、ここまでは?
「そうですね、変わっていないですし、はい」
――サポーターもキチッと誕生日を覚えていて、先週からプレゼントを・・・
「たくさんもらって、応援してくれる方もたくさんいるので、頑張っていきたいです」
――そういった方々も、プレゼントを渡すのが目的でなくて、ピッチで活躍してもらうために声援を送っていると思うので、そう言った方に一言を
「そうですね、ここまでなかなか試合に絡めてなくて、応援してくれる方にも申し訳ないと思うし、でも、それでもずっと応援してくれているんで、まずはそういう人達が埼スタに来て、俺のユニフォームを着てくれることが一番良いことだと思うので、早く埼スタのピッチに立てるように頑張ります!そして、10代のうちにたくさんファンが増えるように頑張っていきたいです」
――期待しています
「ありがとうございます!」
関根選手のようなケースもあれば、その間逆も
以前、濱田選手はこのように話していました
「チームが自分を育ててくれるとは思ってないし、そういう甘い考えではやっていけない」
共通の時間が何気なく過ぎていくようで、その日々をどう過ごすかで大きな差をもたらすのがプロ世界
茂木選手には、努力してつかんだ”トップチーム昇格”を決して無駄にしてほしくないです
最も、本人が一番そう思っているでしょうから
ユース時代、3列目からの力強い攻撃参加に胸はずんだ記憶は今でも鮮明に残っています
そしてその時、《近い将来、レッズのボランチを担えるはずだ!》と思ったことも
茂木選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
では