7月3日 「強かったので、気持ち良い」

どうもです

昼前に比べれば、雨は随分と弱まった大原

午後練習は15時30分から始まりました

とりかご、パス&コントロールといったウォームアップを経て、16時15分になると選手達は3チームに分けられます

行われたのは、ハーフコートでの9対9(キーパー含む)でした

残った1チームは4対4、ミニゴールを用いたミニサッカーを実施

1回戦総当たりのローテーション形式です

チーム赤
—–小島—–
-柏木—-斎藤-
—–阿部—–
茂木—–天野C
–那須–加賀–
——GK——

チーム青
—ズラタン—
-高木—–李–
—–鈴木—–
橋本——平川
–永田–岡本–
——GK——

チーム白
—–興梠—–
-武藤—-梅崎-
—–青木—–
宇賀神—-関根
–槙野–森脇–
——GK——

といったチーム編成

☆1試合目→赤VS青

ワントップの小島選手が面白いようにDFラインの背後を突き、なおかつゴール前で抜群の落ち着きを見せ、得点を量産

柏木選手の俊敏な動きも出色でした

結果は、赤の勝利

☆2試合目→赤VS白

レギュラー組中心の白に対し、柏木選手がメラメラオーラを発するも、一歩及ばず

興梠選手×2、梅崎選手のゴールで3対1、白の勝利

☆3試合目→白VS青

若手と天野コーチが入る赤に勝てなかった青

その心配は的中し、コンビネーションに難あり、攻守に後手後手

梅崎選手×3、興梠選手×2、槙野選手×2、青木選手

「ブラーヴォ!」(西川選手)

終盤にようやくかみ合い始め、高木選手、李選手が決めるも、8対2

「ボロ負けっすよ!」(李選手)

白チームがレギュラー組としての意地を見せました

練習は17時頃に終了しています

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メンバーを見ての通り、レギュラー組には左足首の捻挫から帰ってきた青木選手が入りました

「強かったので、気持ち良い」

と”自然”な返答

「万全ではないけどやれる範囲で。今週ちょっとやってみて確認しながらという感じなので、明日また確認してという感じ。トレーナーの方によくやってもらえたので良かった。感覚がちょっとだけ直っていない感じがあるので、明日しっかりやって来週はしっかりできるように戻せればと思う」

――あすの練習試合での注目ポイントは?

「そんなに注目しなくていいです(笑)」

マイペースな背番号16が見られるでしょう、きっと

では

7月3日 「より後半戦は、そういうところを今以上に、もう一つ二つギアを上げて戦って、そうやって自分達を研究していく相手に対して、《何もやらせないんだぞ!》という位の気持ちを見せてやりたい」

どうもです

2日連続の2部練習です

午前練については、断続的に降りしきる雨、ピッチコンディションに配慮し、室内での体幹トレーニングを約45分間を行い終了しました

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来週、リーグが再開すればすぐに8日間で3試合を闘うことになります

貴重な準備期間、2部練が多いのも、キャンプではありませんが、チームがより長い時間を共有することで結束を高める狙いが少なからずあるのかもしれません

「そうですね。ミシャもシーズンが始まる前に、『今年はやっぱり、チームで長くいる時間をより増やしたい』という話をしていたし、『週に1回は必ず2部練をやりたいな』と話をしていた」

と肯くのは宇賀神選手

「まぁ、こうやって選手同士で長く一緒にいたりサッカーの話をしたりというのも、非常に有意義な時間だなと思う」

これまで、水曜日に2部練習が予定されながら、午後練が行われないということは、ひとつの恒例でした

ただ実際のところは午前練後も、監督、選手、スタッフは顔を合わせています

「午後はみんなで映像を観て、そこで話をし合ってとか、自分達のイメージを膨らませるということが多いけど、そこで全員がイメージを共有したりだとかっていうのが、少なからず出ていると思うし、ファーストステージの後半もだんだんコンビネーションからのゴールが増えていったのはそういうのもあるかな」

ここまで5アシストという数字でも示されている通り、昨シーズンよりも得点に絡む機会が向上した宇賀神選手がそう説明するだけに、説得力があります

ところで先日、宇賀神選手が英語で何かを口にしていたら、ミハイロ・ペトロビッチ監督が「ブンデス! ブンデス!」って言っていたように聞こえたことがありました

「言ってましたっけ!?覚えてない(苦笑)」

そういった意味でも、ドイツの試合を観ることが多いのかと勘ぐってしまいます

「そうですね、はい。バイエルンの試合を観たりとか。今だったらコパアメリカやっているので、そういうところでの切り替えの速さだったりとか、球際の部分っていうところを映像でもわかっているのかなと思う」

ボールへの強い執念

「より後半戦は、そういうところを今以上に、もう一つ二つギアを上げて戦って、そうやって自分達を研究していく相手に対して、《何もやらせないんだぞ!》という位の気持ちを見せてやりたいなと思う」

受けるのではなく、倒しにいく気概です

加えて、

「個人としては…カードに気をつけます。もう、とんでもないんで(苦笑)」

選手会長&副キャプテンとしての自覚も口にしました

では

7月2日 「出場時間が、たとえどんなに短くても」

どうもです

リーグ戦の中断期間を過ごすレッズはきょう、2部練習を組み込みました

梅雨空のもと、午前練は10時からスタート

ここ数試合のレギュラー組は天然芝ピッチでの鳥かごを中心としたアップをこなし、それ以外のメンバーは人工芝ピッチでの体幹トレーニングを行い、午前10時40分過ぎ、一同に会します

フルコートにはマーカーやポールが設置され、陸上トラックのような楕円形のコースが完成

そこを選手達は時間毎(数十秒単位)にペース調整しながらのインターバル走で外周します

次第に聞こえる、「ハァ、ハァ・・・」激しい息づかい

レギュラー組の多くはコンディションを考慮し、早めに切り上げましたが、阿部選手はきっちりと完走

なぜなら、達人の一言も影響したでしょう

「ファーストステージ優勝で満足か?ここから行けるか!?(笑)」

平川選手からそう言われたのであれば、ここまでリーグ戦全試合フル出場中の主将であっても、足を止めるわけにはいきません

普段、ピッチ上で”受け狙い”などしない精神的支柱のユーモラスに、同グループで走っていた永田選手、橋本選手、青木選手からも白い歯がこぼれます

セカンドステージを控えたブレイクタイムならではの、ほほえましい一コマでした

夏場の戦いへ、きちっとした体力作りをすべく、時間を有意義に使えている印象を受けます

午後練は、ボールを使ったメニューが予定されているとのことです

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走り込みの際、主にベテラン勢から「良い走りをしている」と褒められていたのは、若手中心(高木選手、岡本選手、小島選手、斉藤選手ら)のグループ

そのうちの1人、茂木選手は現在のJリーグシステムならではの仕組みにおいても、良い成長をしいるようです

「チームは無敗できているし、自分はJ3で経験を積めていると思うし、試合勘というのも、こっちで残っている選手よりは、向こうでやっている分あると思う。ファーストステージの最終節の日にはJ3の試合に行ってきて、向こうでもファーストの締めくくりのような気持ちで試合をした。そこではけっこう、今シーズンのJ3の中では自分の納得いくようなプレーが出来た。こっちに戻ってきても、チームはフワフワしていないし、みんなが次へ向かっている。自分もその中に入っていくために、今、準備は出来ている。ここからどれぐらい自分の色が出せていけるかだと思っている」

――違うチームへの帯同は、ある意味では不本意かも知れませんが、そちらはそちらでU―22の選抜チーム。ただ試合をこなしているわけではないというのが伝わってきます

「そうですね、自分でも毎回試合前に目標というか、《この試合はどうやっていこう》とかのイメージはあるし、ああいう時間を無駄にしたくない。試合が出来るというのは嬉しいこと。サッカー選手なので。まあ、ユースの頃は試合を沢山していたけど、トップに入ってあんまり試合がないという中で、U-22に参加できるのは嬉しいこと。集まってきている選手には色んなモチベーションがあるだろうけど、自分は常に高いモチベーションでやろうと意識している」

――矢島選手も昨シーズン、気持ちのコントロールが難しそうでしたので・・・。ただ、対戦相手はサッカーが出来る喜びを“特に”感じながらプレーしている選手が多いカテゴリーのリーグですから、そこでの刺激、ありがたみも大きく感じるのでは?

「球際とかでも来る人も多いし、身体能力の高い選手も結構いるので、J1ほどではないけど良い練習になる。色んな人と知り合えるし、友達も増えた(笑)」

――プレー面で感じた手応えとしては?

「向こうでは右サイドバックをやっていることが多くて、攻撃参加の時、サイドハーフがボールを持ったときとか、逆のサイドにいるときに走って裏に抜ける部分とか、クロス。こっちでもクロスの練習はけっこうしているので、まだアシストにはなっていないけど、チャンスを作れている部分はあると思う。クロスはひとつの持ち味になったかと」

――先日、試合翌日の少ない人数での練習後、「良いクロスを上げている」と感想を伝えたことがあったので、今のコメントを聞けて嬉しいです

「フフッ、はい(笑)そうでしたね」

――2002年のワールドカップの頃、ドイツ代表にシュナイダー選手という高速クロスを上げる選手がいて、重なる部分があります

「小学生の頃から、父親には『速いクロスを上げろ』と言われていたので、弱いクロスでピンポイントで合わせるのも必要だけど、速いのを上げておけば、相手のミスとかで入る場合もあるので。そういうのは昔から父親に言われていたので、意識はしてる」

――ちなみに、シュナイダー選手?

「知ってます(ニコリ)」

――先日、斎藤選手もお父さんの良いお話を聞かせていただきましたが、茂木選手のお父さんもレッズが好き?

「僕の父親は色んなスポーツをしていたので、逆に言えばスポーツが続かない(笑)人だと思うんすけど、まあいろんなことを経験している分、いろんな視点から見ることが出来ている。僕がサッカーをしているの、よく見てくれて、けっこう指示とかもしてくれるので、それでお母さんも見に来てくれたりするので家族でサッカーが好きになっているのだと思う。高校サッカーとか、自分がいないのに、中学時代の友達が出ているとかの理由で会場に足を運んだりしていたので(笑)」

※茂木選手自身も以前はラグビーをしている時期がありました

――サイドでのプレーではアップダウンの走りも重要になってきますが、きょうの練習では茂木選手のグループ(高木選手、岡本選手、小島選手、斎藤選手ら)がベテラン勢から「良い走りをしている」と褒められていました。「見せてやろう」という意識は持ち合わせていましたか?

「そうですね。見せるという部分もあったし、自分の体力を高めるという部分でも大事になってくる。一番は、体力作りを意識した(笑)」

――良い姿勢を保ちながら走れているように見えますが?

「そうですね、僕は最近あまり心がけていないけど、最初は意識していて、身についてきたのかな?というのはちょっとあるけど、あんまり顎が上がらないようにはしていて、疲れてくると多分上がっているときがけっこう多いので、そういうのは意識している。プレーもそうですけど、身体に染みつくようにやり続けることが大事」

――先ほどのお話にもあった通り、チームには浮かれた様子はないでしょうが、今のまま続くとは限らないので、下の選手がどんどん突き上げていくような刺激が大切だと考えます。茂木選手ももちろん、このままではないと?

「もちろんっすね!(笑)」

――春に行ったインタビューでは、「セミがなく“前”には」と話していたので

「そうっすね、そろそろセカンドに向けて、やっぱり、色んな代表の選手も言っているけど、準備というのは大事だと思っているので、いつ入っても良いようにしたい。どこでも出来るのが自分の特徴だと思うので、《どこに入っても良いプレーするな》とサポーターに思ってもらえるように、“茂木のプレーはこういうのだ”とみんなにわかってもらえるようにしたい」

――次、まずは早稲田大学との大事な練習試合を控えています。世代も近いですし

「知っている選手もいるし、大学生だけどレベルが高いと思うので、与えられた時間で自分のプレーを出したい。出場時間が、たとえどんなに短くても、自分のプレーが出来なかったら使ってもらえないと思うので、どこで入っても良いプレーが出来るようにやっていきたい」

――何かひとつでもインパクトを残すことが、若い選手には求められるでしょうから

「そうですね。やっぱり、ひとつのアシストだとかゴールとか、こだわっていきたい。結果にこだわりたいので」

――早稲田といえば、レッズユースにゆかりのある選手も多いですが?

「はい、そうっすね(笑)自分が1年の時に3年だった、新井純平君とか。やっぱり江南の先輩だし、一緒にやりたい」(※堀田選手、西山選手も在籍)

週末の注目点が増えました

茂木選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

7月1日 「水輝君も堤君いたりして、非常に観ていて面白かった」

どうもです

リーグ前半戦を終えたチームは3日間の休暇を挟み、きょうから練習を再開

小雨ポツポツ、午前の大原では、オフ明け恒例のフィジカル系メニューが行われました

締めのシャトランは関根選手が独走

必死に食らいついた岡本選手は、

「まだ余裕ありそうなんで、あいつは(笑)僕は、いっぱいいっぱいですけど(苦笑)」

と舌を巻きました

しかしながら、自身の置かれている状況も決して悪くありません

――コンスタントにベンチ入りできるようになってきてというところで、手応えはどうですか?

「そうですね、ここ何試合かは続けてメンバーには入れているので、次は出場できるように、いつでも出場できる準備をしていきたいなと思う。一歩一歩、少しずつだけど、前進できてるかなと思うので、これを継続していきたい」

――あくまでも判断するのは監督だと思いますが、ご自身はどのあたりが評価されていると感じますか?

「うーん、まぁ…、どうですかね?(ニヤリ)まぁ、ある程度自分のプレーを表現できているっていう部分と、まぁ、しっかり準備しているのを見てくれてるかなと思う」

――浮き沈みが減ったというか、日々の平均値が上がった印象です

「まぁ、それ、そうですね。気持ちの部分がだいぶ大きいと思うんですけど、どんな状況でもモチベーション落とさずにトレーニングが出来ているのかなと思う」

――自分らしさ失わないという意味で、先日の練習では浮き球のボールを思い切ってバーンとシュートして、右に逸れて…で、監督は何か声荒げてたけど、全然気にしていない様子でした。そのあたりが岡本選手らしくて・・・

「そうですね(笑)しっかり監督の言っていることを聞きつつ、しっかりと自分のプレーを出せたら良いなと思う」

――ああいったチャレンジをして、入ればまたそれは評価としてつながりますし、という中で今、ブレイクタイム入っちゃったのが何かもったいない気がしますが?

「そうですね…。まぁ、そうですけど、しっかり気持ちを入れ替えて継続してやっていきたいと思う(苦笑)」

――リフレッシュという意味でも、オフの3日間はどのように過ごしていましたか?

「長崎の方に行ってきた。まぁ、試合を観に行って刺激もらってきた。やっぱり福岡での試合で、水輝君も堤君いたりして、非常に観ていて面白かった。長崎でやってきたことを忘れずにこっちでもやりたいなと思った。まぁ、本当、水樹君も堤君も良いプレーをしていたので、本当に僕も頑張らなきゃいけないなと。試合後には長崎の美味しいところ連れていってもらった(笑)カキがうまいんです。カキが有名。季節的にはあれですけど」

――やっぱ、あとは会話・・・

「そうですね。あと、みんなと話すのがたのしかった。

――やっぱ、みんな喜んでいたのでは?最近、少しずつではありますけど、岡本選手の名前を聞くようになってきたでしょうし…

「まぁ、そうですね。『この間よかったね』とか言っていただけるんで。うれしかったし、是非またプレーしていけたら良いなと思う」

――最近、駐車場で何か良いエンジンの音がするなぁと思ってみたら…奮発しましたね?

「そうですね(ニヤリ)ちょっと思い切って買ってみた。ちょっと頑張ります、ここから。はい(笑)」

――やっぱり、自分に対する責任というか…

「プレッシャーかけて頑張ります!ちょっと背伸びしている感覚はあるかとは思うけど」

――やっぱ、違いますか?

「そうですね、楽しいですね。はい」

――てっきり、それもあるし、3日間は何かドライブに行ったり、まさか、車で長崎へ?

「いや、行ってない(笑)飛行機で」

――岡本選手は仲間思いというか、昨年のアウェイ鳥栖戦の時も野田選手と観に来ていました。良いところありますね、ほんとに

「いやいや、ちょっと、ほんと、見たかっただけなんで(笑)自分が」

――当時、長崎の担当をしていた関係者に聞いたことありますが、レッズユースの先輩・中村隼選手が長崎では唯一そういう系の車を乗ってたとき来ました

「そうですね、乗っていましたね。ちょっと、相談もしました(ニヤリ)」

――関根選手にいじられる要素も、減ったかと…

「そうですね。もう、いじられないです。さすがに」

――どうですか? 反応は

「似合わないってみんなに言われますけど。自分でもそう思う」

――形からじゃないですけどね、どんどん似合う男に…

「そうですね、これからもう一歩、頑張っていきたいなと思う(ニヤリ)」

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「本当は似合わないんじゃないですか!?一生(ニヤリ)」

と笑うのは、関根選手

シャトランで岡本選手をぶった切ったのも、

「車じゃちょっと勝てないんで。自分の身体で勝った」

――「似合わない」・・・

「そうですね、買えるのかなって。『車におさまる?』って、買う前に突っついたんですけど。『オープンカーが良い』って言っていたんで、『ありえないでしょ!』と言って、ジャンジャン言ってたんだけど(苦笑)でも、拓也君が前に乗っていたのは四駆だったので。自分は今、四駆乗っていますけど、乗りたいなって気持ちはある。やっぱ、面白いんじゃないですか?乗ってて。やっぱり、目線も違うし、運転楽しそうにしていますね」

――3日間のオフでは、関根選手なかなか休めなかったけど、岡本選手は九州へ行って、堤選手、濱田選手とかと会ってきたと聞きました

「すごいいいオフを過ごしたんじゃないかなと思います、みんな“は”(苦笑)」

――義理堅い・・・

「まぁ、そういったところ、色んな場所に自分の居場所があるのはすごい良いなとは思う」

――関根選手にとってのこのオフ期間は、注目される良い機会になったでしょうから

「そうですね。すごい良い経験ができました(ニヤリ)」

この、ほほ笑ましい2人の関係と共に、レッズの好調がいつまでも続くように

さあセカンドへ、良い準備をしていきまっしょい

岡本選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

6月29日 「《レッズが行かないでどこが行くんだ》という感じ」(関根選手)&「一番良い相手だと思う」(指宿選手)

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どうもです

きょうのお昼、Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝トーナメントの組み合わせ抽選会が行われました

◇◆関根選手◇◆

――大型モニター越しにも、額の汗を確認できましたが?

「ほんと暑かったっす。スタジオが…はい(苦笑)」

――緊張したのでは?

「しましたね。抽選くじを引いたことなかったので。そういうトーナメントとかの。凄い良い経験になった」

――7番・・・

「いんやぁ微妙でしたね(苦笑)チームメイト、スタッフからは『1か5を引いてこい』と言われていたので。何とも言えないっす。ただそこはもう、今から何を言っても遅いので、本当に。去年も負けてはない状況でも進めないのが、ホーム&アウェイの難しさなので、2試合合わせてしっかり勝つというところが大事になってくるので、そういったところをしっかりやっていきたい。どの相手でも自分達がやるべきことをやれば良い結果を残せると思うので、本当にJリーグは良い調子で来ているし、ナビスコも良い形で勝ち上がって行ければと思う」

――隣りに立った指宿選手、大きかったのでは?

「ほんと、《テレビに並んで映るのかな?》ってところが心配になった(苦笑)身長差がありすぎて(ニヤリ)」

――新潟への印象は?

「ついこないだ対戦したので、凄い良いイメージでやれると思うし、自分個人としては凄い悔しい思いをしたので、しっかりと新潟相手に良いパフォーマンスが出来るように良い準備をしたい」

――悔しい思いというのは?

「得点に絡むことも出来なかったし、相手にPKを与えてしまった部分もあるので、そういった想いがあるので、しっかり晴らせればと思う」

――この大会への思い入れを聞かせてもらえますか?

「ひとつでも多くのタイトルを取るのが今年の目標だし、このJリーグの調子を維持することが大事なので、本当にここからが勝負だと思う」

――プロデビューの舞台でもありますが?

「そうですね、はい。あの時は槙野君が退場したことぐらいしか記憶にない(笑)気付いたらいなくなってたので、後ろが(ニヤリ)そういう思い出がある大会」

――デビュー翌日、「夢の中にいるみたいだった」とコメントしていたのが印象的です

「ほんと、そういう感じだった。初めて立ったときはそういう感じだった」

――次は現実としての良い舞台に出来るように

「そうですね、頑張ります(ニヤリ)」

――ニューヒーロー賞については?

「そういった賞というのは後からついてくると思うし、本当に目の前の試合で良いパフォーマンスが出来るように準備していくことがそういった結果につながっていくのかな」

――決勝戦は埼スタです

「凄いモチベーションが上がるし、《レッズが行かないでどこが行くんだ》という感じなので、本当に、埼スタで最後に試合が出来るように勝ち上がっていきたい」

――ちなみに、お菓子は好きですか?

「??お菓子っすか!?割と、好きっす・・・!あーあーあー!!結構好きです!!(笑)フフフッお菓子好きです」

――チップスターとか?

「はい!」

――休みもほしかった?

「はい(しみじみ)休みたかったっす、本当に(笑)チームに良いように使ってもらっている(苦笑)」

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□■アルビレックス新潟・指宿選手□■

「レッズを倒して、勝ち進んでいって、優勝するだけ」

――レッズへの印象は?

「もちろん、レッズは強いという印象。ファーストステージは優勝しているし、ただ僕らに可能性がないわけではないので、そういった意味では、やり甲斐が凄くあるチーム。で、また僕らとしてはレッズを倒したら勢いに乗っていくことも可能だし、一番良い相手だと思う。ナビスコは一発勝負なので、リーグ戦とはまた雰囲気も違うし、全く違う戦いになるのかなとは思う」

――達也さんもきっと今頃・・・

「燃えているでしょうね、達さんも(笑)はい。達さんのことはもちろん、とにかく勝ちたい。それだけ」

――暑い季節にリーグを含めて3度対戦。サポーターも燃えるでしょう、きっと

「お互いに熱いサポーターがついているので、そういった意味では、凄い盛り上がりもあるのではと思っている。新潟も毎試合毎試合アウェイまで多くの方々が駆けつけてくれて、応援してくれる素晴らしいチームなので、サポーターに僕らは支えられているし、そういった意味ではそこもまた違った目線での見どころになると思う。サポーター同士の戦いというのも」

――関根選手とは話しましたか?

「初対面なので、軽く世間話をしたぐらい(笑)スピードのある選手。11人で戦って、しっかりそこを抑えられればと思うし、勝ちに行く」

――新潟は埼スタで勝ったことないのをご存知ですか?

「あっ、今初めて聞いた。なおさら良いのかな。舞台としては整ったのかなと思う。ここ最近も勝ててないし、アウェイで勝てれば、優勝までの道が見えてくる」

――エールの交換と言いましょうか、レッズのサポーターへメッセージをお願いします

「とにかく僕らも全力を出して戦います。それはお互いに同じだと思うので、そういった意味では熱い試合が展開されると思います。それを良い意味でお互いポジティブな気持ちを持ってしっかり応援し合えたら、より一層盛り上がって良い試合になると思うので、頑張りましょう!お互いに。よろしくお願いします」

とても紳士的な応対に感謝!

インタビュー詳細は、「You’re The REDS」でお届けします

では

RED A Live 2015 6.27 VS 新潟

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ペトロビッチ監督はきょうの練習後、新潟戦での平川選手のスタメン起用を示唆しました

平川選手は先日のインタビューで、近況をこのように語っています

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★浦和レッズ戦を実況生中継!

埼玉スタジアム2○○2で行われる、「明治安田生命Jリーグファーストステージ第17節・浦和レッズ対アルビレックス新潟」の模様を実況生中継します。

RED A Live 2015
「浦和レッズ 対 アルビレックス新潟」
…6月27日(土)18:30~21:15(延長の場合あり)
提供/ポラスグループ

Come On! REDS…17:00~17:55
REDS After The Match…22:00~22:55

・応援メッセージはこちらへ!
・放送エリア以外でもサイマルラジオ(PC・スマートフォンなど)でお楽しみいただけます!!

・これに伴い、当日は番組編成を以下のように変更します。
17:00~17:55 Come On! REDS
18:30~21:15 RED A Live 2015(延長の場合あり)
22:00~22:55 REDS After The Match

6月25日 「自分は40点ぐらいじゃないですか?」&「これからもっと成長していくひとつの栄養剤になったと思う」

どうもです

気温はきのうに続き、30度越え

もうすぐすれば、レッズ版サマータイムが導入されるのでしょうか

さて、新潟戦を2日後に控えたきょうの練習は、室内ミーティングを経て午前10時45分頃からスタート

ウォームアップ後は、11対11でのハーフコートゲームへ

最初のルールは、これまでの2日前練習で何度か(FC東京戦前等)設定された、プレーエリア限定方式でした

ピッチ上には無数のマーカーが置かれ、ディフェンスゾーン、ミドルゾーン、アタックゾーンに分割されます

ディフェンスゾーンでプレーするのは、3バック+2ボランチ

アタックゾーンには1トップ2シャドー+両ウイングバック

基本は2つのゾーンにおいて5対5のマッチアップが生じます

ただ、空白となるミドルゾーンを後方の選手が攻撃参加時のみ踏み越えることで、

「数的優位活かして、出来るだけ早く!」(監督)

という変則的形式でした

システムを合わせ手来る相手をどう打開するか

「奪った早く縦へ!」、「相手の対応を見て的確なパスを出そう」、「タイミングだよ、それぞれが勝手に動いてはゴールできないよ」

と監督

さらにルールとして、縦パスが入った際にアタックゾーンの選手は必ずダイレクトパス(1タッチ)を入れてからフィニッシュへ至る、ルール設定がありました

単調にならず、アクセントプレーも織り交ぜる

そして連動性を持ってゴールを射抜く

それは、今年のうまくいっている時の攻撃パターンにそのまま当てはまります

また、守備陣は基本的に”追い越し”をしない制限があったことから、相手のカウンターへのリスクマネージメントの狙いもあったのでしょう

新潟のワンダーボーイ、次戦は果たして・・・

ゲーム終盤には、プレーエリア限定を解除

とはいえ、「さっきやったことを頭に入れて!」(監督)

選手達もその意図を組み、バランスの良く、時には大胆にゴールを目指していました

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お昼の12時23分、ラストゴールを決めた橋本選手は、きょうの練習をこのように振り返ります

「今まであまりやってきたことがなかったので新鮮。マンツーをいかに外すかということで頭を使いながら、体を動かしながら、という感じ」

なんと、右からの折り返しに右足で合わせたシュートでした

「あれはまぐれです。でも続けていきます」

そう目を細めるレフティーは1st優勝を決めた瞬間、ピッチに立ってはいましたが、ここまでの貢献度としては、

「40点ぐらいじゃないですか?」

シーズン前の期待感からすれば、妥当かもしれません

ただ、徐々にミハイロスタイルに順応出来ている印象です

その証しに、練習試合では”動きながらボールを受ける”機会が圧倒的に増えました

「少しずつボールももらったり、センタリングを上げる回数も増えているので、少しずつは良くなってきていると思う」

と本人も頷く通り

加えて、味方が信頼してどんどんパスを出してくるようになったことの現れでもあります

「ダイレクトで巻いて出てくるというのは、今まではあまりなかったし、自分のタイミングも悪かったけど、ああやってどんどん出てくるというのは、しかも顔が合わずに出てくるというのは、少しずつ理解してもらえているし、僕の動き出しも良くなっているのかなと思う。サイドをやっている以上、少し長くても一生懸命追いかけることとか、続けていきたい」

「40点」と自己採点したとはいえ、宇賀神選手の活躍を見ればわかる通り、昨年までのレギュラー組に刺激を与えた意味での貢献度は高いはずです

そんな褒められ方をしても、不本意でしょう

けれども、宇賀神選手が出場停止の次節における活躍次第では、状況は随分と変わるはず

その後にショートブレイク期間を迎えることを考えても

「ファーストステージの最後にインパクトを残せるように、まあチャンスが来ればだけど、そのための準備はしていきたい」

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レギュラー争いが最も熾烈であったのは、言うまでもなく前の3枚

競争意識の高さがファーストステージ優勝の要因のひとつ

「間違いなくそうだと思う」

李選手は、そう言い切ります

「チャンピオンシップの権利を得たのは凄く大きなことだと思うし、優勝するっていうのはすべてのピースが合わないとできないと思うので、達成できて自信にもつながったと思うし、これからもっと成長していくひとつの栄養剤になったと思う」

神戸戦で自身はレッズの一員となって以降、ベンチ入りした試合では初めて”出場機会なし”を味わいました

「もちろん悔しい。試合に出るために毎日サッカーしているし、試合に出るためにこのチームに来たので、出られなかったら悔しい。この前の試合はこの前の試合で終わって、やっぱり自分に足りないものがあるから出られないので、また日々の練習からしっかり鍛錬していきたい」

悔しさをも、栄養剤に変えて

「サッカー選手は悔しい気持ちがないと成長していかないので、ここにいるみんなが負けず嫌いで、お山の大将で来た選手ばっかりだし、ましてやレッズはスター選手が多いので」

その選手達の多くは、海外挑戦や代表などでの挫折を経験しています

いわば、ハングリー精神の集合体とも言えるのが今のレッズの特徴、強みです

「その中で競争に勝っていきたい気持ちがある」

通過点は通過点、ゴールはまだ先

このチームはまだ、まだまだ、進化中です

橋本選手、李選手のインタビュー詳細は、このあと23時からの「You’re The REDS」再放送をぜひ

※きょうは生放送ギリギリまで取材があったため、この時間の更新となりました

では

6月24日 「ちょっとドイツ語を喋ったらミシャも喜んでいた(笑)」&「もっと活躍してオファーが来るように頑張らなくちゃいけないなって心を新たにした」

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どうもです

新潟戦3日前のきょう、練習は午前10時からスタート

気温30度、今年もいよいよ”炎天下”という言葉がつきまとうようになってきました

たっぷりの汗をかきながらのウォームアップを終えると、午前10時45分からは12対12での”ペナペナ”ゲーム形式へ

「スペースがあれば、持ち上がる!」

監督からは、5バックを敷いてくるチームへの対応策を中心に、これまで実践してきたことの再確認を促すような指示が出ます

また、暑い中でも気を緩めないよう、強弱つけた声をタイミング良く選手へ送っていました

選手達もコミュニケーションを絶やさず、集中を切らしません

午前11時30分、永田選手の縦へのやわらかいフィードを受けた興梠選手が、体をくねらせ前を向き、左足ボレーでラストゴールを決めます

しかし、タッチライン外脇、ちょうどディフェンスラインの水平線上から練習を見学していた茶髪の風雲児は、「オフサイだよ!」と納得のいかない様子

「早う帰れよー!」(興梠選手)

「危険なのが来た?アイツ、俺なら大丈夫(笑)」(高木選手)

「お前、ボランチになったんだな!」(堀コーチ)

4代目背番号9は、オフを利用し約1年ぶりに大原へ

「自分が帰ってきたというより、みんなに『おめでとう』と言いたくて。このタイミングぐらいで来れば優勝しているかなと思ったし、優勝する前のピリピリしている時に来るのもよくないかなと思ったから、一応、気を遣って(笑)、このタイミングで来た」

――雰囲気は?

「相変わらず変わってないなって。大原という場は良いところだなと感じた。(今年の浦和の印象は)やっぱりコンビネーションの精度は上がっていると思うし、粘り強くなっていると思う。僕が見た中ではコンビネーションの質は僕がいなくなって良かったなって(笑)。自分がドリブルしなくなったから、その分、コンビネーションの質を上げていって、それが良い方向に行っているんじゃないかと思う」

――武藤選手など新しい選手も順応していますが?

「1年目でミシャのサッカーは非常に難しいと思うけど、それを1年目であれだけ表現しているのは難しいと思うし、彼には合っているんじゃないかなと思う。でもまだトシ(高木選手)はあまり出てないし、『難しい』と言っていたので、その中で武藤選手が順応しているのが凄い」

――ドリブルで局面を打開するというところで、高木選手は似ているところもあると思いますが?

「トシだけじゃなくてタカ(関根選手)もそうだし、タカは活躍しているけど、トシにはここからそういう活躍をしてほしいなって。ひとつのオプションになると思うし、強引に行くことも苦しい試合で必要になってくることもあると思う。トシはそういう力を持っている選手だと思うし、同い年なので、期待している」

――久々のオフ?

「代表が終わって1週間ぐらいゆっくりできたので、今日からトレーニングを始めるけど、また厳しいポジション争いがあるし、ヘルタは僕のポジションの選手ばっかり取ろうとしているから(笑)、気を引き締めなおしてやらないとまた大変なことになるので、気合い入れてまた戦いに行きたい」

――そういった環境を望んだからこそドイツへ

「そうですね、僕が望んでいたのはそういう環境だし、もっと上に行くためにヘルタで活躍しなきゃいけない。その先に代表もついてくると思うし、上には上がいるというか、ここから登っていくしかないという気持ちなので、上に行きたい」

――ドイツで1年戦ってみて、肌で感じた超一流とは?

「ちょっとした差なんだけど、大きな差、みたいな。難しいんだけど。局面ひとつを取ればもちろん勝ったりもできるし、負けたりもするけど、大した差はないなと思うけど、その小さな差が大きな差みたいな。1日1日でその小さな差を詰めていかないと上には行けないと思うし、1日でも気を抜いていたらそこにはたどり着けないと思う。そういう思いができたのは良かったのかなと思う」

――ミハイロ・ペトロヴィッチ監督ともドイツ語で話せますか?

「ちょっとドイツ語を喋ったらミシャも喜んでいた(笑)軽く話すぐらいならできるようになったので、直接コミュニケーションを取れて僕も嬉しかった」

――どういう会話を?

「『ミシャ、おめでとう』って言って、『ヘルタは難しかったけどよく走ってた』、『ボールはつなげないけど、あれだけ難しい中でよく入っていた』と言われた」

――レッズが移籍金でレッズランドの人工芝を改修するようですが?

「次の世代もどんどん世界に行かないといけないと思うし、僕がまず行ったけど、そういう選手がどんどん続いてきてほしいと思うし、今、タカがああやって活躍しているのは浦和にとって凄く大切なことだと思う。正直に言えば自分がいた時に優勝したかったけど、浦和レッズが成功してくれるのは非常に嬉しい。浦和がブンデスリーガで言うバイエルンのような、常にリーグを引っ張るクラブになっていかないといけないと思うし、そういう第一歩になってくれたらと凄く思う。やっぱりそういう引っ張るクラブがあるリーグは魅力的だし、そういうクラブがヘルタのホームに来ると満員になる。そういうクラブがあることは非常に大切だと思う」

――海外に行って感じるレッズサポーターの力は?

「また違う。独特というか、浦和には浦和の良さがあるし、凄く魅力的なチームだということは向こうに行っても思う」

代表で取材したときも感じましたが、肩周りや胸板が以前に比べればがっちりし、逞しくなった印象です

コメントからもその風格は感じ取れるはずです

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「原口お前挨拶来るのが遅えよ!」

と威嚇すれば、

「うっせえお前が来いよ!!」

逆に恫喝されていたのは、森脇選手
※今までの関係があるからこそのコントのようなものです

「原口?あいつは全然オーラないんでね、来てるか来てないか分からなかった。今、気づきました。見た目は変わってないですよね(笑)髪の毛が明るくなったぐらいですかね」

――髪型と言うと、自身もヘアバンドやオールバックなど色々している印象です

「いろんな髪型をしたいなと。夏になってくれば暑くなって短髪になればいろんな髪型ができるんじゃないかなという楽しみもファンのみなさんには見せたいなと思うけど、昨日はファンサがあったので久々に練習で髪をセットしようかなというところだったけど、コーチ陣から『昨日と今日の気合いの入り方が違うんじゃないか』と。今日はヘアバンドで髪をセットしなくて、『モリの練習にかける意気込みが髪型から分かってくる』と言われた。『今日はやる気がないね』って言われた(汗)ジェルとかをつけちゃうと汗をかくと目に染みて大変なことが起きるので今日はヘアバンドにしたけど、ヘアバンドはみんなからは不評だということは事実としてある」

――ひとつの節目として、ファーストステージ優勝を決めたことについては、どう感じてますか?

「去年も前期は1位で今ぐらいの勝率だったと記憶しているので、本当の勝負はここからだと思っている。これから夏場になった体力が厳しくなってきた時にどれだけ勝ち星を重ねていくか、本当に年間チャンピオン取るためにはここからが大事だと思っているので、まだまだ油断はできないなとはどの選手も感じていると思う。こういうシステムになって前期優勝という形になったけど、ワンシーズン制だった去年に関しても前半戦は非常に良い結果は残せていたので、まだまだ油断できる要素はひとつもないなというのが正直な感想」

――練習では3人目、4人目、5人目の動きを意識して取り組んでいますが、サポーターによる“12人目の動き”も力になったと思いますが?

「それはいつも感じているけど、特に神戸戦はそういうパワーは感じ取ることができた。最後は苦しかったけど、より僕らがパワーを発揮できたのはサポーターのおかげだなと。それは間違いない事実なので、非常に良い働きをしてくれたなと。いつも僕らをサポートしてくれているけど、神戸戦は本当に力強かった印象を受けた」

――そのおかげもあって、90分走り抜けましたか?

「フル出場できたのでそういう意味では走り抜けたけど、もっともっとコンディションを上げていく必要があったと思うので、後半15分経ったぐらいから両足が攣っているようじゃまだまだ話にならない。情けないですよね。サッカーをしている、試合を出ているうちに足を攣って交代というのは僕の中では一番恥ずかしいことだと思っているので、そういうことがないように体力をつけないといけないなと。こないだもロスタイムが6分あっても最後まで走りきれる、最後まで120%の力が出せる、そんな選手を僕は目指したいなと思っているので、まだまだコンディションは上げていかないといけないと感じた。この1週間しっかりトレーニングができるので、新潟戦は問題ないんじゃないかなと思う」

――これを聴いたら、バナナの差し入れが増えそうです・・・

「バナナは好きなので差し入れしてくだされば喜んでもらいたいなと思っている。バナナを食べれば足を攣らないということは聞くので、しっかり差し入れしてもらいたいなと思う!」

――表彰式ではソロでしっかり飛んでいましたが?

「あれは、そうっすね!(笑)全く意識していなかったけど、試合では見せない渾身のジャンプをしたけど(笑)。あの時は攣らなかったですね(笑)不思議なもんですね(笑)神戸戦は喜んだけど、まだ埼スタでファーストステージのラストの試合があるので、しっかり勝ってサポーターのみなさんと喜びを分かち合いたい。優勝後のテレビでは、だいぶ戦力外通告を受けましたよね。どんどん居場所がなくなってきたなと。もっともっと頑張らなくちゃいけないなって、『みんなテレビに出てるなあ』って泣きながら見ていたけど、もっと活躍してオファーが来るように頑張らなくちゃいけないなって心を新たにした。パイナップルネタのようなものを全然仕込んでいなかったので、もしかしたらそれが影響したのかもしれない。しっかりネタを仕込んでいればオファーが来たかもしれないので、しっかりセカンドステージも取って、年間タイトルも取って、また呼ばれるように頑張りたい!!」

――最近、一部のサポーターから、6月のオフィシャルカレンダーの森脇選手がカッコいいから7月が来てほしくないという声も聞きます

「そう言ってくれる方がいるんですかぁ!?そういう方は珍しいと思うけど、どうなんすかね!? そういう方は1年中、6月のカレンダーで良いんじゃないかと思います」

週末の埼スタでは是非、背番号46が見せる、左右遜色なく扱える日本屈指の繊細なボールタッチ、そしてガッツも堪能しましょう

一番の魅力は、ピッチ上にあり

燃える赤やけん!バッファロー’46!!

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

6月23日 「今は一番下だけど」

どうもです

梅雨空はどこへやら

快晴の大原でオフ明けの練習は午前10時から始まりました

いつも通りの和やかなムードで、恒例のフィジカル系メニューを中心に進行

締めのシャトランは、選手によって力の入れ具合が違ったため、順位をどうこう紹介し辛いですが、

「うおりゃぁぁぁぁぁぁ!」

と雄叫びを上げ、全力疾走で関根選手と張り合う那須選手が、兎にも角にも熱かったです

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ところで、日々大原の練習を取材していると、ある選手の変化に気付きます

若さを武器に存在感を発揮すべく、シャトランで上位を走るも、岡本選手や関根選手には適わず

ハーフコートでのゲーム形式が始まれば、当然のように隣のピッチで天野コーチの指導を受ける

居残りでパス練習をすればボールは時に、あらぬ方向へと飛んでいき、メディアが球拾いをすることもありました

シーズン序盤は腕のケガにも悩まされ・・・

「今は一番下」

そう話す斎藤選手ですが、ゲーム形式や練習試合のピッチに立てば、見る者を”ハッとさせる”何かを見せる場面が増えるようになってきました

”天野塾”で反復したことの再現のような、2タッチ目での的確なフィード、球際でのねちっこい守備がその例です

――最近の斎藤選手を見ていると、薄くか厚くか、一皮むけたような印象を受けます。と、言われても何と答えれば良いか難しいでしょうが

「まあ(笑)、でもね、一週間前に練習試合に出て、その時が久々の実戦で試合勘が全くないというか、そういう状況でやって結構きつくなってプレーも荒くなったのがあった。けど、2日前の湘南戦では時間こそ短かったけど、ボールを受けて前に良いロングパスを何回か出せたし、少しずつ試合に慣れてきたのかとも思う」

――ミスを恐れないチャレンジ精神というか、良い意味での開き直りでしょうか?

「そうですね、ミスをしなきゃ成功につながらないし、今からミスを恐れていたら何も大きくもなれないし、今後の自分につながらない。“もっとミスをして”というのは変だけど、ミスを恐れず前向きなチャレンジというか、後ろ向きでなく出来るだけ前向きなチャレンジを増やしていきたいと思う」

――いきなり話の腰を折って申し訳ないのですが、まつげが長い!

「あーそう!お母さんもそうなんすけど、逆さまつげで、遺伝なのかな!?わかんないすけど」

――関根選手も長くて、それを指摘したら本人も自覚しているようで「あざっす!」と満更でもない様子でした。負けじと、ストロングポイントとして!

「ハハハッ(笑)前に一度、試しにビューラーで立ててみたけど、クセですぐに戻っちゃう(苦笑)」

※報道陣も爆笑。後ろにいたスタッフからは「記者会見みたいだな!」とツッコミが入る

初めてのインタビューですが、新加入会見での堂々とした受け答えの印象通り、しっかりとしています

――1stステージ優勝が決まった時は、どこで観ていましたか?

「自分は家で家族と観ていた」

――ご家族の方々はどのような気持ちだったのか・・・反応はどうでした?

「なんかまあ、自分はまだ試合に出ていなくて、でも親は『翔太がこのチームの一員としてサッカーをしているのは不思議な気持ち』と言っていた。自分もテレビで観ていたから不思議な感じはあったけど、やっぱこのチームの一員としていられて幸せ。でもやっぱ、試合に出ないともっと貢献できないと思うので、セカンドステージは少しでも試合に絡めるように頑張りたい」

――「自分も試合に出て」というのがそう、話を拾いながらこちらが《次、これを聞こう》と思うことを組んだ上で話を続けてくれていて、凄いと思います

「何となく聞かれるかな!?と思って(笑)」

――入って満足ではなくて、最近他の選手の間でも話題の映画【ビリギャル】もそうですが、大学入って、トップに昇格して終わりではなく、そこからが大事ということで・・・。プロの世界はどうですか?

「ユースと全然違って、技術などのレベルの差を感じるし、早く自分もこのチームの中に追いついていけるように。今は一番下だけど、技術とかをもっと上げていって、いずれトップに立てるように。それを目指して頑張っていきたい」

――プロの世界は、学生でもユースでもその中で”一番うまい選手”が集まる場で、最初はそれまで置かれた立場とのギャップに戸惑いもあるかと思いますが?

「そうですねえ(しみじみ)トップレベルの選手ばかりなので、特にレッズは日本代表、元日本代表もいるし、ズラさんはスロベニアの現役代表でユーロの予選も闘っている。そういった選手と普段から一緒にプレーしていることは本当に光栄なこと。吸収することも多いし、参考になることばかりなので、うまく良いところは盗んで自分のものにしたい」

――今、パッと浮かぶ“吸収できたこと”は?

「活かされているというか、まあ何だろうな、陽介君のプレー。前に当てる意識というか・・・右足はあまり使わないけど、うまく左足に持ち替えてとか、前に当てるパスとか、意識の強さが凄いなというのがあって、自分は同じポジションでやっていて、ボールが来たらそのままリターンしてしまうこともあるけど、陽介君は出来るだけ前に縦パスを当てようとしているので、そういうところを自分も見習っていかないといけない」

――《ひと皮むけた》と思った理由に、練習後の“天野塾”で反復しているプレーがゲームの場でそのまま体現されていることが挙げられます。ワントラップからすぐにサイドへフィードするような展開力がそうです。良いときの柏木選手のプレーは、ボールを受ける前に次のプレーを決めているような、速い判断と動作が特徴で、斎藤選手もそういったプレーが出来ている手応えがあるのでは?イメージとの連動が体で自然と出来ていると・・・

「そうですね、まあ外を見れば、一番遠くを見れば近くにいる選手も間接視野で入るので、選択肢も増えてくると思っていた。これからも遠くを見続けることは大切にしていきたい」

――ひとつひとつ、自分の中でしっかりと解釈できているのが良いと思います。普段はロッカーでも先輩達のオーラで萎縮したりもあるでしょうが、すべきことは出来ていると・・・

「はい(笑)」

――石井俊也選手、鈴木選手、堀之内選手らがそうでしょうか。それまで所属していたチームで中心だった選手が、レッズの中での”役立つ居場所”を見つけていたのが、レギュラー獲得へとつながった印象です。斎藤選手もそれが出来る感じがします。気の持ちようですから

「はい!・・・どうだろう(笑)でもやっぱり啓太さんはずっとレッズ一筋でやってきて、自分でも言っていたけど『昔は下手だった』と。それが今、あんなにうまくなって、『前よりうまくなった』と言っていて、僕もやっぱ、今からコツコツとやっていれば長生きできるような選手になれるだろうし、今が大事だと思うので、時間を無駄にしないようにやっていきたい。自分のためにも」

――うまいけど、それっきり。という選手がプロの世界には沢山います。斎藤選手には度胸がある印象なので、プレー以外での大切な要素が備わっているはずです

「いや~(苦笑)ないっすよ、度胸!いやー結構ネガティブというか、ミスを恐れるタイプだったので、U-17ワールドカップでのことなんすけど、試合中でも《ミスしたくない!》という気持ちが強くて、完璧主義者?な一面があって、近め近めのパスになったりしてた。まあ、いきなりは無理だけど、少しずつミスを恐れずに・・・。完璧は絶対に誰も出来ないと思うので、《失敗を成功をつなげるために今はどんどん失敗をすることが大事だ》と自分に言い聞かせている」

――話を聞いていると、この半年だけでも随分と実になっているようで?

「そうですね、はい(笑)」

――日頃、元日本代表選手も試合に出られないことへの不満も漏らさずに練習に打ち込んでいるような環境ですし

「そうですね、結果が出ているのが一番だと思うし、自分は正直、練習の中での試合にも出られなくて・・・。ストレスと言っては変だけど、《試合をしたい、メンバーに入りたい》という気持ちは強まっているけど、そこに入るためには競争がある。その競争の中で自分は負けている。敗者として仕方ないので、今は技術、メンタル、体力といった土台の部分をしっかり作りたい。これから年を重ねて行くに連れて、土台のもとに・・・・なんだろう・・家に例えたら家具とか?そういうものを築けるようになれればと(笑)」

――柏木選手も広島時代、最初は練習のゲームにも入れないようなことがあったそうです。これからチームは再び黄金期を迎えなければいけません。そこでいずれ中心となるように、意識は当然?

「はい!やっぱ生え抜きとして。生え抜きとしてそういう中心選手になるのは、今のジュニアユースとかユースの夢になると思うし、自分がそこで活躍することでアカデミーの子達が夢を持って《レッズに上がりたい》と強い気持ちを持ってくれると思うから、そういう意味では責任をしっかりと持って、責任感を感じてやっていきたい」

――大卒ルーキーに話を聞いているような感覚です。このインタビューがいつかの記念になることを願います(笑)ちなみに、茂木選手は今年の目標として「セミが鳴く前には」と話していましたが、斎藤選手は?

「そうですねー・・・・(ニヤリ)元々の目標はA契約だった。正直、今の自分の実力からして、今年のうちにそれは厳しいと思い始めたので、まずはデビューすること。埼スタで!デビューしたい」

――ユースの選手には、意外と遠いスタジアム

「そうですね、第2グラウンドとかではやってたけど、あのピッチの上ではプレーしていない。中学の時にあったトップの前座もケガで出られなくて、なかなか機会が無かったので、初めて埼スタでプレーしたい。埼スタデビューができるように頑張りたい!」

目に力を込める赤いダイヤの原石は、根っからの”レッズ者家庭”で育ちました

とはいえ、自身はそう簡単に赤く染まらず・・・

「僕が小さい頃、父親が駒場でのレッズ戦を観に連れていったらしいけど、その時も応援が凄すぎて、その音量で鳴いちゃったらしくて(苦笑)それでもっとサッカーが嫌いになったみたい(苦笑)それで野球の試合を観に行かせたら、松井稼頭央さんがサヨナラホームランを打って(笑)だからサッカーをさせるのが大変だったらしい」

――どうやってレッズ好きに?

「お父さんは仕事だったから、お母さんが浦和のサッカーに連れて行って、僕は泣きながら『やりたくない!』と言っていたみたいで・・・。お母さんも『もういいんじゃない?』みたいな感じだったけど、お父さんは『いや、だめだ、しっかりやらせろ!無理矢理でも良いから』みたいな(苦笑)幼稚園の頃はずっと続いていたみたい」

――西武のショートを守っていたのかもしれないと?

「ハハハッかも(笑)お父さんは自分がプロになると聞いたとき、喜んでくれた。昨年の8月2日ぐらいに自分と大槻さんとの面談で決まったけど、お母さんが夜、お父さんにそのことを電話で伝えたら、仕事帰りの川越線のホームで泣いていたらしい(笑)」

――ようやくというか、レッズを好きになったきっかけ、選手などは?

「長谷部さん。17番のユニホームを持っていて・・・いつだっけな?ドリブルで凄い抜いていって・・・・」

――2004年8月の磐田戦?

「そうっす!磐田戦!磐田戦のゴールは印象的。テレビで観ていたけど、凄かった本当に」

――いずれ、レッズの17番をつけるというのも・・・

「・・・(笑)長谷部さんも以前はドリブルが多かった。あれは凄い」

――あの躍動感を

「俺も元々、ドリブルを。結構ユースの時はドリブラーで・・フォワードもやっていたので。ドリブルで結構抜いていたので。今はボランチやってて、全く違うというか、やることがポジションによって違うので、今は縦パス、ロングパス、ショートパス。色んな種類のボールを蹴り分けて配球できればと思う」

――そして相手がパスを警戒したとき、「10年ぶりだぜ!」みたいなドリブル突破を炸裂させると

「はい(笑)」

――であれば、長谷部選手が代表のうちに、一緒にプレーすることを目標にしましょう!

「ちゃんと、【心を整える】を読んでるので(笑)」

昇格の際、”鳴り物入り”でなければ、”超○○級”という評価も聞こえてきませんでした

ただし、そこから這い上がるような選手に共通した、気概が感じられます

あくまでも、長年レッズを見てきたからこその、根拠なき直感ではありますが

これからのレッズに、また新たな楽しみが増えました

斎藤翔太,Be Ambitious!

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

REDS WAVE 87.3 FM