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2月27日 「そこあっての浦和のキーパー」&「観ていて、別にやれなくはないなという風に思っていて」

どうもです

風もなく、思いの外、寒さの気にならない大原

オフ明けのトレーニングは午前10時頃に始まり、フィジカル系メニューを中心に行われました

締めのシャトルランニングで橋岡選手よりも先にゴールしたのは、李選手

次、ピッチに送り出されたときには、どのように自身の存在価値を示し、チームの勝利に貢献するか

何かをしてくれそうなオーラを感じ取れました

◇◆◇福島選手◇◆◇

――昨日のオフはリラックスできましたか?

「はい、しました」

――どんな風に?

「特に何もせずに、ぼーっとしてました」

――そういうときも大事ですよね、一旦なんかリセットじゃないですけど…

「はい、大事だと思います」

――何か食べたものとか…

「寮のご飯食べました」

――その辺で完璧な…(笑)

「はい(笑)」

――その前日ですけれど、試合についていかがでした?

「そうですね、やっぱり失点した部分でやっぱり自分の届かないような部分はありましたけどその他の点は良かった点と悪かった点がいくつかあって…実りあるものになったのかなと思います」

――それは大きいですか?

「はい」

――よかったところというのは?

「後半立ち上がりの一個の繋ぎの場面で上手くいってそこから流れ点が入って、まぁそういう点をどんどん増やしていきたいなと思います」

――縦パスでピッと飛ばしたのが・・

「はい」

――あれはもう事前に流れできてその時に何手か先を読んで事前に準備してっていう…

「うーん…相手と味方の動きもあるので準備したところでそこに人がいるかどうか分からないんですけど常に見るようにしてるのでまぁそういった点でよく見れていいとこに蹴れたのでそれが良かったなと思います」

――改善点としてはどうですか?

「精度をどんどん上げていかないと話にならないのでその一個一個のパスの質だったり失点の部分のパスの質が悪くて阿部さんと上手くいかずに失点した部分があったのでそういった面をどんどん仲間と合わせて改善していかないとなと思います」

――それぞれまた特徴ありますから、どういう時に…

「人によって全然違うのでそこは合わせていかないといけないのかなと思います」

――特に今、ディフェンスラインの裏のスペースのケアっていうのも、いい感じに飛び出した場面もありましたけれども、本当そのあたりやることが多いというか…

「そこあっての浦和のキーパーだと思うんで前どんどん狙うチャレンジさせて裏のケアをするっていう形はもうずっとみんなやって来てる…それは僕も継続していかないといけないなと思います」

――あとは声の迫力っていうのは福島さんいいものがあると思います

「ありがとうございます」

――土田コーチとはどんな話をしましたか?

「90分でいける良い機会あったんですけど、立ち上がりにああいう失点をしてしまったのでその中でどう立て直すかとかハーフタイムで話をさせてもらって後半いい形で最初入れたので改善できたんですけどやっぱり一番最初のゲームの始めからああいう失点をしてしまうと試合に大きな影響がある…だからこそ立ち上がりはセーフティーに入れろとか公式戦を考えながらやってかないといけないのかなと。練習試合だからチャレンジだけするんじゃなくて試合を想定してやらないといけないなとは思いました」

――あと怪我とか最近はどうですか?その辺のいろいろ克服じゃないですけど…

「怪我の部分については何も言い訳する気はありませんし、そんなことをいつまで言っていても変わらないと思うので僕は常に良いコンディションを維持していつでもどんなことがあるか分からないので準備はしたいなと思います」

――そこが今できてるなと思いますが?

「そうですね、まぁやろうとはしてるのでとりあえずいつ何時、周くんや哲さんにどんなことがあってもいいようには準備してるつもりなので…その機会が訪れればいいなとは言えないんですけどそういった準備してれば誰か見てくれると思うので今後に繋がると思うので準備は常にしてます」

――もうすぐ“春”ですね

「そうですね(笑)どうすればいいんですか!?(笑)」

――以前にも話になりましたが、名前の由来にもなっているとおり、春の時期にそういう誕生日も…

「そうですね、まず森脇くんの誕生日が先に来るのでお祝いしたいと思います(ニヤリ)」
20180227_121714-◇◆◇荻原選手◇◆◇※25日に行われたFC東京との練習試合終了後

――最後はかなり、体力的には…

「そうですね、体もけっこうキてたんですけど、やっぱりインパクトを与えたいので、左からの突破を意識してやってました」

――きょうはどんなテーマを持ってのぞみましたか?

「自分はまず、クロスとシュートのシーン、ボールに関わるシーンを増やすということに対してきょうはトライして試合にのぞみました」

――あとはボールを持ってからの勝負の姿勢も感じられました

「そうですね。まぁ後ろに下げるシーンもあったと思うんですが、そこで前を向いて相手に仕掛けて、しっかり自分のストロングポイントを出せたと思います!」

――そうやって繰り返すことで体力も作って…

「きょうは前だけじゃなくて、守備でも体力を奪われてしまったので結構難しかったんですが、なんとか走り勝って、攻めたり守ったりを繰り返してきたので、そこはプラスじゃないかと」

――菊池選手が上がってきて、いったんボールを渡した後にもう一度動きなおして受ける姿勢など、また崩す上では…

「そうですね。あそこで出したシーンは、相手にも読まれていたので、自分で受け直したら自分がフリーになるとわかっていたので、しっかり動きなおして、最後はいい形では終われなかったですけど、プレーの回数を増やすという意味では良かったんじゃないかなと思います」

――…ヘディングは?

「いや、あれは、ちょっと…。クオリティ低いっす(照)」

――飛ぶのが早かった?

「いや、来ると思わなかったです(笑) 相手に押さえつけられていて、上手くできなかったです…」

――そういうのでも、ゴール前にどんどん顔を出すことが大事ですからね、このポジションは

「そうですね…。結構攻めの回数は多くできたんじゃないかと思います」

――その前の前半のシュートも惜しいシーンがあったりしたんじゃないですか?

「あれは本当はファーサイドを狙いたかったんですけど、結構守備陣がいたので、ニアサイドに蹴ったんですけどまぁ、入んなかったですね」

――高校時代もあったと思いますが、こうやってプロのチームと練習試合をしていく中で、どんなことが得られると思っていますか?

「プロという意味ではやはりインテンシティの高さというか、プレスの速さなど、その速さにしっかり慣れて、自分のドリブルなどをしっかり出せれば、どんどん(経験を)積み重ねて成長できるんじゃないかと思います」

――いまドリブルからクロスを上げるタイミングで、中を見る余裕ってあります?

「ほとんど見ているんですけど、結構相手が戻りきっていて、コーナーキックになってしまうシーンがあって…。コーナーキックはコーナーキックで良いんですけど、あそこはどうしても味方に合わせたいので、そこをしっかり調整というか、相手がいるのであれば高めのボールを蹴って、いないのであれば速いボールを入れたりというのを、しっかり中を見ながらクロスを上げられるようにできればなぁと思います」

――なるべくマイナスのボールの方が相手も守りづらい

「深いところまで行けばマイナス(のコース)が空くので…。今日も1、2回あったと思うんですが、そこを狙っていきたいです」

――きのうの開幕戦を観て、自分が出場するイメージはできていますか

「観ていて、別にやれなくはないなという風に思っていて、あそこで自分に何ができるかなと考えたときに、今日もずっとやり続けていたドリブルからの突破とか、シュートに向かう前への推進力を自分は出せるなと思いました」

――きのうは久保選手が出ていましたから

「そうですね、かなり刺激は受けています」

――次節、埼スタデビューしたい!

「それを目指して、今週良い状態で、コンディションを整えていきたいなと思います」

――今日は最後まで走っていたので、絶対に強くなったはずですから

「そうですね、体に結構キているので、ケガだけはしないようしっかりケアして、コンディションを高めてのぞみたいと思います」

――ではあしたはいいオフを

「ありがとうございます!」

福島選手と荻原選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます

では

2月18日 「逆算」

どうもです

非公開でのテストマッチから一夜明けたきょう

練習は午前10時頃に始まり、リカバリー系メニューでの調整が行われました20180218_110057-◇◆◇荻原選手◇◆◇

――サポーターの呼び掛けにも応じていましたが、サインはいつ作ったんですか?

「サインは中学3年生の時に、卒業するときにみんなが欲しいって言ってくれて、その時に作って、そこからほぼ変わっていないです」

――どうやって決めたんですか?

「自分は[takuya]っていう筆記体をちょっと崩す感じにしました」

――その頃からプロ入りを逆算して…

「逆算してと言うか、色んな人にめっちゃサインをあげて、プロになることを公言して、追い込んでいたというのはありますね」

――そしてそれが実現しました

「実現して、本当に良かったです!」

――先ほどやっていた長いリフティングなども、全部仕事の一環。プロになった実感などはどうですか?

「実感はちょっとずつ湧いてきていて、チームに馴染めるようになってきていて、でもここからだなという不安も多少、ほんのちょっとあるんですが、いまはリーグ戦開幕に向けて楽しみしかないです!」

――良い入り方ができているのではないですか?

「本当にプロ1年目から活躍するという強い気持ちを持っていたので、逆算して考えて、キャンプの1発目からインパクトを残したいと思っていました。そのためにオフシーズンから常に物事を逆算して考えることができていたので、1次キャンプから良い入り方が出来ていたのではないかと思います」

――“逆算好き”?

「好きッスね~(ニコリ)逆算、好きッス!でも本当に、行き当たりばったりというか、その時に《あー!》ってなるのが本当に嫌なので、先の事を全部考えて行動するタイプなので、本当にそれが良い方向に繋がったと思います」

――中3からサインというのも…

「それもですね(笑)、全部、全部そうッスね」

――一時一時を大切にして、本当に思い切りよく行かないといけないというのは、昇格組でもいろんな先輩達を見てきているでしょうから

「そうですね。本当にシビアな世界というのは分かっているので、それを考えると試合に出ていないとしんどいので、早く埼スタのピッチに立てるように、頑張りたいなと思います」

――そこまでイメージが出来ている

「はい。イメージは出来ています」

――左利きのメリットなどは、プレースタイルとしてどう感じていますか?やっぱりあのカミソリキックが…

「(笑)左利きの選手は少ない。それだけですね。左利きの選手が少ないから、キックを磨けばそれが武器になると思っています。左足は常に磨いてきました」

――でも右足でも自信を持って蹴れている感じがします

「右足は高3の時に、やっぱりプレーの幅を広げなければと思って、その時に初めて右足を使おうかなと思って、ちょっとずつ練習をしていって、試合でも結構使えるようになったので、少しはプレーの幅が広がったかなと思います」

――この間のゲーム形式の練習でも、迷わず右足でサイドチェンジをボンっと蹴っていました。どっちの足でも蹴れるとボールの置き所が多少ずれてもすぐ対応できるはず

「そうですね。いくら左足が武器だと言っても、多少は右足で蹴れないと、本当に(プレーの幅が)狭まってしまうので…。ロングキックとクロスぐらいは上げられば、シュートは思い切り打てばなんとかなるんで(笑)、ロングキックの精度などを磨いていけば、何とかなると思います」

――右足を磨くことも逆算だった

「そうです(笑)それもユースの試合、普通の公式戦の時に、絶対左足で蹴れるタイミングでも右足に持ち替えてクロスを上げたりしていたので、あの時普通にやっておいて良かったなと思います」

――大槻さんも石栗さんも、サッカーについてもの凄く細かいところまで知識をお持ちじゃないですか。あそこまでサッカーを突き詰めているという中で…

「本当にユースの時も細かいというか、戦術から何まで的確というか、良いサッカーなので本当に楽しかったし、ここに来てもレベルも高いですし、良い刺激のある毎日を過ごしています」

――考え方は間違っていないんだなというか、学んできたことが活かされている

「そうですね。プロに入って壁にバンってなるより、ユースでしっかり土台を作ってきたので、そこの部分で、あとはこっちで自分を出すだけなので、本当に土台を作ってくれたことに感謝しています」

――開幕一週間前ですが、メンバー入りへ名乗りを…

「まずはしっかりベンチに入るというか、メンバーに入らないとチャンスも来ないと思うのでまずはしっかりベンチに入って途中出場を現実的に狙って、どこでチャンスが来るのか分からないのでほんと日々の練習だったりとかチャンスはあるので、そこでしっかり掴んでいきたいと…」

――FC東京の太田選手もキックの精度だったりちょっと重なる部分も…

「キックの感じはちょっと似てるかなって思ってて、ひねる感じとか…あれは参考というか、手本じゃないですけどキックを磨きたいと思います」

――26番、どういう番号か分かりますか?

「26番、関根選手?関根選手が1年目着けて…まぁ似てる部分はあるし、でも自分の中ではあんまり似てないと思ってて…あんまり関係なく、自分の色だし、みたいな」

――でもそういう縁起の良い番号でね、またそれも伝統というか…

「ユース上がりで26番で、ドリブルでみたいな。ちょっとは重なる、すごい縁起の良い」

――ちょっと大物感が漂う感じ(笑)

「そうですね、多分知名度とか周りの期待とか考えたら多分、橋岡選手の方があると思うんですけど、まぁでもその分逆に自分は自分らしくじゃないけど武器はハッキリしてるんで、それをとにかく出すことを意識して頑張りたいと思います」

――キレッキレでこれからもガツガツと、期待しています。これからもよろしくお願いします

「よろしくお願いします!」

では