どうもです
オフ明けのきょう、練習は午前10時に始まりました
室内調整を経て、選手たちは午前10時55分ごろ、ピッチに姿を現します
その後はパスゲームやサイド攻撃のパターン練習を実施
全体練習はお昼の12時10分頃に終わりました
――練習ではセンタリングを反復してましたけど、柏木選手や槙野選手も上手で、アーリークロスも面白そうでした
「まぁ、陽介のね、上手さを見ながら自分も調節しながらね、学びながらやってましたけど。あぁいう形で点が取れれば楽だと思いますし、ズラもいるし慎三君もヘディング、あんま大きくないですけどね、タイミングすごい上手だし。良いボールを入れられれば、もっとそういうバリエーションの豊富な攻撃になるかなと思います」
――あのゴールライン際まで走ってからの折り返しっていうのは凄い強さもあって、当てるだけでっていう凄い親切なボールだと
「まぁ、そういうようなボールをフォワードに供給出来る選手がいればもっと楽な試合展開だったりとか相手に引かれててもね、こうワンチャンスで仕留めるっていうゲームが出来ると思うのでまだまだ自分も成長出来ると思うのでこういう練習は必要かなと思います」
――利き足じゃないけれでも
「そうですね、利き足じゃないですけどそういうところが出来るのも良さだとは思うのでそれをよりレベルの高いものにしていきたいなと思います」
――そういう教科書ともいえる存在が引退を発表しましたけど、聞いたときのお気持ちなどいかがですか
「ま、あの改めて言われたわけじゃなくてさらっと全然違う話から引退するんだっていうのは聞いたので。まぁでもあそこまでの年齢になってくればいつ引退しても驚きはないですけど考えれば考えるほど寂しいなって思います」
――どんな流れだったんですか?
「いや、普通になんか他愛もない話から『子供に引退するって話をしたら子供が泣いて落ち込んで大変だった』みたいな。それが凄い辛かったっていう話を聞いて、『あぁ、引退するんだ』みたいな」
――クラブハウスで?
「クラブハウスの中で」
――なんか、平川さんらしいさりげなさ
「まぁ、そうっすね。まぁ、なんとなくというかどうするんだろうっていうような感はありましたけど。改まって言わないとこも平川さんらしいなと思います」
――3週間前くらいだったか、あのディフェンスのスライドとラインキープコンパクト的な練習で、平川選手に寄せて行ったら、宇賀神選手は股をふっと抜かれて『うめぇなぁっ』て凄い大きい声で言ってたのが凄く印象的で
「まぁあの間違えなくね、今出れてないですけど、他のチームでも出られる選手だとは思いますし、こう、まだまだやってほしいなって気持ちもあるし、でも本人も全然やれるっていう感覚はあると思うので、やはり対面してて本当に随所に上手いなっていう所を感じさせるプレーを僕はされてますし、ヒラさん以上に駆け引きの上手な選手は僕がこの10年間対面した選手にはいないなとは思います」
――平川さんは言葉でも力を持ってるじゃないですか。説得力というか、そういう中で日頃のやり取りとかでも印象に残ってることっていかがですか
「まぁ僕はどちらかっていうと言葉というよりはプレーの中からヒラさんの良さっていうのをね盗むことが多いので、どちらかというと言葉というよりは日々の練習の中から勝手に盗ませてもらってる方が多いかなと思います」
――ポジションが近い宇賀神さんならではの特権がそこにある
「まぁ、僕が一番ヒラさんと対面でプレーしてる時間が長いと思うので、まぁこんなに幸せな時間はなかったなとは思います」
――引退と聞いて、その時はどんな声掛けましたか。
「特別なことはまだ喋ってないですけど。まぁただ自分が思ってるのは、最後にしっかりと残りの公式戦3勝して『お疲れ様』って言いたいですし、やはり最後天皇杯優勝っていうのをね、味わせてあげたいなっていう風に思ってます。今まで引退していった選手に良い形で終わらせてあげることが出来てなかったので、ヒラさんにはというプレゼントをあげたいなという風には思ってます」
――では、まずはFC東京戦で
「そうっすね。リーグ、ホーム最終戦でしっかり勝って、良い形で鹿島戦を迎えられるようにしないといけないと思いますし、まぁヒラさんの挨拶も最後あるって聞いたんでコメントの中で湿っぽくしたくないっていうのは書いてあったんで。なので、そのためにはやっぱ負けるっていうのが一番湿っぽくなってしまうと思うのでしっかり勝って良い挨拶をしてもらいたいなと思います」
◇◆◇武藤選手◇◆◇
――湘南戦非常に悔しい結果に終わって、そこでまた感じたこととかっていかがですか
「やはりアウェイでも勝ち点3っていうのを目指した中で負けてしまったっていうのは悔しいですし、メンバーが少し変わった中でもう少し僕も引っ張ることだったり引っ張っていったりですとか、やはり結果を出してチームっていうのを助けたかったなっていう思いがあったので残念な結果になりましたけど、とにかく次の最終節に切り替えていきたいですし天皇杯に向かっていけたらと思います」
――本当にもうあと3試合、大詰めになってきて
「そうですね、もう本当に。いつも思うんですけど1年は早いので気付いたらもう本当にラストという所で今年は天皇杯が残ってるのでそこでタイトルの可能性があるので全力で取りにいきたいと思います」
――1番登り調子っていうのが武藤選手
「ま、今本当に自分自身コンディションの良さであったり自分らしいプレーっていうのが出せていると思うのでこの終盤で、まぁやっぱり結果で見せていきたいと思っていますしタイトルに繋がる様なプレーをっていう風に思ってるので勢いを維持しながら更に良くなっていけるようにやっていきたいと思います」
――他の選手とは次元の違う間合いというか、ダイレクトプレーの判断とかボール持ったときの余裕とかすごい物を最近オーラから感じます
「まぁ、でも本当最近はボールを失う回数というのも減ってきてると思いますし前にこう仕掛けていくだったり。判断っていうのが良くなってきてると思うので、自信を持ってプレー出来てるのでサッカーを楽しめているというかそういう姿というのを見せれてるんではないかと思います」
――こっちも楽しいんですよ。武藤選手、次何してくれるんだろうって
「まぁ、でもここからさらにこう、タイトルかかってピリピリした厳しい試合が待ってるのでそういう中で何が出来るかだと思いますし、まぁみんながワクワク出来るようにそんなプレーが出せたら良いと思っています」
――そういう意味で大卒でもありって、お手本の引退という発表ありましたけどいかがですか
「そうですね、まぁやはり大卒で17年間プレー出来たってことは本当に素晴らしいことだと思いますし、それを浦和レッズというクラブで1つのチームに居続けたというところに本当に偉大さを感じますね。やっぱどの監督が来ても必要とされる選手というのは、本当に素晴らしいと思いますし、まぁサッカーの能力もそうですけど、人間性も素晴らしいのでだからこそなのかなぁという風には思います」
――特にこう素晴らしいなって思ったこととしては・・・仙台にいたときの印象と実際クラブで一緒になってとかで、もしかしたら変わったかもしれない部分も
「そうですね、でも仙台の時からこうちょっとクールな感じだなってのは思ってましたしそれはまぁこっちの人からも同じような印象持ってますけど、やっぱり中に入ってみると練習に対して常に全力というか手を抜かないという部分であったり、やはり練習に来る、練習が始まる前からの準備っていうのが本当に凄いので、まぁ僕がたぶん家にいるくらいの間にはもう多分、大原に着いててトレーニングをしてるっていう風に聞きますし、それ見ましたし、それをやってるからこそ、ここまでプレー出来てるんだなってのはやっぱ感じましたね。まぁただ引退が決まったということで最後は良い形でヒラさんの引退にタイトルを持って華を添えれたら良いと思いますし、まぁヒラさんには何度もアシストをしてもらってすごく僕自身も一緒にやっていて楽しかったなっていう思い入れがあります。まぁでもヒラさんの人間性が素晴らしいってところがね、誰もが言うと思うんですけど、それに尽きるというか、素晴らしい人だなと思います」
――では、平川さんの素晴らしいクロスを武藤選手が合わせて
「そうですね、もう一度そういうシーンを作れたらと思うんで。僕が良い準備をしてゴール前で待っていたらヒラさんがいつもボールを届けてくれるのであとは僕次第だと思うので、頑張りたいと思います」
――天皇杯で優勝してちょっと落ち着いたらお寿司食べに
「そうですね、まぁヒラさんも食通なんでね。僕が知らない店に教えて欲しいなと思いますし、なんなら、がってん寿司に行きたいと思います!」宇賀神選手と武藤選手のインタビューはこのあと23時からの〈You’re the REDS〉でもお聴きいただけます
では