どうもです
天皇杯準々決勝まであと10日
暖かい日射しのさし込む大原で、練習は午前10時から始まりました
アップ後は12対12での”ペナペナ”ゲーム形式を実施
「次の展開を意識して動き出そう」
監督は何度もその言葉を強調していました
それを具現化することで、プレーはさらに楽しくなることでしょう
選手達も意欲的
「次、次!ミスっても良いからやろう!」(柏木選手)
練習は、午前11時40分までの長丁場でした
充実感を滲ませながらミックスゾーンへ姿を現したのは岩舘選手
「あったかいですね。めちゃめちゃ」
――汗が爽やか!
「いやいやいや…(照笑)」
――声をかけずにいられなかったです(笑)
「そんなことっすか? そんなんで、声かけてくれるんだったら、いっぱいかいてこようかな…(汗)」
――最近、どのキーパーもですけど、汚れ具合がね、上着の…
「そうなんですよ、激しいですよね。最近…」
――何か、やっぱり人が多い方が燃えるというか、その辺も…
「あぁ、まぁ、でも、競争意識は確かに出ますよね。尚史さんは意識的にボリュームを増やしているのもあると思うんですけど、来年に向けてのもう準備が始まりつつ、少しでもコンディションを上げたいとか、レベル上げるためのトレーニングなんで、その辺は少し、こう、ジャージに出ているのかも知れないですね、はい。(ジャージを指さしながら)もう、ボロボロっす」
――汚れは落ちてるんですか それって?
「うーん、まぁ、でも…そうですね、一生懸命落として洗ってくれるんで、割と朝はキレイに着れてます」
――そういう環境含めても、この浦和レッズに…
「はい…そうですね。確かに、水戸じゃ自分で洗濯していましたから、どんだけ汚れても。大変でしたけど、そういう意味でもありがたいですよね、やっぱり」
――正式に、一員に
「はい、そうですね。完全移籍で入れたので、やっぱりより一層引き締めてというか、元々やってましたけど、また違う気持ちでやれるので、頑張っていきたいですね」
――いつごろその打診は?
「でも、けっこうトントンで決まったんで、11月入ってからくらいですかね。そういう可能性があるっていうような話になったのは」
――どうでした?言われた時って
「そうですね、最初はちょっと信じられなかったというか、ケガもしちゃって、今シーズンほとんどやれてない状態で、当然戻るような形になってもしょうがないかなって覚悟はしていたんですけど。まぁ、それがこういう形で残れるとなったのは自分としてもうれしかったですね」
――レンタルが決まった時もそうですが、いつも、突然です
「そうですね。確かに、ギリギリの橋渡りしているんで、人生が。なんとかなんとか、橋渡り橋渡りでここまで来れてるんで、自分らしいっちゃ、自分らしいです」
――これからは安定するために、そのためにも
「そうですね、まだ全然、安定なんてほど遠いと思うんで、もう、瀬戸際に立っている思いで毎日毎日やんないとダメだと思っているんで…」
――そのね、ハングリーさが、ひげにも現れている…
「そうですね!いやっ!(笑)出てるかどうかわからないですけど、まぁ、もう一番下を知っているといってもいいんで、頑張るだけ」
――もしかしたら、リハビリもうちょっと遅れてたりとかしたら・・・多分頑張ったのが大きかったんじゃないですか?
「あぁ、まぁ、そうですね。リハビリが順調に進めたってのが良かったかもしんないですね。天皇杯でベンチに入るところまで復活できたってこともある意味ではよかったと思いますし、チーム事情考えても…そういう意味ではそうですね、リハビリが順調だったのが良かったですね」
――どうなんですか? 今の状態は
「まぁ、プレーしたりしているときはそんなに感じないですけど、でもやっぱり、力強さがまだ足りなかったりとか、あとは疲れがピンポイントに出るのでそこに、患部に一番最初に出てくるので、やっぱりこう、身体追い込んだときに《あっ、やっぱまだ復帰したばっかりなんだな》ってのを改めて思い出すというか、疲れたときに振り返りますね、そういうのを」
――ストレッチでアキレス腱を伸ばしたときって、ちゃんとハリとかって感じるんですか?
「感じます。感じますけど、硬い感じですよね、少し。疲れてきたときに一番最初に硬くなってきちゃうんで、そういう意味ではもう、自分にサインというか、気をつけなきゃいけないんだなって、朝イチとか、練習終わったあととか感じるんで、出ているうちは意識できるんで、気をつけていられるんですけど、逆に良くなったときですよね」
――でも、そうやってケアすると、他の所にもいい影響を及ぼすでしょうから…
「そうですね。自分の体が全然元気でピンピンしていた時よりも気をつかうようになったんで、コンディションの方もより一層気にするし、他の部分にはいい影響だと思いますね」
――ただ最近プレー見ていると、ちょっと思い切れてないというか…
「あぁ、そうですね…。それは…、いろいろ考えちゃうというか…、何かこう、やりたい、挑戦したいことがあると逆に少し先に頭で考えちゃうクセがあるんで、そうするとやっぱりのびのびプレーできなくなっちゃって、何か、まぁ、良くない方向に進んじゃうんで、自分ではわかっているんですけど、なかなか…」
――先週の火曜日、パントキックで迷ってやめてましが、最初の判断でそのまま蹴っていれば間違ってなかったと思います。
「ありましたね…」
――それを思い切ると、次のなんかが見えてくるのかなって
「そうですね、そうやって考えちゃうクセを直していきたいなと思いますけど。それもね、やっていかないとできないんで、その場合はやっていこうかなと思います」
――この環境でどんどん大きくなっていけると思うので…
「そうですね、こんなレベル高い環境でやれているので、まぁ、あーだこーだ考えず思い切りやるのが一番だと思うので、やっていきたいと思います」
――そういうところ見たいんで…
「はい、頑張ります。暴れ回って、がちゃがちゃやっていきます」
――後輩からも恐がられるくらいに…
「そうですね、ガツン!といかないといけないんで…」
――関根選手からは何か言われました? 完全移籍にあたって…
「いやぁ、どうですかね? あいつは軽~くなんで、『あー、よかったね!』って言うくらいですよ、あいつ。『どの目線だ、お前は?』って。そんな感じですね(爽笑)」
――浦和レッズの一員になったからには。という目標を
「そうですね、自分もやっぱこう、こんな状況で残してもらえることになったので、やっぱ、前も言いましたけど、残して良かったとか、チームにいてもらって良かったって思えるような選手になるために、もっともっと成長しなきゃいけないなって。今年も、きょうから、今から、スタートして頑張っていきたいなと思います」
――期待しています。これから良いことがどんどんね…
「そうですね、あれば…、頑張ります」
――ちなみにレッズの選手たちは、プライベートな面でもギャップがあってとか…
「そうですね、生活レベルが違いすぎる(苦笑)ちょっと…」
――ありがとうございます。これからもよろしくお願いします
「ありがとうございました(爽笑)」
インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
では