心地よい晴天の大原周辺を、自転車で通り抜けた中学生?の男子からは、そんな”どよめき”も聞こえてきました
少しずつ桜も咲き始め、春の色合いがより一層濃くなったきょう、練習は午前10時頃スタートウォームアップ後は、ハーフコート(横はペナ幅)でのゲーム形式(キーパー含めた8対8)が行われました
「守備で行くところと行かないところ、声を出し合って!カウンターの判断もしっかりして、ダメなときは慌てないように」(堀監督)
いつものようにキープコンパクトの状況でゲームは進行
興梠選手や武藤選手がスムーズな動き出しでディフェンスラインの裏を突き、ゴールが決まれば、いつもより多く来ているサポーターのスタンドからは拍手が沸き起こります
選手それぞれがキビキビとした動きを見せ、単純にゲームとして見ていても楽しめる内容でした
居残りトレーニングでのヒトコマを
センターサークル付近で池田コーチとパス交換した柴戸選手が左サイドへフィードし、それを受けた菊池選手が小坂コーチとのワンツーから左足でセンタリング
飛び込んだ武藤選手が右足で合わせるも、ボレーは当たり損ねでした
タイミングの取れなかった岩舘選手は反応しきれず、ボールは力なくゴール右隅へと吸い込まれ・・・
「サイレントシュートォォォォ!!」(池田コーチ)
その声は、Loudでした
◇◆◇岩波選手◇◆◇
――気温が上がってきた中で行われたきょうの練習
「そうですね、今は代表で抜けている選手もいますし、なかなか人数が沢山いない中で少人数の方がハードな練習になるので、自分のコンディションを上げていくためには凄い良い期間だと思うし、レッズは今なかなか勝てていなくて、この2週間が凄い大事になってくると思うし、一日一日無駄にせずに練習に取り組んでいきたいと思います」
――特に意識すべきこと
「気持ちの面は凄い大事だと思うし、やっぱり勝たなければいけない中で、難しい試合が続いていますけど、全員で同じ方向を向いてひとつになることが凄く大事かと思います」
――きょうはファンサービスもあり、いつも以上に多くの方がいてのトレーニングでしたが、気持ちの入り方として変化はありましたか?
「いやっ、そんなに変わらないです(ニコリ)」
――練習後に交流しましたが
「レッズはサポーターの数も凄い多いし、それだけ勝たないといけないチームで期待されているチームでもあるので、その責任感は凄い強くありますし、今、不甲斐ない結果が多いですけど、一日でも早く、強いレッズというか、勝てるレッズをサポーターと共に作っていければと思います」
――ひとつひとつの言葉から、強い決意を持ってレッズに来たというのが感じられて嬉しいです
「そうですね、その気持ちで移籍してきましたし、前のチームで試合に出続けていた上でここに挑戦に来たので、中途半端な気持ちではないですし、でも今は現状としてリーグ戦はベンチで試合を見ているだけなので、早く試合に出て、チームを勝たせられるようにしたいと思います」
――ビルドアップが得意な印象ですが、その特徴をどう出していくか
「名古屋との試合はそれが多く出せた印象がありますが、ガンバ戦の時はチームとしての流れは悪かったし、個人的にもあまり良くなかったので、自分の長所もどんどん出していけるシチュエーションを多く作りたいと思います」
――練習でもコンパクトな連携の意識付がされていますが、裏のケアについては
「そうですね、今は裏でやられているというよりは、終盤で足が止まってラインの間が空いてきたところで失点している部分が多いので、そこはチームとしてもう少しコンパクトにやっていかないといけないと思います」
――ひとつひとつ、物事を冷静に解釈できている
「まあ、ゲームに出ていないので(苦笑)その分、ゲームを見て考える時間は多いし、それをグラウンドで活かしていければと思います」
――もっともっと見たいです
「はい。監督に言ってください(笑)」
――浦和の生活はいかがですか?
「まあ慣れてきましたけど、食事の面とかはまだ神戸の方が上だなっていうふうに“今のことろ”感じています。なかなかこう…僕1人なので、チームメイトと行く日もあれば、1人の日もあるので、1人で行ける店っていうのがまだあまり見つけられていないので、困っています(苦笑)」
――柏木選手あたりに相談してみれば
「そうですね、ある程度は聞きますけど、その辺の店ばっかり行ったら飽きてくるので(笑)他も見つけたいです」
――何事においても冷静
「はい(ニコリ)」
――日曜日も楽しみにしています
「はい、頑張ります」
岩波選手のインタビューは、このあと19時(再放送は23時)からの<You’re The REDS>でお聴きいただけます
では