どうもです
今シーズンもよろしくお願いいたします開幕まであと10日と迫ったきょう、チームは沖縄でのトレーニングキャンプを経て、今シーズン初となる大原サッカー場での練習を行いました
午前10時30分、柏木選手を一番乗りに、その後もスパイクを履き終えた選手達が順々に、完全に除雪されたピッチへと足を踏み入れていきます
春への前進を実感させる暖かな日射しのもと、まずはストレッチで体をほぐし、その後はステップワークや坂道を実施「よーし行こう!」
池田コーチの声がよく響き渡れば、
「新しい飴オジサンがいる!」
とスタッフの声
喉へのケアもあってか、土田GKコーチはポケットに携えたキャンディーを一部のメディアにまで配る気遣いを見せていました
ピッチ脇では、「GGR大好きー!」とハイテンションな森脇選手の姿も
とりかごなどでボールと芝生の感触を確かめつつ、午前11時15分、締めのシャトランへ
1位は橋岡選手、つづいて柴戸選手らがゴールしていきました
◇◆◇橋岡選手◇◆◇
――また背が伸びました?
「ちょっと…1㎜ぐらい多分、伸びました(笑)」
――1㎜?
「あっ!1㎝かっ!1㎝、1㎝です!1㎜じゃないです。1㎝ぐらいです(苦笑)」
――シャトルランニングはいかがでしたか?
「シャトランは、まあ順位が1位で良かったです(ニコリ)」
――関根選手も絶対王者的に首位を走っていたので、そのあたりはアカデミー出身の伝統として
「そうですね。若いので、そういうところで見せつけていかないといけないので(ニコリ)これからも1位を獲り続けたいと思います」
――終盤にバテかけていましたけど、そこでもうひと頑張りできていたように見えました
「いや、もう、《きょうは1位になる!》と思っていたので、きょうは、というかいつもなんですけど、もう最後の辺りはずっと1位だったので、あぁ負けられないなと思って、最後の辺りはバテていたんですけど、手を振って頑張りました(笑)」
――初大原っていうところも・・・
「いや、それは意識しなかったですけど、でも・・・確かに今日は初大原だなって、今思いました」
――その実感はどうですか?
「やっぱりプロに入って、大原での初めての練習だということで、それなりに周りの見方も変わってくるだろうし、そういう見方が変わってくる分、やっぱり自分の結果を求められるということだと思うので、そういった意味では結果を出さないといけないなと思います」
――キャンプは一次、二次とありましたが、まず一次のお部屋は誰とでしたか?
「長澤選手です」
――どんな感じで?
「色んなことを教えてもらって・・・。代表でのこととか色んなこと・・・、サッカーの面でも教わることが多くて、やっぱり本当に良い先輩だなと思いました」
――ちょっと寡黙なところもあったりするのかなと、でもピッチ外のところではすごく明るいと聞いていますが
「そうですね(笑)。オフはご飯とか・・・。あっちでご飯に連れて行ってもらったり、遠藤選手達とみんなで昼間とか連れて行ってもらったりしたので、そういったオフの部分で、先輩選手達と一緒にご飯を食べられて話せるのが、良い刺激というか良いオフになったと思います」
――二次は誰でしたか?
「二次は武藤選手です」
――今度はまたそれで、活きの良いというか(笑)、明るい感じで
「そうですね、武藤選手ももう30歳になるんですが、僕らの話にも結構付いてきてくれたりするんで、そういった面では本当に優しいなと思いました」
――そういう独身の選手や結婚している選手、それぞれの生活やプロの振る舞いなど、クラブもその辺りを考えたのかと思いますが、練習や練習試合などを通じての中での自分ってどうでしたか
「やっぱり自分の課題が見つかることが多かったんですが、やれること、自信に繋がることも多くて、始まったばかりとはいえもう開幕も近いので、みんなに認めてもらえるように、良いプレーをし続けられるように日々の練習だったりオフの過ごし方などは、もうプロなので考えていかなければ行けないのかなぁと思います」
――特にディフェンスなどで、みんな凄いとは思いますが、このプレーはすごく参考になったというようなものはありますか?
「やっぱり槙野選手は、ちょっと似たような・・・。自分で言うのも変ですが、身体を張ったり対人の強さだったりヘディングの強さだったりというのは、自分もそういうところが強みなので、槙野選手にも負けたくないですし、槙野選手を見習うこともいっぱいありますし・・・。でもやっぱりもうプロの一員で、プロに入ったということはもうライバルとして自分は見ているので、絶対に負けたくないという気持ちがありますし、他の選手にも負けたくないという気持ちがあるので、早く追いついて追い抜いて、だから日々の練習を怠らずにしっかり毎日毎日いろんなことをプラスα、練習が終わったあととかにどんどんやっていって、追いついて追い抜きたいと思います!」
――荻原選手が存在感を示しているのもそう・・濱田水輝選手が言っていたのですが、「クラブが育ててくれるだけじゃなくて自分で育っていかないと成長できない」ということを今思い出しました。その意識からということで
「クラブには本当にお世話になることもあるんですけど、やっぱり最後は確かに自分との戦いだと思うんですけど、やっぱり他の選手や他のスタッフに教わることももちろんいっぱいあるので、そういうところも吸収しながら自分で高めていくというのもあるので、最終的には自分でだと思うんですが、やっぱりそうやって支えてくれる人、ちゃんと教えてくれる人がいるのを忘れずに、いろんなことを吸収して、どんどん成長して結果を出していきたいと思います」
――その積み重ねで、今もオリンピックが開催されていますが、出なければいけない存在だと思うので・・・
「そうですね、やっぱりレッズからオリンピックに・・・。東京オリンピックなので、出たら『レッズの橋岡だ』ってなると思うので、そこが最終目標ではないと思いますけど、ひとつの目標ではあります」
――その通過点というところで、勉強ちゃんと大丈夫ですか?(笑)
「勉強は全然、大丈夫です!(笑)もう卒業は、多分出来ると思います」
――良かった、ちょっと心配していたので(笑)
「いやいや全然、全然、全然大丈夫でしたっ!(笑)」
――国語は大丈夫でした?(笑笑)※苦手な時期がありました
「国語は全然大丈夫でした!」
――それは良かった、良かった(笑)
「あざっす」
――ではそろそろ私も身長でも抜かれちゃうのかな?
「そうですね! へへ(笑) もうちょっとで抜きます!」
――では楽しみにしています! これからもよろしくお願いします!
「はい! どうもありがとうございました」
ちなみに槙野選手は橋岡選手について、
「僕の1年目を見ているようです。何でも吸収する姿勢が素晴らしい。僕も彼にもっと良いところを見せていかないといけないです」
と後輩の頼もしさを口にしつつ、チーム内のさらなる切磋琢磨を歓迎していました
橋岡選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉でもお聴きいただけます
では