8月5日 「代表組が帰ってきたときに『しっかりやってたぞ』と言えるようにしたい」(大谷選手)&「やっぱり言われる前に出来ないとダメ」(茂木選手)

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どうもです

リーグ再開をちょうど一週間後に控えたタイミングで組まれた国士舘大学との練習試合

4本(1本目45分、2・3本目30分、4本目20分)トータル6対1でレッズが勝利しています

格下相手にイージーミスからのボールロストでピンチを招くのは”ありがち”としても、チャンスをきちっと得点へつなげようとする”意志”はいつも以上にハッキリと確認できた印象です

そして、実戦に臨んだからこその”景色”を語る2人のコメントからは、こういった練習試合の意義を改めて感じさせられました

「あんましうまくいかなかった(苦笑)」

と大らかな話しぶりで振り返るのは、2本目まで出場した大谷選手

「普通にパスが・・・自分の中ではもうちょっとうまくできるというか、うまくしなきゃいけない部分もあった。ビルドアップでは監督から『もっと遠くも見るように』と言われたけどその通りで、近くで引きつけるから前が空くのであって、かといって引きつけるだけでなくて、前が空いている時はそこに出さないと何のために後ろで回しているのだ?となる。近く近くを見てしまっていたので、最終的に前に出せるように、もう少し意識すべきだった。ボールが来て焦りはしないけど、なあんかちょっと・・・パスが強くなりすぎたりずれたりすることが多くて、イージーミスが多かった」

最後尾からは見るチームの現状としては、

「みんな、暑い中で集中が難しくてもしっかりトレーニングが出来てる。練習試合では時に集中が切れることがあったけど、声を出して、うまくいくように努力はしている。本当に、代表組が帰ってきたときに『しっかりやってたぞ』と言えるようにしたい」

引き締まった表情が頼もしいです

「体重が少しは落ちたけど、日焼けしたからじゃないすか?多分(ニッコリ)」

逞しくもありました

そして3本目の途中からは、若手&ユースに出番が回ってきます

左CBでプレーした茂木選手は、4本目の終盤に好タイミングかつ正確な縦パスで高木選手のゴールをアシストしました

「得点につながるプレーもあったけど、同じ様な形でその前にはミスがあった。アシストしたときは強いパスを出そうと意識していた。同じミスをしなかったのが良かった(ニコリ)3本目には、シュートに行くシーンもあったし、槙野さんも同じポジションで攻撃参加をどんどんするので、自分の色としてのオーバーラップもできた。アピールとしては、守備でもインターセプトができた。でもミスパスがあったので、そういうところは・・・みんなが疲れているときにミスパスをすると、途中から入った身としては申し訳ないので(苦笑)みんながキツイ状態の時にミスをしてはいけない。阿部さんはそういう時に少ないので。阿部さんのような選手になるには、まずはミスを減らさないといけない」

試合に出たからこそわかる“憧れ達”の凄さ、自分の立ち位置

すらすらと話す表情には、充実感と若手ならではの爽やかさが滲み出ていました

若手&ユース主体に切り替わった3本目の残り15分を受け、4本目の前には監督から「こういう試合をしては、観に来ているサポーターに申し訳ないぞ」という声がかかったそうです

「ちょっと怒ってた(苦笑)あれで気持ちを引き締め直すことが出来たけど、やっぱり言われる前に出来ないとダメ。次、いつチャンスが来ても良いように、練習からやっぱりアピールしたい」

たったひとつの練習試合

とはいえそこには、若手にとって無数の“成長の種”が散りばめられていました

なお、この試合で最も印象に残ったシーンはというと、別のところに・・・

それについては、あす本人に話を聞いた上で紹介します

では

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