8月10日 「また挽回したいなと!」

どうもです

名古屋戦3日前のきょう、大原でのトレーニングは午前9時から始まりました20160810_103351-1

ウォームアップ後は11対11でのハーフコートゲームを実施

ゲームの途中からは、両組のボランチ1人に制限が設定されます

パスは必ず、1トップ+2シャドーの前線3枚へというもの

そして、前3人が受けた後は、残り2人いずれかに出さなければいけません

さらにはボランチ以外も縦パスは「なるべく前3人」(監督)へ出すという努力目標も課せられます

出し手もそうですが、受け手も相当な神経を使うことに

「サポートの角度、距離感、動き出しを意識して!」(監督)

のみならず、

「早さも意識しよう!」

気付いてからでは、遅い

感じることが求められていました

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頭もフル回転のゲーム

森脇選手は時に、他の選手がタッチ制限を間違えた際にそれを指摘する冷静さを見せます

ただ、全体のムードとしてはとにかく熱い!

「しぼりながら上げろ!」(那須選手)

すかさず、

「ナイス意識!」(西川選手)

時には、

「阿部ちゃん阿部ちゃん阿部ちゃん!」(森脇選手)

「・・・・・・・」(阿部選手)

上記の通り、阿部選手は森脇選手にパスを送ることが出来ません

午前10時30分、左サイドを駆け上がった天野コーチが丁寧なセンタリングを送り出します

「決めて決めて決めてー!」(森脇選手)

中央で渡辺選手が右足で合わせるも、

「うおりゃぁぁぁぁー」(那須選手)

闘魂ブロックに成功するも、こぼれ球を諦めず詰めていた李選手が左足で押し込み、ラストゴール

「クッソォォー」(那須選手)

そういったひとつひとつの執念が、連勝街道をさらに拓いていくのでしょう

20160810_102043-1阿部選手と同じ組のボランチに入った伊藤選手は、きょうのような比較的珍しいルール設定をこのように振り返ります

「阿部さんからボールが入った時に、次、自分がくれるという3人目の動きというのをずっとできなかったというか、ずっと2人目の動きは自分が次のボールを受ける準備ができていましたけど、わざと自分がそのパスコースを開けてという動きが本当にできなかったので、今まで、高校の時にできなかったので、そういう意図を今日感じましたし、自分はその3人目の動きをしようとは意識しましたね。制限付いてから。こういう制限を付けられたのは初めてですし、本当に監督の何かの意図あってだと思うし、僕が早くその意図をわからないと練習で制限かかった時に良いプレーができないと思うので、まず制限かけた時に何を意図しているのかというのをまず理解しないと自分のプレーがまずうまくいかないですし、制限を使った良いプレーもできないと思うので、まず、制限を付けたことでどういうのを求められているのかをまず考えようとはします」

間違いなく、本人が最もプレーしたいシャドーに入った時、きょうのような練習は活きるでしょう

そして、きちっと考えることにも意義があるということ

良い志です

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◇◆◇森脇選手◇◆◇

「暑いですねーー!すごおい」

――本当に、そういう言葉しか出てこないですけど…

「いやぁ、でも、しかたないですね。日本の夏はこうなのでね、はい(汗)」

――パワーをもらえています

「本当ですかぁ!?いやぁ、でも、暑い中バテ気味ですけど、そんな中でもしっかり頑張らなくてはいけないなという風には思っているので、暑いのは暑いけど、プレーをもっと熱くして頑張りたいなという風には思います」

――「プレーをもっと熱くする」というのは、具体的にどのようなことを?

「とにかく声を出す!声を出して出しまくるというのがこの夏もしていかなければいけないテーマではないかなと。ただ、練習でも最初の方は声が出ていますけど、だんだんだんだんね、失速していくので、そこはちょっと残念ですけど。暑さに負けない声を練習全体で出していきたいなという風には思います」

――その練習全体の雰囲気ですと、チームは調子良いけどその中に気の抜けた感じがせず、暑さもあってか良い緊張感を保てているように思えるのですが…

「まぁ、ね?柔道のオリンピックのね、選手がコメントしていましたけど、『柔道は金メダルを獲ることが絶対だ。使命だ』という風に話していましたけど、浦和レッズも勝利が求められるクラブだという風には思っていますし、勝って当たり前と周囲から思われているチームだという風には思っているので、そういう1勝したから、何試合負けていないからというのは僕らにとって安定剤にはならないですよね!本当に1試合、1試合勝っていかなければ僕らが生き残っていく道はないなと思っているので、それがこう良いサイクルを生んでいるというか、良い循環になっているのかなという風には思いますけどね。だから、勝っても、ね?嬉しいですけど、“何も思わない”というか、言葉が悪いかもしれないですけど、次、やっぱり結果を出したいという想いが強いので、常にそういう気持ちです」

――旬の話題を織り交ぜて、非常にわかりやすいお話で…

「本当っすかあああ!?いや~ありがとうございますぅう!」

――さすが森脇選手!素晴らしいコメント力!

「いやぁ、まだ夏バテしていないですからね!夏バテしていたら支離滅裂でグダグダになりますけど。いつもグダグダなので、いつも夏バテみたいな感じですけど。でも、そうやって褒められると嬉しいっすね!」

――今日はルール設定でボランチ阿部選手か青木選手が受けた際の縛りというのはなかなかなかったと思いますけど

「そうですね」

――攻守においてどのような違いが?

「もう、守備側はそこを意識してしますので、攻撃陣は難しいなと思いますけど、でもやっぱりそういう設定が起こったら色々な選手が次に何が起こるのか予測して、動き出しをしなければいけないのではないかと思っているので。例えば、ボランチから前の攻撃陣3人にボールが渡るときでもボランチからそういう制限があるので、阿部ちゃんとか良いボランチに入ったら前の選手はどこに動けばボールを引き出せるのか、そういうのを考えさせられるメニューだったという風には思っているので。この暑い中で非常に酷ですけど、やっぱり僕らにとっては非常に意味のあるトレーニングではないかと。やっぱり試合でもそこで動かなければボールは回らないという風には思っているので、やっぱりスペース、スペースに顔を出す作業をしなければいけないかなと思っています」

――頭を使い集中力というところで、石原選手に「全部ダイレだよ」と説明したのは良かったですけど、うっかり阿部選手を何度も「阿部ちゃん、阿部ちゃん…」って、森脇選手にボールを出せないというルールでしたけど…

「そう!そうなんすよ!!そこはもう夏バテですよね(汗)だはは(だから)そこで僕もやられていたというか…。『あっ、そうだった、そういうルールだった』という風には思ってしまいましたけど。阿部ちゃんには高い要求していきたいなと思いますけど・・・何様だ!っていう…」

――きょうも正確な技術にうっとりしていましたけど、森脇選手、よく見ると腕の使い方がうまいなと思いますけど…

「本当ですか?」

――手を広げながらうまく相手との距離感を保ちつつ…で

「…で、相手もブロックね。そこは意識しているというか、最近身に付けた技でもありますけど、そこで出来るだけ手を使って、ファウルにならないようにやらなければならないですけど、まぁ、許容範囲でしっかり腕を使って相手をブロックしたいなという想いがあるので、そこで幅が広がるというのは確かにありますね」

――写真とか見ても、ボール蹴る時に手を広げていたりするのが多いので…

「本当ですか?そこは特に意識していませんでした(笑)ボール蹴る時に…」

――その辺りも子ども達は見ているので、良いものをもたらせるように

「また頑張ります!」

――次、名古屋戦で、昨シーズン、アウェイで…っていう、非常に悔しい思い出が…

「そうですね。みんなに色々なことをきょうまで言われているので、また挽回したいなと!退場だけはせめてしないようにやらなければいけないかなという風には思っているので、ゲームでどうなるかわからないですけど、しっかり自分のプレーをしていきたいなというふうに思います」

――名古屋が勝てていないという中で、気を付けるべき点とは?

「いやぁ、自分達のサッカーをするだけですね!名古屋のことを考えずに、もちろん名古屋は来ると思いますけど、その上を更にいく運動量でやっていかなければならないかなという風には思います」

――期待しています

「ありがたまっす!!」

きょうは生放後の更新とさせていただきましたが、森脇選手のインタビューは、このあと23時からの「You’re The REDS」再放送でお聴きいただくことが出来ます

では

 

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