4月26日 「明るい希望を」

どうもです20160426_121957

強く眩しい、初夏の陽が射し込んだ大原

日陰がありがたい季節になりました

午前10時頃から始まったオフ明けのトレーニングは約75分間、恒例のフィジカル系メニューで終了

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20160426_110507合間には鳥かご(ボール回し)が行われ、そこには珍しくキーパーも参加し、とても明るいムードでした

そういったところからも、チームの状況の良さが確認できます

とはいえ、そんな時だからこそ・・・

監督は練習後、約40分に及ぶ青空ミーティングを行い、選手達の気を引き締めていました
20160426_11145720160426_111246◇◆◇西川選手◇◆◇

「お疲れ様です!」

――青空ミーティングが随分と長かったようにも

「そうすね、まあいつも通りという感じで・・・まあチームが良い状態出来ている中で、オフを挟んでまた名古屋戦が待っているけど、その中でもやっぱり『気の緩みを出さないように』という話と、名古屋といえば2014年の最終節で負けた相手で自分達が勝てば優勝という状況だったから、『そういう気持ちを全面に出して、悔しい気持ちを自分達の中で思い出しながら闘おう』という話だった」

――きのうは故郷の近くである熊本へ足を運びましたが、いかがでしたか?

「テレビで観ている状況と実際に行って見た状況というのは違う部分もあったし衝撃を受けたというか・・・倒壊しているところが沢山あったり、赤紙が貼られていたり、非常に深刻な状況だったけど、《自分達が行って何か出来ないか》と思って、行かせてもらうことができた。沢山の子供たちが現地で待ってくれていて、予想以上にも人数が多くなっていたし、あまり告知はせずに行ったけど現地の子供たちが楽しみにしてくれていたので、自分達と触れ合ってくれて、笑顔になってくれたし、逆に自分達がパワーをもらいながら・・・でもまあこれ1回きりでは《物足りないな》というふうには痛感させられたし、継続的に続けていくことが一番大事かと思っているので、1回だけでなく2回3回と出来るチャンスがあれば自分から発信していきたいと思っている」

――発信という部分で、出来ることとして感じたことはありますか?

「やっぱり物資のところでは既に間に合っているように思えたし、そのように現地の方も言っていたけど、ただやっぱり、子供たちがまだ学校に行けなかったり、体育館が使えなかったり、そういう場所が沢山あるので、少しでもそういう《苦しい思いを忘れさせたい》という気持ちで行ったので、自分達はサッカー選手としてピッチの上で結果を残し続けることも大事だけど、現地に行ったりして子供たちと触れ合うことは、また子供たちも色んな憧れを持ってくれるだろうし、明るい希望を持ってもらえるのではと思う」

――発生後から心配な思いでモヤモヤしてもいたでしょうし、試合の疲れもあったでしょうが、実際に足を運んだことが、ご自身にとっても大きな一歩になったのでは?

「そうですね、東日本大震災の時は広島にいて何も出来なかった自分がいた。今回は九州ということもあって、熊本は凄い思い出深いというか、毎年家族で旅行などに行く場所でもあるので、非常に心配だけど、熊本だけでなく大分も被害が凄いので、出来れば次は大分にも行きたいなと思っている」

――お疲れでしょうから最後に、埼スタでのリーグ戦で最近は無失点がないので、次はきちっと!子供たちも楽しみにしているはずです

「そうですね!熊本にいる沢山の子供たちも『レッズの試合観ます!』と言ってくれたし、保護者の方もそのように言ってくださっているので、実際に会った選手がテレビに映って活躍している姿を観られたら非常に嬉しいと思う。実感というのが生まれてくると思うので、しっかり活躍してテレビに出られるように頑張ります!(スマイル)」

――ぜひ、子供たちのヒーローに

「出来ればピンチがなければ、川崎戦のような闘いが出来ればチームとしては良いけど、ピッチがあった時はしっかり守ります」

――ありがとうございます

「ありがとうございます!(スマイル)」

復興への手助けの源は、スタジアムにもあるはずです

西川選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

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