どうもです
聖地での劇的逆転勝利から一夜明けての今日、練習は午前10時30分過ぎからスタート
台風接近中の大原には、昨日の勝利を祝うかのような晴れ間が広がりました
柏戦に長時間出場した選手達は約30分のクールダウン
それ以外のメンバーは約75分間、3対2でのパターン練習を中心としたメニューをこなしました
チームを勝利へと導く、快心のロングスローを送り出した加藤選手は、昨日のゴールシーンを映像で確認したそうです
その感想を聞くと、
「慎也がよくヘディングで勝ってくれた。ラッキーだなというか、よくあそこまで行けたと思う」
投げる判断をしたことについては、
「キックでズレるよりは、ピンポイントで行った方が良いと思った。距離的な面で迷わず決断した。ポポさんもよくあれだけ諦めずに走ってくれた」
強肩を発揮しながらも、仲間への讃辞を忘れません
加藤選手から褒められた矢島選手、
「(キャッチした瞬間)相手のサイドバックが高い位置にいたので、スペースが空いたと思った」
といってもまさか、
「『投げかよ!』と思った。キックで来ると思っていたので、投げてくるのは予想外。だけど、結果オーライっす」
鮮やかな放物線がセンターサークルを超えた瞬間、空中戦では、矢島選手が自身の身長を上回る相手に執念の勝利
「気持ちの部分は、レッズで育ててもらってきた中でずっと言われていたこと。それをプロになってから発揮できてうれしい。競り終わったあと、誰もいなかったけど、『やることはやった』と思った」
そこへ、
「ポポさんが驚異的なスピードで来たので、ガチャガチャとなってボールが前に行った時は、『入った!』と思った」
ゆっくりと、確実にボールはゴールへと吸い込まれ、その後は”国立劇場”へ
「We Are REDS」にはじまり、「エーメー」「ネーネー」ならぬ、「ポーポー」の大合唱
ヒーローインタビュー後、1人でスタンドへ向かい、至福の時を共有したポポ選手は、
「いつもと違うコールにビックリした。(コールを受け継いだが!?)今まで通りに一生懸命、期待に応えられるためにやり続ける」
フィジカルメニュー1つを取っても手を抜かない、”ポポ兄”だからこそ決められたゴールと言えるでしょう
一方、歓喜の瞬間をベンチで迎えた原口選手は今日の全体練習に合流
その後は約40分間、居残りでのジョギングで汗を流しました
練習前のミーティングでは、昨日の一件を謝ったとのこと
そしてサポーターへの思いは、ピッチで示すようです
また、チームは午後、ペトロビッチ監督が来シーズンも引き続き指揮を執ることを発表
2013シーズンのチーム体制も具体的に考えなければいけない時期になってきました
とはいえども、
「まずは残り試合に集中しなければいけない」
と槙野選手は気を引き締めます
6日後には、ホームでの札幌戦が待っています
「大切なのは、柏戦の勝利を無駄にしないこと」
と加藤選手
2ヶ月と1日後、最高の喜びを味わうべく、リーグ戦は残すところあと7試合
さらにはその先を見据え、チームが一歩一歩、着実に前へと進んでいる印象を受けた、試合翌日の大原でした
柏戦終了後の選手コメント等については、明日の「You’re The REDS」でたっぷりとお届けします
では