11月4日 「悔しい方の忘れられない思い出は去年までたくさん味わってきたので、今年は良い方の思い出をしっかり残せるように」

どうもです

川崎とのホーム戦を3日後に控えたきょうの練習は午前10時からスタートし、11対11(途中から10対11)でのゲーム形式を中心としたメニューが行われました

澄んだ空気、抜けるような青空のもと、リーグ再開へピッチ上には引き締まったムードが漂います

ラストゴールは、それを象徴するかのような森脇選手の鮮やかな右足ミドルが決まりました

練習は、午前11時15分頃の終了しました

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ここからは、練習後に聞いた、宇賀神選手のお話です

――聞かれ尽くしているかもしれませんが、改めて…終盤にきての心境はいかがですか?

「チャンピオンシップが残っているので、そこまで意識していかないというか、まぁ、だから《残り2試合だな》っていう、その中でも年間順位1位というのをまず最初の目標にしていたので、残り2試合2勝するしか自分達が一番上に立つためにはチャンスがないと思うので、この2試合をいかに勝つかということだけですかね」

――静かに闘志を燃やす雰囲気というか、そのあたり非常に頼もしさを感じていいます

「まぁガンバ戦があって、その次の東京戦があって…という、自分たちしっかり反省活かして東京戦でまぁ《自分達のサッカーをもう一度取り戻した》っていうような手応えが自分達の中ではあるので、残り2試合に向けて、非常にやるのが楽しみだなって思います」

――先日の練習や練習試合では右のセンターバックでしたが、きょうは本職でした。そのあたりでの楽しめるで部分あったり、頭を使う部分だったり、どんなことを思っていますか?

「そうですね、色々なポジションをやらせてもらえるっていうのは、自分の成長にもつながりますし、やっぱりシーンになって他のポジションやるのも楽しいなって思いますし、改めてそのポジションやっている選手の凄さもわかるので、自分にとっても本当にプラスなことしかないなって思いますし、いざ、やっぱり自分が常にやっているポジションに戻ると《あっ、後ろの選手がこういう風にやって欲しいんだな》って感じられるようになってきているので、本当に色んなポジションができるっていうのは《いいな》って思っている風にやっています」

――本当に、監督がそれだけ信頼しているっていうのが見て取れるの

「そうですね(笑)やっぱり、誰かケガしたり、累積で出れないってなった時に…まぁ、もちろん、そのポジションを本職としてやっている選手はいると思うんですけど、そこに自分は使ってくれるっていうのは、非常に信頼してもらえてるんだなって感じられます」

――次でいえば、右センターバックもありえて、左でそのままでも…。どちらにせよ、フィードのタイミング、裏のスペースの使い方、出し手側か受け手側であっても非常に良いものがもたらされそうなイメージですが?

「まぁ、どこのポジションであろうともしっかり準備はできてますし、監督が常に言っていることを、話をちゃんと聞いていれば、それなりに出来ると思うので、そこで、そこの与えられたポジションで自分の特徴を出していければなって思います」

――仮にセンターバックであれば、やっぱり1対1負けないところ、宇賀神選手の気持ちの強さがあるところも監督は評価しているじゃないかなって思います

「そうですね。あの…(苦笑)あまりにも体格差がある選手だと非常に難しいとは思いますけど、川崎にはそんなに大きい選手もいないですし、1対1の部分っていうのも、激しさだったりそういうところって自分の特徴でもあると思うし、清水戦でもテセさんとてやっているので(苦笑)もう《あれ以上はないな》って思ってやります(笑)」

――川崎戦っていうと、ゴールの数などご自身にとっての相性の良さっていうのも楽しみにしているので…

「そうですね。相性とか以前に1点しか決めてから取れていないので、もう少し貪欲にゴール狙っていければいいかなって思います(苦笑)」

――開幕以来のってところで…

「そうですね。だいぶ取っていないし、残り試合が少なくなってくると、やっぱり1点の重みっていうのはあると思うので、今点を決めれば印象に残ると思うのでしっかり狙いたいと思います(ニヤリ)」

――それだけじゃないっていうか、この監督のサッカーの楽しみというのは、来年も続投することになりましたけどもってところで宇賀神選手が示してくていると思っているので

「いやぁ…(苦笑)でも、やっぱり、ゴール・アシスト残して“こそ”だと思うので、こだわりたいと思います」

――そして、鈴木啓太選手の発表もありました。宇賀神さんがどれだけ啓太選手が好きか映画などを通じて知っていますので…

「はい(笑)そうですね、やっぱり啓太さんもこれまで浦和レッズ一筋でやってきて、まぁ、日本代表でも活躍してっていう凄いキャリアのある選手で、浦和レッズにとっても非常に《大きい存在を失ってしまうな》ってふうには思いますし、僕個人としても、プロになってから6年間ずっとあの人の背中を見ながらプレーしてきたので、一緒に出来なくなるっていうのは寂しいですけど、啓太さんとやってきた6年間、自分も成長したと思うので、最後は成長した姿っていうのを啓太さんに見せたいです。まぁ、毎年…ヤマさんがいなくなって、ツボさんがいなくなって達也さんがいなくなって…レッズに貢献してきた選手がいなくなる時に、《自分はこの人達のためにタイトル獲ろう》と思いながらやっていたんですけど、まぁ、それが結果として出なくてその優勝できなかったプラスアルファで悔しい思いしてきたので、今年こそは本当にそうやって浦和レッズのために闘ってきてくれた人のために、最後優勝したいなって思いがあります」

――色んな名前を挙げていただいたレジェンドがいて、そういう中で「鈴木啓太さんになりたい」とおっしゃっていましが、どんなところでそこまで引きつけられますか?

「いーや~、カッコイイですね(しんみり)ハッハッハ!みんなもちろんカッコイイですけど、顔がカッコイイ!まず。顔がカッコイイし、奥さんがかわいいし、お金持っているし、全部揃っていますよね!?欲しい物」

――妬みみたいに聞こえてますけど?

「ヘッヘッへ!(笑)欲しいですね!僕にないもの全部持っているので(苦笑)」

――「鈴木啓太になる」を有言実行してもらえれば

「なるのは無理ですけど!無理ですけど(汗)多分ずっと憧れとして《いいな!》って思いながら、想ってはいると思います」

――良い意味で、忘れられない思い出をここから一緒に作れれば

「そうですね(ニコリ)悔しい方の忘れられない思い出は去年までたくさん味わってきたので、今年は良い方の思い出をしっかり残せるように、まあ、まだまだ2試合終わってもチャンピオンシップがありますけど、まずは2試合で総合1位にいられるようにしっかり残りの練習に準備していきたいなと思います」

”今年は違う、成長した”

その兆候は、やわらかな表情で受け答えする宇賀神選手の雰囲気からも感じ取れました

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

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