どうもです
オフ明けのきょうは、2部練習です
午前10時40分過ぎ、ミーティングを終えた選手達はグラウンドに姿を現し、練習をスタート
フットサルコートでの体幹トレーニング、ピッチ脇での坂道ダッシュ、天然芝ピッチでのステップワークやパス&コントロールといった、フィジカル系メニューを中心に進行します
締めにはシャトルランニング(きょうも1位は關根選手)を行い、午前練習は11時45分頃に終了しました
※午後練習の様子については、番組でお伝えします
「外に出たときは寒いなと思ったけど、身体動かしてると『これぐらいの気温がちょうど良いな』と感じる季節にはなってきた」
温かい表情を見せるのは、山田直輝選手
今年はここまで、大きなケガをせずに練習に打ち込めています
「そうですね。ケガなくできてるのは良いことだけど、ケガを恐れすぎて、少しコンディションが上がるのが遅れちゃったなと感じてるので、もう少し自分らしくガツガツやろうかなって最近思ってる。ケガすることは一番いけないことだと、もうこの何年間で学んだので、それをしないようにと今年は心がけて、スタートからしてる。それは達成できたかな」
2日前の練習試合では時間を追うごとに、吹っ切れた、ガツガツした背番号6が見られました
「まずはディフェンスのところからガツガツ行くことを最近は意識してるので、まあ、『100パーセントの力で何分間出来るか』っていう感じでやってる。それで徐々にコンディションは上がってると思う。(何分?)始めからでなく、試合の途中で出来てる時があるので、30~40分ぐらいかな」
”徐々に上がってきている”という手応え通りか、開幕からの2試合は、いずれも帯同メンバーに入れず
「自分らしさを出せればと思ってるので、そのためにもこれからガツガツやっていきたい」
一方的に押し込んでいながらも決め手を欠いた鳥栖戦、「直輝選手が出たらどんなプレーを見せるだろうか?」と思った人も少なくないでしょう
自身はどんなことを考えていたのか
「ハーフコートゲームに近かったので、自分が出たらゴールに迫るプレー、というか気持ちを出していけたのかなとは感じるけど、誰もが点を取るためにピッチに立ってるとは思うので、その人達に『負けないぐらいの気持ちを持って闘えるかな?』とは思っていた。(13年最終節・セレッソ戦のイメージ?)去年も途中出場でのやり方はだいぶわかっているので、そういうところを出しつつ、アピールしていかないといかない」
もう少しすれば、「そろそろ直輝選手をメンバーに?」と観ている人が思えるぐらいに状態が上がってくるでしょうし、その時を監督も待っているはず
度重なるケガを経て、これからは”取り戻す”ではなく、”さらなる成長”がキーワードになりそうです
春を前に、浦和のハートは確実に鼓動しています
きょう、練習前には選手と全スタッフがクラブハウス内で黙祷を捧げました
東日本大震災から3年、山田直輝選手はどのような気持ちで日々を過ごしているのか
「きょうは、朝起きてニュースで、3年前に被災された方の映像を見て”自分に出来ること”とかを考えたけど、やっぱり個人の力で出来ることはあまりないなと感じた。けど、その中でも唯一僕が出来ることは、サッカーを通じて少しでも元気を与えることなのかな、と改めて感じたし、3年経っても苦しんでる方はたくさんいるということを改めて感じた。当時、被災地に行ったときは、家族の方で亡くなってる方がいるといことを感じさせないぐらいの笑顔で振る舞ってくれてたので、僕らが元気をもらったんだなと感じる。たくさん試合に出て、また被災地に行って、『あっテレビで観たことある人だ!』って元気を出してもらえように、それぐらい活躍したい」
–その時は、「浦和レッズの山田さん」と呼ばれるように?
「そうですね。・・・いや、”ナオキくん”で(笑)。それぐらいに認知されるように頑張りたい」
インタビューの詳細、午後練の様子は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします
では