6月2日 「え?と思って『無理です』って言ったけど、、『やってくれ!』と言われたので『はい』みたいな感じで」

どうもです

怒濤の試合ラッシュも一区切り

リーグ、ナビスコ共にトップで中断期間を迎えます

その前にきょう、チームは午前10時から大原サッカー場でクールダウンを行いました

午前10時30分過ぎ、全員が集まり輪ができると数分後、拍手が沸いて、それは解けます

「がんばってください!」

浦和からベルリンへ羽ばたく背番号9が、仲間達へそのようにエールを送ったことによるもの

「もう切り替えているから。きのう、素晴らしいセレモニーをしてもらえたので。あとは自分が頑張ってくるだけという気持ちになっている」

その瞳に涙はなく、実に清々しい表情でした

原口選手からの”いじられ役”筆頭・森脇選手もさっぱりとした様子

名古屋戦前には「元気のセレモニーがあるかもしれないけど、みんな足早にロッカールームに引き上げたいな!」と話していたにも関わらず、写真撮影ではしっかりと原口選手の横に陣取っていました

「そおですね!原口はどうでも良かったけど、自分のポジション取り!!は槙野と熾烈な争いだったので、良いポジションを勝ち取れて良かった。胴上げしようかと思ったけど、みんな乗り気じゃなかったので、『まあそれはそれでいいのかな』という感じで流れた」

きのうはレッズがゴールを決めても、得点者への寄せが甘かった背番号46

「だいぶ疲労していたので寄せることができなかった。しっかりこの中断で鋭気を養ってゴール後にもしっかりアプローチに行けるように頑張る!」

今月中旬頃になればまた、リフレッシュした選手達に会えそうです

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きのうのセレモニーで、花束贈呈の大役を任されたのは、関根選手でした

原口選手はある程度、予想が出来ていたようです

「誰かなと思った時に『タカもあるかな?』と思ったから、そんなに驚きではなかった」

関根選手はというと、

「ああいう経験はなかなかできないし、元気くんに花束を渡して送り出せたのは自分にとって良かった。いきなり『花束贈呈やって!』、と言われて、え?と思って『無理です』って言ったけど、『やってくれ!』と言われたので『はい』みたいな感じで(笑)ここでボールの空気とか入れている時に、いきなり朝言われた(汗)」

日頃は大物感を漂わす”タカさん”もさすがに「緊張した」とのこと

「花束持って、歩いて、『帰ってくんなよ!』と言おうとしてそれができず、結局自分もいろいろ考えた結果、『頑張ってください!』と伝えた」

原口選手が2月のレッズフェスタで行ったスピーチについては「きもい」と酷評していた関根選手ですが、今回は感慨深げ

「元気君もいろいろな思いがあったと思う。自分もいろいろ来るものがあったし、元気くんもサポーターから愛される選手になって飛び立っていくので、ドイツに行っても頑張ってほしい」

5月22日の練習後、2人が行った1on1(※当日の日記参照)は、良い思い出として残ります

「あの1対1で自分は守備に対する自信をなくした(笑)。でも元気くんを止められれば日本の選手は絶対止められると思う」

また合う日まで

「自分も、もっと大きくなりたい」

そう誓いを立てました

一方の原口選手は、

「タカもまだまだだけど、これから成長していく。必ず、うん」

と期待を寄せます

さらには、

「来年は『24番つける』とか言ってたから(笑)」

後輩の一声について、嬉しそうに明かしました

そのことを関根選手に確認すると、少し照れ笑いを浮かべながらも、

「自分も好きな番号だし、元気君がつけていたこともあって、いろいろな思いがある番号だと思うので、自分もあの番号をつけられるようにこれから活躍していきたい」

ハッキリとした口調で決意表明

レッズアカデミーの星達は、それぞれが、それぞれの場所で輝く

そして、いつの日か

「また引っ付いた時は、相乗効果でパワーを倍増できればと思う(笑)」(山田直輝選手)

数年先、レッズへの再集結も1つですが、近いうちに青いユニホームを着ての再会だって良いのです

原口選手にはきのう、このように質問させてもらいました

――次、このスタジアムに戻ってくる時のことです。日本代表の一員である原口選手を待っていれば良いですか?

「そうですね。近い将来、戻ってこられるように頑張る」

激励セレモニーの模様、各選手のインタビューなど、今週の「You’re The REDS」でたっぷりとお伝えします

では

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