10月2日 「死にもの狂いで闘わなきゃ勝てない」

どうもです

さいたまダービー3日前の今日、練習午前10時からスタート

ハーフコートより少し広めのエリアを用いた、11対11でのゲーム形式を中心に約90分間、連携を高めました

平川選手

「ダービー普段以上に厳しい試合になるだろうし、最近のダービーで勝ててなくてサポーターにも辛い思いをさせてしまっている。チームが優勝を目指すためにも勝ち点3が必要になる試合に向けて、厳しい中でも楽しみながら非常に良いトレーニングが出来ている」

と手応えを口にします

今日のゲーム形式で、右サイドで良い動き出しをしても、タイミングがずれてボールが来ない場面もありました

けれども、

「自分に来るだけが攻撃でない」

なぜなら、

とりになる動きもしていきたいし、自分が動いたことで空いたスペースを使ってくれれば良いし、全員が動くことで、相手にとって『何処にて出てくるかわからない』と思うような攻撃が出来ればいい」

それが、目指しているサッカーにおける1つの形で、今一度、見つめ直すべきところなのかもしれません

「メンバーを見ても、攻撃的布陣を置いているので、そう言った部分で精度を高める。2点、3点決められるようになればディフェンス面の課題も浮き彫りにならないと思うし、ネガティブにディフェンスのことばかり考えず、ポジティブに自分たちの良い部分を伸ばすことを考えたい」

力強く言い切ります

そして、

「大宮監督が代わろうが、順位が下にいようが、うちとの試合で非常に気持ちの入った良い試合をしてくる。僕らも大宮とのダービーだけ、順位とか勝ち点とか関係なく、本当に激しく、死にもの狂いで闘わなきゃ勝てないと思ってるし、そういう試合が待っている」

チームの精神的支柱からは、メラメラとした闘争心が感じ取れました

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3日後の試合、優勝へ向けた大事なホーム戦であり、山田暢久選手と那須選手の記録を中心に、記念すべき試合でもあります

長い間右サイドでレギュラー争いをしてきた平川選手に、山田暢久選手の偉業についても聞いてみました

「J1だけで500試合。J2、ナビスコ、天皇杯、といった公式戦でいえばもっとはるかに多い試合を20年で出ているのは、選手として”尊敬”しかないし、ああいった選手に一歩でも近づけるようにしたいと思う。とにかく、次山さんが出られれば、500試合を勝利できれば最高だと思うし、そういった状況をチームでも作ってお祝いできればと思う」

良きライバル関係の中、06年のリーグ優勝を果たしたシーズンを筆頭に、スタメンの座をつかむことも

「そういった関係があって、今の自分があると思うし、偉大な先輩とライバル関係でやってこれたこというのも、僕の財産。だからこそ、今でも僕プレーできると思うので、感謝しながら、まだまだ一緒に、そういった関係で一緒に出来ればと思う」

これからも続いてほしいです

それと、平川選手だって充分凄い!

また、同じ山田選手つながりでありませんが、今日はもう1人マイクを向けさせていただきました

「携帯の機種変更をしたので、それをきっかけに自分が好き勝手にやっている。1人の山田直輝として、いち社会人としてのコミュニケーションの場」(※twitterについて)

yaaaman34こと山田直輝選手です

月22日の練習で左太ももを痛めて以来、今日は久々にゲーム形式を含めた練習に完全合流しました

「昨日の夜から今日サッカーをすることを楽しみにしていたので、あいにくの雨だったけど、みんなとサッカーができて楽しかった」

早速の”ナオキスマイル”

「僕がケガをする前かなり暑かったので、だいぶサッカーがしやすい環境になった」

と少し前に短く切った髪をかきます

「ここまでみんなが頑張ってくれているので、これまで休んでいた分、最後優勝のために少しでも力になれるようにやっていきたい」

ただしダービーについて直近過ぎるので、「無理するつもりない」と冷静

焦る気持ちをうまい具合にコントロール出来ているところに、成長を感じます

「今日ウガ君とも話したけど、このケガを経験して・・・。一週間ぐらい前からメディカルスタッフに『もうプレーして良いよ』と言われていたけど、自分の中で違和感があるから『もう一週間だけ待ってほしい』と言えたので、成長したのかと思う」

あとはピッチの上で思う存分に!

湘南戦後、監督山田直輝選手の名前を出していました

王座奪還への切り札となるか

浦和のハート、ハッキリとした口調で語ります

「これからリーグが終わるまで、ケガなくプレーして、最後にレッズがトップに立っている。というのが僕の目標。それだけ、どうしても達成したい」

今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」で、平川選手と山田直輝選手、さらに

・「続けてきて、良かった」
→レッズレディース・猶本選手インタビュー

を中心にお届けします

10月1日 「こんちくしょう根性で」

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どうもです

今日から10月、シーズンも佳境へ

秋が近づくに連れて、大原も随分と過ごしやすい気温になってきました

オフ明けの今日は、午前10時頃からトレーニングがスタート

室内調整を経て、その後天然芝ピッチでのステップワークなど、フィジカル系メニューが中心でした

午前11時15分頃からは、ピッチ上で約40分間のミーティングを実施

選手達によれば、監督

「試合の後に[We Are Diamonds]を歌うときにTシャツでメッセージを掲げている分、自分たちに掛かってくる責任も多い。それに値するようなプレーをしよう」

「あとはピッチで表現するのが自分たちの仕事なので、そこを一番大事にしよう」

「外で何を言おうが言われようが、ピッチで何ができるかが仕事。それを一番言っていた」

といったニュアンスのお話しをしていたようです

どれも肯ける内容でないでしょうか

クラブハウスへ引き上げる選手達、ダービーに向けて引き締まった表情をしていました

予定されていた午後練習について、お休みです

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オフ明けのフィジカルトレーニングで、締めとしてシャトルランニングが行われるのが、ほぼ恒例

普段ですと、鈴木啓太選手が首位を走り、後続に小島選手、野崎選手、関口選手らが食らいつく光景を目にする機会が多いです

もちろん、各選手のコンディションに配慮して、走る距離やスピードの設定が違うため、競走をしているわけでなく、それがそのまま走力を示しているわけでもありません

ただし、今日は珍しく那須選手がトップ争いをしていたので気になりました

「全然意識してない。体が調子良かったので(苦笑)」

鼻が折れても試合に出る熱い男も、さすがに累積警告となって湘南戦に出場できず

その期間を振り返って、

「心身ともに良いトレーニングができたし、良い休養ができた。普段の週間以上の鋭気を養ったというか、今は凄く良い状態。良い準備をしたかったし、先週追い込むだけ追い込もうと思っていた」

と目を輝かせます

2日前の練習試合には出場し、

「ボランチだったけど、うまく走れることと、キックのフィーリングを自分の課題に挙げていたので、そういう部分で良いフィーリングでできていたので、『あ、良い練習ができていたんだな』と思った」

と手応え

先週サブ組でのプレーが続いていましたが、その間に悩んでる様子が垣間見えた原口選手に優しい声をかけるなど、周りを気遣っているようにも見えました

「意識というか経験で、あいつ良いものを持っているだけに、良い選択、良い判断をさせてあげたいし、それがチームのためにもなるので、できること伝えたいと思っている」

出場停止が明ける、次節ダービー

「どこが相手でも変わらないなと。自分たち次第だなということ湘南戦を外から見ても思った。ダービー雰囲気が違うだろうけど、その雰囲気もぶち破るぐらい気持ちで勝らないと勝てないと思っている」

そして、

「こんちくしょう根性でやらないといけない」

そのハートが、リーグ通算299の原動力になっているのかもしれません

さらに

「リーグ前半の大宮戦鼻骨を折って外に出ている時に失点したけど、今後鼻骨を折ってゴールします!(笑)」

力強い意気込みでした

ケガ禁物ですが、優勝へ何が必要か

大前提として・・・

ガムシャラに行きましょう、ガムシャラに!

ところで、今日のシャトルランニングで誰が位だったのかといえば、野崎選手です

「いろんな選手のコンディションがあって、今日はたまたま位だったけど、啓太さんの最高記録には勝てていないので、そこと戦いたい。タイムがあって、僕のタイムもだんだん短くなっているけど、それに近づけて行くことを目標にしている」

具体的に数字(タイム)が出るというのも、良いモチベーションとなるのでしょう

つの目安としてタイムや順位目に見えてわかることなので、そういうこと大事だと思う。中盤はやることも多いし、運動量がないとやっていけないので、そこ自分にとって必要だと思っている」

先週、ゲーム形式で那須選手のそばでプレーする機会もありました

「那須さん練習後の自分の練習をどう組み立てたら良いかとか、自分に何が足りないかが凄くわかっていて、それを実行する力も持っている。そして、それを続けられるところが30歳になっても残れていることを証明していると思う。でも那須さんの一番のところ気持ちの部分で、凄く熱いところがある人なので、そういうところを一番見習わないといけないと思う」

–優勝のために、若手として出来ること!?

「僕たち底上げじゃないけど、下からどんどんレギュラー組を脅かすようなプレーをすることがつの大事な役割だと思うので、それをやるために練習でどうやったらレギュラー組を食えるのかとか、レギュラー組に絶対負けないという気持ちを見せないといけない。それをすることでレギュラー組ももっとやらないといけない状況になるし、良いスパイラルが作れたりすると思う」

と志しの高い野崎選手

タイトルを目指すと同時に、次世代の若手を如何にして育てるか、というのもクラブとしての大切な仕事

出場経験が乏しいのは、選手として悩ましいことかもしれませんが、プロの世界における宿命ともいえます

とはいえ少なくとも、身近なところに偉大な”お手本”が数多くいるのは、レッズの強みでしょう

今季のタイトル争いもそうですが、野崎選手を取材していると、これからのレッズも楽しみな部分でもあります

決して楽観しているわけでなく、です

那須選手、野崎選手のインタビュー詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします