10月14日 「感動しましたね。出てきた瞬間、もの凄く」

どうもです

天候に考慮し、非公開で行われたきょうのトレーニングは、午後3時からスタート

台風一過の晴天、とはいえ大原には強い風が吹きつけました

まずは人工芝ピッチでの体幹トレーニングで身体を起こします

スタッフが投げた大きなバランスボールが偶然にも、偶然にも森脇選手の頭を直撃!

悶絶していました

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午後3時45分からは天然芝ピッチへ移動

ここからは、キーパー陣とフィールドプレーヤーがそれぞれ分かれます

キーパー陣は土田コーチ主導で、キャッチングなどの専用メニュー

フィールドプレーヤーは、ステップワークや坂道ダッシュ、堀コーチ主導でのボールを使った基礎練習を行いました

練習は午後4時20分頃に終了

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きょうの練習で、靴紐がほどけてもご機嫌な様子で汗を流していたのは、関口選手

そこには、新たなレッズファミリーの誕生が関係しているでしょう

――まずはリーグ残り7試合、この優勝争いにおける心境はいかがでしょうか?

「そうですね、まぁ、出てない選手もね、モチベーションとかを落とさず、みんなで頑張ってこられているのでチームとしては良い状態だと思う」

――今いじっている靴紐で、練習中も悩まされていませんでしたか?

「そうですね、ほどけちゃって(笑)後ろで順番待ちの選手からプレッシャーを感じていましたけど、まあ、大丈夫でした」

――本番へ、良いシミュレーションになりましたね

「そうですね、はい(苦笑)」
――先日の練習試合は90分でしたけど、いかがでしたか?

「久しぶりのゲームだったし、個人的にも試合にあまり出ていないので、ああいう練習試合って『非常に大切にやろう』と思っていたので、その中で試合でしか味わえないような感覚とか、そういう部分ではプレーできて良かったと思いますけど」

――最後のゴールは”芸術の秋”にピッタリなビューティフルゴールを見事に…

「んーどうですかね?あれがJリーグだったら外に弾かれる可能性が多分、あるだろうと思うので。あのコースとキックは練習でやっていたので狙い通りだったんですけど、もう少し強く打てれば良かったですけど」

――その後が気になりました

「そうですね、まぁ、みんな悪のりしていたんですけど(笑)僕はツボさんの頭を叩いてやりました」

――それが関口選手なりのパフォーマンス?

「そうすね(笑)」

――坪井選手が赤ちゃんに見えたのですか!?

「いやいや!(ニンマリ)」

――改めまして、おめでとうございます。

「ありがとうございます」

――いかがですか?また守るもの増えてというか、そのあたり…

「そうですね、家族が1人増えたというのは幸せなことだし、1年でも長く現役生活を続けるために、やっぱり日々のトレーニングを大事にして、子どもの記憶が残るくらいまではサッカーしたいなって感じですね」

――やっぱり、「お父さんがサッカーをしている」とお子さんにさかってもらうまで頑張るのが、1つのモチベーションですか?

「そうですね。一緒に遊んだりしたいなと思いますし、その父親の仕事というものを見せられればいいかなと思う」

――初めて子どもに会った時はいかがでしたか?

「驚きましたね、やっぱ。動物の出産みたいなのはテレビで見ていたけど、『人間はあのようにして出てくるんだな』って思って」

――立ち会っていたんですか?

「そうですね。はい」

――感動的な…

「感動しましたね。出てきた瞬間、もの凄く。はい」

――女の子ですよね?

「はい」

――いいですね!

「ありがとうございます」

――似てるのは?どちら似というか?

「どうなんですかね?まだわからないんすけど。」

――でもかわいくて仕方ないと

「そうですね!どっかの事務所に入れようかと思ってる!(ニターッと笑う)」

――そういう計画も!早くもそういうビジョンが!

「そうですね(笑)啓○さんに紹介してもらわなきゃと思う!」

――40歳、50歳になったときの関口選手のライフプランというか、お子さんで・・・

「どうですかね?(笑)本当にね、元気に育ってもらえれば良いなと」

――お風呂入れたりとかはまだ…

「まだ入院していて、奥さんも里帰りしているので、僕が行くときしか会えないので、もうちょっとで奥さんも退院なので」

――1ヶ月半後くらいにもう一度ですね、新たなレッズファミリーを含めて「おめでとう!」と言い合えるように、できればと

「そうですね。ここからの7試合というのは、出てない選手とかのモチベーションをしっかりしてこないと勝ち点をしっかり取れないかと思うし、チーム一丸でやらなきゃいけないと思うので、本当に、みんながまとまって戦えるように頑張っていきたいと思いますけど」

――その7試合の初戦が、仙台との一戦と言うことで。昨シーズンはユアテックじゃなくて、関口選手は、「やっぱり仙台といえばユアテック」と話してましたが、いかがですか?

「そうですね。久しぶりのユアスタですし、凄い・・・仙台と言えばユアスタなんで。スタジアムの雰囲気というのは個人的にも好きでしたし、仙台は仙台で残留争いがあって非常に難しい相手だと思うし、レッズとしては優勝をするための大事な勝ち点3だと思うので、勝って勝ち点3を取れればいいと思う」

――勝利につながるゴールを関口選手が決めて、今度こそ、ゆりかごパフォーマンスを楽しみにしています

「そうですね!試合に出られるように、この今週1週間、トレーニングして頑張りたいと思う」

パパになった”クニくん”こと関口選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

10月11日 VS VONDS市原

どうもです

レッズにとっては、公式戦のない週末

きょう、大原ではVONDS市原との練習試合が90分×2本で行われました

1試合目は、おとといの攻撃パターン練習で見せた形通りの連携が随所に見られ、終わってみれば12対0

超ゴールラッシュの12点目は、関口選手が決めました

ペナ外左、約25メートルの位置から右足インフロントでの強烈且つ巻き込むようなコントロールシュートをゴール右隅へ

豪快にネットを揺らします

”芸術の秋”にピッタリなビューティフルゴールでした

得点と共に、ピッチにはタイムアップのホイッスルが鳴り響きます

「ブザービーター!」

と声を上げるキャプテン・阿部選手を筆頭に会場は大いに沸きます

関口選手のもとへ駆け寄り、坪井選手、那須選手と共に”ゆりかごパフォーマンス”を披露

パパになった関口選手本人は照れてしまったのか、輪の中で何もしませんでしたが、とても良い笑顔を見せていました

おめでとうございます!!

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2試合目は一転、開始早々に李選手がPKを止められたのが影響してか、リズムに乗れず、先制を許すことに

それでも次第に主導権をつかみ、4対2

貫禄勝ちとまではいきませんでしたが、マルシオ リシャルデス選手が軽快な動き&精度の高いフィニッシュワークで復調をアピールするなど、収穫は少なくなかった印象です

多少のシャッフルがあったきょうのメンバー編成

レギュラー組が多く入った2試合目に出場した、永田選手のお話です

「2点取られたけど、良い攻撃を見せていたし、あとは点が入るだけだった。いつもやっていない選手たちとの試合だったのでコンビネーションはもう少しだったけど、切り替えのところを意識しようと思っていた。前半はあまり満足した感じでプレスがかからなくて、一番後ろなのでしっかり声を出して言わないといけないと思った」

――右サイドがやや怪しいことになっていたましたが?

「モリ(森脇選手)は足が痛かったし、失点した時の1対1のところは僕のせいだし、しっかり対応しないといけない」

――フィードの感触は?

「良かったのは1本ぐらい。点につながったのは良かったけど、もう少し蹴れるタイミングもあったと思うし、精度や判断をもっと良くしていかないといけないと思った。慎三もボランチのところとかに下がってパス回しに参加していたので、流動的に動いていたというところは良かったと思う」

――後半からユースの齋藤選手が入りましたが?

「あそこ(右CB)は『1回もやったことない』と言っていたし、手探りでやっていたと思うので、もう少し僕もカバーして上げられたらよかった」

――可能性を感じた?

「若いんで、大丈夫!(笑)フフ」

――マルシオ選手のコーナーキックから、永田選手の得点を期待してました

「セットプレーは入らなかった。もう少し練習しないと入らない・・・」

――ピッチ脇で山田暢久さんも観ていましたが?

「最後に気づいた(笑)大きな×マークを出されて、『ダメだ』と言われた(笑)もっと早く気づいていたらもっとやる気を出していたかもしれない(笑)フフフッ」

――アウェイの仙台戦は勝てていませんが?

「去年もあそこからチームの状態が悪くなってしまったし、次は非常に大事な試合だと思う。3連戦だし、そこで3つ取ればだいぶ(優勝に)近づくと思うので、チーム全員でしっかり準備したい」

――関口選手に第一子が誕生しましたが?

「出産祝いをあげる(キリッ)」

――大人ですね

「そうっすよ!!フフッ(笑)」

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VONDS市原には、懐かしい面々も

西村監督、山根選手、坂本選手

試合後は、西村監督と坂本選手にお話を聞かせていただきました

◆西村監督兼GM

「まだまだ下のカテゴリーなのでJリーグの時とはいろんな意味で環境が違うけど、引退してすぐそういうチャンスが回ってきたので勝負したいという思いで来た。自分も2001年から2004年までのレッズ時代はいろんな意味で良い思い出だし、良いつながりでいたいなと思っている中で(スクールのコーチとして)1年呼んでもらって、また離れたけどこういった形で顔を合わせられるのは非常に幸せだなと思う」

――スクールでは落合さんと?

「今日も顔を出してもらったけど、あの普及の1年は今の監督業に生きているし、貴重な時間を過ごさせてもらった」

――対戦してみて、レッズのサッカーに対する印象は?

「まずありがたいことにこの時期に、しかもJ1のチームのレギュラーの選手とやれる機会はまずないことなので、今日の2試合目を戦った選手たちは良い経験になったと思う。良い経験にするだけじゃなくて、その中で自分たちが何ができて何ができなかったか、自分たちの立ち位置を知るという意味では非常に良かった。チームとしても11月のJFL昇格に向けた地域決勝大会に向けて今日の試合は大いに自信になる試合だったと思う」

――レッズのように後ろからつないでくるのは嫌?

「ただ、自分たちもそういうサッカーを目指しているし、上に上がっていけばそういうサッカーも多くなってくる。自分としては蹴るサッカー、相手の良さを消すようなサッカーの方がやりづらい印象がある。ただ、浦和のクオリティは日本でもトップなので、自分たちがやっているやり方がどれだけ通用して何がダメなのかを知る良い機会になった」

――GMも兼任してますが?

「クラブの規模が小さいので、いろんな意味で兼任しながらやっている。引退した時に現場かフロントか実は非常に迷った。レッズの時にハートフルという現場から初めさせてもらったけど、経営方面、フロントにも興味があった。今は両方やらせてもらっているけど、業務は多岐に渡るので大変だなとは思っている」

――経営ではアメリカの経験も活きますか?

「アメリカはいろんな考え方の人たちがいて、いろんなスポーツがあって、といろんなところを見させてもらったけど、今はJリーグの理念に沿った中での地域総合型クラブ、百年構想クラブと目指してやっている」

――改めて感じる浦和レッズの良さは、どんなところにありますか?

「クラブとして非常に完成度が高いと思うし、各セクションも整理されているし、そして何よりサポーターがいて、今では魅力あるサッカーをしているところが良さなのかなと。自分も選手をやっている時はなかなか気づけなかったけど、その時の時間は特別。一緒にやっていた(鈴木選手)啓太やツボ(坪井選手)やヒラ(平川選手)もそうだし、大宮で一緒にやっていた青木もいるけど、気づいている選手は気づいていると思うけど、今、自分たちができる最大限できる可能性にチャレンジしてほしい。彼らの影響力は日本サッカーにおいて計り知れないし、貴重な時間を味わいながら過ごしてほしいと思う」

――見た目はまだ選手としてプレーできそうです(笑)

「体格はまだ大丈夫だけど、ダメですね(笑)。ボールを蹴るとすぐ息が上がっちゃうし、今はやるものではなくて、伝える側になっているので、しっかりそっちの役割を全うしたい」

――そういう意味では山田暢久さんより先輩になります

「いや(笑)ヤマさんは本当に偉大なレジェンドなので、レッズの中で選手経験をチームに還元してもらいたい」

――レッズのサポーターも今後の活躍を楽しみにしていると思いますが?

「こういうこともサッカー文化のひとつだと思うし、昔やっていた選手がクラブで運営に携わったり監督をやったり、また対戦があったり、サッカー文化が熟成していけばそういう場面に出会うと思うので、そういう楽しみを僕らは作っていきたいと思う」

――来年は天皇杯で?

「同じカテゴリーで優勝した浦安に先を越されて、8対2だったけど内容も立派な試合をしていた。あの試合では浦安の良さも出ていたし、今後は自分たちが真剣勝負の舞台で自分たちの良さを出して良い試合をしたいと思う」

◆坂本選手 ※2試合目に出場

「大原でプレーするのは2008年以来。懐かしいのと、少し緊張感もあった。浦和に在籍している時は何もできないことが多くて、浦和を離れてから岡山とかでトレーニングを積んでこういう機会があって来られたので、気負わずにやってきたことを出せたらという気持ちで来た。やっぱりここでは相手の方が実力も上なので、チームとしていつもトレーニングでやっていることを出しながら自分の役割をしっかり表現できたらと思っていた。できたところもできなかったところもあったので、またこれから練習していきたい」

――1試合目、あまりにも点が入ったので大丈夫かと思いました

「アップしていても結構点が入ったりしていたけど、緊張感がある試合にしたかった。先制することはできたけど結果として負けてしまったので悔しさはある」

――久しぶりに大原に来て、環境などで感じることは?

「サッカー選手としてサッカーができることがまず幸せだなと浦和の選手を見てすごく思った。僕らは仕事をしながらサッカーをやっている選手がたくさんいるけど、そういう環境でもしっかりトレーニングを詰めばできるという部分もあると思っていた。サッカー選手としてサッカーだけに集中できる環境はここに来て改めて幸せなことだなと感じた。だいたい、みんな8時から17時まで仕事をして、19時から21時まで2時間しかグラウンドが使えない中で毎日とレーニングしている。僕らはチームでできることは2時間しかないので、サッカーに集中できる時間があるのは幸せだなと思った。自分もまたこういう環境でやりたいと思う気持ちはある」

――差し支えなければ、どんなお仕事を?

「普段は病院の総務課に所属していて、電話の対応や施設の備品とか、なんでも屋じゃないけど依頼されたことを作業しに行くという感じ。サッカーはサッカーだけど、仕事もしないと生活していけないので、仕事は仕事でまた一生懸命やっている。スパイクとかもプロ選手は支給されると思うけど、僕らは自分で勝ったりするという状況なので、道具の大切さとか、細かいところでサッカー選手としてやっていけるのは誰しもができることじゃないから、貴重な時間だと思う」

――当時のチームメイトとお話しできましたか?

「2試合目だとノブくん(加藤)ぐらいかな。1本目ではツボさんとクラブハウスで会った。『元気?』という挨拶程度だったけど。ツボさんもヒラさんもまだこうしてレッズで続けているのは凄いと思う。ノブくんとは紅白戦に出られない時とかも一緒に練習していたので懐かしい」

――これからの目標をお願いします

「このチームもどんどん上を目指して戦っているので、J1に昇格したい」

――来年、天皇杯で会いましょうか!?

「後々知ったけど、天皇杯も勝ち上がっていたら浦和と当たる可能性があったので、公式戦でやりたかった」

――レッズのサポーターへ

「今日も声を掛けていただけたりしてすごく嬉しかったし、自分が頑張っている姿をちょっとでも見ていただけるように、まずはJFLに昇格してJリーグに行けるように頑張っていきたいので、応援よろしくおねがいします」

永田選手、VONDS市原・西村監督兼GM、坂本選手のインタビューは、来週の「You’re The REDS」でお届けします

お楽しみに

では

10月10日 「見えない力も貰おうと!(笑)。運もいっぱい空に広がっているというか、同じ分だけあるのを誰が拾うかだと思うので、それを貰うだけ貰おうと思っている(笑)」

どうもです

爽やかな秋晴れの大原

トレーニングマッチを翌日に控えたきょうは、約20分間のミーティングを経て午前10時20分過ぎから練習が始まりました

ウォームアップからもうそれはそれは、雰囲気が明るいのなんの

午前11時15分からは約30分間、11対11でのハーフコートゲームを行い、練習は終了

ゲーム形式におけるメンバー編成は、2日連続で同じでした

あすも同様で行くことが予想されます

すなわち、普段の試合では見られないような組み合わせでの共演が見られることでしょう

それもまた、Non Matchdayの楽しみです

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練習を終え、汗だくの那須選手に、「おめでとうございます!!」

――やはり、10月10日は晴れます!そのような日に誕生日を迎えられるのが、羨ましいです

「気持ち良いというか清々しいっすよね。朝起きた時に、『あーやっぱり俺だな』みたいな(笑)。晴れないとな、みたいな」

――この天気は、那須選手“そのもの”にも感じます

「そうっすね!はい(笑)」

――33歳になりました。恐らく「変わらない」とおっしゃるでしょうが、心境はいかがでしょうか?

「変わらないかな(笑)というか、まだ成長してるしなあって感じ(笑)」

――この年齢になってもチームのレギュラーとしてサッカーを続けられているというのは?

「まずは僕を獲ってくれた浦和レッズに感謝しないといけないし、今は誰が出てもおかしくない実力だと思うので、その中で切磋琢磨しながらやれていることが僕自身が成長する上でも、良い緊迫感を与えてくれているし、『もっともっと頑張らないとな』という気持ちにさせてくれる。チームだけじゃなくて監督も含めて、みんなに感謝という気持ちしかない」

――レッズの一員として誕生日を迎える喜びというのは?

「このチームで全てをね、出し尽くして結果を残したいという気持ちでいられるので、歳を重ねてもレッズでピッチに立ってプレーできるのは幸せなこと」

――充実感が全身からみなぎっています!

「まあ、まあまあ(笑)元気が取り柄なので(汗)」

――今年はさらに優勝に近づいています。そこには、那須選手の成長もあるかと思いますが?

「良い時も、うまくいかない時も、チームが前向きに一歩一歩進んで来た結果が今あると思うので、まだまだ積み重ねないといけないと思うし、もっともっと伸びしろのあるチームだと思っているので、日々の練習から精進していかないといけない。まだまだ残り7節だけど、目の前の1試合1試合を命懸けで戦わないといけない。うん、それができればもっと成長できるし、結果もついてくると思う」

――昨年すでに聞かせていただいたことですが、両手を伸ばすポーズが最近また話題になっているそうです

「あまりー・・・ねえ?(苦笑)こうやって取り上げられるとも思っていなかったし、自分は自然とやっているので、感謝も含めてやっぱ、毎試合ピッチに立てることは幸せなので。そういう意味合いも込めてだし、見えない力も貰おうと!(笑)。運もいっぱい空に広がっているというか、同じ分だけあるのを誰が拾うかだと思うので、それを貰うだけ貰おうと思っている(笑)」

――33歳の誓いと共に、サポーターへのメッセージをお願いします

「33歳にならせてもらったけど、まだまだ成長できると思っているし、もっと成長しないといけないと思っている。やっぱ結果を残してしっかり日々、支えてくれるサポーターのみんなと一緒に喜びを分かち合って、一緒に良い年末を迎えたいと思っているので、これからも熱い応援で一緒に戦いましょう!!!!」

那須選手の好きな言葉は、子どもの頃に「自分で調べて見つけた」という、【一意専心】

がむしゃらに、真っ直ぐに、勝利へ向い、ただひたすらに突き進む

背番号4、その漢の姿は美しく、見る者に感動を与えます

水を掻く男は、タイトルを手繰り寄せる男として2ヶ月後・・・

――空へ両手を広げたらそこには、輝かしいシャーレがあることを願っています

「ほんとそうっすね!そのためにも『毎日の練習から』という感じで意識していきたい!!」

那須選手のインタビュー詳細は、今夜7時からの「You’re The REDS Friday」でお届けします(※金曜日は7時台の再放送がありません)

では

10月9日 「怒られるのは逆に嬉しいと思って頑張りたい」

どうもです

練習再開から2日目のきょう、VONDS市原とのトレーニングマッチを2日後に控えた練習は、午前10時からスタート

ウォームアップを終えた午前10時40分からは攻撃のパターン練習へと移ります

まずは3対2の形を反復

「他の選手、周りをしっかり見ながら!」

「組み立てからフィニッシュを早く!」

「フランツ!守備の意識をしっかりしよう!」

と監督

「必ずディフェンスラインの後ろを狙うように。スルーパスを出すときはキーパーの位置をしっかり確認して!」

いつものように、きめの細かい指導でした

午前10時55分、今度はパス順が予め指定された形を実施

この時には、監督から阪野選手にアドバイスが送られていました(※詳細は後ほど)

午前11時15分からは、3対3+両サイドという形式に

「逆サイドへの意識!」

「ダイレダイレダイレで落としたのを裏で受ける!」

「相手の食いつきをうまく利用して裏を取っていこう!」

引きつけて逆サイドへ展開し、クロスからフィニッシュ、または中央突破で

加えて、後方からタッチライン上に縦へのフィードで裏を取る流れも確認

さらにはディフェンスラインの高低の設定もその都度あり、様々なパターンが設定されていました

午前11時40分、仕上げは11対11でのハーフコートゲームへ

「周りを見て速い判断を!奪ったら前3人へ」

そして、

「相手のマークは常に内側に入ってくる!ナナメに入る動きを見せて、瞬間に裏を取ろう!」

と監督は、適切なプレアウェイの動きを促していました

残り7戦、どのチームもそれぞれの”レッズ対策”をしてくるはず

どんな状況にも対応できるよう、連携に磨きをかけました

そう、これは日常の習慣として欠かせない、歯磨きのようなものです

同じことではありながら、常に行う作業

それによって、抜群のコンビネーション、言い換えれば阿吽の呼吸が頭と身体に染みつくのでしょう

午前11時50分、阿部選手が豪快にネットを揺らし、ラストゴール

キャプテンらしく、長丁場の練習をビシッと締めました

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さて、きょうの練習後は、阪野選手にマイクを向けさせていただきました

関根選手不在もあり、率先して用具片付けを行うストライカー

――優しさを感じます。1年目を思い出す感じはありますか?

「決まりなんで(苦笑)・・・頑張ります。決まりなんで、ハハッ(笑)」

――ファンサービスでのサポーターの反応は?

「え!?どういうことすか?」

――エールが送られたりとか

「そういう声はかけてもらった」

――「青木!」とかは?

「いや言われないッス!最近、あまり言われないッス。最初だけだった。髪型替えてからあまり言われなくなった」

――きょうの練習では、目の覚めるような素晴らしい右足でのミドルを突き刺していましたが?

「いや~、そうっすね、まあ、はい。自分も打って、『良く当たったなぁ』と。相手も2人いたし、コース狙ったというよりもタイミングで打ったようなシュートだったけど、良いところに飛んだし良かった」

――決まった瞬間、チームメイトからは「ナイス青木!」という声が沢山聞こえてきました

「ホントっすか!?それはちょっとあんま聞いてなかったッス」

――監督から「身体の向き」について直接指導されるようなこともありましたが?

「そうすね。向きと動く方向、タイミングなどを言われた」

――監督も良く見てくれているかと

「そうっすね。まあ、怒られることが多いッスけど・・・・まあ、怒られるのは逆に嬉しいと思って頑張りたい。シュートが入るか入らないかも大事だけど、運もあるし、その確立を上げるのがフォワードの仕事だと思うので、はい」

――本当に、一本のシュートを決めるか決めないかで評価がガラリと変わる難しいポジション・・・

「そうすね、でもやっぱり、外すときもあるし、出来るだけ多くシュートを打ってその確立を高めたい」

――練習後、槙野選手からホワイトボードを使ってのレクチャーを受けそうになっていましたが、動きの確認ですか?

「あれは、サイン。サインを変えたんで(笑)先週からサインを変えた。ご飯一緒に行ってるときに、店の人に『サインを書いて』と言われて、サインがダサいという話題になって、槙野選手に考えてもらって変わった」

――日曜日にもファンサービスもありますし、そのあたりは楽しみに。あとはその前日、大原での練習試合には多くのサポーターが駆けつけると思いますが、意気込みとしては?

「意気込みっていうか、まあ自分にとって練習試合でもゲームをこなすという機会が今年は少ないと思っているし、そういう意味でも大切にしたい」

――同じポジションには興梠選手、李選手という代表クラスのプレーヤーがいますが、彼らから日々吸収しようと心がけていることは?

「そうっすね、まあでももう吸収という歳でもないと思うし。慎三君はやっぱり、レッズの中でプレーするという意味での動き出しとかで連携もできているし、そこは凄い参考になる」

――チームとしての動きとして思い浮かぶのが、ユース時代に同じ3トップの原口選手と高橋選手がポジションチェンジをした際に、阪野選手それを引き立てるような位置取りをしていたことです。「素晴らしいフォワードがいるな」と思ってました。なのでそれは阪野選手にも出来ることだと

「そうっすね!まあやっぱり、『自分自分!』とやるのも大事かもしれないけど、そうやってチームとして動くのがより求められるサッカーだと思うのでそこは凄い大切にしていきたい。それがきょうの練習で指導を受けた、“動くタイミング”や“動く方向”につながると思う。監督から練習で言われていることをしっかり意識した」

――ちなみに今、名前が出た原口選手とは最近連絡を取ってますか?

「いや!取ってないッス」

――取る気にならない?

「ハハ(笑)取る気にもならないわけじゃないんすけど、別に取ってないっす。動向が気にはなる。試合に出てる出てないとか」

――試合見たよ!とかは?

「いや、恋人じゃないんで(笑)逆に気持ち悪いと思う。そんなやりとりがたまにはあっても良いかとは思うけど、まだドイツに行ったばっかだし(苦笑)」

――思い出されるのが昨シーズン、10月26日に埼スタで行われた柏戦でのスタメン出場です。今年も終盤に出場停止などで、そのような出番をつかむことを期待しています

「そうっすね、まあ去年も夏過ぎからはそんなに試合に出ていなかったし、その中でもけっこう勝てたし、ある程度出来たと思う。チャンスがあるなら、やれる自信があるし、やらなきゃいけない」

――ではあさっては4点ぐらい取って、原口選手から「すごいじゃん!青木!」と連絡が来るような活躍を!

「ヘヘッ!(笑)まあ、点数が全てじゃないけど・・・そうっすね、良いプレーをして得点という結果も残せればと思う(笑)」

2日後はぜひ、大原へ

阪野選手はもちろん、坪井選手、濱田選手、山田直輝選手、矢島選手といった、出場機会に乏しいレッズの一員に視線を送るのも、大切なサポートのひとつ、のはず

なお、阪野選手のインタビューは今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

10月8日 「次からのミーティングはもっと集中して聞こうかと思う(苦笑)」

どうもです

徳島との肉弾戦に勝利し、翌日からは2連休

そしてきょう、練習が再開しました

ついつい深呼吸をしたくなるような、澄んだ空気の大原はまさしく秋晴れ

選手達はオフ明け恒例のフィジカル系メニューを中心に調整しました

次の公式戦までは10日間空きますが、その間にどのようにチーム力を上げられるか

といってもこの時期なので、何よりも優先すべきはコンディションアップでしょう

あすは多少、負荷のかかるトレーニングをこなし、じっくりと終盤戦への準備が進められていくはずです

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連休中には、ペトロビッチ監督の契約更新が発表されました

2012年、同じタイミングでレッズに加入(2013年から完全移籍)した槙野選手は、このように感想を語ります

「1年1年、サッカーのクオリティが間違いなく上がっているけど、それと同時に周りのチームの補強があったりするので、Jリーグ自体拮抗した良いゲームになっているので、うちのクラブが引っ張って行ければいい。これから大事なのは、優勝という圧力が選手にとってマイナス、重荷にならないようにしないといけないところがあるので、うちの面々を見ればわかるように、調子に乗るメンバーが多いので(苦笑)うまくかわすわけではないけど、一試合一試合突き詰めて足もとを見てやればいいと思う」

――槙野選手にはその心配はない?

「僕も結構図に乗るタイプなんで(笑)あと【46】とか」

――いずれにせよ、ポジティブに?

「残り7試合ですね。気付いたら『あと3つか』って具合で。去年は11月に勝てなかったですから。そういう意味でもたくさん、去年経験している人が多いです。経験活かして」

――2012年、選手からは監督に「We Are REDS」とプリントされたステッキをプレゼントしていましたが、その際に槙野選手は、「タイトルと最優秀監督賞が一番のプレゼント」と話しています

「監督はタイトル獲っていないし、選手の方がタイトル獲っていますけど。監督は9年目ですが、まだタイトルを獲っていないのに長く指揮を取る方はいない。それだけキャラクターとか、日本人にあったサッカーを展開するという意味でも、大きな賞(最優秀監督賞)を届けたい」

と恩師への思いを口にしました

そんな槙野選手、その後は[ゴール de セレモニー]の贈呈式に出席し、賞金とTina Lounge貸し切り権の目録を受け取り、笑顔(ダービーでの宇賀神選手のゴールにより、クルージングへの招待獲得!!)

さらには午後、平川選手と那須選手と共にさいたま市立大東小学校へ訪問し、6年生のこどもたちとの交流を図りました

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槙野選手が小学校6年生の時は、藤本主税選手との「忘れられない出会い」を経験

きょうは自身が伝える立場でした

「1歳でも2歳でも早く、”まわり”のありがたみだとか、これからのことを感じ取っていただきたいと思い、メッセージを送った」

「夢」、「言霊」などをテーマに、額に汗を滲ませながらの熱い授業はチャイムが鳴ってもなお続き、約15分のタイムオーバー

簡単なことではなく、子供たちへの情熱あってこそです(感動した!!)

当の本人は、

「改めてだけど、ミシャのミーティングが長いなと思っていたけど、こういう風に思ってるんだなと気付いた(笑)次からのミーティングはもっと集中して聞こうかと思う(苦笑)」

浦和の男・DFWもまた、”まわり”のありがたみを再確認する機会となりました

ということで今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」では、槙野選手”先生”の授業風景お届けします

もちろん、平川選手、那須選手の教室でも非常に味のある暖かいお話が聴けました

その模様は、後日必ず

余談ですが、子供たちから「好きな食べ物」を聞かれた平川選手は、

「カツカレー」と回答

――てっきり、どらや・・・!?

「いやいや(苦笑)あれは好きじゃないから!やらされただけ!!きょうも昼はカツカレーだったし。どら焼きはやらされただけ!別に特別好きなわけではないので(汗)あれを沢山たべると喉が渇いちゃってしょうがないので(笑)カツカレーでお願いします」

お楽しみに
では

10月3日 「冷静かつアグレッシブに」

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どうもです

夏に逆戻りしたかのように暑い大原で、徳島戦を2日後に控えたトレーニングが始まりました

恒例のミーティングを経て、選手達は午前10時40分過ぎに姿を現します

ウォームアップ後は、11対11でのハーフコートゲームを実施

ピッチを広く使い、相手を揺さぶるような攻撃から多くのチャンスが生まれていた印象です

そしてやはり、ボールを奪われてからの素早い”守”への切り替えに強いこだわりが感じられました

まだ攻撃が続いているかのようなテンションでボールへ食らいつく選手達の姿勢、それが試合でも出せれば、次は負けるような相手ではありません

お昼の12時、梅崎選手の縦パスを受けた山田直輝選手が、抜群のファーストタッチでスルリとディフェンスラインの裏へ抜け出すと、西川選手までも軽やかに交わして、ラストゴール

「これぞ”浦和のハート”!」思わず、そう声を上げたくなるような、見事な得点シーンでした

2日後の埼スタでも魅せて欲しい!!

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練習後は、車座を組んでの青空ミーティングが行われました

監督の熱いお話は、約25分間に及ぶことに

次の結果がどれだけ大きな意味を持つか、懸ける思いが伝わってきます

「細かい内容は言えないけど(苦笑)次の試合は重要というか、間違いなく勝たないといけない試合だとおもうし、チームとして何を狙ってやっていくのかという心構えもそうだし、もう一度自分らがやるべき事を見直すには必要な時間だったと思う」

そう説明してくれたのは、梅崎選手

多くの選手が暑さに配慮し、早々とクラブハウスへ引き上げていく中、一番最後までピッチに残り、走り込んでいました

「まあ、コンディションを整えるためですね」

さらりと言えるところが、逞しいです

最後に引き上げてきたのは梅崎選手だけでなく、隣りには天野コーチがいました

「本当に大きい存在ですね」

しみじみとそう語ります

「僕よりも試合に出ていない選手がメインにはなるけど、もちろん練習もね、天野さんがメニューを考えて、いいトレーニングしてくれるし、何よりメンタル的にもケアしてくれるし、色んな話を同じ目線でしてくれる人はなかなかいないので、選手達は助けられている部分が多いのではないかと思う。プレーヤー目線もそうだし、コーチの目線としてアドバイスしてくれる。日々話し合って、お互い選手とコーチという立場だけど、高めあえるような話をいつもポジティブに出来ているのではないかと思う」

首位を走るチームの原動力は、選手だけでないということ

さて、練習の印象からもそう、やはり徳島戦は、

「切り替えの部分は1つの生命線だと思うので、良い試合が出来ている時は切り替えが早くて、前線からいいプレスがかけられていると思うので、そこは意識してやっていきたい」

ここ2年、秋の勝ち点取りこぼしで悔しい思いをしています

そこから得られた教訓、どんな心構えで臨むべきなのか

「そういう意味でも重要な一戦になるというのは自分らもわかっているし、そういうジンクスではないけど、ちょっと良くない試合展開になることがやっぱり、ここ最近多かった。この一戦というのは、絶対に勝ち点3が必要なので、自分らのベースとなる部分である、切り替え。そこがベースだと思うので、いかにそこをいつも通りにしっかり出して闘えるかというところが大事。そこを出せば、自ずとペースはつかめると思うので、意識して、スタート直後から闘って、アグレッシブに行くことが大事」

今年、嫌なジンクスを絶ちきれば、成長の実感すなわち、勝ち点3以上のものを得られるはず

「そうですね、非常に、ここで勝てなきゃ前へ進めない。そういう意識ではいるので、そこだけを目指して頑張っていきたい」

今年は幸先良く梅崎選手が先制点を決めることが多いので、次も”まずは”そこを期待します

「ここ何試合か決定機を外しているので、冷静かつアグレッシブに行くことが大事。思い切りの良さもひとつのポイントだと思うので、狙っていきたい」

2日後、梅崎選手がスタメンなのかサブなのか、シャドーなのかサイドなのかはまだわかりません

ただひとつ言えるのは、どんな形であっても背番号7はキレ味抜群の赤きサムライとして、栄冠への道を切り開くということ

そう信じてます

インタビューの詳細は、今夜7時からの「You’re The REDS Friday」(金曜日は2時間ですが、7時台の再放送はありません)でお届けします

では

10月2日 「『あんたしつこいよ!いつまで聴くの!!』というふうに怒られたけど、『こういう時ぐらい良いじゃん!嬉しいんだ!!』と伝えた」

どうもです

ホームでの徳島戦を3日後に控えたきょう、練習は午前10時から始まりました

ウォームアップを終えた午前10時45分からは、攻撃のパターン練習へと移ります

まずは3対2、攻撃が数的優位な状況での形でした

好プレーを続ける関口選手を別の選手の名前で称賛していた監督

それに気付いた選手達から指摘を受け、笑いが起きると、

「集中していこう!」

少し頬が赤くなっていたように見えました

「3人目の動き!」、「ダイアゴナル!」、「必ずタイミングを合わせるように!」

だれないように、指揮官は声を絶やさず

「よくあるよ!ちょっとパスがずれるとうまくいかないよ」

「必ず周りを見て判断するように!どこにスペースがあるか」

「動き直しを大事にして」

ワンプレー毎に選手へ的確なアドバイスを送ります

思うようにパスがつながらなければ、

「集中力の問題!だからこそ考えて。フリーで今みたいなパスをしちゃダメ」

そのようにきちっと指摘

スムーズにフィニッシュへ持ち込めた際には、

「良いよ!アイデア」

褒めることも忘れません

午前11時20分からは、3対3+サイドには攻撃側のフリーマンというパターンを実施

中央でつなぎ、相手を引きつけてから逆サイドへ展開し、クロスからフィニッシュという流れを中心に意思の疎通を図りました

「ニアとファー、あるいは動き直しを考えて!クロスに対して自分がスペースを空けたところに勢いよく入れるように!」(監督)

「森脇話し聞いてる?聞いてなかったら罰金だよ!」(柏木選手)

すでに練習開始から1時間40分が経過

これぐらいのタイミングで練習が終わることは少なくありません

きょうについてはここから、11対11でのハーフコートゲームへ(最も、気温が低い時期は良くあること)

「縦を意識して!縦!」(監督)

開始からしばらくは、横がペナ幅に設定され、より密集したプレーゾーンでのゲームでした(※後に解除)

それまでは攻撃への指示が多く出されていましたが、ゲームになると今度は守備に対する意識付けも

「失ったあとの切り替えだよ!」

と監督はこの日一番、声を張り上げます

「とにかく奪われたあとの切り替え!ボールに近い選手がプレッシャーをかけて、失った瞬間だよ!ファーストディフェンダー!」

”攻”から”守”への”素早い切り替え”を強調しました

監督、選手を問わず、ボールロストの瞬間はピッチ上のそこかしこから、

「もっと寄せられるよ!」

との声が響き渡ります

徳島戦はボール保持の時間が長くなることが容易に想像できるだけに、不用意なカウンターでの安い失点は絶対に避けたいところ

そのあたりのリスクマネージメントから、効果的な2次攻撃へつなぐための約束事を、徹底的に実践しました

午前11時55分、柏木選手が落としたボールに反応した槙野選手がディフェンスラインの背後を取り、ラストゴール

ハイテンションが保たれた、密度の濃い長時間に及ぶトレーニングでした

「どんだけやってもやり足りないぐらい。やり込む必要がある」

とは、精神的支柱・平川選手の一言

何とも頼もしい限りです

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練習後には、森脇選手にマイクを向けさせていただきました(目的はもちろん・・・)

――かなりハードな練習に見えましたが、いかがですか?

「そーですね~、2連休があったので、体を起こす意味でも非常に重要だったと思う」

――チームメイトから「モリ、話し聞いてるのか!」と言われることもありましたが、大丈夫ですか?

「それはいつも通りなのでね、ノーマルなこと(笑)連休もあって連戦の疲れはだいぶ取れたし、連戦していても慣れはあったので、全く問題はなかったけど、良いリズムで徳島戦に臨めるのかなと。監督もよく『体のリフレッシュも大事だけど頭のリフレッシュも大事』と言うけど、頭のリフレッシュもしっかりできたので、良いイメージで徳島戦に臨みたいと思う」

意気込んだその時でした!慌てふためく森脇選手!

「ちょっと!クニくん来たんで!」

後頭部を守るため、壁際に逃げます

「ナニ!?」(関口選手)

しらけ気味にスルーされました

――ホントはちょっと、期待してたのでは?

「いやいや!」

安心もつかの間、つづいて興梠選手が「またしゃべってんのか!」と突っ込んできました

「オイオイ!」

と気丈に振る舞い、ここも何とか切り抜けます

「セレッソ大阪戦は負けはしたし、負けた現実は受け止めないといけないけどー」

今度は横から、

「モリちょっと声大きい!」(鈴木選手)

「あ、大きい?ごめんなさい。負けたけど悲観する必要もないと思っているので、しっかり気持ちを切り替えて、あーのアイヤイヤー!!」

何とさらには、背後からレジェンドによる奇襲を受けました

ここはヒュイッと交わし、

「それがレッズが勝ち進んで行く道だと思っているので、継続してやっていきたいと思っている」

ドヤ顔でした

――今のハタきに対する反応は、コンディションが良いことの証し?

「バカ良いですね!けどね、レジェンド・山田暢久さんはどこからでも攻撃してくるので、現役の時より増してキレが出てきたなと。この間、ヤマさんのお腹を見せてもらったら、贅肉はたくさんついていたけどキレは増しているんじゃないかなというふうな印象を受けた。ヤマさんには『もうちょっと体を引き締めた方が良いんじゃないですか!?』と言ったけど」

――「僕をお手本に!」言わんばかりに?

「そーですね!そしたら、『お前のお腹は参考になんねえ!』とよく言われるけど(笑)」

――今日の練習で前からのプレスを意識していたが?

「僕らが良い守備をできるのは前からの守備のコースの限定のおかげだと思っているんで、前が攻撃重視で守備を疎かにしてしまうと僕らも難しい状況に陥ってしまう。ここまで失点が少ないのは前線の選手のお陰だなと。コースの限定がしっかりできているし、そういうことが良い方向に行っているんじゃないかなと」

自信満々に続けます

「だから前の選手に『サボらないでやってくれ』と毎試合伝えている。そしたら『お前に言われたくねえよ!』とよく言われるけど」

――ツッコんで欲しいからそう言ってる?

「いやいや決してツッコミを待っているわけじゃないんすけどね、大概そうやってツッコまれるので、その後、僕も頭の中に『・・・』となって言い返すことができないので困っている。『ワン!ツー!』みたくこっちもジャブで入れるけどすげえ一発のストレートが返ってくるので、なかなかそこから立ち上がるのは難しい」

――徳島戦はボールを持つ時間も長いであろう分、守備への切り替え、リスクマネージメントが重要に?

「それはもう一番重要だと思っている。ミスをしてしまえば決定的なチャンスも作れないしゲームのリズムも作れないと思っているので、徳島戦はどれだけイージーなミスをなくすかがひとつポイントじゃないかなと。イージーなミスがなくなれば必ず良い攻撃、良い守備ができると思っているので、そこにはこだわってやりたい」

閑話休題

――ところで森脇選手、ほうれん草は好きですか?

「大好きですねー!なんでですかぁ?・・・・報告・連絡…ですか?」

――ほうれん草を食べると強くなるキャラクターが・・・・

「なんですか、それ。あー!テーマ曲ね、自分のね、帰りのホームでサポーターのみなさんがポパイのテーマ曲だと教えてくれたけど、ポパイのテーマ曲が出て来なかったのでクエスチョンマークがついたけど、帰ってから動画を見て、この曲なんだなと確認した。だから嬉しすぎてずっとね!1日中、その曲を聴いていた。奥さんに『あんたしつこいよ!いつまで聴くの!!』というふうに怒られたけど、『こういう時ぐらい良いじゃん!嬉しいんだ!!』と伝えたけど」

――ようやく・・・

「ほんっと・・・。もちろん、チャントのためだけにやっているわけじゃないけど、でもやっぱり曲を作ってもらったのはやっと浦和レッズのファミリーとして受け入れてくれたのかなと。ここまで掛かったけど、ただ、曲を作ってもらってそれから1回も歌われずに終わるのは寂しいので、しっかり歌ってもらえるようにピッチの上で表現したい。アレックス選手も同じ?え、歌詞も同じだった?あっちょっと違うのね。歌詞も結構グッと来るものがあったので、涙は出なかったけど、涙が出るぐらい嬉しかった。僕自身はあの応援歌ができたということは、『まだまだしっかり働けよ、動けよ!』という強いメッセージだと捉えているので、サポーターへの恩返しはピッチの上でしっかりやること、優勝を勝ち取ることだと思っている。残り8試合しかないので、しっかりそれに向かって自分自身の仕事を全うしたい」

――観客動員にも響くので、警告をもらって出場停止にならないよう、お願いします

「そうやって言ってもらえると嬉しいっすね!!(笑)。まあでも、できるだけもらわないようにやりたい。昔はかなりイエローカードをもらっていたけど、ここ最近は少なくなってきているので、残りは累積なしで行ければベストかなと思っている。セレッソ大阪戦の終盤も相手ともみ合うシーンがあっけど、知り合いの人も見に来てて、『お前、サッカーじゃなくてプロレスラーか?』と言われた。フェアに激しいバトルを繰り広げられたらと思っている」

自身への応援歌が出来たことに、ここまで感謝の気持ちを口にする選手が今までいたでしょうか

浦和のためにさあ行こう!闘え良太!

今度は埼スタで歌うためにも、勝ち点3を

森脇選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの〔You’re The REDS〕でお届けします

お楽しみに

では

10月1日 「それを知った大会だった」

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どうもです

3連戦を終えたチームは2連休を挟み、きょうから練習を再開

薄ら寒い大原で、練習は午前10時から始まりました

オフ明け恒例、まずは人工芝ピッチでの体幹トレーニングで身体を起こします

午前10時40分、天然芝ピッチへ移るとキーパー陣とフィールドプレーヤーが分かれ、それぞれのメニューへ

キーパー陣は土田コーチと共にシュートストップなどで汗を流します

「西川止めてー!」(柏木選手)

フィールドプレーヤーは、ステップワークやピッチ脇での坂道ダッシュを経て、午前11時からは堀コーチ主導での基礎練習でボールの感触を確かめました

練習は午前11時20分頃に終了

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練習後には、約300名を集めてのファンサービスが行われました

――人数は多かったですか?

「まあまあっすかねえ」

ニコリと笑うのは青木選手

事前応募制だった夏場の3倍近いサポーターに対してもいつも通り、1人1人丁寧に対応していました

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関根選手はU-19日本代表の合宿へ

入れ替わるようにして、レッズには矢島選手がアジア大会から帰ってきました

「アジア大会はチームとして2連覇を狙っていたので、負けて帰ってきたのは残念。韓国戦は苦しい展開が続いたけどみんなで耐えていたし、みんな勝つつもりでやっていたので、日韓戦だからというよりはチームと負けて、敗退して帰ってくるのが悔しかった」

――シュートのチャンス、惜しい場面もありましたが?

「決めれば展開は変わっていたかもしれないし、押し込まれた展開が続いた中でああいうチャンスを一発決めておけば少しは楽になるかもしれなかったので、簡単なシュートではなかったけど決められなくて自分の力不足だと思った。(インパクトして枠は捉えていたが)最低限、枠に入ったことは良かったけど、決められないと意味がない」

――大会全体として印象に残っていることは?

「アジアでもレベルが高いチームはいるので、そういうチームに勝っていかないとオリンピックには出られない。そういったチームに勝てるかどうかだと思う」

――年齢が上の選手がいるチームもあったが?

「歳は関係なくやれていた。どのチームにも、負けたイラクや韓国にも勝てるチャンスはあったし、U-21代表の試合運びはまだまだ良くなるというか、そういうところがイラクとかにはうまさがあった。イラクも若い選手ばっかりだったけど、決めるところはちゃんと決めてくるし、歳がどうとか言っていられない」

――浦和でやっているようなフリックなどでもアクセントをつけていた印象です

「フリックで出した部分とかはちょっとはこっちの経験が生きたと思う。浦和でも試合に出られればいいけど、そういう状況がなかなかつかめないまま今まで来ている。でも練習でもやれることはあるし、試合でしかわからないこともあるけど、今回アジア大会では試合に出られて、自分の課題も見つけられたので、それをどうやって練習で1日1日やっていくかというところだと思う」

――ユースの時の矢島選手を思い出したというか、中島選手とのコンビなど、期待を感じましたが、ご自身の手応えとしては?

「見ておけば当てられる感じだし、それは他の選手にも言えること。(野津田)岳人とか(鈴木)武蔵とかもやりやすかった。大島くんともそうだし、みんな感覚が近いと思った。人に合わせられことが自分はできると思うので、足元で欲しかったり裏で欲しかったりする選手にどういうパスを出すかというところはできたと思う。あとは点も取らないといけなかった」

――レッズは優勝争いしています

「立場的には、出られたら頑張るとしか言えない」

――チームの中での切磋琢磨が、ムードの活性化やご自身の成長にもつながるのでは?

「チームのムードとかも気にしていられないんで、自分がうまくなるだけ。それを知った大会だったので、自分のためにやりたい」

季節は着実に、実りの秋へと向かっています

矢島選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

9月25日 「一瞬『おっ!』って思うかもしれないけど、しっかり潰したい」

どうもです

新潟戦2日後であり、セレッソ戦2日前のきょう、練習は午前10時から始まりました

通例の戦術ミーティングはあすに回し、ステップワークや鳥かごといったメニューが中心

日程、コンディションに配慮し、軽めの調整で回復につとめたようです

今季は、殆どの選手がシーズン中に大きなケガをすることなくここまで来ました

マルシオ選手も帰ってきた今、けが人はほぼゼロ

その現状が表す通り、チームとして良いフィジカルマネージメントが出来ているのでしょう

もちろん、夏の疲れが出始めるのは”ここから”ですが、選手もスタッフを信頼して日頃のメニューに取り組めているので、心配御無用!であれば何よりです

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きょうは、各自コンディションに応じて、居残りで汗を流していました

ボール回しや関口選手、山田直輝選手らとのボールを使った”じゃれ合い”で調整したのは関根選手

済んだらクラブハウスへ

とはいかないのが、ルーキーの宿命でもあります

用具片付けもある関係で、加藤選手と岩舘選手のキーパー練習が終わるのをピッチ脇からぼーっと見届けていました

さすがに少々疲れ気味の様子

「そうっすね、90分出られた後は体も違う(苦笑)」

――新潟戦後のヒーローインタビュー、反響はありましたか?

「いや~みんなから、あれっすよ!ダメ出しされた・・・。『ホームじゃないよ!』というのと、カミカミだったということ(※次はホームですが、と言いかけ、自ら訂正)。ちっと、生は緊張した。めちゃ早口だったとも言われたけど、緊張して早口になったのかなと(笑)」

――U-19代表が発表されましたが?

「選ばれたことはホント光栄だし、日本代表として行くので、しっかり本大会の切符をつかむのが役目だと思うので、しっかりやっていきたい。(ユースの茂木も入っているが)1個下の選手も結構入っているので、そういう選手ともしっかりコミュニケーションを取りながら良いチーム作りをしてしっかり大会に臨みたい。U-20W杯には(2007年の)槙野くんたちの後からずっと出ていないので、自分たちの代は出られるようにしっかりやっていきたい」

――2007年のチームは「調子乗り世代」と言われてました

「あの世代ほど目立つ選手はいないと思うけど(笑)、結果だけは出して帰ってきたい」

――新潟戦で90分出て自信につながったこととしては?

「まあアシストできたことは大きいと思うけど、守備面での課題もあったし、まだまだ。90分通して課題が見えた試合だったので、しっかり次の試合に生かしていきたい」

――指宿選手に食らいつくシーンもありましたが?

「へへへ(笑)そうっすね、小さいから逆に大きい選手はやりづらいかなと思って。懐に入れば勝てると思ったけど、弾き飛ばされた(笑)」

――アジアの舞台でも屈強なフィジカルの選手は多いでしょうから

「そうすね、U-19代表は同世代の選手なので、対人でもしっかり戦っていきたい」

――同世代という意味ですと、新潟戦では同い年の小泉選手とマッチアップしました

「あいつとは誕生日も同じなので(笑)。あいつはマリノスにいた中学の時から対戦していたので、最初、あいつに取られて焦ったけど、ハハハッ後は落ち着いてまあまあできたのかなと」

――切り替えられたのは、メンタルが強いから?

「いや~、弱いっすね。ヘヘへッ『顔が死んでる』と言われたので(苦笑)試合中に(笑)」

――そして次はアウェイ!アウェイです

「はい、アウェイっすね(笑)セレッソ大阪は初ゴールを決めた相手だし、レッズは良い調子で来ているので、自分たちの良いサッカーができれば結果につながると思うので、しっかりやりたい。セレッソ大阪戦でゴールを決めた瞬間は忘れないし、気持ち良かったことは覚えている。次はしっかり点を決めて結果を残したい」

――C大阪には有名な選手も多いが?

「物怖じしてもしょうがないし、出られれば自分がやれることをしっかりやって、しっかり良い準備をしたい」

――近くにフォルラン選手がいても?

「一瞬『おっ!』って思うかもしれないけど、しっかり潰したい」

――頼もしい!

「イヤッそれはちょっと言い過ぎだけど(笑)、しっかり対応したい。ハハハ(笑)」

新潟戦後、監督は関根選手について、「彼がレッズでレギュラーになっていくには、まだまだ努力をしなければいけない」と話していました

赤いダイヤの原石がここからどう輝き羽ばたいていくか、その課程を見守る、あるいうぁ~共に歩むことができるのもまた、サポーターやレッズを愛する者にとって幸せなことです

ん?そうですね、そうですよ、わかってます、わかってますから

関根選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

REDS WAVE 87.3 FM