10月22日 「まさに、僕もそれを言おうと思っていた」

どうもです

FC東京戦2日前のきょう、練習は午前10時から始まりました

ジョグ、鳥かごまではいつも通り

ただしそれ以降はフィールドプレーヤーが10分×2本のインターバル走を行い、キーパーは専用メニューを実施

約1時間の軽めの調整で切り上げました

今週は火曜日に2部練が行われたことなどからも、試合へ向けたいつもと少し違うアプローチが見て取れます

あまり考えすぎず、堂々と自然体でいることが一番だとは思いますが、”結果を受けて”でなく、”結果を出すために”判断をするのが監督という職業の難しさなのでしょう

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もうひとつ、選手間でもちょっとした変化が感じられるので、高木選手にお話を聞きました

終盤戦への意気込み、鈴木選手への思いなど・・・

――今週は練習後に選手達がリフティングで遊ぶ光景が印象的で、槙野選手を筆頭にそこに加わる選手が多い気がしますが?

「いやまあ…あのーだいたいリフティングとかの遊びはこのチームに入ってきてから多かったから、楽しいッスね。もともとこのチームは別に誰もがみんな仲良いので、適当に槙野君が招集したメンバーでリフティングしただけだけど、普通に誰とやっても楽しくゲームが成立するというか、そういう良い雰囲気はあるのかと思う」

――ごめんなさいね、何と答えればいいのかわからないことを聞いてしまって

「ハハッ!(苦笑)」

――関根選手も岡本選手も、若手がみんな高木選手が大好きなんだというのはわかります

「そうっすね!(笑)僕って感じではないかもしれないっすけど(苦笑)」

――今週のゲームでの高木選手のプレーを見ていると、左足でセンタリングを上げる機会が多くて、その精度からは期待感を抱きます

「まあ、あのー、左足のクロスというのは、かなり清水時代にも左をやっていたというのもあったので、そういうクロスの練習が多かったり、実際に試合でもクロスを上げる場面があったりとか、身についている形ではある。なのでまあ、ある程度、左から抜け出してのクロスというのは多少なりと自信ある」

――こうやってお話を聞いていても、槙野選手がはしゃいでいるのが良く聞こえてきます

「はい!ほんと元気良いっすね・・・」

――ここ最近監督が、「シュート性の強めのクロス」を要求していますが、高木選手も実践できるのでは?

「まあそうですね、シュート性で速いのというのはまた難しいんですけど、利き足ではないので。でもシュート性を上げながら、逆にファーへフワッとしたのとか、そういうのは得意。逆に言うと監督の要求している速いクロスというのも出来るようになれば、両方の質の高いクロスを蹴り分けられるとまた、両方がより活きてくる。そうすればクロスじゃなく右に切れ込んでのシュートとかが活きてくると思う」

――ファーに流れてそのぐらいの位置でドライブがかかって落ちるようなクロスは、きのうも見ていて好印象です

「はい(ニッコリ)」

――次はFC東京戦。ヴェルディ出身である分、意識というのはどうですか?

「そうですね、何となく特別な気持ちはあるというか、ヴェルディの時は結局、僕が“東京ダービー”というのを経験したのがユースの時とかジュニアユースの時になってしまう。その頃から東京都の大会であったりそういうのでは当たる相手で、かなりのライバルであったので、意識するし、スタジアムもやっぱり、味の素は自分がプロとして初めて立ったピッチだし、ヴェルディ時代に慣れ親しんだピッチでもあるので、その辺の思い入れも多少ある場所だなと思う」

――Jリーグの動画サイトでも、味スタで決めた高木選手の代名詞的なフリーキックも見られるので

「そうっすね、はい(ニコリ)あれはまあ、『もう一度打て』と言われたら出来るかどうかわからないシュートだけど、あのー…かなり夢のあるシュートだったかなと思う(照笑)」

――高木選手は今シーズンから加入しましたが、メディアや選手も口にする“終盤のプレッシャー”というのは、ご自身にはあまり関係ないと思うんですよ

「そうっすね!」

――そこでぜひ、違いをもたらして欲しいです。「今年のレッズには高木がいる」と

「まさに、僕もそれを言おうと思っていた。確かにプレッシャーを感じていないと言えば、嘘にはなってしまう。けど、自分もやっぱり同じ気持ちで闘っているし、去年のその思いというのももちろん、チームメイトの気持ちもわかっているので、やっぱり気にしないわけではないけど、今年僕たち見たく入ってきた選手が違いを出す時だと思うので、ここから今年移籍してきた戦力として力を発揮する時だと思う」

――高木選手がルックアップしてゴール目がけてドリブルしてったら、一気に雰囲気変わるでしょうから!

「そうっすね(ニヤリ)もっと雰囲気変えられるように、積極性もそうだけど、突破のところの質も上げていきたい」

――1年目に関連してですが、鈴木選手と関わるようになって、感じることは?

「ただただ自分は本当にお世話になった部分しかないので、自分にとっては本当に、このチームに来る前から浦和レッズといえば【鈴木啓太】っていう印象が強かった。なのでそんな人なのか?とか、どんな選手なんだろう?とか思いながら入ってきたけど、本当に気さくな人だし、自分みたいに新しく入ってきた人にもしっかりと声を掛けてくれたりとか、いじってくれたりとか(苦笑)全ての面でサポートしてもらった。まあ僕なんかは今年入ってきて、試合にうまく絡めない時期とかも、色んな部分で助言してもらってサポートしてもらったので、本当に今のレッズにおいてまだ満足する立場ではないけど、ここまでレッズで試合に絡めるようになったのも、啓太さんのおかげだと思う」

――多分、鈴木選手にそれを伝えたら、「またあいつは」と目をキラキラさせながら笑うでしょう

「そうっすね!ヘッへッ(笑)」

――きのう、鈴木選手が“レッズのあるべき姿”に近いニュアンスのコメントをしていて、ハッとさせられました。鈴木選手が言うからこその説得力もありますけど、今年は何としても優勝をということでの団結というのは?

「そうですね、やっぱり、今年このメンバーで出来るのは当然最後だと思うので、毎年やっぱり新しい人が来て出て行く人もいると思う。けどやっぱり《今年こそは優勝したい》と思っている選手も沢山いると思うので、《啓太さんのためにも》という気持ちも強いと思う。必ず優勝したい」

――大事なところで、高木選手がチームを救う。こちらはずっとそんなイメージをしているので

「はい!(ニヤリ)ありがとうございます」

浦和の大洋は、心が広い

サッカーの神様は、そんな男を放っておかないはずです

インタビューの詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

10月21日 「浦和レッズの選手として戦うレベルにないのかなと」

どうもです

FC東京戦3日前のきょう、少し肌寒さすら感じる大原での練習は、午前10時からスタート

ウォームアップ後はいつものようにハーフコートでのゲーム形式を行い、いつものように連携を高め、いつものようにラストゴールが決まって練習は終了しました

ただし、練習後は、

「おかしいなぁ、いつも素通りなんだけどなぁ。止められないんだけどなぁ。なんでだろうなぁ?」

にこやかに、優しい口調で冗談を発する鈴木選手

きのう、今シーズンをもって「浦和レッズを離れる」ことを発表しました

※テレビとの共同です

(きのう、ご自身がfacebookで発表された退団の意向について、ご自身の言葉で…)

「まぁ、16年間このクラブでやってきて、昨シーズン秋から体調の部分でなかなかトップコンディションにできないということで、今シーズンに入る前から、『今年で最後かな』という思いでやってきました。僕自身が発表させてもらったものが今お話しできる全てですし、タイミングのこととか色々あるとは思うんですけど、残りのリーグ3試合とチャンピオンシップというかクライマックスの試合、それから天皇杯があるので、まぁ、集中するためにもこのタイミングで発表させてもらったっていうことですね。チームメイトにはもう前々から伝えていましたし、このことでチームの何かが変わるということではないと思っていますし、たとえそういうことがあったとしても乗り越えるというか、まぁ、そんなことを気にせずにやって、タイトル取らなければいけないチームと思っているので、そのために自分自身も集中してますし、しっかりと残りの3試合をまずは戦いたいなと思っています」

(今のお話の中でもありましたけど、一番の今回の決断のポイントを…)

「やはり浦和レッズというチームはトップを。Jリーグでトップを争って行くチームですし、それからアジアを戦う、本当にアジアのトップを目指していかなければならないチームですので、自分がトップコンディションでできないというのはチームのためにならないと思うし、また、今自分がその浦和レッズの選手として戦うレベルにないのかなと、そういう自分のフィジカル的な問題がこの決断に至った大きな要因だと。気持ちであったり技術的にも多少ミシャになってうまくなったなとは…、凄いみんなうなずきますね!・・・とは思いますけど、まぁ、またね、日本のトップリーグでやるというのは全ての要素が揃った上で戦える場所だと思っているので、まぁ、そこはしっかりと自分自身、自分の体の状態を受け入れるっていうのは、大切なことだと思います」

(発表されてみて、今のお気持ちはいかがですか?)

「うぅーん、まぁ、特にね、自分の中ではほぼ決めていたことだったので、まぁ、これだけ反響があるというのはとてもありがたいことですし、また、このクラブに対しての強い愛というか、そういったものを感じますし、ただ、これでここで発表して終わりではないので、より一層残り試合、僕の1日1日のレッズを過ごす時間ではなく、残り3試合というものに集中すること、それからタイトル取るという目標に向かってチームが戦わなければいけないのを強く感じていますけど」

(16年間という長い年月、このクラブにいらっしゃいました。パッと浮かんでくる、記憶に残ることとかそういうものは…)

「僕が考えているのはとにかく今シーズンタイトル取りたいという、ただそれだけなんで、終わってからそういったものは何かを、何か1番を感じると思いますし、できればその素晴らしい16年間の中でこの選手としての最後の浦和レッズでのシーズンというものを強く自分の中に刻み込めばいいのかなという風には思っているので、まずは残りの試合を本当に良い形で戦いたいなって思っています」

(きょうの段階で、応援してきてくれているサポーターの皆さんにどうにか伝えたいことがあったら…)

「いやぁ、まぁ、まだ終わっていないので、きょうの段階で言うとすればしっかりとコンディションを上げて、自分自身もチームの役に立るように頑張りますし、まずは残りのリーグ3試合っていうのを選手スタッフで、サポーターのみんな、力を合わせて戦っていきましょう、それだけです」

晴れやかな表情、屈託のない笑顔を見れば見るほど、寂しさとそれ以外のやるせない感情が込み上げてきた次第です

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山道強化本部長にもお話を聞きました

(※第一声)
「鈴木選手が先ほど皆様にお話ししたと思いますけど、彼とは昨年末、皆さんもご存知の通り、コンディション的にいくつか問題があり、その中での経緯も踏まえて『今年もがんばろうや』と言う形で契約した状況です。その中で彼がきのうのコメントにも出していた通り、私たちまたは監督とコンディションを含め、自分のプレーが…代表選手の経歴を持っている選手ですから、自分のプレーが何かこのレベルで活かし切れないということを、悩んだり打ち明けたり相談したりってことはありました。そういう中で彼の方からきのうのコメントのように『新しいチャレンジをしてみたい』という話がございまして、いろいろタイミング的なものもあったのかもしれませんけども、やはり彼に対して、彼の気持ちを尊重することが、私の彼への16年間に対する敬意だと思ったので、監督とも相談して、彼のきのうの行動を当然容認しましたし、彼に対しての『ありがとう』ということと同時に彼に対するエールだと考えてそうしました。経緯的には彼が言っているように、彼自身があれだけの選手でも悩んでミシャとも相談したり、私と相談したり、色んなことで自分のプレーに関したり、今後に関したり、すごくお互いに誠実に話しあいをして、結果的には彼がそういうふうな形で自分の言葉で皆さんに伝えることが彼の誠意だということを訴えていたので、『わかった』というふうな話をしました」

――多くのものをもたらしてくれた存在がまた、来シーズンいなくなる。チームにとっても痛手であるかと思いますが…

「そうですね。それぞれのベテラン選手の役割っていうのは当然あると思います。それがプレーに関して、精神的に関して、規律に関して、いろいろあると思いますけど、そういう面では大きな支柱を失うことになるかもしれませんけれども、逆に言えばそれを我々は補っていかなくちゃいけない。彼が書いてくれたとおり、我々は大きなクラブと思われても、困難に立ち向かってそれを打ち破っていかなくちゃいけないクラブですから、逆に彼のそういう言葉を胸に刻んで、しっかり継続して安定化させないといけないと逆に肝に銘じる気持ちです」

――鈴木選手はこのチームへの強い想いを語っていましたが、どう感じますか?

「僕自身は、浦和レッズは真心あるクラブだと思います。それで強くて真心あるクラブだから勝ちにいけるんです。で、だからこそレッズファミリーは大事だと言っています。その中で彼がそういう言葉を発していたとすれば非常に感謝したいし、ありがたい、それだけです」

――クラブの立ち位置としてのお話を先ほどから伝えていただいていますが、山道さんご自身にとっても強化部の立場として、これまで一緒にのぼりつめていく課程に啓太選手と共に歩んできたという見方も出来ます。思い入れの強さというのは?

「そうですね、18歳の頃入ってきて、まだレッズランドが…、ちょっと脱線しちゃうけど…、東京農業大学のグラウンド特に、長谷部と啓太はまだサテライトだったんで、あそこで走っている姿を今でも思い出しますけど、その選手が代表選手になったり、16年やってくれたり、長谷部もああやって日本代表のキャプテンになったりするのを思うと非常に感慨深いし、人ってこう…何を持って力を発揮してくるのかっていうのが勉強になるっていうか、どうするとああなってくるのかなって、元々そういった状況で頑張っていた人達が何でああいう風になったのかってのいうのが…凄く思い入れはありますね。そういった面ではね。《あっ、ああなっていた子が18歳で、三十何歳にもなってこういう風に立派に話をして、自分の歩む道も自分で絵をかいて、選手達も代表選手になって、日本サッカーを引っ張っていった》という流れを感じます」

――クラブとしても山道さんとしても、一つの仕事の証というか、選手がそれを作ってくれてるというところでもあるのかなと

「そうですね、やっぱり良い選手が入って、良い結果、良いサッカー人生を歩んで、そしてまたクラブで仕事をしてくれるというのはやっぱり当然、正しいスパイラルっていうか、そういう方法は良いことだと思います。それだけじゃいけないと思っていますけど、それも一つのクラブを繁栄させるか、安定させる一つの選択肢じゃないかなと思います」

――またそういった存在を作っていくことも当然の使命として

「当然、人作りっていうのは大きなテーマなので、育成年代からトップに立ったって公人として生きてかなくちゃ行けない部分がある中で、やっぱり人作りはすごく重要なキーワードだと思うんですよね、スポーツにとっても、我々にとってもそうですけど。そういう面では本当に凄く成長してくれた選手だなって感謝しています」

◇◆槙野選手◇◆

――どんな形で伝えられて、最終的な結論を聞いたときにはどんな気持ちになりましたか?

「うーん、奥さんも心配していましたし、皆さんも知っての通り、心臓の部分があまりよくないことは命に関わることだと思いますし、ただ、サッカーに対する情熱っていうのは、毎日の練習もそうですし、チームが勝った負けた時の喜びも自分が出ていたときと同じようなテンションで僕たちに接してくれていますし、きのうも練習終わりに選手みんなに『メディアに出る前に自分の口から言いたい』と伝えてくれたくらい律儀な方でもありますし、そういう意味ではチーム一丸となって大事な時期なので、啓太さんのために優勝したいっていうのがみんなの方向性として定まっている。これをまた力に変えればいいかなと思っています」

――浦和レッズ感じさせてくれる存在だったのでは?そしてプライベートでの振る舞いなどにおいても良いお手本として…

「そうですね。はい。サッカー選手としてもそうですし、グラウンドから離れたところでの行動だったりとか考え方とかが非常に勉強になる方だと思いますし、いろんな後輩、年下の選手が、鈴木啓太という男を見て育ってるぞっていうのは思っていますし、『サッカーを続けるかわからない』ってことを本人も言っていましたけど、また違うステージもそうですし、いろんな方面で活躍されると思いますし、最後の最後まで一緒に出来ればなって思います」

――学生の頃からレッズがどんどん強くなってという課程を見て、浦和レッズには必ず“鈴木啓太”って存在がいたと思います。想像つかないのでは?鈴木選手のいないレッズを

「そうですね、まさか本人もこの年になって後輩から頭を叩かれたり、いじられるような存在になるとは思っていなかったってことも言っていましたしね。それだけ、ベテランの選手だけど下の選手とも和気あいあいと触れあえるような人間性というかキャラクターの持ち主なので、チームにとっては非常にマイナスな部分が大きいかなって思います。でも、本人がたくさん悩んで、家族とも相談した結果というのを聞いていますし、最後の最後まで良い結果出せればなって思っています。キャンプもそうですし、トレーニングの中でもいつも1番先頭走ってね、若手を鼓舞している姿はキャンプではずっと見ていますし、ホント背中で引っ張る存在だと思います」

詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

また、今宵は木原梢さんの番組担当100回目(※推定)を記念し、レッズレディースOG・矢野喬子さんをお迎えします

さらには!もあるかもしれません

では

10月20日 「考えておかなきゃ…確かにアドリブは…」

どうもです

強い西日の射し込む大原で、午後練習は15時から始まり、12対12の”ペナペナ”ゲーム形式を中心としたメニューが行われました

若手選手や日頃出場機会に少ない選手にとっては、良いアピールの機会になったことでしょう

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互いに人数が1人ずつ多かったこともあり、3.5列目でプレーしていた選手が特に目を引きました

のびのびとした動きでピッチを縦横無尽に駆け回った、斎藤選手です

先日の練習試合におけるゴールや意外なエピソードも聞けました

――きょうは午後練習が追加されましたが、斎藤選手にとっては良い機会だったのでは?

「そうですね。試合を長くやっていないので、こうやって長く練習できることもないし、若い自分にとってというか、あまり試合経験を積めてない自分にとってはまぁ、良い機会だったと思いますし、みんなで練習できる、ゲームやる機会、そのレッズの中でゲームをやる機会も自分はあまりないので、まぁ、良い機会だったと思います」

――プレーを見ると、凄く得点を意識しているように見えました

「まぁ、いつもよりちょっと前めの、何だろう、ボランチの前とボランチとトップの前だったので、シュートに絡もうという意識ではやっていましたけど、何回かゴールにつながったんで良かったと思います」

――監督はどんなお話をしましたか?この意図というか…

「きょうの意図というのは詳しくは言ってなかったんですけど、ゲームの中ではその両方のチーム、攻撃も守備も切り替えの意識を高かったから、『これを試合でできれば』というふうに言っていましたね」

――じゃぁ、ポジティブですね。

「はい(ニッコリ)」

――先週、お話を聞いたばかりなのに、なぜかといえば、おとといこちらがレッズレディースに行っちゃったあとですよ、これからは練習試合を見ない方が良いんじゃないかって思っちゃったんですけど、「得点者・斎藤」って出て、あれは沼津のさいとう選手じゃないですよね?

「違います(ニヤリ)」

――どうでしたか?

「いやぁ、後半から出て、アグレッシブにやってという意識でやっていたので、それがなんて言うか、ゴールチャンスにつながるプレーが何回かあって、最終的に最後のプレーで自分が久しぶりに点決めることが出来て良かったなって思います」

――練習試合とかで、決めたのは?

「プロになってからは初めてです。ユースの時にキャンプの長崎戦? で決めたんですけど。トップではそれ以来です」

――毎日見ているのに、肝心なところを見られず、悔しい。レッズレディースも良い試合でしたが

「2対1で勝ったんですよね!」

――そうそう、劇的なっていう感じで。またゴールを見せてください。それと、見られなかった人がわかるように、浮かぶような…ゴールシーンの振り返り方をしてもらえますか?

「縦パスが力也にあたって、力也が直樹君にパスを出した3人目の動きで自分が受けて、そのペナルティアークの真ん中ぐらいでうまく前に向けて、で、キーパーしか前にいなくて、トラップしたときに少し時間が長く感じて、余裕があってコースも見えたので、右足で落ち着いて右にちょっと巻いて上に決めれました」

――なるほど、コントロールして…

「はい!」

――じゃぁ、興梠選手みたいな形かな?得意とするようなパターンで言うと…

「あそこまでうまくはないですけど。ちょっと劣化版ですけど(苦笑)」

――いやいや、“進化”していかないと…

「そうですね!(ニッコリ)」

――そうか、やっぱその辺のセンスというのがきっとあるんですよ。

「元々前の選手だったから、そういうやっぱゴール決めると嬉しいですし、その、前もやってみたいという気持ちもありましたし、そういった中でゴールを決めれたのはよかったかなって思いますね」

――あと、パスくれた石原選手の動きっていうのも、普段ゲームのとき隣で…って言うときに参考になってと自然に出たかも知れない要素があるかなって

「今までケガで半年以上やっていなかったのに、まぁ、ほんと半年くらいの試合勘、試合なのにけっこう、何だろう…、やっぱ、頭がいいというか、動き出しの部分だったり、その3人目を使うパスだったり、そういうところが衰えていないなって感じましたね。やっぱ一緒にやってやりやすかったですし、何回もチャンスを作れたんで、やってて楽しかったですね(ニッコリ)」

――じゃぁ、けっこう盗めているという…

「そうですね」

――その日の夜はすごい気分良くというか、パーティーでも…

「まぁ、パーティーは自分2回目だったんですけど、ファーストステージ優勝したあとのと、ミシャさんの誕生日会の時はけっこうみんな集まってて、自分たちはユースの時とジュニアユースの時のお別れ会で、ティナラウンジでやったんですけど、それ以上に人もいっぱいだったし、演出とかもすごかったんで、さすが監督だな!って思いました」

――これがプロチームだなって?

「はい」

――これ、マイクがオフだとして、槙野選手が「彼女連れてきたりした人もいて」って、斎藤選手はその辺…

「いやぁ、みんな奥さんとか、きれいでした」

――齋藤さんは何も連れてないですか?

「はい」

――じゃぁ、流せるか。そういうのでね、それで綺麗な人をみたりとかで、「プロだな」って…

「そうですね(ニンマリ)」

――咋年は「イチ・ニー・サン、レッズ!」ってすごいやった人がいたりとかで、何か、印象に残った盛り上がりとかであります?

「俺が最後やらされたんですよ!(笑)」

――今年は?あっ、あら…

「それで、最後俺がやったあとにNさんがやったんですよ。きつかったですね」

――どんな感じに?思い出したくないかもしれないですけど

「陽介君が最後締めたんですけど、終わるかなって思ったら、ウガくんと槙野君がうしろで『やれ!』とか言われて、となりにトレーナーの仁さんがいて、『隠れとけ!』と言われたんですけど、言わされましたね」

――何?「イチ・ニ・サン、レッズ!」?

「いやぁ」

――ではなくて…

「一発ギャグみたいなやつです」

――かわいそうだな…。若手ですからね。何やったんですか?

「そうですね、恥ずかしくて思い出したくないですね」

――「履いてますから」?今流行りの…

「それ!それ、Nさんがやってました」

――リズムネタ?

「いやぁ、そういうのじゃないです」

――もう1回だけ聞きますよ。何やりました?

「いやぁ、でも…恥ずかしいですよ、マジで。シークレットでお願いします(苦笑)」

――わかりました、良い意味でウケたんじゃないですか?

「そうですね、まぁ、何だかやらされてる感はあったんで、もう少し来るかなって思ってたんですけど、ヤッパ来ちゃいましたね」

――何か、監督から言われたりしませんでしたか?

「特に言われてはいないですけど、最後にお開きになって、監督とみんなそれぞれ握手して、その時に笑われましたね!」

――これ、レッズフェスタとかでまたふられちゃうパターンだな、これ…

「そういうことはないですよね? まぁ、最悪ふられてもいいような…」

――常に考えて…

「考えておかなきゃ…確かにアドリブは…突っ込まない…一応、準備大変ですね」

――そういうのでもね、3人目の動きとね、次の展開を予測して…

「準備しておかなきゃ…(笑)」

――良い経験になりましたね。そういうのを通じて優勝するにはどの選手も大事な…っていうか…。別にお笑い担当だって言ってるわけではないですよ。普段の、きょうみたいな練習からっていうのも、またモチベーション高くなっていくでしょうから

「そうですね!」

――ギャグ、お疲れ様でした。あと、ゴールおめでとうございます。そして、どんどんこういう機会が増えるように活躍を楽しみにしています。ありがとうございます

「はい!ありがとうございます(ニッコリ)」

選手としてというよりもまず、いち人間として”好青年”という印象を強く抱かせてくれます

より大きな舞台へ、翔ろ!

インタビューを聴き逃した方、安心してください!23時からは再放送が”流れますから”

では

10月18日 「ちょっと皆さん、私にまたプレッシャーかけましたね?」&「エンジョイです!エンジョイフットボールで(スマイル)」

どうもです

ガンバ戦から一夜明けたきょう、スタメン組は大原で午前10時過ぎからリカバリーをスタート

といっても、冒頭の約30分はペトロビッチ監督との秋空ミーティングでした

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きのうはきのう!最後に笑えば良いんです

きょうはきょう!ペトロビッチ監督、お誕生日おめでとうございます!!

報道陣からは監督へ、お祝いと日頃の感謝の意味を込めて、バカラ社製のタンブラーをプレゼントしました

――おめでとうございます(報道陣一同)

「アリガトウ!私はよくメディアの人とケンカをするのに、みんなはそんな私にプレゼントをくれるなんて、よく私も感情的に多く長く話してしまうことも多いですけども、こんなプレゼントをもらったらね、少し話を短くしないといけないなと。あぁ…アリガトウ!(頬赤)これだけいいグラスだったら、やっぱり特別なときに特別なものを飲まなきゃいけないので、まぁ、ちょっと皆さん、私にまたプレッシャーかけましたね?まぁ、でもね、きのうのような負けの後にこんなにいいものをプレゼントしてもらって、まぁ、本当にみんなお気遣いいただいてありがとうございます。素敵なグラスをありがとうございます」

――優勝した暁にはぜひ、勝利の美酒を注いでください!

「安いお酒じゃなくて高いお酒飲まなきゃ。まぁ、なにか良いもの見つけて、勝ったときに使わせてもらいます!」

――そして、みんなで乾杯しましょう!

「オー、カンパーイ!!(ニッコリ)その時は私がみんなにグラスをプレゼントしますけど、その時はもう少しこれより安いかプラスチックになるけど…。アリガトウ(ニッコリ)本当に嬉しいです。ありがとうございます。もう10年間、いつも会見で長々と話してきたんでね、これから少し短めに話そうと思います。アリガトウ!(ニッコリ)」

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リカバリー系メニューをこなし、クラブハウスへ引き上げてきた西川選手にもお話を聞きました

「まぁ、あの…きのうの敗戦というものを活かす場があと3試合あるので、昨年と違うところを見せる、まぁ、これからかなと。この敗戦は昨年と似てるところはありますけど、ここから違いを見せるチャンスかな、というのは思うので、物事はやっぱりポジティブに色々と考えていかないと始まらないと思ってますし、みんなが同じ方向を向いて残り試合戦っていきたいなと思います」

――レッズを選んだ理由として、“監督の存在”を挙げていましたけど、誕生日ということで監督への思いというか、我々もグラスをさっき、「優勝したあかつきには勝利の美酒を注いでください」という意味で…

「そうなんですか!プレゼントしたんですか!?へぇーっ(スマイル)ミシャの誕生日、きょうみんなでお祝いをするんですけど、そういうやっぱり、時間というのは本当に大事だし、自分もミシャに恩返しの気持ちが強いので、必ず今年優勝カップをプレゼントするっていうのが一番のプレゼントになると思っていますし、ミシャもタイトルとったことないので、必ず今年とって、みんなで喜びたいなっていう、ミシャのそれが一番笑顔になれる元気になれるものになると思うので、残り3試合、全部勝つ気持ちでやりたいと思います」

――きょうと12月に、2回「おめでとう」を…

「そうですね、言いたいですね。そこはみんなで同じ時間を共有しながらやっていければなぁと。一番良くないのがやっぱりバラバラになることなので、ひとつ負けたからといって崩れないというところがことしの浦和レッズのいいところだし、これまでいいところをたくさん出せてきたので、まぁ、みんなが安定して、気持ちにも余裕を持って戦えている証拠だと思うので、次、F東戦、相手も非常に負けられない戦いになってくると思うんですけど、自分達も負けられない、自分達の力で広島とウチに絞りたいなという気持ちは強いです」

――エンジョイですよね?

「エンジョイです!エンジョイフットボールで(スマイル)」

――大丈夫ですよ。西川選手がいれば大丈夫だと思います

「はい、大丈夫です(スマイル)ポジティブな風を!」

――どんどんお願いします、勝利を。ありがとうございます

「ありがとうございます(スマイル)」

ガンバへの本当のリベンジは、これからです

では

10月16日 「仕掛けるタイプとしては、直接対決で自分もそう言う部分で上回って得点を取ることができたら良い」

どうもです

ガンバ戦前日、練習は10時開始の予定でした

降りしきる雨の中、選手達はなかなかピッチに姿を現さず

始まったのは午前11時15分頃でした

というのも、15分の予定だった室内でのミーティングは約1時間に延長

監督の熱の入れようが伝わってきます

練習は、11対11でのハーフコートゲームが中心

時折、「ブラーヴォ」と声を発するも、クーラーボックスに腰を据えながら、じーっと青い目を光らせていた指揮官の姿が印象的です

視線の先には、悪天候をよそに集中した様子でプレーする選手達がいました

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あすのナショナルダービー、1人注目選手を挙げるのであれば、高木選手

練習ではゴール前での落き払ったシュートで得点を量産、縦パスに対する判断も向上しています

そして、”1試合おき”というのも・・・

――中断期間の手応え、どうですか?

「まぁ、今週は特に自分の中でも割と質を上げられたかなと思うので、準備としては仕上がり的には良かったんじゃないかなと思います」

――特に手応え感じたところはどこですか?

「まぁ…なんですかね?ダイレクトではたくというか、シャドウからシャドウとか、トップとか、そういうイメージは結構自分の中で良い形で作れたかなっていうか、そのワンタッチプレーの部分が自分的には質を上げられたかなって思います」

――ワンタッチプレーってところでゴール前での精度とか、きのうもポンポンと点が入ったりとか、落ち着いて的確なコントロールでゴールをしとめられてる気もするんですけど…

「そうですね。その通りだと思うし、それはやっぱり周りが見えてるというか、見えてきているというような感じがするんで、来て慌てて後半の内に止めてじゃなくて、そういうようなテンポの良い、ゴール前でのパス回しというか、そういう形から得点取ったりとか、そういうことが練習の中では何回か見られたんで、まぁ、そう言う部分がよかったのかなと」

――あと、ドリブルからのシュートが得意って意味で、宇佐美選手と重なる面も少なからずあると思いますけど、どんな存在ですか?年もひとつ上…

「どんな存在っていうか、やっぱりアイツの方が代表入ったりとか、結果の部分もそうだし、トップ下ですけど、自分まだ劣ってる部分があるかなってふうには思うので、まぁ、また彼のドリブルの特徴と自分の特徴とまたちょっと違う部分があると思うし、まぁ、そこら辺は、別に自分はそんなに強く意識しているつもりはないですけど、まぁ、仕掛けるタイプとしては、直接対決で自分もそう言う部分で上回って得点を取ることができたら良いなと思いますけど」

――高木選手は縦にスピードでスカッといけるタイプという印象が強いです。さて、先日、得点について“1試合おき”と冗談混じりに話してましたが、つぎはその順番かなって…

「得点も確かに自分の中でやっぱり大事だと思うし、その、またここからなかなか点が取れなくなると、調子もやっぱり落ちてくると思うので、得点を取るのはやっぱりテンポができるだけ良い方がいいと思うので、まぁ、あんまりまた空かずに得点を取って自分のモチベーションも上げていきたいなと思います」

――自然体で。期待していますね

「ありがとうございます(ニコリ)」

あすの勝利はもちろん、10月18日をよりHappyに迎えられますように

頼みますよ、浦和の大洋

高木選手を含め、今週行ったインタビューはこのあと夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

10月14日 「まずはグラウンドに立ってゴール」(石原選手)&「サポーターにそういうことを言われるのは凄い嬉しいこと」(興梠選手)&「We Are REDSは歌ってますよ」(梅崎選手)

どうもです

ガンバとの終盤決戦を3日後に控えたきょう、雲ひとつない青空の下、大原での練習は午前10時から始まりました

メインで行われたのは11対11、”ペナペナ”でのゲーム形式

監督からは、的確な視野を保った上での幅広い攻撃に関する指導などが入っていました

さて、先週までは10対10のゲームでしたが、きょうは11対11がなぜ出来たのか

代表組はまだ戻ってきていません

すなわち、けが人が帰ってきたのです

腰を痛めていた李選手が約10日ぶりに、そしてなんと、右ヒザの大ケガで手術をした石原選手が約半年ぶりに実戦のピッチに帰ってきました

2人は2トップでプレー

李選手はケガを感じさせない、アクロバティックなオーバーヘッドシュートがゴールバーを叩くなど、復調の兆し

石原選手は持ち味のポストプレーでチャンスの起点となれば、早くもゴールを決めるなど、まだまだ回復の過程とはいえ動きに”らしさ”を感じさせる一幕もありました

ただ、背番号11は冷静です

「今までは自分でこういう風に走るとか、決められたメニューの中でやっていたんですけど、いろんな動きが出てくる、それも確認しつつ、さっきみたいなゲームでしか出来ない動きっていうのが、それは一つ自分の感覚を戻す感じでよかったかなと」

――ゴールの感触はどうでしたか?

「それは全然もう、フリーの中だったし、シュートの怖さが徐々になくなっているっていう意味では良かったです」

――久々とはいえ、持ち味のポストプレーが出たら平川さんに展開したところは、やっぱり感覚があるんだなって

「気持ちはあるんですけど、キックの部分で動きながら蹴るっていうのを完璧に覚えたいですし、普段止まっているボールだったり、自分で出して蹴ったボールが多かったんで、走りながらやるっていうのはまだまだだなって風にかんじました」

――先週、岩舘選手が一緒にリハビリやって、一足お先にって感じで実戦に出てましたけど、「サッカー楽しんで早く、石原選手もピッチに戻ってきて欲しい」って話していたのでようやく、二人してってきょうは…

「そうですね、そうすれば、けが人もゼロになりますし、また中断明けてからチームとしていい雰囲気で出来ればいいなと思います」

――トレーニング的には順調に来ていた?

「そうですね、順調に来ているのか、ちょっと初めてのケガなんで、自分では判断できないですけど、問題なく今のところきていると思うんで、あとは本当に細かい部分、今までケガする前の状態にまで戻るのかというところもちょっとまだわかんないですね」

――今後へのいろんなこと、今、単純に「うれしい」とかよりも、「次どうするか」っていうことの方が今頭の中は…

「そうですね、今ああいう形でできているんですけど、まぁ、更にワンステップ、ツーステップ上に行くにはまだまだだと思うので、そこにどれくらいで到達するかっていうのは自分自身わかんないので、一日一日良くなることを思ってやっています」

――サポーターも楽しみに待っています

「はい。そうですね、まだレッズに来てゴールって言う形、結果はまだ出していないんで、まずはグラウンドに立ってゴールしたいっていうのが一つですね」

淡々と語りますが、

――埼スタで決めたいですね?

「そうですね。ここでやってまず自信をつけていきたいですね」

この時ばかりは表情が緩みました

年間王者へ、”リーサルウェポン”が着実に復活へと前進しています

もちろん、焦りや急かしは禁物です

時間がかかったとしても、完璧な状態で戻ってきてくれることを待ってますから

「素晴らしい復帰でした(爽笑)」(岩舘選手)

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◇◆興梠選手◇◆

――中断期間、手応えってどう感じてますか?

「まぁ、いつも通りのサッカーをすればどこにも勝てる自信があるので、次、ガンバ…」

「珍しい!インタビュー受けてるよ!慎ちゃぁーん!!」(森脇選手)

「(無関心)あの…、ガンバ戦はホント激しい試合になると思いますので、そこで走り勝って勝ち点3とりたいなと思います」

――今年はケガなく、この残りの試合迎えられるっていうことのお気持ちはいかがですか?

「まぁ、去年ケガして、この大事な残り5節出れなかったので、そういう意味で一番悔しい思いをしているし、まぁ、ホント何よりもケガなしできているってのは凄い嬉しいことだと思いますし、ピッチに立ったら楽しくやって、やりたいなと思います」

――今年はシーズン開幕当初は昨シーズンのケガが少し残っていた分、ここから上がっていく期待もあります

「今年キャンプもなかなかやれずにきましたので、ちょっと体力面でこの時期になってちょっと落ちてくる、きてるというのはちょっと心配ですけど、まぁ、あの…、やる自信はありますし、何より本当に残り5試合ってのは、誰よりも一番厳しいっていってきましたので、自分がそこで見せないといけないかなって感じています」

――去年のガンバ戦の…っていう思いは誰もが残っていると思いますが、ガンバ戦に勝つためのポイントを、あと、そこに向けての思いとか、いかがですか?

「やっぱり、そういう大一番で結果を出せないってことは、一人ひとりまだまだ未熟なところもあったと思うし、まぁ、本当今回もね、勝てば大きく優勝出来る位置にいますので、そういう意味で去年みたいなことにならないように、まぁ、頑張っていきたいと思います」

――改めて、この終盤、スパートへの意気込みをお願いします。

「いやぁ、まぁ、ホント、全勝するつもりでやりますし、なによりサポーターの声援っていうのは後押ししてくれるので、共に闘って、全勝できるように頑張っていきたいと思います」

――もうひとつ、新しい応援歌できたことは鹿島戦に話していただいていますけど、その歌詞の中に「浦和のエース」って入っていたように聞こえましたが、いかがですか?

「自分自身そういうエースとは思っていないので、まぁ、でも、サポーターにそういうことを言われるのは凄い嬉しいことだし、それに恥じないようにプレーをしたいと思います」

◇◆梅崎選手◇◆

――ガンバ戦に向けて一言お願いします

「勝ち点3が欲しいゲームなので、それに向かって全力で頑張っていきたいと思います」

――今度の試合はちょっとメンバーが替わってくかなぁって思うんですけど、個人的にはどういうプレーを見せていきたいですか?

「ポジションがどこかもわからないんですけど、まずはチームの役割をしっかりこなして流れに乗っていきたいですし、その中にかたい守備の中でスペースを見つけて仕掛けていきたいですね」

――昨シーズンまでを踏まえて、終盤のプレッシャーとかもあったかと思いますが、今年は何か心境的な違いっていうところで、今、感じている部分はいかがですか?

「まぁ、その先のチャンピオンシップがあるので、そう言う部分ではプレッシャーとかっていうのは一つ、昨年ほどはないのかなと感じています」

――万博でのガンバ戦、移籍1年目はとても悔しい思い出

「まぁ、万博で勝った試合もあるので、あまりそのイメージもないですけど、まぁ、純粋に頑張ってチームで勝ちたいですね」

――今正しくそのお話で、2012年の時のゴールのような…2014年のブッツケ本番シャドーそういったイメージとかあって・・・

「そうですね。2012年は確かロスタイムだったですし、僕自身あのシーズンの初ゴールだったんで、そう言うゴールもまた決めれるように、チームに貢献できるように頑張っていきたいです」

――話は逸れますが、可愛らしい娘さんは、もうサッカー選手ってことそ最近どうですか?

「サッカー選手…何、ですか?」

――「パパ頑張ってるな!」っていうのがわかってきたっていうか…

「わかってると思いますね。テレビ見ても、『パパ、パパ』って言ってますし、応援してくれてるって(ニコリ)」

――結構、気持ち的に上がってきますよね?

「そうですね。やっぱり、娘にもカッコイイとこ見せたい、その気持ちは出ます!」

――梅崎選手のチャントとか、何か口ずさんでくれたりは?

「We Are REDSは歌ってますよ(ニコリ)」

――そうなんですか!次は「アレ・アレー…♪」

「ハハハハッ(ニッコリ)それは多分まだ理解できていないですけど、いつか、歌ってもらえれるように頑張っていきたいです」

――幸せが続くことを願ってますので、よろしくお願いします

「わかりました(ニコリ)」

興梠選手、梅崎選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

10月13日 「2ヶ月あれば全然成長できますし、この2ヶ月をどうするかでこれからの1年とかが変わってくるかもしれない」

どうもです

オフ明けのきょう、秋晴れの大原で選手達は午前10時から約80分間、恒例のフィジカル系メニューをこなしました

締めのシャトルランニングでは、鈴木選手が1位で2位は茂木選手でした

145名を集めた行われたファンサービスを終えた茂木選手は、「いつもよりきつめにかかった」というパーマヘアーを少し気にしながらミックスゾーンへ現れます

「きょうは啓太さんが走る前に『飛ばす』と言っていたのでついていった。当面の目標は岡本さん、その先に関根さんがいて、翔太は絶対に負けてはいけないライバル。森脇さん?・・・は(自粛)」

とはにかみました

また、先週土曜日に誕生日を迎えた那須選手は、練習試合と娘さんの運動会が重なったことを明かしていましたが、その後ビデオで様子を確認したそうです

「娘は幼稚園の年少。徒競走は2位だった。というのも、途中で隣の子どもが転んじゃって、そっちが気になっちゃったみたいで(汗)」

と、なんだかほっこりするお話をありがとうございます

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また、週末はJリーグ・アンダー22選抜として鳥取へ行っていたのは斎藤選手

鳥取といえば!?・・・果たして

――どうでしたか?今回の遠征は

「U-22選抜が6連敗している中でまずは負けないことを。負けたくないというか、6連敗、7連敗はしたくないという気持ちで臨んできましたけど、それが実際勝利につながってよかったなって思っています」

――個人的な手応えとしてはどうでしたか?

「そうですね、なかなかチームの戦術としてやることは、やっぱりこの浦和レッズと違う中で、難しい部分もありますけど、サッカーの土台っていうか、点決めれば勝つし、点入れられれば負けるし、そういうところは変わらないと思うので、そのサッカーの大元の部分では、点を入れられないで点を入れて勝つっていうことはできたから、まぁ、自分がこうやって参加する中で、まぁ、勝率がまあまあいいんで…」

――斎藤選手が入ると?

「はい(笑)6勝の内3勝に参加しているから、そういうところで勝てていることは、自分にとっても大きいことかなと思いますね」

――今の話、すごいわかります。プロレベルになったら戦術うんぬんも大事だけれど、もう十分にサッカーをわかり合えている同士がある程度出来ないと、「何やってるんだ?」って話になりますから。そして、J3の環境っていうか対戦相手はそれぞれで、選手によっては色んな挫折もあったりとか、これから上がっていこうっていう人だったりっていう野心とのぶつかり合い的なところもあると思います。対戦していて受ける刺激とかはどうですか?

「まぁ、普段こっちでやっている分その技術面とかではレッズより劣りますけど、そういう球際の部分だったり激しさはJ3でもあるので、そういうところでも負けないようにっていうのが、自分はまだ18ですけど、J1の浦和レッズというチームでやっているので、もちろんJ3の中でやっていく中で相手に負けちゃいけないですし、そのレッズの一員としてやっている分、そのレッズのプライドというものを大事にしなきゃいけないと思うから、J3の中で“レッズとして”ではないですけど、負けることはあまり許されないと思うので、負けないことはやっぱり成長にもつながっていくだろうと思いますし、勝つために何ができるのか、チームで一体感もってやれば、結合したチームでも勝てると思うから、一人ひとりが一生懸命やることが大事かなと。U-22にも試合に出られていない人達が集まっているので、試合に出たいという欲は人一倍強い人達が集まっていると思うから、そういう意味ではJ3の機会ってものは、毎回呼ばれるわけではないけど、その1試合に大切にしなきゃいけないなっていう気持ちはあります」

――斎藤選手のストロングポイントの1つが、“野心”だと感じています。プロに必要な要素として絶対に備わっているなと思っているので。だから楽しみにしています。

「自分はこっちで試合に出たいですし、いきなりこっちで試合に絡めるわけではないので、やっぱりそういうJ3にいって経験積んで、こっちに帰ってきて一回り二回り大きくなっていかなきゃ、こっちでも試合に出ることはないと思いますし、1試合、その1試合を大事にしなきゃ、こっちで出れることにはつながらないと思うから、練習もレッズの練習も大事ですけど、J3の試合も大事にしていきたいなと思います」

――先週土曜日、斎藤選手が欠場した練習試合の対戦相手・沼津にも「さいとうしょうた」って同姓同名が…

「何人かいるんですよ。2,3人くらいいるみたいですよ(笑)」

――まずは「さいとうしょうた」の中で一番になって…

「そうですね!『さいとうしょうた』の中で一番になりたいです」

――鳥取では偉大な先輩というか、3つ上くらいのレッズユースのキャプテンとは良い話ができましたか?

「話す時間なくて、試合中にちょっと1回『雅也くん!』って話しかけたのと、あと終わった後に仁トレーナーから伝言があったんで、それを伝えたくらいで。そんな話せなかったですね(苦笑)あと、岡野さんに挨拶しに行きました!」

――相手はわかってくれましたか?

「わからなかったです(苦笑)自分から『浦和レッズの斎藤翔太です』って挨拶しに行きました」

――山田暢久さんの引退試合で同じピッチに立ったのを?

「多分覚えていないと思いますよ(笑)」

――岡野さんはどうでした?オーラはありましたか?

「ありましたね、やっぱり(ニッコリ)」

――覚えてもらえたかな?これで

「まぁ、ちょっと…もしかしたら」

――何か言われませんでしたか?

「『がんばれよ』とは、相手だったし、試合の前に挨拶したんで、相手でしたけど、挨拶はしてくれました」

――「20歳になったら飲みに連れてってください」っては…?

「そうですね…(笑)そんなに飲むんですか?」

――・・・・・

「確かに見た目からも、そんな感じがします」

――お酒の匂いがしたわけではないですよね!?

「それはないです(笑)」

――野崎選手のオーラはどうでした?

「何だろうな?マサヤくんと会って、途中から入って、自分もたまたまポジションが重なったんで、あっ久しぶりだなって、ちょっと嬉しかったですね」

――ボール取ったりとかできましたか?

「そういうマッチアップはなかったかもしれないですね」

――試合終わって、握手の時とか、その辺淡々と…

「そうですね」

――何か、名言残してくれるとうれしいですけど…

「名言はなかったです(苦笑)」

――そういう意味でも、また、近いうちに対戦するっていうような、そういう、お互いモチベーションにもなるでしょうし…

「そうですね!(ニッコリ)」

――かつてユースのキャプテンだった存在が花咲かせないまま・・・なんていうのは悔しいので、それは斎藤選手も同じですよね?

「そうですね!」

――ユースは入るのも大変ですから

「はい。そうですね!」

――そんな中、キャプテンにまでなって、トップ昇格を勝ち取って…斎藤選手もそういう大変さを身をもって…

「はい…(深く肯く)」

――どんな髪型でしたか?

「今回は、まだ長かった感じです」

――ここだと先輩方に切ってもらって…で、きょうみたいなファンサービスの時に誰にも気付かれずに声掛けられないままで終わってしまって…

「そんなことあったんだ…(苦笑)」

――ちなみに、茂木選手がパーマをかけていますが?

「リキヤですか?元々あいつ何回かかけてて…」

――そうなんですか?

「いつもかけているんですよ。多分、今までよりちょっと強いのかな?だから、気付かれたと思うんですけど、今までもかけてたから、良いんじゃないですか」

――斎藤選手については、まつげパーマかけた方が良いのかなって…

「確かに!(笑)俺、ホントに逆さまつげなんですよ。そうなんです。だから、1回こうやってみても…」

――(笑)・・・さて、10月なので今年もあと2ヶ月と少しです。抱負としては?

「まぁ、いきなりデビューとは厳しいかもしれないですけど、これからの2ヶ月を無駄にしないようにというか、2ヶ月あれば全然成長できますし、この2ヶ月をどうするかでこれからの1年とかが変わってくるかもしれないから、1日1日無駄にしないように、先も大事ですけど、まずは現状をまぁ、見つめてっていうか、足下を見つめて日々の練習に取り組むしかないなと思いますね」

――最近、実戦とか見てもまずは“目の前の相手に絶対奪われない、絶対奪うんだ”っていう、そこから始めていく意識が感じ取れます?

「そうですね!はい」

――期待しています

「はい、頑張ります!(ニッコリ)」

アカデミー育ちの選手が歩むその後について、成功か否かを判断する”これ”なんて基準をひとつに絞ることは出来ません

ただし、トップに昇格した選手が真の赤いダイヤになることは、みんなの夢です

それを背負った斎藤選手には、輝いて欲しい!

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

10月10日 練習試合 VSアスルクラロ沼津 「誕生日気分が全くない(笑)」(那須選手)&「やっぱりサッカーは楽しい」(岩舘選手)

どうもです

公式戦のない週末

レッズはきょう、大原でアスルクラロ沼津とのトレーニングマッチを行いました

30分×3本+20分×1本で行われたこの試合

レギュラー組主体で臨んだ最初の2本は、梅崎選手のドリブルシュート、武藤選手のワンタッチゴールが決まり、2対0で終えました

興梠選手、青木選手、高木選手は、継続して3本目にも出場します

先に退き、クールダウンをしつつ「慎三行くぞ!」と渇を入れた森脇選手に対し、

「モリ!(左手の人差し指を口元に寄せながら)しーーーーーっ」

と伝えたのは那須選手

34歳の誕生日を迎えた背番号4は、3本目から登場しました

4本目に入ると7分、左コーナーキックのこぼれ球を拾うと、ペナルティエリア左角付近から右足を鋭く一閃

鮮やかな放物線がゴール右隅へと吸い込まれます

歓喜の輪に駆け寄った平川選手が、「落とした!?」と絶賛したファインゴール

見事、バースデーゴール達成です

――おめでとうございます!

「ありがとうございます」

――いかがですか、バースデーマッチでしたが?

「いやぁ、きょうは娘の運動会だから、何か誕生日気分が全くない(笑)というか、周りも周り、娘も娘だし。あまり実感が沸かないですけど、まぁでも、良い節目なんで、また心機一転じゃないですけど、頑張りたいと思います」

――大人になったってことですね、家族が増えて…

「そうですね!はい(汗)」

――運動会の方は大丈夫なんですか?

「ちょっとだけ顔出しただけです(汗)」

――だからきょうは3本目からだったのですか?

「いやいや、そういうわけじゃなくて。まぁ、色んな兼ね合いで、90分やる人もいたし」

――ゲームとしてはいかがでしたか?

「そうですね、まぁまぁまぁ、3本目はボランチだったけど運動量が必要だから、《ボランチやっている人は凄いな》って改めて思いましたし、でも、良い練習にはなりました。良いフィーリングで、最後リベロでやれたんで、まぁ、ほんと良いフィーリング合わせには、良い練習試合でした」

――持ってますね?

「そうですね。初のバースデーゴールだったんで」

――初?

「練習試合で、はい。まぁ、良いスタート切れそうですね」

――あのゴールを見た感じ、シャドウも出来るんじゃないですか?

「いや、まぁ、あんまり言えないですね(苦笑)やりたいですけど…(汗)」

――狙い通りというか、コーナーからのこぼれでしたが?

「そうでしたね、まぁ、ほんとイメージ通りだったんで、よかったです」

――美しい弾道でしたが、那須さんの目線から見てどうでした?

「越えるかなと思ったら、思いの外落ちたんで、持ってるなぁって」

――平川さんからは「落とした?」とお褒めの言葉が…

「そうですね、よかったです!(ニッコリ)」

――山本昌邦さんともお話しされてましたが、11年前、共に闘って…で、きょうまた会ってましたけど

「まぁ、昌邦さんとか、中山さんとか喋って『ガンバレよ!』って言われましたし、『やっぱりレッズ優勝して盛り上げないと』って言ってたんで、やっぱりセカンドも取って、しっかり優勝して…と思いますね」

――まだまだ成長期の那須さんにとって、48歳の人が現役復帰というのは?

「ほんとに凄いと思いますよ、はい!」

――では、改めて成長期の那須さんから、34歳の抱負、誓いを…

「いやぁ、まだまだ日々成長なんで、練習から毎日アグレッシブにやって、それを試合に良い形でつなげていればいいかなっていうふうに思いますね!」

――おめでとうございます。いつもありがとうございます!

「ありがとうございます!!」

これからもエネルギッシュに成長を!頼みますよ那須岡兄貴!!

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4本目、もうひとつのHappy!ムードが広がります

今年3月下旬に左アキレス腱を断裂した岩舘選手が、実戦のピッチに帰ってきました

ファーストプレーで、相手の直接フリーキックをガッチリとキャッチ

そこからのカウンターで川上選手のゴールが決まりました

その後1失点こそ喫しましたが、どれもこれもリハビリを乗り越えたからこそ味わえる感覚です

――お疲れ様です

「お疲れ様です」

――何か、「お疲れ様です」の種類も今までと違う気がします

「そうですね(ニコリ)ちょっと…はい。まぁ、いい20分間でした」

――2日前に話したときに、「ちょっとまだ2日後は…」と言っていたので、きょうはでないかと思ってました

「まぁ、そうですね。僕もきのう『いくぞ!』って言われたんで、『あっ、行って良いんだ』って感じだったんですけど、でもまぁ、確かに状態を考えたら出来ないことじゃないので、その分早く、できるだけいいとは思うんで、そういう意味ではよかったですね」

――きのうのプレーを見て、私も練習後「とても良かった」と伝えたじゃないですか?

「あっ!はいはい…」

――恐らく、コーチの方とかも同じ印象で、《いける!》って思ったのではないですか?

「あぁ…そうなんですかね!?(笑)でも、まぁ、自分としては必死にやっているだけなんで、あんまり、まだまだ周り見えていない状態だから、あれでしたけど。まぁ、周りの人にそう言ってもらえるのはありがたいので、よかったです(ニコリ)」

――最初のプレーでガッチリキャッチして、そこから得点につながりました。

「はいはい。あれはまぁ、啓太さんがうまくリードしてくれたんで、ボールをそこに出すだけだったから良かったですけど、気持ちよかったです。ああいう風にキレイにカウンター、自分からじゃなかったですけど、始まってゴール取れるって感覚はいつやってもいいなってかんじです」

――壁作ったのはいつ以来ですか?

「あっ…ケガをした練習試合であるじゃないですか!?あのときは作ったかどうかわかんないですけど…」

――平川さんと鈴木選手、豪華な2枚並べてね…

「本当っすよ!」

――半年と10数日

「そうですね、ちょうど、半年と10日間くらいですかね…」

――正直、もうちょいかかるかなと思っていました

「そうですね、僕自身も目標自体は10月に設定していましたけど、まぁ、そんなにそこにあわせて焦らなくても…って思ったんで、もう少し、10月中にっていうイメージでいたら序盤にこうやって対外試合ができたのはよかったですね」

――関根選手にさっき声を掛けたら「安心した(ニヤリ)」と…

「本当ですか!?!?!?ウチの“殿”からありがたいお言葉をいただいて、恐縮ですね」

――何かご褒美あるかもしれないですね

「本当ですかね?ごちそうしてもらうかな(笑)」

――試合に戻りますと、失点のところ。スローインとか、やっぱり普段練習じゃ…って言うところの流れでっていうので…

「まぁ、そうですね。ゲームの中でリスタートっていうか、自分達バタバタしていた中で始まっちゃったんで。あれもっと早く用意で来てれば全然違ってたと思うので、そこはもったいないところでしたね」

――無失点が理想ですけど、試合に出たことによって課題が出るって言うのが次へのモチベーションになると思いますし

「まぁ、そうですね。本当に些細なことの積み重ねでああやって失点したって思ってるんで、でも、ちっちゃいことを少しずつ改善していくことで、どんどんどんどん良くなっていけると思うので、そういう意味ではそういうものがしっかり見えてくると思うので、次にはつながるなって」

――その“次”の目標の設定ってどんなところに置いていますか?

「…そうですね、目標の設定か…。まぁ、とにかく今は、ゲームの中だったり人が、相手がいる中でプレーすることっていうのがすごい必死なんで、まぁ、その中で自分が今までできたこと、ケガする前にできたことにどれだけ近づけるかってところが初めて…、ただ、リハビリ期間でケガした前に戻るっていうだけだと目標がどうしても、っていうかこの半年間がもったいないことになっちゃうんで、この半年間でつかんたものを活かしながら、プラスアルファ今までの自分につけ加えてプレーできるようにリハビリで経験したことを大事にしながらやっていきたいなと思います」

――そのリハビリで、石原選手がずっとパートナーとしていました。石原選手へのエールとしてはいかがですか?

「そうですね。やっぱりまぁ、本人もボール蹴り始めているって思うんですけど、やっぱりサッカーは楽しいんでね(爽笑)相手がいて味方がいて、で、点取り合ってサッカーだと思うんで、こうみんなで戦いながら、激しくやるのも本当にそこに戻って欲しいなって、早く…って」

――サポーターもメンバー表をネットとかで見て、「おっ、ダテさん戻ってきたよ!」って、多分テンションが上がっていると思いますけど、楽しみにしていた方へのメッセージを

「そうですね、まぁ、ファンサーするたびに声かけてくれてるサポーターの方とか、毎回見に来ては『待ってるよ!』っていうサポーターもいたので、そういう人達にまぁ、きょうこれでやっと『ただいま』じゃないですけど、そういうふうに言えるなとは思うので、待たせてしまった分、これからもが頑張っていこうと思うので、これからもよろしくお願いします!(爽笑)」

――恐縮ですが、代弁して…「おかえりなさい!」

「あっはい!『ただいま!!』」

――ありがとうごさいます。良かった良かった、またよろしくおねがいします

「はい、よろしくおねがいします!(爽笑)」

あー爽やか、ホント爽やか過ぎる!

ダブルハッピー!、那須選手と岩舘選手のインタビュー詳細は、あさって月曜日の「You’re The REDS」でお届けします

では

10月9日 「良いスタートを切れれば良いッスね!」

どうもです

トレーニングマッチ前日のきょう、晴天の大原で練習は午前10時から約90分間に渡って行われました

メインのメニューは、10対10でのハーフコートゲーム

「早い切り替えの意識!」

「ボールをキープして、コースを見てから『出しますよ』では通らない。読まれない出し方を意識しよう。パスを受ける味方も次を予測しよう」

と監督

そして最近は、「シュート性のクロス」というのが強調されている印象です

強いボールがゴール前に流れれば、相手が守備をし辛くなることを含め、得点の可能性は広がります

埼スタでの広島戦、シュータリングによって決まったシーンもひとつの例かもしれません

その時の得点者である関根選手は、2日連続で宇賀神選手と共にシャドーの位置でプレーしています

「シャドーの選手の気持ちがわかる機会。景色も違うし、ワイドの選手を意識する必要もある」

今年はほぼワイドでプレーしていますが、ルーキーイヤーはシャドーに入ることも少なくありませんでした

「あんなに人がいたら、あそこの位置でプレーするチャンスはない(苦笑)」

と頭をかきます

その分も、

「ワイドの位置での上下動とかで存在感を示したい。自分の武器を最大限に出す」

と表情を引き締めました

あすはどの位置かな?・・・

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さて、練習後には、約110名が集まってのファンサービスが行われました

お花などのプレゼントを携えてミックスゾーンに現れたのは那須選手

――あすはバースデーマッチという意味合いにもなりますが?

「そうですね(笑)あーあんまっていうか忘れてたんすけど、そういえば!と思って、そういやー誕生日だと思って・・・(汗)意味合いっていうか、まーまあ良いスタートを切れれば良いッスね!(笑)34歳の!」

――試合後、笑顔の那須選手にマイクを向けられればと思います

「了解ッス!(笑)」

今週行ったインタビューは、今夜7時からの「You’re The REDS」でお届けします

では

10月8日 「そんなベタ褒めされるほどじゃないけど」

どうもです

午前10時15分、練習再開2日目のきょうも、大原は快晴

ただ、風は強めでプレーに影響が出るほど

10対10のゲーム形式で高木選手が強めにボールを蹴り出し、向かい風で止まったところへダッシュで追いつき、また前へ大きく進めて行く突破が印象的でした

某サッカーゲームで言えば、R1連打の高速ドリブルでしょうか

午前11時40分、この日はシャドーに入った宇賀神選手のラストゴールが決まり、練習は終了

「ブラーヴォ!」(監督)

また、きょうから岩舘選手が対人プレーを含むゲーム形式に合流

「色々とまだまだ」ではありますが、確実な”もう一歩”を踏んだことは確かなことです

もう少し、もう少し、復帰という名のリスタートは見えてきています

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「非常に良い練習が出来ていると思う」

とうなずくのは、平川選手

――ご自身のコンディションはいかがですか?

「良いですね。公式戦にこそ出られていないけど、トレーニングマッチも組んでもらえて、2週連続で90分プレーできているし、身体もそれに慣れてきて、だいぶ動けるようになってきたんじゃないかと思う」

――例年ですと、この時期にお話を聞くと自身の状態について「ガタガタ」や「ボロボロ」という答えが返ってくる・・・

「フッ(笑)」

――今年はケガも疲れもなく出来ていると思えますが?

「そうですね、まあ出番が少ない分、まぁコンディションも非常に良い状態なので、出ている選手達が終盤にケガなども考えられるので、普段出る機会が少ない選手がコンディションを保つためにもトレーニングマッチとかを大事にしないといけないし、あのー休んでるだけじゃなくて、きちっと上げるとこ上げて、良い準備をして誰がどのタイミングでそういったチャンスが来るかわからないしチームのためにしっかりと闘えるように、きちっとやりたい」

――その当たりの心の持ちようも、経験から来ているものであると

「そうですね、非常に色んな経験をしているし、とにかく色んな経験をしているのでとにかくね、最後まできっちり続けたい」

――練習試合を観ていても、パワーが有り余っているかのような印象を受けます。凄い楽しみです、平川さんがピッチに立つ時を思い浮かべると。というのも、きょうの練習で興梠選手に通した時もそう、こないだの練習試合でもそうでした。インフロントでチップキック気味に中央の空間へ、ダイアゴナルに通すやわらかいパスがオシャレで、まるで小野伸二選手のようでした!

「フッ(笑)ハハハハ(苦笑)あーのそこまで良いパスじゃないかもしれないけど、あそこは狙っておきたいし、とにかくね、うちの場合はベタ引きされるシーンというのが多いのでね、カウンターのチャンスの時に一発で前を向いてスペースと突ければ速い選手もいるし、ああいった部分は非常にチャンスになると思うので、全部が全部足もとでなくてああいうパスも狙っていければと思う」

――トラップも秀逸です。手前で急なイレギュラーバウンドがあっても、的確な処理をしていて、とっさの判断力が研ぎ澄まされているように・・・

「ヘッ(笑)ハハハ(笑)いーや、まぁそんなベタ褒めされるほどじゃないけど(苦笑)とにかく色んな部分で集中してワンプレーワンプレー、どういうプレーがね、次になるかね、予測しながらやれればいいと思う」

――なかなかあそこまで正確なコントロールを出来るサイドプレーヤーはいませんよ。ってくどくなってすみません

「フッハハハ(笑)ま・まぁもっともっと精度を上げたいと思うけど(呆笑)はい、続けていきたい」

――きのうは加賀選手とお話をさせてもらいましたが、そういった存在ともイメージの共有をして高め合えているという面はいかがですか?

「そうですね、非常にこのサッカーは特殊でね、加賀も今年から来て一生懸命学ぼうとしているし、吸収力も非常に高いと思う。加賀と右サイドで組むことも最近は多いけど、練習試合の中でもそれがこないだPKにつながったし、あのー非常に、まあ良いコミュニケーションを取りながら、お互い経験があるのでうまく合わせていけると思う」

――給水の際に、「裏へ」という短い確認でした。ちょっとした会話ですぐ実践したのは鳥肌ものでした

「そうですね、普段の練習からやっているので、ああいった試合でも『いつものあれやってみよう』というような話もわかりやすいし、細かいことを話す必要がないぐらいコミュニケーションを取れているから、プレーに出て良かった」

――ここからの終盤戦に向けて、今年は特に大切にしたいということはありますか?

「とにかく1試合1試合を大事にしていくこと。《残り4つ》とは考えないでね、まずは次のガンバに向けてね、今週末に良いトレーニングマッチを出来るように、本番さながらで全員が取り組めるようにやっていかなきゃいけないと思うし、とにかく1試合1試合を大事に勝ち点を積み重ねてね、行きたいと思う」

――先日の練習試合、事情により後半のみを観させてもらいましたが、4回ぐらい鳥肌が立ちました。週末は5、6回ぐらいは・・・

「そうですね!(苦笑)ハハッ…たた、立たせたいと思います(笑)ありがとうございます」

”ベタ褒め”したつもりはさらさらありません

見たまま、感じたままの印象をもとに聞いただけです

でもやっぱり、伝えたくなるほどの好プレーをさりげなくこなせてしまうのは、鳥肌もの

そこが、精神的支柱の凄いところ、魅力のひとつなのかなと

終盤戦、背番号14の底力が必要不可欠です

それと、なぜ練習試合の前半戦を観られなかったかというと、柏木選手にとあるお話を聞いたからです

平川選手のインタビューを含めて詳細は、「You’re The REDS」でお届けします

では

REDS WAVE 87.3 FM