どうもです
練習再開初日のきょうは、午前と午後を通してコンディション調整を中心としたメニューが行われました
練習後には多くの選手が「キツかった」
大逆転優勝へ、少し長めの助走が始まりました
このあと23時からの<You’re The REDS>では、
・午前練習終了後のファブリシオ選手インタビュー
→加入後初練習
・午後練習終了後の岩舘選手インタビュー
→ケガ明けの現状、鎌倉旅行記や関根選手とのお話など
もお聴きいただけます
では
どうもです
甲府との第2戦を翌日に控えた練習は、非公開で行われました
◇◆◇橋岡選手◇◆◇
――時差とか大丈夫ですか?
「いや、ぜんぜんもう走っているんでそこは問題ないと思います」
――途中でこっちに帰ってくることになりましたけれど、遠征を振り返っていかがでしたか?
「遠征の部分では全体としては決勝トーナメントに進むことができなかったので、そこはチームとしては残念ですし、しっかり勝ちきるということをしないと世界でも本当にひとつのミスとかだったりでやられるのでそこは痛感したというか良い経験になりました」
――ご自身のプレーなどで得られたものっていかがですか?
「そうですね、自分のプレー的には3バックの右のセンターバックをやったんですけど、自分自身もそこをユースの時は主にやっていたんですけどまあそこで自分の良さというのを出せたと思うし、プラスアルファ攻撃面で縦パスとかくさびのパスとかを徐々に入れられるようになっているのかなと思いました」
――こっちに帰ってきてこの状況ですけれども明日に向けてはいかがですか?
「いやあもちろん、途中で帰ってきたとか関係なくコンディションとか関係なく絶対に良い準備をして結果を持ってこないといけないし、それは使命だと思っているのでそこは結果を持ってきてしっかり勝って次のステージに進めるようにしたいと思っています」
――ホームアンドアウェイの経験、昨年もあったと思いますけど3点取らなければいけない状況などで、あとポジションなどもありますがどんなところが大事だと思いますか?
「いやあとりあえず失点しないことが本当に大事だと思うんで失点せずに堅い守りをしつつ攻撃でしっかり決めるところを決めれば明日は絶対勝てると思うのでそこはみんなで一丸となってやって行きたいと思っています」
――セットプレーはどうですか?
「そうですね、セットプレーはいろいろオプションがある中でそういうオプションをいろいろ使っていきながら、点につなげられれば良いかなと」
――ずーっとたくさんたくさん試合をしてきましたけれどひとまず明日で中断入って、サポーターも一緒に戦ってきましたが、改めてホームでの試合へ意気込みをお願いします
「そうですね、ちょっと空きますけれど明日終わったらでもそれまでたくさん応援してくださいましたしそれと同時に結果はあまり良くないですけど絶対に中断開けたら変わっていると思うので、そこは自分自身も成長してチームでも成長出来たらよいと思っているし、とりあえず明日、サポーターと一緒に戦って勝つことが最優先だと思っているのでとりあえずは次の勝ちをしっかり持ってこられるように良い準備をして勝ちたいと思っています」
――頼みます
「はい」
橋岡選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます
では
どうもです
Y.S.C.C横浜戦から一夜明け、甲府との第2戦を2日後に控えたきょう、練習は午前11時30分頃から始まりました
きのうの試合に長時間出場した選手たちはリカバリー系メニュー、それ以外のメンバーはパス&コントロールやシュート練習で調整
あさっての試合で今持つ全てを出し切り、気持ち良くワールドカップの中断期間を迎えたいものです ◇◆◇青木選手◇◆◇
――昨日の試合を戦って、得られた手応えっていかがですか?
「まぁ、点が取れて無失点で終われたのは良かったかなと思います」
――その前の甲府との第1戦を踏まえて意識した部分とかいかがでしたか?
「まぁ、非常に何をこれをと意識したものはないですけど、まぁやっぱりね、入りと…入りは上手くいきませんでしたけど、相手がね、結構ガアッて来たんですけど、まぁ前半と後半の入り、球際を、そういった部分をやろうとは話して試合には入りました」
――その辺り、集中した面も良い方向に働いた
「まぁ、ですし、まぁ天皇杯っていうのはあぁいう雰囲気に、雰囲気とかもあるんで、あの、そこはしっかり、あの、感じながら粘り強くやろうっていうのは話して入りました」
――次、第2戦ですけど、第1戦通じて甲府がこういうチームだとか感じた部分っていかがですか?
「まぁ、戦ってくるし、しっかり守備を敷いてくるしっていうのは…で早いカウンターとか狙ってると思うんでそれは感じた、1戦目で感じたことではあります」
――そこで、3点を最低でも取ることが求められるこういう状況、どういったところを大事にしたいですか?
「まぁ、まず1点。で、失点はしない。しっかりリスクマネージメントしながら点を取りに行くっていうのは大事かなと思います」
――その辺りで、かなりバランスっていうところも大事になってくると思うんですが、ポジション的にもどうですか?
「まぁ、やっぱり昨日の試合でも多少もっともっとバランスをみた方が良かったかなってシーンは多かったんで、整理して土曜日はね、入れたらなと思います」
――あのACLの経験踏まえても、このホームでの第2戦で今までも逆転何度も経験してるんで、また再現みんな期待してると思うんですけど
「まぁ、そうしなくちゃいけないとは思ってます」
――ずっと試合続いてきましたけど、ひとまず明後日試合すれば、ではありますが、改めて意気込み・抱負をお願いします
「やっぱり、上にいくためには絶対に勝たないといけないんで、しっかり良い結果を出したいと思います」
◇◆◇宇賀神選手◇◆◇
――山田直輝選手とボールを通じてコミュニケーション取ってるのを見るだけで、こちらまで心が和らぎます。あぁいう時間っていかがですか?
「まぁ、あの“ボールで語る”」じゃないですけど別に特に喋ることなく、まぁリラックスしながらあぁいうふうにね、蹴ることができるのは良いことだと思いますけど」
――色んなタッチをしてみたりとか、お互いサッカー好き同士で本当に何とも言えない空間で
「自分達は特に意識はしてないですけど、お互いに次の試合に向けてしっかり準備をしていきたいなっていうふうには思ってます(ニコリ)」
――昨日の試合を観てて、“行くぞっ”っていう瞬間をやりきるっていうところを見せると結果ついてくるのかなとも思えたんですけど。手応えどうですか?
「まぁ、前半はね、特に難しくなるというのはわかってましたけど、どちらかというと自分達の良い軸から相手に流れを持っていかれるというようなシーンが多かったように思うので、そこは前半のうちにしっかりと修正して、特に僕が思うには直輝が入ってきてから、“守備のスイッチ”を直輝は入れてくれたと思うし、そこから自分達に流れが入ってきたと思うので、そういう守備の部分でもやりきるっていうところが重要だなっていうのを改めて昨日の試合で分かったと思いますし、まぁゴールが生まれた部分もやっぱりやりきるっていうところから生まれていると思うので次の試合特に自分達2点ビハインドなので、もう笛が鳴った瞬間から思い切ってプレーしなきゃいけないなっていうふうに思います」
――次、大事なところってどうですか?
「まぁ、昨日の試合でもそうですけど、2-0っていうのは一番難しいスコアだと思うので前半のうちに試合を動かせれば間違いなく自分達のゲームになると思いますし、まぁ甲府はこの間の試合でもわかるようにしっかりと守ってカウンター、セットプレーというところから点を取ってくるのが得意なチームなのでまぁそういうチームを崩すのは簡単ではないと思いますけど、そういうチームと対戦する時こそやはり思い切ったプレイっていうのは必要になると思うので、ま、フルスロットルで行きたいなと思います」
――“守備のスイッチ”と話した通り、2013年の川崎とのナビスコカップ第2戦とかのように、ビハインドの状況でどんどん前からはめてはめて、2次攻撃が沢山できってっていう展開ができたらと思いますが、やっぱ前からっていうところがひとつ大事になってきますか?
「まぁ、甲府の後ろの選手はあまり足もとが上手な選手はいないとこないだの対戦でも思いましたし、どんどんどんどんプレスをかけて、連戦の最後になりますし、もうすべて出し切ってスタートからガンガンプレーしていきたいなっていうふうには思っています」
――ACLで何度も逆転してるっていう成功体験として良いものはありますか?
「まぁ、あれがあったからこそ今回の試合でも《行けるんだぞ》っていう気持ちをすごく強くありますし、まぁ、観てる人もやってる人も逆転ほど気持ちいいものはないと思うので、ま、甲府もねこの間の試合で3点、4点取れるシーンは沢山あったと思いますけど、それを取らなかったっていうツケをしっかり与えてあげないといけないなと僕は思っています」
――今おっしゃった通り、観てる人もやってる人もずーっと試合試合試合って続いてひとまず明後日で・・・
「また、長い間中断してしまうので、明後日沢山の人に観に来てもらって一緒に最高の夜にしたいなっていう風に思います(ニコリ)」
青木選手と宇賀神選手のインタビューは、このあと19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお聴きいただけます
では
どうもです
天皇杯初戦を2日後に控えたきょう、練習は午前10時頃に始まり、甲府戦スタメン組は軽めの調整、それ以外のメンバーは1/4コートでの3対3を実施
活気と熱気に満ちたムードの中、フルメニューをこなした柏木選手もきびきびとした動きで存在感を放っていました
◇◆◇森脇選手◇◆◇
――まめ?
「足裏にね、ここ、分かりますこれ?めっちゃ痛いんですよ・・しっかり練習せい!って感じですね」
――あ、また細くなった
「い~や、ほんとに?ほんと?なんかあれかな、年取ってみんなに言われるんだよね。『飯食べてる?』って」
――すみません、髭剃ったからそう見えたのかもしれません」
「そうかも知れな~い・・」
――でもやっぱり、負荷かけてるっていうので変わってきてるでしょうから、体もまた。
「まぁ、もう相当キツイですよ。今日の練習もめちゃくちゃハードだったんで、まぁ自分にとって今しっかりトレーニングをね、積んでいかなければいけない、その中で試合も絡んできたり非常に自分の中ではハードで大変ですけど、ここを乗り越えればさらに体力も戻ってくるという風には思ってるんで。まぁひとつ自分にとっての頑張り時かなっていうのは感じてます」
――今日、一番褒められてたじゃないですか。
「ほんとっすか?!いや、もう・・ね、コーチの方の頑張れという声しか耳に入ってこなかったですけど、しっかりね良いプレイを出していけるようにやっていきたいなっていうのはありますけどね。ただ、もう今日は自分にいっぱいいっぱいで、周りの声っていうのはあんまり入ってこなかったっすね」
――逆に声もあまり出してなかったし?
「いや、良く観察してくれて!嬉しいのと、まぁ、あのね、やっぱりこういう時だからこそ声出さなくちゃいけないっていうのは分かってるんですけど、声を出そうと思うと口から血が出るんじゃないかっていうぐらいね、今日はハードなトレーニングだったんで、えー、なかなかそのチームを助ける声っていうのは出せなかったですね」
――そういう時もありますよね。
「まぁ、そうっすね。ありがとうございます。でもね、ホントこういう試合でもね苦しい状況っていうのはあると思うんですけど、ま、ここまでハードで心拍数が上がるっていう場面はなかなか無いですけど。でもそういう中でもしっかり声出さなくちゃいけないなっていう風に思ってるんで、練習からそこは意識したいなと思います」
――この間、ああいう難しい状況でピッチに立ってていうので、どうでしたか?
「まぁ、やるべきことは決まってたというか、ビハインドの状況でゲームに投入されて、またボランチの一角で出たっていうことは、やっぱりチームの流れを変えたい、少しでもチームが好転するように自分が投入されたという風に思ってるんで、まぁ結果として1点を取るだとか、そういう部分に結果として表れなかったですけど、まぁもっともっとやりたいなという思いはありましたよね」
――僕も前からあのボールさばきなら、ボランチもありかなと思っていましたが
「ホントっすか?(ニンマリ)」
――ファールの頻度とか考えるとどうなのかなと思っていて、ただやっぱり嬉しかった、あぁいうポジションでの一面も
「まぁ、僕もボランチ出来るんであれば、何言ってるんだ森脇って思われるかもしれないですけど、でもボランチでもね、自分の良さをしっかり出せるんじゃないかなと、そういう、真ん中でプレイしたら、前にも絡んでいけてね、また守備でも自分の後ろにディフェンダーがいると思えば積極的にね、寄せに行ったりっていうのは出来る。自分の特徴が最も出る場所がもしかしたらボランチじゃないかなと。そういう思いも持ってるんで。まぁ、どのポジションで与えられてもしっかりやりたいなっていうのはありますけど、ま、それが右サイドバック・右ウィング・ボランチだろうが、しっかり自分の技術っていうのは発揮していきたいなっていうのはありますね」
――もっと、相手の嫌がるパスを出せたかと。味方がどこにいるかとか、ちょっと慎重でした、選ぶプレーが
「まぁね、もちろん欲を言えばまだまだ高みを目指さなくちゃいけないなという風に思ってるんで、そういうとこしっかり出さなくちゃいけないですけど、でもまぁ、自分にとっての復帰戦というか、そういう中で、体力もこれからっていうところで難しさっていうのはありましたよね。それを言い訳には全く出来ないですけど、その中でもしっかりチームの流れを変えたかったっていうのはありましたけど。まぁ、次の試合、残り中断まで2試合あるんで、そういう部分は出していきたいなっていうのはありますね」
――時に、違うポジションでやるとサイドバックがこういう動きしてくれたらいいとか、ボランチがこういう思いでいてとか、相互理解にもつながりますし、森脇選手は思いやりもあるし、プレーも繊細だし、絶対良い方向にいきますよ
「まぁ、ね、そうならなくちゃいけない、そうやらなくちゃいけないなっていう風に思ってるんで。色んな思いを汲んでプレイしたいなっていう思いはありますね。みんなを助けるプレイが出来ればいいなっていうのはありますね」
――で、昨日の午後はいかがでしたか?
「関根の結婚式ですよね!?非常に盛り上がってね、良い挙式だったなっていうのはありますね。ただ、僕、乾杯の音頭を、乾杯の発声をしてくれと言われてやりましたけど、散々でしたね。酷かったですね(笑)もう、タカが終わった後『森君、怖かったよ~』っていうね。確かにね、『タカ、ごめんな』と、それくらいねグダグダだった、グダグダになってしまったな、申し訳なかったなっていうのはありますけどね。もっとしっかり、事前に喋る言葉を準備してやっていけば良かったなと。安易な考えで、その場で思いついたことで大丈夫だろうと、安易な気持ちで臨んだのが良くなかったなと。やっぱり何事も準備が大事だなっていうのはありましたけどね。まぁ、タカへの感謝とね、おめでとうっていう気持ちは乾杯の挨拶で伝えることが出来たという風には思ってますけど。お笑い、喋りのクオリティを考えれば30点くらいかなっていうのはありますよね」
――何を狙ってそうなっちゃったのですか?
「全然何も狙ってないですよ!狙ってないですけど、普通に喋っていこうと思って、あまりにもみんなの視線を感じて緊張したというか、それでねなかなか上手く喋れなかったっていうのはありますね。特に面白いことを喋ろうっていうのはなかったんですけど」
――黄金連携右サイドが懐かしい
「いや、もうタカにもっていうか、昨日座った席にメッセージっていうかね、そういう手書きの一言メッセージ書いてありましたけど、そこに森君とね、『また右サイド形成したい』と、『最高のパートナーです』と。その言葉、嘘にしても非常に嬉しいですよね!僕にとっては、それは宝物というかね、大事にすぐバックに入れてね、持ち帰りましたけど。まぁ、タカは今違うところでプレイしてますけど、やっぱりいつまで経っても『森君とプレーしたい』と、《それくらい森君輝いている》と思われるように自分もやっていきたいなという風に思ってるんで、まぁしっかりそれぞれの所で頑張っていきたいなっていうのはあります」
――蝶ネクタイはどういうこだわりが?
「何で知ってるんですかぁぁぁぁ!?(ぐっと距離を詰めてくる)蝶ネクタイ・・特にこだわりはね、こだわりは無かったけど、家にあるのを・・・『何かお前司会者だな』みたいな感じで言われましたけど。あの、まぁ乾杯のね、発声も頼まれたんで、まぁちょっとオシャレに着こなして。乾杯の挨拶出来るんだよ~バリのね、感じでいこうかなっていう風には思ったんですけど。まぁ全部失敗でしたね!」
――これからはそうならないように、まずは駒場で言うと超ロング左足シュート決めたことあったじゃないですか
「ありましたね、あれも天皇杯だったかな」
――あの再現をまずは
「やぁ、やりたいですね。ホント、駒場っていうのは独特なスタジアムというか、トラックがあるんだけどサポーターとの距離も近い。空気感もちょっと独特なところがあるんで、まぁしっかりプレーして、みんながそのプレーによってお酒とか応援が盛り上がって進んでいけるように、しっかり僕らもプレーしたいなって思ってるんで。ま、今の僕にとっては最も重要な試合が目の前に迫ってるっていう意気込みですね。しっかり勝って、次のステージに進みたいなと思います!」
――期待してます。今日もありがとうございます!
「ありがとうございます!」
このあと23時からの<You’re The REDS>再放送では、森脇選手と武藤選手のインタビューをお聴きいただけます
では
どうもです
先週木曜日にトレーニングを再開し、日曜日のオフを挟んで5回連続の2部練習(きのうはなんとスローインからの連携練習に約50分を費やす)を実施
きょう(代表取材帰りの今書いているので厳密にはきのう)は流通経済大学との練習試合を行いました
1本目の11分、流通経済大学に先制を許しますが、32分に中央でのパスワークから最後は武藤選手が右足でのシュートを決めて、同点とします
37分、左サイド攻撃を繰り出すと、ウガジン選手が折り返したボールをファーサイドで待ち構えたマルティノス選手が左足で合わせて逆転に成功
さらには39分、マルティノス選手が右サイドを駆けあがり、ゴールライン際からマイナスのクロス
これを3列目から飛び込んだナガサワ選手が、右足でゴール右すみへと突き刺します
41分に自陣深い位置でボールを奪われ、失点
3対2とリードして1本目を終えました
2本目、レッズはチャンスこそ量産するものの、フィニッシュの精度を欠き、無得点のまま終盤を迎えます
ロスタイムの1分、左コーナーキックのこぼれ球を左サイドで拾った山田直輝選手が、右足で上げたセンタリングを、中央でオオモモ選手がヘディングシュート
この得点と共にタイムアップのホイッスルが鳴り、レッズは2本トータル4対2で勝利しました
◇◆◇山田直輝選手◇◆◇
――きょうはゲームでしたけれど、2部練習が続いてからの流れでしたが、いかがでしたか?
「そうですね、もう“一番体がきつい状態での練習試合”っていうのをたぶん監督が望んでやってたと思うんで、まぁその中でどれ位体動かせるかってことを考えて僕は個人的にはやりました」
――その、約束事とかで意識した部分はどうですか?
「まぁ、これまでの練習では守備のことを多くやったので、とりあえず守備で失点しないことを考えてチームとしてはみんな入ったと思います」
――その守備から素早い攻撃へという中で最前線での動きだしとかもあったと思うんですけども
「そうですね、まぁ凄くみんなユースの選手含めて切り替え早くて、ボールの寄せも早くて良いショートカウンターが出来てましたけど、そのショートカウンターからの形で点が1点も取れなかったんで、そこを前戦の選手として、まぁ試合中にも僕は(大槻ヘッドコーチから)言われましたけど、『最後の場面でもっとボックスに入ってけ』って言われましたけど。そこは課題だと思うので、まぁそこは次に活かしていきたいなと思います」
――フィールドの半数がユースでって中で、お気持ち的なのどうでしたか?先輩として
「ま、僕らはほんと正直体だいぶきつかったんで、まぁユース達の選手に『とりあえずガチャガチャやってくれ』ってことをお願いして、『俺らもガチャガチャやるから、そうすれば多分45分あっという間に終わる』っていう話をして、やって、ま、僕たちよりもユースの選手がすごい積極的にやってくれたんで僕らが助けられました」
――あっという間でした?
「いや、あっという間じゃなかったですね(苦笑)きつかったですけど、まぁでも楽しくやりました(ニコリ)」
――きょう観に来た方とかでも、浦和出身である武富選手と山田直輝選手の2トップを観るっていうこの感覚もまた興味深い
「あ~確かに!思ってなかったですけど、小学校以来じゃないですかね、小学校以来!2トップ・・やっぱやり易いですね。感覚も合うし。僕が足下きたら孝介は裏に行ってるし。僕がもらったときにはまた足下受けに来てくれるし。まぁ、全体の距離感が良かったんで凄いやり易かったです」
――フォワードの強さとか色々求められるけど動きとかで十分チャンスをきょうは作れるんだなってのが分かったし
「まぁ、僕が最前線張ってガチャガチャやって裏抜け出してって選手じゃないんで。ま、ちょっと落ちて裁いてから前に厚みを出して攻撃に行くのが持ち味だと思うんで。ま、きょうはちょっといつもより下に落ちながら触ってから前出てこうってことを意識しましたけど、最後まで出てく力が残ってなかったんで、そこでまぁ『もっとボックス入ってけ』って言われたんで、まぁほんとそこが課題だと思ってるんで、点を取るってことは。そこをもっとやってきたいなとは思います」
――コーナーキックも何本も・・・
「何本も蹴りました。疲れました。最後、疲れてて荻原選手に『蹴ってくれよ』って言ったら、あいつ聞こえてないとか良く分かんないことを
――聞こえてましたよ、あれ絶対
「あいつでも、本当に聞こえないんですよ。ああいうの。集中してんのか何なのか良く分かんないですけど。だから良かったです、蹴って。最後入ったんで」
――あぁいうセカンドからのまた中見てのっていう、呼吸合わせてっていうのも一つの大事な要素だと思うんで、実る形でしたけど、アシストのシーンは
「そうですね、あの形、監督が練習してくれたんで僕と武富を個人的に。あそこで左足で持ち出してターンして右足で上げるっていう練習を。それをやってくれたんでそのイメージがすごい掴みやすくてアシスト出来たんでそれは良かったと思います」
――ジャンプヘッドとかスローインとか色んな面での底上げがね、今、色んな練習してますけど、結果に結びつく
「まぁきょうとかもスローインとか凄い前に前に意識がありましたし、それでひっくり返すチャンスとかも出来てたんで、ま、《2部練、キツイ練習したのも無駄じゃなかったな》って感じがしましたけれども」
――改めて今後への抱負を。すぐまた試合もありますけれど
「そうですね、ま、これより悪いコンディションで試合やることないと思うんで、ま、甲府戦と天皇杯ありますけれど、もっとチーム全体で良いパフォーマンスして、更に強くならないといけないと思うんで。ま、3連戦3連勝して中断期間にまた入りたいなと思います」
――楽しそうだったし、楽しかったです、観ててきょうは
「そうですね!久しぶりに対人っていうか練習も11対11で出来ないんでそれがフルコースで出来たんで楽しかったです(ニコリ)」
――期待してます
「はい、ありがとうございます(スマイル)」
チームとしての成功体験はポジティブ
そして、山田直輝選手の話を聞き、にこやかな表情を見たら、明るい気持ちになりました
では
どうもです
オフ明けのきょうも2部練でした
9時スタートの午前練は、室内調整を経て9時45分頃に選手たちがピッチに姿を現し、パスゲームを中心としたメニューで調整
16対3という壮大な鳥かご、ボールを使ってのステップワークを行うなどして体を慣らし、17時5分過ぎからはパス&コントロールへと移ります
強さと正確性、ボールを引き出す発信力が求められていました
「要求!アスク ザ ボール、お願いします」(大槻ヘッドコーチ)
「拓矢意識高いね!」(池田コーチ)
「つながり続けてください、お願いします」(大槻ヘッドコーチ) 17時25分頃からは、ゲーム形式へ
「長くしないから、練習じゃなくて本番のつもりで!」(オリヴェイラ監督)
先週金曜日の午後にも行われた、ハーフコートよりやや広めでの8対8(※フィールドプレーヤーの数)です
2トップ、左右のオフェンシブハーフ、両SB、両CBの選手によって構成された黄ビブチームのビルドアップからゲームは始まります
対するはGK、両CB、両SB、ダブルボランチ、左右のオフェンシブハーフで組み合わされたフォーメーションの白ビブチーム
白ビブチームがボール奪取に成功した際は、
「相手DFの背後を狙う。DFラインを押し上げるようにしっかりと声を出して」(監督)その先、ハーフラインを越えた両サイドには、正規ゴールがひとつずつ設置されていて、キーパーが守りに入ります
すなわち、黄チームは守るゴールが1つで攻めるゴールが2つです
守備の連係、素早い攻撃への切り替え、カウンター時の意思相通に磨き
一方の白チームは攻めるゴールが1つで守るゴールが2つ
攻撃のコンビネーション、高い位置からの守備意識といったところが大切になってきます
タッチラインを割った際は、すぐさま前を見てのスローインが徹底されます
「前に投げて誰もいなかったら、受けに来なかった選手が悪い」(オリヴェイラ監督)
強度、激しさはもちろんのこと、スピード感が抜群の試合展開でした
李選手は躍動しまくりできょうも”トントントーン”のハットトリックを達成
西川選手のレーザーフィードがマルティノス選手に命中し、電光石火のカウンターがさく裂!
「ニシ、大丈夫です!(サムズアップ)」(オリヴェイラ監督)
左サイドで李選手がタメをつくる間に、宇賀神選手がトップギアでのUダッシュをスタート、青木選手を経由したパスを受けてゴール
「今のパーフェクト!」(オリヴェイラ監督)
荻原選手が左サイドでマルティノス選手を豪快に吹っ飛ばす突破
「今のだよ!ナイス」(オリヴェイラ監督)
また、珍しく?マウリシオ選手が守備時の連携について激しく主張し、監督もそこへ歩み寄ると、サイドに起点を作られた際のポジショニングについても認識共有がありました
ゲームは夕方6時頃に終わりましたが、ポジションによってはスローインなどの居残り練習を実施
鍛錬を重ねる合宿のような日々は続きます
あらゆる面でのチームの底上げ、進化と共になお、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送では、長澤選手と菊池選手のインタビューもお聴きいただけます
では
どうもです
午後練習は16時10分頃のスタートでした
とりかご、パス&コントロールでのアップを経た16時45分頃、監督が選手を集め、意図やルール説明が行われ、ゲーム形式へ
プレーエリアは、縦が”ペナペナ”、横はペナ幅でした
ハーフコート内での攻守に分かれた5対5で始まり、ディフェンスがボールを奪えば逆コートへ運び、そこに待ち構える5人を相手にゴールを目指す・・・
ピッチ内には3チームが居合わせる、いわば”5対5対5”でした守備に成功しても、相手陣内へ進むには、制限が設けられます
自陣でパスコンビネーションを駆使し、ボールホルダーがドリブルでハーフラインを越えれば初めて、オフェンスゾーンでのプレーが可能に
速攻がはまればスムーズに事は運びますが、詰まろうものなら、自陣内での逆襲失点のリスク伴うビルドアップが強いられることになります
その先では数的同数でのマッチアップが展開され、否が応でも運動量、素早い切り替え、アイデアが求められました
工夫を凝らす選手たちは、エネルギッシュ
李選手は”トントントーン”のハットトリック
得意の飛び出しでフラッシュパスからフィニッシュの武藤選手
ノールックシュートは福島選手に止められるも、つぎのチャンスでは西川選手を相手に狙い澄ましたコントロールシュートを決めた森脇選手→その後はハッスル風スライディングでごまかした守備を「今の早いよ!」(大槻ヘッドコーチ)
M砲激烈で、攻守に存在感のマウリシオ選手
「ヤマダ、エクセレントパス!」(ルイスヘッドコーチ)
などなど
インターバルはなしでゲームは約50分のぶっ通し
練習終了時、監督はきょうもまた、選手たちへ大きな拍手を送っていました
あすはオフです
3連2部練、お疲れ様でした
◇◆◇森脇選手◇◆◇
――パパ、頑張った!
「ッパッパーァァーいんやもぉおおぉきょうはメッチャひゅい」
――マイクの音が割れちゃったのでもう一回
「あー確かに声が(汗)んはぁーー!いんやもぉねぇ、パパ初日!復帰初日ね、えー目茶苦茶ハードな中、頑張ったと思います!自分の中でも、あーのーこれぐらいハードにね、えー、すると、想定はしていなかったんで、僕の復帰戦にしては、自分自身ですけど、ベリーハードでしたね!」
――「僕の復帰戦にしてはまだまだこんなもんじゃない」ぐらいの強気なコメントでも
「いやぁぁぁぁ確かにね!言いたいけど、やっぱり自分の気持ちに素直にならなければいけないなというふうには思っているので、えー、きょうの練習を終えて明日が休みで良かったなと。もし明日休みじゃなければ、明日は自分から監督に『休みをください』という必要があったかなというふうに。それぐらい激しいトレーニングでした」
――出しきった!
「きょうは出しきりましたね!」
――大丈夫ですか?再発はしてないですか?
「えー・・・心配しましたけど、無事終えることができたんで、非常に良かったなと。まあ筋肉の状態も非常に良かったんで、復帰しても全く問題ないというふうには思っていましたけど、まぁこれだけハードな中、復帰戦を終えられたというのは自分にとっては非常に前向きかなというふうには思っています」
――パパと復帰、両方のおめでとう
「もぉね、パパになったからにはね、娘にね、良いところに見せたいなと。カッコいい父ちゃんでいなくちゃいけないなというふうには思ってるんで、やっぱり《浦和レッズを愛して、そして奥さんを愛して、また娘を愛して、日々頑張っていきたいな》っていうふうに思ってるんで、まだまだ自分にやるべき仕事っていうのは沢山あるなっていうふうに思っています!!」
――今、話しながら目頭が熱くなっていて、こちらもついついもらい泣きしそうに
「えええーうそぉ!?(グッと距離を詰めてくる)いやーでも本当、休んだ分しっかりと取り返さなければいけないなと思ってるんで、自分の存在意義を浦和レッズにもサポーターにも、家族にも見せていかなくちゃいけないので、しっかり頑張っていきたいなって思いは強いです!」
――“好き”っていう感覚と“愛”の違いは何だと思いますか?
「何なんですかね~!?本当に心の底から、守らなくちゃいけない、自分が体を犠牲にしてまで、命に代えてまで守らなくちゃいけない、それが“好き”と“愛”の違いかなというふうには思ってるんで、僕の愛する対象は、浦和レッズというクラブと奥さんと娘ですね!はい、はい!(熱照)・・・ここでね、奥さんの名前をちゃんと入れとかないとね!あとあと恐いんで!(汗)」
――そういう一言多いのが
「またね!ダメなんだよね!でも頑張りたいと思います」
――誕生日の翌日にケガを再発させて・・
「ね!?まぁ僕の中でポジティブに捉えているというか、もちろんケガをしたことは良くなかったですけど、その期間に娘の出産に立ち会えた、素晴らしい瞬間に立ち会えた、だからこそ学べたことを、もちろん選手である以上やっぱりピッチの上で仕事をしなければいけない、サポーターにプレーで示していくことは大前提ですけど、こういうケガをした中にも必ず意味があるというふうには思っているので、それを前向きに僕自身は捉えたいなと思ってるんで、まだまだこっから残りのシーズン、取り返す時間というのは沢山あるというふうには思っているので、しっかりと残された時間で自分をアピールしたいなという思いが強いです」
――やっぱり大原には森脇選手の「グボォォ(Good Ball)」が響かないと寂しい
「ホントっすかぁ!?(照)そう言ってもらえてね、選手からもメディアのみなさんからも《うるせえ森脇帰ってきたな》と、そう思われるのが僕にとって幸せなことだと思っているので、一日でも早く復帰したいなという思いでリハビリしていましたけど、そういうふうに言ってもらえて非常に僕の中で『嬉しい』の一言だというふうに思っています」
――きょうはシュートも決めて
「そうですね、まあ唯一の良かったところがそこしかなかったですけど」
――いやいや
「最後の方はね、バテバテでね(苦笑)同じチームメイトに迷惑をかけてしまったかなというふうには思いますけど、まだまだしっかりとコンディションを上げていきたいなと。きょうが復帰初日だったので、自分にとっては良いトレーニングを積めたなというふうに思っているので、また2段3段4段と階段を上っていきたいなというふうには思います」
――プレーを見ていると、アジリティーが高まった印象を受けます。その辺はリハビリの成果でしょうか?
「本当ですかぁ!?いやーそうやって言ってもらえたら本当に嬉しいなと。リハビリをしている時でも、トレーナーの野崎さんから『非常に足の運びがスムーズになったんじゃないの?』というふうには言われてるんで、それをしっかりピッチの上で表現指いきたいなというふうには思ってるんで、そうやって初日のトレーニングでそう言ってもらえたことは非常に僕にとって嬉しいです」
――オリヴェイラさんになっての変化
「もうアピールね、しっかりしていかなくちゃいけないなと。良い選手がレッズに沢山いるので、ベテラン含め若手もね、全てのグループに良い選手が揃っているので、そこに《負けたくないな》っていう思いは強いです!」
――森脇選手だからこそ味わった感覚をぶつけて
「いやもぉ本当、ぶつけなきゃね、なんのためにリハビリしてたの?っていうふうになるんで、このままでは終われないなっていう思いは強いです」
――森脇選手ならではの“したたかなプレー”というのは、このサッカーできっと活きてくると
「いやー評価してくれたらいうふうに、やっとねー、ここ数日で名前を監督に覚えられたと思ってるんで、ここからさらに良いプレーを認めてられて、“こいつを試合に使って良いな”という思いになってもらえるように、しっかりトレーニングに励みたいなというふうには思います」
――還暦まで現役の予定ですので、ワールドカップへもあと7回チャンスが
「あー良いっすねええ!まだななな7回チャンスがあるんで、どんどんどんどん狙っていきたいなっていうふうに、今回はね、ちょっと残念でしたけど、まだ先は長いなと・・・(岩舘選手が通りかかる)な、直(リハビリ中)に復帰した時には『相当ハードだぞ!』というのは伝えたいですね、んもぉ!」
「トレーニングルームにモリ君がいなくなって、凄い集中できてます(爽笑)」(岩舘選手)
「おーいおいおい!つらいなぁその一言!なぁぁおぉぉ!!みんな~、愛してますね、僕のこと!自分で言うのはね(汗)」
――サポーターも待ってます
「本当、ねー!?やっぱりサポーターの皆さんの前で自分のプレーというのを見せたいなと。そういう強い思いがあったんで、ここからまだまだやっていかなくちゃいけないなと。もしかしたらね、森脇どうしてるの?とサポーターのみなさんも忘れかけているのではないか、というふうには思ってるんで、“まだまだ森脇ここにあり!”というのを魅せたいです」
――以上がリハーサルです
「えぇぇえ!?こっからぁあー!?もう、もう、んもう…疲れた~!(汗)」
――一言お願いします
「サポーターのみなさん、きょうの練習もヴェリーハードでしたっ!きょうはこれから交代浴をしたいなと思います!バイチャッ☆」
森脇選手のインタビューは、あさって月曜日の<You’re The REDS>でお届けします
では
どうもです
曇り空で涼しくも感じられるきょうの大原
オフ明け5度目のトレーニングは午前9時頃、室内調整から始まりました
午前9時45分頃に選手達がピッチ姿を現すと、パスゲームを行うなどして、負荷を掛けます その後はピッチを広く使った、攻守における連携確認を実施
主に”サポートの意識”を共有したことに加えて、「コンビネーションはできる時にやろう」(オリヴェイラ監督)と適切な状況判断も養われます
じっくりと、ひとつひとつを丁寧に確認し、午前練習の終わりは11時20分頃でした
この感じですと、午後練はこれまで膨らませたイメージを図るべく、オフを前に実戦形式が行われるのでしょうか
それとも・・・?
いずれにせよ、楽しみです
◇◆◇李選手◇◆◇
――一気に日焼けしたように見えます
「焼けました(ギラリ)2部練がキツすぎて(苦笑)」
――オフの沖縄も関係しているのでは?
「それも関係してるでしょ、もちろん」
――合宿のような日々ですが
「いやもう合宿でしょ!まじで、フフフッ(ニコリ)はい」
――新鮮な気持ちも
「やっぱ監督も替わって新しい練習なんでね、初めての練習ってのは環境変わると精神的にも疲れるんで。けど充実したトレーニングができてるしね、みんなで良いムードの中できているので、体は強くなってくると思いますよ」
――体が強くなるというと、右足のすねが・・・サッカーってこんなキズが出来てしまうスポーツとは
「やばいっすよ! 2週間ぐらい経ちますけど(苦笑)」※痛めた直後には骨が見えてたそうです・・・
――体張って
「頑張ってます!!」
――今、トレーニングを通じて大事にしていることは?
「やっぱ強度の高いトレーニングなんで、ケガしないようにしなければいけないのが一番です。ケガしたらもう1ヶ月2ヶ月できなくなっちゃうんで」
――頑張りすぎないことも
「まぁそこが難しいんすよね、頑張りすぎなきゃいけないんで、はい(笑)」
――立場的にも
「そうですね、はい」
――チームの約束事としてはいかがですか?
「まぁやっぱその、戦術理解とかもありますけど、やはり戦うというところがね、この監督が凄く重視してると思うんで、ひとつひとつ、“デュエル”って言葉が一番、適してるんじゃないですかね」
――きょうの練習でも「3バックの時は」、「4バックの時は」というのが聞こえてきましたが、どんな形であれ最終的に点を取るのは李選手
「いやまぁディフェンスの選手がちゃんと守って最後、前につないでくれてね、フィニッシュを決めるのはフォワードの選手なんでね、そこは僕たちの仕事なので、ペナルティエリア内ではね、積極的にゴールを目指していきたいですね」
――手応えはどうですか?
「ルイスさんがね、凄くシュート練習とかを多く取り入れてるんでね、シュートの感覚だったりっていうのは今まで以上にね、つかめる機会はありますよね」
――強いシュート、バナナシュート、色んな種類が求められていて、李選手は蹴り分けられるので
「はいはいはい!ブラジル人はね、サッカーを良く知っているんで、遊び心であったり、強いシュートであったり、バナナであったり、そういった感性を持っているんで、面白いなと思いますよね(ニコリ)ただ単に真面目な感じじゃないので」
――来週も試合がありますが、どんな李選手を楽しみに待っていれば
「まぁ・・・中断前はね、トントントーンって点を取れたんでね、その流れのまま、中断が終わったあとにね、ルヴァンのプレーオフ、天皇杯でも点を取ってしっかりとそのあとのワールドカップ中断期間を迎えたいと思います」
――ルヴァンといえば李選手というのがもっと定着するように
「そうすね!頑張ります!!(ギラリ)」
ちなみに、沖縄旅行へ同伴した長澤選手によれば、支払などは先輩らしく「男気、男気でした」とのこと
ここまではイメージ通りですが、「本人は気付いてないけど、たまに疲れて眠っちゃってる時があって、その時の寝顔はけっこう撮っちゃってます(爽笑)」
ピッチ上ではギラギラと燃えるトップストライカーも、長澤選手のスマホの中では癒し系の一面をのぞかせているのでしょう
李選手のインタビューはあさって月曜日の〈You’re The REDS〉でお聴きいただけます
では
どうもです
オフ明け2日目のきょうも、みっちりと2部練習が行われました
9時スタートの午前練は、キーパーが「気持ちで負けるな!このゴールを守れ」的な専用メニューフィールドプレーヤーはスモールフィールドで、「まとまってのプレス!」(ルイスヘッドコーチ)を意識したパスゲームを中心としたメニューに取り組みました午前10時45分、全体練習終了後、サイドの選手たちはスローインのトレーニングでもう一汗
「肩が弱い」
と荻原選手は両手で頭をかきます
自身の”腕前”は、きのうのヘディングに続き、
「苦手です」
とキッパリ
ちなみに、七色キックを持ち味とするレフティー・・・サッカー以外ではどっち効きなのでしょうか!?
ペンは右、投げるのは左、お箸は右、卓球は左、野球は「打つのですか?わかんないですね」→もしかしたら両打ち?とのように、
「複雑なんですよ(苦笑)」
左で投げるというボーリングは、「200越え」というなかなかのハイスコアです
自信の長所と短所をきちっと理解する背番号26
”黄金の左”のみならず、どこからでも輝きを放ちそうな可能性を秘めています
そんな荻原選手からスローインのお手本として挙げられていたのが宇賀神選手
午後練習ではオリヴェイラ監督の賞賛を受けます
8対8で行われた、攻守におけるフォーメーショントレーニングでのこと
宇賀神選手は球際激しく、的確なポジショニングとコーチングで相手の攻撃をブロックすると、味方が大きくフィードしたボールが宙に浮いている間、目の覚めるようなスプリントを敢行
3人目ならぬ4人目の動きが功を奏し、前線でボールを受けました
「今のプレー!それをやるためのトレーニング!」とまで、指揮官からはお褒めの言葉
この練習では、
「試合だと思って!」
「敵がボールを持ったら眺めているだけじゃダメ。マークしないといけない」
「奪ったら切り替えを早く、両サイドにボールが入ったらすぐにサポートして優位な状況を作ろう」
「プレッシャーをかけることで相手のパスの質を下げさせるように!」
など、基本的な約束の徹底が促されていました
まさしく、求められていたことを実践した格好です
そのようなプレーも全体の良きカンフル剤となり、どの選手もハツラツとした動きを見せていました
練習が終わる際、監督は「素晴らしいトレーニングだった!」と大きな拍手
午後練習は、きのうに比べれば短めですが、約90分間行われました
「1時間半が短く感じるっていうのは良いこと」(宇賀神選手)
充実感と共に、また一歩、チームが前へ進んだ印象を受けます
ルーキーであろうと、経験豊富な選手であろうと、優れた指導と飽くなき向上心さえあれば、まだまだいっくらでも成長できる
なお、今宵の<You’re The REDS>(再放送は23時から)では、きょう行われたオリヴェイラ監督の記者会見もお聴きいただけます
では
どうもです
眩しいけれど、風もある分いくらか過ごしやすくなった大原
オフ明けの練習、【午後の部】は16時頃に始まりましたウォームアップでは15対3での壮大な鳥かごが行われ、その後はパスゲームへ
7対7+フリーマンでプレーエリアは縦が約30メートル、横が約20メートルでした狭い方の両エンドライン(約20メートル)にはサーブ&レシーバーとしてキーパー1人が待ち構え、方向付けがなされます
「運動量を増やして!それとサッカーの要素、テクニックも」(大槻ヘッドコーチ)
一方のキーパーが足で出したボールでゲームはスタート
フィールドプレーヤーがパスを受け、ボールを奪われないよう、逆側のラインを目指し、待ち構えるもう一人のキーパーにつなぎ、さらにリターンを受けたら1点という流れでした
「取り返せ!」(李選手)
「良い声!」(大槻ヘッドコーチ)
連休明けなだけに、チームを盛り立てるスパイスも大切です午後4時40分からはパス&コントロールへと移りました
「受ける前の動作!当てるパスにこだわって!練習だからバシッといこうよ」
大槻ヘッドコーチの表現力豊かで伝わりやすい指導が、ピッチに響きます
「足の長いところのパスをシュートみたく!」午後4時50分過ぎ、グループは二手に分かれることに
メンバー編成は、ローテーションでした
一方が、ルイスヘッドコーチ主導の「バナーナ!キーパーをよけていくような!」シュート練習もう一方は、オリヴェイラ監督のもと、「パスが出るタイミングでGO!」が合言葉のディフェンス練習に取り組みました
スペースを空けずに均等な距離感を保つ4バックが、対峙する3トップにボールが送り出された瞬間、激しく寄せる→奪えずにバックパスを出されたら、すかさずラインアップ
この繰り返しは、かなりの負荷がかかること、間違いなし
それは選手のみならず・・・
中盤からの配給役を務めたオリヴェイラ監督は、両足から長短のパスを連発
「ナイスボール!」(山田直輝選手)
一丸となってのハードワークを続けます時には宇賀神選手がインターセプトに成功し、汗しぶきを飛ばしながらのヘディングクリアを見せるも、
「行くの早い!もっとしぼってからだよ!」(興梠選手)
冗談も行き交う明るいムードでした
午後5時30分、練習はまだ終わらず、次のメニューへ
長座、腕を平泳ぎの動き、しゃがむ、直立、ジャンプ、ヨーヨー・・・さまざまな形でのヘディングをひたすら反復します
午後の西日を浴びながら、直向きに、意欲的に励む選手たち
さすがにお疲れの様子でしたが、その表情には、サッカーへの純粋な楽しさも滲み出ているように見受けられましたルイスヘッドコーチ側はこの間、ペナルティエリアでの3対2なども実施
午後5時50分ごろ、再びグループがひとつとなり、オリヴェイラ監督とフィールドプレーヤーがPKを蹴ります
失敗者ゼロ、全員がネットを揺らした夕方6時頃、「ピッピッピー――――」
オリヴェイラ監督の笛と共に、約2時間の濃密な午後練は終了
・・・といった感じに起きていたことを羅列しましたが、ポジティブな意味での”はじまりの予感”が充満した、オフ明け初日の大原でした◇◆◇荻原選手◇◆◇
――まるで合宿初日のようなトレーニングでしたが、終わってみていかがですか?
「楽しかったです。というのは、フィジカル的にも追い込んで2部練することによってやっぱ負荷を分散できるんで、その間の休養とか食事、水分摂る、寝るっていうピッチ外のところも何かしっかり出来たんで、充実した一日だったなって思います」
――合間はどのように?
「僕はしっかり食事摂って、寝て起きて…みたいな」
――単純とはいえ普通に…お昼は何を食べましたか?
「普通にそこはクラブハウスで作ってもらったのがあったんで、サラダ、魚、納豆、ご飯、うどん諸々」
――パスタじゃないんですか?
「パスタじゃないですね」
――おかわりしたんですか?ごはんは
「おかわり…いや、おかわりしてないです」
――明日以降どうしますか?
「明日はもうちょい、もっと食べます(笑)」
――きょうのトレーニングをしたら、覚悟しなきゃなっていう感じで
「練習前にまたお腹空いちゃって、ゼリー飲んで練習にのぞみました」
――今宵は美味しい夜ご飯が食べられる
「そうですね、すごいお腹空いてるんで…もう食べて良い時間ですよね(笑)」
――そして早めに寝て…きょう監督からは何回名前呼ばました?
「リアル20回!」
――「アグィー、アグィー」ってそれ以上に何度も呼ばれてました
「本当ですか?!聞こえてなかった…」
――ズルをして先に寄せるわけにはいかないから、ちゃんとそのタイミングで行くっていう…あれはキツイ
「正直、監督も『出した瞬間に行け!』みたいなことを言ってて、もう俺こんなすごい準備して…でもやっぱり難しいのは、あれは足下だったじゃないですか。実際の試合は裏のスペースがあるからあんなに食いついたら裏やられちゃうんですよ、それがまた難しくて…まぁでもしっかり寄せるっていう練習だったんで…」
――パスコースは無限にあるわけですから、本番の場合は…としても、そこで何度も反復して奪えることもあってっていう達成感というか
「そうですね、達成感というかまぁやっぱりインターセプトとか出来ればやっぱり良い攻撃につなげられるし、自分の好きな攻撃も出来るので、そういった意味では守備は大事かなと思います」
――それで4バックっていうところも何かイメージしやすくなってきたっというか、これでいくぞって感じの…
「4バック、もう4バックに切り替えてやるぞっていうか、きょうの練習の感じからも伝わってきたんで、自分はどこで出るかわかんないですけど与えられたポジションで100%でやるだけなんで…今のところ左サイドバックかなと思いますけど、しっかりやれればいいかなと思います」
――オリヴェイラ監督のキック精度は見習うものが
「凄いですよね、僕は青木君と喋ってたんですけど、よくあの年齢で蹴れるなって、蹴れないですよ、凄いですね」
――監督も相当負荷かかってたでしょうから
「そうですね、何か切り替えて大槻さんと交代しながらやってて」
――ご自身のヘディングはどうですか?
「ヘディング下手です。ヘディングは下手です」
――あそこ、宇賀神選手に励まされながら、あれはより良くなっていく一つの…
「そうですね、ヘディングを今までやってきてなかったんで、そういった意味ではやっぱ伸びしろだと思うんで、ヘディングは出来たに越したことはないんで…大事な要素なんで、出来たらいいなと…」
――またどんどん良くなっていくところを楽しみに毎日見ていければなと思ってます、今日はお疲れ様でした
「ありがとうございます!」
荻原選手のインタビューは、このあと23時からの<You’re The REDS>再放送でもお聴きいただけます
では