どうもです
午後練習は16時10分頃のスタートでした
とりかご、パス&コントロールでのアップを経た16時45分頃、監督が選手を集め、意図やルール説明が行われ、ゲーム形式へ
プレーエリアは、縦が”ペナペナ”、横はペナ幅でした
ハーフコート内での攻守に分かれた5対5で始まり、ディフェンスがボールを奪えば逆コートへ運び、そこに待ち構える5人を相手にゴールを目指す・・・
ピッチ内には3チームが居合わせる、いわば”5対5対5”でした守備に成功しても、相手陣内へ進むには、制限が設けられます
自陣でパスコンビネーションを駆使し、ボールホルダーがドリブルでハーフラインを越えれば初めて、オフェンスゾーンでのプレーが可能に
速攻がはまればスムーズに事は運びますが、詰まろうものなら、自陣内での逆襲失点のリスク伴うビルドアップが強いられることになります
その先では数的同数でのマッチアップが展開され、否が応でも運動量、素早い切り替え、アイデアが求められました
工夫を凝らす選手たちは、エネルギッシュ
李選手は”トントントーン”のハットトリック
得意の飛び出しでフラッシュパスからフィニッシュの武藤選手
ノールックシュートは福島選手に止められるも、つぎのチャンスでは西川選手を相手に狙い澄ましたコントロールシュートを決めた森脇選手→その後はハッスル風スライディングでごまかした守備を「今の早いよ!」(大槻ヘッドコーチ)
M砲激烈で、攻守に存在感のマウリシオ選手
「ヤマダ、エクセレントパス!」(ルイスヘッドコーチ)
などなど
インターバルはなしでゲームは約50分のぶっ通し
練習終了時、監督はきょうもまた、選手たちへ大きな拍手を送っていました
あすはオフです
3連2部練、お疲れ様でした
◇◆◇森脇選手◇◆◇
――パパ、頑張った!
「ッパッパーァァーいんやもぉおおぉきょうはメッチャひゅい」
――マイクの音が割れちゃったのでもう一回
「あー確かに声が(汗)んはぁーー!いんやもぉねぇ、パパ初日!復帰初日ね、えー目茶苦茶ハードな中、頑張ったと思います!自分の中でも、あーのーこれぐらいハードにね、えー、すると、想定はしていなかったんで、僕の復帰戦にしては、自分自身ですけど、ベリーハードでしたね!」
――「僕の復帰戦にしてはまだまだこんなもんじゃない」ぐらいの強気なコメントでも
「いやぁぁぁぁ確かにね!言いたいけど、やっぱり自分の気持ちに素直にならなければいけないなというふうには思っているので、えー、きょうの練習を終えて明日が休みで良かったなと。もし明日休みじゃなければ、明日は自分から監督に『休みをください』という必要があったかなというふうに。それぐらい激しいトレーニングでした」
――出しきった!
「きょうは出しきりましたね!」
――大丈夫ですか?再発はしてないですか?
「えー・・・心配しましたけど、無事終えることができたんで、非常に良かったなと。まあ筋肉の状態も非常に良かったんで、復帰しても全く問題ないというふうには思っていましたけど、まぁこれだけハードな中、復帰戦を終えられたというのは自分にとっては非常に前向きかなというふうには思っています」
――パパと復帰、両方のおめでとう
「もぉね、パパになったからにはね、娘にね、良いところに見せたいなと。カッコいい父ちゃんでいなくちゃいけないなというふうには思ってるんで、やっぱり《浦和レッズを愛して、そして奥さんを愛して、また娘を愛して、日々頑張っていきたいな》っていうふうに思ってるんで、まだまだ自分にやるべき仕事っていうのは沢山あるなっていうふうに思っています!!」
――今、話しながら目頭が熱くなっていて、こちらもついついもらい泣きしそうに
「えええーうそぉ!?(グッと距離を詰めてくる)いやーでも本当、休んだ分しっかりと取り返さなければいけないなと思ってるんで、自分の存在意義を浦和レッズにもサポーターにも、家族にも見せていかなくちゃいけないので、しっかり頑張っていきたいなって思いは強いです!」
――“好き”っていう感覚と“愛”の違いは何だと思いますか?
「何なんですかね~!?本当に心の底から、守らなくちゃいけない、自分が体を犠牲にしてまで、命に代えてまで守らなくちゃいけない、それが“好き”と“愛”の違いかなというふうには思ってるんで、僕の愛する対象は、浦和レッズというクラブと奥さんと娘ですね!はい、はい!(熱照)・・・ここでね、奥さんの名前をちゃんと入れとかないとね!あとあと恐いんで!(汗)」
――そういう一言多いのが
「またね!ダメなんだよね!でも頑張りたいと思います」
――誕生日の翌日にケガを再発させて・・
「ね!?まぁ僕の中でポジティブに捉えているというか、もちろんケガをしたことは良くなかったですけど、その期間に娘の出産に立ち会えた、素晴らしい瞬間に立ち会えた、だからこそ学べたことを、もちろん選手である以上やっぱりピッチの上で仕事をしなければいけない、サポーターにプレーで示していくことは大前提ですけど、こういうケガをした中にも必ず意味があるというふうには思っているので、それを前向きに僕自身は捉えたいなと思ってるんで、まだまだこっから残りのシーズン、取り返す時間というのは沢山あるというふうには思っているので、しっかりと残された時間で自分をアピールしたいなという思いが強いです」
――やっぱり大原には森脇選手の「グボォォ(Good Ball)」が響かないと寂しい
「ホントっすかぁ!?(照)そう言ってもらえてね、選手からもメディアのみなさんからも《うるせえ森脇帰ってきたな》と、そう思われるのが僕にとって幸せなことだと思っているので、一日でも早く復帰したいなという思いでリハビリしていましたけど、そういうふうに言ってもらえて非常に僕の中で『嬉しい』の一言だというふうに思っています」
――きょうはシュートも決めて
「そうですね、まあ唯一の良かったところがそこしかなかったですけど」
――いやいや
「最後の方はね、バテバテでね(苦笑)同じチームメイトに迷惑をかけてしまったかなというふうには思いますけど、まだまだしっかりとコンディションを上げていきたいなと。きょうが復帰初日だったので、自分にとっては良いトレーニングを積めたなというふうに思っているので、また2段3段4段と階段を上っていきたいなというふうには思います」
――プレーを見ていると、アジリティーが高まった印象を受けます。その辺はリハビリの成果でしょうか?
「本当ですかぁ!?いやーそうやって言ってもらえたら本当に嬉しいなと。リハビリをしている時でも、トレーナーの野崎さんから『非常に足の運びがスムーズになったんじゃないの?』というふうには言われてるんで、それをしっかりピッチの上で表現指いきたいなというふうには思ってるんで、そうやって初日のトレーニングでそう言ってもらえたことは非常に僕にとって嬉しいです」
――オリヴェイラさんになっての変化
「もうアピールね、しっかりしていかなくちゃいけないなと。良い選手がレッズに沢山いるので、ベテラン含め若手もね、全てのグループに良い選手が揃っているので、そこに《負けたくないな》っていう思いは強いです!」
――森脇選手だからこそ味わった感覚をぶつけて
「いやもぉ本当、ぶつけなきゃね、なんのためにリハビリしてたの?っていうふうになるんで、このままでは終われないなっていう思いは強いです」
――森脇選手ならではの“したたかなプレー”というのは、このサッカーできっと活きてくると
「いやー評価してくれたらいうふうに、やっとねー、ここ数日で名前を監督に覚えられたと思ってるんで、ここからさらに良いプレーを認めてられて、“こいつを試合に使って良いな”という思いになってもらえるように、しっかりトレーニングに励みたいなというふうには思います」
――還暦まで現役の予定ですので、ワールドカップへもあと7回チャンスが
「あー良いっすねええ!まだななな7回チャンスがあるんで、どんどんどんどん狙っていきたいなっていうふうに、今回はね、ちょっと残念でしたけど、まだ先は長いなと・・・(岩舘選手が通りかかる)な、直(リハビリ中)に復帰した時には『相当ハードだぞ!』というのは伝えたいですね、んもぉ!」
「トレーニングルームにモリ君がいなくなって、凄い集中できてます(爽笑)」(岩舘選手)
「おーいおいおい!つらいなぁその一言!なぁぁおぉぉ!!みんな~、愛してますね、僕のこと!自分で言うのはね(汗)」
――サポーターも待ってます
「本当、ねー!?やっぱりサポーターの皆さんの前で自分のプレーというのを見せたいなと。そういう強い思いがあったんで、ここからまだまだやっていかなくちゃいけないなと。もしかしたらね、森脇どうしてるの?とサポーターのみなさんも忘れかけているのではないか、というふうには思ってるんで、“まだまだ森脇ここにあり!”というのを魅せたいです」
――以上がリハーサルです
「えぇぇえ!?こっからぁあー!?もう、もう、んもう…疲れた~!(汗)」
――一言お願いします
「サポーターのみなさん、きょうの練習もヴェリーハードでしたっ!きょうはこれから交代浴をしたいなと思います!バイチャッ☆」
森脇選手のインタビューは、あさって月曜日の<You’re The REDS>でお届けします
では