どうもです
”ぽっかぽか”陽気の大原
しあわせはまだかいAFCチャンピオンズリーグ2019 ノックアウトステージ 決勝 第2戦 vs アルヒラル9日前のきょう、練習は午前10時30分頃に始まりました
ボール回し、ロングキック、スプリントなどで体を温め、午前11時頃からは攻撃の連携確認へと移ります
「後ろのハンドリング、立ち位置の切り替え、横のスピードアップ」(大槻監督)センターライン付近でのビルドアップから敵がいない状態でボールをつなぎ、フィニッシュに至るという流れ「想像して想像して、想像してよ!」(大槻監督)
相手の中盤と4バックをいかに打ち破るか、意思疎通が図られました午前11時25分頃からは11対11でのハーフコートよりやや広めのエリアでのゲーム形式へ
「細かい作業の連続性」(大槻監督)
ひとつひとつのプレーに集中した様子を見せる選手達
メンバー交代も頻繁に行われ、競争意識が高まっていました
午前11時55分頃、右サイドの宇賀神選手が球際で粘り、マイボールとします
その後は鮮やかなパス交換が繰り出され、バイタルエリアから槙野選手が左足を振り抜いたお洒落な弾道がゴール右のネットを揺らし、ラストゴール
ゲームが終了するやいなや大槻監督は選手達に大きな拍手を送っていました
◇◆◇宇賀神選手◇◆◇
――きょうのトレーニング
「まあそうですね、次の決勝第2戦のことだけを考えて選手も練習していますし、練習内容もね、第1戦を経てどういうところを修正しなければいけないかという練習だったと思うので、まだちょっと先ですけど、本当に1日1日気合いの入った練習をしているかなと思います」
――少し間隔が空きますが、こういう気持ちで過ごせるのは幸せ
「まあ1日1日がしびれるような感覚で練習できるというのは非常にサッカー選手として幸せだなと思います(ニコリ)」
――先ほど、「修正」と話しましたが
「まあそれは第2戦に向けて情報が漏れてしまうのであまり言えないです(笑)」
――同じように全員が共有していることが大事というか
「はい。ま、そうですね、自分達がやらなければいけないこと、そして相手を倒すために自分達がやるべきことというのを全員が共有する作業というのを今しているところかと思います」
――やっぱり実際に対戦すると、イメージしやすい
「そうですね、ひとり1人のプレーの質というか、どういうプレーをするのかというのも肌で感じてみないとわからないところもありますし、試合のスピード感なども実際にやってみないとわからないところもあるので、それは第1戦を経て第2戦でホームに帰ってこられるというのは凄くでかいことだなと思いますし、ま、2年前そういう形で優勝することができたので、非常に難しいゲームでしたけど、0対1で帰ってこられたというのは非常に大きいのかなと思います」
――2年前も同じ相手でしたが、今回の印象というのは
「同じ相手に二度負けたくないというような凄い気合いを感じたかなと。その時にいなかった選手もね、やはりそういうクラブの歴史を知っていると思いますし、そういう選手がやはりホームで、第1戦で相手の戦意を削いでやるんだっていうぐらいの気持ちで来たのかなと感じました」
――踏ん張った
「そうですね!非常に難しい内容でしたけど、今回チャンスを得て出た福島選手を中心に本当に《よく耐えたな》というゲームだったと思います」
――サイドの噛み合わせが若干難しいように
「うー・・まあ、両サイドバックが非常に攻撃的に来るというところで、ボールを握られた中でああいう形を取られると、やはりサイドの選手は非常に難しいなと思いますし、その中でも右サイドの選手は非常に個の力があって止めるのが非常に難しいかったかなと思います」
――それもACLならでは
「まあそうですね、あれだけ強力なね、外国籍選手がバリバリの代表選手がね、あのようにいるっていうのはなかなかJリーグでは経験できないことですし、本当にACLならではで、そこがまた楽しいことかと思います」
――きのう練習後、スタンドの子供たちを見ながら「埼玉県民の日だ~」と
「はい!」
――2007年、12年前のその日にレッズは初のアジア王者に
「おー凄い日に優勝したんですよね。特別な日にかかわらず、優勝すればその日が特別な日になると思うので、次しっかりと優勝して、浦和の人と埼玉の人の特別な日にしたいなと思います」
――あの日、どうしていたか覚えていますか
「いや、あんまり覚えていないです。大学生だったので。当時は(トップに昇格できなかったので)浦和レッズを見返してやろうという気持ちしかなかったので(苦笑)そういう気持ちしかなかったのでなるべく見ないように、っていうのはしていました」
――当時優勝に大きく貢献した坪井選手が引退を発表されました
「はい。自分がプロになった年から一番近いポジションでプレーさせてもらっていましたし、ツボさんが後ろにいるから多少は守備のことを考えなくても良いっていうような間隔でプレーさせてもらってたのを凄い覚えているので、ツボさんがいたからこそ今の自分があると思いますし、ここ数年、そういう浦和レッズのレジェンドの人が引退していく中で、全ての人がやっぱ、その選手がいなければ今の自分がないって思ってもらえるような人だと思うので、ツボさんもその1人ですし、自分がプロ初ゴールを決めたときに『偉大なる坪井先輩に追いつきました!』っていうことを言ったので、これからもその偉大なる坪井先輩に負けないようなね、活躍をしなければいけないなと思います」
――連絡しましたか
「サウジアラビアで引退の発表を知ったときに、ちょうどマネージャーの人がテレビ電話をしていて、ネットニュースより先に『引退するからー!』って聞きました」
――贈った言葉は
「『お疲れ様ー、何するのー!?』みたいな、そんな感じです(ニコリ)」
――そういったみなさんの歴史が埼スタに染みついていて
「やはり今シーズン、リーグ戦では非常に難しい試合が多かったですし、ひとつでも浦和サポーターに歓喜をもたらせるようにしたいなと思いますし、間違いなく最高のサポートが待っていると思うので、そのサポーターと喜びたいなと思います」
――2年前はあのビジュアルに感動して
「そうっすね!まあそういう感覚をやっぱり、あのピッチに立つ選手には感じてほしいですし、特に橋岡と関根という浦和の下部組織出身の選手にはね、何かを感じ取ってもらえたら良いなと思います」
――宇賀神選手も「レジェンド」と呼ばれるように
「まあそうっすね!もう1回優勝することができれば、レジェンドと言われても良いのかなと思うので、はい。必ずみんなで優勝したいと思います!」
宇賀神選手のインタビューは、このあと19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします
では