どうもです
柏戦での快勝から一夜明けての今日、大原では午前10時からトレーニングが行われました
スタメン組は、2日後の仙台戦を視野に入れ、クールダウン
他のメンバーは、7対7のゲーム形式を中心にみっちりと汗を流しました
新緑の薫りが、より心地よく感じるのは、チームが連勝しているから
それと、山田直輝選手の笑顔が見られたこともあります
きょうは、あのケガをして以降、初めてゲーム形式に参加し、対人プレーをこなしました
実に、1年2ヶ月ぶりです
練習後には、サポーターとの写真撮影に応じるなど、大原はとてもとても、暖かいムードに包まれました
「(見に来た方も嬉しそうにしていましたが)多分、僕が一番嬉しいと思う」
と早速、ナオキスマイル
「今日は調整という感じで合流させてもらって、みんなとボールを蹴って楽しかったけど、1年2か月ぶりぐらいにプレーして、やっぱり、リハビリと違ってキツいなと改めて感じた」
退院、ジョギング、スパイクを履く
ボールを蹴って、ドリブルをして、シュートも打てるように
そして今日は、仲間と共にピッチを駆け回りました
「やれることがどんどん増えていって、体の動きも数段良くなっているのを日々、感じられているので、それが今は楽しみでもあり、今日もこれぐらいやれると感じられたのが良かった」
ゲーム中、持ち前のハツラツとしたプレーが見られましたが、
「言い方は悪いけど、けがをする前にうまくサボることを覚えないといけないと思っていた中でけがをしてしまって、久しぶりにプレーしたら今までのプレースタイルで、どこに動いて良いかわからないから動き回ってしまうのが今日のプレーだった。結果的に走り回っちゃったという感じ(笑)。ミスが多かったけど、今はそれを気にする段階ではないので、まずみんなとサッカーできたことが今日の収穫。プレーで何が良い、何がダメということは特に考えずにプレーしていた」
そういった感覚も、頑張っているからこそ味わえるのです
マルシオ選手を粘り強くマークし、ボールを奪ったシーンは、対人プレーならではの駆け引きがありました
「あの時もキツかったけど、マルシオがドリブルしていて、僕を試すかのように何回もターンしてきたので、これは負けられないと思った(笑)。まあ、突っついただけなので、引き分けという感じ。ああいう場面もどんどん多くして、今度は完全にボールを奪って勝てるようにしたい(笑)」
ピッチ脇からその光景を見守っていた指揮官もまた、頬が緩みます
「監督は、終わった後に『良かったよ』と言ってくれた。僕も初めてにしてはできたと思ったので、監督も『体に気を使ってゆっくり、でも、早く合流できるようにやってくれ』ということだったので(笑)、体に気をつけながらやりたい」
練習後には、社長も声をかけていました
「楽しみにしてくれると思うので、社長のためにも、自分のためにも、サポーターのためにも、家族のためにもこれから頑張らないといけない」
と決意を口にします
ただし、あくまでも今日は、ゲーム形式に参加したまでです
それは、サポーターへのメッセージの通りでしょう
「まだ大原でピッチに立っただけなので、埼スタのピッチに立って90分戦った後に笑顔でサポーターのみなさんに挨拶できるように頑張るので、もう少し温かく見守ってもらえたら恩返しできると思う。中断期間の合宿の練習試合に出れるかどうかという感じだと思うので、ゴールを決めずにできることをやりたい」
とはいえ、長いリハビリを考えれば、
「大きな前進じゃないかと思う。良かった。終わった後も直輝には『良かったな』と話した」(梅崎選手)
同じ境遇から這い上がり、励ました仲間が言うのだから間違いありません
それが、復活へのスタートラインに立ったことを意味するのか、はたまた・・・
山田直輝選手は、このうように捉えます
–例えるなら、靴ひもを結んだぐらいですか!?
「そうですね。まだ、靴ひもを靴ひもを結んだぐらいかな(笑)」
今日のお話しは、近況報告の1つ
喜びは、これからです
本当の意味での”復帰”を果たす道中、もっと辛いことが待っているかもしれません
けれども、その先では今よりも、もっともっと素晴らしい日々に巡り会うでしょう
アカデミー時代から希望を抱かせてくれた”浦和の星”に、明るい未来を信じます
インタビューの詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします
特に、サポーターへのメッセージは、ラジオを通じて山田直輝選手本人の声を聴いていただきたいです
では
May.27.2013(Mon) 18:47