7月14日 「苦しいときこそ、ひとつになって」

どうもです

昨日の試合後、スタンドに向かって深々と頭を下げていた柏木選手は、

「アウェイの中でホームのような状態にして応援してくれる皆さんに対して失礼な試合をしたかと思う。僕らもサポーターの皆さんも優勝に対する気持ちは一緒だったけど、その気持ちがこの試合ではサポーターの方が僕らより強かったし、僕らの気持ちは全然入ってなかったように感じたので、凄く申し訳なく感じた。ただ、これからも応援を続けて欲しいというところと、これから誠意を見せていける試合をして、一致団結して優勝に向かっていきたいと思って頭を下げた」

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川崎戦から一夜明けての今日、選手達はミーティングを経て、午前11時20分頃からピッチに姿を現しました

スタメン組はジョギングなどでリカバリー

その他のメンバーについても、とりかごを中心に軽めのメニューで約20分間の調整

また、きのうの試合に出場しなかったGK陣はその後、専用メニューで約30分間、精力的に汗を流しました

落ち込んでいる暇はなし

3日後にはすぐ次の試合が待っています

「連戦が続いているけど、川崎戦は出番がなかったし、きっちりと次に向けて準備したい」

そう話すのは、平川選手

「悔しい敗戦だったけど、それを忘れないで次に臨みたい」

”切り替え”のみならず、”忘れない”ことも大事なようです

今日の最後に行われたジョギングによるクールダウンでは、先頭を走ったり、最後尾に回ったりでチームメイトと積極的にコミュニケーションを図っているようでしたが、

「いやいや(笑)、あーの別に、特にない(苦笑)。色んな話を聞きながら走るのは良いかな、とも思うけど(笑)」

無意識であったとしても、自然とチームにとって大切なことをしているのが、平川選手の良さ

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ベンチから見ていて感じたこととしては、

「失点している時に少し、全体がバラバラになってしまった。苦しいときこそ、ひとつになって『何をすべきか』という部分でね、ピッチで声を掛け合いながらひとつになる必要があるとは思ってた。あの早い時間帯での失点で、特に前半0-3になってしまい、みんなが気持ちを含めて沈んでしまった。もう一回立て直す意味でも、全員で声をかけてひとつになる必要があったのではないかと思う」

悔やんでも仕方ないことではありますが、ピッチにおいて、チームに冷静さを取り戻させる存在がいれば・・・

平川選手のベンチスタートは、過密日程に伴うコンディション面への配慮があったのかもしれません

「自分が出られなくて悔しい部分、色んな思いがあったけど、力になれるように考えていたし、昨日の試合でも『もし自分が途中から出たらどうプレーすればいいか』と考えていた。次に活かせればいいと思う」

声かけもそう、ピッチ外から戦況を見つめたからこそ感じたことは、次のチャンスにプレーで示してくれるでしょう

それを出来るのが、経験豊富な平川選手

3日後の対戦相手にも、多くのオーバー30が名を連ねています

「歳もそうだけど、やっぱりね、ベテランがいるチームというのは試合運びだったり、ゲームコントロールがうまい。なので、そこに無理矢理飛び込んでいってカウンターを食らうんじゃなくて、キッチリとゲームコントロールしながら進めていきたい」

連日の暑さに負けないほど心は熱く、厳しい状況に追い込まれたとしても頭はクールな、精神的支柱

リーグ戦の折り返し地点、大一番での出番はあるか

ピッチに立てばきっと、浦和の翼としてタッチライン際を隼のように躍動するはず

「上位対決でもあるし、川崎で痛い敗戦をしたからそこを踏まえて、きっちり勝利を納めることでリーグ後半へとつなげていきたい」

優勝を目指すのであれば、ここで躓いてはいられません

平川選手のインタビュー詳細は、あすの「You’re The REDS」でお届けします

では

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