5月13日 「自分が2人分ぐらい動いて、3人分ぐらい声を出せれば」

どうもです

雨上がりの大原で、練習は午前10時から始まりました

フットサルコートでの体幹トレーニングをこなしたあとは、天然芝ピッチへ移動

キーパー陣は土田コーチと共に、キャッチングなどの専用メニューをこなします

一方、フィールドプレーヤーは、ステップワークやピッチ脇での坂道ダッシュで足腰に負荷をかけ、午前11時5分からは堀コーチ主導での6種類に及ぶパス&コントロールなどの基礎練習を反復しました

締めには、シャトルランニングを実施

きょうの1位は、関根選手でした

タイムは、1分11秒

目標としている”1分10秒”の壁は破れていませんが、貫禄の走りを見せました

それにつづいて濱田選手、鈴木選手、矢島選手、山田直輝選手らがゴールしています

1430977381

きのう、4月21日以来のオフを過ごしたこともあってか、選手それぞれスッキリとした表情を見せているように感じられました

「久しぶりにゆっくりしてた」

と話すのは濱田選手

「特に何にもしてないけど、夜は陽介君とかとレッズレディースの何人かと食事会的な、みんなでご飯を食べた。しゃぶしゃぶをみんなで」

――レディースの選手はテンションが高かったのでは?

「はい。凄いみんな若いんですね(笑)あんま知らなかったんすけど、女子大生みたいなノリだった。仲良しの。レディースの選手は10人ぐらい来て、僕と同じ[Mizuki]という名前の選手もいた(笑)」

チームとしては無失点の試合が続いています

「凄く、みんなで良い守備が出来ているなっていう感じ。後ろで身体を張ってるし、後ろだけでなく、前からも良い守備が出来ている結果、無失点が続いていると思う。みんなで良い守備が出来てる」

――チームメイトからも「水輝が途中から良い働きをしてくれた」という声がよく聞こえてきますが?

「まあ、そういう役割で入っているので、無失点で終わらせるのが最低限の仕事かと思ってる。手応えはあるけどやっぱり、時間が短いので、もうちょっと長い時間出て、自分の仕事が出来ればなと思う」

――その短い時間のために、常に集中を切らさずコンディションを保つもの簡単ではないのでは?

「それは普段出ていないサブ組の宿命というか、そのために準備して、そういうチャンスでしっかり仕事をしないと“次”はないと思うので、『こいつは使えるな』という風に思ってもらわないといけない。限られた時間の中でも自分の良さを出すことを意識しているし、チームとして無失点が続いているのでそれなりには仕事が出来ているかと思う」

――時間が長い短いは別として、“濃い時間”を過ごせてるということですか?

「そうですね、試合に出るタイミングが周りにとって、最後のしんどい時間なので、みんなの気持ちがわかるので、人一倍声を出してみんなを締めようと思っているし、普通に『頑張ろう!』とか気合いの声も助けになると思っているので。普段はあまりそういう種類の声は出さないけど(苦笑)」

――NACK5スタジアムでも良く聞こえてきました

「みんなもう、『ラインが上がらないよ』とか、『球際ひろえないよ』とかホントしんどい時間なので、自分が2人分ぐらい動いて、3人分ぐらい声を出せればなと思う」

1つひとつのコメントが逞しくもあり、頼もしいです

――試合後、キーパーとディフェンスが円陣を組みますが、気持ちいいのでは?

「そうですね!あそこに入れてもらえるので(笑)ほんのちょっとしか出てないのにそこに誘ってもらえるので、嬉しい(笑)」

――ここ最近感じる、チームとしての良さは?

「お互い様だけど、なかなかフレッシュな状態に戻すことは出来ないのでそういう中でキレのある攻撃とかは難しいけど、セットプレーで点を取れてるし、やっぱりゼロで抑えてしっかり勝つというのが連戦の中で凄い大事なので、これから先の夏場にも言えることだけど、良い守備が大事で“まずは後ろから”と僕は考えてる」

ここで迎えるは、旬な選手が揃うセレッソ大阪戦

「有名選手も多いし、セレッソのサポーターも多いし、かなり注目を集める試合だと思うので、ホームだししっかり勝ちたい。その注目を集める試合でレッズがしっかり勝てば、入場者数も増えるし、レッズが注目してもらえると思うので、良い準備して良い試合をして良い結果を残したい」

きのうの日本代表発表では、共にプレーしたロンドン組からの選出もありました

「そうですね、『みんな頑張ってるな』という感じ。今は全然同じ立場にはいないけど、負けてられない。いつかまたそういう人達と一緒にプレーできるように、頑張りたいと思うし、特にロンドン組からワールドカップに行く選手にはホント心から『頑張って欲しい』と思ってる」

――サッカー選手であれば、代表発表の記者会見で一度ぐらいは「Hamada」とか呼ばれてみたいのでは?

「ハハハッ(笑)そうすね、さすがにまだ全然想像できないけど(笑)そういうところまで行けたら良いなと思う」

2008年秋、西が丘での高円宮杯、鹿児島城西高校 対 レッズユース

現在の日本代表ストライカーである大迫選手は試合後、か細い声で、

「ボランチが何もさせてくれなかった・・・」

とつぶやきました

その当時、レッズユースのアンカーを任されていたのが、濱田選手です

トップ昇格後、順風満帆とは言い難い道を歩んできましたが今はまた、自ら良い方向に自身を導いているような印象を受けます

良い方向に

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

では

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です