カテゴリー別アーカイブ: トレーニング風景

5月22日 「”闘うんだぞ”というところを見せなきゃいけないし、見せられるという状況が楽しみだし、好き」&「自分は若い方なので、しっかりやっている姿を見せればチームの士気も上がる」&「次は総力戦だと思う」&「僕らがプレーで恩返ししてね、一緒にね、熱く喜べるように、興奮できるように、感動できるように」

どうもです

ジリジリと強い西日が照りつける大原

FCソウルとのセカンドレグに臨むべく、韓国への移動を翌日に控えた練習は、午後2時頃から始まりました

ウォームアップ後は、「奪われたあと、失ったあとの切り替えね!」(監督)

11対11でのハーフコートゲームへと移ります

「GO!GO!強く!!」

そう声を張り上げた阿部キャプテンは言葉のみならず、プレーでもチームを牽引

中盤で危険な箇所の芽を摘み、すぐさま二次攻撃へとつなげます

「スーパーーアベ!」(森脇選手)

引き締まったムードで試合形式の練習は進行

「サポートサポート!永田サポート!!」(監督)

岩舘選手が柏木選手によるDFライン裏へのノールックパスを完全に読み、抜群の飛び出しで火消しに成功すれば、

「ナイス!!」(土田GKコーチ)

「その前にも一度同じパスがあったので、2度目は予測できていた(爽笑)」(岩舘選手)

20160522_144324-1

午後3時、給水タイムへ

監督は、

「うまく3人目を活かすように!奪ったら黄色か青(両チームの前3人)に必ず出すように。あるいはスペース。奪ったら縦への意識を持とう」

そして、

「パススピード!シュートみたいに強いボールを!」

しかし、ビブス組の連携がどうもしっくりきません

午後3時7分、フリーズがかけられます

ゆっくりとピッチ中央へと歩み寄る指揮官

身振り手振りステッキ振りでボール供給や動き出しのタイミング、3人目を絡めた連動について指導を加えました

「動き出しを早くしよう。瞬間的に相手より早く動くことで置き去りに出来る。次の展開を予測しよう!」

今まで何度となく言われてきた約束事が改めて監督の口から発せられたことも相まって、選手達はコンビネーションの必要性をより意識したプレーを披露します

ビブス組が右サイド攻撃を繰り出すと、関根選手の折り返しにニアで武藤選手がつぶれ、ファーで待ちかまえた宇賀神選手が右足でフィニッシュ(2014年のホーム川崎戦のゴールにそっくり)

「ブラーヴォ」(監督)の声も徐々に増え始めます

ただし、やはり暑さは難敵

時間の経過と共に運動量は低下していくことに

すると、それに連れて遠藤選手の活動量が高まり、インターセプトからの持ち上がりによる積極的な攻撃参加でアクセントになるなど、最終ラインからチームをプッシュアップします

20160522_144716-1

ラストゴール宣告後も互いに譲らず

長丁場の様相となると、「跳ね返すメンタルだっ!頑張れっ!」(槙野選手)

快足スプリントで右サイドを何度もアップダウンする平川選手を軸に、ビブなし組は決定的チャンスを迎えます

しかし、ボールは二度もゴールバーを叩き、西川選手がキャッチするとビブス組はすぐさま”素早い切り替え”からカウンターアタックを敢行

右サイドの関根選手が上げたライナー性アーリークロスをファーサイド、宇賀神選手がジャンプヘッド

ボールは確実にゴール右隅へ吸い込まれました(昨シーズンのアウェイ柏戦で武藤選手が挙げた同点ゴールにそっくり)

「ウガ、クロスでしょ!?」(監督)

「ガンバ戦みたい!(ビッグスマイル)」(西川選手)

そう、チャンピオンシップではチャンスからのピンチで決勝点を許しましたが、この日は”跳ね返すメンタル”で逆パターンを体現しました

ビブなし組の奮闘も目立ったので、次のスタメン、読みづらいです

心・技・体を駆使した充実のトレーニングは午後3時30分頃に終了しています

「使っちゃったかもしれない(苦笑)」

とラストゴールを振り返るのは宇賀神選手

「決めてくれるでしょ!決めてくれるでしょまた!」(武藤選手)

後輩の声に肯きつつ、

「もう、ストライカーのゴールだった、あれは(ニヤリ)まあでも、僕は今までだとああいうゴールが練習であると《うわぁ使っちゃったな》と思うタイプだけど、さっき忠君と話してて『違えぞ!乗ってきてるんだぞ!』と言われたので、そっちの考えでいきたい(笑)忠君のメンタルも借りたいと思う」

次は、アウェイの雰囲気の中で闘える楽しみもあるはず

「そうっすね、相手は選手サポーター共に絶対に勝つしかない状況だし、やっぱ自分のホーム、自分の国で負けるわけにはいかないっていう気持ちで強く持つと思う。それに対して、それ以上の気持ちを持って”闘うんだぞ”というところを見せなきゃいけないし、見せられるという状況が楽しみだし、好き。そういうのが」

と日焼けした頬を緩めたものの、

「日本のチームは韓国でなかなか勝てていないし、今年は広島も大差で負けているので、本当に日本のプライドを持って気持ちで闘いたい」

そのようにグッと表情を引き締めました

20160522_152111-1

上記の通り、遠藤選手はきょうもまた、クレバーなプレーで存在感を示しました

――浦和ならではの暑さを体感したかと思いますが、良いトレーニングが出来たのでは?

「そうっすね(ニコリ)これからは暑くなってくるのは仕方がないし、これを言い訳には出来ないので、しっかり、うぉっ!(※後から柏木選手に突っつかれる)暑い中でもやることはやらないといけない」

――みんなが疲れてきた頃、遠藤選手がさらに運動量を上げて活性化させていたように見えました

「まあこういう時にやっぱ、自分は若い方なので、しっかりやっている姿を見せればチームの士気も上がると思うし、俺とか関根とか若い選手が何人かいるのでそういう選手がこういう時に“雰囲気を良くする”じゃないすけど、運動量を多くしていければ良いかと思う」

――本当に頼もしかったです

「ハハハッ(笑)こういうきつい時にどうするかが凄い難しい。メンタル的にはもちろん難しいけど、もうひと頑張りするのは意識していきたい」

――きょうはマークしていたズラタン選手にほとんど仕事をさせていませんでしたが、次へ向けても良いシミュレーションになったのでは?

「まあいつもズラタン選手とはやっていて、フィジカルも強いし、凄く良い相手と対戦させてもらっているなと普段の練習から感じている。ズラタン選手も良いプレーヤーなので、その辺は良いイメージで臨めると思う」

――前回の対戦で感じたこと、次に活かしたいこととしては?

「前半みたいな戦い方をしっかりと出来れば良いと思うし、あんまイチゼロのリードは考えずにしっかり次も勝つことだけを考えてやっていけばいいと思う。ただ一点取られたとしても、焦らず自分達のリズムでやれるという落ち着きも必要になるのかと思うし、あとはリスクマネージメントのところで、何回か裏を取られてキーパーとの1対1になりそうなシーンとかシュートを打たれたシーンとかがこの前の試合でもあったので、それは無くさないといけない。もちろん、頭の片隅にはリードしていることを置いておいても良いと思うけど、変に《1点ある》と考えない方が良いかと思う」

――きのうのオリンピック代表の試合は観ましたか?

「はいまあ一応観ました。内容的には凄く悪くなかったとは思うし、ボールを動かす位置をもう少し全体的に高くできれば良いのかなとは感じた部分があったし、悪い流れの時に失点してしまったりとか、2点目を取りに行けそうな時、逆にフリーキックから失点したりとか、やっぱりそういう際のところでやられちゃうと、ああいう風に負けてしまうというのはみんな肌で感じたと思うし、観ててもわかった。次はやっぱそういうところで失点しないとか、逆に自分達の良いリズムの時にしっかり点を取り切っちゃうとか、そういう勝負どころをしっかり見極めてやっていければ良いかと思う」

――彼らも短いスパンでドンドンゲームをする分、遠藤選手も韓国で刺激的な良い経験を、良い結果と共に得てもらえればと

「はい(ニコリ)チームは別でやっているけど、各々しっかりとみんなが良い経験をしてリオに臨めるようにやっていければ良いと思う」

――番組へも遠藤選手を称賛するメッセージが沢山寄せられています

「ハハハッほんとっすか!?(ニッコリ)まあでもこういう自分の良さをこれからもしっかりと、安定感を出してやって行けるようにしたいです。ありがとうございます」

20160522_144754-1

押し込まれる時間も想定すれば、那須選手の出場停止明けポジティブな要素

練習後はダッシュを反復するなど、滝のような汗を流していました

「良いトレーニングができた、はぁっはあ・・・次は総力戦だと思うので、残りの90分間をね、みんなで一丸となって闘うしかないと思うので、自分もどのタイミングで出るとしても、いろんな想定をしながら準備していきたい。色んな状況が考えられるので、色んな準備をしないといけない。頭からでも行けるようにしたい。もう上がって良いすかっ!?(汗だく)」

セットプレーからのゴールにも期待です

20160522_155232-1

結びは、赤き求道者・梅崎選手

――きょうは今年一番の暑さだったように感じますが、練習後も走り込んでいた姿に頭の下がる思いです

「いやいやっ(苦笑)コンディショニングのひとつをやっているだけなので…はい」

――お顔がかなりシャープになったように見えますが?

「どうなんすかね!?きのうも言われたので、自分ではわからないすけど、あんまり体重とかは変わっていないので」

――逆に懸垂マシーンの効果なのか、肩周りが凄くガッチリしたようにも

「あーあるのかもしれないすね(ニコリ)野崎さんも言ってたので」

――よりバランスの良い上半身になったのでしょう

「あーホントすか!?(ニコリ)」

――きょうのトレーニングでは動き出しの部分などの確認が行われていて、梅崎選手の良い反応が見て取れましたが、フィーリングはどうでしたか?

「フィーリングは悪くないすね、はい。動き出しのタイミングだとかポジショニングの取り方も悪くなかったと思う」

――最初は左サイドで、そのあとはシャドーへ。それぞれの頭の切り替えなどはどう意識していますか?

「まあシャドーの方がよりアンテナを立てて、もっと周りを把握しながら敏感には捉えていこうとイメージしている」

――シャドーの際、監督が「もう少し絞るように」と言ったニュアンスのアドバイスを送っていたようですが?

「はい」

――その辺をすぐに実戦できていたところに梅崎選手らしさを感じました

「はい、言われて意識はした(ニコリ)」

――ファーストレグの対戦を踏まえ、次の試合に活かしたいことは?

「1戦目のリードは有利に使っていきたいけど、1戦目と全く違うチームだと思うし、相手はホームというアドバンテージを活かしてよりアグレッシブに、より激しく闘ってくると思うし、本当に1戦目の印象で闘うというよりは、“新しいソウル”という気持ちで闘うことが大事」

――同じ韓国勢でいえば、2013年の全北アウェイ戦では立ち上がりに2点を奪いその後追いつかれたことがありました。そういった経験も活かせれば

「そうですね、先制点を取られないことが重要だと思うし、うまくバランスを見ながら…けどやっぱり守りに入るのではなくて、しっかり自分らの戦いをしながら、バランスを取りながら先制点を狙いたい」

――色々な状況が想定されますが、シャドー、両サイド、どんな流れでもあらゆるポジションで対応している梅崎選手はとても大きな役割を果たせているはずです

「まあね、今の立場はベンチスタートが多いけど、どこでどのポジション、どのタイミングで出てもね、必ずチームのために貢献することは常に意識している。だからといってそれに満足しているわけではないし、もっともっと自分自身を魅せる自信もあるし、その準備も両方していきたい。最低限というか、最高の準備をしていくことが未来につながっていくと思うし、そこをイメージして準備していくだけ」

――前線の選手達のプレーを見ていると、次は梅崎選手がスタメンの可能性もあるかと踏んでいます

「まあ、ハハッなんともわかんないすけど僕も(苦笑)まあでも常にその準備はしているし、どのポジションであろうとチームのために闘い、自分自身を表現して、さらに自分の価値を高めていきたい」

――グループリーグが免除された2008年に準決勝までを経験していますがそれはそれとして、もっともっと上のところでの闘いを味わいたい思いが強いのでは?

「そうですね!間違いなく大きな経験として1試合1試合が自分の中に刻まれてきているし、それをリーグ戦でも行かせていると思う。さらに高いステージに行けばレベルアップ出来ると思うので、そのイメージを持って行きたいと思う」

――サポーターもまだまだ先を信じて、貯金や節約をしているでしょうから

「はい!(ニコリ)まあ、ね?出費は大変かと思うけど、その分僕らがプレーで恩返ししてね、一緒にね、熱く喜べるように、興奮できるように、感動できるように、そういうシーンを沢山創っていきたい」

――どんな展開になるかはわからないので、本当に頼りにしています

「はい!頑張ります!ありがとうございます(ニコリ)」

一歩一歩着実に、さらなる高みへ

最高の歓喜を味わうのは、まだ先

だからこそ今、立ち止まってはいられません

各選手の声は、あすとあさっての「You’re The REDS」で紹介します

では

5月21日 「そこがまだ自分に足りないところ」

どうもです

5月特有、”過ごしやすい暑さ”の中、オフ明けの練習は午前10時頃から始まり、恒例のフィジカル系メニューでの調整が約1時間15分ほど行われました

おとといの練習試合後は一人黙々と30分近く走り込んでいた平川選手

きょうについては元気いっぱいなお子さんとサッカーを楽しんでいました

引き上げてきた際の汗の量は、きょうの方が多かったかも?

それと、2人に交じって一緒に遊んでいた柏木選手の何とも優しい表情が印象的です

20160521_111254-1

練習後は、駒井選手にお話を聞いています

――試合のない土曜日ですが、非常に心地よく過ごせているチームの雰囲気を感じましたが?

「まあ凄く・・・この前の試合も白熱した中で勝つこともできたし、やっぱ勝ったあとの週末というのは、凄く気持ちの良いもんだなあと思う」

――ソウル戦、見せ場を作ってました

「そうっすね本当に、何回か…チャンスのところまで行っているので、あとは決めるところだとか、そういうところだと思う。明確に見えてきた」

――左から持ち上がってシュートまで行ったシーンは何度も思い返したのでは?

「そうっすね、映像でも見たし、《もう一個運べたかな》とか、そういうのを色々と自分の中で整理しながら見ていた」

――決めていればベストでしたが、それ以前に“らしさ”を発揮する機会が増えているのはポジティブかと

「そうっすね本当に、J1の舞台というか、そういう選手とも…もちろんJ1の舞台でプレーしたことのない中で、自分がどこまで活きるかとか、そういうのをうまく図れてるじゃないすけど、そういうのは多少あるので。でもそろそろ、もっと活躍しなければと思っているので、次出たら頑張って自分らしいプレーをしながら、勝利のためにやっていきたい。今は途中からが多いので、しっかりとコンディションを作って、どの試合でも100%出せるような気持ちの整理と、体の整理をしていきたい」

――サポーターも駒井選手の特徴を理解できていて、ボールを持ったときの期待感がスタジアムを包んでいる印象です。それを受けながらのプレーというのは?

「本当に、大きな声援が聞こえてくるし、そういうところで期待感を抱いてもらっていれば嬉しいし、僕もやっぱりドリブルとかで突破したときに、みんなを少しでも楽しませられればと思っている。そこは本当にこれからも期待してもらえたら良いところかと思う」

――まだ“本当の駒井選手”に比べたら40%ぐらいでは?

「ハハッ(笑)いやーでもね、J2で出来てたプレーがJ1で全部出来るかといえば、それはまた話は別になるけど、J1でも出来るように、ね?3人ぐらいぶち抜いて、っていうプレーを本当に近いうちに魅せられたら良いと思う(ニコリ)クスッ・・・はい」

――仮に40%だとしても、それでも使われているというところに、監督の期待の高さを感じます

「まあ最近本当に、良い声も掛けてくれるし、凄く監督も期待してくれているので、それに応えるためにもなんとか勝利に結びつくプレーをしないと、本当に期待を裏切ることになるので、早く結果を出したいと思う」

――良い声というのは?

「プレーの面でも凄く声を掛けてくれるし、自分がまだ足りないところとかも伝えてくれたりとか、そういったコミュニケーションを凄く図ってくれるので、そこは凄くありがたく思っている」

――練習で色々なポジションで使われるのも、他の選手との住み分け事情だけでなく、あらゆる面を吸収して欲しい、足りない部分を補って欲しい、といった意図も含まれているかと

「そうっすねやっぱり僕もそういうのを意識しながらプレーしているし、ボランチに入ったら見えるところをもっと広くしていかないといけないし、そこがまだ自分に足りないところだと思っている。そういうメッセージを感じながらこれからもやっていけたらと思う」

20160521_111319-1

――移籍してしばらくが経ちましたが、オフの過ごし方など、さいたまでの生活というのは?

「そんなめちゃめちゃ何処かに行ってるわけではないすけど、でもまあ、さいたまは凄く住みやすいし、そういう中で子どもも小っさいので、子どもの成長をしっかり見ながらというか、そういうのがあるので(笑)もうちょっと大きくなったら色々と行きたいかと思う。本当に凄く良い街だと思うし、どこへ行ってもレッズの旗が立っていたりだとか、本当に地域がレッズに根付いてくれているというのを凄く感じるし、栄えているところとそうでないところのメリハリもあって凄く住みやすい。公園もいっぱいあるし」

――京都に比べればお寺とかが少ないけどそこは?

「いやいや(笑)京都にいるからお寺・・ハハッ(笑)毎日行くわけではじゃないんすけど、京都は京都で良いところを沢山知っているので、もっとさいたまの良いところも知って行けたらと思う」

――次は韓国での試合、多くのサポーターが足を運ぶことはもちろん、浦和からも気持ちは送られます。きょう掲げられていた【WE ARE THE REDS】というメッセージにも通ずるかと

「本当に、アジアの広州恒大とかFCソウルとか、ナンバーワン候補のチームと今対戦できていることは凄く幸せなことだし、それをやっぱり噛みしめながらプレーしたいというのがひとつあるし、そういう相手とやりながらでも負けたくないという気持ちをみんな持っているので、その思いをサポーターの気持ちに乗せて闘いたい」

――次の試合での希望ですが、守備陣が粘り、スコアレスの状態が続いて相手が焦り始めたとき、駒井選手が投入されてカウンターからのドリブルシュートでソウルの息の根を止める

「そうっすね本当に、もしかしたらゼロ対ゼロのまま行ったら相手が焦る展開になると思うので、そん時に出られたら凄いチャンスだと思う。それはいつも狙っているし、その望み通りになるように(笑)頑張りたいと思う(ニコリ)」

駒井選手のインタビュー詳細は、来週の「You’re  The REDS」でお届けします

では

5月12日 「たくさんの方があれを楽しみにしている」

どうもです

カラッとした晴天の大原

新潟戦を2日後に控えたきょう、練習は午前11時過ぎから始まりました

ウォームアップを終えたお昼の12時前からは、11対11でのハーフコートゲームへと移ります

「カウンターを早く。テンポを上げて、次の展開を意識しよう!」(監督)

20160512_121401

 

スピード感たっぷりに選手達はゴールを目指し、コンビネーションを駆使

最初の給水後、監督は縦パスが入った際の「前向きサポート」を強調し、全体のプッシュアップを促しました20160512_121512

「周ちゃんっ声出そう!堪えろ堪えろ堪えろ、今!!」(槙野選手)

ひとつひとつのプレーに”本気度”の高さがうかがえる、白熱の様相は続きます

そして、うまくいかなかった自身のプレーに対し、声を荒げ苛立ちを露わにするほどの、”こだわり”を見せた選手も一人や二人だけではありませんでした20160512_122953

お昼の12時25分頃、ラストゴールが宣告されるも互いに譲らず、気温と同調したような熱い攻防は終わりを迎えず

お昼の12時40分過ぎ、関根選手のゴールでようやくフィニッシュ

好プレー、好連携は決して多くなかったのですが、トレーニングでも強い勝利への執着心を見せ合ったゲームからは、それぞれ気迫が滲み出ていました

汗を拭う選手達からは、「練習はこうでなくちゃ」という前向きな声

新潟戦、FCソウル戦、その先へとチームの一体感、向上心、ボルテージはよりいっそう高まっています
20160512_124303

◇◆◇西川選手◇◆◇

――暑い中でもチーム全体として集中したトレーニングが出来ていたように見えましたが?

「ですねー(スマイル)その通りです!非常に気持ちの良い天気の中で、きょうはそういうことがしっかり出来て、自分のコンディションも凄く良いし、毎日に充実感がありますね(スマイル)」

――ゲーム中、槙野選手が何度も「周ちゃん」と呼び掛けていたのは、奮起を促すと共に、後ろにいる西川選手の存在を確認することで安心感を得たいようにも見えました

「そうすね(ニコリ)彼との信頼関係というのは非常に厚いものがあるし、僕も彼がいることで非常にポジティブになれている部分もあるので、彼がチームにもたらす力というのはサッカーではもちろん、そういったピッチ上での苦しい時間における声というのも彼の良さかと思う」

――チームの失点の少なさは西川選手の貢献度が大のわけですが、今年はそれ以前のところで守備陣が体を張ってシュートを防いでいるシーンも多いです。後からみていかがですか?

「まあ僕からしたら、今年は自分の活躍というよりは、ディフェンス陣。それより前のポジションを含めて、みんなの頑張り、仕事、働きというのが非常に優れていると思うし、あまり僕がテレビに出てくるということがなかなかないと思うので(苦笑)それはチームとして非常に良いこと(ニコリ)これを継続できるかできないか。やっぱ夏場は自分達のサッカーが出来なくなる時期になってしまうかもしれないけど、そこは想定内として、自分として仕事がくればしっかり全うしたいし、今年の浦和レッズはそこをうまく使い分けが出来るので、前線から行ける時、行けない時、しっかりみんなで意識をひとつにしながら夏場も闘っていきたい」

――コーチングもそうだし、全体の意思統一も含め、うまくオーガナイズ出来ているのが強みであると

「そうですね!(スマイル)やっぱ、やろうとしていることをひとつになってピッチの上で出来ていると思うし、大宮戦も試合への入りがあまり良くない中で、自分達のサッカーが出来ない中で、ああやってしっかり守るところは守る、ボールを動かすところは動かす。という使い分けが出来ていたと思うので、悪い時にどうするかという対処が今年は非常に出来ているかと思う」

――いざという時は西川選手が止めてくれると信じています。それが次になるかもしれませんが、新潟への印象はどうですか?

「う~・・・前にも高い選手がいたり速い選手がいたり、色んな選手がいる中で、うまくフォーメーションも嵌れば、《やってやろう》という気にもなるし、うまく駆け引きをしながら自分としてもプレーして、理想は打たせる前に止めることなので、守備範囲を広く、確実なことは確実にやっていきたいと思う」

――的を絞りづらい分、自分達の守りやすいように相手の攻め方を誘導するように駆け引きで

「持って行ければ一番良いし、うまく嵌らない時はしっかりとオーガナイズして、後ろでしっかり守って、攻撃のための良い守備をみんなでしたい」

――田中選手については?

「シュートが非常にうまいっていう印象だしミドルシュートも持ってる。左も右も蹴れるというところでは、彼に前を向かせることなく、しっかりと“シャットアウト”していきたいと思う」

――今の「シャットアウト」という言葉通り、火曜日には文化シヤッターさんの方々も激励に訪れていましたし

「そうですね!今週激励にきていただいたので、しっかりとホームでね、無失点試合が少ないということは僕自身も気にかかっていることなので(苦笑)次の新潟戦はしっかり“シャットアウト”できるように、結果で示したいと思う」

――勝利はもちろん、試合後のオーロラビジョンでもうひと喜び味わえますから

「そうですね!そうですね、たくさんの方があれを楽しみにしているし、試合中の“ナイスセーブ”も楽しみにしてくれたり、最後のやっぱりあれがね、一番だと思うので、無失点勝利を目指して頑張ります(スマイル)」

大原の空と同様、守護神の笑顔に雲ひとつなし

2日後、埼スタのオーロラビジョンには澄んだ空を背景に、こう映し出されるでしょう

Well Done! Reds Eleven! Nice Shut Out!!

西川選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

5月11日 「会いにいけるJリーガー」

どうもです

程よい風が、きのうよりも幾分か過ごしやすい印象を与えた、きょうの大原

新潟戦3日前の練習は午前10時から始まりました

ウォームアップ後は、ペナペナでのゲーム形式へ

たまーにありますが、きょうは選手がメンバー編成を組みました

黄ビブチームの代表は平川選手、白ビブチームは那須選手がドラフト指名

平川軍→西川選手、イリッチ選手、森脇選手、大谷選手(岩舘選手)、遠藤選手、柏木選手、梅崎選手、平川選手、橋本選手、関根選手、石原選手、伊藤選手、李選手

那須軍→福島選手(大谷選手)、加賀選手、那須選手、永田選手、槙野選手、阿部選手、青木選手、駒井選手、高木選手(福島選手)、宇賀神選手、興梠選手、武藤選手、ズラタン選手

そう、人数が多いのは13対13だからです

けが人ゼロのレッズだからこそできるゲーム、黄白戦でしょう

20160511_110617

4分、平川軍は西川選手の右サイドへの正確なフィードを平川選手が絶妙なクロス、ゴール前で石原選手が豪快に右足を振り抜いたボレーシュートがゴールマウスに突き刺さります

15分には森脇選手のフィードを李選手が頭ですらし、追加点

18分30秒、平川軍が2点のリードで1本目を終えます

20160511_111040

2本目スタート前、

「聞いて!」

と監督

ピリッとしない那須軍へのハッパかけを含め、このように指示を送ります

「ボールのないところでの動きが少ない!押し上げる、運ぶ、切り替える!!」

さらにはフリーワンリターンなしのルール設定がされたのを踏まえ、

「次の人がダイレでさばくことを計算したプレーをしよう!」

徐々にゲームはヒートアップします

20160511_112020

7分、平川軍が高い位置からチェイシングをかけると関根選手がボール奪取に成功し、ラストパスを石原選手が右足で押し込み、3対0

再開のキックオフ前、那須軍は慌ててポジション確認の修正に入ります

すると、「相手混乱しとるでえ!」と森脇選手は勝ち誇った様子でした

14分からはダイレリターンなしにルール変更

20160511_112221

「テンポテンポテンポ!」(監督)

それだけじゃなく、「サポート、タイミング!」、「出てくるタイミングで瞬間的に相手から離れよう!」、「次の展開意識して!」と実戦さながら、声を絶やしません

20160511_111611

ラストゴール宣告から10分ほど経過した27分、那須軍が興梠選手のゴールで一矢報い、ゲームは終了

「ッシャー勝ったぞー!3対1!!」(李選手)

楽しさの中にもきちっとした規律徹底が促された、実に効率的なトレーニングでした

練習後は、きょう29歳の誕生日を迎えた槙野選手にインタビューしています

――おめでとうございます

「ありがとうございます」

IMG_3467-2

――読んでもらえますか?

「進化です・・・ちょっと、これがちゃんと映るようにしないといけませんね。これの方がいいのかな…、こっちですか?槙野のマッキーを…、はい…」

――きょう、記者によっては休日返上で、みなさん「おめでとう」伝えに…

「嬉しいですね、ありがとうございます。雨じゃけん、少ないかなって思っていましたけど、ありがとうございます」

――まず、先ほどの「進化」の、そのこころというか、教えていただきますか?

「はい!ここにいる方は何年も浦和の練習もそうですし、試合にも来ている方なので、その言葉の意味は分かると思いますけど、やっぱり、昨年以上にもっと良い成績ともっと良いプレーと良い1年にしたいというのもあるし、また、その前の年よりももっと変わった浦和レッズを魅せられればいいかなと思うし、変わった槙野を魅せればいいかなという思いで『進化』と書かせていただきました」

――そういう意味ですと、28歳は代表の定着などあって、また、言葉通りのステップが今できているという印象もありますけど…

「はい!非常に実り多い1年になったと思うし、本当に振り返ったら本当にサッカーしかしていなかったな(苦笑)っていう印象ですけど、最後のところで、やっぱり、いい1年だったかというと最後のところでタイトル獲れなかったという1年でありましたし、個人的にはやっぱり代表に入ったりとか、ベストイレブン獲ったりだとか、いろいろな意味で個人的な素晴らしい賞というのは手にすることはできましたけど、チームとして、このクラブで…ってことを考えるとまだ物足りないし、このチームの今年の目標は『昨年以上の結果を上回ること』と監督も言っていますので、それに伴って、自分の結果もそうですし、チームの結果も出していければ良いかなと思っています」

――プレーについて言いますと、ディフェンスに徹した時の“凄味”というのがさらに増していて、「そこに大きな魅力を感じている」というサポーターからのメッセージも頂戴しています

「あーはい!(ニコリ)ありがとうございます。高木選手だったり、駒井選手とかね、関根選手だったり、彼らがボールを持って仕掛ける時にスタジアムが沸くと同時にですね、僕が1対1の守備のところでスタジアムが良い緊張感というか、こういう1対1のバトルを見に来たっていうくらいの、そういう雰囲気を僕は感じていますし・・・なかなか攻撃の部分に歓声が沸いたりとかすることあると思いますけど、守備のところでそう期待の意味を込めた雰囲気を作れるというのがなかなかないですし、自分の良さというのもますます見出せるように徹していければいいと思うし、もっと磨きのかかったプレーと安心感あるプレーをチームにもたらせれば良いかなと思っていますけど」

――プレーももちろんですけど、ピッチ外でも様々な方にJリーグの魅力、サッカーの楽しさ伝わるってところでの貢献度も非常に高いと思いますけど…

「はい!まあ自分にしか伝えられる方法はないと思うやり方でしっかりと伝えていければ良いなと思っているし、もっとたくさんにこのクラブの良さとこのクラブの選手の良さだったり、Jリーグの素晴らしさを伝えていければいいかなと思うし、もちろん、優勝争いとか代表とか、大きな行事ごとの時だけ見に来てもらうことじゃなくて、毎試合毎試合、やっぱり、興味を持ってもらって、見に来てもらえるようなサッカーを発信していければ良いかなと思っています」

――ちょっと話変わりますけど、この間、パーティー何か、森脇選手は「サプライズじゃなかった」って、2日前に「あるけぇのぉ」って…

「ハッハッハッハッハ!(照笑)ある程度固まったスケジュール投げましたけどね。良いんですよ、サプライズで。ヨーロッパ式で(汗)」

――そういうところでも、人柄というか、これだけ多くのが集まって、そういう風な意味でも一体感を写真からだけでも…

「そうですよね~(ニンマリ)僕が楽しむのもそうだけど、やっぱりウチの選手が『楽しみにしていた』とか、1年の中のビッグイベントの3つのうちの1つなので、このチームのね…(笑)それだけ選手も楽しみにしていたし、バスの誕生日会のあとにもみんなが『本当に楽しかった』っていう言葉をもらったし、僕はもちろん、やっぱり知り合いばかりなので楽しいのは当たり前ですけど、“はじめまして”の選手とか色々な人たちの絡みを見て、『あっ、またこれで興味持ってもらえるな』とか、『レッズの選手、面白いね』って言ってもらえるようになったので、すごく良い会だったかなと思います」

――本当に森脇選手とか、笑いの絶えないこのチームがさらに、そういう進化も…

「ほんとねぇ、芸人さんに食ってかかってましたよ、ウチの若い選手たちが(笑)ハッハッハッハ!」

――強心臓で…

「良かったと思いますよ」

――進化ということで、20代のうちにタイトル味わっておくというのも一つ、目標としては良いのではないかと思いますが

「個人のタイトルよりもチームのタイトルが欲しいですし、やっぱり去年よりもパワーアップした浦和レッズというクラブでしかも自分の名前が刻めるように素晴らしい結果を出していければいいかなって思ってます」

――その一歩が田中達也さんもいる新潟戦ですけれども、どんなゲームを?

「非常にACLでもそうでしたけど、Jリーグも安定した戦いができていると思っています。攻撃面ではもちろんですけど、守備の部分も非常に失点も少ないし、被シュート数も少ないですし、それだけ一人ひとりが自分の仕事を全うできている意味でも、そこにもやっぱり進化があるし、やるべきことは変わらないと思っていますので、勝ち点3のために身を削って走って戦って、29歳一発目の良い試合になればいいかなと思っています(シャキッ)」

――きょう、ポストかすめたシーンがありましたけど、それは本番のゴールはお楽しみということで…

「遠いね!まだね!まだ遠いね(苦笑)」

――改めまして、おめでとうございます

「ありがとうございます!」

今週土曜日の新潟戦当日には『マッキーのマッキー2016』と『色紙~頑張る時は、いつも今』が発売します

「会いにいけるJリーガー」(本人談)の進化は続きます

槙野選手のインタビュー詳細(その後の商品説明含む)は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

5月10日 「チームとしての成果が大いに出ている」

どうもです

雨上がりの大原は、若干の蒸し暑さが感じられました

20160510_110323

オフ明けの練習は恒例のフィジカル系を中心としたメニューが約1時間20分ほど行われ、終了

20160510_110351

報道陣へ、監督はにこやかに声をかけてくれました

「(足の状態は)チョット better!」

これからも、ひとつでも多くの”勝利”という「一番の薬」(監督)を手にしていきたいところです

20160510_111035 20160510_111037

練習後、晴れ間がさし込みます

「これはもう、来てくれたおかげですよー」

と森脇選手

激励に訪れていたレッズのプレミアムパートナー企業の方々と対面した際の第一声でした

周囲からは「また薄っぺらい・・・」と冷やかされてはいましたが、その後とても嬉しそうに一言二言会話し、記念撮影

パワーをもらえていた様子です

――気の利いた素晴らしい言葉を

「いや全然!ぜーんぜんすよぉ(汗)俺そういうの苦手なんでね!思ったことは言うっていう」

――ひとまず天気が良い時にどなたかとお会いした際の伝え方を学びました

「そーそーそう!っていやそんなことないっすよお!それはっ!!僕は思ったことしか言えないんでね、もお、やっぱり普段から支えてくださっている大切な方なので、このように来てくださるっていうのが嬉しいですよねっ!なかなかこぉ、ねえ!?試合会場ではお会いするけど、練習場に来てくださるというのはあまりないので、はい」

――天気だけじゃなく、気持ちが明るいのは、選手の頑張りで勝利を重ねられているからこそだと思います

「間違いないっすね!はぁい(満笑)勝っているからこそ、気持ちも良いし、もちろん負けている時でも明るさだけは失いたくないっていう風には思っているけど、でもやっぱり負けが込んでしまうと、結果が出ていないと、ね?気持ち的にも乗ってこないので、そういった意味では非常に今は良い感じで毎日を過ごせているんじゃないかなという風には感じている」

――ダービーではMEMが無失点勝利に貢献しましたが?

「そおっすね、MEMプラスのN!?ぅーをね、こないだMEMだけで推していたら周ちゃんにね、『モリは俺を足してくれなかったー』という風に怒られたのでね、『周ちゃんは顔がデカすぎるからダメだ!』っていう話はしたけど、まあそのぉ4人だけじゃないすけど、あーのーみんなで守備を頑張っているからこそ、あーのー無失点に終えられているっていう風には思っている。まあ今はチームとしての成果が大いに出ているのではないかと。もちろんピンチもあるけど、それを全体で防げているっていうのが大きいなっていうのはあるけど」

――サポーターを含めたチーム全体での一体感を試合後も味わえたのでは?

「いや~もぉね、サポーターのみなさんも喜んで、僕らもロッカールームでね、あーのー色々とワッチャワッチャ笑顔で話をしてたけど、やっぱりサポーターがあそこのスタジアムでレッズのサポーターが、あーのぉ試合で勝利した後に歌うっていうのは、いつも以上に気持ち良いんじゃないかと。それを僕らもぉ勝って、結果で応えられたというのは嬉しいなと。いつも支えてもらっているので、やっぱりそういう時に選手がどれだけ頑張れるかっていうのは僕らも試されているなっていう風には想いがあった。そういうところで勝ててみんなで喜んでNACK5スタジアムを後に出来たというのは最高の気持ちだった!」

――スタジアムを出た後はどうでしたか?モリレポートをお願いできますか?

「モリレポートっすかああ!?(驚笑)そのあとの?パッパッパーティー?槙野さんパーティー?槙野さんパーティーもねえ、非常にあのー・・・マキいねえかなあ?(焦笑)いないなっ!自分は『サプライズで』って話してたけどぉ~、あーのー僕はねえ、2日前にねえ、『俺の誕生日パーティーするけえ、来てくれえのお』みたいな感じでねえ、自分から招集をかけてねー(笑)ツイッターを僕は見てないけど、武藤かなあ、ツイッター上では『サプライズで開いてくれた』というのに対して『槙野さんの人柄ですね~』みたいな感じで書いて、もぅそれをね、みんなでネタにしてあのー、爆笑にしながら、『森脇君、絶対記者に言わないでよー』って言ってたけど、僕は2日前に招集をかけられた!『するけえ来てくれえのお』って言ってた!(戯笑)」

――大丈夫なんですか?その話、表に出て…

「いやあ良いっすよ良いっすよ!あのー、もちろん、言えないことは言えないっすけどこれぐらいはまあ、許容範囲じゃないかなあ(苦笑)という風には思っている。はい、まあそういうカラクリがありながら、でもそうやってね、一緒にプレーしている闘っている選手をやっぱみんなでお祝いできるっていうのは、あー幸せだなと。彼も非常に盛り上がってくれたかなと。もちろん、試合に負けていれば僕はキャンセルしていたけど、勝ったんでね!気持ち良く行かさせてもらった」

――印象に残っていること出来事は?

「いやっ特には・・・(汗)楽しかったすけどぉ~楽しかったっすけどおお、“コレッ!”っていうのはなかった。でもまあ、サッカー選手じゃなくて色んな人と、あのー交流も出来たので、あのーそういう意味では非常に面白かった!まあやっぱ、どおすかねぇ・・・あまり芸人さんとは喋る機会がなかったけどぉ、そこまで深くは話せなかったので、あの僕もね、あのー夜遅かったので、大事な嫁さんが家で待っててくれてたので、《心配かけるわけにはいかない!》と思って、すぐ顔出して、すぐ帰っちゃたんすけど、もうちょっと深イイ話はしたかった。それは後日、番号も交換したので、食事にでも行ければと思う。入江さんとか、あばれる君も来てたんすけど、僕はあばれる君の髪を触りながらちょっと・・・何て言うんすかね、ビートを刻んでいた・・DJ代わりに・・・イイ話かどうか、面白いかどうかわからないけど・・・はい(苦笑)でもまあ良いリフレッシュになった」

――そういえば、森脇選手がプロポーズしたときも、みんなを集めてのサプライズでした

「そうなんすよっ!嫁さんにはサプライズだったけど、みんなには『プロポーズしたいので、ぜひ集まってくれ』と。それを槙野とかにも言って、集まってもらったけど、その時は大成功だった(惚笑)その時もねっ・・(ピクッ!!)・・あっ槙野が近づいてきたっ!(焦笑)あっあーのーこの話はナイショで!ってもう内緒でってマイクで録音されてるからっ!ヒャフンッ!」

――この一体感を大事に

「もぉ大事に!やっていきたいなと、思いますっ!!」

森脇選手のインタビュー詳細は、今夜7時から(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

5月6日 「そういう名前がつけられることはないし、周りがつけないんだったら自分たちで発信していこうじゃないかって(笑)」

どうもです

さいたまダービーを2日後に控えたきょう、練習は午前10時から始まりました

ウォームアップ後は、ハーフコートでの11対11を実施

「判断スピード!周りをしっかり見て!動き直し!」(監督)

20160506_110028

ボランチの柏木選手がボールを受けてルックアップする前の時点で周りの選手はそれを感じ、動き出す

そしてサイドの選手がダイアゴナルの走りをしたことに呼応し、相手DFラインの中央にできたスペースを前3人は見逃さない

そういったところの確認も入念に行われていました20160506_110941

「連動しろ連動しろ連動しろ」(槙野選手)

選手達のプレー、ひとつひとつからも良い緊張感が伝わってきました

20160506_112359

ラストゴールは、左から橋本選手が送ったフィードボールを右サイドの平川選手がダイレクトで折り返し、最後はゴール前で待ちかまえた石原選手が右足でゴールマウスへ

練習は午前11時25分頃に終了しています

20160506_112922

◇◆◇槙野選手◇◆◇

 

――きのう、監督が「M・E・M」って名付けて、槙野選手は森脇選手を「お前Lだ」って言ってましたが?

「フハハハハッまぁ、スポットライトが当たるのは前の選手だし、ゴールを取って目立つのも前だし、やっぱりバルサの3人見ても、ああやってゴール取って目立っているし、なかなか後ろの選手で目立って、そういう名前がつけられることはないし、周りがつけないんだったら自分たちで発信していこうじゃないかって(笑)」

――どっちがいいですか? 「M・E・M」と「M・E・L」は…

「いやぁ、多分、みんなLは何のLかわかっていないから…」

――では、「M・E・M」を…

「そうですね!」

――次、誕生日前で…

「28歳、ラストゲームですから、『良い年だったね』と言われるような結果を出さないといけないし、今シーズンゴールも取れてませんので、ピッチ上における、目に見えるゴールと、29歳、プライベートでもゴールを決めれるように頑張りたいなと思います」

――“プライベート”の宣言は、誕生日の時に聞きたかった

「ハハハッ(笑)」

――初ゴールの話ですが、加藤選手とは凄い仲が良いですから、そういう中での対戦、楽しみで…

「もう、ここで腐るほどシュート受けてもらいましたし、プライベートでも仲良くさせてもらってますし、彼のもちろん良い点そして悪い点、存分に理解しているつもりなので、他のゲームでは心から応援していますけど、今節のゲームはしっかりと叩きのめせるように頑張ります(シャキッ)」

今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS Friday」では今週行ったインタビュー、きょうの練習後の槙野選手と李選手のインタビューを中心にお届けします

では

5月5日 「さいたまのみんなが非常に楽しみにしているダービーがやってきますね」& 「みなさんから求められることはやはりゴールだと思う」

どうもです20160505_105355

きのうとは打って変わり風も穏やか、空気爽やかな快晴に恵まれた大原

陽射しは強く、ついつい日陰を探す季節になってきました

さいたまダービーを3日後に控えたきょうの練習は午前10時過ぎにスタート

浦項戦スタメン組は軽めのメニューで調整し、それ以外のメンバーはウォームアップ後に攻撃のパターン練習へと移ります

最初は攻撃が数的優位な2対1+キーパーでした

20160505_105730

「出せるタイミングで動き出そう。動き出しが早すぎると相手に読まれる」(監督)

スペースを突こうとして、相手が食いついてくれば足もとで受け、出し手がリターンパスで抜け出す

多彩な攻撃を生み出すべく、今回はサイドでなく効果的な中央突破に磨きをかけます

そのためのイメージを選手へ落とし込む監督

「ボールの持ち出しを大事にしよう!止まっていないように!」

そして、”相手との駆け引き”を強調していました

20160505_110541

 

意欲的にこなす選手達

李選手は落としのボールを受けると、つながずに意表を突く強烈なロングシュートを放ちます

ボールは惜しくもバーを叩くも、「うわぁスーパー!」(槙野選手)

軽やかなボールタッチで持ち運んだ宇賀神選手は、左足での力強いシュートをゴールマウスへ

森脇選手と槙野選手の攻撃力&コンビネーションを持ってしても、遠藤選手の壁は厚く・・・

飄々とした雰囲気の伊藤選手は左足トーキックで度肝を抜くようなドライブシュート

どの選手も順番が回ってくるのが待ち遠しい様子でした

20160505_105758

午前11時20分頃、選手達にはビブスが配られます

今度は数的同数の3対3+GK

「KLM対MEM(森脇選手、遠藤選手、槙野選手)ね!」(監督)

「モリは顔がデカイから”L”ね!」(槙野選手)

20160505_112851

今までのトレーニングでもそうですが、組み立ての行程にはルールが設定されます

今回は、最初の3回はダイレクトでつなぎ、その後はフリータッチというもの

これによって難易度が上がり、若干苦戦しているような選手達へ監督は、

「勝手に動いても受けられないから、考えて、予測して!バタバタしない。細かいステップでの動き直しが大事。常に裏を取ることを意識して!」

20160505_112431

暑い中、頭と体力を駆使し、「いんやグッボォグッボォ」と興奮気味だったのは森脇選手(※Good Ballの略)

槙野選手が送り出したキラーパスに辛うじて追いつくも残念、そこはゴールから遠いライン際

「モリ足遅かばい!(笑)」(槙野選手)

午前11時40分、今度は守備がいなくなります

3人1組でダイレクトパスをつなぎながらクロスオーバーを繰り返し、7回目のタッチでシュート

ただし、利き足とは逆足でのタッチとシュートが課されます

李選手の右足シュートが力なく正面を突けば、平川選手は回数のカウントミスでまさかのパスを選択するなど、珍プレーも・・・

「マンマミーア!」(監督)

ただ、とにかくポジティブなムードで、一様に楽しそうでした

意外にも?最も高い決定力を誇ったのはMEM

特に遠藤選手は攻撃においてもクレバーな動きと判断を光らせていました

そのあたり、”ミハイロスタイル”の奥深さを感じます

練習は午前11時50分頃に終了

結びに監督は選手達へ「あしたからまた集中しよう!」とギア上げを促しました

大事な一戦まではあと3日、それを前に、反射的な有効プレーを研ぎ澄ますと共に、程よいリラックス効果も兼ね備えたトレーニングが出来た印象です

20160505_112751練習後、多くの子供たちにサインをする選手達

武藤選手に初めてサインをもらった選手を覚えているか訪ねると、「あまりもらった記憶がない」との返答でしたが、

「大学の時にリケルメ選手からサインをもらった」

と意外なエピソードが出てきました

「U-23(北京五輪)アルゼンチン代表と練習試合をして、ボッコボコにやられた(苦笑)普段だったらコーチ陣から大目玉を食らうけど、その時は怒られなかった。『記念にサインをもらってこい』と。アグエロ選手、マスケラーノ選手、豪華なメンバーがいて、なかでもリケルメ選手が印象深いっす。実家で大切に保管している」

直近でもらったサインはといえばやはり、「武藤敬司さん!」

きょうの”MEM”とのマッチアップについては、「一緒にやると球際が強くて嫌だ(苦笑)味方で良かった!」

そして、

「どこの地域のダービーも熱くなる仙台の時も山形とのダービーがあったけど、試合に出られずスタンドやテレビで観ていた。熱い試合に出て結果を出したい!点を決めたときの一体感が楽しみ。ぜひレッズサポーターの待つゴールへシュートをぶち込んで、一緒に喜びを分かち合いたい!!」

きょうサインをもらった子供たちも羨望の眼差しで戦況を見つめるでしょう

背番号9の活躍に憧れプロを目指し、いつの日か「初めてサインをもらったのは、僕のヒーロー・武藤さんです」なんて話す選手が出てくれば・・・

「なってくれるとうれしいすね!(輝笑)」

未来が楽しみ、そんな想いにも馳せられる【こどもの日】でした

20160505_105742

ここからは、練習後に行ったインタビューをどうぞ

◇◆◇ズラタン選手◇◆◇

――先日の試合で復帰し、フル出場しましたが感触はどうでしたか?

「何事もなくケガをしたあとに復帰することが出来て、90分プレーできたことに関して言わせてもらうと、非常に嬉しかった。結果に関しては少し残念な部分もある。そこに関しては仕方ないけど、しっかりと切り替えて進んでいきたい」

――シドニー戦でケガした時の表情を見たときは凄く心配だったので、早めに復帰できて良かったです

「非常に短い期間だったと思うし、痛みはまだ若干残っていながらも、しっかりと最後までプレーできて良かった。コンディション的にも落とすことなくしっかりと短い時間で復帰できて本当に良かった」

――良かったと思えることのひとつとして、週末のダービーに間に合ったことです

「Yes!ようやく、さいたまのみんなが非常に楽しみにしているダービーがやってきますね。僕も個人的に非常に楽しみにしていたし、プレーできることに確信を持っているしハッピーに思う。良い準備をしてみんなが期待している、One of the biggest gameさいたまダービーを非常に素晴らしいものにしていきたいと思う」

――最近の大宮にどんな印象を持っていて、勝つためのポイントをどう捉えていますか?

「昨日の福岡戦を観させてもらったけど、今年の大宮は非常に良いカウンターを持っていて、非常に良いサッカーをしていると思う。それに対して我々は気を付けるべきだと思う。でも我々らしいサッカーをしていけば、自分達が狙いとしていることをこなすことができれば、良い試合ができると思うので、そこは非常に楽しみにしている」

――特に意識している元チームメイトはいますか?

「キープレーヤーは数人いるけど、家長選手。彼のところに非常にボールが集まってくるということでそうだと思うし、もうひとり、昨シーズンのJ2得点王であるムルジャ選手を含めて、非常に危険な選手がいると思う。けど、1人2人に絞らず、本当に良いチームなので全体的に自分達のやるべきことをしっかり落とさずに、先ほども言った通り我々らしいサッカーをすることができれば全く問題ないと思う。そしてしっかりと彼らへの対策を備えていきたい」

――会場に足を運ぶサポーターはもちろん、チケットを取れなかったサポーターもいます。みんなが選手達へ強い気持ちを送ると思いますので、そんな仲間達へメッセージを

「まず、スタジアムに来たくても来られない方に、非常に残念な気持ちを持っていて、収容人数があまり多くないためにチケットを取れなかった方が非常にかわいそうだと思っている。僕としては、スタジアムに来てくれる方、そして来られなかった方々のために良い試合を見せていきたいと思っているので、本当にみんなの分も闘いたい。よろしくお願いします。浦和やるぞっ!」

さすがズラ様、ジェントル

◇◆◇興梠選手◇◆◇

――ダービーへの意気込みをお願いします

「いやまあ、個人的にはそんな“ダービー”っていう強い思いは特にないし・・って言ったらサポーターに怒られるけど(苦笑)まあ、サポーターが一番そこを意識しているところでもあって、本当に《負けたくない》という気持ちは凄く伝わってくるので、その期待に凄く応えたいという正直な気持ちがあるし、僕らはサポーターに支えられてこのように試合ができていると思うので…そういう人達のためにも勝ち点3を絶対に獲りたいと思う」

――なぜ興梠選手にお話を聞かせてもらっているかといえば、今までのダービーでもご自身のゴールが何度もスタジアムを沸かせてきたので、次もぜひ

「フン(ニコリ)まあ、みなさんから求められることはやはりゴールだと思うので、チャンスがあったら決めたいと思うし、ここ最近、1回目の決定機を全部外しているので、なるべく最初のチャンスで点が取れるような選手になりたいと僕も思っている。1発目のチャンスに集中して決められたら良いかと思う」

――会場に足を運ぶサポーターはもちろん、チケットを取れなかったサポーターも、みんなが選手達へ強い気持ちを送ると思いますので、力強い一言をお願いします。

「スタジアムに足を運べなかった人の気持ちというのもね、非常にわかるし、大宮に懸ける思いというのはね、本当に伝わってくるので、その人達のためにももちろん頑張るし、浦和レッズに関わる全ての人のために、この一戦というのを全力でのぞみ、勝ち点3を獲れるように頑張ります」

燃えてきた!

ズラタン選手、興梠選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

 

5月4日 「まあダービーがあるってことは良いことかなあって思う、やっぱり」

どうもです

浦項戦から一夜明けての大原

若葉生い茂る初夏の薫風・・・何て感じている余裕はなし!

言い換えるならば、乱風が吹き荒れました

ただその風は、温かかったです

さて、きのうの試合に長時間出場した選手達はリカバリー系メニューで調整

それ以外のメンバーは、7対7のハーフコートゲームで精力的に汗を流しました

20160504_115114

引き締まったムードで実戦形式は進行します

風をものともしない選手達のプレーと槙野ヘアー

むしろ風を活かしたかのような李選手のふんわりループシュートがゴールマウスに吸い込まれれば、永田選手は追い風に乗ってサイドを颯爽と駆け上がり自らシュートへ持ち込むなど、好プレーが随所に垣間見えました

練習はお昼の12時10分頃に終了

練習後、武藤選手はサポーターの声援に応え、寿司のイラスト入り手ぬぐいにサインする一幕もありました
20160504_114058ここからは、新緑の季節にピッタリ!?たっぷりのマイナスイオンオーラを放つ青木選手のお話をどうぞ

――きのうの浦項戦を振り返って、手応えなどいかがでしたか?

「うん、そうっすね・・・出来ることと出来ないことがハッキリしたので…とは思うけど」

――気付いたことは?

「まあ…色々、あるけど…あるんで、一個には限らないけど…とは思うけど」

――口で説明するのはさておき、プレーで表現するために“感じる”ことは出来たと

「まあ…出来ますけど、特に別に…はい。別にまあ、話さなくても…とは思う(苦笑)」

――ボールを受ける際にしっかりと次のプレーがイメージ出来ていて、相手が寄せてきた時もうまくいなせていた印象ですが?

「まあもうひとつ、プラスしてやっていかないといけないので…あれだけだったらダメだと思う」

――奪われないだけでなく、もっと効果的なプレーをしたかったと

「そうっすね、はい」

――ACLのグループリーグを突破できたことについてはどう感じてますか?

「まあ楽しみが増えたとは思う。はい」

――やっぱ、海外チームとの対戦は刺激を受けられると

「そうっすね、普段試合しないリーグの相手なので、良い刺激にもなるし、良いことだと思う」

――きのうはメンバーが変わった中で、《やってやろう》という気持ちも強かったと思いますが?

「みんな、その気持ちを持って入ったと思うけど…結果的には勝てなかったし、やっぱり…もっと良いプレーというのは…出来なかったのかなとは思うけど」

――質はいくらでも上げられると思いますが、そのベースとして走ることが出来るかどうかが大前提かと。そこは日頃から良い準備もしていた分、成果を出せたのでは?

「う~ん、まだまだっすね!はい。もうちょいやってかないと」

――これで満足しているようでは、ここからが面白くないでしょうから。向上心が大事

「そうですね、はい(ニヤリ)」

――次はダービーですが?

「うー…特には、そんなに…さすがに、もうレッズに来て…けっこう経つのであんまりないっす(苦笑)」

――大宮もJ1に上がってきて、久々に顔を合わせられるという意味での楽しみはありませんか?

「まあダービーがあるってことは良いことかなあって思う、やっぱり。ファン・サポーターの方達も楽しめるだろうし・・・はい(ニヤリ)」

――ですよね(ニヤリ)

「はい(ニヤリ)」

――NACK5スタジアムでのプレーについては?

「まあ、あのスタジアムを基本的に僕は好きなので・・・良いと思います(ニコニコ)」

――ですよね(ニコニコ)

「はい(ニコニコ)」

――最近の大宮に対する印象はどうですか?負けずに来ているようですが

「そうっすね、“らしい”戦い方はしているし、それが継続されている感じがあるんで…まあ手強い相手なんじゃないかなとは思う」

――“らしい”という部分で特に感じるのは?

「まあやっぱりしっかり守れるし、チャンスがあったら決めるし…ってとこだと思う(ニコリ)」

――ですよね(ニコリ)

「はい(ニコリ)」

――そういう守りに対してですが、レッズでのデビュー戦での初ゴール、覚えてますか?

「はい、はい」

――ああいった飛び出しが絶対に活きると思うので

「そうですね、なかなか、ああいうのは出せていないすけど僕自身…まあああいったプレーはチャンスになるのかと思う。まあ出たら頑張る」

――大宮の時と比較して…レッズに来てから成長したと思える部分は?

「まあそれは(笑)・・・・喋らないっす(ニヤニヤ)」

――そこも出てのお楽しみ?

「はい」

――自信を持って入れるでしょうから

「はい」

――きのうの難しい状況でのプレーからも頼もしさを感じたので

「・・・まだまだっすね・・・でも、はい、フッ、まだまだやらないと・・ダメッスね、ただただそれだけっすね」

――その向上心の先に、日本代表もあるでしょうから

「まあ、頑張って、フッ、入れるように、します、はい(ニコリ)」

――街が盛り上がることが期待されますので、楽しみにしているレッズのサポーターへ一言お願いします

「やっぱり、スタジアムから、笑ってね、帰ってもらえるのが一番だと思うので、あのー、勝てるように、頑張ります」

――青木選手の笑顔も見たいので

「はい、ハハハッ!頑張ります(ニコニコ)」

独特の空気感を味わいたい方へ、インタビュー詳細は今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」をぜひ

では

5月2日 「その中でこそ見出せる自分の魅力というものもね、日々模索している」

どうもです

あすはACLグループリーグ1位突破のために大切な浦項戦

前日公式練習を見た感じからすると、スタメンにはJ1リーグから大幅な入れ替えがありそうです

◇◆◇平川選手◇◆◇

「浦項にはアウェイで負けているので、予選突破が決まっているけど、1位通過を目指してきっちりホームで勝利したい。前回、浦項と対戦した時の印象としては、個々で良い選手がいるし、危険な選手はいるけど、うちがきっちり自分達らしさを出せれば充分に勝てる相手だと思うので、ホームだし立ち上がりから気を引き締めていきたい。どの選手が出るかわからないけど、普段出ていない選手がチャンスをもらう中で、いかに自分をアピールするかという部分も大切になってくるけど、まずはチームとして今まで好調を維持できている、高い位置からのプレスなど色んな規律があるけど、それをどんなメンバーが出ても90分を通して同じサッカーが出来るっていうのをまず、証明する必要がある。普段出られない選手がチームを支えているといっても、チームのために我慢している部分もある。やっぱりみんな試合に出たいし、自分という存在を証明したいはず。その鬱憤を晴らす場所としてあしたはきっちりとしたパフォーマンスを見せて、チャンスを与えられた選手は監督にも”こういう選手がいるぞ”と見せつけることで、今出ている選手達に刺激をもたらせれば、またチームにも良いものをもたらせると思う。本当に、チャンスがあれば出たときは、きっちり今のチームの流れを崩さないように、ハードワークしないといけないと思うし、その中で自分らしさという部分も出せたらと思う」

――1日遅れですが、お誕生日おめでとうございます!

「まあ1年1年ね、歳を取っていくということはね、少なからず体力的なパフォーマンスが落ちていく中で、自分らしさ・・・その中でこそ見出せる自分の魅力というものもね、日々模索しているし、そういった部分をチャンスが来たら出せるように、またあしたもそういった機会があった時に出せるように頑張りたい。(今なおJ1で優勝争いをするチームの柱としてプレーできているが)それは、このチームに感謝しないといけないし、普段の練習でも紅白戦があるけど、常にJリーグトップクラスの戦力とそれが出来ている。そういう意味では刺激がいっぱいあるチームの中で、第一線のチームで毎日練習できているというのは、自分にとってももの凄くありがたいことだし、こういう環境にね、身を置かしてもらっていることで、この歳まできっちりやれていると思うので、周りの選手、監督スタッフに感謝しないといけない。(お子さんも父親がサッカー選手だと)わかる歳になってきているのでね、なかなか機会は減っているけど、チャンスをものに出来るようにきっちり準備はしていきたい。どんな形であれ、チームが優勝するために持てる力、色んな役に立てる部分、色んな部分でね、一員として優勝に貢献できるように頑張りたい」

平川選手のインタビュー詳細、ペトロビッチ監督と西川選手の試合前日公式記者会見の模様はこのあと夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

4月27日 「スーパーカーで、あっちはF1クラス」

どうもです

名古屋戦2日前のきょう、曇り空の大原で練習は午前10時から始まりました

ウォームアップ後の午前10時45分頃からは、11対11でのハーフコートゲームへ20160427_110235途中、監督は熱心に指導を加えます

「止まってちゃダメ!」

中央突破の際、相手の守備網をいかにしてくぐり抜けるか

ボランチのパス&ゴーによる3列目からの飛び出しもひとつのアイデアであり、もうひとつは前線が味方からのパス一本で裏を取る動き出し

「出なければ動き直す。タイミングを意識して」

「相手はゴール前を簡単に空けない。だからこそ意図的に一方向へ動き、瞬間的に動き直そう!」

「止まらず、遅れず、常に反応できるように!」

マーカーに打ち勝つ攻略法として、”駆け引き”を強調していました

20160427_110601

ゲームは球際激しく、本番さながら、熱いテンションでの攻防が繰り広げられます

「中を空けるな!」(永田選手)

午前11時10分頃からは、ダイレ&リターンなしの制限が入り、ゲームはより難易度アップ

「早くしないと回らないよ!判断スピード!パススピード!」

より素早く、より的確に、より効果的に相手の急所を突く

選手達は集中した様子で阿吽の呼吸に磨きをかけていました

午前11時22分、ビブスなし組の高木選手と石原選手が果敢なフォアチェックをかけると、ゴール前のルーズボールを青木選手が右足で流し込み、ラストゴール

レギュラーサブ問わず、テンションの高さに連戦を《みんなで乗り切る》という意志が感じ取れました
20160427_112655

◇◆◇高木選手◇◆◇

――半そで長ズボン的なスタイルは、こだわりとか…

「いやっ(ニヤリ)そろそろ半ズボンでいいかなと思ったんですけど、きょうちょっと気温が低かったので、低そうだったので、まああのー何だろうこれ…、長ズボンっていうのかな…、七分みたいな…」

――本当だ。けっこうひざのところとか…アンリ選手とかはマックスで上げていたけど、むしろスピード系というのは気になったりするのかなって思いますが…

「あーそうですね、ああいうのは僕はあんまり、なんだろう…、良さを感じませんけど。そうですね…、ちょっと寒いからこのひざかぶってるけど、本当はもっと短い、半ズボンがいいかなぁって。膝に引っかかるのは嫌なんで」

――その辺何か神経質になっちゃったりするのもアレですけど・・・その立派な足からきょうは、ゴール右上に惜しいシュートを右足インフロントにかけて打っていました。あの素早く軽い振りで、あんなに強烈な素晴らしいシュートを放てるのって、やっぱりアスリートだなぁと

「(ニヤリ)まぁ、決まっていないんでへヘヘッ、決めないとあんまり意味がないんですけど・・・まぁ、きょうは特に、かなり強くシュート打つのを意識してやっていたから、かなり周りも最後使えた場面があったと思うし、まぁ、判断としてはそんなに良い判断ができたというわけじゃなかったけど、自分らしい積極性は、そういうシュートも打っていたのからも分かる通り、あったのかなっていうふうに思います」

――当たった感触は良いのでは?

「そうですね、シュートに入るまでの形だったり、自分らしい場面が結構カットインしていっていったのが多かったから、ゲームでそういうイメージがつかめるっていうのがいいかなっていうふうに思いましたけど」

――練習試合でとかでも、結構カットインしてアウトサイドで斜めに持って行って、相手の足の距離とのギリギリを測りながら、トライしているのかなって思えるんですけど。で、あんまり自分の軸足がボールから離れすぎるとシュートの時踏み込めないじゃないですか。その辺とかいろいろこだわっているように感じます

「そうですね。まぁ、やっぱり一瞬はずれた場面を逃さないようにっていう、相手もああいう横にドリブルする相手に対して、どこで打ってくるかという多分駆け引きがあって、その中で小さなキックフェイントだったりしながら少し相手の動きをずらしてタイミングを作るっていうような感じでやっているんで、ああいうふうな形が作れればこう自分がより有利な体勢になってシュートが打てるかなっていうふうに思うんで、まぁ、まずそこにボールが入ってくるような動き出しをして、うまくディフェンスが飛び込めないような間合いを作りたいかなっていう。そういう場面をもっと公式戦で多くできたらいいかなって思いますけど」

――その反面、きょうみたいなゲームだとダイレリターンなしの時にダイレで決めるゴールっていうのも嬉しいんじゃないですか?

「そうですね!最後のシュートはダイレクトなので、正直、あとは打つコースくらいしか考えてないから、キーパーがどっちにいるとか、あまり意識していないんで、きょうの決めたゴールはそういう感じだったのかなって。ああいうのを変に逆にキーパーの位置とかディフェンスの位置とか、意識して最後、振り抜くというか、意外と逆に思われたりとか、コース甘くなっちゃったりとかするんで、ああいうときはもうコースだけ決めて、振り抜いた方がやっぱり入るかなって気がしますね」

――感覚、センスというのがあってこそのものだと思うんですけど…

「自分はやっぱり、あんまり頭脳的というか考えることが得意じゃないんで(苦笑)あのー、どちらかというと感覚で常に私生活から過ごしているタイプだから(笑)ハハッ(※ポップコーンの袋に手を入れながら寝るなど)だから、やっぱりプレースタイルもそうであって正解だと思うので、もちろん、全てそれ任せというのも良くないですけど、自分は自分の中にある感覚を大事にやっているつもりですけど(ニコリ)」

――感覚というところで、きょう練習の途中で、動きだしのところをけっこう監督が言っていて、高木選手も「おっ、来た!」って、ボール来なかったけどこう、自分的には良いタイミングで動けたシーンって多かったんじゃないですか?監督もそういうところを間近で観ていたでしょうし…

「なかなか半面のコートだし、裏へのスペースといってもけっこう限られるから、やっぱり相手との駆け引きというか、動き直しというのがより大事になってくると思うので、やっぱり、ああいうゲームで裏を取れて、足元も取れて…みたいな、そういうのが出来てくると、もっと広い、リーグ戦とか普通にゲームになったらそれが生きてくるのかなって風には思いますけど」

20160427_113420

――連戦、ホームで…と続くまずは名古屋とですけども、名古屋の印象っていかがですか?

「やっぱり、前に特別な選手が・・・特にまた、今年はまた外国人を補強して力強さもあるし、スピードもあるし…みたいな。まぁ、やっぱり、昨年とか、レッズと名古屋の試合を自分もやってもそうだし、その前の年とかを見てもそうだけど、やっぱり永井選手のスピードにはやられているなっていうような印象があるんで、なんだかんだやっぱり最後はそこなのかなって風に思うから、それをどうリスク管理して、あれをやらせないかっていうところだと思うんで、正直、あれはスピードに乗られたらどうしようもないくらいの速さだと思うので(苦笑)あの人より速い選手がこのチームに正直言っているわけではないと思うので、乗らしてしまったらダメだと思うので、それをさせないためのリスク管理ってのも徹底して出来れば、大丈夫かなと思いますけど。今度こそ、同じような形でやらせたくないなと思いますけど」

――ボール持った時のスピードだったら負けないのではないですか?

「うーん、まぁ、その場所とか、シチュエーションとかにはよると思うんですけど、どうなんでしょうかね…ヘヘッ(笑)本当にあのスピードに対しては何かこう自信をもってできるコメントってのは正直あまり見つからないんですけど(苦笑)でも、自分には自分にしか出せないまた違った質があると思っているので、自分はね、もちろん父が速い選手だったから、あまりスピード負けっていうのはあまりしたくないんですけど、ヘッヘ(笑)正直言ってあのスピードは無理ですねハハハハッ」

――スーパーカー

「スーパーカーで、あっちはF1クラスなんで…ハハハハッ(笑)」

――本当に、必ずチャンスが来るでしょうから、ここでチームを救うようになれば、高木選手自身の勢いになると思いますし、この連戦、キーマンだとこちらは思っているので、本当に、

「そうですね、連戦っていうのはやっぱり疲れがもちろん出ている選手が出てきて、それでも少しずつ、練習とかやっててもちょっと見えて出てきていると思うので、やっぱり、そういった時にいかにこう、自分が、自分みたいな選手が良い仕事を出来るかっていうのが、今の順位を保てると思うので、ここでやっぱり落としてしまったら、この間まで勝ち続けた、積み重ねた勝ち点が無駄になってしまうと思うので、次の試合は本当に大事だと思うから、しっかり良い準備をしていきたいと思います」

――感覚と言っておきながら、お話は非常に論理的なんで…

「いやぁ、まあ冷静ぶっているんですけど、結構テンパッてますよ!ハハハハハッ心の中で(ニヤリ)」

――そういう人柄もよく伝わってくるので、高木選手の話、楽しみにしている方、いつも多いので…

「本当ですか!?(ニコリ)ありがとうございます」

――みんな、ゴール期待しているんで、そのあとも連戦で、まず1本を。初ゴールを期待していますんで、ありがとうございます

「ありがとうございました!(ニコリ)」

スピードはF1カーの方が上ですが、スーパーカーはバックも出来るし小回りが効くし、燃費も良くて当たりにも強いはず

「それ、良い表現っすね!(笑)」

最高のゴールへ、緑のフィールドを颯爽と駆け抜けろ!浦和の大洋!!

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では