「きょうウガくんにも『点決められなかったらマキノ部屋が待っている』ってふうに言われたんで(苦笑)」(高木選手)&「非常に大きな意味がある」(那須選手)&「個人的に言わせてもらうと、非常に、これ以上よくなる方法はないんじゃないかっていう・・・」(ズラタン選手)

どうもです

35分×4本トータル5対2、レッズが勝利したきのうの練習試合・早稲田大学戦後に行った選手インタビューです

3日の午後練後に書いた記事でも触れましたが、やはり青チームの「ボロ負け」(李選手)は選手間でも相当応えたようで・・・

まずは、そのあたりについてもコメントしている高木選手から、どうぞ

◇◆高木選手◇◆

「まぁ、あの…湿度が高くて、多少暑さもあって結構厳しい環境での練習試合でしたけど、とにかくやりきることは出来たと思うし、内容はちょっと伴わない部分もあった。けどまぁ、出来てた部分もあったと思うので…。まぁ、個人的には得点ってものを挙げられたっていうのが良かったと思うし、ゴールの形も自分の好きなミドルからだったんで、まぁ、収穫もあったかなって思う」

――本当に、目の覚めるような鮮やかなシュートで、素晴らしい物が見せられたと、きょうも多くの方が見ていたので、そういう方も喜んでくれたんじゃないかなっていうくらいに

「そうですね、練習試合でしたけど、結構多くの人が見に来てくれていたので、そういう人達に気持ちよく家に帰ってもらえることはプロとして嬉しいことなんで、ああいうのがやっぱり、もっと本番のJリーグで、もっと人が入った中で決められるようにしたいなと思います」

――もうちょっと中へ入りましょう…ちょっとつよくなってきた…この間のトークショーでも話題になっていましたけど、ゴール決められなかったら、いよいよ槙野選手のスタイリストって言うか、これで一安心というか…

「そうですね。まぁ、7月はじめで、きょうウガくんにも『点決められなかったらマキノ部屋が待っている』ってふうに言われたんで(苦笑)まぁ、一応そこは次につないだとういうか、死守したので、まぁ、あの髪型に頼る日が来ないように得点を取り続けたいなと思う」

――あとは、惜しかったヘッドのシーン・・・

「そうですね。ピンポイントの本当に文句のつけようのない良いクロスをヒラさんがあげてくれたので、決めなきゃいけないシーンだったと思うけど、気持~ち少し、あの…ボールの落下点に早く入りすぎたかなっていう、もう少し時間作って待って、頭に当てるポイントももうちょっと前にできたらよかったなと。技術面ではそういうミスもあったり、ヘディングの下手さが目立ってしまったかなって思う(笑)」

――逆に、良いヘッドのアシストをコーナーキックから演出(※5点目の橋本選手の得点)しましたが?

「まぁ、でも、何本かあった内の1本ぐらいはやっぱり決められるような球を蹴らないといけないので。決まったシーンも正直そんなに凄く良い球ではなかったような気がしたけど、で、和君がうまく、難しい体勢だったとは思いますけど、決めてくれたので良かった」

――高木選手は速いボール蹴ってくれるので、受ける側は多分、そんなに頭を振らなくても、叩きつけようとしなくても、コース変わって入るようなイメージです

「それは心がけているし、弱いボールで、こう…中のきわどいところを狙うと、やっぱりキーパーに取られてしまうっていうのがあるので、強いボールを蹴りつつニアに引っかからないようなボールを常に蹴りたいなってふうに思う」

――それにしても、昨日の午後練で青チームがけっこうやられまくっていたので、大丈夫かなと思っていました。なかなか出場機会がない選手同士で、きょうはひとつの形をある程度は示せたかと・・・

「そうですね、まぁ、大学生相手という中でしたけど、一応結果は大事だと思うし、きのうやっぱり失った自信を多少取り戻せたなという・・きのうは青のチームの人達は多分一番帰るのが早かったと思うので(苦笑)それで切り替えて、家でそれぞれが多分良いリフレッシュをして、きょうの練習試合でまぁ、良い結果を出せたかなというふうに思う(苦笑)」

――高木選手はどのように切り替えて?

「正直、終わった後は絶望的だったですけど(笑)逆に終わった後、青チームの人達がシャワールームとかで逆に明るく、こう、ポジティブに捉えて、やっぱり青チームがあがっていくのが一番早いなっていうふうに『こういう日は早く切り替えよう』みたいな声を掛け合ったので、それで切り替えられた(笑)」

――来週、リーグ後半戦がスタートしますけど、まず、チームへの貢献というところで高木選手のゴールがより全体を活性化させてくれると思います。意気込みとしては?

「もちろん得点という期待にも大いに応えたいという気持ちは凄くありますし、逆にやっぱり、得点だけが全てじゃないっていう場面での出場もあると思うので、やっぱりどんな状況でも、対応できるような準備を自分はしておかないといけないし、チャンスというのはいつ来るかわからないと思うので、その来たチャンスをやっぱり活かせるように、日々トレーニングを積んで、きのうの練習みたいなことにならないように…まぁ、チームは凄く調子が良いので、その調子を保てるよう自分がそこに貢献、セカンドステージは貢献できたら良いかなと思う」

――そろそろゴール後のインタビュー、楽しみにしているので、期待しています

「ありがとうございます!(笑)」

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◇◆那須選手◇◆

「感想ですか?夏場対策には良い試合だったかなっていう、まぁ、湿気、湿度が多かったし、夏場になるとこういう試合が多いので、まぁ、きのうもハードにトレーニングやった中で、こういう…あの…夏場対策という意味では良い練習ゲームができたかなって思うけど」

――蒸し暑いとついつい集中が欠けてしまう印象も拭いきれないので…(※2本目の中盤辺りは全体的にまったりしていました)

「そうですね。でも、ここで分数をこなせたというのは、非常に大きな意味があるので、その中でチャレンジ、今練習でチャレンジしていることをやるってことは非常に大事なことなので、それは良かったなって風に思っています」

――チャレンジにいろんな要素があると思いますが、そのひとつとして、縦パスを出すときに違う方向を見ていたりとか、色んなキックの種類とか、チャレンジしているように見えますが?

「そうですね、練習試合ですし、結構意図的には縦パスは多くやってましたし、ちょっとボールロスとしたところあるんですけど、そこも意図的にね、狙いに行った部分があったので、そこはまぁ、練習試合の中でチャレンジ出来たかなって思ったんで」

――きのうの練習を見ても、ノールックのパスを出すので、こっちも見ててだまされるような那須さんの良いパスがありました

「そうですね、まぁ、相手が気付かないような感じで出せればって意識していますし、それはね、味方との意思の疎通があってればいいので、結構慎三とか見ててくれるので、そういう目を切ってても慎三の動き出し見られればね、凄くタイミングが合うので、そういうのを合わせていきたいなと思う」

――成長途中の那須さんらしいチャレンジです。ここからあと約20試合近く、決勝戦が待っていますが?

「一つ一つですね、はい。積み重ねて全力で行きたいと思う」

――とにかく、ケガなく、体調を崩さなければ大丈夫だと思うので…

「そうします」

――期待しています。

「頑張ります、ありがとうございました」

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◇◆ズラタン選手◇◆

――お疲れ様です。

「ハイ、アリガトウゴザイマス」

――きょうの練習試合の感想をお願いします

「そうですね、非常に暑い中やらしてもらって多少大変だったんですけども、こういった練習試合というのは、特に我々ベンチ組にとって非常に良い練習になりますし、コンディション備える上では、整える上では非常に良い、最も良い練習だと思います。非常に僕的にはプレー的にも非常に良いプレーも生まれたと思うし、そういった意味で非常に良かったと思います」

――最近プレーを見ていると、周りとのパス交換でのシュートもそうですけど、ズラタン選手本人が縦に力強くドリブルすることを、相手がそれを読めずに凄く守りづらそうにしている印象で、かなり良い武器になりそうですが?

「そうですね。日に日にチームと共にやっていることでやはり自信がものすごくついてきて、で、そういったことができるようになって、もちろん相手にとっても脅威だと思いますし、で、まぁ、チームと共にやっている中でそういったプレーが1つでも2つでも増えることによって、もちろんターンをされたときとか、相手のディフェンダーにとって苦労かける部分もでてくるほど、チーム力っていうのはもっともっと良くなるものだと思いますし、そういったところが非常にうまく行けてることがやはりうれしいですね、自分の中では」

――ファーストステージ、レッズが優勝しましたけど、ズラタン選手の川崎戦での同点ゴール、ガンバ戦での決勝点もそうですけど、大事なところでフォワードとして仕事をしっかりしてくれた印象があります。ご自身、ファーストステージはどう振り返りますか?

「もう、本当に、個人的に言わせてもらうと、非常に、これ以上よくなる方法はないんじゃないかっていう・・・ファーストステージに関して言わせていただくと非常に素晴らしかったと思います。最初、リーグ最初の方は、数試合多少苦労した試合もあったと思うんですけれども自分なりにチームにとって、チームのためにもう貢献することが出来て非常に良かったと思います。少し悔しいという想いがあるとしたら、ファーストステージの途中で自分がケガをしてしまって、そして、コンディションを備える上でケガをしているときに休んでしまった練習を補うことが非常に難しかったと思うし、僕はここからセカンドステージに入るに当たって、チームと共に、チームのために100%自分の良さを尽くして貢献したいと思いますし、本当にケガなしでファーストステージで自分達が生むことが出来た結果を生めるように、チームと共に一生懸命頑張っていきたいと思います」

――改めて、セカンドステージへの意気込み、また、代表に呼ばれることも期待していますので…

「そうですね。代表チームから呼ばれる可能性ももちろんあると思いますけど、もう、本当に僕にとって最優先というのはこのチームの結果であり、で、ここで良い結果を生まない限り、やはり代表にも呼ばれないと思いますし、もう本当にすべてにおいて、まずはこのチームで良い結果をつくるということが全てのうまい流れをつくることができるとおもいます」

――ケガがないことを祈っています。

「やはり良いコンディションでセカンドステージに向けていい準備をしていきたいと思いますし、本当に自分自身もコンディションがいい時にはやはり自信ももちろん増えますし、そういったことによって本当に、非常に良いプレーが出来ると思います。で、そこに目を向けて、しっかりとセカンドステージは良い形でチームと共に入っていきたいと思います」

詳細は、あすの「You’re The REDS」をお楽しみに

では

7月3日 「強かったので、気持ち良い」

どうもです

昼前に比べれば、雨は随分と弱まった大原

午後練習は15時30分から始まりました

とりかご、パス&コントロールといったウォームアップを経て、16時15分になると選手達は3チームに分けられます

行われたのは、ハーフコートでの9対9(キーパー含む)でした

残った1チームは4対4、ミニゴールを用いたミニサッカーを実施

1回戦総当たりのローテーション形式です

チーム赤
—–小島—–
-柏木—-斎藤-
—–阿部—–
茂木—–天野C
–那須–加賀–
——GK——

チーム青
—ズラタン—
-高木—–李–
—–鈴木—–
橋本——平川
–永田–岡本–
——GK——

チーム白
—–興梠—–
-武藤—-梅崎-
—–青木—–
宇賀神—-関根
–槙野–森脇–
——GK——

といったチーム編成

☆1試合目→赤VS青

ワントップの小島選手が面白いようにDFラインの背後を突き、なおかつゴール前で抜群の落ち着きを見せ、得点を量産

柏木選手の俊敏な動きも出色でした

結果は、赤の勝利

☆2試合目→赤VS白

レギュラー組中心の白に対し、柏木選手がメラメラオーラを発するも、一歩及ばず

興梠選手×2、梅崎選手のゴールで3対1、白の勝利

☆3試合目→白VS青

若手と天野コーチが入る赤に勝てなかった青

その心配は的中し、コンビネーションに難あり、攻守に後手後手

梅崎選手×3、興梠選手×2、槙野選手×2、青木選手

「ブラーヴォ!」(西川選手)

終盤にようやくかみ合い始め、高木選手、李選手が決めるも、8対2

「ボロ負けっすよ!」(李選手)

白チームがレギュラー組としての意地を見せました

練習は17時頃に終了しています

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メンバーを見ての通り、レギュラー組には左足首の捻挫から帰ってきた青木選手が入りました

「強かったので、気持ち良い」

と”自然”な返答

「万全ではないけどやれる範囲で。今週ちょっとやってみて確認しながらという感じなので、明日また確認してという感じ。トレーナーの方によくやってもらえたので良かった。感覚がちょっとだけ直っていない感じがあるので、明日しっかりやって来週はしっかりできるように戻せればと思う」

――あすの練習試合での注目ポイントは?

「そんなに注目しなくていいです(笑)」

マイペースな背番号16が見られるでしょう、きっと

では

7月3日 「より後半戦は、そういうところを今以上に、もう一つ二つギアを上げて戦って、そうやって自分達を研究していく相手に対して、《何もやらせないんだぞ!》という位の気持ちを見せてやりたい」

どうもです

2日連続の2部練習です

午前練については、断続的に降りしきる雨、ピッチコンディションに配慮し、室内での体幹トレーニングを約45分間を行い終了しました

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来週、リーグが再開すればすぐに8日間で3試合を闘うことになります

貴重な準備期間、2部練が多いのも、キャンプではありませんが、チームがより長い時間を共有することで結束を高める狙いが少なからずあるのかもしれません

「そうですね。ミシャもシーズンが始まる前に、『今年はやっぱり、チームで長くいる時間をより増やしたい』という話をしていたし、『週に1回は必ず2部練をやりたいな』と話をしていた」

と肯くのは宇賀神選手

「まぁ、こうやって選手同士で長く一緒にいたりサッカーの話をしたりというのも、非常に有意義な時間だなと思う」

これまで、水曜日に2部練習が予定されながら、午後練が行われないということは、ひとつの恒例でした

ただ実際のところは午前練後も、監督、選手、スタッフは顔を合わせています

「午後はみんなで映像を観て、そこで話をし合ってとか、自分達のイメージを膨らませるということが多いけど、そこで全員がイメージを共有したりだとかっていうのが、少なからず出ていると思うし、ファーストステージの後半もだんだんコンビネーションからのゴールが増えていったのはそういうのもあるかな」

ここまで5アシストという数字でも示されている通り、昨シーズンよりも得点に絡む機会が向上した宇賀神選手がそう説明するだけに、説得力があります

ところで先日、宇賀神選手が英語で何かを口にしていたら、ミハイロ・ペトロビッチ監督が「ブンデス! ブンデス!」って言っていたように聞こえたことがありました

「言ってましたっけ!?覚えてない(苦笑)」

そういった意味でも、ドイツの試合を観ることが多いのかと勘ぐってしまいます

「そうですね、はい。バイエルンの試合を観たりとか。今だったらコパアメリカやっているので、そういうところでの切り替えの速さだったりとか、球際の部分っていうところを映像でもわかっているのかなと思う」

ボールへの強い執念

「より後半戦は、そういうところを今以上に、もう一つ二つギアを上げて戦って、そうやって自分達を研究していく相手に対して、《何もやらせないんだぞ!》という位の気持ちを見せてやりたいなと思う」

受けるのではなく、倒しにいく気概です

加えて、

「個人としては…カードに気をつけます。もう、とんでもないんで(苦笑)」

選手会長&副キャプテンとしての自覚も口にしました

では

7月2日 「出場時間が、たとえどんなに短くても」

どうもです

リーグ戦の中断期間を過ごすレッズはきょう、2部練習を組み込みました

梅雨空のもと、午前練は10時からスタート

ここ数試合のレギュラー組は天然芝ピッチでの鳥かごを中心としたアップをこなし、それ以外のメンバーは人工芝ピッチでの体幹トレーニングを行い、午前10時40分過ぎ、一同に会します

フルコートにはマーカーやポールが設置され、陸上トラックのような楕円形のコースが完成

そこを選手達は時間毎(数十秒単位)にペース調整しながらのインターバル走で外周します

次第に聞こえる、「ハァ、ハァ・・・」激しい息づかい

レギュラー組の多くはコンディションを考慮し、早めに切り上げましたが、阿部選手はきっちりと完走

なぜなら、達人の一言も影響したでしょう

「ファーストステージ優勝で満足か?ここから行けるか!?(笑)」

平川選手からそう言われたのであれば、ここまでリーグ戦全試合フル出場中の主将であっても、足を止めるわけにはいきません

普段、ピッチ上で”受け狙い”などしない精神的支柱のユーモラスに、同グループで走っていた永田選手、橋本選手、青木選手からも白い歯がこぼれます

セカンドステージを控えたブレイクタイムならではの、ほほえましい一コマでした

夏場の戦いへ、きちっとした体力作りをすべく、時間を有意義に使えている印象を受けます

午後練は、ボールを使ったメニューが予定されているとのことです

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走り込みの際、主にベテラン勢から「良い走りをしている」と褒められていたのは、若手中心(高木選手、岡本選手、小島選手、斉藤選手ら)のグループ

そのうちの1人、茂木選手は現在のJリーグシステムならではの仕組みにおいても、良い成長をしいるようです

「チームは無敗できているし、自分はJ3で経験を積めていると思うし、試合勘というのも、こっちで残っている選手よりは、向こうでやっている分あると思う。ファーストステージの最終節の日にはJ3の試合に行ってきて、向こうでもファーストの締めくくりのような気持ちで試合をした。そこではけっこう、今シーズンのJ3の中では自分の納得いくようなプレーが出来た。こっちに戻ってきても、チームはフワフワしていないし、みんなが次へ向かっている。自分もその中に入っていくために、今、準備は出来ている。ここからどれぐらい自分の色が出せていけるかだと思っている」

――違うチームへの帯同は、ある意味では不本意かも知れませんが、そちらはそちらでU―22の選抜チーム。ただ試合をこなしているわけではないというのが伝わってきます

「そうですね、自分でも毎回試合前に目標というか、《この試合はどうやっていこう》とかのイメージはあるし、ああいう時間を無駄にしたくない。試合が出来るというのは嬉しいこと。サッカー選手なので。まあ、ユースの頃は試合を沢山していたけど、トップに入ってあんまり試合がないという中で、U-22に参加できるのは嬉しいこと。集まってきている選手には色んなモチベーションがあるだろうけど、自分は常に高いモチベーションでやろうと意識している」

――矢島選手も昨シーズン、気持ちのコントロールが難しそうでしたので・・・。ただ、対戦相手はサッカーが出来る喜びを“特に”感じながらプレーしている選手が多いカテゴリーのリーグですから、そこでの刺激、ありがたみも大きく感じるのでは?

「球際とかでも来る人も多いし、身体能力の高い選手も結構いるので、J1ほどではないけど良い練習になる。色んな人と知り合えるし、友達も増えた(笑)」

――プレー面で感じた手応えとしては?

「向こうでは右サイドバックをやっていることが多くて、攻撃参加の時、サイドハーフがボールを持ったときとか、逆のサイドにいるときに走って裏に抜ける部分とか、クロス。こっちでもクロスの練習はけっこうしているので、まだアシストにはなっていないけど、チャンスを作れている部分はあると思う。クロスはひとつの持ち味になったかと」

――先日、試合翌日の少ない人数での練習後、「良いクロスを上げている」と感想を伝えたことがあったので、今のコメントを聞けて嬉しいです

「フフッ、はい(笑)そうでしたね」

――2002年のワールドカップの頃、ドイツ代表にシュナイダー選手という高速クロスを上げる選手がいて、重なる部分があります

「小学生の頃から、父親には『速いクロスを上げろ』と言われていたので、弱いクロスでピンポイントで合わせるのも必要だけど、速いのを上げておけば、相手のミスとかで入る場合もあるので。そういうのは昔から父親に言われていたので、意識はしてる」

――ちなみに、シュナイダー選手?

「知ってます(ニコリ)」

――先日、斎藤選手もお父さんの良いお話を聞かせていただきましたが、茂木選手のお父さんもレッズが好き?

「僕の父親は色んなスポーツをしていたので、逆に言えばスポーツが続かない(笑)人だと思うんすけど、まあいろんなことを経験している分、いろんな視点から見ることが出来ている。僕がサッカーをしているの、よく見てくれて、けっこう指示とかもしてくれるので、それでお母さんも見に来てくれたりするので家族でサッカーが好きになっているのだと思う。高校サッカーとか、自分がいないのに、中学時代の友達が出ているとかの理由で会場に足を運んだりしていたので(笑)」

※茂木選手自身も以前はラグビーをしている時期がありました

――サイドでのプレーではアップダウンの走りも重要になってきますが、きょうの練習では茂木選手のグループ(高木選手、岡本選手、小島選手、斎藤選手ら)がベテラン勢から「良い走りをしている」と褒められていました。「見せてやろう」という意識は持ち合わせていましたか?

「そうですね。見せるという部分もあったし、自分の体力を高めるという部分でも大事になってくる。一番は、体力作りを意識した(笑)」

――良い姿勢を保ちながら走れているように見えますが?

「そうですね、僕は最近あまり心がけていないけど、最初は意識していて、身についてきたのかな?というのはちょっとあるけど、あんまり顎が上がらないようにはしていて、疲れてくると多分上がっているときがけっこう多いので、そういうのは意識している。プレーもそうですけど、身体に染みつくようにやり続けることが大事」

――先ほどのお話にもあった通り、チームには浮かれた様子はないでしょうが、今のまま続くとは限らないので、下の選手がどんどん突き上げていくような刺激が大切だと考えます。茂木選手ももちろん、このままではないと?

「もちろんっすね!(笑)」

――春に行ったインタビューでは、「セミがなく“前”には」と話していたので

「そうっすね、そろそろセカンドに向けて、やっぱり、色んな代表の選手も言っているけど、準備というのは大事だと思っているので、いつ入っても良いようにしたい。どこでも出来るのが自分の特徴だと思うので、《どこに入っても良いプレーするな》とサポーターに思ってもらえるように、“茂木のプレーはこういうのだ”とみんなにわかってもらえるようにしたい」

――次、まずは早稲田大学との大事な練習試合を控えています。世代も近いですし

「知っている選手もいるし、大学生だけどレベルが高いと思うので、与えられた時間で自分のプレーを出したい。出場時間が、たとえどんなに短くても、自分のプレーが出来なかったら使ってもらえないと思うので、どこで入っても良いプレーが出来るようにやっていきたい」

――何かひとつでもインパクトを残すことが、若い選手には求められるでしょうから

「そうですね。やっぱり、ひとつのアシストだとかゴールとか、こだわっていきたい。結果にこだわりたいので」

――早稲田といえば、レッズユースにゆかりのある選手も多いですが?

「はい、そうっすね(笑)自分が1年の時に3年だった、新井純平君とか。やっぱり江南の先輩だし、一緒にやりたい」(※堀田選手、西山選手も在籍)

週末の注目点が増えました

茂木選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

7月1日 「水輝君も堤君いたりして、非常に観ていて面白かった」

どうもです

リーグ前半戦を終えたチームは3日間の休暇を挟み、きょうから練習を再開

小雨ポツポツ、午前の大原では、オフ明け恒例のフィジカル系メニューが行われました

締めのシャトランは関根選手が独走

必死に食らいついた岡本選手は、

「まだ余裕ありそうなんで、あいつは(笑)僕は、いっぱいいっぱいですけど(苦笑)」

と舌を巻きました

しかしながら、自身の置かれている状況も決して悪くありません

――コンスタントにベンチ入りできるようになってきてというところで、手応えはどうですか?

「そうですね、ここ何試合かは続けてメンバーには入れているので、次は出場できるように、いつでも出場できる準備をしていきたいなと思う。一歩一歩、少しずつだけど、前進できてるかなと思うので、これを継続していきたい」

――あくまでも判断するのは監督だと思いますが、ご自身はどのあたりが評価されていると感じますか?

「うーん、まぁ…、どうですかね?(ニヤリ)まぁ、ある程度自分のプレーを表現できているっていう部分と、まぁ、しっかり準備しているのを見てくれてるかなと思う」

――浮き沈みが減ったというか、日々の平均値が上がった印象です

「まぁ、それ、そうですね。気持ちの部分がだいぶ大きいと思うんですけど、どんな状況でもモチベーション落とさずにトレーニングが出来ているのかなと思う」

――自分らしさ失わないという意味で、先日の練習では浮き球のボールを思い切ってバーンとシュートして、右に逸れて…で、監督は何か声荒げてたけど、全然気にしていない様子でした。そのあたりが岡本選手らしくて・・・

「そうですね(笑)しっかり監督の言っていることを聞きつつ、しっかりと自分のプレーを出せたら良いなと思う」

――ああいったチャレンジをして、入ればまたそれは評価としてつながりますし、という中で今、ブレイクタイム入っちゃったのが何かもったいない気がしますが?

「そうですね…。まぁ、そうですけど、しっかり気持ちを入れ替えて継続してやっていきたいと思う(苦笑)」

――リフレッシュという意味でも、オフの3日間はどのように過ごしていましたか?

「長崎の方に行ってきた。まぁ、試合を観に行って刺激もらってきた。やっぱり福岡での試合で、水輝君も堤君いたりして、非常に観ていて面白かった。長崎でやってきたことを忘れずにこっちでもやりたいなと思った。まぁ、本当、水樹君も堤君も良いプレーをしていたので、本当に僕も頑張らなきゃいけないなと。試合後には長崎の美味しいところ連れていってもらった(笑)カキがうまいんです。カキが有名。季節的にはあれですけど」

――やっぱ、あとは会話・・・

「そうですね。あと、みんなと話すのがたのしかった。

――やっぱ、みんな喜んでいたのでは?最近、少しずつではありますけど、岡本選手の名前を聞くようになってきたでしょうし…

「まぁ、そうですね。『この間よかったね』とか言っていただけるんで。うれしかったし、是非またプレーしていけたら良いなと思う」

――最近、駐車場で何か良いエンジンの音がするなぁと思ってみたら…奮発しましたね?

「そうですね(ニヤリ)ちょっと思い切って買ってみた。ちょっと頑張ります、ここから。はい(笑)」

――やっぱり、自分に対する責任というか…

「プレッシャーかけて頑張ります!ちょっと背伸びしている感覚はあるかとは思うけど」

――やっぱ、違いますか?

「そうですね、楽しいですね。はい」

――てっきり、それもあるし、3日間は何かドライブに行ったり、まさか、車で長崎へ?

「いや、行ってない(笑)飛行機で」

――岡本選手は仲間思いというか、昨年のアウェイ鳥栖戦の時も野田選手と観に来ていました。良いところありますね、ほんとに

「いやいや、ちょっと、ほんと、見たかっただけなんで(笑)自分が」

――当時、長崎の担当をしていた関係者に聞いたことありますが、レッズユースの先輩・中村隼選手が長崎では唯一そういう系の車を乗ってたとき来ました

「そうですね、乗っていましたね。ちょっと、相談もしました(ニヤリ)」

――関根選手にいじられる要素も、減ったかと…

「そうですね。もう、いじられないです。さすがに」

――どうですか? 反応は

「似合わないってみんなに言われますけど。自分でもそう思う」

――形からじゃないですけどね、どんどん似合う男に…

「そうですね、これからもう一歩、頑張っていきたいなと思う(ニヤリ)」

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「本当は似合わないんじゃないですか!?一生(ニヤリ)」

と笑うのは、関根選手

シャトランで岡本選手をぶった切ったのも、

「車じゃちょっと勝てないんで。自分の身体で勝った」

――「似合わない」・・・

「そうですね、買えるのかなって。『車におさまる?』って、買う前に突っついたんですけど。『オープンカーが良い』って言っていたんで、『ありえないでしょ!』と言って、ジャンジャン言ってたんだけど(苦笑)でも、拓也君が前に乗っていたのは四駆だったので。自分は今、四駆乗っていますけど、乗りたいなって気持ちはある。やっぱ、面白いんじゃないですか?乗ってて。やっぱり、目線も違うし、運転楽しそうにしていますね」

――3日間のオフでは、関根選手なかなか休めなかったけど、岡本選手は九州へ行って、堤選手、濱田選手とかと会ってきたと聞きました

「すごいいいオフを過ごしたんじゃないかなと思います、みんな“は”(苦笑)」

――義理堅い・・・

「まぁ、そういったところ、色んな場所に自分の居場所があるのはすごい良いなとは思う」

――関根選手にとってのこのオフ期間は、注目される良い機会になったでしょうから

「そうですね。すごい良い経験ができました(ニヤリ)」

この、ほほ笑ましい2人の関係と共に、レッズの好調がいつまでも続くように

さあセカンドへ、良い準備をしていきまっしょい

岡本選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

6月29日 「《レッズが行かないでどこが行くんだ》という感じ」(関根選手)&「一番良い相手だと思う」(指宿選手)

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どうもです

きょうのお昼、Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝トーナメントの組み合わせ抽選会が行われました

◇◆関根選手◇◆

――大型モニター越しにも、額の汗を確認できましたが?

「ほんと暑かったっす。スタジオが…はい(苦笑)」

――緊張したのでは?

「しましたね。抽選くじを引いたことなかったので。そういうトーナメントとかの。凄い良い経験になった」

――7番・・・

「いんやぁ微妙でしたね(苦笑)チームメイト、スタッフからは『1か5を引いてこい』と言われていたので。何とも言えないっす。ただそこはもう、今から何を言っても遅いので、本当に。去年も負けてはない状況でも進めないのが、ホーム&アウェイの難しさなので、2試合合わせてしっかり勝つというところが大事になってくるので、そういったところをしっかりやっていきたい。どの相手でも自分達がやるべきことをやれば良い結果を残せると思うので、本当にJリーグは良い調子で来ているし、ナビスコも良い形で勝ち上がって行ければと思う」

――隣りに立った指宿選手、大きかったのでは?

「ほんと、《テレビに並んで映るのかな?》ってところが心配になった(苦笑)身長差がありすぎて(ニヤリ)」

――新潟への印象は?

「ついこないだ対戦したので、凄い良いイメージでやれると思うし、自分個人としては凄い悔しい思いをしたので、しっかりと新潟相手に良いパフォーマンスが出来るように良い準備をしたい」

――悔しい思いというのは?

「得点に絡むことも出来なかったし、相手にPKを与えてしまった部分もあるので、そういった想いがあるので、しっかり晴らせればと思う」

――この大会への思い入れを聞かせてもらえますか?

「ひとつでも多くのタイトルを取るのが今年の目標だし、このJリーグの調子を維持することが大事なので、本当にここからが勝負だと思う」

――プロデビューの舞台でもありますが?

「そうですね、はい。あの時は槙野君が退場したことぐらいしか記憶にない(笑)気付いたらいなくなってたので、後ろが(ニヤリ)そういう思い出がある大会」

――デビュー翌日、「夢の中にいるみたいだった」とコメントしていたのが印象的です

「ほんと、そういう感じだった。初めて立ったときはそういう感じだった」

――次は現実としての良い舞台に出来るように

「そうですね、頑張ります(ニヤリ)」

――ニューヒーロー賞については?

「そういった賞というのは後からついてくると思うし、本当に目の前の試合で良いパフォーマンスが出来るように準備していくことがそういった結果につながっていくのかな」

――決勝戦は埼スタです

「凄いモチベーションが上がるし、《レッズが行かないでどこが行くんだ》という感じなので、本当に、埼スタで最後に試合が出来るように勝ち上がっていきたい」

――ちなみに、お菓子は好きですか?

「??お菓子っすか!?割と、好きっす・・・!あーあーあー!!結構好きです!!(笑)フフフッお菓子好きです」

――チップスターとか?

「はい!」

――休みもほしかった?

「はい(しみじみ)休みたかったっす、本当に(笑)チームに良いように使ってもらっている(苦笑)」

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□■アルビレックス新潟・指宿選手□■

「レッズを倒して、勝ち進んでいって、優勝するだけ」

――レッズへの印象は?

「もちろん、レッズは強いという印象。ファーストステージは優勝しているし、ただ僕らに可能性がないわけではないので、そういった意味では、やり甲斐が凄くあるチーム。で、また僕らとしてはレッズを倒したら勢いに乗っていくことも可能だし、一番良い相手だと思う。ナビスコは一発勝負なので、リーグ戦とはまた雰囲気も違うし、全く違う戦いになるのかなとは思う」

――達也さんもきっと今頃・・・

「燃えているでしょうね、達さんも(笑)はい。達さんのことはもちろん、とにかく勝ちたい。それだけ」

――暑い季節にリーグを含めて3度対戦。サポーターも燃えるでしょう、きっと

「お互いに熱いサポーターがついているので、そういった意味では、凄い盛り上がりもあるのではと思っている。新潟も毎試合毎試合アウェイまで多くの方々が駆けつけてくれて、応援してくれる素晴らしいチームなので、サポーターに僕らは支えられているし、そういった意味ではそこもまた違った目線での見どころになると思う。サポーター同士の戦いというのも」

――関根選手とは話しましたか?

「初対面なので、軽く世間話をしたぐらい(笑)スピードのある選手。11人で戦って、しっかりそこを抑えられればと思うし、勝ちに行く」

――新潟は埼スタで勝ったことないのをご存知ですか?

「あっ、今初めて聞いた。なおさら良いのかな。舞台としては整ったのかなと思う。ここ最近も勝ててないし、アウェイで勝てれば、優勝までの道が見えてくる」

――エールの交換と言いましょうか、レッズのサポーターへメッセージをお願いします

「とにかく僕らも全力を出して戦います。それはお互いに同じだと思うので、そういった意味では熱い試合が展開されると思います。それを良い意味でお互いポジティブな気持ちを持ってしっかり応援し合えたら、より一層盛り上がって良い試合になると思うので、頑張りましょう!お互いに。よろしくお願いします」

とても紳士的な応対に感謝!

インタビュー詳細は、「You’re The REDS」でお届けします

では

RED A Live 2015 6.27 VS 新潟

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ペトロビッチ監督はきょうの練習後、新潟戦での平川選手のスタメン起用を示唆しました

平川選手は先日のインタビューで、近況をこのように語っています

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★浦和レッズ戦を実況生中継!

埼玉スタジアム2○○2で行われる、「明治安田生命Jリーグファーストステージ第17節・浦和レッズ対アルビレックス新潟」の模様を実況生中継します。

RED A Live 2015
「浦和レッズ 対 アルビレックス新潟」
…6月27日(土)18:30~21:15(延長の場合あり)
提供/ポラスグループ

Come On! REDS…17:00~17:55
REDS After The Match…22:00~22:55

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・これに伴い、当日は番組編成を以下のように変更します。
17:00~17:55 Come On! REDS
18:30~21:15 RED A Live 2015(延長の場合あり)
22:00~22:55 REDS After The Match

6月25日 「自分は40点ぐらいじゃないですか?」&「これからもっと成長していくひとつの栄養剤になったと思う」

どうもです

気温はきのうに続き、30度越え

もうすぐすれば、レッズ版サマータイムが導入されるのでしょうか

さて、新潟戦を2日後に控えたきょうの練習は、室内ミーティングを経て午前10時45分頃からスタート

ウォームアップ後は、11対11でのハーフコートゲームへ

最初のルールは、これまでの2日前練習で何度か(FC東京戦前等)設定された、プレーエリア限定方式でした

ピッチ上には無数のマーカーが置かれ、ディフェンスゾーン、ミドルゾーン、アタックゾーンに分割されます

ディフェンスゾーンでプレーするのは、3バック+2ボランチ

アタックゾーンには1トップ2シャドー+両ウイングバック

基本は2つのゾーンにおいて5対5のマッチアップが生じます

ただ、空白となるミドルゾーンを後方の選手が攻撃参加時のみ踏み越えることで、

「数的優位活かして、出来るだけ早く!」(監督)

という変則的形式でした

システムを合わせ手来る相手をどう打開するか

「奪った早く縦へ!」、「相手の対応を見て的確なパスを出そう」、「タイミングだよ、それぞれが勝手に動いてはゴールできないよ」

と監督

さらにルールとして、縦パスが入った際にアタックゾーンの選手は必ずダイレクトパス(1タッチ)を入れてからフィニッシュへ至る、ルール設定がありました

単調にならず、アクセントプレーも織り交ぜる

そして連動性を持ってゴールを射抜く

それは、今年のうまくいっている時の攻撃パターンにそのまま当てはまります

また、守備陣は基本的に”追い越し”をしない制限があったことから、相手のカウンターへのリスクマネージメントの狙いもあったのでしょう

新潟のワンダーボーイ、次戦は果たして・・・

ゲーム終盤には、プレーエリア限定を解除

とはいえ、「さっきやったことを頭に入れて!」(監督)

選手達もその意図を組み、バランスの良く、時には大胆にゴールを目指していました

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お昼の12時23分、ラストゴールを決めた橋本選手は、きょうの練習をこのように振り返ります

「今まであまりやってきたことがなかったので新鮮。マンツーをいかに外すかということで頭を使いながら、体を動かしながら、という感じ」

なんと、右からの折り返しに右足で合わせたシュートでした

「あれはまぐれです。でも続けていきます」

そう目を細めるレフティーは1st優勝を決めた瞬間、ピッチに立ってはいましたが、ここまでの貢献度としては、

「40点ぐらいじゃないですか?」

シーズン前の期待感からすれば、妥当かもしれません

ただ、徐々にミハイロスタイルに順応出来ている印象です

その証しに、練習試合では”動きながらボールを受ける”機会が圧倒的に増えました

「少しずつボールももらったり、センタリングを上げる回数も増えているので、少しずつは良くなってきていると思う」

と本人も頷く通り

加えて、味方が信頼してどんどんパスを出してくるようになったことの現れでもあります

「ダイレクトで巻いて出てくるというのは、今まではあまりなかったし、自分のタイミングも悪かったけど、ああやってどんどん出てくるというのは、しかも顔が合わずに出てくるというのは、少しずつ理解してもらえているし、僕の動き出しも良くなっているのかなと思う。サイドをやっている以上、少し長くても一生懸命追いかけることとか、続けていきたい」

「40点」と自己採点したとはいえ、宇賀神選手の活躍を見ればわかる通り、昨年までのレギュラー組に刺激を与えた意味での貢献度は高いはずです

そんな褒められ方をしても、不本意でしょう

けれども、宇賀神選手が出場停止の次節における活躍次第では、状況は随分と変わるはず

その後にショートブレイク期間を迎えることを考えても

「ファーストステージの最後にインパクトを残せるように、まあチャンスが来ればだけど、そのための準備はしていきたい」

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レギュラー争いが最も熾烈であったのは、言うまでもなく前の3枚

競争意識の高さがファーストステージ優勝の要因のひとつ

「間違いなくそうだと思う」

李選手は、そう言い切ります

「チャンピオンシップの権利を得たのは凄く大きなことだと思うし、優勝するっていうのはすべてのピースが合わないとできないと思うので、達成できて自信にもつながったと思うし、これからもっと成長していくひとつの栄養剤になったと思う」

神戸戦で自身はレッズの一員となって以降、ベンチ入りした試合では初めて”出場機会なし”を味わいました

「もちろん悔しい。試合に出るために毎日サッカーしているし、試合に出るためにこのチームに来たので、出られなかったら悔しい。この前の試合はこの前の試合で終わって、やっぱり自分に足りないものがあるから出られないので、また日々の練習からしっかり鍛錬していきたい」

悔しさをも、栄養剤に変えて

「サッカー選手は悔しい気持ちがないと成長していかないので、ここにいるみんなが負けず嫌いで、お山の大将で来た選手ばっかりだし、ましてやレッズはスター選手が多いので」

その選手達の多くは、海外挑戦や代表などでの挫折を経験しています

いわば、ハングリー精神の集合体とも言えるのが今のレッズの特徴、強みです

「その中で競争に勝っていきたい気持ちがある」

通過点は通過点、ゴールはまだ先

このチームはまだ、まだまだ、進化中です

橋本選手、李選手のインタビュー詳細は、このあと23時からの「You’re The REDS」再放送をぜひ

※きょうは生放送ギリギリまで取材があったため、この時間の更新となりました

では

6月24日 「ちょっとドイツ語を喋ったらミシャも喜んでいた(笑)」&「もっと活躍してオファーが来るように頑張らなくちゃいけないなって心を新たにした」

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どうもです

新潟戦3日前のきょう、練習は午前10時からスタート

気温30度、今年もいよいよ”炎天下”という言葉がつきまとうようになってきました

たっぷりの汗をかきながらのウォームアップを終えると、午前10時45分からは12対12での”ペナペナ”ゲーム形式へ

「スペースがあれば、持ち上がる!」

監督からは、5バックを敷いてくるチームへの対応策を中心に、これまで実践してきたことの再確認を促すような指示が出ます

また、暑い中でも気を緩めないよう、強弱つけた声をタイミング良く選手へ送っていました

選手達もコミュニケーションを絶やさず、集中を切らしません

午前11時30分、永田選手の縦へのやわらかいフィードを受けた興梠選手が、体をくねらせ前を向き、左足ボレーでラストゴールを決めます

しかし、タッチライン外脇、ちょうどディフェンスラインの水平線上から練習を見学していた茶髪の風雲児は、「オフサイだよ!」と納得のいかない様子

「早う帰れよー!」(興梠選手)

「危険なのが来た?アイツ、俺なら大丈夫(笑)」(高木選手)

「お前、ボランチになったんだな!」(堀コーチ)

4代目背番号9は、オフを利用し約1年ぶりに大原へ

「自分が帰ってきたというより、みんなに『おめでとう』と言いたくて。このタイミングぐらいで来れば優勝しているかなと思ったし、優勝する前のピリピリしている時に来るのもよくないかなと思ったから、一応、気を遣って(笑)、このタイミングで来た」

――雰囲気は?

「相変わらず変わってないなって。大原という場は良いところだなと感じた。(今年の浦和の印象は)やっぱりコンビネーションの精度は上がっていると思うし、粘り強くなっていると思う。僕が見た中ではコンビネーションの質は僕がいなくなって良かったなって(笑)。自分がドリブルしなくなったから、その分、コンビネーションの質を上げていって、それが良い方向に行っているんじゃないかと思う」

――武藤選手など新しい選手も順応していますが?

「1年目でミシャのサッカーは非常に難しいと思うけど、それを1年目であれだけ表現しているのは難しいと思うし、彼には合っているんじゃないかなと思う。でもまだトシ(高木選手)はあまり出てないし、『難しい』と言っていたので、その中で武藤選手が順応しているのが凄い」

――ドリブルで局面を打開するというところで、高木選手は似ているところもあると思いますが?

「トシだけじゃなくてタカ(関根選手)もそうだし、タカは活躍しているけど、トシにはここからそういう活躍をしてほしいなって。ひとつのオプションになると思うし、強引に行くことも苦しい試合で必要になってくることもあると思う。トシはそういう力を持っている選手だと思うし、同い年なので、期待している」

――久々のオフ?

「代表が終わって1週間ぐらいゆっくりできたので、今日からトレーニングを始めるけど、また厳しいポジション争いがあるし、ヘルタは僕のポジションの選手ばっかり取ろうとしているから(笑)、気を引き締めなおしてやらないとまた大変なことになるので、気合い入れてまた戦いに行きたい」

――そういった環境を望んだからこそドイツへ

「そうですね、僕が望んでいたのはそういう環境だし、もっと上に行くためにヘルタで活躍しなきゃいけない。その先に代表もついてくると思うし、上には上がいるというか、ここから登っていくしかないという気持ちなので、上に行きたい」

――ドイツで1年戦ってみて、肌で感じた超一流とは?

「ちょっとした差なんだけど、大きな差、みたいな。難しいんだけど。局面ひとつを取ればもちろん勝ったりもできるし、負けたりもするけど、大した差はないなと思うけど、その小さな差が大きな差みたいな。1日1日でその小さな差を詰めていかないと上には行けないと思うし、1日でも気を抜いていたらそこにはたどり着けないと思う。そういう思いができたのは良かったのかなと思う」

――ミハイロ・ペトロヴィッチ監督ともドイツ語で話せますか?

「ちょっとドイツ語を喋ったらミシャも喜んでいた(笑)軽く話すぐらいならできるようになったので、直接コミュニケーションを取れて僕も嬉しかった」

――どういう会話を?

「『ミシャ、おめでとう』って言って、『ヘルタは難しかったけどよく走ってた』、『ボールはつなげないけど、あれだけ難しい中でよく入っていた』と言われた」

――レッズが移籍金でレッズランドの人工芝を改修するようですが?

「次の世代もどんどん世界に行かないといけないと思うし、僕がまず行ったけど、そういう選手がどんどん続いてきてほしいと思うし、今、タカがああやって活躍しているのは浦和にとって凄く大切なことだと思う。正直に言えば自分がいた時に優勝したかったけど、浦和レッズが成功してくれるのは非常に嬉しい。浦和がブンデスリーガで言うバイエルンのような、常にリーグを引っ張るクラブになっていかないといけないと思うし、そういう第一歩になってくれたらと凄く思う。やっぱりそういう引っ張るクラブがあるリーグは魅力的だし、そういうクラブがヘルタのホームに来ると満員になる。そういうクラブがあることは非常に大切だと思う」

――海外に行って感じるレッズサポーターの力は?

「また違う。独特というか、浦和には浦和の良さがあるし、凄く魅力的なチームだということは向こうに行っても思う」

代表で取材したときも感じましたが、肩周りや胸板が以前に比べればがっちりし、逞しくなった印象です

コメントからもその風格は感じ取れるはずです

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「原口お前挨拶来るのが遅えよ!」

と威嚇すれば、

「うっせえお前が来いよ!!」

逆に恫喝されていたのは、森脇選手
※今までの関係があるからこそのコントのようなものです

「原口?あいつは全然オーラないんでね、来てるか来てないか分からなかった。今、気づきました。見た目は変わってないですよね(笑)髪の毛が明るくなったぐらいですかね」

――髪型と言うと、自身もヘアバンドやオールバックなど色々している印象です

「いろんな髪型をしたいなと。夏になってくれば暑くなって短髪になればいろんな髪型ができるんじゃないかなという楽しみもファンのみなさんには見せたいなと思うけど、昨日はファンサがあったので久々に練習で髪をセットしようかなというところだったけど、コーチ陣から『昨日と今日の気合いの入り方が違うんじゃないか』と。今日はヘアバンドで髪をセットしなくて、『モリの練習にかける意気込みが髪型から分かってくる』と言われた。『今日はやる気がないね』って言われた(汗)ジェルとかをつけちゃうと汗をかくと目に染みて大変なことが起きるので今日はヘアバンドにしたけど、ヘアバンドはみんなからは不評だということは事実としてある」

――ひとつの節目として、ファーストステージ優勝を決めたことについては、どう感じてますか?

「去年も前期は1位で今ぐらいの勝率だったと記憶しているので、本当の勝負はここからだと思っている。これから夏場になった体力が厳しくなってきた時にどれだけ勝ち星を重ねていくか、本当に年間チャンピオン取るためにはここからが大事だと思っているので、まだまだ油断はできないなとはどの選手も感じていると思う。こういうシステムになって前期優勝という形になったけど、ワンシーズン制だった去年に関しても前半戦は非常に良い結果は残せていたので、まだまだ油断できる要素はひとつもないなというのが正直な感想」

――練習では3人目、4人目、5人目の動きを意識して取り組んでいますが、サポーターによる“12人目の動き”も力になったと思いますが?

「それはいつも感じているけど、特に神戸戦はそういうパワーは感じ取ることができた。最後は苦しかったけど、より僕らがパワーを発揮できたのはサポーターのおかげだなと。それは間違いない事実なので、非常に良い働きをしてくれたなと。いつも僕らをサポートしてくれているけど、神戸戦は本当に力強かった印象を受けた」

――そのおかげもあって、90分走り抜けましたか?

「フル出場できたのでそういう意味では走り抜けたけど、もっともっとコンディションを上げていく必要があったと思うので、後半15分経ったぐらいから両足が攣っているようじゃまだまだ話にならない。情けないですよね。サッカーをしている、試合を出ているうちに足を攣って交代というのは僕の中では一番恥ずかしいことだと思っているので、そういうことがないように体力をつけないといけないなと。こないだもロスタイムが6分あっても最後まで走りきれる、最後まで120%の力が出せる、そんな選手を僕は目指したいなと思っているので、まだまだコンディションは上げていかないといけないと感じた。この1週間しっかりトレーニングができるので、新潟戦は問題ないんじゃないかなと思う」

――これを聴いたら、バナナの差し入れが増えそうです・・・

「バナナは好きなので差し入れしてくだされば喜んでもらいたいなと思っている。バナナを食べれば足を攣らないということは聞くので、しっかり差し入れしてもらいたいなと思う!」

――表彰式ではソロでしっかり飛んでいましたが?

「あれは、そうっすね!(笑)全く意識していなかったけど、試合では見せない渾身のジャンプをしたけど(笑)。あの時は攣らなかったですね(笑)不思議なもんですね(笑)神戸戦は喜んだけど、まだ埼スタでファーストステージのラストの試合があるので、しっかり勝ってサポーターのみなさんと喜びを分かち合いたい。優勝後のテレビでは、だいぶ戦力外通告を受けましたよね。どんどん居場所がなくなってきたなと。もっともっと頑張らなくちゃいけないなって、『みんなテレビに出てるなあ』って泣きながら見ていたけど、もっと活躍してオファーが来るように頑張らなくちゃいけないなって心を新たにした。パイナップルネタのようなものを全然仕込んでいなかったので、もしかしたらそれが影響したのかもしれない。しっかりネタを仕込んでいればオファーが来たかもしれないので、しっかりセカンドステージも取って、年間タイトルも取って、また呼ばれるように頑張りたい!!」

――最近、一部のサポーターから、6月のオフィシャルカレンダーの森脇選手がカッコいいから7月が来てほしくないという声も聞きます

「そう言ってくれる方がいるんですかぁ!?そういう方は珍しいと思うけど、どうなんすかね!? そういう方は1年中、6月のカレンダーで良いんじゃないかと思います」

週末の埼スタでは是非、背番号46が見せる、左右遜色なく扱える日本屈指の繊細なボールタッチ、そしてガッツも堪能しましょう

一番の魅力は、ピッチ上にあり

燃える赤やけん!バッファロー’46!!

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

REDS WAVE 87.3 FM