どうもです
きのう、東京では開花のニュースがありましたが、大原を囲む桜の木の蕾も、ふくらみ始めました
選手の間からは、「あちーなぁ」という会話も聞こえてきます
神戸戦3日前のきょう、練習は午前10時20分頃からスタート
オフ明け恒例、フットサルコートでの体幹トレーニングの後は、天然芝ピッチへ移動し、ボールを使ったメニューへ
「アクション入れよう!背後取る!1人で幅取って、深さを取って!」(堀コーチ)
といった指導が入ったパス&コントロールをこなすと、午前11時10分、給水タイムが入ります
その後は、
「色んな考え方、バリエーションを持って!ディアゴナール!いつもの形!」(監督)
攻撃のパターン練習が行われました
センターサークル付近でボランチから供給されるパスを経由し、両サイドのストッパー、ウイングバック、前線3人が絡み合った攻撃でフィニッシュへ至る流れを反復
「モリ、もっと早いボール!!」
と槙野選手も声をかけていた通り、対峙するであろう4バックの特徴を踏まえた、ラインの隙間を縫うような逆サイドへのフィードが求められていました
ただし、闇雲に蹴っては相手の脅威になりません
だからこそ、動き出しのスイッチやクッションを入れつつ、呼吸を合わせていました
「イメージしっかり合わせて!なるべく3人目を意識!どこに選択肢があるかを見て判断しよう!」(監督)
練習は、午前11時55分頃に終了
練習後、監督は約10分間、選手達に向けて話をしていました
森脇選手に確認したところ、
「暖かくなってきたのでこれからはギアを上げていこう、と」
それのみならず、
「花粉症には気をつけていこう、という話をしていた。僕!?僕は花粉症はだいぶ来てますね。去年ぐらいから鼻水と目が痒くなる減少が起きて、自分の中では花粉症ではないと言い聞かせているけど、98%ぐらい花粉症じゃないかと感じている。さっき、監督が花粉症に気をつけようという話をしてた。槙野そうだよね!?『うん』(槙野選手)っておい!それは嘘。僕が作りました(笑)これを聴いてるリスナーさんに申し訳ないので、嘘はつけない(苦笑)」
清水戦をスタンドから見守り、何を思ったのでしょうか
「やっている選手は難しかっただろうなと。前半はなんというか、後ろに比重が掛かりすぎて前に行く回数が少なかったけど、後半は打って変わってアグレッシブにどんどん前に出て行っていたので、上から見ていて勉強になった。みんなのプレーから学ぶことはたくさんあった。後半のようなゲームをスタートから、それも前半だけじゃなくて、60分までじゃなくて、90分しっかり通してやることを意識しないといけないと感じた。清水戦から学んだのは、何事もシンプルにやらないといけないなと。サッカーに限らず人生生きていく中で深く考える時もあるけど、あまり考えすぎても良くなるタイプではないので、物事をシンプルに考えてやりたいなと。ピッチに立つんであれば簡単にパスをつないで、味方の選手をサポートして、という繰り返しを行いたいと思った」
きょうの練習では、好フィードを配球していたように見えました
しかし、
「い~やいやいやいや!今日は、言い訳だけどオフ明けで足に力があまり入ってなかったので、なかなかうまいサイドチェンジが行かなかったけど、試合ではピンポイントなおかつボールスピードを上げたイングランドでも通用するようなボールを出していかないといけないなと思っているので、まだまだ練習が必要かなと。ただ、こういう練習で意識付けを、周ちゃーーん!!(笑)するのは大事だと感じているので、継続してやりたい」
と自己評価は低め
23日の埼スタでは、改めて実感したことがあります
「清水戦はスタンドで見ていてもサポーターの大切さを感じた。僕らはサポーターのみなさんにプレーを見てもらいたいし、何かを感じてもらえるようにしっかりやりたいなと。もちろんサッカー選手である以上、自分のために努力することも大事だけど、やっぱりサポーターのみなさんと喜び、悔しさ、悲しさ、感動を共有したいなと」
さらには、
「もしかしたら語弊があるかもしれないけど」
と前置きした上で、思いを打ち明けました
「選手もサポーターを多いにリスペクトしないといけないし、サポーターも選手のみんなをリスペクトしてもらいたいなと。それがクラブに対するリスペクトにもつながると思うので、浦和という街に素晴らしいクラブがあるんだと、当たり前のように思っちゃ駄目だなと感じた。どこにいようが、どこのチームにいようが謙虚さを持って、ありがたみを持ってやらなくちゃいけないなと。僕も浦和レッズに来て良い経験をさせてもらっているし、このチームでプレーできることは幸せなことなので、長くこのチームに携わっていけるように努力しないといけないと感じている。みんながこれを機に1ステップも2ステップもステップアップできるように、みんなで一丸となってやっていきたいなと。語弊がない? いや、森脇なに調子に乗ってんだと、なに上から物を言ってんだとチームメイトから聞こえそうだけど、それは僕の素直な意見なので、みんなに考えていってもらいたいと感じている」
そして、ラジオなのに丁寧にも拳を上げて、
「ピンチはチャンスなんでね!」
と声を張り上げます
–去年、「還暦までレッズで」と話していたましたが、覚えてますか!?
「もちろん覚えてますよぉ。それが一番の理想だし、このクラブでプレーできるのはごくわずかだと思っているし、このチームにい続けるにはたくさんの努力が必要だと思っているので、それは怠ってはいけないなと。花粉症に負けているようではこのチームでは生き残っていけないので、しっかり花粉症対策もして負けずに頑張っていきたいと思う」
次は神戸との試合です
「印象!?どうっすかね~? 特には意識していないけど、良い選手をたくさん補強しているので、非常に難しいゲームになると感じている。開幕してここまでいろんな試合を見ているけど、Jリーグはどこのチームが勝ってもおかしくないなと、力の差はないなと感じているので、1試合1試合が非常に重要なゲームになるなと。タフに戦ってアウェイで神戸から勝利をもぎ取って帰ってきたい。警戒するのは神戸の全選手と。そして浦和レッズの選手にも警戒しないといけないですね(笑)広島で先輩だった茂木さんにはお世話になった。茂木さんが試合に出ていることは知っているけど、意識しすぎるとよろしくないので、試合前にちょこちょこっと挨拶をかわして試合に臨みたいなと。茂木さんもかなり良い選手。僕が出会った時はFWだったけど、いつの間にかDF(SB)になっていたので、いろんな話を聞けたらと思う」
実はきょう、ミックスゾーンで呼び止めたとき、森脇選手には「手短で!」と言われていました
もちろん、本人と報道陣を含めて笑いが起きたのはいうまでもなく・・・
少し長くなってしまいましたが、結びのコメントも、とても良いです
「僕らもそうだし、サポーターのみなさんもスタジアムに来て応援したいと思ってくれている人がたくさんいると思うので、こないだの1試合で寂しいなと選手もそうだしサポーターのみなさんも思ったかもしれないので、神戸で一緒に爆発できたら良いなと。そして終わった後にはともに喜びを共有できたら良いなと。やっぱり一人で喜びを感じるより、たくさんの人と喜びを感じた方が何倍も楽しいので、勝って終われるようにしたい。たくさんの人と喜びを共有できるのがサッカーの良さだし、生活していてもどこかに一人で行ってそこで感動をもらったとしても、一人でそれを受けるより、たとえば奥さんだとか友人だとか知人と喜びを共有した方がいろんな会話にもつながるし、楽しさも倍増すると思う。やっぱりレッズの喜びをサポーターのみなさんと共有したいなと。あれだけサポーターが入ってくれるチームはないし、たくさんの人と喜びを共有できるので、もっともっと楽しみが広がると思う」
ありがとうございます!お疲れ様でした!!
森脇選手のインタビューを生声で聴けば、その熱意と迫力はもっと伝わってくるはずです
詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
さらには、
「元気でした。ゥフフ(笑)」
ASエルフェンのキャプテン・山郷のぞみさんのインタビューもあります
お楽しみに
では