タグ別アーカイブ: 宇賀神選手

5月22日 「”闘うんだぞ”というところを見せなきゃいけないし、見せられるという状況が楽しみだし、好き」&「自分は若い方なので、しっかりやっている姿を見せればチームの士気も上がる」&「次は総力戦だと思う」&「僕らがプレーで恩返ししてね、一緒にね、熱く喜べるように、興奮できるように、感動できるように」

どうもです

ジリジリと強い西日が照りつける大原

FCソウルとのセカンドレグに臨むべく、韓国への移動を翌日に控えた練習は、午後2時頃から始まりました

ウォームアップ後は、「奪われたあと、失ったあとの切り替えね!」(監督)

11対11でのハーフコートゲームへと移ります

「GO!GO!強く!!」

そう声を張り上げた阿部キャプテンは言葉のみならず、プレーでもチームを牽引

中盤で危険な箇所の芽を摘み、すぐさま二次攻撃へとつなげます

「スーパーーアベ!」(森脇選手)

引き締まったムードで試合形式の練習は進行

「サポートサポート!永田サポート!!」(監督)

岩舘選手が柏木選手によるDFライン裏へのノールックパスを完全に読み、抜群の飛び出しで火消しに成功すれば、

「ナイス!!」(土田GKコーチ)

「その前にも一度同じパスがあったので、2度目は予測できていた(爽笑)」(岩舘選手)

20160522_144324-1

午後3時、給水タイムへ

監督は、

「うまく3人目を活かすように!奪ったら黄色か青(両チームの前3人)に必ず出すように。あるいはスペース。奪ったら縦への意識を持とう」

そして、

「パススピード!シュートみたいに強いボールを!」

しかし、ビブス組の連携がどうもしっくりきません

午後3時7分、フリーズがかけられます

ゆっくりとピッチ中央へと歩み寄る指揮官

身振り手振りステッキ振りでボール供給や動き出しのタイミング、3人目を絡めた連動について指導を加えました

「動き出しを早くしよう。瞬間的に相手より早く動くことで置き去りに出来る。次の展開を予測しよう!」

今まで何度となく言われてきた約束事が改めて監督の口から発せられたことも相まって、選手達はコンビネーションの必要性をより意識したプレーを披露します

ビブス組が右サイド攻撃を繰り出すと、関根選手の折り返しにニアで武藤選手がつぶれ、ファーで待ちかまえた宇賀神選手が右足でフィニッシュ(2014年のホーム川崎戦のゴールにそっくり)

「ブラーヴォ」(監督)の声も徐々に増え始めます

ただし、やはり暑さは難敵

時間の経過と共に運動量は低下していくことに

すると、それに連れて遠藤選手の活動量が高まり、インターセプトからの持ち上がりによる積極的な攻撃参加でアクセントになるなど、最終ラインからチームをプッシュアップします

20160522_144716-1

ラストゴール宣告後も互いに譲らず

長丁場の様相となると、「跳ね返すメンタルだっ!頑張れっ!」(槙野選手)

快足スプリントで右サイドを何度もアップダウンする平川選手を軸に、ビブなし組は決定的チャンスを迎えます

しかし、ボールは二度もゴールバーを叩き、西川選手がキャッチするとビブス組はすぐさま”素早い切り替え”からカウンターアタックを敢行

右サイドの関根選手が上げたライナー性アーリークロスをファーサイド、宇賀神選手がジャンプヘッド

ボールは確実にゴール右隅へ吸い込まれました(昨シーズンのアウェイ柏戦で武藤選手が挙げた同点ゴールにそっくり)

「ウガ、クロスでしょ!?」(監督)

「ガンバ戦みたい!(ビッグスマイル)」(西川選手)

そう、チャンピオンシップではチャンスからのピンチで決勝点を許しましたが、この日は”跳ね返すメンタル”で逆パターンを体現しました

ビブなし組の奮闘も目立ったので、次のスタメン、読みづらいです

心・技・体を駆使した充実のトレーニングは午後3時30分頃に終了しています

「使っちゃったかもしれない(苦笑)」

とラストゴールを振り返るのは宇賀神選手

「決めてくれるでしょ!決めてくれるでしょまた!」(武藤選手)

後輩の声に肯きつつ、

「もう、ストライカーのゴールだった、あれは(ニヤリ)まあでも、僕は今までだとああいうゴールが練習であると《うわぁ使っちゃったな》と思うタイプだけど、さっき忠君と話してて『違えぞ!乗ってきてるんだぞ!』と言われたので、そっちの考えでいきたい(笑)忠君のメンタルも借りたいと思う」

次は、アウェイの雰囲気の中で闘える楽しみもあるはず

「そうっすね、相手は選手サポーター共に絶対に勝つしかない状況だし、やっぱ自分のホーム、自分の国で負けるわけにはいかないっていう気持ちで強く持つと思う。それに対して、それ以上の気持ちを持って”闘うんだぞ”というところを見せなきゃいけないし、見せられるという状況が楽しみだし、好き。そういうのが」

と日焼けした頬を緩めたものの、

「日本のチームは韓国でなかなか勝てていないし、今年は広島も大差で負けているので、本当に日本のプライドを持って気持ちで闘いたい」

そのようにグッと表情を引き締めました

20160522_152111-1

上記の通り、遠藤選手はきょうもまた、クレバーなプレーで存在感を示しました

――浦和ならではの暑さを体感したかと思いますが、良いトレーニングが出来たのでは?

「そうっすね(ニコリ)これからは暑くなってくるのは仕方がないし、これを言い訳には出来ないので、しっかり、うぉっ!(※後から柏木選手に突っつかれる)暑い中でもやることはやらないといけない」

――みんなが疲れてきた頃、遠藤選手がさらに運動量を上げて活性化させていたように見えました

「まあこういう時にやっぱ、自分は若い方なので、しっかりやっている姿を見せればチームの士気も上がると思うし、俺とか関根とか若い選手が何人かいるのでそういう選手がこういう時に“雰囲気を良くする”じゃないすけど、運動量を多くしていければ良いかと思う」

――本当に頼もしかったです

「ハハハッ(笑)こういうきつい時にどうするかが凄い難しい。メンタル的にはもちろん難しいけど、もうひと頑張りするのは意識していきたい」

――きょうはマークしていたズラタン選手にほとんど仕事をさせていませんでしたが、次へ向けても良いシミュレーションになったのでは?

「まあいつもズラタン選手とはやっていて、フィジカルも強いし、凄く良い相手と対戦させてもらっているなと普段の練習から感じている。ズラタン選手も良いプレーヤーなので、その辺は良いイメージで臨めると思う」

――前回の対戦で感じたこと、次に活かしたいこととしては?

「前半みたいな戦い方をしっかりと出来れば良いと思うし、あんまイチゼロのリードは考えずにしっかり次も勝つことだけを考えてやっていけばいいと思う。ただ一点取られたとしても、焦らず自分達のリズムでやれるという落ち着きも必要になるのかと思うし、あとはリスクマネージメントのところで、何回か裏を取られてキーパーとの1対1になりそうなシーンとかシュートを打たれたシーンとかがこの前の試合でもあったので、それは無くさないといけない。もちろん、頭の片隅にはリードしていることを置いておいても良いと思うけど、変に《1点ある》と考えない方が良いかと思う」

――きのうのオリンピック代表の試合は観ましたか?

「はいまあ一応観ました。内容的には凄く悪くなかったとは思うし、ボールを動かす位置をもう少し全体的に高くできれば良いのかなとは感じた部分があったし、悪い流れの時に失点してしまったりとか、2点目を取りに行けそうな時、逆にフリーキックから失点したりとか、やっぱりそういう際のところでやられちゃうと、ああいう風に負けてしまうというのはみんな肌で感じたと思うし、観ててもわかった。次はやっぱそういうところで失点しないとか、逆に自分達の良いリズムの時にしっかり点を取り切っちゃうとか、そういう勝負どころをしっかり見極めてやっていければ良いかと思う」

――彼らも短いスパンでドンドンゲームをする分、遠藤選手も韓国で刺激的な良い経験を、良い結果と共に得てもらえればと

「はい(ニコリ)チームは別でやっているけど、各々しっかりとみんなが良い経験をしてリオに臨めるようにやっていければ良いと思う」

――番組へも遠藤選手を称賛するメッセージが沢山寄せられています

「ハハハッほんとっすか!?(ニッコリ)まあでもこういう自分の良さをこれからもしっかりと、安定感を出してやって行けるようにしたいです。ありがとうございます」

20160522_144754-1

押し込まれる時間も想定すれば、那須選手の出場停止明けポジティブな要素

練習後はダッシュを反復するなど、滝のような汗を流していました

「良いトレーニングができた、はぁっはあ・・・次は総力戦だと思うので、残りの90分間をね、みんなで一丸となって闘うしかないと思うので、自分もどのタイミングで出るとしても、いろんな想定をしながら準備していきたい。色んな状況が考えられるので、色んな準備をしないといけない。頭からでも行けるようにしたい。もう上がって良いすかっ!?(汗だく)」

セットプレーからのゴールにも期待です

20160522_155232-1

結びは、赤き求道者・梅崎選手

――きょうは今年一番の暑さだったように感じますが、練習後も走り込んでいた姿に頭の下がる思いです

「いやいやっ(苦笑)コンディショニングのひとつをやっているだけなので…はい」

――お顔がかなりシャープになったように見えますが?

「どうなんすかね!?きのうも言われたので、自分ではわからないすけど、あんまり体重とかは変わっていないので」

――逆に懸垂マシーンの効果なのか、肩周りが凄くガッチリしたようにも

「あーあるのかもしれないすね(ニコリ)野崎さんも言ってたので」

――よりバランスの良い上半身になったのでしょう

「あーホントすか!?(ニコリ)」

――きょうのトレーニングでは動き出しの部分などの確認が行われていて、梅崎選手の良い反応が見て取れましたが、フィーリングはどうでしたか?

「フィーリングは悪くないすね、はい。動き出しのタイミングだとかポジショニングの取り方も悪くなかったと思う」

――最初は左サイドで、そのあとはシャドーへ。それぞれの頭の切り替えなどはどう意識していますか?

「まあシャドーの方がよりアンテナを立てて、もっと周りを把握しながら敏感には捉えていこうとイメージしている」

――シャドーの際、監督が「もう少し絞るように」と言ったニュアンスのアドバイスを送っていたようですが?

「はい」

――その辺をすぐに実戦できていたところに梅崎選手らしさを感じました

「はい、言われて意識はした(ニコリ)」

――ファーストレグの対戦を踏まえ、次の試合に活かしたいことは?

「1戦目のリードは有利に使っていきたいけど、1戦目と全く違うチームだと思うし、相手はホームというアドバンテージを活かしてよりアグレッシブに、より激しく闘ってくると思うし、本当に1戦目の印象で闘うというよりは、“新しいソウル”という気持ちで闘うことが大事」

――同じ韓国勢でいえば、2013年の全北アウェイ戦では立ち上がりに2点を奪いその後追いつかれたことがありました。そういった経験も活かせれば

「そうですね、先制点を取られないことが重要だと思うし、うまくバランスを見ながら…けどやっぱり守りに入るのではなくて、しっかり自分らの戦いをしながら、バランスを取りながら先制点を狙いたい」

――色々な状況が想定されますが、シャドー、両サイド、どんな流れでもあらゆるポジションで対応している梅崎選手はとても大きな役割を果たせているはずです

「まあね、今の立場はベンチスタートが多いけど、どこでどのポジション、どのタイミングで出てもね、必ずチームのために貢献することは常に意識している。だからといってそれに満足しているわけではないし、もっともっと自分自身を魅せる自信もあるし、その準備も両方していきたい。最低限というか、最高の準備をしていくことが未来につながっていくと思うし、そこをイメージして準備していくだけ」

――前線の選手達のプレーを見ていると、次は梅崎選手がスタメンの可能性もあるかと踏んでいます

「まあ、ハハッなんともわかんないすけど僕も(苦笑)まあでも常にその準備はしているし、どのポジションであろうとチームのために闘い、自分自身を表現して、さらに自分の価値を高めていきたい」

――グループリーグが免除された2008年に準決勝までを経験していますがそれはそれとして、もっともっと上のところでの闘いを味わいたい思いが強いのでは?

「そうですね!間違いなく大きな経験として1試合1試合が自分の中に刻まれてきているし、それをリーグ戦でも行かせていると思う。さらに高いステージに行けばレベルアップ出来ると思うので、そのイメージを持って行きたいと思う」

――サポーターもまだまだ先を信じて、貯金や節約をしているでしょうから

「はい!(ニコリ)まあ、ね?出費は大変かと思うけど、その分僕らがプレーで恩返ししてね、一緒にね、熱く喜べるように、興奮できるように、感動できるように、そういうシーンを沢山創っていきたい」

――どんな展開になるかはわからないので、本当に頼りにしています

「はい!頑張ります!ありがとうございます(ニコリ)」

一歩一歩着実に、さらなる高みへ

最高の歓喜を味わうのは、まだ先

だからこそ今、立ち止まってはいられません

各選手の声は、あすとあさっての「You’re The REDS」で紹介します

では

4月22日 「この川崎を止めるのは自分達しかいない」

どうもです20160422_122857

20160422_113041

日向にいれば、汗ばむ陽気

シドニー戦2日後であり川崎戦2日前のきょう、桜から新緑へと様変わりしようとする大原で、練習は午前10時から始まりました

シドニー戦長時間出場組はリカバリー系メニューで軽めの調整20160422_105823

それ以外のメンバーはインターバル走を中心としたメニューで精力的に汗を流しました
20160422_110005 20160422_110007 20160422_110008
練習後、宇賀神選手は約15分間、天野コーチとロングパス交換を行い、入念にボールの感触を確かめていました

シドニー戦には帯同しなかったこともあり、表情から察するに、疲れが抜けてスッキリした印象を受けます

20160422_111244

――チームはACL決勝トーナメント進出を決めましたが、試合を観ての感想はいかがですか?

「テレビ観てて、非常にピッチも悪いですし暑そうで非常に大変な試合だったなと思いますけど、やっぱり全員が今までやって来たサッカーを意識しながらやってたっていうのがすごくテレビでも見て取れましたし、一人ひとりがああいうデカイ相手にファイトした結果がアウェイで勝ち点1を獲ってきたという結果につながったと思いますし、自分が普段出ているポジションに出ていた梅ちゃんだったりのプレーを見ても、凄く刺激を受けて、《自分ももっともっとやらなきゃいけない、負けていられないな》って気持ちにはなりました」

――競争心と一体感、そのあたりが両立できているからこそ今このチームは強いと。監督も引き上げる時間の違った両グループ共に集めてお話をしていました。そのあたり、気遣いも出来ているし、良い方向に行くんじゃないかと

「そうですね、『普段こっちで出ている選手より、こうなかなか試合に絡めない選手の方に感謝している』っていうふうに今も言っていましたし、そういうところに目を配ってくれるっていうのはありがたいと思いますし、まぁ、自分もこう、ミシャになってから出ていない時期もありましたし、練習の中から見てくれているっていうのが助かると思うし、そういう…やっぱ出ていない人は頑張ることによって、出てない選手、若い選手が頑張ることによってチームの総合力があがると思うので、まぁ、今は非常にチームとして良い方向に進んでいると思いますし、良い状態になっているのかなって思います」

――良い状態ってところで、疲れもたまっていたという意味でも、この調整の期間振り返って、いかがですか?有意義な時間になったと…

「そうですね(ニコリ)あっちに行くときも、天候の関係でなかなか飛行機が飛ばなかっただったりとか、そういうことを聞いたりとか、試合で関根があんなに疲れているのもなかなか見られないと思うし、そういうのを考えると、言い方アレですけど、行かないで良かったかなと…(苦笑)」

――先ほど、出てない時期とおっしゃいましたけど、川崎戦は2013年に出場機会をつかむきっかけになったり、自信をつける契機になったり、いつも宇賀神選手にとって大切なターニングポイントになっていますが、次はどんな位置付けで…

「決して川崎キラーではないと思いますけど、自分のゴール数から考えたら、川崎からナビスコとリーグであわせて3点取っているっていうのは、自分の中では何かポイントになるチームになるのかなとは思いますけど(笑)やっぱり、今、川崎は首位で負けなしっていうところで、昨年自分達がファーストステージ負けなしで優勝することできましたけど、川崎がまだ負けていないっていうのは自分たちとしては悔しいし、納得していない部分もあるので…。ただ、今の川崎の戦い方や結果を見ていると、ロスタイムで引き分けたりっていうのが、勝ち越したりって言うのが多いので、この川崎を止めるのは自分達しかいないかなっていうふうに思っています」

――最近、守ってくる相手が多い中、久々に、監督の言葉を借りれば、“サッカーが出来る”という言い方を言ってしまうと他チームに失礼になるかもしれませんけど、Jリーグの面白さを示す機会だったり、本当に大切なそういった意味でも、楽しみなところもあると思いますが…

「そうですね。今シーズン、Jリーグでは初めてと言っていいくらいガチンコの試合になると思いますし、川崎も今年、攻守の切り替えという部分も非常に意識してやっているっていうのが見て取れますし、代表監督も『日本で前からプレスにいっているのは湘南と川崎だけだ』って言っていたので、それには納得いってないし(苦笑)自分達が一番だと思っているので、それをしっかりとやって、ピッチで証明しなきゃいけないなとは思いますけど、全員ACLのアウェイって居るところで疲れていると思うので、自分がそういうところ、スイッチになれれば良いかなって思います」

宇賀神選手のインタビュー詳細は、このあと19時からの「You’re The REDS Friday」でお届けします

では

3月23日 「浦和の新たな黄金時代を創るために」

どうもです

曇り空ながら、大原を囲む桜の木々が幾分かつぼみを膨らませ始めているのを見ると、春の訪れを感じます201603231227000

2連休明けのきょう、練習は午前10時過ぎにスタート

恒例の”体起こし”に念頭が置かれたメニューを中心に進行します201603231049000

代表組6名(A&U-23&U-19)が不在ではありましたが、ムードに陰りは感じられず

パス&コントロールの際には、

「善成、愛情がある!いいねっ!」

と森脇選手も率先してモリ立てます

最後に行われた1対1ドリブル&スプリントは、

「2日オフ明けで・・これは・・ハア・ハァ・・・」(那須選手)

「喋れてないよ!(ニコリ)」(堀コーチ)

というハードさでした

201603231111000

永田選手は平川選手とマッチアップ

普段の試合では見せないシザーズなどの足技を繰り出し、そこから股抜きでのゴールを狙うも、通りません

「絶対やると思った!」(平川選手)

「フフッ」(永田選手)

スプリントの距離はL字に約140メートルでした

「駒井にターボが付いとる!」(橋本選手)

そのスピードと持久力に躍進の予感

練習は午前11時30分頃に終了しました

かなり険しい表情を浮かべていた那須選手は練習後、ボールコントロールやジョギングでさらに追い込む徹底ぶり

どこまでストイックなのか

加賀選手と橋本選手は2人で約40分間の走り込み

他の選手も多数がなかなかクラブハウスへ引き上げず

ゲーム形式への参加が見込まれる天野コーチも調整のピッチが上がっていました

言うまでもなく、この中断期間はレギュラーでない選手にとって、大事なアピールの機会になりそうです

IMG_20160323_144949-2宇賀神選手はきょう、28歳の誕生日を迎えました

おめでとうございます!

「早いですね、本当に(しみじみ)もう、あっという間に20代後半に来て、ただただ早いなっていう感想です」

――きょう、宇賀神選手のプレーを観ながら、《あぁ、2009年に強化指定で入ってきて…》とか思いつつ、早いようで本当に色々あったなと・・・

「どうすかね(苦笑)やっている本人としては本当に短かったなと。色んなことがありましたけど、本当に短かったなっていうのはありますし、今まで思い返してみても、浦和レッズに来て色々な経験が出来たし、色々な素晴らしい選手とプレー出来ていることにすごい感謝しないといけないと思いますし、《幸せだな》って改めて思いました」

――最近の振る舞いとかを観ていると、その一つ一つ全てに“チームが良い方向につながるために”という思いが伝わってきます

「そうですね、最初はやっぱり入ってきた時はもう自分で精一杯でしたけど、徐々に試合に出られるようになって、こう、自分の立場だったりとかを考えて、今はやっぱりいかにチームが勝てるか、あとはやっぱり浦和レッズ全体もそうですし、浦和レッズを応援してくれる、支えてくれる人達と一緒に行動したら、みんなが幸せになれるか、と考えながらやっていますけど(目を細める)」

――それだけ今、このペトロビッチ監督中心に、良いチームで、本当にタイトルが欲しいってう思いが強くなっているような…

「そうですね、やっぱり自分だったりとか、1個上の森脇君とか慎三君だったりの年代がやっぱ、多く試合に出るようになって、まぁ、今、また浦和の新たな黄金時代を創るためにはここで一つタイトルを獲って、自分達が中心になってやっていかなきゃいけないと思うので、今年こそ、まずは、もちろん全部タイトルを目指して頑張りますけど、まずは一つタイトルを、ということをより強く意識してやりたいなと思います」

――試合での判断とか見ていますと、今まで身体に刷り込まれたこともそですし、監督が考えることもそうですが、こういうチャレンジをしても良いんじゃないかっていう、宇賀神選手の試みが感じられます

「4年目になって、監督のやりたいサッカーっていうのが全員に根付いて、そこから自分達のプラスアルファの部分になるので、そこの精度を高めて、より結果にこだわってやっていけるようにやらないといけないなとは思います」

――先ほど、「新たな黄金時代」とおっしゃっていましたけど、フットレリーフが伊勢丹の前に…

「まぁ、他のあそこに足形が残っている人達はやっぱり何かを成し遂げて、そこに足形が残っていると思いますし、自分はただ、150試合を出ただけに過ぎないと思うので、あそこにこう足形を残せる…残して、《やっぱりな!》って思ってもらえるような、今はまだ150試合出たっていうだけに過ぎないと思うので、しっかりとタイトルを残して、その名に恥じないような選手になりたいなって思います」

――改めて、28歳の1年に向けて・・・きのう代表の練習に行って、原口選手の大人びた雰囲気も見まして・・・

「ハハハッ(笑)」

――そういう中に宇賀神選手もぜひ、入ってほしいなっていう感情がありますので

「やっぱり選手をやっている限りは目指さないといけないと思いますし、浦和レッズは日本を引っ張るチームだと思うので、そこで出てる限りはそういうところにいかないといけないと思いますし、この間、スペイン代表の選手が35歳でもう1回代表という記事になっていましたので、年齢関係ないって思うので、目をつけてもらえるようなプレーをもっともっとしたいなと思います」

――生え抜きの夢というかですね、そういうところ、レッズユース出身の意地というところも、ぜひ、期待したいと思います

「はい、頑張りますっ!」

インタビュー詳細は、今夜7時から(再放送は23時)の「You’re The REDS」をぜひ!

さらには、日本代表の槙野選手と原口選手のコメントに加えて、プレナスなでしこリーグの開幕を前に、レッズレディースの後藤選手、ジェフ千葉レディースの櫻本選手、AC長野パルセイロレディースの坂本選手のインタビューをお届けします

では

3月18日 「勝利への道」&「そんなに意識しすぎてもしょうがない」

どうもです

強い風、優しい陽射しに、鼻弾む201603181309000

「花粉症・・・・っすね、今年から(苦笑)」(伊藤選手)

春の扉が開き始めた大原で、広州戦2日後であり湘南戦2日前の練習は午前11時から約1時間に渡って行われました

広州戦スタメン組はリカバリー系メニューで調整

それ以外のメンバーは7対7のハーフコートゲームで汗を流しました

201603181148000

◇◆◇宇賀神選手◇◆◇

――先日、貴重な勝ち点1を得て、帰ってきてすぐまた湘南との試合です。次に向けていかがですか?

「そうですね、広州戦は、非常に苦しい試合でしたけど、あのアウェイの中で勝ち点1を取れたというのはポジティブですし、あの中でやっぱり全員が闘えたというのは、自分達の自信になるもので、次の湘南戦まで時間がないですけど、その自信を持ってまた湘南と戦えればいいかなと思いますし、湘南はシーズンもそうでしたけど、今シーズンに入ってからより湘南のスタイルっていうのを確立していて、非常にハードワークしてきて厳しい相手になるかなと思います。けど、この過密日程の中、自分達がより多く走ることが勝利への道かなと思います」

――岡本選手とのマッチアップであったり、色々楽しみな面が…

「そうですね、ずっと長く一緒にやってきてる選手ですし、お互いに特徴をわかっているので、そういうところのつぶし合いを含めて非常に難しい試合になると思いますけど、やっぱりそういう選手と公式戦のピッチに立ってプレーするというのは非常に楽しみですし、直輝だったりツボさんも出てくれるとすごく楽しいかなって思います」

――平塚といいますと、久々のゴールも…

「そうですね、去年、あそこで点とって良いイメージなので、点取りたいなと思います(ニコリ)」

◇◆◇遠藤選手◇◆◇

――マイクを向けられる理由というか、何となく察しがついているかと思いますが、あさっては非常に楽しみなゲームなのでは?

「そうですね。まぁ、昨年までいたチームなので、僕自身すごく対戦が楽しみです。ただ、まずは自分がしっかり試合に出ることだけを考えて練習をしなきゃいけないと思いますし、チャンスをもらえればしっかりこのチームの勝利に貢献できるようにやっていきたいですね」

――今、過密日程の中で闘えている自分自身への手応えなどを感じている部分はありませんか?

「まぁ、こういう連戦はチーム、クラブとしてはなかなか経験できないことでしたけど、代表ではけっこう、中2日とかで連戦があったりとか、そういう試合経験がなかったわけではないので、いつも通りやれてますし、まぁ、遠征には帯同してたけどあまり試合にもそこまで出たわけではないので、体調は全然大丈夫です」

――昨年まで通っていたスタジアムでの赤いユニフォームってどんな心境なのでしょうか?古巣に行ってみないと…なところがあるでしょうけど…

「そうですね、まぁ、やっぱりホームで戦ってた場所がアウェイになるっていうのは、また少し違った雰囲気での試合になると思いますけど、そこまで意識せずに、このチームでベストを尽くすことが一番ですし、個人としても、まぁ、少しでも成長した姿を湘南サポーターの皆さんに見せられればいいですけど、そんなに意識しすぎてもしょうがないですし、普段通りでできればいいかなと思います」

――まだ早い感じですか?開幕して直ぐに迎えるっていう感じで

「確かにそうですね。でも、時期はいつでも変わらないかなとは思いますけど」

――湘南のあの走るスタイルを対戦相手としてどう打ち崩すかっていうイメージはありますか?

「アグレッシブに来ると思うので、それに負けないくらい自分達も積極性ってのは出さないといけないと思いますし、シンプルに…走力もそうだし、球際に闘うことだったり、攻守の切り替えというのが一番のゲームのポイントだと思うので、そこはどのチームとの対戦でもそうですけど、湘南との時にはより意識しなきゃいけないと思いますし、その中でもやっぱり自分たちのボールを動かす技術だったり、そういう精度というところを見せていければ良いと思いますけど」

――一昨年まで緒にプレーしていて、逆に敵になることが楽しみな存在っていますか?

「全員。一緒にやっていた選手とマッチアップするのは楽しみですし、昨年まででは絶対にマッチアップしない選手とマッチアップすることになると思うので、初めての対戦ですし、楽しみですね」

――湘南のサポーターがどういう迎え方するかはわからないですけど、レッズの赤いサポーターが味方となって、力一杯の声援を送ってくれると思います。そういった仲間へメッセージをお願いします

「本当に、ホームではもちろんですけど、アウェイでも沢山の方に来ていただいてすごく僕らの力になっているので、次もアウェイになりますけど、必ずチームの勝利に貢献できるように頑張るので、応援よろしくお願いします」

宇賀神選手と遠藤選手のインタビューは、今夜7時からの「You’re The REDS Friday」19時台の中でお届けします

では