4月21日 ペトロサービス

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どうもです

気温17℃、雲に覆われた大原サッカー場

冬に逆戻りしたような感じもありますが、昨年の今頃雪が降っていましたね、そういえば・・・

さて、トレーニング午前10時30分過ぎからスタート

・ハーフコート半分ほどのエリア、縦のエンドにフリーマンがいる、方向付けをした6対6のボール回し

・ハーフコートよりやや狭め、中に8人、外に4人(こちらフリーマン)でのパスゲーム

といったメニューが中心でした

練習、午前11時40分頃に終了

監督が特に細かく指示を出していたのが、上記のうち2つ目のパスゲームでした

「自分のエリアを創るように、視野を広く!(ポジショニングを)開いて、広いところを見られるられるように。展開することを要求する!」

監督の声がピッチにこだまします

「集中力高めて!パスの質、コントロールの質!」

「トラップする時、動きながら運ぶように。足元で止めたら次のパスが出来ないよ」

「フリーな時には奪われるな!!」

といった指導に耳を傾け、意欲的にボール回しに打ち込む選手達

「今は順応するために取り組んでいるけれど、それがクセとして染みこめば、自然と出せるプレー広がる」(青山選手)

パスの強さ、ボール回しのテンポ向上している印象を受けます

今季の始動から一貫した取り組みが近いうち、チームに良い結果をもたらすことでしょう

また、毎回同じように行われているかに見えるパスゲームですが、今日はちょっとした変化がありました

・10回つなげば1点→15回つなげば1点

・外のフリーマンダイレクトプレー→2タッチまで可

その意図について監督に聞くと、

「それちょっと、教えられない(笑)」

と冗談を言いつつも、

「フリーマン2タッチの方が難易度が低くなり、中のボールキープの確立が増える。難しい状況に入っている時、ルールを和らげて、ボールキープを出来るようにして、また難しくする。そういった指導者のテクニックが入っている」

と明かしてくれました

回数が15に増えたのも、納得

狙いそれだけでありません

「もし、フリーマンが何回もボールを奪われれば、ネガティブな部分でトレーニングが進んで、終わってしまう。良い雰囲気を出すためには、成功をさせて、成功体験から次の試合に準備できるようにするテクニックもある。そのために、指導者がいる。監督の見る目が必要」

と胸を張りました

監督の細かな気配り、選手のみならず、サポーターへも

クラブハウス向こう側で行われたこの日のトレーニング

いつもであれば、見学に来たサポーター柵越しにその様子を見守ることとなります

ところが今日は、ピッチのすぐ傍、タッチライン際まで足を運ぶことが可能でした

「これを、ペトロサービスという(キッパリ)」(監督)

監督の発案だそうです

「まずは最初に、人間として皆さんと接することが大事」

という思いから生まれたもの

「日本人規則を守って、マナーも正しいのでこういうことが出来る」

信頼関係あってこそ成り立つことで、ヨーロッパでなかなか出来ないそうです

「毎日毎日忙しい中、練習に来てくださる方への御礼」

となるとやはり、最大の”ペトロサービス”、レッズの勝利

今週末、いよいよ迎えるリーグ再開初戦

名古屋を相手に、どのようにすれば勝てるのか

このあと夜7時(再放送夜11時と翌朝6時)からの「You’re The REDS」で、今季新潟から加入した2人のキーマンのお話をもとにお届けしたいと思います

・「特に良くなったのは、コンビネーション」
→マルシオ リシャルデス選手インタビュー

・「瞬間の勝負」
→永田選手インタビュー

お楽しみに

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