きょう行われた大宮アルディージャ戦の情報は、選手・監督のコメントを織り交ぜながら、このあと夜7時からのREDS After The Matchでお伝えします。
RED A Live 2013 【 vs 大宮 】
「サポーターの気持ちに応えたい」(興梠選手)
★浦和レッズ戦を実況生中継!
埼玉スタジアム2○○2で行われる、「Jリーグ第28節・浦和レッズ対大宮アルディージャ戦」の模様を実況生中継します。
浦和レッズの闘いを熱く応援しましょう!!
BISAI RED A Live 2013「浦和レッズ対大宮アルディージャ」
…10月5日(土)15:45~18:15(延長の場合あり)
提供/仕出し弁当・美菜
Come On! REDS…14:00~14:55
REDS After The Match…19:00~20:55
・レッズへの応援メールはこちらへ!
・放送エリア以外でもサイマルラジオ・iPhone・スマートフォンでお楽しみいただけます!!(再放送を除く)
これに伴い、当日は番組編成を以下のように変更します。
13:00~13:55 Catch The Music(短縮)
14:00~14:55 Come on! REDS
15:00~15:05 シティインフォ
15:45~18:15 BISAI RED A Live2013(延長の場合あり)
18:15~18:20 シティインフォ(時間変更の場合あり)
19:00~20:55 REDS After The Match
21:00~22:55 BISAI RED A Live2013(再放送)
以下の番組は休止します。
13:00~13:30 勝手にオールスターズ
13:30~13:55 聖学院チャンネル
10月3日 「負けられない」
どうもです
さいたまダービーまであと2日
今日の練習は、ミーティングを経て午前11時20分頃からスタート
ウォームアップを終えると、午前11時55分頃からは11対11でのハーフコートゲームへ
「奪ったら縦を意識して!」(監督)
レギュラー組は、相手のハイプレスをいなしつつ、いかにしてディフェンスラインの裏を取るか、工夫を凝らし、ゴールを目指します
前線への縦パス、あるいはサイドを深く抉る
ここ数日に比べれば、バリエーションに富んだ攻撃パターンが出せている印象です
お昼の12時25分、ビルドアップからズバッと1本、鮮やかな縦パスが通ります
これを受けた興梠選手が落ち着いたコントロールから左足での”ラストゴール”を決めました
ダービーへの熱気か、今日は陽射しが強く、夏に戻ったかのようでした
「いやぁぁ、暑かったですね」
と頭をポリポリ、森脇選手
(まるで、チームメイトからの”後頭部ど突き”を警戒するかのように)
–森脇選手の闘志と、どっちが熱いですか!?
「こっちの天気ですかね(笑)」
・・・
「って言ったらまた怒られるので、僕の気持ちもまた強く燃えなくちゃいけないなと、今から炭を置いて熱さを出し過ぎると、試合には火が灯っていない状態になったらマズイので(苦笑)」
お話しの最中も、周囲を気にしているのか、落ち着きがありません
するとやはり、
「はーい、つぼちゃん、つぼちゃーん!」(森脇選手)
正面から接近してきた坪井選手に、ピクリと反応
坪井選手はこちらの目を見ながら2度3度うなずき、ニヤリ
森脇選手を指差し、脅すような仕草を見せて、クラブハウスへと引き上げていきました
?????
森脇選手は、理由をこう説明します
「つぼさんがねえ、最近、練習の時にミミズやらコウロギやら持ってきて、僕にちょっかいかけてきますけど、僕自身は虫があんまり好きじゃない(苦笑)」
先輩として、後輩の苦手なものを克服させようとしたのでしょう、きっと
(そういえば、北海道合宿から帰ってきた坪井選手が大原の木を見て、「虫がいない」と首をかしげていたことを思い出しました。・・・何にせよ、生き物なので、ほどほどに)
それはさておき、森脇選手はダービーへのテンションについて、
「試合の時にね、爆発するように持っていきたい」
2週間前の甲府戦後には、「なぜ自分がレギュラーで使われているのか、もう一度しっかり考えたい」と話していました
守備におけるガツガツとした激しいプレーはもちろん、効果的な攻撃参加が期待されていることの1つであるはず
しかし、最近は攻撃面でやや消極的になっている印象です
「それも葛藤があって、チームのバランスを考えながらやらないといけないけど、チャンスだと思ったら思い切ったアクションで攻撃に参加するというのは自分たちのストロングポイントだと思うし、相手が一番混乱するところだと思っているので、そこはしっかり出していかないと。そこで迷いがあるなら行く、そこはこだわってやっていかないと。ただ、攻めにいったら戻るスピードにもこだわらないと。より速く帰ることは意識しないと」
目指すサッカーへの強い信念が垣間見えます
「ここまできたら、自分たちがどこを目指すのか、どういうサッカーを目指すのかしっかりと追求していかないといけない。自分たちのストロングポイントをなくしてまで優勝したくはないと思っているので、自分たちのサッカーを1年間通した中でしっかり結果を収めたい。やるべきことを見つめて、ブレずにやりたい」
と吹っ切れた様子
「自分たちのやるべきことをやって負けたら、また次に向かって進めばいいし、自分たちのサッカーをやらずに負けた挙げ句、最後に結果が出ないのが一番後悔すると思うので、こだわってやりたい」
まずは、さいたまダービーを制しましょう
「負けられない。僕自身、1年目で日も浅いし、ダービーについて大きな口を叩ける立場ではないけど、浦和に加入してここまでプレーさせてもらっているので、その気持ちを汲んでやらないといけない。サポーターも同じさいたまの大宮に負けたくないと思っているだろうし、その気持ちを背負って倒したい」
心が赤く染まっていることを、ピッチで示せるか
「土曜日の埼玉スタジアムでは僕らが勝って、しっかり[We Are Diamonds]を歌いたいという思いが強い。監督も『自分たちがやるからにはしっかりとした責任を表せ』と言っていた。ほんとその通りだなと。自分たちにプレッシャーをかけている分、ピッチの上でで証明しないといけない。なにがあっても、ピッチでぶっ倒れようが、なにしようが勝たないといけない」
背番号46は、迷わず突っ走る構えです
インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします
さらには、サッカー専門新聞エル・ゴラッソの大宮アルディージャ担当 上野直彦さんに電話をつなぎ、さいたまダービー直前トークをします
お楽しみに
では
10月2日 「死にもの狂いで闘わなきゃ勝てない」
どうもです
さいたまダービー3日前の今日、練習は午前10時からスタート
ハーフコートより少し広めのエリアを用いた、11対11でのゲーム形式を中心に約90分間、連携を高めました
平川選手は、
「ダービーは普段以上に厳しい試合になるだろうし、最近のダービーでは勝ててなくてサポーターにも辛い思いをさせてしまっている。チームが優勝を目指すためにも勝ち点3が必要になる試合に向けて、厳しい中でも楽しみながら非常に良いトレーニングが出来ている」
と手応えを口にします
今日のゲーム形式では、右サイドで良い動き出しをしても、タイミングがずれてボールが来ない場面もありました
けれども、
「自分に来るだけが攻撃ではない」
なぜなら、
「おとりになる動きもしていきたいし、自分が動いたことで空いたスペースを使ってくれれば良いし、全員が動くことで、相手にとっては『何処にて出てくるかわからない』と思うような攻撃が出来ればいい」
それが、目指しているサッカーにおける1つの形で、今一度、見つめ直すべきところなのかもしれません
「メンバーを見ても、攻撃的布陣を置いているので、そう言った部分で精度を高める。2点、3点決められるようになればディフェンス面の課題も浮き彫りにならないと思うし、ネガティブにディフェンスのことばかり考えず、ポジティブに自分たちの良い部分を伸ばすことを考えたい」
力強く言い切ります
そして、
「大宮は監督が代わろうが、順位が下にいようが、うちとの試合では非常に気持ちの入った良い試合をしてくる。僕らも大宮とのダービーだけは、順位とか勝ち点とか関係なく、本当に激しく、死にもの狂いで闘わなきゃ勝てないと思ってるし、そういう試合が待っている」
チームの精神的支柱からは、メラメラとした闘争心が感じ取れました
3日後の試合は、優勝へ向けた大事なホーム戦であり、山田暢久選手と那須選手の記録を中心に、記念すべき試合でもあります
長い間右サイドでレギュラー争いをしてきた平川選手には、山田暢久選手の偉業についても聞いてみました
「J1だけで500試合。J2、ナビスコ、天皇杯、といった公式戦でいえばもっとはるかに多い試合を20年で出ているのは、選手として”尊敬”しかないし、ああいった選手に一歩でも近づけるようにしたいと思う。とにかく、次は山さんが出られれば、500試合を勝利できれば最高だと思うし、そういった状況をチームでも作ってお祝いできればと思う」
良きライバル関係の中、06年のリーグ優勝を果たしたシーズンを筆頭に、スタメンの座をつかむことも
「そういった関係があって、今の自分があると思うし、偉大な先輩とライバル関係でやってこれたこというのも、僕の財産。だからこそ、今でも僕はプレーできると思うので、感謝しながら、まだまだ一緒に、そういった関係で一緒に出来ればと思う」
これからも続いてほしいです
それと、平川選手だって充分凄い!
また、同じ山田選手つながりではありませんが、今日はもう1人マイクを向けさせていただきました
「携帯の機種変更をしたので、それをきっかけに自分が好き勝手にやっている。1人の山田直輝として、いち社会人としてのコミュニケーションの場」(※twitterについて)
yaaaman34こと山田直輝選手です
8月22日の練習で左太ももを痛めて以来、今日は久々にゲーム形式を含めた練習に完全合流しました
「昨日の夜から今日サッカーをすることを楽しみにしていたので、あいにくの雨だったけど、みんなとサッカーができて楽しかった」
早速の”ナオキスマイル”
「僕がケガをする前はかなり暑かったので、だいぶサッカーがしやすい環境になった」
と少し前に短く切った髪をかきます
「ここまでみんなが頑張ってくれているので、これまで休んでいた分、最後は優勝のために少しでも力になれるようにやっていきたい」
ただしダービーについては直近過ぎるので、「無理するつもりはない」と冷静
焦る気持ちをうまい具合にコントロール出来ているところに、成長を感じます
「今日ウガ君とも話したけど、このケガを経験して・・・。一週間ぐらい前からメディカルスタッフには『もうプレーして良いよ』と言われていたけど、自分の中で違和感があるから『もう一週間だけ待ってほしい』と言えたので、成長したのかと思う」
あとはピッチの上で思う存分に!
湘南戦後、監督は山田直輝選手の名前を出していました
王座奪還への切り札となるか
浦和のハートは、ハッキリとした口調で語ります
「これからリーグが終わるまで、ケガなくプレーして、最後にレッズがトップに立っている。というのが僕の目標。それだけは、どうしても達成したい」
今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」では、平川選手と山田直輝選手、さらには、
・「続けてきて、良かった」
→レッズレディース・猶本選手インタビュー
を中心にお届けします
では
10月1日 「こんちくしょう根性で」
どうもです
今日から10月、シーズンも佳境へ
秋が近づくに連れて、大原も随分と過ごしやすい気温になってきました
オフ明けの今日は、午前10時頃からトレーニングがスタート
室内調整を経て、その後は天然芝ピッチでのステップワークなど、フィジカル系メニューが中心でした
午前11時15分頃からは、ピッチ上で約40分間のミーティングを実施
選手達によれば、監督は、
「試合の後に[We Are Diamonds]を歌うときにTシャツでメッセージを掲げている分、自分たちに掛かってくる責任も多い。それに値するようなプレーをしよう」
「あとはピッチで表現するのが自分たちの仕事なので、そこを一番大事にしよう」
「外で何を言おうが言われようが、ピッチで何ができるかが仕事。それを一番言っていた」
といったニュアンスのお話しをしていたようです
どれも肯ける内容ではないでしょうか
クラブハウスへ引き上げる選手達は、ダービーに向けて引き締まった表情をしていました
予定されていた午後練習については、お休みです
オフ明けのフィジカルトレーニングでは、締めとしてシャトルランニングが行われるのが、ほぼ恒例
普段ですと、鈴木啓太選手が首位を走り、後続に小島選手、野崎選手、関口選手らが食らいつく光景を目にする機会が多いです
もちろん、各選手のコンディションに配慮して、走る距離やスピードの設定が違うため、競走をしているわけでなく、それがそのまま走力を示しているわけでもありません
ただし、今日は珍しく那須選手がトップ争いをしていたので気になりました
「全然意識してない。体が調子良かったので(苦笑)」
鼻が折れても試合に出る熱い男も、さすがに累積警告となっては湘南戦に出場できず
その期間を振り返って、
「心身ともに良いトレーニングができたし、良い休養ができた。普段の1週間以上の鋭気を養ったというか、今は凄く良い状態。良い準備をしたかったし、先週は追い込むだけ追い込もうと思っていた」
と目を輝かせます
2日前の練習試合には出場し、
「ボランチだったけど、うまく走れることと、キックのフィーリングを自分の課題に挙げていたので、そういう部分では良いフィーリングでできていたので、『あ、良い練習ができていたんだな』と思った」
と手応え
先週はサブ組でのプレーが続いていましたが、その間には悩んでる様子が垣間見えた原口選手に優しい声をかけるなど、周りを気遣っているようにも見えました
「意識というか経験で、あいつは良いものを持っているだけに、良い選択、良い判断をさせてあげたいし、それがチームのためにもなるので、できることは伝えたいと思っている」
出場停止が明ける、次節はダービー
「どこが相手でも変わらないなと。自分たち次第だなということは湘南戦を外から見ても思った。ダービーは雰囲気が違うだろうけど、その雰囲気もぶち破るぐらい気持ちで勝らないと勝てないと思っている」
そして、
「こんちくしょう根性でやらないといけない」
そのハートが、リーグ通算299の原動力になっているのかもしれません
さらには、
「リーグ前半の大宮戦は鼻骨を折って外に出ている時に失点したけど、今後は鼻骨を折ってゴールします!(笑)」
力強い意気込みでした
ケガは禁物ですが、優勝へ何が必要か
大前提として・・・
ガムシャラに行きましょう、ガムシャラに!
ところで、今日のシャトルランニングで誰が1位だったのかといえば、野崎選手です
「いろんな選手のコンディションがあって、今日はたまたま1位だったけど、啓太さんの最高記録には勝てていないので、そこと戦いたい。タイムがあって、僕のタイムもだんだん短くはなっているけど、それに近づけて行くことを目標にしている」
具体的に数字(タイム)が出るというのも、良いモチベーションとなるのでしょう
「1つの目安としてタイムや順位は目に見えてわかることなので、そういうことは大事だと思う。中盤はやることも多いし、運動量がないとやっていけないので、そこは自分にとって必要だと思っている」
先週は、ゲーム形式で那須選手のそばでプレーする機会もありました
「那須さんは練習後の自分の練習をどう組み立てたら良いかとか、自分に何が足りないかが凄くわかっていて、それを実行する力も持っている。そして、それを続けられるところが30歳になっても残れていることを証明していると思う。でも那須さんの一番のところは気持ちの部分で、凄く熱いところがある人なので、そういうところを一番見習わないといけないと思う」
–優勝のために、若手として出来ることは!?
「僕たちは底上げじゃないけど、下からどんどんレギュラー組を脅かすようなプレーをすることが1つの大事な役割だと思うので、それをやるために練習でどうやったらレギュラー組を食えるのかとか、レギュラー組に絶対負けないという気持ちを見せないといけない。それをすることでレギュラー組ももっとやらないといけない状況になるし、良いスパイラルが作れたりすると思う」
と志しの高い野崎選手
タイトルを目指すと同時に、次世代の若手を如何にして育てるか、というのもクラブとしての大切な仕事
出場経験が乏しいのは、選手として悩ましいことかもしれませんが、プロの世界における宿命ともいえます
とはいえ少なくとも、身近なところに偉大な”お手本”が数多くいるのは、レッズの強みでしょう
今季のタイトル争いもそうですが、野崎選手を取材していると、これからのレッズも楽しみな部分でもあります
決して楽観しているわけではなく、です
那須選手、野崎選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします
では
9月28日 試合後
きょう行われた湘南ベルマーレ戦の情報は、このあと夜7時からの「REDS After The Match」でお伝えします。
9月26日 「試合に出ている責任を感じながら」
どうもです
湘南戦を2日前の今日は、恒例のミーティングを行い、午前11時頃、練習がスタート
雨がふったりやんだりとハッキリしない空模様の中、ウォームアップを経て午前11時50分頃からは、11対11でのハーフコートゲームへ
「奪ったら縦かドリブル。前を見るのがマスト」(監督)
前線3人+WBとボランチ+CBは、基本的にハーフラインを隔ててプレーエリアが分割されます
今日は数的同数であったため、5対5でマッチアップした局面が生まれやすくなり、激しい球際の攻防が見られました
そういった中、「出来るだけ早くゴール前に運ぶ」(監督)という意識付けも
さらには2日連続で、ゲームの合間にセットプレー時の連携確認が入りました
今日については、守備のみならず攻撃時の練習も実施
終盤になるとタッチ数もより細かく設定され、選手達は頭を使いつつ、ハードワークで汗を流していました
お昼の12時20分頃、リザーブ組のマルシオ選手がアクロバティックな右足ボレーでネットを揺らし、”ラストゴール”
先週に比べれば、選手達のゲーム中における判断スピードが早まり、迷いがなくなっている印象を受けます
「甲府戦ではチーム全体で悪い取られ方をしないということを意識しすぎて、少し消極的になってしまったので、今週はもう一度、自分たちの形を出して行こうという意図で練習をやっていると思う」
と宇賀神選手
「特に前の選手としては引いた相手に対してどこかで打開しないといけないので、自分だったり(原口)元気だったり、”ドリブルで仕掛けて行ける選手が打開していかないといけない”と甲府戦で改めて考えさせられた。今週はピリっとした雰囲気で練習ができていると思うし、全員が『今やらないといけない!』という強い気持ちを持ってやれている」
そのように手応えを口にします
攻撃時のシステムチェンジなどもありましたが、
「ビルドアップは後ろの選手だけじゃなくて、1人ひとりが1m、2m、ポジションを取り直すことでパスもうまく回り出すと思うので、全員が意識していければビルドアップもうまく行くと思う」
イメージは出来ているようです
今日のゲームでは、レギュラー組がボールを奪われたあとに宇賀神選手が見せる、素早いチェイシングが秀逸でした
「ここ最近は練習の中でも攻守の切り替えを速くして、取られた場所から一番近い位置の選手がプレスを掛けるということがミーティングの中でもよく出ている。前の選手に求めるだけじゃなく、自分もやることで言えると思うし、特に意識してやっている。一番は、僕の場合だと前に元気がいるので、元気にやってほしいので、まずは自分からという意識でやっている」
言葉だけでなく、行動で示すところが頼もしいです
それは、当たり前といえば当たり前のことですが、宇賀神選手が話すと、より一層の説得力を感じます
なぜなら、控えに甘んじていた経験もあるからこその、ピッチに立つ責任感と自覚が心にあるからでしょう
「せっかく優勝できるチャンスがある位置にいると思うので、1試合1試合、試合に出ている責任を感じながらプレーしたいし、ただプレーするだけじゃなくて、サブにいる選手にも良い選手がたくさんいるので、そういう選手にポジションを譲らないという気持ちで、チーム内の競争も意識しながらやれていることは良いことだと思う」
優勝のためにも、甲府戦のような苦い出来事を繰り返すわけにはいきません
「残り8戦。1戦も取りこぼせない試合が続くと思うし、そういう中で甲府戦のように最後にやられてしまうことが一番、選手としてもサポーターとしてもガクっと来ると思うので、残り8試合は観ていて楽しいサッカーを目指したいし、残り2か月、常に100%の力を出して戦いたい」
ラストスパートへ、躍動感溢れる”夏男”の勢いは、秋を迎えても益々加速していきそうです
まずは、湘南に赤い風を
宇賀神選手のインタビューは今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
さらには、ちょんまげ隊長ツンさんがご登場
サッカーを愛する”海賊(木曜担当・清水英斗さん)×侍(ツンさん)”のナイスなトークセッションにご期待ください
では
9月25日 「自分の人生の中で重要な一瞬にしていきたい」
どうもです
湘南戦を3日後に控えた今日の練習は、ミーティングを経て午前10時30分頃からスタート
まとわりつくような雨が降りしきる中、ウォームアップを終えた午前11時15分頃、11対12でのハーフコートゲームへ
「タイミングが大事だぞ!」
冒頭、監督からは3人目の動きを活かした、ディフェンスラインの裏を攻略する動きに関する指示が出ていました
「簡単にプレーすることと、判断を早く!」
昨日の午後練でも監督が言っていましたが、「タッチ数が増えると、出せるとこに出せなくなる」ことを意識しつつ、「その中で必ず縦を入れる!」よう、積極的にチャレンジをしていく選手達
レギュラー組は、数的不利な状況でのプレーであることから、連動した攻撃はもちろん、ボールを失った後の素早い”攻”から”守”への切り替えも求められていました
また、ゲーム終盤には、セットプレーの守備練習が組み込まれ、ハイボールへの対応のみならず、跳ね返したあとの流れについても確認
「クリアするだけじゃなくて、しっかりラインを押し上げることも大事になってくるし、前節の甲府戦もそこでやられてしまったので、最後の最後のところまで僕ら後ろの人間が押し上げることもそう」
と槙野選手
「後ろが重たくなっているとスムーズにゲームは運べないので、前線の選手を動かすのもそうだし、後ろから押し上げる重要性を持ってプレーしないといけない」
意欲的でした
練習は、午前11時50分頃に終了
きのうの午後練は、11対11+フリーマンでのゲーム形式(エリアはハーフコートよりやや広め)が中心でした
そして今日の練習を含め、いつにも増して活気に満ちた印象です
「良かった。ミーティングの効果!?あったと思う」(きのうの練習後、阪野選手)
きのうは午前練習後、秋空の下、約15分間のミーティングが行われました
槙野選手はこのように振り返ります
「いかに自分たちが残りの時間をサッカー中心の生活にするか。優勝するために私生活もそうだし、グラウンド上もそうだけど、みんなが同じ方向を向いてやるという意味では、意思の疎通が図れた非常に良いミーティングになったと思う。1人が優勝したいと思ってもダメだし、優勝するためには全員が”何をしないといけないのか”という確認。それは試合だけなのか、それとも日々のトレーニングからかもしれないし、もしかしたら練習が終わった後の時間の方が大切かもしれない。そういうところの重要性をもう一度、確認できた話し合いだった」
ミーティングをすれば全てが好転するのか
そんなことではなく、槙野選手が話す通り、みんなが”良い方向に進むため”何が出来るかを考え、チームとして意志を持った行動を取っていることに、意義を感じます
あとは結果を出すのみです
そしてもう1つ、今日の話題としては、マルシオ リシャルデス選手の完全合流が挙げられます
「けが(新潟戦で痛めた左ハムストリング)の治療をしてきたけど、久々にみんなと練習できたことを嬉しく思う。コンディションはまだ100%ではないけど、少しずつ自分のコンディションを上げながらチームに貢献したいと改めて思った」
ちょうど2週間前、天皇杯でのこと
「けがが完全に治っていない状況の中、45分ぐらいやってみてどうなのかということでテストさせてもらった。痛みが続いてなかなか治らなかった中だったけど、自分ができることはチームのためにやったと思うし、けがと付き合いながらやっていかないといけない仕事なので、良い状態で1日でも早く復帰して、チームの力になりたい」
きょうの練習後には少しの間、監督と話し合っていました
「コミュニケーション。基本的にはお互いが何を考えているかとしっかり把握することだった。天皇杯で起きたことは過去の失敗という考え方をして良いかもしれないけど、それを繰り返さないためにも、お互いのコミュニケーションは凄く重要になる。監督も僕のことを尊重してくれるので感謝しているし、お互いの関係性をこれからも保っていきたい」
”失敗”と認め、向き合えることも大事ですし、それを”成功”の糧とすればいいのです
「残り8試合ということで、1試合終わる度に次の試合が難しくなっていく状況の中で、90分間集中を切らすことなく最後までやる必要がある。それはそれぞれの選手が理解していると思うし、チームがこれから一番改善しないといけないこと。集中力を最後まで切らさないことが、これからのカギになっていくと思う」
実りの季節を前に、強い思いを口にしました
「自分のキャリアの中でも優勝は夢のようなもの。チャンスは充分残っているし、自分の人生の中で重要な一瞬にしていきたい。チーム一丸となって全てを懸けていきたい」
ここから迎える正念場、背番号10が燃えています
マルシオ リシャルデス選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします
では
9月24日 「やるべきことを1人1人がちゃんとすれば、絶対に優勝するチームだと思う」
どうもです
オフ明けの今日は2部練
午前練は10時からスタートし、恒例のフィジカル系メニューへ
フットサルコートでの体幹トレーニング、メインピッチでのステップワーク、坂道ダッシュが中心でした
締めにはシャトランが行われ、午前練は11時15分頃に終了
練習中、選手それぞれ明るく振る舞っていましたが、いつもに比べれば、そこまでテンションは上がっていなかった様子でした
ホームでの甲府戦で、勝ち点1しか取れなかったので、当然でしょう
3日前の試合後、興梠選手は特に悔しそうにしていました
ミックスゾーンでは珍しく、取材対応をしなかったほど
今日の午前練を終えたあと、マイクを向けさせてもらいました
「勝ち切りたかったのもあるし、絶対に落としてはいけないゲームだったので、チームとしても個人としても悔しい一戦だった」
と唇を噛みます
自身のプレーについても、
「あそこまで相手に引かれると、フリーでボールを受けることがなかなか出来なかった。けど・・・、前半、ボールを受けに下がりすぎないようには意識していたけど、なかなかボールが入ってこなかったので難しい戦いになった。でも、キープするところがうまくできなかったので、もう少しそのあたりはちゃんと出来たらと思う」
”でも”、”けど”を多く使って言葉を紡ぐあたり、前回の悔しさを消化しきれていないのかもしれません
思うようにボールを受けられなかったことに、ビルドアップ時のフォーメーション変更は影響したのか・・・
「特にそんな、やり辛さは感じないけど、まあこういう風にうまくいかないときにシステムを変えるとかじゃなくて、自分たちがやりたいことを貫き通すというのが大事だと思う。言ってもまだ(首位との勝ち点は)4差しかないので、優勝を狙える位置にいると思う」
”自分たちがやりたいこと”の中で、興梠選手がどれだけ輝いているかは、夏場の得点数が証明しています
「残り8試合は1つも落とさないで全勝するつもりで頑張っていきたい」
ストライカーらしく、前を向きました
まずは、「みんな疲れている感じがあるので、疲れを取って万全の状態で次に臨みたい」
そして、常勝軍団でリーグ3連覇を達成した経験を踏まえ、
「1人1人の気持ちがブレないこと、自分たちがやってるサッカーを貫き通すことが大事だと思うし、今さら変えることもない」
貫き通すというのは、システム云々を指すのでなく、どんな時でも、攻撃的姿勢を崩さなということでしょう
それが、チーム一丸となって目指しているもので、今年から興梠選手が加入したことで、そのワクワク感はさらに高まりました
「1人1人がまた自信を持ったプレーをすれば、また良いプレーが出来る。1人1人がどういう仕事をすべきかわかってると思うし、チームとしても次は絶対に勝って、勝ち点3を取らないといけない。3位ということで上に2ついるので、そこにプレッシャーをかけられるように、差を縮めて最終的に自分たちがトップにいられれば良い」
浦和のために全力を尽くす背番号30は、改めて言い切ります
「やるべきことを1人1人がちゃんとすれば、絶対に優勝するチームだと思うので、そこら辺をしっかりして、次の試合で気持ちを見せたプレーをしたい」
インタビューの詳細、午後練習の様子については、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします
さらには、火曜日ということでレッズレディースの特集も
先日行われた練習試合終了後、
・「もっともっと厳しく」
→吉田監督インタビュー
・「良いことばかりが経験ということではない」
→池田選手インタビュー
・「『自分たちは勝ち続ける』という意識で」
→高畑選手インタビュー
お楽しみに
では
9月21日 試合後
きょう行われたヴァンフォーレ甲府戦の情報は、選手・監督のコメントを織り交ぜながら、このあと夜8時からの「REDS After The Match」でお伝えします。