どうもです
2013最後の闘いまであと2日
恒例のミーティングを経て、練習は午前10時45分頃からスタート
ウォームアップを終えた午前11時30分頃からは、11対11でのハーフコートゲームへ
きょうも監督からは頻繁に「ダイアゴナル!」の声がかかっていました
控え組のディフェンスラインに対しては、セレッソの特徴を踏まえたコントロールを促すような指示
選手達も声を絶やしません
「テンポテンポ!行こう行こう!やめるな!!」
と槙野選手が全体を引き締めれば、ボランチに入った柏木選手は最終ラインへ、
「もっと遊びのパスをちょうだい」
と要求するなど、チームとして自分達の良さを最大限に発揮するための、ポジティブな姿勢とムードが漂っていました
また、控え組に入っていた山田直輝選手がキレ味抜群の動きを披露
密集地帯でも軽やかなボールタッチで相手をいなし、チャンスメークするなど、最終戦に出るのであれば”何かをしてくれる”期待感を持たせてくる好調ぶりでした
お昼の12時10分頃、左から原口選手の横パスを受けた興梠選手が右足で流し込み、練習は終了
このように、今シーズン、興梠選手の”ラストゴール”で練習が終わるのを何度も目にしてきました
その上、試合のピッチではレッズの攻撃にさらなる”幅”と”可能性”をもたらしてくれたことは、間違いないでしょう
「今年は楽しくプレーさせてもらったし、チームに貢献できているかと言われれば悩むところもある。どうしても結果がついてこなかったので、最低でもACL出場権は獲得しないといけないと思うし、来年のためにも次の一戦は重要。ゴールを決めて勝ちたい」
また、移籍1年目のストライカーがしっかりとチームの戦術に馴染めた要因として、監督の細かい気配りが挙げられます
きょうの練習では、全てがうまくいったかといえば、サッカーなのでミスが多かったのは確かなこと
ただし、そこにはタッチ数などのルール設定も影響したのでしょう
練習後、監督は選手を集め、このようなお話をしたそうです
「セレッソ戦に向けて、今やっているのは少し難しい練習だけど、試合になったらもっと簡単にプレーできるから」
そう思えれば、どんどんプラスのメンタルが頭を支配するはず
レッズにとって”換えの効かない存在”となった背番号30は、このように意気込みます
「今年最後のゲームだし、来年ACLでリベンジするためにもC大阪戦に勝ってACLの出場権を獲得して、気持ち良く来年を迎えたい」
サポーターへは、
「心強いし、そのみなさんの期待に応えられるようにゴールを決めたい」
と誓いを立てました
ところで、今シーズンのホーム開幕戦で得点を決めた選手を覚えてますか!?
鈴木啓太選手の縦パス→興梠選手のポストプレー→左から3人目の動きで抜け出した選手が右足でゴール右へと蹴りこみ、WBC日本代表を思わせるガッツポーズ
今のレッズの理想とする、流れるような攻撃から最後にネットを揺らしたのはそう、、、宇賀神選手でした
「最初に決めてから点を決めていないので、最初と最後をしっかり締めたい(笑)」
得点こそ、今の時点では1ゴールですが、レギュラーとしてのチームにおける貢献は、これまでで最高だったと言えるでしょう
周りとうまく調和したプレーはもちろん、ピッチ上での責任感も増しました
きょうの練習でも、積極的に意見交換
「なかなかここ最近は結果が出ていなくて、そういう時は誰が良くないとか悪いことばかり出てきてしまうけど、そうじゃなくてもっとこうしようとベテランの人が引っ張っていろんな意見を出してくれるので、最終戦は間違いなく良い試合ができると信じて戦いたい」
4年目のサイドアタッカーはすっかり、チームを引っ張る存在に
「今までのシーズンはベテランの人たちにどうにか引っ張ってもらいながらやっていこうという考えだったけど、今年はシーズンを通して試合に絡めたし、そういう中で自分もベテランの選手をピッチの中で引っ張っていけるようなプレイヤーにならないといけないと思ってやっていた。まだそこに近づけているかはわからないけど、少なからず成長できていると思うので、最終戦もそういうところを意識して、チームが苦しい時にキャプテンやベテランに頼るんじゃなくて、自分がそういう選手たちを引っ張って行けるようなプレーや声掛けができればと思う」
と本人が話す通りです
様々な思いが交錯する最終戦へは、
「シーズン始まった時からまずは取れるタイトルを全て取るという目標を掲げて入ったけど、最終的にリーグの優勝もなくなってしまって、期待して応援してくれていた人には本当に申し訳ないと思う気持ちもあるけど、最終戦に勝てばACL出場が決まるという状況なので、何とかACL出場権を取って来年につなげないといけないという気持ちが強い。このメンバーでやるのも最後ということで、ヤマさん(山田暢)、野田くん、タク(永田拓)の3人とやるのは最後なので、最後は勝って笑って終わりたいという思いがある」
逆境を力に変えてきたの背番号3は、浦和レッズの結束、その強さを理解しています
「たくさんの人たちの応援が自分たちを動かしてくれると思うので、最後もしっかりと応援していただいて、期待に応えられるように自分たちも走るので、スタジアムに来て自分たちと一緒に喜びをわかちあいましょう!」
ぜひとも、”我が家埼スタ”で躍動してもらいましょう
そして、あの選手にも「10秒だけで良いので!」と頼んだところ、珍しく”2回目のお願い”で立ち止まってくださったので、少しの時間だけマイクを向けさせていただきました
ありがたいです、本当に
どの選手かは、読んでいただければわかると思います(笑)
–今日から合流したましたが!?
「コンディションはあんまり良くないよ(笑)やっぱり足が痛いねえ」
–大原でゲームするのも残りわずかですが!?
「そんなことは全然考えていなかったけど、最後はACLに行けるように、それだけ考えている」
–レッズがACLに行けるように、どんなプレーを見せたいですか!?
「プレーを見せるかどうかはわかんないけど、試合に出る人のサポートをできればなと思う」
–出たら!出たら!?
「え?出たら?わかりません、そういう状況になってみないと(笑)」
–最終戦は5万人を超えるサポーターが待っています
「どちらかと言うとACL出場が決まることをみんな望んでいると思うし、最後はそういう形で終われたら良いなと思う」
–久々にドリブル、見せてください
「出るかわかんないんで(笑)」
独特の間合いと生の声は、ラジオで聴いていただきたいです
今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」では、興梠選手、宇賀神選手、そしてそして、山田暢久選手のインタビューをお届けします
お楽しみに
では