7月10日 「相手の地だろうと」

どうもです

大原は、久々の晴天

松本戦前日練習は午前10時から約1時間、11対11でのハーフコートゲームを中心に行われました

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関根選手の意気込みです

「アウェイでの試合だし、松本山雅のサポーターというのはすごい熱いと思う。ただ、その数に負けないくらいのサポーター達の前で自分達は出来るので、そういった強みはある。相手の地だろうとしっかりと自分達のサッカーをやるだけ。(局面打開のドリブルについて)色々状況にはよると思うけど、苦しい状況の中で、自分がそういったときに力を発揮できればチームの助けになると思う。ただこねれば良いっていうものではないと思うので、そこら辺の判断というのは、考えながらやって、やっぱり辛いときにチームを助けられるような選手になりたいので、そういったところで個の力は大事になってくるのかなと思う」

大人びた表情と責任感あるコメントに、リーグ後半戦のさらなる飛躍を予感させられました

今夜7時からの「You’re The REDS Friday」では、今週行ったインタビューを時間の許す限り、お届けします

★レッズ戦を熱くサポートしよう!!

7月11日(土)に行われる「明治安田生命Jリーグセカンドステージ第1節・松本山雅FC対浦和レッズ」の前後に特別番組をお送りします。
スタメン紹介や選手の意気込み、ゲーム展望などでお楽しみください。

Come On! REDS
…18:00~18:55
REDS After The Match
…22:00~22:55

※実況中継はありません。

・レッズへの応援メッセージはこちらへ!
・放送エリア以外でもサイマルラジオ(パソコン・スマートフォン)でお楽しみいただけます

・これに伴い、当日は番組編成を以下のように変更します。
18:00~18:55 Come On! REDS
22:00~22:55 REDS After The Match

では

7月9日 「浦和の中で生きられるように」

どうもです

雨、曇、と晴れない日々が影響してか、大原サッカー場の周辺には見慣れないキノコがはえています

さて、リーグ後半戦のスタートを2日後に控えたきょうは、恒例のミーティングを経て午前11時頃からトレーニングが始まりました

午前11時40分からは、11対11でのハーフコートゲームへ

前回の松本戦ではゴール前を固める相手の守備を簡単には攻略できず、森脇選手のミドルシュートが決まっていなければ勝ち点3を奪えませんでした

ちょうどその頃、監督は会見などでドリブラーの必要性を説くようになり、関根選手らの注目度、存在感が増すことに

とはいえそもそもの話、レッズが一貫して取り組んだのはコンビネーション性の高い攻撃です

きょうのゲームで監督は選手達へ、的確な「オフザボールの動き」を促します

多くの選手が絡み合う攻撃は、テンポ良くボールがつながりフィニッシュへ持ち込めた時の後味が、実に爽快

たとえマンツーマンで守られようとも、一手二手三手を見越した動きさえできれば、相手はついてこられないはず

「ウメ、ブラーヴォ」(監督)

大技に頼らない、インテリジェンス性の高い動き出しからの攻撃に磨きがかかっている印象です

2日後を楽しみに待ちましょう

練習はお昼の12時5分頃に終了しました

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”オフザボールの動き”で優れたものを発揮し、リーグ前半戦の躍進に大きく貢献したのが武藤選手

6月のJリーグ月間MVPに選ばれました

「本当に嬉しいし、Jリーグにこれだけ素晴らしい選手がいる中で選んでもらえて光栄だなと思う。先月もノミネートしてもらって、その時は関根が選ばれて、今回は阿部さんがいたけど、正直《選ばれたらいいな》と思っていたので、素直に喜んでいる。ファーストステージを戦ってきた中で自分としても自信がつくシーズンになっているし、それを周りの人に評価してもらえて本当に嬉しく思うけど、まだシーズンが終わったわけでもないし、これでセカンドステージは全然ダメだったじゃ話にならないので、逆にここからの方が大変かなと。期待されていると思うので、その期待に応えられるようなプレー、活躍ができればと思う」

――ピッチ上の躍動がチーム全体を盛り上げているように感じますが?

「どうなんですかね? それは分からないけど、今はチームの中でセカンドステージも取ろうという高い意識をみんな持っていると思うし、激しい競争もできているので、練習の中での良いプレーを試合でも見せられれば怖くないんじゃないかなと、また結果を残せるんじゃないかなと思う」

――前線の選手は、いつ誰がスタメンに入ってもおかしくない激しい競争があるのも、成長の糧に?

「そうですね、良い選手がいるというのはキャンプの時から分かっていたし、本当に常に高いレベルで練習できていると思うので、そういう意味でも浦和に来て良かったと思っているし、試合より練習の方が厳しいぐらいの環境でやれていると思っているので、素晴らしい日々を過ごせていると思う」

――身体的に特別優れているわけではなくても動き出しなどで光る。子ども達のお手本にもなっているかと

「小さくてもやれることはあるし、そういう姿を見せていきたいと思う。ただ、浦和レッズのサッカーに順応しようという意識の中で結果が出たと思うので、これからもチームのために働きたいというか、浦和の中で生きられるように頑張りたい」

――あさってスタートするリーグ後半戦に向けて

「松本戦はアウェイだし、再スタートということで厳しい戦いになることは分かっている。3連戦のうち最初の2つはアウェイだけど、しっかり勝ち点を持って帰れるように良い準備をして臨みたい。サポーターにも勝つ姿を常に見せたいと思っているので、ファーストステージはホームで全勝できたのでセカンドステージもそのぐらいの意気込みというか結果を出せればと思っている」

――ちなみに、月間MVPの賞金30万円の使い道は?

「特に考えていなくて、妻に何かプレゼントしようかなとも考えたけど、そんなに欲しい物もないというので、今は検討中。妻にプレゼントするか、チームメイトにご馳走するかどっちかにしようと思っている」

――トークショーでは「洗濯機が欲しい」と言っていましたが?

「もう買っちゃったので。また何か欲しいものを探して、せっかくなので気前よくというのはおかしいけど、記念に何かに使いたい」

――洗濯機といい、寿司ネタではサーモンが好きとか庶民的なところも、サポーターの心をくすぐっている感じがします

「本当に庶民なので(笑)サーモン、おいしいっすよ!(笑)」

気さくで謙虚で決定力が高い!よっ、粋な浦和の点取り屋!!

あさってからも、レッズのために色々とよろしくです

武藤選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

7月8日 「もっとうまくなりたい」

どうもです

きょうもまた、雨が降ったりやんだりのハッキリしない空模様、ザ・梅雨です

リーグ後半戦スタートを3日後に控えたきょう、練習は午前10時から始まりました

ウォームアップを終えた午前10時45分からは、”ペナペナ”でのゲーム形式へ

「初めて」と斎藤選手が振り返った通り、13対13という大人数の珍しい編成でした

「パススピード!」、「サポート!」

と監督

密集地帯でも、きちっとした狙いを持ったプレーが求められます

「必ず縦の意識!」、「予測しながら早くサポートを」、「インターセプトのファーストタッチが縦パスとなることが理想。味方は《相手からボールを奪う》と思ったタイミングで動き出しているように、必ず反応しよう!」

リハビリ組以外の選手が揃って同じゲームに参加したのは、チームとしての狙いを全体で共有させる意図もあったのでしょうか

取り組むことに、大きな変化はなし

むしろ”これまで”に磨きをかけることで、さらなる進化が望めます

人数が多い分、ボールのないところでどんな動きを出来るか

人数が多い分、ボールに触れた機会をどう活かせるか

途中までビブス組に入った永田選手は、高く上がった浮き球に対し、フリーの状態にもかかわらず、

「痛っ!」

ピッチ上には一瞬、??????という空気が流れます

強いスピンがかかっていたせいか、右目蓋の上辺りにボールをかすらせ、ヘディングを失敗

それでも、タイミングの良いパスと持ち上がりで、しっかりと攻撃の起点となっていました

午前11時25分、キャプテン・阿部選手が力強い右足ボレーを突き刺し、練習は終了

※午後練習は、お休みになりました

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「まあ、34歳だなっていう感じ(笑)」

きょう7月8日は、鈴木選手の誕生日です

おめでとうございます

――1年前は、「あえて歳を意識しないようにする」と話していましたが?

「34歳という年齢だからどうっていうことはないと思うし、自分の気持ちの持ち方次第だと思う。ただ、体は正直なので、そこはしっかりとケアをして良いコンディションでできるようにしたい」

――その辺りの向き合い方は?

「説明するのが難しい(苦笑)けれども、プロとして当たり前のことだと思うけど、より一層気をつけながら。それから、良い意味でしっかりとブレーキを掛けることも必要だと思うし、だからと言って手を抜くこともしたくない。そこはしっかりとバランスを持ってやりたい」

――最近は若手からも聞ききますが、世の日本男児にとって理想的な歳の重ね方をしているように感じます

「僕としては楽しくやっているし、周りからそう言ってもらっても改善しなくてはいけないこともたくさんある中、反省しながら生活しているけど(笑)」

――欠点など感じません!

「いっぱいある!見せないようにしているだけ(笑)」

――サッカーだけでなく雑誌やテレビにも出たり、いろんな理想の形を見せていますが?

「本当であればサッカーだけやればいいという意見もあると思うけど、自分の人生だし、職業問わずいろんな形があっていいと思う。ただやることだけはしっかりやらないといけない。そのためにグラウンドできっちり結果を出すこと、個人もそうだしチームもそうだし、それは僕に限らずだと思うけど」

――きょうのゲームで李選手が点を取るためにゴール前で囮となるスルーをしたシーンもそうですが、最近は見ていて思いやりのあるプレーがより一層増えているようで、一緒のチームの選手がプレーしやすそうです

「どうなんですかね?(笑)それは僕には分からないけど。僕はみんなから学ばせてもらっているし、このチームには本当に良い選手が揃っているので、その中で僕もやりやすくプレーさせてもらっているので、自分ももっとうまくなりたいと思っているし、少しでもチームの力になりたいなと、貢献したいなと思っている」

――REDS WAVEの仕事の中で阿部敏之さんと関わるようになったのが2008年。阿部さんはちょうどその頃34歳でした。格好良いのはもちろん、周りへの気遣い、優しさ、大人の色気、などなど最近の鈴木選手と34歳の頃の“元祖阿部ちゃん”が重なることがあります

「阿部さんと一緒にしてもらえるのは嬉しい(ニッコリ)あんなにカッコイイ人はなかなかいないから(笑)僕にとっても憧れの先輩だったし、少しでも近づけるように頑張りたい」

――レッズ映画でも宇賀神選手が「啓太さんになりたい」と強調していました

「あれはネタだから。だいぶふざけてますよ、あいつも(笑)」

サッカー選手にとってここからは、過酷な季節が待っています

苦しいとき、辛いとき、”水を運ぶ男”はさらに輝くことでしょう

――長いこと鈴木選手を見ていると、夏からさらに調子を上げていく印象があります

「そうですね、それだといいんだけど。ファーストステージを良い形で戦えたし、それはチームみんなの力だと思っている。出ている選手、出ていない選手に限らず、みんなで戦うというのがこのチームの強さだと思うし、それは日々のトレーニングの中で証明していることだと思うので、みんなでセカンドステージに向けて良い準備をしたい」

やがて左胸に、新たなる誇らしい☆を刻むべく

そして、そして、そして・・・

背番号13と私たちの[終わりなき旅]は続きます

鈴木選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

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監督に好きな”お米を使った料理”について聞いたところ、

「私は家でよくチャーハンを作って食べている」

※練習後に行われた埼玉県産米『彩のかがやき』贈呈式の様子も

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さらには、

・なでしこリーグ再開に向けて
→レッズレディース・後藤選手インタビュー

・リハビリの日々、仲間が手にした銀メダル
→レッズレディース・長船選手インタビュー

※吉田監督インタビューについては明日の「You’re The REDS」でお届けします

お楽しみに

では

7月7日 「やり返したい」

どうもです

曇り空ながら蒸し暑い大原で、オフ明けのトレーニングは午前10時から始まりました

恒例のフィジカル系メニューを中心に進行し、練習は午前11時20分頃に終了

そのあとには、約200名を集めてのファンサービスが行われました

選手のみならず、来場者の晴れやかな表情を見れば、梅雨の真っ只中という感覚は、吹き飛びます

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さて、きょうは7月7日、七夕

だからというわけではありませんが、マイクを向けさせていただいたのは、背番号7・梅崎選手

リーグ前半戦で既に6ゴールを上げる(自己最多は7点)など、ファーストステージ優勝を決めたチームにおいて、大車輪の活躍を見せました

「良い状態を保てている。一度良いリフレッシュが出来て、先週からもう一度身体を作り直した段階の中で良いトレーニングが出来たし、良いトレーニングマッチもできたと思う」

――リーグ前半戦が終わり、3連休に入ったときは「疲れが溜まっていた」と実感しましたか?

「そうですね、連休は凄い疲れていた。疲れが出た(苦笑)」

――梅崎選手が疲れた分、サポーターは充実した半年を過ごせたはずです。ご自身の手応えとしては、どういったものでしたか?

「まあ、チームとしてもね、良い闘いが出来たと思うし、個人的にも尻上がりに上がってきたと思うし、良いコンディションで闘えたので、これを継続して、さらに良くしていくことが大事かと思う」

――チームへの貢献を前提として、個人としても得点を挙げることの価値を改めて感じた部分があったのでは?

「そうですね、前線の選手としてやっぱり、もちろんチームプレーも大事だけど、“ここぞ”という時に勝負をしてね、ゴールを奪いにいく姿勢、そして結果を出すということが非常に大事だと思うし、ゴールがチームの結果につながってくるので、続けていきたい」

――試合の流れたグッと手繰り寄せるようなゴールを多く決められた印象です

「もっともっとそういうゴールを増やしていきたい」

――チームメイトからはよく、「キレ崎」と呼ばれていて、そこはもちろん、ボールキープ時の力強さが際立っている感じがします。ギリギリの姿勢でも倒れない、同じく背番号7をつけて活躍した中田英寿さんと重なるような・・・

「まあそうですね、フィジカル的には凄く良い方向に向いているかと思うし、球際の部分でも《負けない》という意識は持ってプレーしているので、ちょっとずつだけどそういうプレーも出来るようになっていると感じている」

――相手が身体をぶつけてくるだけでなく、梅崎選手もそれが見えた上でのボディコンタクトをしているように見えますが?

「そうですね、チームメイトには慎三なり、体の使い方がうまい見本がいるので、そういう選手からも吸収して学んでいる部分がある」

――リーグ後半戦に向けては?

「やっぱり継続していくこと。ひとつの目標として、前半戦以上にね、チームのために活躍して貢献する。よりハードワークしていきたい」

――このような時期でも、ハイレベルなレギュラー争いが良い緊張感を保たせてくれているのでは?

「間違いない。やっぱりゴールを決めても、次の試合でパフォーマンスが悪ければ出られないかもしれないし、そういった緊張感は練習の中から日々ある。まずはチームメイトに負けないようにやっていくこと、自分自身を出していくことを常に意識している」

――開幕の地は、2009年の天皇杯で歴史的敗北を喫した場所でもありますが(梅崎選手は後半から途中出場)、どのように記憶として残っていますか?

「やっぱりね、天皇杯だったけど、当時地域リーグの松本に負けたので、その悔しさというのは残っているし、そのスタジアムでもう一度プレーできるというのは、ありがたいこと。その時の“借り”という言い方は昔なのでおかしいけど、やり返したい気持ちはある。非常に難しい相手でもあるし、多分アウェイを感じるスタジアムだとは思うので、その中でも自分らのサッカーをしっかりやって、レッズらしいサッカーで勝ちきりたい」

――ところで、女子ワールドカップは観ていましたか?

「そうですね、少しは」

――感想としては、いかがでしょうか?

「いや~、凄いですよね。『凄い』の一言。ワールドカップ2大会連続での決勝だし、男子に置き換えて考えたら・・・ね!?、まだまだありえない話なので、本当に凄いと思う」

――代表の背番号7・安藤梢選手はレッズレディースにいた頃、好きな男子の選手として梅崎選手を挙げていました

「そうですね、ケガは残念だったけど、まあみんなが安藤さんもカバーしながら戦っていったのかなと思うし、みんなでつかんだ2位という結果だと思う」

――そんな存在が、プレーも含めて梅崎選手を好んでいたことは、嬉しいことでは?

「いや~(笑)、嬉しいですね(笑)もう世界に羽ばたいている選手なので・・・」

そして加えた一言が、これまた良いです

「僕も追いつけるように頑張りたい」

赤き求道者・梅崎選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

「きょうウガくんにも『点決められなかったらマキノ部屋が待っている』ってふうに言われたんで(苦笑)」(高木選手)&「非常に大きな意味がある」(那須選手)&「個人的に言わせてもらうと、非常に、これ以上よくなる方法はないんじゃないかっていう・・・」(ズラタン選手)

どうもです

35分×4本トータル5対2、レッズが勝利したきのうの練習試合・早稲田大学戦後に行った選手インタビューです

3日の午後練後に書いた記事でも触れましたが、やはり青チームの「ボロ負け」(李選手)は選手間でも相当応えたようで・・・

まずは、そのあたりについてもコメントしている高木選手から、どうぞ

◇◆高木選手◇◆

「まぁ、あの…湿度が高くて、多少暑さもあって結構厳しい環境での練習試合でしたけど、とにかくやりきることは出来たと思うし、内容はちょっと伴わない部分もあった。けどまぁ、出来てた部分もあったと思うので…。まぁ、個人的には得点ってものを挙げられたっていうのが良かったと思うし、ゴールの形も自分の好きなミドルからだったんで、まぁ、収穫もあったかなって思う」

――本当に、目の覚めるような鮮やかなシュートで、素晴らしい物が見せられたと、きょうも多くの方が見ていたので、そういう方も喜んでくれたんじゃないかなっていうくらいに

「そうですね、練習試合でしたけど、結構多くの人が見に来てくれていたので、そういう人達に気持ちよく家に帰ってもらえることはプロとして嬉しいことなんで、ああいうのがやっぱり、もっと本番のJリーグで、もっと人が入った中で決められるようにしたいなと思います」

――もうちょっと中へ入りましょう…ちょっとつよくなってきた…この間のトークショーでも話題になっていましたけど、ゴール決められなかったら、いよいよ槙野選手のスタイリストって言うか、これで一安心というか…

「そうですね。まぁ、7月はじめで、きょうウガくんにも『点決められなかったらマキノ部屋が待っている』ってふうに言われたんで(苦笑)まぁ、一応そこは次につないだとういうか、死守したので、まぁ、あの髪型に頼る日が来ないように得点を取り続けたいなと思う」

――あとは、惜しかったヘッドのシーン・・・

「そうですね。ピンポイントの本当に文句のつけようのない良いクロスをヒラさんがあげてくれたので、決めなきゃいけないシーンだったと思うけど、気持~ち少し、あの…ボールの落下点に早く入りすぎたかなっていう、もう少し時間作って待って、頭に当てるポイントももうちょっと前にできたらよかったなと。技術面ではそういうミスもあったり、ヘディングの下手さが目立ってしまったかなって思う(笑)」

――逆に、良いヘッドのアシストをコーナーキックから演出(※5点目の橋本選手の得点)しましたが?

「まぁ、でも、何本かあった内の1本ぐらいはやっぱり決められるような球を蹴らないといけないので。決まったシーンも正直そんなに凄く良い球ではなかったような気がしたけど、で、和君がうまく、難しい体勢だったとは思いますけど、決めてくれたので良かった」

――高木選手は速いボール蹴ってくれるので、受ける側は多分、そんなに頭を振らなくても、叩きつけようとしなくても、コース変わって入るようなイメージです

「それは心がけているし、弱いボールで、こう…中のきわどいところを狙うと、やっぱりキーパーに取られてしまうっていうのがあるので、強いボールを蹴りつつニアに引っかからないようなボールを常に蹴りたいなってふうに思う」

――それにしても、昨日の午後練で青チームがけっこうやられまくっていたので、大丈夫かなと思っていました。なかなか出場機会がない選手同士で、きょうはひとつの形をある程度は示せたかと・・・

「そうですね、まぁ、大学生相手という中でしたけど、一応結果は大事だと思うし、きのうやっぱり失った自信を多少取り戻せたなという・・きのうは青のチームの人達は多分一番帰るのが早かったと思うので(苦笑)それで切り替えて、家でそれぞれが多分良いリフレッシュをして、きょうの練習試合でまぁ、良い結果を出せたかなというふうに思う(苦笑)」

――高木選手はどのように切り替えて?

「正直、終わった後は絶望的だったですけど(笑)逆に終わった後、青チームの人達がシャワールームとかで逆に明るく、こう、ポジティブに捉えて、やっぱり青チームがあがっていくのが一番早いなっていうふうに『こういう日は早く切り替えよう』みたいな声を掛け合ったので、それで切り替えられた(笑)」

――来週、リーグ後半戦がスタートしますけど、まず、チームへの貢献というところで高木選手のゴールがより全体を活性化させてくれると思います。意気込みとしては?

「もちろん得点という期待にも大いに応えたいという気持ちは凄くありますし、逆にやっぱり、得点だけが全てじゃないっていう場面での出場もあると思うので、やっぱりどんな状況でも、対応できるような準備を自分はしておかないといけないし、チャンスというのはいつ来るかわからないと思うので、その来たチャンスをやっぱり活かせるように、日々トレーニングを積んで、きのうの練習みたいなことにならないように…まぁ、チームは凄く調子が良いので、その調子を保てるよう自分がそこに貢献、セカンドステージは貢献できたら良いかなと思う」

――そろそろゴール後のインタビュー、楽しみにしているので、期待しています

「ありがとうございます!(笑)」

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◇◆那須選手◇◆

「感想ですか?夏場対策には良い試合だったかなっていう、まぁ、湿気、湿度が多かったし、夏場になるとこういう試合が多いので、まぁ、きのうもハードにトレーニングやった中で、こういう…あの…夏場対策という意味では良い練習ゲームができたかなって思うけど」

――蒸し暑いとついつい集中が欠けてしまう印象も拭いきれないので…(※2本目の中盤辺りは全体的にまったりしていました)

「そうですね。でも、ここで分数をこなせたというのは、非常に大きな意味があるので、その中でチャレンジ、今練習でチャレンジしていることをやるってことは非常に大事なことなので、それは良かったなって風に思っています」

――チャレンジにいろんな要素があると思いますが、そのひとつとして、縦パスを出すときに違う方向を見ていたりとか、色んなキックの種類とか、チャレンジしているように見えますが?

「そうですね、練習試合ですし、結構意図的には縦パスは多くやってましたし、ちょっとボールロスとしたところあるんですけど、そこも意図的にね、狙いに行った部分があったので、そこはまぁ、練習試合の中でチャレンジ出来たかなって思ったんで」

――きのうの練習を見ても、ノールックのパスを出すので、こっちも見ててだまされるような那須さんの良いパスがありました

「そうですね、まぁ、相手が気付かないような感じで出せればって意識していますし、それはね、味方との意思の疎通があってればいいので、結構慎三とか見ててくれるので、そういう目を切ってても慎三の動き出し見られればね、凄くタイミングが合うので、そういうのを合わせていきたいなと思う」

――成長途中の那須さんらしいチャレンジです。ここからあと約20試合近く、決勝戦が待っていますが?

「一つ一つですね、はい。積み重ねて全力で行きたいと思う」

――とにかく、ケガなく、体調を崩さなければ大丈夫だと思うので…

「そうします」

――期待しています。

「頑張ります、ありがとうございました」

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◇◆ズラタン選手◇◆

――お疲れ様です。

「ハイ、アリガトウゴザイマス」

――きょうの練習試合の感想をお願いします

「そうですね、非常に暑い中やらしてもらって多少大変だったんですけども、こういった練習試合というのは、特に我々ベンチ組にとって非常に良い練習になりますし、コンディション備える上では、整える上では非常に良い、最も良い練習だと思います。非常に僕的にはプレー的にも非常に良いプレーも生まれたと思うし、そういった意味で非常に良かったと思います」

――最近プレーを見ていると、周りとのパス交換でのシュートもそうですけど、ズラタン選手本人が縦に力強くドリブルすることを、相手がそれを読めずに凄く守りづらそうにしている印象で、かなり良い武器になりそうですが?

「そうですね。日に日にチームと共にやっていることでやはり自信がものすごくついてきて、で、そういったことができるようになって、もちろん相手にとっても脅威だと思いますし、で、まぁ、チームと共にやっている中でそういったプレーが1つでも2つでも増えることによって、もちろんターンをされたときとか、相手のディフェンダーにとって苦労かける部分もでてくるほど、チーム力っていうのはもっともっと良くなるものだと思いますし、そういったところが非常にうまく行けてることがやはりうれしいですね、自分の中では」

――ファーストステージ、レッズが優勝しましたけど、ズラタン選手の川崎戦での同点ゴール、ガンバ戦での決勝点もそうですけど、大事なところでフォワードとして仕事をしっかりしてくれた印象があります。ご自身、ファーストステージはどう振り返りますか?

「もう、本当に、個人的に言わせてもらうと、非常に、これ以上よくなる方法はないんじゃないかっていう・・・ファーストステージに関して言わせていただくと非常に素晴らしかったと思います。最初、リーグ最初の方は、数試合多少苦労した試合もあったと思うんですけれども自分なりにチームにとって、チームのためにもう貢献することが出来て非常に良かったと思います。少し悔しいという想いがあるとしたら、ファーストステージの途中で自分がケガをしてしまって、そして、コンディションを備える上でケガをしているときに休んでしまった練習を補うことが非常に難しかったと思うし、僕はここからセカンドステージに入るに当たって、チームと共に、チームのために100%自分の良さを尽くして貢献したいと思いますし、本当にケガなしでファーストステージで自分達が生むことが出来た結果を生めるように、チームと共に一生懸命頑張っていきたいと思います」

――改めて、セカンドステージへの意気込み、また、代表に呼ばれることも期待していますので…

「そうですね。代表チームから呼ばれる可能性ももちろんあると思いますけど、もう、本当に僕にとって最優先というのはこのチームの結果であり、で、ここで良い結果を生まない限り、やはり代表にも呼ばれないと思いますし、もう本当にすべてにおいて、まずはこのチームで良い結果をつくるということが全てのうまい流れをつくることができるとおもいます」

――ケガがないことを祈っています。

「やはり良いコンディションでセカンドステージに向けていい準備をしていきたいと思いますし、本当に自分自身もコンディションがいい時にはやはり自信ももちろん増えますし、そういったことによって本当に、非常に良いプレーが出来ると思います。で、そこに目を向けて、しっかりとセカンドステージは良い形でチームと共に入っていきたいと思います」

詳細は、あすの「You’re The REDS」をお楽しみに

では

7月3日 「強かったので、気持ち良い」

どうもです

昼前に比べれば、雨は随分と弱まった大原

午後練習は15時30分から始まりました

とりかご、パス&コントロールといったウォームアップを経て、16時15分になると選手達は3チームに分けられます

行われたのは、ハーフコートでの9対9(キーパー含む)でした

残った1チームは4対4、ミニゴールを用いたミニサッカーを実施

1回戦総当たりのローテーション形式です

チーム赤
—–小島—–
-柏木—-斎藤-
—–阿部—–
茂木—–天野C
–那須–加賀–
——GK——

チーム青
—ズラタン—
-高木—–李–
—–鈴木—–
橋本——平川
–永田–岡本–
——GK——

チーム白
—–興梠—–
-武藤—-梅崎-
—–青木—–
宇賀神—-関根
–槙野–森脇–
——GK——

といったチーム編成

☆1試合目→赤VS青

ワントップの小島選手が面白いようにDFラインの背後を突き、なおかつゴール前で抜群の落ち着きを見せ、得点を量産

柏木選手の俊敏な動きも出色でした

結果は、赤の勝利

☆2試合目→赤VS白

レギュラー組中心の白に対し、柏木選手がメラメラオーラを発するも、一歩及ばず

興梠選手×2、梅崎選手のゴールで3対1、白の勝利

☆3試合目→白VS青

若手と天野コーチが入る赤に勝てなかった青

その心配は的中し、コンビネーションに難あり、攻守に後手後手

梅崎選手×3、興梠選手×2、槙野選手×2、青木選手

「ブラーヴォ!」(西川選手)

終盤にようやくかみ合い始め、高木選手、李選手が決めるも、8対2

「ボロ負けっすよ!」(李選手)

白チームがレギュラー組としての意地を見せました

練習は17時頃に終了しています

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メンバーを見ての通り、レギュラー組には左足首の捻挫から帰ってきた青木選手が入りました

「強かったので、気持ち良い」

と”自然”な返答

「万全ではないけどやれる範囲で。今週ちょっとやってみて確認しながらという感じなので、明日また確認してという感じ。トレーナーの方によくやってもらえたので良かった。感覚がちょっとだけ直っていない感じがあるので、明日しっかりやって来週はしっかりできるように戻せればと思う」

――あすの練習試合での注目ポイントは?

「そんなに注目しなくていいです(笑)」

マイペースな背番号16が見られるでしょう、きっと

では

7月3日 「より後半戦は、そういうところを今以上に、もう一つ二つギアを上げて戦って、そうやって自分達を研究していく相手に対して、《何もやらせないんだぞ!》という位の気持ちを見せてやりたい」

どうもです

2日連続の2部練習です

午前練については、断続的に降りしきる雨、ピッチコンディションに配慮し、室内での体幹トレーニングを約45分間を行い終了しました

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来週、リーグが再開すればすぐに8日間で3試合を闘うことになります

貴重な準備期間、2部練が多いのも、キャンプではありませんが、チームがより長い時間を共有することで結束を高める狙いが少なからずあるのかもしれません

「そうですね。ミシャもシーズンが始まる前に、『今年はやっぱり、チームで長くいる時間をより増やしたい』という話をしていたし、『週に1回は必ず2部練をやりたいな』と話をしていた」

と肯くのは宇賀神選手

「まぁ、こうやって選手同士で長く一緒にいたりサッカーの話をしたりというのも、非常に有意義な時間だなと思う」

これまで、水曜日に2部練習が予定されながら、午後練が行われないということは、ひとつの恒例でした

ただ実際のところは午前練後も、監督、選手、スタッフは顔を合わせています

「午後はみんなで映像を観て、そこで話をし合ってとか、自分達のイメージを膨らませるということが多いけど、そこで全員がイメージを共有したりだとかっていうのが、少なからず出ていると思うし、ファーストステージの後半もだんだんコンビネーションからのゴールが増えていったのはそういうのもあるかな」

ここまで5アシストという数字でも示されている通り、昨シーズンよりも得点に絡む機会が向上した宇賀神選手がそう説明するだけに、説得力があります

ところで先日、宇賀神選手が英語で何かを口にしていたら、ミハイロ・ペトロビッチ監督が「ブンデス! ブンデス!」って言っていたように聞こえたことがありました

「言ってましたっけ!?覚えてない(苦笑)」

そういった意味でも、ドイツの試合を観ることが多いのかと勘ぐってしまいます

「そうですね、はい。バイエルンの試合を観たりとか。今だったらコパアメリカやっているので、そういうところでの切り替えの速さだったりとか、球際の部分っていうところを映像でもわかっているのかなと思う」

ボールへの強い執念

「より後半戦は、そういうところを今以上に、もう一つ二つギアを上げて戦って、そうやって自分達を研究していく相手に対して、《何もやらせないんだぞ!》という位の気持ちを見せてやりたいなと思う」

受けるのではなく、倒しにいく気概です

加えて、

「個人としては…カードに気をつけます。もう、とんでもないんで(苦笑)」

選手会長&副キャプテンとしての自覚も口にしました

では

7月2日 「出場時間が、たとえどんなに短くても」

どうもです

リーグ戦の中断期間を過ごすレッズはきょう、2部練習を組み込みました

梅雨空のもと、午前練は10時からスタート

ここ数試合のレギュラー組は天然芝ピッチでの鳥かごを中心としたアップをこなし、それ以外のメンバーは人工芝ピッチでの体幹トレーニングを行い、午前10時40分過ぎ、一同に会します

フルコートにはマーカーやポールが設置され、陸上トラックのような楕円形のコースが完成

そこを選手達は時間毎(数十秒単位)にペース調整しながらのインターバル走で外周します

次第に聞こえる、「ハァ、ハァ・・・」激しい息づかい

レギュラー組の多くはコンディションを考慮し、早めに切り上げましたが、阿部選手はきっちりと完走

なぜなら、達人の一言も影響したでしょう

「ファーストステージ優勝で満足か?ここから行けるか!?(笑)」

平川選手からそう言われたのであれば、ここまでリーグ戦全試合フル出場中の主将であっても、足を止めるわけにはいきません

普段、ピッチ上で”受け狙い”などしない精神的支柱のユーモラスに、同グループで走っていた永田選手、橋本選手、青木選手からも白い歯がこぼれます

セカンドステージを控えたブレイクタイムならではの、ほほえましい一コマでした

夏場の戦いへ、きちっとした体力作りをすべく、時間を有意義に使えている印象を受けます

午後練は、ボールを使ったメニューが予定されているとのことです

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走り込みの際、主にベテラン勢から「良い走りをしている」と褒められていたのは、若手中心(高木選手、岡本選手、小島選手、斉藤選手ら)のグループ

そのうちの1人、茂木選手は現在のJリーグシステムならではの仕組みにおいても、良い成長をしいるようです

「チームは無敗できているし、自分はJ3で経験を積めていると思うし、試合勘というのも、こっちで残っている選手よりは、向こうでやっている分あると思う。ファーストステージの最終節の日にはJ3の試合に行ってきて、向こうでもファーストの締めくくりのような気持ちで試合をした。そこではけっこう、今シーズンのJ3の中では自分の納得いくようなプレーが出来た。こっちに戻ってきても、チームはフワフワしていないし、みんなが次へ向かっている。自分もその中に入っていくために、今、準備は出来ている。ここからどれぐらい自分の色が出せていけるかだと思っている」

――違うチームへの帯同は、ある意味では不本意かも知れませんが、そちらはそちらでU―22の選抜チーム。ただ試合をこなしているわけではないというのが伝わってきます

「そうですね、自分でも毎回試合前に目標というか、《この試合はどうやっていこう》とかのイメージはあるし、ああいう時間を無駄にしたくない。試合が出来るというのは嬉しいこと。サッカー選手なので。まあ、ユースの頃は試合を沢山していたけど、トップに入ってあんまり試合がないという中で、U-22に参加できるのは嬉しいこと。集まってきている選手には色んなモチベーションがあるだろうけど、自分は常に高いモチベーションでやろうと意識している」

――矢島選手も昨シーズン、気持ちのコントロールが難しそうでしたので・・・。ただ、対戦相手はサッカーが出来る喜びを“特に”感じながらプレーしている選手が多いカテゴリーのリーグですから、そこでの刺激、ありがたみも大きく感じるのでは?

「球際とかでも来る人も多いし、身体能力の高い選手も結構いるので、J1ほどではないけど良い練習になる。色んな人と知り合えるし、友達も増えた(笑)」

――プレー面で感じた手応えとしては?

「向こうでは右サイドバックをやっていることが多くて、攻撃参加の時、サイドハーフがボールを持ったときとか、逆のサイドにいるときに走って裏に抜ける部分とか、クロス。こっちでもクロスの練習はけっこうしているので、まだアシストにはなっていないけど、チャンスを作れている部分はあると思う。クロスはひとつの持ち味になったかと」

――先日、試合翌日の少ない人数での練習後、「良いクロスを上げている」と感想を伝えたことがあったので、今のコメントを聞けて嬉しいです

「フフッ、はい(笑)そうでしたね」

――2002年のワールドカップの頃、ドイツ代表にシュナイダー選手という高速クロスを上げる選手がいて、重なる部分があります

「小学生の頃から、父親には『速いクロスを上げろ』と言われていたので、弱いクロスでピンポイントで合わせるのも必要だけど、速いのを上げておけば、相手のミスとかで入る場合もあるので。そういうのは昔から父親に言われていたので、意識はしてる」

――ちなみに、シュナイダー選手?

「知ってます(ニコリ)」

――先日、斎藤選手もお父さんの良いお話を聞かせていただきましたが、茂木選手のお父さんもレッズが好き?

「僕の父親は色んなスポーツをしていたので、逆に言えばスポーツが続かない(笑)人だと思うんすけど、まあいろんなことを経験している分、いろんな視点から見ることが出来ている。僕がサッカーをしているの、よく見てくれて、けっこう指示とかもしてくれるので、それでお母さんも見に来てくれたりするので家族でサッカーが好きになっているのだと思う。高校サッカーとか、自分がいないのに、中学時代の友達が出ているとかの理由で会場に足を運んだりしていたので(笑)」

※茂木選手自身も以前はラグビーをしている時期がありました

――サイドでのプレーではアップダウンの走りも重要になってきますが、きょうの練習では茂木選手のグループ(高木選手、岡本選手、小島選手、斎藤選手ら)がベテラン勢から「良い走りをしている」と褒められていました。「見せてやろう」という意識は持ち合わせていましたか?

「そうですね。見せるという部分もあったし、自分の体力を高めるという部分でも大事になってくる。一番は、体力作りを意識した(笑)」

――良い姿勢を保ちながら走れているように見えますが?

「そうですね、僕は最近あまり心がけていないけど、最初は意識していて、身についてきたのかな?というのはちょっとあるけど、あんまり顎が上がらないようにはしていて、疲れてくると多分上がっているときがけっこう多いので、そういうのは意識している。プレーもそうですけど、身体に染みつくようにやり続けることが大事」

――先ほどのお話にもあった通り、チームには浮かれた様子はないでしょうが、今のまま続くとは限らないので、下の選手がどんどん突き上げていくような刺激が大切だと考えます。茂木選手ももちろん、このままではないと?

「もちろんっすね!(笑)」

――春に行ったインタビューでは、「セミがなく“前”には」と話していたので

「そうっすね、そろそろセカンドに向けて、やっぱり、色んな代表の選手も言っているけど、準備というのは大事だと思っているので、いつ入っても良いようにしたい。どこでも出来るのが自分の特徴だと思うので、《どこに入っても良いプレーするな》とサポーターに思ってもらえるように、“茂木のプレーはこういうのだ”とみんなにわかってもらえるようにしたい」

――次、まずは早稲田大学との大事な練習試合を控えています。世代も近いですし

「知っている選手もいるし、大学生だけどレベルが高いと思うので、与えられた時間で自分のプレーを出したい。出場時間が、たとえどんなに短くても、自分のプレーが出来なかったら使ってもらえないと思うので、どこで入っても良いプレーが出来るようにやっていきたい」

――何かひとつでもインパクトを残すことが、若い選手には求められるでしょうから

「そうですね。やっぱり、ひとつのアシストだとかゴールとか、こだわっていきたい。結果にこだわりたいので」

――早稲田といえば、レッズユースにゆかりのある選手も多いですが?

「はい、そうっすね(笑)自分が1年の時に3年だった、新井純平君とか。やっぱり江南の先輩だし、一緒にやりたい」(※堀田選手、西山選手も在籍)

週末の注目点が増えました

茂木選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

7月1日 「水輝君も堤君いたりして、非常に観ていて面白かった」

どうもです

リーグ前半戦を終えたチームは3日間の休暇を挟み、きょうから練習を再開

小雨ポツポツ、午前の大原では、オフ明け恒例のフィジカル系メニューが行われました

締めのシャトランは関根選手が独走

必死に食らいついた岡本選手は、

「まだ余裕ありそうなんで、あいつは(笑)僕は、いっぱいいっぱいですけど(苦笑)」

と舌を巻きました

しかしながら、自身の置かれている状況も決して悪くありません

――コンスタントにベンチ入りできるようになってきてというところで、手応えはどうですか?

「そうですね、ここ何試合かは続けてメンバーには入れているので、次は出場できるように、いつでも出場できる準備をしていきたいなと思う。一歩一歩、少しずつだけど、前進できてるかなと思うので、これを継続していきたい」

――あくまでも判断するのは監督だと思いますが、ご自身はどのあたりが評価されていると感じますか?

「うーん、まぁ…、どうですかね?(ニヤリ)まぁ、ある程度自分のプレーを表現できているっていう部分と、まぁ、しっかり準備しているのを見てくれてるかなと思う」

――浮き沈みが減ったというか、日々の平均値が上がった印象です

「まぁ、それ、そうですね。気持ちの部分がだいぶ大きいと思うんですけど、どんな状況でもモチベーション落とさずにトレーニングが出来ているのかなと思う」

――自分らしさ失わないという意味で、先日の練習では浮き球のボールを思い切ってバーンとシュートして、右に逸れて…で、監督は何か声荒げてたけど、全然気にしていない様子でした。そのあたりが岡本選手らしくて・・・

「そうですね(笑)しっかり監督の言っていることを聞きつつ、しっかりと自分のプレーを出せたら良いなと思う」

――ああいったチャレンジをして、入ればまたそれは評価としてつながりますし、という中で今、ブレイクタイム入っちゃったのが何かもったいない気がしますが?

「そうですね…。まぁ、そうですけど、しっかり気持ちを入れ替えて継続してやっていきたいと思う(苦笑)」

――リフレッシュという意味でも、オフの3日間はどのように過ごしていましたか?

「長崎の方に行ってきた。まぁ、試合を観に行って刺激もらってきた。やっぱり福岡での試合で、水輝君も堤君いたりして、非常に観ていて面白かった。長崎でやってきたことを忘れずにこっちでもやりたいなと思った。まぁ、本当、水樹君も堤君も良いプレーをしていたので、本当に僕も頑張らなきゃいけないなと。試合後には長崎の美味しいところ連れていってもらった(笑)カキがうまいんです。カキが有名。季節的にはあれですけど」

――やっぱ、あとは会話・・・

「そうですね。あと、みんなと話すのがたのしかった。

――やっぱ、みんな喜んでいたのでは?最近、少しずつではありますけど、岡本選手の名前を聞くようになってきたでしょうし…

「まぁ、そうですね。『この間よかったね』とか言っていただけるんで。うれしかったし、是非またプレーしていけたら良いなと思う」

――最近、駐車場で何か良いエンジンの音がするなぁと思ってみたら…奮発しましたね?

「そうですね(ニヤリ)ちょっと思い切って買ってみた。ちょっと頑張ります、ここから。はい(笑)」

――やっぱり、自分に対する責任というか…

「プレッシャーかけて頑張ります!ちょっと背伸びしている感覚はあるかとは思うけど」

――やっぱ、違いますか?

「そうですね、楽しいですね。はい」

――てっきり、それもあるし、3日間は何かドライブに行ったり、まさか、車で長崎へ?

「いや、行ってない(笑)飛行機で」

――岡本選手は仲間思いというか、昨年のアウェイ鳥栖戦の時も野田選手と観に来ていました。良いところありますね、ほんとに

「いやいや、ちょっと、ほんと、見たかっただけなんで(笑)自分が」

――当時、長崎の担当をしていた関係者に聞いたことありますが、レッズユースの先輩・中村隼選手が長崎では唯一そういう系の車を乗ってたとき来ました

「そうですね、乗っていましたね。ちょっと、相談もしました(ニヤリ)」

――関根選手にいじられる要素も、減ったかと…

「そうですね。もう、いじられないです。さすがに」

――どうですか? 反応は

「似合わないってみんなに言われますけど。自分でもそう思う」

――形からじゃないですけどね、どんどん似合う男に…

「そうですね、これからもう一歩、頑張っていきたいなと思う(ニヤリ)」

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「本当は似合わないんじゃないですか!?一生(ニヤリ)」

と笑うのは、関根選手

シャトランで岡本選手をぶった切ったのも、

「車じゃちょっと勝てないんで。自分の身体で勝った」

――「似合わない」・・・

「そうですね、買えるのかなって。『車におさまる?』って、買う前に突っついたんですけど。『オープンカーが良い』って言っていたんで、『ありえないでしょ!』と言って、ジャンジャン言ってたんだけど(苦笑)でも、拓也君が前に乗っていたのは四駆だったので。自分は今、四駆乗っていますけど、乗りたいなって気持ちはある。やっぱ、面白いんじゃないですか?乗ってて。やっぱり、目線も違うし、運転楽しそうにしていますね」

――3日間のオフでは、関根選手なかなか休めなかったけど、岡本選手は九州へ行って、堤選手、濱田選手とかと会ってきたと聞きました

「すごいいいオフを過ごしたんじゃないかなと思います、みんな“は”(苦笑)」

――義理堅い・・・

「まぁ、そういったところ、色んな場所に自分の居場所があるのはすごい良いなとは思う」

――関根選手にとってのこのオフ期間は、注目される良い機会になったでしょうから

「そうですね。すごい良い経験ができました(ニヤリ)」

この、ほほ笑ましい2人の関係と共に、レッズの好調がいつまでも続くように

さあセカンドへ、良い準備をしていきまっしょい

岡本選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

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