5月6日 「ソロじゃなくて、僕たちは色んな武器を持っている選手がいるので、サッカーという美しいハーモニーを奏でましょう!」

どうもです

曇り空の大原で、午後1時45分から始まった甲府戦前日練習は、11対11でのハーフコートゲームを中心に、約1時間に渡って行われました

ビブス組には久々に、絶好調男の姿が

きのうから対人プレーも行うようになった、ケガから復帰の槙野選手です

――サポーターからも聞かれていましたが、状態は大丈夫ですか!?

「大丈夫!きのうから完全合流したけど、やってみないとわからないし、100%で戻ってきたつもり。なので、復帰するまでの時間もそうだけど、自分の役割をあとはグラウンドの上で表現すること。口では『大丈夫です』と言っても、プレーでしっかりと示さないといけない。頑張ります」

――チームは首位に立ったが、見ていての印象は?

「僕は浦和に来てから2年間でケガすることなく、スタンドで見ることもなかったので、そういう意味では自分を見つめ直す良い時間でもあったし、チームを外から見る上で、もちろん良いところも悪いところも、今足りてないところも、全体的に見えたのは非常に良いこと。感じたことをみんなに伝えるべくプレーできればと思う」

――まず出来ることとしては?

「守備は非常に安定してるし、そこはチームの規律のもとしっかり出来ればと思う。ただ左サイドは元気がないし(笑)、活性化させるためにも、1つの策として、アクセントを加えられれば良い。あと、甲府は引いて守るチームなので、そういう相手に対して後ろからの攻撃参加というのは重要になってくるので、役割をしっかり全うできればと思う」

――ケガを治療している期間に学べたことは?

「自分の足りないことだったり、時間もあったのでしっかり鍛えることもそうだし、良い意味で外から見れたのは良かったと思う」

――代表発表も迫っていますが?

「チームがあっての代表だし、僕に対して残された時間というよりも、今やるべきことは代表へのアピールというよりも、チームのためにしっかり結果を出すこと。そして今、首位だから、首位にいつづけることのが最大限のアピールかと思う」

――あすは、槙野選手の“大好物”である、注目度の高いゲームですが?

「サッカー界にとっては最後の国立だし、そのあとにポールマッカートニーさんのライヴがあるので(笑)、そっちの方にメインを持って行かれないようにしたい。11人というそれぞれが持つ個性を出して、素晴らしいハーモニーを奏でられればと思う。ポールマッカートニーさん以上のね!ソロじゃなくて、僕たちは色んな武器を持っている選手がいるので、サッカーという美しいハーモニーを奏でましょう!」

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改修前の国立、正真正銘のファイナルマッチ

最後の勝者として名を刻むのは、私たち浦和レッズです

ピッチ上のハーモニーはもちろん、サポーターの声と熱気を含めたグルーヴ感で、聖地に真っ赤な火を灯しましょう

そして試合後には心から、「ありがとう!国立」を

槙野選手のインタビュー、試合前日監督会見の模様、FC東京戦終了後選手コメントは、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

5月2日 「期待に応えたい一心で」

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どうもです

FC東京戦前日練習は、午後3時過ぎから約90分間に渡って行われました

きのう、クラブから4月30日に入籍したことが発表されたのは興梠選手

とてもやわらかい表情で報道陣の取材に応じました

–ゴールを決めた時は、田中達也選手のように左手の薬指にキスをするパフォーマンスを!?

「やりたくない(苦笑)けど、やっちゃいましたらすいません(笑)」

幸せそうなオーラが漂っていました

また、練習後に恒例のシュート練習をこなした後、1人で走り込みを行えば、その後はセンターサークル付近に座り、じーっと一点を見つめ、集中を高めている様子だったのが李選手

「そんなことないですよ。毎試合同じような感覚でのぞんでいますよ」

と笑いましたが、視線はギラギラとしていました

あすへの意気込みです

–連戦が続いているが、コンディションは!?

「自分達だけでなく、相手もそうなので、言い訳は出来ないし、きついことはきついですけど、その中でも、逆にうちらが相手より運動量多く走れば勝つチャンスがあると思うので、チャンスだと思いますよ」

–試合に出ているからこそ、味わえる感覚?

「本当そうですね、すごく、いまは試合を逆算して生活できているので、すごく良いサイクルで生活できていると思います。出来る限りストレスを抜いて、疲労を抜いて、試合に臨むことを心がけてやっていますけど。食事も睡眠も、全てにおいてですね。サッカー中心に、試合中心の生活になっています。良いゾーンに、良い感じに入っていますね」

–次は、かなり思い入れの強い相手との試合ですが!?

「FC東京のサポーターの人達もね、一番直近にいたチームなんでね、ホントこうサポーターの方から愛されたというのを身に染みて感じていたチームなんで、そういったチームと闘えるという喜びを噛みしめながらやっていきたいですね。今回は相手ですけどね!」

–イングランドへ戻る前、ファンサービスでは試合のユニフォームに着替えて約90分間、とても丁寧に対応したと聞いています

「沢山の方々が『海外で頑張ってこい!』と声をかけてくれたので、今でも気持ちを忘れられないし、暖かかったですね」

–大原でも丁寧にサポーター対応をして、仲間を増やしている印象です

「そうですね、期待の声とか応援の声とかね、大原でもここまで感じられるので、試合になったらすごく大きな声援になる。その期待に応えたい一心で頑張っていきたいです」

–所属していた当時と監督が代わったが、FC東京への印象は?

「FC東京はイタリア人監督になって、やり方も全然変わったんで、やり方という部分では変わっていますけど、いつも言っていることのように、相手がどうというよりも自分達がどこまでできるかということで勝敗が決まると思うので、自分達のサッカーをすることができれば、誰にも負けない自信がある。そこだけだと思います」

–サポーターへ一言、お願いします

「また点を取って、チームの勝利に貢献できるように頑張っていきたいと思います!」

浦和のレッドウルフが、あすも歓喜の雄叫びを上げることでしょう

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★浦和レッズ戦を実況生中継!

埼玉スタジアム2○○2で行われる、「Jリーグ第11節・浦和レッズ対FC東京戦」の模様を実況生中継します。
熱く応援しましょう!

RED A Live 2014「浦和レッズ対FC東京戦」
…5月3日(土・祝)15:45~18:15(延長の場合あり)
21:00~22:55(再放送)
Come On! REDS…14:00~14:55
REDS After The Match…19:00~20:55

・レッズへの応援メールはこちらへ!
・放送エリア以外でもサイマルラジオ(PC・スマートフォンなど)でお楽しみいただけます!!

・これに伴い、当日は番組編成を以下のように変更します。
13:00~13:55 松本茜のCatch The Music(時間変更・短縮)
14:00~14:55 Come on! REDS
15:45~18:15 RED A Live 2014(延長の場合あり)
19:00~20:55 REDS After The Match
21:00~22:55 RED A Live 2014(再放送)

では

5月1日 「このチームに拾ってもらって13年目だけど、チーム自体も成長したと思うし、クラブとしても僕が入団した当初より数段大きな魅力のあるチームに成長している」

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どうもです

きょうから5月

初夏というか、梅雨明けのように蒸し暑い大原で、FC東京戦2日前の練習は、午前10時頃からスタート

フィールドプレーヤー+西川選手は、ジョギングやストレッチといった、身体をほぐすようなトリートメント系メニューをこなします(槙野選手は別メニュー調整)

その傍らで、加藤選手らゴールキーパー2人は迫力あるGK専用トレーニングを実施

連戦を考慮した練習は、午前11時頃まで行われました

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「横浜Fマリノス戦はホームで8年ぶりの勝利だったけど、アウェイでは勝っていたのでそんな感じはしていなかった。ただ、そういう良くない流れを断ち切れたのは良かったと思うし、連戦のスタートの柏戦を落としたので、うまく切り替えて勝利することができたし、残りの3試合に向けて自信を持って入りたい」

と平川選手

すなわち、とても良い35歳の迎え方をできたのではないでしょうか

お誕生日おめでとうございます!

※ここからは、精神的支柱のインタビューをじっくりと

「早いすね。35・・・」

しみじみとそう語りました

「1年1年、1日1日積み重ねてきて、『35歳かあ』という感じはするけど、とにかく楽しんでやらせてもらっているし、今もプレーできていることに感謝して、次のFC東京戦に向けてきっちり準備していきたい」

79年組もそれぞれの道を歩んでいますが、そういった中、今でも一線級で活躍できている選手はそう多くありません

「周りの友達もいろんなことを初めたり、落ち着いたり、新たな一歩を踏み出す人もいるし、ずっと就いていた職でベテランになって良い地位にいる人もいるけど、こういう特別な世界で、1年1年が勝負でここまで来られたのは自分一人の力じゃないし、仲間がいて、そういう人に支えられてきた。メディカルスタッフもそうだし、会社の人もそうだし、サポーターや応援してくださる方もいて、こういうふうに35歳までプレーできている。そういうことに感謝しながら、またひとつひとつ積み重ねていければなと思う」

–年齢を意識して、プレースタイルも色々と考えながらなのか、それとも直向きに突っ走っているのか

「ポジションが変わらない限りプレースタイルを変えるわけにもいかないし、元々器用な方じゃないのでこういうプレーしかできない。チームのために走ることを大切にして、自分にできる仕事を今まで以上にできるように努力していきたい」

どんなに経験を重ねても、謙虚です

–20代の頃はケガが多かったものの、30を過ぎてからはこれといった大きなケガをしていませんが、その要因は?

「そうですね。30過ぎてからの方が少ないと思うけど、家庭を持って落ち着いたことも選手としてプラスになっていると思うし、35歳までできている要因だと思う。家族にも感謝してまた続けていきたい」

ここまでレッズ一筋

–”浦和レッズと出会えたこと”をどう思いますか?

「非常に光栄。このチームに拾ってもらって13年目だけど、チーム自体も成長したと思うし、クラブとしても僕が入団した当初より数段大きな魅力のあるチームに成長している。その中で13年間、一緒に歩ませてもらっていることに感謝しないといけない。ただ、選手である限り、チームに貢献しないといけないという責任感も持ちながら、責任あるプレーをしていきたい」

責任感、責任あるプレー・・・、それはきちっと後輩にも伝わっています

宇賀神選手が話す通りです

「大卒で自分とも経歴が同じなので、ヒラさんやツボさんは目標の選手だし、自分もヒラさんの歳までレッズで試合に絡み続けたい。ゲームを通じて、1年間を通じてあれだけのハイクオリティーでプレーできる選手はなかなかいないと思うので、あれぐらいの安定感も備えられればと思いながらいつもプレーを見ている。もっともっとヒラさんにプレッシャーを掛けられるようなプレーをしたい。ヒラさんは言葉で語るよりも見て学べというタイプだと思うので、見て盗んでいければと思う。自分も中堅から徐々にベテランに近づいている中で、若い選手に何かを感じ取ってもらえるプレーを練習からやっていきたい」

では、平川選手が感じる、”入団した当初より数段大きな魅力”とは何なのか

「Jリーグでプレーするなら『浦和でプレーしてみたい』と選手みんなが思うようなスタジアム、サポーターを含めて環境作りをしてくれている。いろんなチームから素晴らしい選手がくるので、常に代表レベルの選手がごろごろいる中でプレーできるのは選手としても非常に魅力。自分のレベルアップに関しても、このチームだからここまでやってこられたと思っているので、非常に感謝している」

ハイレベルなライバルとの切磋琢磨で、今なお成長し続ける・・・凄い

こちらこそ、感謝しています

だからこそもう一度、優勝の喜びを共感したいです

「毎年優勝を意識して狙っているけど、ここ2年は手の届く位置に来ていたと思うので、選手、スタッフ、サポーターと2006年に味わった歓喜をもう一度、シーズン終了の時に味わえるように、まずは1試合1試合、次のFC東京戦に向けて良い準備をして、チームとして勝利できるようにしたい」

先日、練習後にはサポーターから、300試合出場を記念した古沢先生のイラスト入りフラッグが渡されていました

350、400、500、、、まだまだ用意されることでしょう、きっと

500試合は今も無理だと思っている(苦笑)けど、とにかく次の試合に出るのが目標だし、保証なんてないので、1試合1試合出ることを目標に頑張りたい」

これから先がわからないから面白いし、そうであった今までも、多くの感動を与えてくれました

保証されているのは、背番号14が浦和レッズに愛されているということ

山田暢久さんが”鉄人”と呼ばれるのであれば、平川選手は”達人”が相応しいのでしょうか

マスターレッズ

平川選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

さらには、宇賀神選手にも色々と話を聞きました

開幕前、非公開で行われた”FC東京戦の記憶”に加えて、

「元気はどちらかと言うと褒めて伸びるタイプだから(笑)。何かやってほしい時も、『お前がやっていることは間違ってないんだけど』と言いつつ、『もっとこうやって』と言わないとやってくれない。堀さんともよく話すけど、しゃべり方ひとつで変わるし、その人の性格や人間性を考えながらしゃべることも成長できているところなので、僕も(原口選手に)成長させてもらっている(笑)」

では

4月30日 「自分自身も3年ぐらい勝ってなかったので、こういうゲームをものにしていくことで首位というのが見えてくるのかと思う」

どうもです

しとしとと降りしきる雨の中、大原での練習は午前10時から始まりました

スタメン組はジョギングを中心にクールダウン

それ以外のメンバーはゲーム形式を中心に汗を流しました

Fマリノスを相手に、埼スタで8年ぶりに喜びを分かち合ってから一夜明けました

「自分自身も3年ぐらい勝ってなかったので、こういうゲームをものにしていくことで首位というのが見えてくるのかと思う」

と笑顔を見せるのは、西川選手

直近で言えば、天皇杯決勝での借りを返してことになるのでしょう

昨日の試合では、ハイボールへの果敢な飛び出しなど、守備範囲の広さも光りました

そこは、昨年の日韓戦などにおける西川選手とはまた違った印象を受けます

「終盤、相手はパワープレーだけだったので、そこは守備範囲を広く守ろうとは思ってたので、日頃していることをトライできて良かった」

進化を遂げているのであれば、なおさら頼もしいです

何事にも簡単には動じない西川選手ですが・・・

–1番ドキッとしたシーンは!?

「ドキッ!・・・・まあ、ミッちゃんのバックパスがずれた時(笑)ぐらいだけど、逆に相手が前から食いついてきたので森脇選手にパスを出して、1回取られたけど、みんなで切り替え早くできて、元気のシュートまで持って行けたのは良かったと思ってる(笑)」

きのうの監督コメントもそう、みんなからの信頼がさらに高まっています

「そういう声を聞くと、スゴイ嬉しいし、やっぱそういう期待に応えていきたいという気持ちをもってこのチームに来たので、監督や選手だけじゃなくてサポーターの方にも受け入れてもらえるように。1シーズンを終えたときが、大事ですね(笑)結果が」

すぐ3日後には、FC東京戦です

「開幕前に大原で1回練習試合(※主力組は3対2で勝利)をしたけど、その時とは少し違うのかなと思う」

–開幕前と今との違いとは!?

「開幕前に試合したときは、凄いスペースがあったし、背後とか凄い狙いやすいイメージあった。今についてはスカウティングで見ないとわからないけど、自分達の力なら必ず点を決められるかなと、信じてる。はい(笑)」

昨シーズンの天皇杯準決勝、西川選手の鬼気迫るセービングからは凄まじいものが感じられました

相手も”対西川”へのリベンジに燃えているはずですが、次はホーム、レッズのサポーターが味方です

「自分達のサッカーをできれば、絶対に勝てる相手だと思う。けど、サッカーは何が起きるかわからないし、相手よりハードワークしないと勝つのは難しい。この連戦でも相手に走り勝つ。後半には運動量落ちるので、落ちた時にいかに自分が声を出して守れるかが大事」

–一瞬の隙を見て、ビシッとフィードを通すイメージで!?

「ビシッといきます!(笑&キラリ)」

–また白い歯が!(※4月9日の日記参照)

「フハハッハハハ!」

–1日何回歯を磨いてるんですか?

「食後だけですけど(笑)少なくとも3回は。歯は大事なので(キラリ)」

苦しくなったとき、自陣のゴールを見ればそこには、抜群の存在感と実力を誇る背番号21が放つ、チームを安心させる笑顔があります

ビッグプレー、ビッグヴォイス、ビッグスマイル

浦和レッズのGK・守護神は、GWになってますます輝いています

今日の練習後に行った西川選手のインタビュー、きのうの試合後の選手コメントは、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

 

 

4月27日 「今は連戦なので、すぐに切り替えないといけない」

どうもです

柏での競り負けから一夜明けてのきょう、大原での練習は午前10時過ぎから始まりました

スタメン組はクールダウン

それ以外のメンバーは6対6でのゲーム形式を中心に汗を流しました

練習はお昼の11時20分頃に終了

川崎、柏とここ2試合はいずれも接戦でした

1勝1敗で、手にした勝ち点は3

もし、どちらも引き分けていたのであれば、勝ち点は2でした

そう考えれば、悪くない数字とも捉えられますが、今は次から次へと試合が待っています

敗戦を引きずり、課題を少しずつでも修正できない限り、勝ち点はあっという間に手元からこぼれ落ちていくでしょう

また、経験豊富な選手の牽引も必要不可欠

那須選手は、柏戦を冷静に振り返りつつ、すぐ2日後をメラメラと見据えます

「柏戦は厳しい試合になるとは思ってたけど、その通りになった。ガマンしながら1点取って、後半を迎えた。後半、相手の良いシュートもあったり、もうちょっと自分たちのボールを保持する時間を長くできれば、良かったのというのはあったし、結果的には負けてしまったけど、相手が引いている中で、崩せるというのがレッズの強みだと思う。その崩し方によってはカウンターを食らってしまう。そこら辺は今後の反省材料としてやっていかなければ行けないかと思う。やっぱ、今は連戦なので、すぐに切り替えないといけないので、良い部分はしっかり継続しないといけない。精度を上げて、反省するところは次に切り替えたい」

試合中に那須選手が見せた、スペースへの効果的なフィードは、今後への楽しみな材料です

「そうですね、特に後半はスペースが無くなってから難しくなったけど、まあ、スペースが空いてたり相手が食いついてくれるとうちの両サイドは速いし、トップも流れてくれる。そこら辺は有効的に使おうかと思ってた」

–芝生がかなり短く刈り込まれていたように見えましたが!?

「水をまいてなくて渇いていたのもある。あとは固かったので、多少は違いがあった」

今度は、慣れた環境である”我が家”でのビッグマッチです

Fマリノスには、そろそろ移籍後初勝利が欲しいでしょう

「言っても3試合目なので・・・まあまあでも、今うちは自分たちらしく我慢しつつ、攻撃の面を出せれば、勝利は結びつくと思うので、特に相手がどうこうということでないと思う。勝利へとしっかり頑張ります!」

背番号4には、午後4時キックオフの4月ラストゲームで今季初ゴールと、勝利後の雄叫びに期待

那須選手のインタビューは、あすの「You’re The REDS」でお届けします

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連戦だからというわけでもなく、いつ出番が来ても良いよう、練習後も居残りで入念に準備を進める控え組の選手達

トレーニングルームやピッチでの肉体強化、天野塾、走り込み、などなど

中でもわかりやすいのが、有酸素部です

ところが最近は、それぞれがそれぞれのタイミングでパートーナーを見つけ、部長であるはずの関口選手以外のところでも熱心に活動が行われています

「キャプテンは俺だから!」

とは、有酸素運動に力を入れた”元祖”であり、部長を名乗っていたはずの関口選手

一足先に走り始めていた阪野選手と濱田選手を横目に、次のブーム到来を狙ったわけではないでしょうが、きょうは何と・・・

「俺は歩く!」

と言い放ちます

ピッチをグルグル、天野コーチと共に約30分間のウォーキングを敢行

クラブハウスへ引き上げる際、

「腰張った・・・」

と苦笑いの天野コーチに対して、

「俺は腹筋割った!」

と部長?キャプテン?はニターッとしていました

最近のゲーム形式では、鋭い突破はもちろんのこと、フィニッシュワークの精度も格段に向上している印象を受けます

また、前線からのチェイシングでも力強い動きを見せていました

それに加えて、きょうの練習後のような、ほほ笑ましくて”クニくん”らしい、いたずら心

1ヶ月半ほど前、まだ金髪だった頃、ツンツンヘアで顔面を突っつかれていた森脇選手は、このように言っていました

「ケガとかは全然大丈夫(笑)。スーパーサイヤ人に刺された?あれはスーパーサイヤ人というか、リトル本田というか、本田圭佑の真似をしているんじゃないかなと。目から上だけを見ると本田圭佑かなと思う。けど、ちょっかいをかける子どもっぽさは本田圭佑ではない」

その後、ベンチ外も経験した背番号11は黒髪に戻り、より精悍に

このタイミングで出番が来たら、ポジティブな意味で、何かしてくれそうな雰囲気を醸し出しています

では

4月24日 「倒されても、打ちのめされてもまた這い上がる。これでもかっていうぐらい這い上がる。それが”雑草魂”だと思っている」

どうもです

強い日射しを和らげる、心地よい風が吹き込んだ大原は春爛漫

柏戦2日前の練習はミーティングを経て午前11時頃から始まりました

ウォームアップを終えた午前11時45分頃からは、11対11でのハーフコートゲームへ

「ボールを簡単に失わないように!」(監督)

立ち上がりからビブス組は、相手の鋭い動きに手を焼くことに

5-4-1、ほぼマッチアップの状態であることに加え、普段よりも1つ高い位置に入った鈴木選手による、

「Go Go Go!」

という甲高い声をスイッチに、ビブなし組がトップギアでのハイプレスを敢行

思うようにビルドアップが出来ず、押し込まれる時間が続きます

そういった中でも、時にビブス組は流れるような攻撃を展開

柏木選手が起点となり左サイドを崩すと、宇賀神選手のやわらかいボールをニアサイド、飛び込んだ原口選手がドンピシャヘッドを叩き込みます

会場からは大きな拍手がわき起こりました

中盤で不用意なボールロストをしないよう、細心の注意を払う選手達

「味方のボール保持者がどういった状況なのか」(監督)

それに応じた動き出しの判断も求められていました

「奪ったら縦!テンポテンポ!」

選手の集中を切らさぬよう、監督も顔を真っ赤にして常に声を張り上げます

明らかにいつもとトーンが違いました

お昼の12時40分、ゴール前へ抜け出した興梠選手が、左から李選手が折り返したボールに反応し、左足で”ラストゴール”

練習終了前、監督は、選手(この輪には別メニュー調整の槙野選手も加わる)、コーチ陣を集め、

「ここからの連戦、全員で闘っていこう」

と全体を引き締めていました

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「1週間感覚が空いて初めてチームとして機能するようでは今後も戦っていけないと思っているので、連戦だろうがなんだろうが試合がくれば100%の状態で臨めるようにしないといけない」

そう話すのは森脇選手

「しっかり勝利を収めることができているので、良い雰囲気の下、連戦をスタートさせられるのかなと。ただ、その中でも一発目の柏戦は大事になると思っている」

と意気込みます

ただし、きょうは槙野選手不在で張り合いが無かったか?あまり声が出ていませんでした

「そうっすねー、きょう、なかなか思うように行かなかったのでゲーム中から悩んでいたけど、たまにはこういう日があってもいいのかなと(笑)。いつもプレッシャーを掛けながら、ピリピリした中でやることでそういう正確性も生まれてくると思う。連戦になれば疲労が来た中でどこまでミスを減らすかがカギになってくると思うので、そこにはこだわりたい」

持ち前の声は、2日後へセーブしていたということでしょう

「試合でしっかり”爆発”できるようにやらないといけないので、今日出せなかった声は試合の時にピッチで本領を発揮したい」

とはいえきょうは、監督を”爆発”させてしまいました

「それは一番まずいなと(苦笑)」

ゲーム開始早々、相手のハイプレスを真に受けたことで強引にキープすることを選び、サポートに入っていた梅崎選手へシンプルなパスを出せず

「監督を爆発させる前に自分たちが爆発しないといけない。今日は監督に思い切りケツを叩かれたような感じだった。ワンプレー目で機嫌を損ねたので、その後はおどおどしながらやっていた」

もしかしたら、”叱られ役”に選ばれたのかもしれません

「そんなことない。常に自分のために言ってくれていると思っているし、まだまだやらなくちゃいけないなと。もっと一瞬の、”0コンマ何秒”の判断を正確にしないとああいう激怒にもつながってくるので、今度はああいうことをしないようにしないといけないと思っている」

–本番では怯えず伸び伸びと?

「そのようにプレーすることが一番良いプレー、良いアイデアにつながると思っているので、プロである以上、プレッシャーはいろいろ感じるけど、しっかりファイトしないといけない」

きのうの夜、森脇選手にとって「ひとつ、僕らが目指すところを教えてもらえた」という出来事がありました

「テレビでボクシングの世界戦2試合を見たけど、両者とも非常にタフな試合をやっていたので、ああいうところは見習っていかないといけないな。倒されても、打ちのめされてもまた這い上がる。これでもかっていうぐらい這い上がる。それが”雑草魂”だと思っているので、柏戦も暑くなりそうだけど、その中でもタフに芝生を根こそぎ刈るような激しいプレーをしたい」

以前には、「どんなボールが来ても、顔面でブロックすることをモットーに」と豪語していた背番号46

メラメラトークをしたかと思いきや、”0コンマ何秒”後には、

「こうやって言い過ぎると、またヘンテコなプレーをしてしまうと返ってくるものも大きいのであまり言えないけど(笑)まあ自分の性格的に追い込まれてさらに力を発揮したいと思っているので、のほほんとやるよりは追い込んでやった方がいいかなと思う。きのうはリングの上で感動をもらったので、僕らはピッチの上で感動を与えたいと思う!」

闘いの舞台は、1ヶ月前に悔しい逆転負けを喫した日立柏サッカー場です

「ナビスコカップの柏戦はワンツーでかわされたイメージが強く焼き付いているので、そういうシーンがあってはならない。相手もサイドに起点を作りたい戦術だと思っているし、良い選手がサイドにいるので、そこは警戒しないといけないなと。ただ、運動量で負けてしまえば話にならない。そこで負けてしまうと監督に激怒されるので、負けてはならない。試合が終わって後悔する前に、ピッチの上でしっかりやりたいと思う」

–ボクシングのように、しっかりとしたガードからガツンと一発?

「ここ最近、守備でもしっかりガードができているので、サイドを駆け上がった時に右ストレート!…わけわかんないですね(笑)。またこうやって笑っていると監督に怒られちゃいけないので、気をつけないと。でも、しっかりブロックを作った中で鋭いカウンターを決めないといけない。それを昨日のボクシングにたとえるけど、ボディーブローのようにジワジワ効いて来ると思うので、お互い我慢の戦いだと思う」

昨シーズン、国立でのタイトルマッチで敗れた相手に、今度こそリベンジを!

森脇選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

REDS WAVE 87.3 FM