11月4日 「悔しい方の忘れられない思い出は去年までたくさん味わってきたので、今年は良い方の思い出をしっかり残せるように」

どうもです

川崎とのホーム戦を3日後に控えたきょうの練習は午前10時からスタートし、11対11(途中から10対11)でのゲーム形式を中心としたメニューが行われました

澄んだ空気、抜けるような青空のもと、リーグ再開へピッチ上には引き締まったムードが漂います

ラストゴールは、それを象徴するかのような森脇選手の鮮やかな右足ミドルが決まりました

練習は、午前11時15分頃の終了しました

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ここからは、練習後に聞いた、宇賀神選手のお話です

――聞かれ尽くしているかもしれませんが、改めて…終盤にきての心境はいかがですか?

「チャンピオンシップが残っているので、そこまで意識していかないというか、まぁ、だから《残り2試合だな》っていう、その中でも年間順位1位というのをまず最初の目標にしていたので、残り2試合2勝するしか自分達が一番上に立つためにはチャンスがないと思うので、この2試合をいかに勝つかということだけですかね」

――静かに闘志を燃やす雰囲気というか、そのあたり非常に頼もしさを感じていいます

「まぁガンバ戦があって、その次の東京戦があって…という、自分たちしっかり反省活かして東京戦でまぁ《自分達のサッカーをもう一度取り戻した》っていうような手応えが自分達の中ではあるので、残り2試合に向けて、非常にやるのが楽しみだなって思います」

――先日の練習や練習試合では右のセンターバックでしたが、きょうは本職でした。そのあたりでの楽しめるで部分あったり、頭を使う部分だったり、どんなことを思っていますか?

「そうですね、色々なポジションをやらせてもらえるっていうのは、自分の成長にもつながりますし、やっぱりシーンになって他のポジションやるのも楽しいなって思いますし、改めてそのポジションやっている選手の凄さもわかるので、自分にとっても本当にプラスなことしかないなって思いますし、いざ、やっぱり自分が常にやっているポジションに戻ると《あっ、後ろの選手がこういう風にやって欲しいんだな》って感じられるようになってきているので、本当に色んなポジションができるっていうのは《いいな》って思っている風にやっています」

――本当に、監督がそれだけ信頼しているっていうのが見て取れるの

「そうですね(笑)やっぱり、誰かケガしたり、累積で出れないってなった時に…まぁ、もちろん、そのポジションを本職としてやっている選手はいると思うんですけど、そこに自分は使ってくれるっていうのは、非常に信頼してもらえてるんだなって感じられます」

――次でいえば、右センターバックもありえて、左でそのままでも…。どちらにせよ、フィードのタイミング、裏のスペースの使い方、出し手側か受け手側であっても非常に良いものがもたらされそうなイメージですが?

「まぁ、どこのポジションであろうともしっかり準備はできてますし、監督が常に言っていることを、話をちゃんと聞いていれば、それなりに出来ると思うので、そこで、そこの与えられたポジションで自分の特徴を出していければなって思います」

――仮にセンターバックであれば、やっぱり1対1負けないところ、宇賀神選手の気持ちの強さがあるところも監督は評価しているじゃないかなって思います

「そうですね。あの…(苦笑)あまりにも体格差がある選手だと非常に難しいとは思いますけど、川崎にはそんなに大きい選手もいないですし、1対1の部分っていうのも、激しさだったりそういうところって自分の特徴でもあると思うし、清水戦でもテセさんとてやっているので(苦笑)もう《あれ以上はないな》って思ってやります(笑)」

――川崎戦っていうと、ゴールの数などご自身にとっての相性の良さっていうのも楽しみにしているので…

「そうですね。相性とか以前に1点しか決めてから取れていないので、もう少し貪欲にゴール狙っていければいいかなって思います(苦笑)」

――開幕以来のってところで…

「そうですね。だいぶ取っていないし、残り試合が少なくなってくると、やっぱり1点の重みっていうのはあると思うので、今点を決めれば印象に残ると思うのでしっかり狙いたいと思います(ニヤリ)」

――それだけじゃないっていうか、この監督のサッカーの楽しみというのは、来年も続投することになりましたけどもってところで宇賀神選手が示してくていると思っているので

「いやぁ…(苦笑)でも、やっぱり、ゴール・アシスト残して“こそ”だと思うので、こだわりたいと思います」

――そして、鈴木啓太選手の発表もありました。宇賀神さんがどれだけ啓太選手が好きか映画などを通じて知っていますので…

「はい(笑)そうですね、やっぱり啓太さんもこれまで浦和レッズ一筋でやってきて、まぁ、日本代表でも活躍してっていう凄いキャリアのある選手で、浦和レッズにとっても非常に《大きい存在を失ってしまうな》ってふうには思いますし、僕個人としても、プロになってから6年間ずっとあの人の背中を見ながらプレーしてきたので、一緒に出来なくなるっていうのは寂しいですけど、啓太さんとやってきた6年間、自分も成長したと思うので、最後は成長した姿っていうのを啓太さんに見せたいです。まぁ、毎年…ヤマさんがいなくなって、ツボさんがいなくなって達也さんがいなくなって…レッズに貢献してきた選手がいなくなる時に、《自分はこの人達のためにタイトル獲ろう》と思いながらやっていたんですけど、まぁ、それが結果として出なくてその優勝できなかったプラスアルファで悔しい思いしてきたので、今年こそは本当にそうやって浦和レッズのために闘ってきてくれた人のために、最後優勝したいなって思いがあります」

――色んな名前を挙げていただいたレジェンドがいて、そういう中で「鈴木啓太さんになりたい」とおっしゃっていましが、どんなところでそこまで引きつけられますか?

「いーや~、カッコイイですね(しんみり)ハッハッハ!みんなもちろんカッコイイですけど、顔がカッコイイ!まず。顔がカッコイイし、奥さんがかわいいし、お金持っているし、全部揃っていますよね!?欲しい物」

――妬みみたいに聞こえてますけど?

「ヘッヘッへ!(笑)欲しいですね!僕にないもの全部持っているので(苦笑)」

――「鈴木啓太になる」を有言実行してもらえれば

「なるのは無理ですけど!無理ですけど(汗)多分ずっと憧れとして《いいな!》って思いながら、想ってはいると思います」

――良い意味で、忘れられない思い出をここから一緒に作れれば

「そうですね(ニコリ)悔しい方の忘れられない思い出は去年までたくさん味わってきたので、今年は良い方の思い出をしっかり残せるように、まあ、まだまだ2試合終わってもチャンピオンシップがありますけど、まずは2試合で総合1位にいられるようにしっかり残りの練習に準備していきたいなと思います」

”今年は違う、成長した”

その兆候は、やわらかな表情で受け答えする宇賀神選手の雰囲気からも感じ取れました

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

10月31日 「失点を少なくしていかないといけない」

どうもです

レッズにとって公式戦のないこの週末

大原ではきょう、甲府との練習試合が45分×3本で行われました

リードされて迎えた3本目のロスタイム、左コーナーキックのチャンスを得ると、大谷選手がゴール前へ

石原選手が上げた左足でのアウトスイングハイボールに頭で合わせましたが、キーパーの正面

その後まもなく試合は終わり、3対4で敗れました

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トレーニングマッチとはいえ、ここ最近は”安い失点”が目立つのは気になるところ

岡本選手はこのように説明します

「そうですね、まぁ、普段ゲームから遠ざかっている人達が出るので、難しい部分っていうのはけっこうあると思うんですけど、もっと全体をオーガナイズして、失点を少なくしていかないといけないかなと思います」

――別に気が抜けているとかでもないですが、気付いたら失点しているみたいな、もったいないシーンが多い気が…

「そうですね、そういうのを含めての試合勘だと思うし、そういうのを…ほんと、ちょっとしたところだと思うんですけど、集中力だったり、そういう部分をもうちょいやっていかないといけないのかなと思います」

夏頃までの序列であれば、森脇選手の代役候補1番手であったはず

「そうですね、チャンスが来ると思って、しっかりとした準備をしていかないと」

近いうちには天皇杯だってあります

ぜひとも、チーム一丸になって頂へ

あさって月曜日の「You’re The REDS」では、練習試合の様子、岡本選手インタビュー詳細(鈴木選手への思いなど)、さらには斎藤裕一アナウンサーが行った斎藤選手へのインタビューを中心にお届けします

では

10月30日 「浦和からそういう選手が出ることが大事だと思う」

どうもです

甲府との練習試合を翌日に控えたきょうの練習は、室内でのミーティングを経て午前11時過ぎから始まりました

ウォームアップ後の午前11時45分頃からは約35分間、11対11でのハーフコートゲームを実施

「しっかり考えてプレーしよう。しっかり予測して、後ろからのサポートを早く!」(監督)

けが人などの事情もあり、ビブス組の右CBには宇賀神選手が入っていました

果たしてあすは?

さらには、天野コーチがビブ無し組の右WBでプレー

選手に負けず劣らずの上下動を繰り返し、アシストも

「タッチが良い。日々の裏でのトレーニングを見ているので(ニヤリ)」(石原選手)

時にゲームの行われているピッチの横で、斎藤選手や茂木選手と共に天野コーチ指導のもとシュート練習を行っているだけに、”これぐらい出来て普通でしょ”ぐらいのリアクションでした

また、監督の髪がスッキリしていた印象を受けたので練習後に声を掛けると、

「ちょっと!(ニンマリ)」

その笑顔、6.5!

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そして、U-22代表合宿に招集されていた関根選手が帰ってきました

ジョギング中心の別メニュー調整を終えたあと、お話を聞いています

――おかえりなさい!

「はい。ありがとうございます(ニコリ)」

――手応えはどうでしたか?

「まぁ、5日間でしたけど、自分なりにも考えながらやり遂げた部分もありますし、ほんと、同世代とやるってのは楽しいなっていうのを改めて感じた部分があったので、その中で結果を残したかったですけど、そこに関してはちょっとくやしい思いがあります」

――自分のプレーについて、良かったと思える要素は?

「まぁ、レッズとでは役割だったり求められてくるところが違ってたので、自分なりに考えて入っていこうとは思いましたし、まぁ、遜色なく最初の試合から良い形では入れたのかなって思います」

――いつもと違う色のユニフォーム・・・練習着ではありましたが、感じた面は?気持ち的なところで…、というのいかがですか?

「まぁ、本当にそういう代表に選ばれるっていう責任感もってやらないといけないと思いますし、日の丸を背負って戦う以上強い意志を持ってやらないといけないと思っていたので、それはU-19の代表の時もそうでしたけど、そこで悔しい思いをしていたので、呼ばれてみて本当に今回の最終予選に向けて、改めて《残りたい》っていう強い気持ちも感じるっていうか、持つようになったので、本当にどうなるかわからないですけど、また同世代の人達と一つの目標に向かって戦いたいなっていう気持ちはあります」

――矢島選手、元気そうでした?

「はい、元気そうでした。元気でした(ニヤリ)」

――矢島選手からエールみたいな言葉とか…

「エールは別になかったですけど」

――「元気?」みたいな感じで…

「元気?っていうか、会ったんで・・・代表に行く前に(苦笑)1回東京に帰ってきて、こっちに帰ってきてたんで会いましたけど。だから、特にはなかったです」

――レッズユース出身の2人でオリンピックの切符をつかむ

「そうですね。本当にプレーしていてもやりやすいですし、そういう浦和出身の、浦和からそういう選手が出ることが大事だと思うので、しっかり・・・これからまだ残り2試合あるので、2試合やって、天皇杯もあって、チャンピオンシップもあるので…」

――クラブワールドカップも…

「クラブワールドカップもあるので…そこでしっかりやってアピールしていきたいなと思います」

このあと19時からの「You’re The REDS」では今週行ったインタビューを中心にお届けします

では

10月29日 「助けられたぶん僕は、これからの彼のキャリアを応援したい」

どうもです

練習再開2日目のきょう、トレーニングは午前10時頃からスタート

メインメニューとして行われた10対10でのゲーム形式(ハーフコートよりやや広め)では、より”頭を使う”ことが求められました

細かなルール設定があり、そのうちひとつが前線へ送り出すまでのボール回し

2CB+2ボランチがビルドアップ時にワンタッチリターンなしでパス交換し、A選手~D選手まで4回つながったらくさびを入れてOKというもの

同じ選手にボールが戻ることがないため、相手にはパスが回るに比例して”誰に出すか”が読めます

となれば当然、簡単にはいかず

「考えすぎてはダメ。バタバタしない」(監督)

それでも根気強くトライすることで、縦パスが入ってからサイドへ展開し、センタリングからフィニッシュへ至った攻撃は実にビューティフル

監督は何度も「タイミング」を強調していました

西川選手が以前も話していた、”無になるプレー”(FC東京戦のロスタイムでの神懸かりセーブのような)をコンビネーションでも確立されれば、この上なし

相手はそのパスワークについていけなくなることでしょう

監督からは選手へ、このような声かけがあったそうです

「お前達に無理なら要求しない」

妥協はなし

さらなるレベルアップが図られています

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午前11時45分頃、ラストゴールを決めたのはズラタン選手

ゴール前で浮き球を軽やかに処理し、右足アウトサイドでのループボレーを沈めました

――よろしくお願いします

「ハイーありがとうございます」

――ナイスラストゴールでした

「ナイスなアクションだったと思う。あのようなクイックなアクションは非常によいと思うし、長いトレーニングだったのでああいった形で早めにラストゴールを決められて良かった(ニコリ)非常に効果的な練習だったと思うし、本日の練習については非常に良いアクションを見せられた」

――凄く頭を使う内容に感じましたが?

「そうですね、特にそういった難しい課題を監督からいただいた時にもちろん最初の方は大変だけど、それを体得することによって、非常におもしろさが生まれてくる。自分達にとっての自信にもつながるし、難しい課題をクリアすることが楽しい」

――監督の指導をロドリゴさんがわかりやすく通訳してくれているのも大きいのでは?

「そうですね、僕はドイツ語も理解しているけど、ロドがそれをわかりやすくしてくれるので、非常に良い形で理解できる」

――FC東京戦の勝利について、その価値をどう感じていますか?

「そうですね、およそ70分ぐらいまで良い形で試合を持ち運ぶことが出来たと思うけど、最後の最後でまた少し難しい状況を自分達で作ってしまった。けれどもたくさんのチャンスを作ったと思うし、良い試合になったんじゃないかと思う。同じように次の試合で自分達の良い部分を懸けて、残り2試合をチームと共に一丸となって闘いたい」

――一丸という意味で先週、鈴木選手が今シーズン限りでの退団を表明しましたが、ズラタン選手はよくコミュニケーションを取っている光景を目にします。鈴木選手はどんな存在ですか?

「He is a really nice guy , great guy and great player もう本当に僕が初めてこのチームに来たときから僕が色々なことがわからない状況で、もの凄く僕に色々なことを教えてくれた。優しく接してくれた。人間としても選手としても良い奴だと思うし、助けられたぶん僕は、これからの彼のキャリアを応援したいと思うし、非常に良い選手だと思うし、プラスになれたらと思う」

――プライベートなども含めて特に思い出に残っていることは?

「特に彼とは日々コミュニケーションをよく取っているので思い出はたくさんあるけど、特に頭の中で残っているのは、鹿児島でのキャンプでオフ前に外へみんなでご飯を食べに行く機会があって、その時にお酒を飲み交わしながら、サッカーの話を含めて色んな話をした。彼とは長く語ったことを覚えている。その時に色んな話をすることが出来たおかげで、お互いのことを知ることもできたし、良い思い出を上げるのであれば、その時が楽しかったかな?」

――チーム屈指のジェントルマンである2人が・・・非常に絵になります

「ハハハッ(ニコリ)自分自身のことはあまり言いたくないけど、啓太選手についていえば非常に経験豊富だと思うし、ピッチの中でも外でもとても素晴らしい人間性を持ち合わせていると思う。周りの人にとってお手本となる人間、ジェントルマン。非常にレベルの高い人間だと思う。シーズン終了までまだ少し時間はあるけど、残った時間2人でうまく共有しながら楽しい時間を過ごしたいと思うけどもやはり、彼の今までのキャリアを振り返ってみると、彼がチームを離れるときに良い形で、優勝という形で『さようなら』と言いたいし、彼自身もその方がよろしいんじゃないですかね(ニコリ)」

You’re too gentlman!

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

10月28日 「間違いないでしょ!?本当に気を付けてくださいよ」

どうもです

2連休明けのきょうは2部練

FC東京戦の勝利も相まって、大原にはレッズファミリーの爽やかな笑顔が揃いました

午前10時からの第1部で選手達は、恒例のフィジカル系メニューをこなし、調整

Jリーグアンダー22選抜に帯同していた斎藤選手は、「ボランチとサイドハーフに入って、後半には点に絡んだ」活躍も見せるなど、勝利に貢献しました

「僕が出た試合は4勝1分け2敗」

7勝のうち半数以上に関わっていることになります

また、父親が観戦に訪れた試合では、「1勝1分け1敗」

残りシーズンでどれだけ招集されるかはわかりませんが、「次が大事」と気を引き締めます

先日は大原で初ゴール

今度は目の前での親孝行なるか

それが今シーズン中にできれば、プロ選手に必要な”持っている”要素も兼ね備えているのかもしれません

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午後3時からは第2部のトレーニングが始まり、ゲーム形式を中心としたメニューで進行

「必ず次の展開を予測しよう!3人目、4人目の動きを入れるように!」(監督)

ラストゴールは、李選手のアクロバティックなオーバーヘッドシュートでした

「やりづらいっすね!佐藤寿人さんばりに(悔スマイル)」

と西川選手も舌を巻きます

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当の本人は、

「いやいや、そんなにすごくないでしょう(笑)きょうはゆっくりめで動いたけど、はい」

――ああいうフォワードらしい…

「決めたかったから!(笑)俺が、うまくきてよかったです」

――腰を痛めた時は心配しました

「そうですね、もう上がってきているから。体の心配はないですね。調子も悪くなかったからね、ケガする前はね。まぁ、チャンスがあれば…というか、FC東京戦、あんな流れになっちゃってちょっと難しくなったんですけど」

――でも、よく戦ってくれたと思います

「戦えてたかな?俺の周り誰もいなかったしね。押し込まれていたし(苦笑)」

――必死にキープの時間を作るなど…

「うーん、もっともっとしなきゃいけないし。けど、モリゲとかうまかったしね、ディフェンスの仕方ね」

――何か、勇猛果敢というか、最前線でああいう姿っていうのがね…

「泥臭くね、ああやってしなきゃね(笑)自分はそれが取り柄なんで。まぁ、どの立場でもね。それなりにやっていきたいですけど」

――腰が…っていうので、健康の大切さじゃないですけどね…

「間違いないでしょ!?本当に気を付けてくださいよ」

――でも、どう予防するかとかって、何が…

「腰?いや、ないでしょ(笑)もう全部タイミングあうかあわないかだから。まぁ、死ぬわけでもないし、治るからね、はい!」

――起きた時って動かないわけですよね

「動けない。3日間動けないです。もう、トイレ行くにも車いすですから」

――直接的な原因ってなんだったんですか?

「わかんないです。これといってない。だって、その日までガンガンで練習で動いていたし。あんな100の日も、ゼロになるのかってビックリしましたね。ケアしてないわけでもなかったので、何でだかわからないですけど(苦笑)」

――このオフはどんな風に?

「まぁ、知り合いと一緒にゴルフして、大自然に囲まれながらリフレッシュしていました」

――そこもちょっと腰使うんで…

「そうですね、腰使うけど、ゆっくりやっていたんで(笑)」

――きょうも監督はしっかりと指導していましたけど、この期間に気持ちをどう持って行くかだとか、どんなところが大切と…

「天皇杯あるから、どっちかというと、まぁ、Jリーグもあるし、天皇杯の方が出番は僕はあると思うのでね、そこにしっかり照準合わせていきたいし、練習試合も入ってくるんで、まぁ、大学生相手ですけど、毎試合点を取れているし、ゴールも絡めているので、コンディション維持しながら、まぁ、公式戦見たときに加速できるかなとおもいます」

――李選手、ベンチにいてくれるのはありがたいなって。このあいだ、ともかくやっぱり、あの流れの中に入ってって…っていうのでね、もう、一心不乱にボールに向かっていく感じってねぇ…

「いいでしょ!?(ニッコリ)相手チームからしてはね、《面倒くさい》と思われる選手じゃなきゃいけないって思っているんで、頑張ります!」

――昨年の経験もあるし…

「そうですね、最後だし、あと2試合ね、勝って優勝をできなくてもね、2勝できればいいかなと思います。まぁ、僕は休暇貰ったようなものなんで、2週間くらい。まぁ、だから、それをこう、チームに還元できればなって」

――どんな形でもいいゴールを…

「そうですね、ゴールに絡みます」

――期待しています

「ありがとうございます」

RED LEEのコメントや口調、表情からもキレ味が感じられました

終盤戦のHEROに、名乗りを挙げるかのように

では

10月23日 「凄く良い、最高」&「大丈夫!」

どうもです

FC東京戦を翌日に控えたきょうの練習は室内ミーティング後、午前11時20分頃からスタート

クラブハウス手前のピッチが養生を経て約1ヶ月ぶりに使われました

まだ膝の状態が万全とは言えない石原選手にとっても、より良くなったピッチコンディションでプレーできるのはポジティブなこと

「凄く良い、最高。気持ちいいし、気分としても全然違う」

と優しくほほ笑みました

青々としたフットボール絨毯は、終盤戦を闘う選手達の良き薬になったことでしょう

ピッチの守護神(久々にこの表現を使う!)の方々、グッジョブ!

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さて、11対11で行われたハーフコートゲームでは、森脇選手がうずくまる一幕がありました

スルーされることも少なくないですが、様子がおかしい

「モリ!アゴはずれた!?」

那須選手も心配の様子

その後しばらくして立ち上がり、何ら問題なさげにプレーしていたので、一安心

「そのアゴは外れない!」(杉浦コーチ)

浦和のガッツマンは、頑丈です

「あしたは試合の入りもそうだけど、悪くなった時間にやっぱみんながドタバタしてはいけないって、みんなが思っているので、そういうところでどれだけ冷静になれるかがカギになる」

――これまた、アゴの痛みを感じさせない滑らかなトークを

「いんやぁぁちょっとこの辺(右頬の下付近)が痛いけど、あしたもトークのようにスムーズな試合ができるようにしたいっていうふうには思っている。外れたかと思ったけど、大丈夫!」

いんやぁ頼もしい!

また、試合前日の監督会見に姿を見せた監督は、誕生日のお返しプレゼントとして、報道陣にヨーロッパから取り寄せたチョコレートを配りました

プレッシャーはあって当然、それでも和やかムードを持ち合わせながら、あすを迎えられそうです

ENJOYしましょう!!

今週行ったインタビューは、このあと19時からの「You’re The REDS」でお届けします

では

10月22日 「まさに、僕もそれを言おうと思っていた」

どうもです

FC東京戦2日前のきょう、練習は午前10時から始まりました

ジョグ、鳥かごまではいつも通り

ただしそれ以降はフィールドプレーヤーが10分×2本のインターバル走を行い、キーパーは専用メニューを実施

約1時間の軽めの調整で切り上げました

今週は火曜日に2部練が行われたことなどからも、試合へ向けたいつもと少し違うアプローチが見て取れます

あまり考えすぎず、堂々と自然体でいることが一番だとは思いますが、”結果を受けて”でなく、”結果を出すために”判断をするのが監督という職業の難しさなのでしょう

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もうひとつ、選手間でもちょっとした変化が感じられるので、高木選手にお話を聞きました

終盤戦への意気込み、鈴木選手への思いなど・・・

――今週は練習後に選手達がリフティングで遊ぶ光景が印象的で、槙野選手を筆頭にそこに加わる選手が多い気がしますが?

「いやまあ…あのーだいたいリフティングとかの遊びはこのチームに入ってきてから多かったから、楽しいッスね。もともとこのチームは別に誰もがみんな仲良いので、適当に槙野君が招集したメンバーでリフティングしただけだけど、普通に誰とやっても楽しくゲームが成立するというか、そういう良い雰囲気はあるのかと思う」

――ごめんなさいね、何と答えればいいのかわからないことを聞いてしまって

「ハハッ!(苦笑)」

――関根選手も岡本選手も、若手がみんな高木選手が大好きなんだというのはわかります

「そうっすね!(笑)僕って感じではないかもしれないっすけど(苦笑)」

――今週のゲームでの高木選手のプレーを見ていると、左足でセンタリングを上げる機会が多くて、その精度からは期待感を抱きます

「まあ、あのー、左足のクロスというのは、かなり清水時代にも左をやっていたというのもあったので、そういうクロスの練習が多かったり、実際に試合でもクロスを上げる場面があったりとか、身についている形ではある。なのでまあ、ある程度、左から抜け出してのクロスというのは多少なりと自信ある」

――こうやってお話を聞いていても、槙野選手がはしゃいでいるのが良く聞こえてきます

「はい!ほんと元気良いっすね・・・」

――ここ最近監督が、「シュート性の強めのクロス」を要求していますが、高木選手も実践できるのでは?

「まあそうですね、シュート性で速いのというのはまた難しいんですけど、利き足ではないので。でもシュート性を上げながら、逆にファーへフワッとしたのとか、そういうのは得意。逆に言うと監督の要求している速いクロスというのも出来るようになれば、両方の質の高いクロスを蹴り分けられるとまた、両方がより活きてくる。そうすればクロスじゃなく右に切れ込んでのシュートとかが活きてくると思う」

――ファーに流れてそのぐらいの位置でドライブがかかって落ちるようなクロスは、きのうも見ていて好印象です

「はい(ニッコリ)」

――次はFC東京戦。ヴェルディ出身である分、意識というのはどうですか?

「そうですね、何となく特別な気持ちはあるというか、ヴェルディの時は結局、僕が“東京ダービー”というのを経験したのがユースの時とかジュニアユースの時になってしまう。その頃から東京都の大会であったりそういうのでは当たる相手で、かなりのライバルであったので、意識するし、スタジアムもやっぱり、味の素は自分がプロとして初めて立ったピッチだし、ヴェルディ時代に慣れ親しんだピッチでもあるので、その辺の思い入れも多少ある場所だなと思う」

――Jリーグの動画サイトでも、味スタで決めた高木選手の代名詞的なフリーキックも見られるので

「そうっすね、はい(ニコリ)あれはまあ、『もう一度打て』と言われたら出来るかどうかわからないシュートだけど、あのー…かなり夢のあるシュートだったかなと思う(照笑)」

――高木選手は今シーズンから加入しましたが、メディアや選手も口にする“終盤のプレッシャー”というのは、ご自身にはあまり関係ないと思うんですよ

「そうっすね!」

――そこでぜひ、違いをもたらして欲しいです。「今年のレッズには高木がいる」と

「まさに、僕もそれを言おうと思っていた。確かにプレッシャーを感じていないと言えば、嘘にはなってしまう。けど、自分もやっぱり同じ気持ちで闘っているし、去年のその思いというのももちろん、チームメイトの気持ちもわかっているので、やっぱり気にしないわけではないけど、今年僕たち見たく入ってきた選手が違いを出す時だと思うので、ここから今年移籍してきた戦力として力を発揮する時だと思う」

――高木選手がルックアップしてゴール目がけてドリブルしてったら、一気に雰囲気変わるでしょうから!

「そうっすね(ニヤリ)もっと雰囲気変えられるように、積極性もそうだけど、突破のところの質も上げていきたい」

――1年目に関連してですが、鈴木選手と関わるようになって、感じることは?

「ただただ自分は本当にお世話になった部分しかないので、自分にとっては本当に、このチームに来る前から浦和レッズといえば【鈴木啓太】っていう印象が強かった。なのでそんな人なのか?とか、どんな選手なんだろう?とか思いながら入ってきたけど、本当に気さくな人だし、自分みたいに新しく入ってきた人にもしっかりと声を掛けてくれたりとか、いじってくれたりとか(苦笑)全ての面でサポートしてもらった。まあ僕なんかは今年入ってきて、試合にうまく絡めない時期とかも、色んな部分で助言してもらってサポートしてもらったので、本当に今のレッズにおいてまだ満足する立場ではないけど、ここまでレッズで試合に絡めるようになったのも、啓太さんのおかげだと思う」

――多分、鈴木選手にそれを伝えたら、「またあいつは」と目をキラキラさせながら笑うでしょう

「そうっすね!ヘッへッ(笑)」

――きのう、鈴木選手が“レッズのあるべき姿”に近いニュアンスのコメントをしていて、ハッとさせられました。鈴木選手が言うからこその説得力もありますけど、今年は何としても優勝をということでの団結というのは?

「そうですね、やっぱり、今年このメンバーで出来るのは当然最後だと思うので、毎年やっぱり新しい人が来て出て行く人もいると思う。けどやっぱり《今年こそは優勝したい》と思っている選手も沢山いると思うので、《啓太さんのためにも》という気持ちも強いと思う。必ず優勝したい」

――大事なところで、高木選手がチームを救う。こちらはずっとそんなイメージをしているので

「はい!(ニヤリ)ありがとうございます」

浦和の大洋は、心が広い

サッカーの神様は、そんな男を放っておかないはずです

インタビューの詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

10月21日 「浦和レッズの選手として戦うレベルにないのかなと」

どうもです

FC東京戦3日前のきょう、少し肌寒さすら感じる大原での練習は、午前10時からスタート

ウォームアップ後はいつものようにハーフコートでのゲーム形式を行い、いつものように連携を高め、いつものようにラストゴールが決まって練習は終了しました

ただし、練習後は、

「おかしいなぁ、いつも素通りなんだけどなぁ。止められないんだけどなぁ。なんでだろうなぁ?」

にこやかに、優しい口調で冗談を発する鈴木選手

きのう、今シーズンをもって「浦和レッズを離れる」ことを発表しました

※テレビとの共同です

(きのう、ご自身がfacebookで発表された退団の意向について、ご自身の言葉で…)

「まぁ、16年間このクラブでやってきて、昨シーズン秋から体調の部分でなかなかトップコンディションにできないということで、今シーズンに入る前から、『今年で最後かな』という思いでやってきました。僕自身が発表させてもらったものが今お話しできる全てですし、タイミングのこととか色々あるとは思うんですけど、残りのリーグ3試合とチャンピオンシップというかクライマックスの試合、それから天皇杯があるので、まぁ、集中するためにもこのタイミングで発表させてもらったっていうことですね。チームメイトにはもう前々から伝えていましたし、このことでチームの何かが変わるということではないと思っていますし、たとえそういうことがあったとしても乗り越えるというか、まぁ、そんなことを気にせずにやって、タイトル取らなければいけないチームと思っているので、そのために自分自身も集中してますし、しっかりと残りの3試合をまずは戦いたいなと思っています」

(今のお話の中でもありましたけど、一番の今回の決断のポイントを…)

「やはり浦和レッズというチームはトップを。Jリーグでトップを争って行くチームですし、それからアジアを戦う、本当にアジアのトップを目指していかなければならないチームですので、自分がトップコンディションでできないというのはチームのためにならないと思うし、また、今自分がその浦和レッズの選手として戦うレベルにないのかなと、そういう自分のフィジカル的な問題がこの決断に至った大きな要因だと。気持ちであったり技術的にも多少ミシャになってうまくなったなとは…、凄いみんなうなずきますね!・・・とは思いますけど、まぁ、またね、日本のトップリーグでやるというのは全ての要素が揃った上で戦える場所だと思っているので、まぁ、そこはしっかりと自分自身、自分の体の状態を受け入れるっていうのは、大切なことだと思います」

(発表されてみて、今のお気持ちはいかがですか?)

「うぅーん、まぁ、特にね、自分の中ではほぼ決めていたことだったので、まぁ、これだけ反響があるというのはとてもありがたいことですし、また、このクラブに対しての強い愛というか、そういったものを感じますし、ただ、これでここで発表して終わりではないので、より一層残り試合、僕の1日1日のレッズを過ごす時間ではなく、残り3試合というものに集中すること、それからタイトル取るという目標に向かってチームが戦わなければいけないのを強く感じていますけど」

(16年間という長い年月、このクラブにいらっしゃいました。パッと浮かんでくる、記憶に残ることとかそういうものは…)

「僕が考えているのはとにかく今シーズンタイトル取りたいという、ただそれだけなんで、終わってからそういったものは何かを、何か1番を感じると思いますし、できればその素晴らしい16年間の中でこの選手としての最後の浦和レッズでのシーズンというものを強く自分の中に刻み込めばいいのかなという風には思っているので、まずは残りの試合を本当に良い形で戦いたいなって思っています」

(きょうの段階で、応援してきてくれているサポーターの皆さんにどうにか伝えたいことがあったら…)

「いやぁ、まぁ、まだ終わっていないので、きょうの段階で言うとすればしっかりとコンディションを上げて、自分自身もチームの役に立るように頑張りますし、まずは残りのリーグ3試合っていうのを選手スタッフで、サポーターのみんな、力を合わせて戦っていきましょう、それだけです」

晴れやかな表情、屈託のない笑顔を見れば見るほど、寂しさとそれ以外のやるせない感情が込み上げてきた次第です

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山道強化本部長にもお話を聞きました

(※第一声)
「鈴木選手が先ほど皆様にお話ししたと思いますけど、彼とは昨年末、皆さんもご存知の通り、コンディション的にいくつか問題があり、その中での経緯も踏まえて『今年もがんばろうや』と言う形で契約した状況です。その中で彼がきのうのコメントにも出していた通り、私たちまたは監督とコンディションを含め、自分のプレーが…代表選手の経歴を持っている選手ですから、自分のプレーが何かこのレベルで活かし切れないということを、悩んだり打ち明けたり相談したりってことはありました。そういう中で彼の方からきのうのコメントのように『新しいチャレンジをしてみたい』という話がございまして、いろいろタイミング的なものもあったのかもしれませんけども、やはり彼に対して、彼の気持ちを尊重することが、私の彼への16年間に対する敬意だと思ったので、監督とも相談して、彼のきのうの行動を当然容認しましたし、彼に対しての『ありがとう』ということと同時に彼に対するエールだと考えてそうしました。経緯的には彼が言っているように、彼自身があれだけの選手でも悩んでミシャとも相談したり、私と相談したり、色んなことで自分のプレーに関したり、今後に関したり、すごくお互いに誠実に話しあいをして、結果的には彼がそういうふうな形で自分の言葉で皆さんに伝えることが彼の誠意だということを訴えていたので、『わかった』というふうな話をしました」

――多くのものをもたらしてくれた存在がまた、来シーズンいなくなる。チームにとっても痛手であるかと思いますが…

「そうですね。それぞれのベテラン選手の役割っていうのは当然あると思います。それがプレーに関して、精神的に関して、規律に関して、いろいろあると思いますけど、そういう面では大きな支柱を失うことになるかもしれませんけれども、逆に言えばそれを我々は補っていかなくちゃいけない。彼が書いてくれたとおり、我々は大きなクラブと思われても、困難に立ち向かってそれを打ち破っていかなくちゃいけないクラブですから、逆に彼のそういう言葉を胸に刻んで、しっかり継続して安定化させないといけないと逆に肝に銘じる気持ちです」

――鈴木選手はこのチームへの強い想いを語っていましたが、どう感じますか?

「僕自身は、浦和レッズは真心あるクラブだと思います。それで強くて真心あるクラブだから勝ちにいけるんです。で、だからこそレッズファミリーは大事だと言っています。その中で彼がそういう言葉を発していたとすれば非常に感謝したいし、ありがたい、それだけです」

――クラブの立ち位置としてのお話を先ほどから伝えていただいていますが、山道さんご自身にとっても強化部の立場として、これまで一緒にのぼりつめていく課程に啓太選手と共に歩んできたという見方も出来ます。思い入れの強さというのは?

「そうですね、18歳の頃入ってきて、まだレッズランドが…、ちょっと脱線しちゃうけど…、東京農業大学のグラウンド特に、長谷部と啓太はまだサテライトだったんで、あそこで走っている姿を今でも思い出しますけど、その選手が代表選手になったり、16年やってくれたり、長谷部もああやって日本代表のキャプテンになったりするのを思うと非常に感慨深いし、人ってこう…何を持って力を発揮してくるのかっていうのが勉強になるっていうか、どうするとああなってくるのかなって、元々そういった状況で頑張っていた人達が何でああいう風になったのかってのいうのが…凄く思い入れはありますね。そういった面ではね。《あっ、ああなっていた子が18歳で、三十何歳にもなってこういう風に立派に話をして、自分の歩む道も自分で絵をかいて、選手達も代表選手になって、日本サッカーを引っ張っていった》という流れを感じます」

――クラブとしても山道さんとしても、一つの仕事の証というか、選手がそれを作ってくれてるというところでもあるのかなと

「そうですね、やっぱり良い選手が入って、良い結果、良いサッカー人生を歩んで、そしてまたクラブで仕事をしてくれるというのはやっぱり当然、正しいスパイラルっていうか、そういう方法は良いことだと思います。それだけじゃいけないと思っていますけど、それも一つのクラブを繁栄させるか、安定させる一つの選択肢じゃないかなと思います」

――またそういった存在を作っていくことも当然の使命として

「当然、人作りっていうのは大きなテーマなので、育成年代からトップに立ったって公人として生きてかなくちゃ行けない部分がある中で、やっぱり人作りはすごく重要なキーワードだと思うんですよね、スポーツにとっても、我々にとってもそうですけど。そういう面では本当に凄く成長してくれた選手だなって感謝しています」

◇◆槙野選手◇◆

――どんな形で伝えられて、最終的な結論を聞いたときにはどんな気持ちになりましたか?

「うーん、奥さんも心配していましたし、皆さんも知っての通り、心臓の部分があまりよくないことは命に関わることだと思いますし、ただ、サッカーに対する情熱っていうのは、毎日の練習もそうですし、チームが勝った負けた時の喜びも自分が出ていたときと同じようなテンションで僕たちに接してくれていますし、きのうも練習終わりに選手みんなに『メディアに出る前に自分の口から言いたい』と伝えてくれたくらい律儀な方でもありますし、そういう意味ではチーム一丸となって大事な時期なので、啓太さんのために優勝したいっていうのがみんなの方向性として定まっている。これをまた力に変えればいいかなと思っています」

――浦和レッズ感じさせてくれる存在だったのでは?そしてプライベートでの振る舞いなどにおいても良いお手本として…

「そうですね。はい。サッカー選手としてもそうですし、グラウンドから離れたところでの行動だったりとか考え方とかが非常に勉強になる方だと思いますし、いろんな後輩、年下の選手が、鈴木啓太という男を見て育ってるぞっていうのは思っていますし、『サッカーを続けるかわからない』ってことを本人も言っていましたけど、また違うステージもそうですし、いろんな方面で活躍されると思いますし、最後の最後まで一緒に出来ればなって思います」

――学生の頃からレッズがどんどん強くなってという課程を見て、浦和レッズには必ず“鈴木啓太”って存在がいたと思います。想像つかないのでは?鈴木選手のいないレッズを

「そうですね、まさか本人もこの年になって後輩から頭を叩かれたり、いじられるような存在になるとは思っていなかったってことも言っていましたしね。それだけ、ベテランの選手だけど下の選手とも和気あいあいと触れあえるような人間性というかキャラクターの持ち主なので、チームにとっては非常にマイナスな部分が大きいかなって思います。でも、本人がたくさん悩んで、家族とも相談した結果というのを聞いていますし、最後の最後まで良い結果出せればなって思っています。キャンプもそうですし、トレーニングの中でもいつも1番先頭走ってね、若手を鼓舞している姿はキャンプではずっと見ていますし、ホント背中で引っ張る存在だと思います」

詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

また、今宵は木原梢さんの番組担当100回目(※推定)を記念し、レッズレディースOG・矢野喬子さんをお迎えします

さらには!もあるかもしれません

では

10月20日 「考えておかなきゃ…確かにアドリブは…」

どうもです

強い西日の射し込む大原で、午後練習は15時から始まり、12対12の”ペナペナ”ゲーム形式を中心としたメニューが行われました

若手選手や日頃出場機会に少ない選手にとっては、良いアピールの機会になったことでしょう

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互いに人数が1人ずつ多かったこともあり、3.5列目でプレーしていた選手が特に目を引きました

のびのびとした動きでピッチを縦横無尽に駆け回った、斎藤選手です

先日の練習試合におけるゴールや意外なエピソードも聞けました

――きょうは午後練習が追加されましたが、斎藤選手にとっては良い機会だったのでは?

「そうですね。試合を長くやっていないので、こうやって長く練習できることもないし、若い自分にとってというか、あまり試合経験を積めてない自分にとってはまぁ、良い機会だったと思いますし、みんなで練習できる、ゲームやる機会、そのレッズの中でゲームをやる機会も自分はあまりないので、まぁ、良い機会だったと思います」

――プレーを見ると、凄く得点を意識しているように見えました

「まぁ、いつもよりちょっと前めの、何だろう、ボランチの前とボランチとトップの前だったので、シュートに絡もうという意識ではやっていましたけど、何回かゴールにつながったんで良かったと思います」

――監督はどんなお話をしましたか?この意図というか…

「きょうの意図というのは詳しくは言ってなかったんですけど、ゲームの中ではその両方のチーム、攻撃も守備も切り替えの意識を高かったから、『これを試合でできれば』というふうに言っていましたね」

――じゃぁ、ポジティブですね。

「はい(ニッコリ)」

――先週、お話を聞いたばかりなのに、なぜかといえば、おとといこちらがレッズレディースに行っちゃったあとですよ、これからは練習試合を見ない方が良いんじゃないかって思っちゃったんですけど、「得点者・斎藤」って出て、あれは沼津のさいとう選手じゃないですよね?

「違います(ニヤリ)」

――どうでしたか?

「いやぁ、後半から出て、アグレッシブにやってという意識でやっていたので、それがなんて言うか、ゴールチャンスにつながるプレーが何回かあって、最終的に最後のプレーで自分が久しぶりに点決めることが出来て良かったなって思います」

――練習試合とかで、決めたのは?

「プロになってからは初めてです。ユースの時にキャンプの長崎戦? で決めたんですけど。トップではそれ以来です」

――毎日見ているのに、肝心なところを見られず、悔しい。レッズレディースも良い試合でしたが

「2対1で勝ったんですよね!」

――そうそう、劇的なっていう感じで。またゴールを見せてください。それと、見られなかった人がわかるように、浮かぶような…ゴールシーンの振り返り方をしてもらえますか?

「縦パスが力也にあたって、力也が直樹君にパスを出した3人目の動きで自分が受けて、そのペナルティアークの真ん中ぐらいでうまく前に向けて、で、キーパーしか前にいなくて、トラップしたときに少し時間が長く感じて、余裕があってコースも見えたので、右足で落ち着いて右にちょっと巻いて上に決めれました」

――なるほど、コントロールして…

「はい!」

――じゃぁ、興梠選手みたいな形かな?得意とするようなパターンで言うと…

「あそこまでうまくはないですけど。ちょっと劣化版ですけど(苦笑)」

――いやいや、“進化”していかないと…

「そうですね!(ニッコリ)」

――そうか、やっぱその辺のセンスというのがきっとあるんですよ。

「元々前の選手だったから、そういうやっぱゴール決めると嬉しいですし、その、前もやってみたいという気持ちもありましたし、そういった中でゴールを決めれたのはよかったかなって思いますね」

――あと、パスくれた石原選手の動きっていうのも、普段ゲームのとき隣で…って言うときに参考になってと自然に出たかも知れない要素があるかなって

「今までケガで半年以上やっていなかったのに、まぁ、ほんと半年くらいの試合勘、試合なのにけっこう、何だろう…、やっぱ、頭がいいというか、動き出しの部分だったり、その3人目を使うパスだったり、そういうところが衰えていないなって感じましたね。やっぱ一緒にやってやりやすかったですし、何回もチャンスを作れたんで、やってて楽しかったですね(ニッコリ)」

――じゃぁ、けっこう盗めているという…

「そうですね」

――その日の夜はすごい気分良くというか、パーティーでも…

「まぁ、パーティーは自分2回目だったんですけど、ファーストステージ優勝したあとのと、ミシャさんの誕生日会の時はけっこうみんな集まってて、自分たちはユースの時とジュニアユースの時のお別れ会で、ティナラウンジでやったんですけど、それ以上に人もいっぱいだったし、演出とかもすごかったんで、さすが監督だな!って思いました」

――これがプロチームだなって?

「はい」

――これ、マイクがオフだとして、槙野選手が「彼女連れてきたりした人もいて」って、斎藤選手はその辺…

「いやぁ、みんな奥さんとか、きれいでした」

――齋藤さんは何も連れてないですか?

「はい」

――じゃぁ、流せるか。そういうのでね、それで綺麗な人をみたりとかで、「プロだな」って…

「そうですね(ニンマリ)」

――咋年は「イチ・ニー・サン、レッズ!」ってすごいやった人がいたりとかで、何か、印象に残った盛り上がりとかであります?

「俺が最後やらされたんですよ!(笑)」

――今年は?あっ、あら…

「それで、最後俺がやったあとにNさんがやったんですよ。きつかったですね」

――どんな感じに?思い出したくないかもしれないですけど

「陽介君が最後締めたんですけど、終わるかなって思ったら、ウガくんと槙野君がうしろで『やれ!』とか言われて、となりにトレーナーの仁さんがいて、『隠れとけ!』と言われたんですけど、言わされましたね」

――何?「イチ・ニ・サン、レッズ!」?

「いやぁ」

――ではなくて…

「一発ギャグみたいなやつです」

――かわいそうだな…。若手ですからね。何やったんですか?

「そうですね、恥ずかしくて思い出したくないですね」

――「履いてますから」?今流行りの…

「それ!それ、Nさんがやってました」

――リズムネタ?

「いやぁ、そういうのじゃないです」

――もう1回だけ聞きますよ。何やりました?

「いやぁ、でも…恥ずかしいですよ、マジで。シークレットでお願いします(苦笑)」

――わかりました、良い意味でウケたんじゃないですか?

「そうですね、まぁ、何だかやらされてる感はあったんで、もう少し来るかなって思ってたんですけど、ヤッパ来ちゃいましたね」

――何か、監督から言われたりしませんでしたか?

「特に言われてはいないですけど、最後にお開きになって、監督とみんなそれぞれ握手して、その時に笑われましたね!」

――これ、レッズフェスタとかでまたふられちゃうパターンだな、これ…

「そういうことはないですよね? まぁ、最悪ふられてもいいような…」

――常に考えて…

「考えておかなきゃ…確かにアドリブは…突っ込まない…一応、準備大変ですね」

――そういうのでもね、3人目の動きとね、次の展開を予測して…

「準備しておかなきゃ…(笑)」

――良い経験になりましたね。そういうのを通じて優勝するにはどの選手も大事な…っていうか…。別にお笑い担当だって言ってるわけではないですよ。普段の、きょうみたいな練習からっていうのも、またモチベーション高くなっていくでしょうから

「そうですね!」

――ギャグ、お疲れ様でした。あと、ゴールおめでとうございます。そして、どんどんこういう機会が増えるように活躍を楽しみにしています。ありがとうございます

「はい!ありがとうございます(ニッコリ)」

選手としてというよりもまず、いち人間として”好青年”という印象を強く抱かせてくれます

より大きな舞台へ、翔ろ!

インタビューを聴き逃した方、安心してください!23時からは再放送が”流れますから”

では

10月18日 「ちょっと皆さん、私にまたプレッシャーかけましたね?」&「エンジョイです!エンジョイフットボールで(スマイル)」

どうもです

ガンバ戦から一夜明けたきょう、スタメン組は大原で午前10時過ぎからリカバリーをスタート

といっても、冒頭の約30分はペトロビッチ監督との秋空ミーティングでした

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きのうはきのう!最後に笑えば良いんです

きょうはきょう!ペトロビッチ監督、お誕生日おめでとうございます!!

報道陣からは監督へ、お祝いと日頃の感謝の意味を込めて、バカラ社製のタンブラーをプレゼントしました

――おめでとうございます(報道陣一同)

「アリガトウ!私はよくメディアの人とケンカをするのに、みんなはそんな私にプレゼントをくれるなんて、よく私も感情的に多く長く話してしまうことも多いですけども、こんなプレゼントをもらったらね、少し話を短くしないといけないなと。あぁ…アリガトウ!(頬赤)これだけいいグラスだったら、やっぱり特別なときに特別なものを飲まなきゃいけないので、まぁ、ちょっと皆さん、私にまたプレッシャーかけましたね?まぁ、でもね、きのうのような負けの後にこんなにいいものをプレゼントしてもらって、まぁ、本当にみんなお気遣いいただいてありがとうございます。素敵なグラスをありがとうございます」

――優勝した暁にはぜひ、勝利の美酒を注いでください!

「安いお酒じゃなくて高いお酒飲まなきゃ。まぁ、なにか良いもの見つけて、勝ったときに使わせてもらいます!」

――そして、みんなで乾杯しましょう!

「オー、カンパーイ!!(ニッコリ)その時は私がみんなにグラスをプレゼントしますけど、その時はもう少しこれより安いかプラスチックになるけど…。アリガトウ(ニッコリ)本当に嬉しいです。ありがとうございます。もう10年間、いつも会見で長々と話してきたんでね、これから少し短めに話そうと思います。アリガトウ!(ニッコリ)」

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リカバリー系メニューをこなし、クラブハウスへ引き上げてきた西川選手にもお話を聞きました

「まぁ、あの…きのうの敗戦というものを活かす場があと3試合あるので、昨年と違うところを見せる、まぁ、これからかなと。この敗戦は昨年と似てるところはありますけど、ここから違いを見せるチャンスかな、というのは思うので、物事はやっぱりポジティブに色々と考えていかないと始まらないと思ってますし、みんなが同じ方向を向いて残り試合戦っていきたいなと思います」

――レッズを選んだ理由として、“監督の存在”を挙げていましたけど、誕生日ということで監督への思いというか、我々もグラスをさっき、「優勝したあかつきには勝利の美酒を注いでください」という意味で…

「そうなんですか!プレゼントしたんですか!?へぇーっ(スマイル)ミシャの誕生日、きょうみんなでお祝いをするんですけど、そういうやっぱり、時間というのは本当に大事だし、自分もミシャに恩返しの気持ちが強いので、必ず今年優勝カップをプレゼントするっていうのが一番のプレゼントになると思っていますし、ミシャもタイトルとったことないので、必ず今年とって、みんなで喜びたいなっていう、ミシャのそれが一番笑顔になれる元気になれるものになると思うので、残り3試合、全部勝つ気持ちでやりたいと思います」

――きょうと12月に、2回「おめでとう」を…

「そうですね、言いたいですね。そこはみんなで同じ時間を共有しながらやっていければなぁと。一番良くないのがやっぱりバラバラになることなので、ひとつ負けたからといって崩れないというところがことしの浦和レッズのいいところだし、これまでいいところをたくさん出せてきたので、まぁ、みんなが安定して、気持ちにも余裕を持って戦えている証拠だと思うので、次、F東戦、相手も非常に負けられない戦いになってくると思うんですけど、自分達も負けられない、自分達の力で広島とウチに絞りたいなという気持ちは強いです」

――エンジョイですよね?

「エンジョイです!エンジョイフットボールで(スマイル)」

――大丈夫ですよ。西川選手がいれば大丈夫だと思います

「はい、大丈夫です(スマイル)ポジティブな風を!」

――どんどんお願いします、勝利を。ありがとうございます

「ありがとうございます(スマイル)」

ガンバへの本当のリベンジは、これからです

では

REDS WAVE 87.3 FM