1月29日 「そこは丁重にというか、断った(笑)」

どうもです

※午前練→山田暢久さん会見→午後練という流れだったので、生放送終了後の更新とさせていただきました。このあと23時からの再放送を是非、よろしくお願いします

まずは、山田暢久さんについて

–第二の人生の夢

「いや、夢というものを今は考えられないけども、本当に、レッズのフロントの仕事をしていく上で、自分の道を探していければ良いと思う」

囲み取材時には、[岡野さんが引退されたことの影響]、についても質問させていただきました

「影響はないけれども、同じ年に入団して、同じ時期に、こう・・引退っていうか、まぁどこか、なんか、つながるものがあるんじゃないかと(苦笑)」

–岡野さんがGMになってからのオファーというのは!?

「GMの発表前には電話をもらってたし、まぁ、岡野さんからも、ね、冗談混じりにかもしれないけど、まぁ、お誘いの『来てくれよ』と。そこは丁重にというか、断った(笑)」

”山田節”を聞くとやっぱり、寂しい気持ちになります

ただ、これからも山田暢久さんとサポーターが同じ夢を一緒に叶えていくような”道”を進めれば、幸いです

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つぎに、きょう行われた2部練習の様子です

宮崎合宿明けの午前練習は、フィジカル系メニューが中心

午前10時から約1時間15分間に渡って行われました

赤&黒の上着、黒のハーフパンツ、ストッキングは赤、と引き締まった印象を与える新トレーニングウェアに身を包んだ選手達

(風がない時の)ポカポカ陽気も手伝ってか、とても和やかなムードでした

そういった中、那須選手が会場を沸かせます

腰にゴムチューブを巻いてのダッシュでは、あまりの勢いに、

「バチン!」

ゴムが外れます

するとすかさず、

「ッシャァーー!」

の雄叫び

”那須岡さん”は、暖かいを通り越して、熱かったです

なお、シメで行われたシャトランでは、若さハツラツ関根選手が断トツ1位でゴール

「(一位でしたね?)ハハハ」

白い歯をのぞかせていました

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つづいて、午後練習は、3時30分頃からスタート

ウォームアップ後は、ハーフコートを用いて、ビルドアップからフィニッシュへ至る流れを確認

選手それぞれ、監督が提供する様々なアイデアに耳を傾けながら、息の合った連携でゴールネットを揺らしていました

また、センタリングが上がった際、監督からは攻撃側のディフェンダーへ、ポジショニングに関する指示も

カウンターに対するリスクマネージメント・・・とも取れる確認があったのは、今年に入ってからのちょっとした変化でしょうか

午後練習は、夕方5時10分頃に終了

多くの選手が、居残りでシュート練習やパス交換、走り込みを行っていました

昨シーズン終了後、「ヤマさんの分も頑張ります!」と宣言した(してもらった!?)永田充選手は、関口選手との新コンビ!?で走り込み

【有酸素部】に加入したかは、機会があれば確認するとして、意識の高さが感じられました(あまり見ない光景だったので・・・)

また、李選手と西川選手については、きょうが初の大原

午前練習後、きょうは西川選手にインタビューをさせていただきました

「ピッチコンディションもいいし、環境的にも施設が整っているところなので、これからが楽しみだなという気持ちでいっぱい。平日にもかかわらず、こんなに多くのサポーターが来ているのはビックリというか、さすがだなというか、期待の表れというか。必ず何かを手にとれるように、毎日一生懸命やっていければなと思う」

そう話す笑顔が、と~っても温かかったです

実際にチームに加わって感じた、レッズの印象については、

「オンとオフの切り替えが素晴らしい。試合でこだわる姿勢はすごいと思う」

さらには、

「妥協せず、上を見てやっていきたい」

と力強い意気込み

そして、レッズフェスタを心待ちにしているようです

「沢山のサポーターの前であいさつできることを楽しみにしているので、できるだけ多くの方に来てもらうことを期待しています」

次の日曜日は、浦和駒場でお会いしましょう

–もう一度、サポーターの前であいさつする機会があるかと思われますが!?

「短めに・・・・させてもらいます!(笑)」(山田暢久さん)

・山田暢久さん記者会見

・西川選手インタビュー詳細

・練習の様子

などについては、このあと23時からの「You’re The REDS」再放送でお届けします

では

「やっぱ一番年上なので」

どうもです

始動から10日目の先週土曜日、レッズレディースはさいたま市内の練習場でお昼の12時から約2時間、トレーニングを行いました

最初の約1時間はボールを使わず、インターバル走が中心

午後1時からは、ようやくスパイクに履き替え、2人1組で約40メートル間隔でのパス交換

その後は3グループに分かれて、

①パス&ゴーからのシュート

②センタリングシュート(※①と②はいずれもキーパー有り、正規サイズのゴール)

③ボールを使いながらの体幹トレーニング

といった3メニューをローテーションでこなしました

ある時、体幹トレのグループからは、

「ウメさーん(梅原コーチ)!声張ってこー!!」

「うぉりゃぁ!」

「ファイアー!!」

まるで女子プロレスの道場であるかのような威勢の良い声

発信源は、スラリとした長身から気合いがみなぎる動きを見せる、大滝選手でした

「昨シーズンはチームが苦しい状況の中、自分のメンタルも苦しくて、チームにあまり貢献できなかったのが悔しかった。シーズン途中からチームに入って、まだどこか”お客さん”じゃないけど入り切れていない部分があったと思う。そういう意味では今シーズンは頭から入れるので、良いスタートを切って、もっと貢献したい」

平成元年生まれのフォワードは、気がつけばチーム最年長に

「やっぱ一番年上なので。みんなうまいけど、とにかく元気がないから!そういうのを出せるのは自分の良いところ。それが自分の仕事かなと思えてきた」

ハキハキと語ります

「いくらでも”なあなあ”にしようとすればそうなっちゃうと思うし、そういう雰囲気になりやすいし、そこをそうならないようにするのが、うちら(高畑選手、堂園選手、泊選手、成合選手)の仕事。声を出しながらピリッとした空気を作っていけたらと思う」

実際に、レッズレディースの一員となったことで、このチームの更なる魅力にも気付けました

「やっぱりみんな、凄いひたむき。みんなピッチの中で話して、ちゃんと考えていることがわかる。だけどそれが、たまに悪い方向にいくこともある。みんな真面目。だからそういう空気を読んで、まあ、良い意味で、おちゃらけるとこでおちゃらける、そう出来れば」

海外の経験も活かされます

「自分の意見を言わないと、『それで良いんだ』と思われて、やっぱ、なめられる。ピッチに立ったら関係ない。もっと要求し合えるように」

本当に、吹っ切れた様子

「やりたいことを全部やった」という、オフの過ごし方も関係しているのかもしれません

「良いスタートを迎えられるように、もちろんトレーニングはしたけど、オフにしか出来ない旅行とかもした」

行き先は、フランスのリヨンでした

そこではかつてのチームメイトとも再会

「みんながユニフォームにメッセージを入れてくれたりして、『がんばんなきゃ』と思った」

滞在中は、

「サキ(熊谷選手)の家に泊めてもらってた。今まで出会った人の中で一番似てると思う・・・性格が!顔は違うけど、ウフフフ!」

どちらがどうかといえば、

「それはもちろーん!・・・・」

パッチリと目を見開きながら、

「それはもちろーん!!ハイ!」

華麗な笑顔が弾けました

ちなみに、ユニフォームには、

「【日本で頑張って】、【ブス】とか、ふざけたことをめっちゃ書かれてた(笑)」

172㎝の長身フォワードでありながら、器用なボール捌き、しなやかな動きからなるシュート、周りを引き立てる献身的なプレーは、いずれも一級品

あとは、フィールドでどれだけ自身を解放できるか

「出来るだけのことして、自信を持ってピッチに立てば、力を出せると思う」

背番号26が真価を発揮した時、チームには新しい風が吹き込まれるでしょう

「目標を高いところに置くと空回りしちゃうタイプなので(笑)、とりあえず、シーズン頭から試合に出て貢献したい。昨シーズン、サポーターの期待を裏切ったので、今シーズンは得点という形で喜ばせられるように、頑張りたい」

2014シーズン、レッズレディースと共に”大滝麻未の逆襲”が始まります

インタビューの詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

「もっともっとこだわりたい」

どうもです

トップチームが始動した翌日、16日木曜日にレッズレディースの2014シーズンがスタートしました

選手それぞれ仕事や学業を終えた夕方、クラブハウスへ集まり、トレーニング

この季節であれば、練習開始時間も真冬の厳しい寒さを助長します

ただし、土日について昼間から活動可能

始動3日目の18日土曜日、風もなく穏やかな晴天のもと、トレーニングが行われました

練習場を周るクロスカントリー、足を止めずに走りながらのパス&コントロール、ピッチを素走りで外周、といった基礎体力を高めるメニューが中心

「駆け引きを意識!強いボールを合わせる!」

ダレることのないよう、選手にハッパをかける吉田監督の声が、良く通ります

隣のピッチで練習していたレッズユースを横目に、

「最近、ユース選手の体格がより大きく見えてきて」

と苦笑い

そのような錯覚に近いものもそう、就任から約4ヶ月、すっかり女子サッカーの指導者になったと言えるのかもしれません

「監督『走力の大切さ』を話してた。それをみんなで突き詰めていければ。オフに休んだ分、この期間にしっかり体をいじめたい」

と語るのは、副キャプテンの堂園選手

昨シーズン、走り込みの大切さを痛感させられる面もありました

「走り込み、それが自信になったり、チームの結束へつながったりすると、信じてる」

体力のみならず、心も強くする構えです

真冬の晴れ間も手伝ってか、この日より笑顔が映えました

少なくとも、観ている側にとって

「どうだろう。いつもと変わらないと思う。みんな多分、1ヶ月近くサッカーから離れてたから、凄い楽しみにしていたし、雰囲気良い」

そう話すしているうちに、自然と堂園選手の表情和らぎます

オフリラックスできたのか、と聞けば、「はい!」と即答

「普段、食事に行ったりできない人とも食事に行ったり、遊んだりしたので、リフレッシュできた」

充実した日々を過ごせたようです

とはいえ、昨シーズンについて、心配の声も多くかけられました

「身近で言えば、職場の人、クラブのスタッフに『凄いヒヤヒヤした』、と」

レッズレディースとしては、初めて『降格』を大いに意識させられた2013年

リーグ優勝の経験者に、どのようなものとして残っているのか

「凄い周りの人達の支えを感じたし、勝つことがどれだけ大変か経験できた。6位で終わって、最終的な結果満足してないけど、こういう1年も長いサッカー人生においては、本当に良い経験になった」

良い経験、それレッズレディースサポーターにも当てはまるでしょう

山郷選手、工藤さん、矢野さん、小金丸選手・・・挙げれば切りがないほどの偉大な先輩達がチームを離れたなかでの闘いでした

「苦しい時に、ふと思い浮かぶのはそういう人達。本当に、そういう人達の存在があったから、のびのびとプレーできたんだなと感じた」

そして、

「今度そういう人達みたいになっていかないと」

実感と共に、決意を新たにします

「私が山郷さん、キョン(矢野)さん達を見て感じたように。私もそういう人達みたいに、私の姿を見て何かを感じてくれたりしてもらえるような選手というか、1人の人間になりたいなと思う」

誰かに頼ってばかりで、変わりません

「1人1人が責任を持って、自分のプレーにこだわりを持てば、自ずとチーム力上がる」

チーム屈指のポリバレント、天性のサッカーセンスと優しい性格を兼ね備えます

「私も、もっともっとこだわりたい。今年昨年を全部越えて、サポーターに笑って帰ってもらえるように頑張りたい」

最後にこう付け加えました

「そのためにも良い準備を」

よりストイックに

大輪の花を咲かすべく、春の開幕を前に日々鍛錬を重ねる、若きレッズレディース

そこには、貴重な経験と確かな自覚の持ち主である、背番号6が存在します

堂園選手のインタビュー詳細、今夜7時(再放送23時から)の「You’re The REDS」でお届けします

水曜日の担当、2010シーズンまで背番号6を付けていた、木原梢さんです

1月16日 「雰囲気は最高ですね」

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どうもです

チームのムードと同様、暖かい陽の差し込む始動2日目の大原

練習午前10時からスタート

じっくりと鳥かごを行うと、午前10時35分過ぎからは、

「きのうと一緒!」(堀コーチ)

4人1組でジョグ&ボールコントロール

きょうも、新加入の青木選手阪野選手、濱田選手、関根選手と同グループに

一方、

「モリ、行ったぞ!」

「っちょ啓太さん!メチャクチャですよ!遠いぞひとりぃぃぃ」

「ホラ、モリ!」(那須選手)

「オイ!モリー!」(興梠選手)

森脇選手、やたらと走り回されていました

午前10時58分、給水を挟むと今度2人1組になってのメニューへ

「大事なのは、常に動き続ける。基本的な練習だけど、動き続けること、正確なパスを出すこと」(監督)

タッチラインからタッチラインまでの約45メートルを、様々な動きを入れながら往復しました

①平行に並んでのパス&ゴー

②クロスオーバーを入れながらパス&ゴー

③縦に並び、1人バックステップしながらパス&ゴー

「集中して正確に!」(監督)

④縦に並び、1人バックステップをしつつ、右へ左へポジションをずらしながらのパス&ゴー

お手本を見せる監督の動きも軽快です

⑤縦に並び、バックステップの選手ボールを受けたらターンして、2~3歩ドリブルで返す

「ゴールが前にあるイメージで!」(監督)

⑥縦に並び、バックステップの選手、相方の投げたボールをインステップキックで返す

「フラーンツ!!」(監督)

⑦今度、左右に動きながらインステップで返す

⑧(⑦)と同じ動きでヘディングかジャンプヘッド

⑨「全部混ぜながら!」(監督)※⑥~⑧の動き

といった動きを2往復ずつ、合計約25分間こなしました

額に汗をにじませる選手達

これで終わりでありません

その後約20分間、ピッチを素走りで外周し、練習午前11時50分頃に終了

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締めの素走りで、最初に入ったグループを置き去りにし、独走していた森脇選手

しかし、サポーターやメディアの前を通る度に、「キュッキュッ!」と可愛らしい音がします

真剣な表情で走っていただけに、何ともシュールでした

「いや、あのねえ、口々になんか、音ガフッ!あぁ痛たたたた!!」(背後から現れた原口選手に口をふさがれ、話せなくなった森脇選手)

気を取り直して、

「歩くと音が鳴るので走りづらかったけど、何とか終えられて良かった」

理由、かかとに配慮して導入したスパイクのソールです

昨シーズンの始動当初素走りでも遅れを取っていましたが、

「その前に広島でクラブW杯に出た時にけがをしてしまっていたので、慎重に入った。今年はけがもないし、思い切ってシーズンに入ることができたので、しっかり上げていきたい。今年覚悟を持ってやらないといけないので、しっかりやりたいなと。良いシーズンを送るために良いキャンプにしたい。チームの雰囲気最高ですね」

万全の状態でスタート出来たこともあり、鈴木選手らの愛情込もった!?厳しめのパスにも対応できていました

「だいぶ追い込んでいただきましたけど、そのぐらいが僕にちょうど良いのかなと。愛があったのかどうかわからないけど、非常に厳しいボールをいただいた(笑)」

”森脇節”も健在です

「(オフ)だいぶリラックスさせてもらった。実家に帰ったり、友人に会ったり、旅行に出かけたり、いろんな休みの過ごし方をした。(新婚)と言っても長く付き合っていたので新鮮さ全くない(笑)。こう言うと奥さんに怒られるかもしれないけど、ピッチでも怒られ、クラブハウスに戻ってもみんなに怒られ、家に帰っても奥さんに怒られると。どこで僕心を休めたら良いんだろうという感じがあるけど、これを聞くと奥さんに『あんた、また外で何か言ってぇ!』みたいな感じになるので危険だけど(笑)。でも、オフ良い時間を過ごすことができたので、2014年はやらなくちゃいけないという気持ち」

再会間近の李選手についても語ってもらいました

「ミシャのサッカーを知っている選手が多くいるのはひとつのメリットかなと思う。ただ、そういう選手が集まったから今シーズンうまくいくかと言われると、そうでないと思っている。全て自分たちがキャンプから日々ハードワークして、監督の言うことをしっかり聞いて、それを実践することが良いサッカー、良い成熟度につながっていると思っている。しっかりお互いを高め合えるようにスキルアップしていきたいと思っている。ただ、感覚的な部分、阿吽の呼吸みたいなところ問題ないのかなと思っているし、そこまで多くの時間を要することないと思う」

–連絡

「まだ来てない。僕が移籍する時にも多く語らなかったけど、(西川)周作もそうだけど、チュンくん(李)もメールを送るのもよろしくないのかなと気を遣った。どういう状況になっているかわからないけど、『待っているよ』というメールぐらいしか送っていなかった。決まったということであれば、また連絡を取りたい」

改めて、抱負を

「僕の中でもチャンスそう多くないなと。今年を逃したら後ないなという覚悟を持って2014年をスタートさせたつもり。まずはしっかり良いキャンプをして開幕を迎えられるようにやりたいと思う。しっかりキャンプから自分に厳しく追い込みたいなと思う。最後笑って終われるシーズンにしたいので、この1、2か月重要だと思う」

ちなみに、きょうのインタビュー中、”クニくん”の襲撃ありませんでした

「そうなんですよぉ!仲が悪いわけじゃないですよ!クニくん(関口選手)も、もしかしたら忘れているのか、心を新たにしたのかわからないけど、今日は一安心(笑)」

ホッとした様子でクラブハウスへと引き上げていった背番号46

その後、トレーニングルームから聞こえてきたのは・・・・

森脇選手のインタビュー詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

1月15日 「俺が浦和の山田だ」

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どうもです

午前9時、浦和区の調神社で必勝祈願を行い、大原へ

曇り空の厳しい寒さでありましたが、雨の心配必要なし

練習前にはミーティングを実施

「監督厳しい言葉を発していたので、それだけ今年に懸ける思いが熱いんじゃないかなと思っている」(槙野選手)

午前10時38分、選手達ピッチに姿を現します

一番乗り、サポーターに一礼してからの興梠選手
続いて、やわらかい表情の阿部選手→10個入りのボール袋を抱えて原口選手→山岸選手→颯爽と平川選手
→テクテクと小走りの山田直輝選手
→緊張した様子の青木選手→メラメラとした雰囲気の那須選手
→袖で手を隠しながら柏木選手→冷静に鈴木選手→確実な足取りで濱田選手→茶髪の頭をかきながら阪野選手
→「(リフティングゲームに)入った!」とハイテンションの加藤選手→真剣な表情、金髪の関口選手
→モソーっと永田充選手→幸せそうな宇賀神選手
→「はよーーございまぁすぅ!」慣れた様子で森脇選手
→シャキッと槙野選手→ゆっくり歩きの関根選手
→陸上アスリートのようなダッシュで坪井選手→優しく微笑む梅崎選手

といった順でした

なお、マルシオリシャルデス選手別メニュー調整、西川選手宮崎合宿中に合流の予定、矢島選手海外遠征中です

午前10時43分、全員が揃ったところで、大きな円を作ってのリフティングゲームを和気あいあいムードで始めました

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そして午前10時47分、サポーターからの「おはようございます」という挨拶に、ニッコリと手を振って応えた監督がピッチへ足を踏み入れます

堀コーチ、槙野選手、那須選手らを先頭にジョギングをスタート

阿部選手最後尾から全体を眺めるように走ります

時にはストレッチを挟み、再びジョグ

午前11時2分からは約15分間、おなじみの”とりかご”を経てその後

「止まらないで、パスして、ドリブルして!」(堀コーチ)

4人1組で新公式球の感触を確かめるようにジョグ&コントロール

この間、新加入の青木選手、阪野選手、濱田選手、関根選手と同じグループでした

午前11時40分に集合をかけられます

ここからが”今年ならでは”です

初日で、09年以来となるゲーム形式がスタート

10対10+フリーマンで、ハーフコートよりやや広めのエリアでした

惜しい!場面が続く中、ファーストゴール・・・

高い位置でボールを奪った山田直輝選手が右から送り出した横パスを中央で阪野選手がスルー

そこに待ちかまえていた柏木選手が左足でゴール左隅へ流し込みます

・鈴木選手のゴール左を突いた右足でのコントロールシュート

・槙野選手が目の覚めるような右足弾丸ミドル

・梅崎選手の左からのセンタリングを阪野選手が頭で落とし、柏木選手が右足で押し込む

・右から平川選手が送り出したグラウンダークロスをファーサイド、原口選手がスライディングシュート

今年初、「ブラーヴォ、ブラーヴォ」(やや落ち着いた様子の監督)

その後も、

・鈴木選手のポストプレー、DFライン裏へ渡ったボールを左から駆け込んだ関口選手が左足で流し込む

・山田直輝選手の落としを阪野選手が右足でチップキックループ

・縦への浮き球を原口選手が右足ワンタッチゴール

柏木選手が左から上げたクロスにゴール前、阪野選手が打点の高いヘディングシュートを叩き込み、ラストゴール

この頃、時計の針12時25分を指していました

ここまでで、約1時間35分が経過しています

そこからさらに、締めとして約15分間、軽めの素走りをして終了

初日からみっちりと体を動かしていた印象です

そういった中、充実した表情を浮かべるのは、山田直輝選手

「みんな『これから合宿でつらいな』みたいな顔をしていたけど、僕そう感じなくて、みんなと最初からできるのがうれしいという気持ちが凄くある。楽しみながらしっかり体を作っていきたい」

ルーキーイヤー以来となる、始動日からの合流(ケガや五輪代表への帯同により)を果たし、嬉しそうでした

今シーズンからは、「覚悟を決めた」と6番を背負うことに

ただし今日の練習着昨シーズンのものが使われたため、34の番号入りを着用しました

「でもいろいろ、ロッカールームに[6]と書いてあるものは少しずつ準備されている。それを見る度に『本当に6番を背負ってやるんだな』と」

それが、更なる飛躍への原動力となれば、何よりです

「まだ恐れ多いところもあるけど、ピッチに立ったら『俺が浦和の山田だ』ということをしっかり見せて、これまでヤマさんが作ってきてくれた思いもしっかり背負ながらやりたい」

そう胸を張った浦和のハート

いつもより、少し大人びた眼差しでした

また、背番号9の原口選手

「今までつけていた人と違う自分の色を出していきたいと思うし、去年までやってきたことと変わらずに。9番をつけたからといって僕がめちゃくちゃうまくなるわけじゃないけど、9番が似合うなと思ってもらえるような自分のプレーをしたい。個人的な目標ない。とにかく優勝したい。それだけ。それが個人的な目標になると思う。優勝したいので、それに向けて選手、サポーター、スタッフ全部がブレずにやっていきたいと思うので、みんなで頑張りましょう」

と意気込みを語っています

結果を求めることで、より刺激的な事も待っていることでしょう

それらを共に味わい、力に変えて、前進を

浦和レッズの2014シーズンが始動しました

なお、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」で

・練習後、槙野選手、山田直輝選手、原口選手コメント

・ペトロビッチ監督記者会見

さらに、今日の夕方行われた、橋本社長の記者会見の模様を届けします

1月12日 「笑顔を届けられたら1番」

うもです

この週末、2日連続で埼スタへ足を運びました

きのう【JAライススポーツセミナー】、きょう【埼玉県青少年夢のかけはし事業】がそれぞれ行われたからです

日向にいれば、真冬の寒さを忘れさせる好天に加えて、サッカー、フカフカの芝、そして子供たちの笑顔が揃うと、この上ない清々しさが心を満たします

「羨ましく思う」

とレッズレディースの後藤選手

それ、地域の取り組みや環境によって、プロサッカーを身近に感じながら育つことの出来る子供たちに対する思いです

「レッズレディースの選手として貢献したい。地域を代表するクラブの選手として、ここでサッカーを出来ることがうれしい。また子供たちに、埼スタや浦和駒場に足を運んでもらえればと思う」

やっぱり、しっかりしてます

様々な交流を通じていずれ、参加者がレッズやレッズレディースへと羽ばたいていく

そんな夢を持つのは、自然なことでしょう

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未来へ思いを馳せるのもそう、今シーズンからは、また新たなユース出身選手がプロの舞台に立とうとしています

「関根貴大です。みんな、サッカーが好きだと思うので、その自分の『サッカー選手になりたい』という夢を諦めないで頑張ってください。自分も頑張るのでよろしくお願いします」

トップチームの一員としての初仕事、きょうのサッカー教室の閉会式における、子ども達へのスピーチでした

「小学生が楽しそうにサッカーをしているのを見ると、自分も元気が出るし、浦和レッズでサッカーをするので、力になれたら良いなと思う」

プロ選手になった

そう実感する機会にも

「こういう場に出ることなかなかないので、経験できて本当に良かった」

きのう、U-19日本代表のベトナム遠征から帰ってきたばかりです

「滅多に対戦できないチームと試合ができて、課題も見つかったけど、結果優勝できたので本当によい遠征になった」

”結果”という言い方に、向上心を感じます

そして、

「自分のプレーで子供たちに笑顔を届けられたら1番良い」

赤いダイヤの原石が、真の輝きを帯びることで、それ実現するでしょう

思い返せば、山田直輝選手を中心とした世代がトップに昇格し、話題を呼んでいた頃、

「もの凄い中学生がいる」

という声が、コーチングスタッフやサポーターから聞こえてきました

オフシーズン中、代表クラスの補強が注目されていましたが、”レッズアカデミーの星”もいよいよ今年、トップチームの一員となります

過度の期待禁物

とはいえ、楽しみです

関根選手へのインタビューもちろん、きょうまでの2日間で行われたイベント後に、レッズレディースの後藤選手、岸川選手、泊選手、藤田選手、池田選手、加藤選手にもお話を聞かせていただきました

詳細、あすからの「You’re The REDS」でお届けします

1月10日 「まあ、もう1人山田がいるから大丈夫じゃないすか!?(笑)」

どうもです

真冬の寒さが続く中、今日の午前中も5人の選手が集まっての”合同自主トレ”が行われました

「そんなにはみんな来ない」

と苦笑いの阿部選手

他の選手と共に、2日連続で参加した青木選手を可愛がっている姿が印象的でした

「(青木選手の印象?)静かなイメージがあるけど、今は無理矢理いじられてるので(笑)まあ、そういうので変わっていくと思うし、楽しんでもらえればと思う」

新加入選手が早く溶け込むために、ちょっとした気遣いをしているようです

自身の調整については、

「特にないけど、ケガするしないはわからないので、自分で準備できるところをしっかり気をつけていきたい。10何年やって、特別何かを変えるものでもないから」

経験が裏打ちされています

かといって、立ち止まるわけでなく、さらなる飛躍のために、

「自分自身のリズムがある。それにプラスで必要なところを見つけていきたい」

”必要なもの”がよりハッキリと見えた時、チームはまた一歩、成功へと前進するのでしょう

最後に、「山田暢久選手がいなくなって寂しくなるのでは?」と聞けば、

「まあ、もう1人山田がいるから大丈夫じゃないすか!?(笑)」

普段、あまりメディアに向けて冗談は言わないのもあってか、照れた様子でクラブハウスへと引き上げていきました

新加入、若手を含め、阿部キャプテン(今年はまだわからないのでこの呼び方は早い?)がうまくチームをまとめてくれるはずです

今シーズンも頼りにしてます

では

1月9日 「それなりの自信がなければ、自分は帰ってこなかった」

どうもです

浦和レッズを通じて、より一層の幸せを共感できますように

今シーズンもよろしくお願いします

さて、チーム始動を前に各選手、着々と準備を進めているようです

南の島、北海道、地元などなど、調整場所はそれぞれ

もちろん、大原も例外ではありません

ただしそこには、いつもと少し違う”用意”もされていました

今までは、選手達が”自主的に”メニューを組み、グラウンドや器具を自由に使ってのトレーニングが基本(※オフ前にある程度の宿題は出ます)

今シーズンはというと、決められた時間に集合すれば、野崎アスレティックトレーナーのサポートを受けられようになりました

すなわち、チームが”合同自主トレ”の機会をセッティングしたということ

テーマは、【体おこし】

シーズン中のオフ明けに恒例で行われる、体幹トレやステップワークを通常通りこなせるよう、段階的に体のベースを作っていくためのメニューです

今日は、5人の選手が”自主的に”参加し、トレーニング

一方のグループは、阿部選手、鈴木選手、そして新加入の青木選手と、偶然にもボランチ3人組が揃いました

談笑も交え、それぞれが柔らかい表情を見せつつ、走り込み中心のメニューで調整

天気と同様、とても爽やかな光景でした

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ピッチも新シーズンへ養生中

もう一方のグループはというと、永田拓也選手と濱田選手のユース出身組

こちらも明るいムードでした

永田拓也選手は今日で大原と、しばしの別れです

「どうでしたか!?って(笑)・・・。そうすね、ずっとやってきた中で、このように大原を使わせてもらうというのはホントにチームの温かさというのを感じる」

無事に移籍先も見つかりました

「自分を『欲しい』と言ってくれたチームのために、全力を尽くすのは当たり前だし、そういった喜びを噛みしめて、次のチームに貢献するために頑張っていきたい」

草津時代の経験も活きそうです

「本当にJ2はJ1と比べても厳しいリーグだし、ハードワークが大事。そこは、引き続き厳しくやっていきたい」

オフの期間、多くのレッズサポーターからエールをもらったこともあり、

「暖かいサポーターの前でのプレーは叶わなかったというか、たくさんは出来なかった。けど、違う舞台だけれども、応援しているみなさんのために、これから自分のプレーを出していければと思う」

湘南新宿ラインでつながっているし、意外と近所!?

「まあそうっすね!!(苦笑)1時間ちょっとで帰れるし、三ツ沢とかもすぐ来られるので、みなさんに来てもらえたらと思ってます。がんばります!」

”浦和人”の新たな地での活躍を期待します

ちなみに、横浜FCといえば、

「サッカーをしていて、カズさんと同じチームで出来るというのはホントに嬉しいことだし、幸せなこと。ずーっとJリーグを引っ張っている選手なので、私生活であったりプレー面であったりというのをしっかり参考にして、J1昇格のために一緒に頑張って行ければと思っている」

そう話す永田拓也選手・・・気のせいでしょうか!?

両サイドとえり足がきっちりと切り揃えられたヘアスタイルなど、身だしなみがいつも以上にキチンとしていました

周囲から「カズさんに変な奴だと思われないためでしょ!?」と突っ込まれると、

「チーム、チームです!(笑)」

と強調していました

その笑顔、これからも見せてもらいましょう!

といったインタビューを横で見守り、「拓、ミーハー?」とちょっかいを出していたのが濱田選手

「新潟で感じたこと、学んだことを活かして、もう一回レッズでしっかり出来るということを結果で示していかないといけない」

マイクを向ければ、引き締まった表情で決意を語ります

「以前からレッズの有り難みは感じてはいたけど、外に行くことでより一層、“レッズは凄い魅力的なクラブだな”という風に感じることが多かったので、そういうところでまた出来る機会があることを幸せに思う」

気付けた魅力とは、何なのか

「新潟でも沢山のサポーターが応援してくれた」という感謝の気持ちは大前提として、

「注目度が全然違う。新潟もリーグ後半に、かなり良い戦いをしていたは思うけど、勝った次の日でもあまりメディアに取り上げられていなかった(苦笑)レッズは、そういう意味では、何をやっても話題性あるクラブなので、そこで試合に出られることが選手として一番幸せかなと感じる」

新潟での武者修行を通じて学んだことは、

「単純にトレーニングが、かなりきつかったので、フィジカル、体力、筋力は上がってると思うし、あっちで色々とディフェンスの指導を受けて、人への強さ、小さいディフェンスの部分へのこだわりとかそういうところはかなり多く学べたと思う。今までやったミシャのパスサッカーをベースに、昨年のレッズはちょっと失点が多かったり、そういうところで勝ち点を取りこぼしていたと思うので、そういうところでしっかり貢献出来ればと思う」

イメージは出来ているようです

「そうですね。外からレッズの試合を見ていたし、自分が入ったら『どうすればいいか、どうなるだろう』というのを考えていた」

そして、力強く言い切ります

「それなりの自信がなければ、自分は帰ってこなかったので、しっかりやりたい」

これまで、多くのレンタル復帰組には厳しい現実が待っていましたが、それも重々承知

「結果が本当に求められるクラブ。チームが育ててくれるとは思ってないし、そういう甘い考えではやっていけないので、本当に結果で示すことだと思う」

確かな決意が感じ取れます

ところで、濱田選手を見上げる角度がさらに上がった気も・・・

「身長は変わってない。体重が1~2キロ増えたぐらいかな(笑)」

永田拓也選手からエールは!?

「ない・・・・(笑)ないけど、拓だけじゃなく、峻希とか同期組は常にお互いをチェックしているので、刺激し合って、チーム違えど頑張っていければと思う。またユース優勝組と同じピッチでできるように頑張りたい」

新潟といえば、達也さんがレッズで出来ることを羨ましがってたのでは!?

「どうですかね!?達也さんもあっちでけっこう楽しんでるので(笑)まあ、『レッズは良いクラブだ』という風には思ってるでしょうけど、あっちで楽しそうにやってるので、それはそれで良いのかと思う(笑)」

サポーターへは、このようなメッセージを送りました

「また違った、成長した濱田水輝を見せられるように頑張るので、応援よろしくお願いします」

プレーはまだ確認できていませんが、少なくとも言動や出で立ちは、とても逞しくなって帰ってきた印象です

新しいシーズンへ

浦和レッズ、その誇りを胸に

永田拓也選手と濱田選手のインタビューは、夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

P.S
永田拓也選手が最終節後に行ったスピーチにおける「こんばんは!」という第一声は、09年レッズフェスタで先輩にそそのかされてスベった、自虐ネタでもあります。「最後もそれでしめようかと(苦笑)」(本人談)。気付いた方は、なかなかの記憶力です。今は、「いってきます」&「いってらっしゃい」が相応しいのでしょうか。
濱田選手との「ただいま!」&「おかえり!」は岡野選手の時のように、活躍するまでのお楽しみが良いのかな・・・

では

12月31日 大晦日

どうもです

得たものあれば、失ったものも多くあった今シーズン、おーはら日記を沢山の方に読んでいただけたことを心より感謝しております

ありがとうございました

味わった様々な試練、落胆を来シーズンへの喜びと力に変えられれば、何よりです

そんな2013年のラストは、
“浦和レッズを語り合おう”
大晦日、REDS WAVEはサッカージャーナリストの熱いトークを浦和の街、そして全世界に響かせます!!

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     「You’re The REDS 大晦日」
     …12月31日(火)19:00~20:55

出演 吉沢康一(サッカージャーナリスト)
六川則夫(サッカーカメラマン)
椛沢佑一(浦和フットボール通信編集長)

協賛: 
有限会社 ジェイ・ハート

出演者、リスナーの皆様それぞれの見解をもとに今シーズンの浦和レッズを振り返ります。

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では、良いお年をお迎えください

12月8日 「一緒になっちゃったら、やるしかないでしょ!」

どうもです

悔しくて切ない最終節から一夜明けたきょう、大原では午前中に、監督、スタッフ、選手が集まり今年最後のミーティングが行われました

ここでは、

「ミシャ体制3年目の来季は、今年の課題を克服して必ずサポーターと喜び合えるような結果を納めることを目指そう。何よりも、目指すサッカーをピッチ上で展開することがサポーターと喜び合えることになる」

といった確認があったそうです

今季最終日ということもあり、各選手、ロッカーの荷物整理など、クラブハウスの玄関を行ったり来たりで大忙し

中でもやはり、山田暢久選手は別格でした

「最後の大原に何か感じる、感じない、っていっても、また来るだろうし、荷物が全然片付いてないから(苦笑)」

と相変わらずのマイペースっぷりは健在

きのうの花束贈呈では、息子さんと娘さんが見事に大役を果たしました

それはサプライズでなく、

「僕がお願いした」

とのこと

「一応、会社的には『誰かにお願いしようかな』とは言ってたけど、『最後なので、できれば・・・』とこっちからお願いした。わかっててもジンときちゃうね(照笑)」

–てっきり岡野選手が登場するのかと思ってました!

「ハハハッ!(笑)」

–何かお話はされましたか!?

「契約について言われた時点で電話した。そしたら岡野さんは現役へやる気があったので、凄いなと思った。その時点で」

–その時点で!?

「やっぱ、試合のメンバーにも入ってないし、それでもそういう考えがあるので、凄いなと(笑)」

–99年の話じゃありませんが、もし電話で「ヤマ、続けるよな!?」と言われたら断れないのでは!?

「もう同じチームじゃないから!(笑)」

–どうします?一緒のチームになったら!?

「一緒になったら考える(笑)一緒になっちゃったら、やるしかないでしょ!」

–夢があって良いです

「夢なんかないすよ・・・オッサン2人揃ってどうすんすかぁ!?」

–岡野選手が右サイドで頑張れば、山田さんが真ん中でプレーできますよ、きっと

「2人使うチームなんかないだろうから・・・(笑)」

そう話した時、頬がほんのり赤かったです

野人と鉄人

現役のうちに、またどこかで共演できないのでしょうか

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結局、契約に関する発表があって以降、山田暢久選手の出場は叶いませんでした

その分、山田直輝選手は並々ならぬ責任感を胸にピッチへ

「3枚目のカードが自分だったということで、自分が出るということは、これまで浦和レッズに貢献してきたヤマさんが出られないということだったので、”自分が出来る100%のプレーを絶対にしなければいけない”という気持ちで入った」

しかし、

「結果が残せなくて、ヤマさんには『申し訳ありませんでした』と声をかけた」

とはいえ、自身のプレーについては、決して悲観するような内容でなかったはず

それには、ピッチへ送り出される前にかけられた、ある声が関係しているのかもしれません

「ヤマさんが試合に出る前に『気にするなよ』と一声かけてくれたので、自分らしくできた。試合後、場内一周している時に、ヤマさんがどれだけ愛されているか感じられたので、そういう選手がいなくなるけど、そういう選手に自分がなれるようにこれから努力したい」

と決意を新たにします

そして、

「これまで、普段生活をしてきて、『浦和レッズの山田です』と言うと、『あの山田暢久選手ですか?』と言われることも多かった。これからは『浦和レッズの山田です』と言ったら僕の名前を言ってもらえるように。それぐらいの存在にならないといけない」

いつもより、少し大人びた表情に見えました

気負わず、背負いすぎず、のびのびと

直輝選手は直輝選手らしく、新しい歴史を築いていってもらえれば、良いんです

そこに輝く笑顔さえあれば

これからも、いつまでも、浦和レッズにとって”山田”という名は特別なものであり続けます

浦和のハート、その鼓動と共に

山田暢久選手、山田直輝選手のインタビューはもちろん、昨日の試合後の選手コメントや今日の大納会の様子、今後予定されているイベントの模様など、あすからの「You’re The REDS」も様々なREDSをお届けしていきますので、よろしくお願いします。

では

REDS WAVE 87.3 FM