3月24日 「自分のコンディションを新たな意味で強化させてもらうことができた」

どうもです201603241146000

選手達の吐く息が白い

真冬に逆戻りしたかのような大原

連休明け2日目のきょう、練習は午前10時から始まりました

ウォームアップ後は、10対10(キーパー含む)でのハーフコートゲームへ

中断期間ならではとも言えましょうか、監督は改めてこのサッカーにおける必要事項を説いていました

「奪った瞬間の縦!」

「前にスペースがあったら走り出す。ボールが出てからでは遅い」

「判断を早く、次の展開を意識。守備の時から味方の動きをしっかりと見ておく」

攻守の入れ替わりが激しく、キビキビとした試合展開が続きます

201603241109000午前11時20分、給水後には「ダイレリターンなし」と監督

「集中力をしっかり持って!」

ワンタッチでさばき、直近のボールホルダーにパスを返せないルール設定のため、的確な距離感とサポートの意識、運動量が求められることに

そして、

「次の展開を”早く”考える。二手目、三手目がどうなるか」

ゲーム再開には今一度、

「奪ったら縦!は同じ」

と強調します

ひとつひとつの精度と効率性のさらなる向上、スピード感に磨きをかけました

タッチ数などの設定により難易度が高まる分、簡単にボールはつながらず

それでも、好判断のプレーに監督は「狙いは良い」としっかり観察した上での称賛も欠かしません

よって、選手もポジティブなチャレンジを繰り返します

午前11時40分、素早いパスワークから最後は橋本選手が左足で押し込み、ラストゴール

比較的長時間の練習でしたが、中身の濃さもそれに比例していました

201603241204000
練習後も数名が居残りでもう一汗

それぞれのコンディションや考えもありますし、見えないところで努力を重ねる選手もいるでしょうから、課されたメニュー以上をこなすことへの是非はともかく、居残り組が意欲的なのは確かなこと

きのうと同様、加賀選手と橋本選手は合同自主練

天野コーチ監修のもと、ピッチ上に設置されたカラーコーン、ラダー、ポール、ハードルを用いたスプリント&ステップ&ジャンプワークでアジリティと下半身強化を図っていました

2日後には、代表組不在の中、FC東京戦を迎えます

ここで日頃出場機会に乏しい選手達がどのようなプレーを見せるか、興味深いです

201603241117000今季加入したディフェンダ-も、経過を確かめつつ、2日後の練習試合も視野に入れつつ、調整を進めています

イリッチ選手はきょう、全体練習に合流し、フルメニューをこなしました

「非常に長い時間、練習に参加できていなかったので、お陰さまで再びここで練習することができて、みなさんとこういった良い雰囲気の中で練習できることをもの凄くハッピーに思っている」

――練習に参加できなかった理由として、どのような問題を抱えていたのですか?

「ポイント的なものはそんなに大きな問題ではなかったけれども、神経的な痛み(体に)が少しあって、キャンプから帰ってきて、ここで練習している時に痛みが増してきて、治療の方に専念させてもらった」

――これから試合に出るために課題としていることはありますか?

「そうですね、この外れていた期間に色んなフィジカルトレーニングをさせてもらったし、自分のコンディションを新たな意味で強化させてもらうことができた。こうして再びチームと共に一緒に練習参加できるということは非常に良いことなので、本当に一日一日の練習をしっかりと100%努力して少しでも早くチームのために貢献できれば良いと考えている」

――監督とはどのようなコミュニケーションを取っていますか?

「もう監督から要求してくることは日本人選手と全く同じようなこと。戦術的に必要になること、自分にやってもらいたいことをいつも要求されるけど、もう本当に日常の中で監督と話す機会は沢山あるし、その時その場で必要なことをいつも伝えられている」

――以前から思っていたのですが、ゲーム中、仲間にパスを求める際に「Hey」ではなく、きちっと1人ひとりの名前をハッキリと呼べていることが好印象です

「そうですね、3ヶ月も過ぎたので、みなさんの名前を覚えても当然だと思うし、まあ普通に1人ひとりの名前を呼ぶこともできることで、それぞれも意識できると思うし、その方が良いと思う」

――発音もキレイです

「ありがとうございます(ニコリ)」

――イリッチ選手のプレーを楽しみに待っている方々へ一言、お願いします

「この時期、数試合抜けることになったことを心から皆様に申し訳ない気持ちでいます。やっとですね、もう一度自分の力を取り戻して、チームのために一日でも早く貢献できるよう、努力を勤めて参りますので、このままサポートし続けてください。よろしくお願いします」

ボールを持ってから滑らかな右足ドリブルで縦へ運ぶ推進力は、一見の価値有り

守備への切り替えの際、ポジション取りに若干の時間がかかり、中央のスペースを空けてしまうのはサイドバックの名残りなのか

とはいえ、実戦らしい実戦はキャンプでしかこなせていないので、もう少し様子見が必要なはずです

あと数日すれば、大原を綺麗な桜が囲む時期が訪れます

そういった日本らしさを感じることも、状況改善の原動力となることでしょう

いずれにせよ、きょうは練習後、インタビュー中に優しい笑顔が見られたこと、そしてファンサポーターと気さくな交流を楽しんでいた姿に安心しました

と言いながら気が早いかもしれませんが、まずは広州戦と浦項戦で相手の攻撃陣を、ヨーロッパ仕込みの貫禄で跳ね返すところが見たいです

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

3月23日 「浦和の新たな黄金時代を創るために」

どうもです

曇り空ながら、大原を囲む桜の木々が幾分かつぼみを膨らませ始めているのを見ると、春の訪れを感じます201603231227000

2連休明けのきょう、練習は午前10時過ぎにスタート

恒例の”体起こし”に念頭が置かれたメニューを中心に進行します201603231049000

代表組6名(A&U-23&U-19)が不在ではありましたが、ムードに陰りは感じられず

パス&コントロールの際には、

「善成、愛情がある!いいねっ!」

と森脇選手も率先してモリ立てます

最後に行われた1対1ドリブル&スプリントは、

「2日オフ明けで・・これは・・ハア・ハァ・・・」(那須選手)

「喋れてないよ!(ニコリ)」(堀コーチ)

というハードさでした

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永田選手は平川選手とマッチアップ

普段の試合では見せないシザーズなどの足技を繰り出し、そこから股抜きでのゴールを狙うも、通りません

「絶対やると思った!」(平川選手)

「フフッ」(永田選手)

スプリントの距離はL字に約140メートルでした

「駒井にターボが付いとる!」(橋本選手)

そのスピードと持久力に躍進の予感

練習は午前11時30分頃に終了しました

かなり険しい表情を浮かべていた那須選手は練習後、ボールコントロールやジョギングでさらに追い込む徹底ぶり

どこまでストイックなのか

加賀選手と橋本選手は2人で約40分間の走り込み

他の選手も多数がなかなかクラブハウスへ引き上げず

ゲーム形式への参加が見込まれる天野コーチも調整のピッチが上がっていました

言うまでもなく、この中断期間はレギュラーでない選手にとって、大事なアピールの機会になりそうです

IMG_20160323_144949-2宇賀神選手はきょう、28歳の誕生日を迎えました

おめでとうございます!

「早いですね、本当に(しみじみ)もう、あっという間に20代後半に来て、ただただ早いなっていう感想です」

――きょう、宇賀神選手のプレーを観ながら、《あぁ、2009年に強化指定で入ってきて…》とか思いつつ、早いようで本当に色々あったなと・・・

「どうすかね(苦笑)やっている本人としては本当に短かったなと。色んなことがありましたけど、本当に短かったなっていうのはありますし、今まで思い返してみても、浦和レッズに来て色々な経験が出来たし、色々な素晴らしい選手とプレー出来ていることにすごい感謝しないといけないと思いますし、《幸せだな》って改めて思いました」

――最近の振る舞いとかを観ていると、その一つ一つ全てに“チームが良い方向につながるために”という思いが伝わってきます

「そうですね、最初はやっぱり入ってきた時はもう自分で精一杯でしたけど、徐々に試合に出られるようになって、こう、自分の立場だったりとかを考えて、今はやっぱりいかにチームが勝てるか、あとはやっぱり浦和レッズ全体もそうですし、浦和レッズを応援してくれる、支えてくれる人達と一緒に行動したら、みんなが幸せになれるか、と考えながらやっていますけど(目を細める)」

――それだけ今、このペトロビッチ監督中心に、良いチームで、本当にタイトルが欲しいってう思いが強くなっているような…

「そうですね、やっぱり自分だったりとか、1個上の森脇君とか慎三君だったりの年代がやっぱ、多く試合に出るようになって、まぁ、今、また浦和の新たな黄金時代を創るためにはここで一つタイトルを獲って、自分達が中心になってやっていかなきゃいけないと思うので、今年こそ、まずは、もちろん全部タイトルを目指して頑張りますけど、まずは一つタイトルを、ということをより強く意識してやりたいなと思います」

――試合での判断とか見ていますと、今まで身体に刷り込まれたこともそですし、監督が考えることもそうですが、こういうチャレンジをしても良いんじゃないかっていう、宇賀神選手の試みが感じられます

「4年目になって、監督のやりたいサッカーっていうのが全員に根付いて、そこから自分達のプラスアルファの部分になるので、そこの精度を高めて、より結果にこだわってやっていけるようにやらないといけないなとは思います」

――先ほど、「新たな黄金時代」とおっしゃっていましたけど、フットレリーフが伊勢丹の前に…

「まぁ、他のあそこに足形が残っている人達はやっぱり何かを成し遂げて、そこに足形が残っていると思いますし、自分はただ、150試合を出ただけに過ぎないと思うので、あそこにこう足形を残せる…残して、《やっぱりな!》って思ってもらえるような、今はまだ150試合出たっていうだけに過ぎないと思うので、しっかりとタイトルを残して、その名に恥じないような選手になりたいなって思います」

――改めて、28歳の1年に向けて・・・きのう代表の練習に行って、原口選手の大人びた雰囲気も見まして・・・

「ハハハッ(笑)」

――そういう中に宇賀神選手もぜひ、入ってほしいなっていう感情がありますので

「やっぱり選手をやっている限りは目指さないといけないと思いますし、浦和レッズは日本を引っ張るチームだと思うので、そこで出てる限りはそういうところにいかないといけないと思いますし、この間、スペイン代表の選手が35歳でもう1回代表という記事になっていましたので、年齢関係ないって思うので、目をつけてもらえるようなプレーをもっともっとしたいなと思います」

――生え抜きの夢というかですね、そういうところ、レッズユース出身の意地というところも、ぜひ、期待したいと思います

「はい、頑張りますっ!」

インタビュー詳細は、今夜7時から(再放送は23時)の「You’re The REDS」をぜひ!

さらには、日本代表の槙野選手と原口選手のコメントに加えて、プレナスなでしこリーグの開幕を前に、レッズレディースの後藤選手、ジェフ千葉レディースの櫻本選手、AC長野パルセイロレディースの坂本選手のインタビューをお届けします

では

3月18日 「勝利への道」&「そんなに意識しすぎてもしょうがない」

どうもです

強い風、優しい陽射しに、鼻弾む201603181309000

「花粉症・・・・っすね、今年から(苦笑)」(伊藤選手)

春の扉が開き始めた大原で、広州戦2日後であり湘南戦2日前の練習は午前11時から約1時間に渡って行われました

広州戦スタメン組はリカバリー系メニューで調整

それ以外のメンバーは7対7のハーフコートゲームで汗を流しました

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◇◆◇宇賀神選手◇◆◇

――先日、貴重な勝ち点1を得て、帰ってきてすぐまた湘南との試合です。次に向けていかがですか?

「そうですね、広州戦は、非常に苦しい試合でしたけど、あのアウェイの中で勝ち点1を取れたというのはポジティブですし、あの中でやっぱり全員が闘えたというのは、自分達の自信になるもので、次の湘南戦まで時間がないですけど、その自信を持ってまた湘南と戦えればいいかなと思いますし、湘南はシーズンもそうでしたけど、今シーズンに入ってからより湘南のスタイルっていうのを確立していて、非常にハードワークしてきて厳しい相手になるかなと思います。けど、この過密日程の中、自分達がより多く走ることが勝利への道かなと思います」

――岡本選手とのマッチアップであったり、色々楽しみな面が…

「そうですね、ずっと長く一緒にやってきてる選手ですし、お互いに特徴をわかっているので、そういうところのつぶし合いを含めて非常に難しい試合になると思いますけど、やっぱりそういう選手と公式戦のピッチに立ってプレーするというのは非常に楽しみですし、直輝だったりツボさんも出てくれるとすごく楽しいかなって思います」

――平塚といいますと、久々のゴールも…

「そうですね、去年、あそこで点とって良いイメージなので、点取りたいなと思います(ニコリ)」

◇◆◇遠藤選手◇◆◇

――マイクを向けられる理由というか、何となく察しがついているかと思いますが、あさっては非常に楽しみなゲームなのでは?

「そうですね。まぁ、昨年までいたチームなので、僕自身すごく対戦が楽しみです。ただ、まずは自分がしっかり試合に出ることだけを考えて練習をしなきゃいけないと思いますし、チャンスをもらえればしっかりこのチームの勝利に貢献できるようにやっていきたいですね」

――今、過密日程の中で闘えている自分自身への手応えなどを感じている部分はありませんか?

「まぁ、こういう連戦はチーム、クラブとしてはなかなか経験できないことでしたけど、代表ではけっこう、中2日とかで連戦があったりとか、そういう試合経験がなかったわけではないので、いつも通りやれてますし、まぁ、遠征には帯同してたけどあまり試合にもそこまで出たわけではないので、体調は全然大丈夫です」

――昨年まで通っていたスタジアムでの赤いユニフォームってどんな心境なのでしょうか?古巣に行ってみないと…なところがあるでしょうけど…

「そうですね、まぁ、やっぱりホームで戦ってた場所がアウェイになるっていうのは、また少し違った雰囲気での試合になると思いますけど、そこまで意識せずに、このチームでベストを尽くすことが一番ですし、個人としても、まぁ、少しでも成長した姿を湘南サポーターの皆さんに見せられればいいですけど、そんなに意識しすぎてもしょうがないですし、普段通りでできればいいかなと思います」

――まだ早い感じですか?開幕して直ぐに迎えるっていう感じで

「確かにそうですね。でも、時期はいつでも変わらないかなとは思いますけど」

――湘南のあの走るスタイルを対戦相手としてどう打ち崩すかっていうイメージはありますか?

「アグレッシブに来ると思うので、それに負けないくらい自分達も積極性ってのは出さないといけないと思いますし、シンプルに…走力もそうだし、球際に闘うことだったり、攻守の切り替えというのが一番のゲームのポイントだと思うので、そこはどのチームとの対戦でもそうですけど、湘南との時にはより意識しなきゃいけないと思いますし、その中でもやっぱり自分たちのボールを動かす技術だったり、そういう精度というところを見せていければ良いと思いますけど」

――一昨年まで緒にプレーしていて、逆に敵になることが楽しみな存在っていますか?

「全員。一緒にやっていた選手とマッチアップするのは楽しみですし、昨年まででは絶対にマッチアップしない選手とマッチアップすることになると思うので、初めての対戦ですし、楽しみですね」

――湘南のサポーターがどういう迎え方するかはわからないですけど、レッズの赤いサポーターが味方となって、力一杯の声援を送ってくれると思います。そういった仲間へメッセージをお願いします

「本当に、ホームではもちろんですけど、アウェイでも沢山の方に来ていただいてすごく僕らの力になっているので、次もアウェイになりますけど、必ずチームの勝利に貢献できるように頑張るので、応援よろしくお願いします」

宇賀神選手と遠藤選手のインタビューは、今夜7時からの「You’re The REDS Friday」19時台の中でお届けします

では

RED A Live 2016.3.12 VS 福岡

埼玉スタジアム2○○2で行われる、「2016明治安田生命Jリーグファーストステージ第3節・浦和レッズ対アビスパ福岡」の模様を実況生中継します。

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◇◆◇梅崎選手◇◆◇

「改めて5年前を思い出しました。その時感じた感情というか、生きていることが本当に幸せということ、サッカーができることに対しての幸せというものを当時すごく感じましたし、それは今でも忘れてはいけないです。僕にとって何が出来るかと考えたらサッカーで東北の人にユニフォームを着て元気に映ることしかできないので、元気をみんなに届けられるようなプレーをその試合では魅せたいです。選手をやっていく上で日々努力していくだけです。何というか…、当時は、チームにおける立ち位置、現実にびびっていたというか、今ある現状をすごく恐がっていましたし、サッカー選手としてその怖さというものが、当時と比べて全然なくなってきましたし、楽しんで、もっと高いところでやれてるかな、すごく大きな変化だなと思っています。何ができるかっていうのは、大きなことはできないかもしれないですけど、サッカー選手という特別な職業にいるので、それを使わない手はないだろうとは思います。そこに喜びを感じて、選手としてできることをやっていくだけです。また大きな舞台に行けば行くほど観てくれる人が多くなりますし、そういう舞台に行けるように一歩一歩、力をつけてピッチで魅せていきたいですね」

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実況M

RED A Live 2016
「浦和レッズ 対 アビスパ福岡」
…3月12日(土)13:30~16:15(延長の場合あり)
提供/ポラスグループ

Come On! REDS…12:00~12:55
REDS After The Match…17:00~18:55

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・放送エリア以外でもサイマルラジオ(PC・スマートフォンなど)でお楽しみいただけます!!

・これに伴い、当日は番組編成を以下のように変更します。
12:00~12:55 Come On! REDS
13:30~16:15 RED A Live 2016(延長の場合あり)
17:00~18:55 REDS After The Match

19:00~20:55 RED A LIVE2016(再放送)

・以下の番組は休止します。
12:00~12:55 REDS Supporter’s Eye
15:00~15:55 AKANEのCatch The Music

 

3月10日 「ちょっと考えすぎていたのかなと思う」&「そこの勇気は凄く大事」

どうもです

ホームでの福岡戦を2日後に控えたきょうは、恒例のミーティングを経て午前11時30分からトレーニングが始まりました

201603101152000

冒頭にはステップワークで足腰に負荷をかけ、その後はいつも通りにとりかご、パス&コントロールといったウォームアップをこなし、お昼の12時からは11対11でのゲーム形式へ

ピッチ上には3ライン分の赤いマーカーが設置されます

「赤(ビブスなし)は奪ったら速攻、スプリント」(監督)

ビブス組がボールを保持した際は、ビブスなし組が区切られたゾーン毎に5-4-1と待ちかまえるハッキリとした守備陣形を形成

「動かしながら意図を持って連動して動くよ!パススピードを上げて!」(監督)

西川選手のパスからゲームはスタートし、ビルドアップ時は5-4-1の”1”のみが追い回してきます

そこから”4”のゾーンへ縦パスを入れ、次は”5”へと侵入していき、2つの守備ブロックを打ち崩していくイメージです

201603101215000「我慢して我慢して、動かして」(監督)

ボールを失った際には最初の説明通り、ビブなし組が素早いカウンターを繰り出します

すなわち、よりゲームに近い形で行った攻撃のイメージ共有&カウンター対策とも言えるでしょう

相手にボールが渡っても密集地帯で素早く守備へと切り替え、二次攻撃へとつないでいたシーンも少なくありませんでした

「慌てない慌てない、無理だったらやり直す!」(監督)

最終ラインでボールを回しつつ、くさびのパスが入れば「ズラッ!」と声を張り上げた森脇選手

「?・・・ズィライオ!・・・」と名前を呼び直してもパスはこなかったものの、抜群のフリーランで相手を釣っていました

お昼の12時25分過ぎ、マーカーのうち2つは撤去され、

「ノーマルで行こう」(監督)

ビブなし組のライン設定の目安のみは残った形のオープンなゲームへと変わります

「動かして動かして動かして動かして!慌てない!タイミングタイミングタイミング!」(監督)

”広げる、絞る”という距離感の保ち方、きのう指導が入っていた「無闇にポジションを落とさない」ことも含め、今一度”規律”が確認されていた印象です

思うようにフィニッシュへは至らないものの、選手達はピリッとしたムードで意欲的

お昼の12時37分、バイタルでルックアップした柏木選手のスルーパスに興梠選手がヌルッと抜け出し、右からの折り返しを阿吽の呼吸でファーサイドに飛び込んだ武藤選手が左足で押し込み、ラストゴールが決まります

最後は気持ちの良い、流れるような展開からなる得点シーンでした

「しっかりとゴールを決められて良かったし、ああやって崩して“サイドから中”というのは空いてくるので、そういうところに飛び込むのは自分の特徴なので、試合で出したい」

と武藤選手

代表合宿については、

「ミーティングでも『裏を狙わなければいけない』という話があった。日本サッカー全体への課題でもあるし、レッズの映像(先日のジュビロ戦)も流れて、足もとで受けに行き過ぎているという映像もあったので、そういうのも観て、《やっぱり裏を習わないと崩れないんだな》と思ったし、それが代表にもつながると思うし、もう少しディフェンスとの駆け引きをしないといけない。浦和には浦和のサッカーがあるので、全部が全部、みんながみんな裏を狙うわけではないけど、ボールを引き出しながらも裏を狙う駆け引きを、自分のマーカーと相手ディフェンスラインとの間でしないといけないと思った」

コンセプトは、レッズと通ずる部分も当然あります

「攻守の切り替えを早くするというのもレッズでやっているので、代表でもそんなに違和感ないし、今まで裏を取らなかったというよりはむしろ去年の良いときは裏を取りに行っていたので、そういう意味で今は相手が引いてきたときに、例えば前の3人がポジションをローテーションして崩すとか、ちょっとそういうところを考えすぎたのかな。ちょっとキレイに崩しに行こうと考えすぎたかなというのはあるので、相手が引いてきてももっと積極的に、まずは《目の前の敵に勝つ》そんぐらいシンプルに考えた方が去年みたいな良さがまた出ると思う。ちょっと考えすぎていたのかなと思う」

あすで東北地方太平洋沖地震の発生から5年

当時、仙台で震災を経験したレッズの背番号9は、

「あの年は気持ちで動かしたような試合が多かった。サッカーは気持ちが大事。そういった根本的なところをまずは見直すというきっかけにもなるし、3月11日は色々なことを考える機会になる」

と表情を引き締めました

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◇◆◇遠藤選手◇◆◇

――代表合宿を振り返って

「改めてハリル監督のやりたいサッカーを確認したし、『これからは第2段階に入る』という話でしたし、そういう意味ではまたさらに《A代表に入り続けて成長したい》という思いは強まった」

――第2段階

「今までやって来たことのクオリティーを上げるというところだと思う。シンプルに守備では『ゾーンプレス』という話が出たけど、ブロックを作りながら前線からしっかりプレスをかけることだったりとか、『ボールを奪ったら縦に早く向かっていく』という姿勢を見せるところの『精度を上げていきたい』という話だった」

――レッズのサッカーと通じる部分もあるのでは?

「はい。まあチームの中で自分がしっかりやることが一番だと思うし、浦和で試合にしっかり出場することを考えながら、A代表につながっていけばと思うので、やるスタンスというのは特に変える必要もないと思っているし、自分の良さをどのチームでも出せるようにしていきたい」

――3つ(A、U-23)のチーム中で、レッズのサッカーの楽しさ、好きなところはどこですか?

「凄く攻撃的なサッカーなので、ボールを持った時にどう自分のビルドアップの良さを出していくのかというところは、面白さを感じるし、一方でまだまだ難しさを感じながらプレーしている。そこは凄く充実した期間を過ごせている」

――きょうの練習ではブロックをどう崩すかの意思疎通がなされていた印象です。湘南時代はここまで毎回のように引いてくる相手との対戦が多くはなかったと思いますが、レッズの一員としてどう進化していきたいですか?

「ひとつはシンプルにパスの精度を上げること。あとは足もと足もとだけじゃなくて、こういうブロックを敷いた相手に対しても裏のボールだったりとか、そういう使い分けが大事。裏に出すのってけっこう勇気がいるプレーだし《失ったらどうしよう》となってしまうけど、そこの勇気は凄く大事だし、そうしないと崩せないと思う。チャレンジのボールは自分の中で意識している」

――チャレンジという部分で、きょうのゲーム中盤以降は、右WBの梅崎選手を追い越すようなシーンも見受けられましたが、それも有効的な手段

「そうですね、そこのローテーション、コンビネーションというのは話ながらやっている。梅君が中に絞ったときに自分が高い位置を取ってボールを受けることだったりとか、そこに良いタイミングでボールが来るので、そこは凄く良い関係ができている」

――走っているところにボールが来る確率が高いのもレッズならではでしょうし

「そこの精度は高いと思う。けどそこのズレが出てくると、なかなかうまくいかない時間帯があったりだとか、ちょっと雰囲気が重くなってしまうときもあるけど、そういうときにいかに焦れず、失点しないで守っていくところなどは意識したい」

――カウンターを受けて、背後を突かれて、明らかに間に合わなくても最後まで歯を食いしばりながら、一縷の望みにかけて走っている姿にとても好感が持てました

「はいハハッ(笑)うーまあ、こういうサッカーをしていると、やっぱりそのー、奪われたあとの切り替えというのも求められるので、まあ何か・・・ディフェンダーということを意識するとまずはゴールを守らなければならないのが仕事なので、間に合わないと思ってもしっかりスプリントして帰るというのは意識しているし、その意識付けが試合に出ると思う」

――次もホームゲーム。埼スタでプレーすることの楽しさなど、感じている部分はありますか?

「ゴール裏の雰囲気とかは凄いし、もちろん、ゴール裏だけでなく周りも多くのサポーターに来てもらっている。その声援が凄く後押しにもなるし、自分にモチベーションを与えてくれるので、そこは凄い感謝しないといけない。そこはやっぱこのスタジアムならではの雰囲気かと思う」

――【We Are Diamonds】を歌い、共有する時間も素敵

「やっぱその瞬間がサポーターの皆さんと本当に勝利を分かち合える瞬間だと思う。この前は悔しい思いをしてサポーターのみなさんにも残念な思いをさせてしまったので、次は本当に勝ちたい」

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

3月9日 「“細かいことが試合につながる”というのを教えてもらった方」&「監督を信じるしかないからね」

どうもです

福岡戦3日前201603091154000

きょうについて言えば、ひと月前にタイムスリップしたかのようなヒンヤリ冷たい空気でした

大原での練習は午前10時からスタート

曇り空も相まって、照明に火が灯る中、ウォームアップ後は9対9でのハーフコートゲームへ

監督は「パススピード」と「タイミング」を強調

そしてゲームの後半、給水明けの際には、ジュビロ戦を踏まえた指導を加えます

「シャドーがあまり早く落ちてきてはターゲットにならない。動き出しのタイミングを考えるように。全部をもらおうとしなくて良いから。タイミングが大事。味方との連動をしっかり持って、考えて」

練習は午前11時25分、左サイドから流れてきたボールをズラタン選手が頭で後方にすらし、そこに待ちかまえていた梅崎選手が冷静に左足で蹴りこみラストゴール

連動性の感じられるフィニッシュでした

201603091054000

代表組不在に伴い人数は少なかったものの、この時期だからこそ自身の存在を示せた選手もいるでしょう

平川選手は右サイドからのカットインでペナ内右45度に侵入し、左足で豪快にニアハイを突くシュートでゴール

相変わらずの安定感です

練習後には、ルーキーイヤーに間近に存在した”お手本”で次の対戦相手の指揮官である井原監督についてお話を聞きました

――2002年、選手時代の井原さんと一年間プレーしたというのは平川選手にとってどのように残っていますか?

「うーん、そうですね、僕が新人でね、右も左も何もわからない状況で本当に・・・井原さんは新人選手と一緒に寮に住んでいたので、そういった意味では触れ合う機会が多かったし、色んなものをまず第一に勉強させてくれた人物の1人。非常に偉大な先輩。(サッカー少年の頃は)あんまり試合とかを観なかったし、そんなにサッカーを観て育っていないので、そこまで逆に偉大さを感じすぎてというよりは、《あー有名で素晴らしい選手》と一緒にできるというのは、非常に嬉しいと思ってやっていたぐらいですかね」

――福田正博さんとは試合前泊の際に同部屋になることが多くて、気を使って早めに寝ていたそうですが、井原さんはもう少し・・・

「そうですね、フクさんの方が威圧感はあったかなぁって感じだけど(苦笑)井原さんは本当に優しいお兄さんという感じ(笑)」

――特に印象に残っている思い出はありますか?

「特にこれといってはないけど、本当に練習から、試合から、ディフェンスの面では非常に細かい指示を出してもらったし、『あーいうシーンはこうしていこう』とか色んな話し合いを通じて、選手間でコミュニケーションを取る大切さであったり、そういった非常に“細かいことが試合につながる”というのを教えてもらった方」

――次、監督として対戦できますが、楽しみな面が強いのでは?

「そうですね~(しみじみ)昨年、素晴らしい成績を残してJ1に来たということで、僕たちも“J2から上がってきたチーム”というよりは、“非常に良いチーム”だと思っているし、本当にリスペクトして闘わないといけない。まずは監督が井原さんということで楽しみだし、そういったところまで自分がやれているというのが良かったことだし、井原さんも引退してから指導者の道に行って成功されているので、そういった部分も色んな話を聞けたらと思う」

――平川選手も若い選手に憧れられていて、お手本になっていますから

「いえいえ、はい、頑張りたいと思う」

――花粉症でツライのにすみません

「大丈夫です(ニコリ)」

李選手も試合に出れば何かをしそうな気配をプンプン漂わせています

――この間のジュビロ戦ですけど、ベンチからのあのオーラとかを見ていても、何かやってくれるんじゃないかなって期待もあったんですけど、どんな風に見ていましたか?

「体も良いし、練習中も疲れてないしね、チャンスが来れば直ぐ出たかったですけど」

――昨年からの良い状態が続いている感じがします

「まぁ、準備しているだけなんでね、使う、使わないは監督次第だし、あそこはね、監督を信じるしかないからね」

――顔のことで恐縮ですが、、ここの傷(右眉の上)が痛々しかったんですけど、どうやら・・・

「治った。それはね、治り早いんで(ニッコリ)」

――元はといえば何だったんですか?

「あれは、ちょっと当たって、頭が当たってパクリといっちゃんたんです(苦笑)」

――縫ったりとかは?

「縫わなかったですね」

――そうですか。いやぁ、よかったです。もしそのままで続いちゃったら…と思ったんで…

「そうですね(笑)」

――今見たらもう…

「けっこう、肌色になりましたよね」

――そうですよね

「ありがたいです。また、よく見てくれてますね」

――あともう1個、濱田選手、2014年に1年間共にプレーしましたが…

「水輝?」

――練習でのゲームで対峙する場面もありましたが、どんな印象ですか?

「まぁ、頭使ったサッカーをやる選手だなって印象あるんで、身体能力以上に読みだったりそういうのがけっこう冴える選手だなって、感じとしてあります」

――手強いですね、そう考えると。相手も李選手のそういう特徴もわかって…

「そうですね。左利きなんで、左を切ればいいと思っているところを逆手にとりたいと思います(ギラリ)」

平川選手、李選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」をぜひ!

さらには、レッズレディース・筏井選手のインタビューもお届けします

「ジェフの時は、何か分からないけどレッズに負けたくないという気持ちがあった。気持ちや粘りの部分で強さを出して、絶対負けたくないという気持ちでやってきた。先輩にも引っ張られていて、そういうのが強みだと思っていた。レッズは若いというのはあるすけど、そういうことも出来るようになると本当にもっと強いチームになると思う」

お楽しみに

では

3月8日 「僕ら出ていなかった選手がこれから躍動するチャンスでもある。チームの助けになるように」

どうもです

オフ明けのきょう、ひと月201603081157000先へタイムスリップしたかのような陽気の大原で、練習は午前10時から始まりました

まずは人工芝ピッチで約30分間、体幹トレーニングを実施

その後は天然芝ピッチへ移動し、キーパー陣は専用メニューへ

201603081051000フィールドプレーヤーは、ステップワークや坂道ダッシュで足腰に負荷をかけ、午前11時からはパス&コントロールでボール感覚を養います

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約45秒間、ワンOnワンを行い、笛の合図と共に向こう側対角線上のコーナーフラッグ付近までをL字型に約140メートル走り、そこでまた1対1、という反復メニューです

中でも、李選手と青木選手の攻防は見ものでした

ギラギラとマイナスイオン

日頃は空気感が正反対の2人ですが、ピッチ上にはバチバチとした熱気が充満します

オーラは違えど、サッカー選手たるもの負けず嫌いに変わりなし、ということを再認識しました

練習は午前11時30分頃に終了しています

201603081117000すでに何度か紹介していますが、始動日から話題となっている新しいトレーニングマシーンを用いた懸垂について

「最高で5回ぐらいかな。棒の持ち方にもよるけど、俺は腕が短いので(苦笑)」

そう自虐的にハニカムのは関根選手

「このトレーニングが始まってから、ゆっくり時間をかけながらの腕立てを出来る選手が増えた」

と明かすと、しばらく間をおき、

「まあ、俺は元から出来ましたけどね(ニヤリ)」

おっ、やはり大物

こちらが「最近、胸板が厚くなったように見えます」と印象を伝えると、

「マジスカ!?そうかも・・・実はっすねー・・・」

何か、努力のエピソードが出てくるかと思いきや、

「昨年よりシャツのサイズを小さくしたんすよー(ニヤリ)」

この日記では久々の”関根節”でした

なでしこJAPANはつかめなかったリオへの切符

この世代屈指のサイドアタッカーには、ぜひともメンバー入りを果たしてもらいたいです

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もうひとつ、体起こしのフィジカル系メニューとして新たに加わった、1対1&スプリントについては梅崎選手にお話を聞いています

――ドリブラーの梅崎選手がどのような仕掛けを繰り出すか、見ている側は非常に興味深いです

「アーハイッ!(笑)まあそうですね、凄く、何て言うんすかね、サッカーというかゲーム(試合)に近いフィジカルトレーニングなのかなと思うので、ただ単純に走るよりかは違った負荷もかかるし、追い込み方では(シャトランよりも)キツイ。もちろん1対1の攻撃だけでなく守備での練習になるので、凄く良いトレーニングだと思って取り組んでいる」

――確かにきょうも絶妙な間合いで阿部選手のドリブルを止めて、かき出すのでなくすぐにマイボールになる奪い方が出来ていて、「ハッ」とさせられる面がありました

「今年、守備というのは自分の中でひとつのテーマとして置いている。1対1の攻撃だけでなくより守備でも強くなることによって、自分の更なる成長が見えてくると思うし、それは攻撃にも活かされると思う。守備に対してのモチベーションも非常に高い」

――ドリブルで仕掛ける時は、事前に《こう交わそう》とかイメージしてから距離を詰めていくのか、それとも咄嗟の判断で足が自然に動くのでしょうか?

「まあどちらかというと、“自然”かなという感じはある。槙野とかと対峙していると、色々と考えさせられる。間合いがちょっと違うので」

――多くのサッカー少年に、平日ではありますが火曜日のこのトレーニングにおける梅崎選手のドリブルを見てもらいたいです

「ハハハッ(笑)テクニックはそんなにないすけど、魅せられるように頑張る」

――レッズサポーターに“梅崎司”がハッキリと認識されたのが、大分に所属していた06年。夏にビッグアイでレッズと対戦した際に左サイドからカットインして鈴木選手を思いっきりかわしたシーンだと思います

「あーはい(ニコリ)そういうシーンをね、多く作れるように、コンディションも凄く良いし、フィーリングもかなり上がってきているので、魅せていきたい」

――先日のジュビロ戦ですが、残念な結果に終わりました。ベンチからはどんな心境で戦況を見つめていましたか?

「非常に見ていて歯痒かったし、なかなか崩しきれるシーンというのも少なかったし、《自分が出て何とかしたい》という気持ちもあったけど、ああいう形で追いつけたけど、勝ち越されたというのは、チームとしても痛い一敗かと思う。だけどね、僕ら出ていなかった選手がこれから躍動するチャンスでもある。チームの助けになるように1日1日を大事に上を目指してやっていくことが大事」

――おっしゃる通りで、今は代表組がいない中でのトレーニングあすもあります。梅崎選手のような気概がチームがさらに良くしてくれるのだと感じています

「もう準備はずっとしている。来たときに答えるだけ」

――次は福岡戦

「まあ、ジュビロ戦と似たような展開になるのかと思うし、そこでどう崩していくか、集中力崩さずに90分間闘うことが非常に大事。そこをイメージしながら準備したい」

――かつてのチームメイトも在籍していて、特に堤選手は同じ“調子乗り世代”なので対戦が楽しみなのでは?

「もちろんですね(ニコリ)やはり昔から知っている奴だし、アンダー世代から一緒にやっていたので楽しみな面が多い」

――堤選手は09年の大ケガを乗り越えてから、筋肉が増えて体が強くなった印象も受けますが、彼のストロングポイントをどう感じてますか?

「クレバーさじゃないですかね。どんな時でも冷静だと思うし、足元の技術が凄いしっかりしている。確かに体は強い」

――あれだけ左右遜色なく蹴りこなせるディフェンダーもそう多くない

「そうすねっ!なかなかいないタイプのディフェンダーだと思う」

――本当に、色んなチームでレッズ出身の選手が活躍しているのは誇らしいですし、刺激になるのでは?

「そうですね、やっぱりレッズにいた選手が活躍しているのは刺激になるし、またこうやって対戦する状況がね、どんどんどんどん増えてきているので、それはひとつの楽しみ。まあ、ね?一緒に闘った仲間だけど、試合になれば別。しっかり叩きのめしたい」

――正に。サポーターもレッズ出身選手の勇姿を見たい気持ちもあるでしょうが、一番はそこを打ち破るレッズの選手のプレーに期待しているはずです

「はい!頑張ります!!(闘志を秘めつつニコリ)」

2014年の終盤に堀コーチと共に居残りでヘディング練習(同年11月頃の日記参照)に励み、昨シーズンの序盤には「初めて」というヘディングでのゴールを記録

飽くなき向上心を抱く赤き求道者は、練習の成果を本番で体現する力に優れます

地道な努力で梅咲かす

今年は守備でさらにレベルアップし、チームを救う”何か”をもたらしてくれるでしょう

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

REDS WAVE 87.3 FM