8月9日 「きっと何かしらできるでしょう」

どうもです

オフが明けてのきょう午前、真夏の太陽が照りつける中、恒例のフィジカル系メニューが行われました

引き上げてくる選手達の表情は比較的爽やかで、先週の《くたびれた~》という雰囲気はあまり感じられませんでした

この暑さに慣れてきた様子です

そのあたりはさすが、アスリート!20160809_101727-1

◇◆◇イリッチ選手◇◆◇

――日本の暑さが本番を迎えました

「非常に暑い中どうしようもないですけど、そういった状況の中で練習させてもらっています。30度くらいという温度の中での経験が今まで別になかったわけではないですけど、湿気ですね、湿度があまりにも高くて、非常にびっくりしました」

――その中、プレーなどで心掛けていることはありますか?

「何が起きたとしても常に自分のベストを練習の中で本当に日々から心掛けること、そうすることによっていつか自分がそのチャンスをものにした時に自分が、例えば、責任を任せられる時にタイミング良くしっかりと自然と良いものが生まれるという風に僕は信じていますので、本当に日々、こういった練習の中で自分のベストを尽くすことが結果につながると思っています」

――今までもそういった経験はありますか?試合に出られないところからチャンスを得て、チームに貢献したような…

「今までありましたけど、今年のような経験は初めてですね。こんなに長くプレーできていないのは初めてですね」

――今、練習を見ていますと、ゲームの中でのチームメイトのパス交換、あとは守備でも助け合いながらプレーを成功させる機会が増えているように見えます

「第一、何が一番良いかと言いますと、現段階ではチームが連勝を続けていますし、非常にチームとしての結果が保てている状態でやれていることです。その次に自分自身として先ほど言わせてもらったように、毎日ここで100パーセント自分のことを追及することによっていつかそのきっかけが来た時には絶対にそのチャンスをモノにできると思うので、もう本当に周りの人間達と、周りの選手たちと仲良くしっかりといい関係を持ちながら、そういった日々の練習を皆さんと一緒にやらせてもらっています」20160809_102022-1 ――子供たちがたくさん観に来ていますけど、子供のうちにこういうことをしておいた方がいいというアドバイスありますか?

「この時期、彼らが僕らの練習をこうやって見てくれることによって、きっと彼らの中できっと大きな将来のために何かにつながると思います。こういった形で色々な有名な選手、色々な非常にサッカーのうまい選手が目の前でプレーすることによって、きっと彼らの中で吸収できるものがあると思いますし、将来のために何かと役立てれば僕はうれしく思います」

――オリンピックの期間、時差もありますけど、何か注目していたり興味を持っていたりするものとかありますか?

「個人的には、スロベニア人としてそんなに多くの期待を得られているような種目はないですけど、僕が好きなのは基本的に球技で、水球とか、昨日もハンドボールのスロベニア対エジプト戦がありましたけど、その試合を見させてもらって、そういった特に球技の試合を面白いので見させてもらっています」

――ご自身のプレーを早くスタジアムで見たいと、毎日練習でイリッチ選手のプレーを見ながら思っています。改めて、ここから先への意気込みを

「まずはじめにその期待に非常に感謝しています。もし、その日が、僕自身も1日でも早くこの日が来ることを待っていますけど、その日が来た時には、本当に僕自身も非常に楽しみにしていますし、僕自身も何がどういう風にプレーをすることができるかわかりませんけど、きっと何かしらできるでしょうと、僕の中でも非常にワクワクしています。きっと、良いプレーを見せられることを皆さんのためにも見せていきたいと思いますので、皆さんもその時にはよろしくお願いします」

――「練習は嘘をつかない」という言葉があります

「それが事実です。嘘はありませんよね!」

――Good luck!

「アリガトウゴザイマス!(ニコリ)」

イリッチ選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

RED A LIVE 2016.8.6 VS 湘南

☆湘南戦を実況生中継20160805_161510

埼玉スタジアム2○○2で行われる、「2016明治安田生命Jリーグ
セカンドステージ第7節・浦和レッズ対湘南ベルマーレ」の模様を実況生中継します。

◇◆◇武藤選手◇◆◇

「やっぱりゴール決めると充実した気持ちになりますし、また次の試合がすごく楽しみな状態なので、明日の試合でも良い結果を出せるように頑張りたいなと思います。やっぱりウチのチームの良さというのは明るさというか、練習に対してすごく前向きにやっていくことだと思うので、すごく充実した練習だと思いますし、この暑さの中やっていれば夜はもうちょっと涼しく感じると思うので、まぁ、湘南という相手だからというのもありますけど、しっかり走り負けないようにしたいなと思います。そこで絶対負けてはいけないと思いますし、負けなければ試合は確実にウチのペースに持ち込めると思うので、まずはそういう走ることだったり、球際だったり、基本の部分で負けないように気持ちを入れて戦いたいなと思います。前からプレッシャーかけてくるのではないかという予想もできるので、そういうところでいかに相手の裏を取ってそういう部分をついていくというのが重要になってくると思うので、動き出しの部分で違いというのを見せられたらいいなと思います。やっぱり、本当に拓也とやるのが凄く楽しみなので負けたくはないですし、前回アウェイでやった時には試合には勝ちましたけど、僕はゴールも決められなかったので、できれば拓也を抜いてゴールを決めたいなという希望があります。本当に歴史に残る節目のゲームだと思うので、今までそうやって作り上げた選手とサポーターがいるので、また明日も一丸となって勝利で500試合を飾れたらいいなと思います。オリンピックを観て、PKの瞬間は僕も何か緊張する感じでしたけど、決めてくれてよかったですし、日本は残念な結果になってしまいましたけど、やっぱり慎三さんのポストプレーだったり、世界に通用するところを見せていたと思うので、凄く刺激になったので、僕たちも頑張りたいなと思いました」
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RED A Live 2016
「浦和レッズ対湘南ベルマーレ」
…8月6日(土)18:00~20:45(延長の場合あり)
提供/ポラスグループ

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Come On! REDS…17:00~17:55
REDS After The Match…22:00~23:55

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・放送エリア以外でもサイマルラジオ(PC・スマートフォンなど)でお楽しみいただけます!!実況M

8月4日 「誰よりも走りたい」

どうもです

湘南戦を2日後に控えたきょうは、恒例の室内ミーティングを経て午前10時過ぎから練習が始まりました

午前11時からは、11対11でのハーフコートゲームへ

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「足もとか、裏か」

と監督はパスと動き出しの的確な判断を促します

サイドへ大きく展開する場面があれば、その揺さぶりによって中央を抜け出すパターンもあり

特に、ワントップに入った李選手は巧みなフリーランでフィニッシュへ持ち込み、なおかつネットを揺らすシーンを多く創り出していました

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「バランス!切り替え!」

気候の暑さを気持ちの熱さで吹き飛ばすかのように、声を絶やさず精力的に動き回る選手達

時には試合さながら?それ以上とも見受けられる、激しい球際の攻防も

「休むな!最後まで!…モリーーッ!」(槙野選手)

盛夏の熱気を追い風に

意欲的なムードからは、この厳しい気象状況を、むしろ力に変えるかのような気概が感じられました

午前11時28分、ズラタン選手がズラタン選手らしいゴール前の落ち着きから右足でのラストゴールを決め、練習は終了しています

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◇◆◇高木選手◇◆◇

――さらに暑さも増していますが、そういった中で充実してプレー出来ているように見受けられますが、いかがですか?

「そうですね。かなり意識的に走ることは出来ているし、自分の苦手としている部分を克服しようという努力はしているので、それが成果につながってきているというのは、自分としてもプレーしていて、嬉しいことです」

――どのようなことの克服を?

「まぁあのー、単純に、チームのために走るというところで、切り替えのところであったり、守備でプレスバックしたりとか、常に動きを止めないように、という部分ですかね」

――「チームのために走る」というのは、今までも当たり前のことのように思っていたことでしょうが、改めて強く意識するようになった心境の変化というのは?

「それはやっぱり、このチームに来て、やっぱりなかなか試合に思うように出場でき無かったという部分で、思い知らされたことなので。そういう部分をしっかりと…自分では、今までの自分ではやっているつもりでしたけど、それは出来ていなかったというか、まだまだ足りていなかったというところを、先輩達の指摘によって自分でより見直して、実行することが出来たので、それはやっぱり周りの環境というか、選手達のおかげかなと思います」

――特にその中で強く心を動かされた誰かからの声というのはありますか?

「それはもう(苦笑)柏木陽介さんが、しっかりと厳しい…あのー、声で、あのー(汗)自分を鼓舞してくださったので(ニコリ)そういう部分で本当に、感謝しているし…やっぱり、厳しさの裏には優しさがあったんだなと自分も気付いたし…最初はちょっと折れそうな部分もあったけど(苦笑)…でも一生懸命プレーしたら、褒めてくれるし、そういうのがやっぱり自分の中でも嬉しくなったというか(ニコリ)チームのために走るのが気持ちよくなったので(笑)今は凄く良いメンタルでサッカーが出来ていると思います」

――ボールを受けてからアクションを起こすタイプですが、だけではない。きょうのゲーム形式では流れるようなつなぎからウメサキ選手が送り出した絶妙なラストパスを吹かしてしまった場面がありましたが、チームプレーの“ありがたみ”をさらに感じるようになったと

「そうですね!自分で戻って守備をして、奪って、一生懸命つないだボールが最後、自分のところに来るというのはまたそれはそれで面白いのかなと思うので、まあ…ドリブルシュートだけではないというか…それはまあこのチームに来てから強く覚えさせてもらった要素ではあります」

20160804_110918-1――走るという部分で、2日後はそれを前面に押し出してくる湘南との対戦です

「本当に今、自分が意識して取り組んでいる部分を発揮する絶好の相手だと思うので、誰よりも走りたいなとはまず思いますけど、まぁ走ったからといって質を落としてはいけないので、その辺で逆にオフェンスの部分も怠らないように、しっかりと良い判断をして、フィニッシュで自分が行けるところは行って、そろそろ点が獲りたいっすね!(ニコリ)」

――確かに、今このように試合に出られているタイミングでゴールを。次はホーム通算500試合という節目でもありますから

「はい、そうですね。そうやってこのクラブが積み重ねてきたものを今また、出す時だと思うので、しっかりと出るからにはその責任を果たしたいと思います」

高木選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

8月3日 「きょうはほんまに疲れました」

どうもです

立っているだけで、じわじわと汗

黒いものを身に付けているだけで、そこは途轍もない熱を帯びる

大原はまさに、炎天下

湘南戦3日前の練習は、午前9時から始まりました20160803_100449-1メインのメニューとして行われたのは、4分の3コート”ペナペナ”での11対11

監督からは主に、お互いの関係性を意識させる指導が入ります

「次の選手がダイレでさばける持ち出し、パスを!」

「あらゆる状況で選択肢を持つように!」

夏場の厳しい暑さの中での闘い

組織として連動しなければ、スタミナは消費するばかりで、効果的な攻撃は生まれません

それを具現化すべく、ビブスの色分けは前線3人のみならず、両サイドも別色を着用することで、中と外の使い分けが意識付けされていました

味方を思いやったパス、走り、声、そしてチャレンジでコンビネーションを高める選手達20160803_103757-1給水タイムもまめに入りました

4本目の開始前、監督は改めて声を張り上げます

「出来なかったら自分に問いかけろ!《何でイメージしてなかったのか!?》と。練習だから厳しいシチュエーションに取り組んでいる」

再開早々、ビブス組は柏木選手を起点にスイスイとボールをつなぎ、武藤選手がワンタッチゴール

”次の展開”を共有した見事な流れでした

その後、ピンチを迎えるも、那須選手が魂のゴールライン際クリア

酷暑であれども、集中を切らさず20160803_102602-1午前10時38分、ユース所属の渡辺陽選手が右足での爽快なミドルシュートを西川選手の守るゴールマウスに突き刺し、ラストゴール

各選手が精力的に動き回り、暑さ、熱さ、抜け目なさの感じられる見応え有りなトレーニングでした20160803_102402-1◇◆◇駒井選手◇◆◇

――時間が変わっても暑い感じですけれど、今、早くなってどうですか? 生活のリズムとか…

「いや、まぁそんなに変わらないと思いますけど、はい(汗)」

――京都の時、真夏はどんな時間に練習していましたか?

「9時です。9時半とか、9時か、一緒くらいでしたけどね、多分…元々京都は多分、9時半やったんで、そんなにずらしたとうアレはないと思いますけど、何時やったか忘れましたね!(笑)多分9時…半、9時…どちらかです」

――さらに気温が上がってきた今の時間、まだゲームをしていたらと思うとゾッとするくらいかとも

「いや~やっぱり、なかなかね、去年みたいに公式戦ずっと出ているわけではないですし、体の筋力というか…ちょっと、まだまだ自分的にはこういう粘りというか、そういうのをちょっと維持しないとなという風に思いましたけど」

――それはもう、しばらく味わっていないというか、体作りというところで…

「そうですね。やっぱり、出ていないってなかなか結構難しいですし、やっぱり試合の中で筋力がこう維持できるというか、試合の中でアップできるというか、練習ではなかなか…うん、やっぱり練習より試合の方が筋力というのはつくと思いますし、それがね、維持できないとパフォーマンスは出せないと思うので、しっかり練習前とか練習後に走ったりしたいなという風にきょう、思いました」

――練習も全力ではあるでしょうけど、試合が100だとしたら練習がどうしても80くらいになってしまいますかね、体の消費量というのは?

「でも、今は暑さもあるし、結構100に近いですけどね(苦笑)しかも、コートが大きくない分切り替えも早いですし、攻守の切り替えも早いので、広い方が距離は長いけれど、うまくコントロールしながら出来たりするので、きょうはほんまに疲れました(汗)」

――ボール回ってくる回数もフルコートなら少なくなるでしょうし…

「それはもちろん、そうです」

――怪我から復帰して最初の2試合に出て、その後出られていない今…という中で考えたこととか、意識している部分とかはいかがですか?

「やっぱり、もっともっと精度を上げないといけないですし、まあきょうみたいにサイドに入った時にもっと質とか、2本くらい絶対にクロスを成功させないといけない場面があったので、そこを成功できなかったし、そういうところはやっぱり、成功させてアピールしていかないと難しいなと思うので、明日も集中して臨みたいなと思います」

――受け方が良すぎた分、ニアをかなりえぐって、その後ちょっと余裕ができてしまった感じで…

「なんかやっぱり力んでしまいますよね。その力みが、力まなくてもしっかり、フォームさえ崩さへんかったら、強くて速いボールがいくので、それがグッと力入ってしまったら、やっぱりあっちゃこっちゃボールが行ってしまうので、そういうところしっかりもう1回、自分の中で整理してやっていきたいなと思いますけど」

――この間、甲府戦で宇賀神選手が左サイドから非常に良い攻撃の起点となって…、そういうのも見て自分も刺激を受けたり、《こういう感じもいいイメージだな》と思えたのでは?

「本当にすごく、きょうもタカ(関根選手)と1対1の場面もありましたし、その中で良い質のボールを上げたりとか、ドリブルのタイミングとか、キレとかスピードとか、そういうのは近くで見られるというか体感できるので、ライバルですけどそういうお手本も近くにいるので、そういうのを切磋琢磨しながらやっぱりチームの底上げをしていかないといけないと思うし、僕がしっかりもっとレベルを上げないとダメだと思うので、負けないようにしたいなと思います」

――きつい時って、駒井選手のようなドリブラーがボールを預けた時に1人でも2人でもかわしてくれると、士気も上がるし助かるし、楽になるという役割を果たせる選手ではないかと思いますけど

「そう言ってくれたら嬉しいですけど、僕も疲れていますもん!ハハハッ(笑)そうやって1人、2人剥がせられるのが僕の特徴だし、そういうのはやっぱりチームの助けになれるようにしていきたいなと思います」

――髪のメッシュも一旦、黒に戻して…

「そうですね。1回直して、また明るくしてプレーに勢いつけようかなと…ハハハッ」

――では、点を獲ったらその辺は…

「そうですね。考えます」

――期待しています。ありがとうございます。

「ありがとうございます!」

駒井選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

8月2日 「本当に練習は嘘をつかない」

どうもです

「間違えて遅刻しそうになった」

そんな冗談がチラホラと聞こえてきた大原

サマータイム導入とも言えましょうか、今週から通常の練習開始時間が1時間早まりました

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メニューとしては、オフ明け恒例のフィジカル系メニューが中心

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練習が終わり、一通り取材もした頃に晴れ間が差し込んできたのは、偶然でしょうか

早まることも、悪くないです

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◇◆◇宇賀神選手◇◆◇

――きょうから練習が午前9時スタートになりましたが、リズム的なものなど、いかがですか?

「いやぁ、朝、苦手なので早いです(笑)でも終わるのも早いですし、終わった後は気持ち良いです。頑張っています」

――今朝は起きるのも…

「辛かったです(苦笑)でも、夏場のコンディションという意味でも、早く寝られる、早く起きなければいけないので早く寝られるという意味でも、この夏はコンディションが一番大切だと思うので、そういうところをチームもそういうところを考えての練習時間だと思うので、自分もこの夏しっかり、乗り切るだけではなくて、しっかり結果を残しながら乗り切りたいと思うので、しっかり準備したいなと思います」

――やっぱり、毎年、サマータイムで効果というか、違いますか?1時間早いと

「どうなんですかね?でも、10時から練習で11時、12時とどんどん暑くなっていくので、実際体感的にはそんなに変わらないですけど、天気良い時には、ただ、そういうサッカー以外の時間も意識する良いきっかけになるというか、こんな時間が早くなるというのは、そういう意味でも良いのかなと思います」

――さきほど話した“結果”というところで、甲府戦ではイメージ通りのプレーが得点につながったと思いますけど、いかがでしょうか?

「甲府戦の週が始まってから、ずっと甲府戦というのはいつも以上にワイドな選手がキーポイントになるということを練習だったり、ミーティングを珍しく週に2回やって、その中でワイドが勝負を分ける、勝敗を分けると監督からずっと言われていたので、そこの部分は自分個人も強く意識していましたし、累積で出られなかった鹿島戦をテレビで観ていて、鹿島相手にあの勝ち方をして、自分のポジションで出た選手もしっかりとアピールしていたというところを考えて、自分ももう一度やらなければいけないなという気持ちの中、ああいう形で得点に絡むことができて非常に良かったなと思いますし、チームとしても2得点ともサイドから崩しでゴールが生まれたというのは非常に良いことだなと。次の対戦相手はそこを、ゴールの部分を見て研究すると思うので、そうすることによって、より中が空いて来ると思うので、そういう意味でも非常に良いきっかけになる、チームとしても個人としても良いきっかけになるゴールだったかなと思います」

――今、研究と言いましたけど、先週の練習を見ても、ダイレクトで強めに蹴ってみたり、本当に色々なパターンを試していたと思うので、まだまだ引き出しはあるのではないかと…

「そうですね!甲府の監督は試合前に『浦和の攻撃はパターン化されていて、それがわかっていれば守れる』みたいなことを言っていたそうですが、結果的にそういうのではない形でゴールも生まれましたし、自分達はまだまだ未知数な部分がたくさんあるかなと思います」

――あと、そういう意味で、武藤選手をアシストできたというのも…

「そこもまだ未知数だと思いますけど、なかなか…。同じサイドでやるので、僕のクロスを武藤が入れるっていうのはなかなかない形だとは思いますけど、単純にあの週は、シュート練習をしている中で武藤が中に入ってくれて『こんな形はないけどやっておこう』っていうのが、うまく…。自分達も当日、僕もロッカールームで、武藤が右でと知ったので、たまたまですけど、そういうのが、たまたまうまくいったとか…。ただ、そういう練習をしなければ、そういう形も生まれなかったかと思いますし、本当に練習は嘘をつかないなというようなゴールだったと思います」

――そういう意味でも、次が楽しみですけど、対戦相手という意味でも宇賀神選手とつながりのある選手が多いですから

「そうですね。次の湘南というのは浦和でやっていた選手が多くいるチームですし、サッカーという部分でも相手もやっぱり守備的にではなく、攻撃的にというチーム同士が当たる試合だと思うので、すごくやりがいのある相手かなと。相手もなかなか結果が出ていないですけど、それでも自分達のサッカーを貫くのが試合の中でも見えますし、それを自分達がしっかりとホームで、自分達の力でねじ伏せたいなと思います」

――坪井選手、山田直輝選手、岡本選手、などなど…特に意識している中で楽しみな部分というか…

「まぁ、みんな楽しみですけど、個人的にはツボさんとやるのが凄く楽しみかなと。ツボさんが浦和にいる時も練習の中からお互いに駆け引きしながら練習するのが凄く楽しかったですし、練習終わった後に『今日は俺が凄かった』とか、お互いに『あの駆け引きは俺が勝った』とか、そういうのを楽しみながらやっていたので、それをまたああいう舞台でできれば一番楽しいなと思いますし、そこの駆け引きの部分はツボさんの方が百戦錬磨で、一歩も二歩も上を行くと思いますけど、そこで上回ったりとかすることによって、自分の成長も確認できると思いますし、チームの勝利にもそこがキーポイントになると思うので、ツボさんとの対戦は非常に楽しみにしています」

――駆け引きというところで、練習でも色々と周り活かしたプレーが見えます。この間の甲府戦の2点目の高木選手もそうですけど、あともう一つ、カットイン、ウガゾーンも久々に炸裂するかなと…

「そうですね。周りを使う余裕プラス自分の個の部分出していかないといけないと思うので、そういう、周りを使うことプラスシュートを打ったりとか、ゴールに絡むプレーをより意識していかなければいけないと思いますし、自分個人としてリーグ戦初アシストなので、ここまでなかったというのは情けないことですし、ゴールもまだ1つしかないので、もっともっと後半戦、グッとギアを上げていけるようにしたいなと思います」

――次、ホームで多くの方の前でプレーするのもそうですが、日々の練習で練習生が参加していて、彼らにとって最も身近なお手本が宇賀神さんになってくると思います

「ユースの選手は今回2人来て、少し長い時間練習参加するということなので、そういう練習の中からプロの厳しさだったりとか、もちろん言葉で伝えてあげるのも大事だと思いますけど、肌で感じ取ってくれるということが一番重要だと思うので、3年生は一人ですけど、プロ行くにしても行かないにしても、確実にこの1ヶ月というのは財産になると思うので、そこを何か感じ取ってもらえるようなプレーというのを意識したいなと思います」

――次も期待しています。

「頑張ります!」

きょうは生放中の更新とさせていただきましたが、宇賀神選手のインタビューは、このあと23時からの「You’re The REDS」再放送でお聴きいただくことが出来ます

では

7月28日 「シンプルに相手を抜くだけ」

どうもです

梅雨明けの夏空が広がった大原

甲府戦2日前の練習は、午前10時頃から始まりました

メインメニューとして行われたのは、11対11でのハーフコートゲーム

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人垣に対し、サイドからのクロスをどのように有効打へと結びつけるか

「動き直しが大事。連動性のイメージを共有して!動きすぎてもダメ。タイミングで動き出して」(監督)

連携にさらに磨きを掛けるべく、それぞれが精力的に汗を流していました

五輪によって不在の2人の穴を埋めるべく、出場機会に乏しい選手達も積極果敢なプレーで存在感を示していました

パワーが有り余ってる?高木選手

綺麗な発音で仲間を呼び、ビルドアップへの関与がさらにスムーズになったイリッチ選手

パスアンドゴーで時には最前線にまで顔を出す永田選手!

得点への意識を強め、意外性のあるプレーで攻撃に彩りを加え、守備でもサボらない伊藤選手

プレーの判断力向上、髪のメッシュもこの度リセットの駒井選手

シュートがパワフルかつ巧み、石原選手

などなど

練習は午前11時30分頃に終了しています
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◇◆◇関根選手◇◆◇

――きょうで梅雨明け。暑さも増してくる中、走り込みなど良いコンディション管理が出来ているようですが、心がけていることなどは?

「まあ昨年の夏、勝ち点を積み重ねられるところで、やっぱ走りきれなかった部分があると思いますし、そういう意味ではチーム全体としてもっと、この夏は勝負になると思います」

――遠藤選手が以前、「僕や関根のような若い選手がより走ることで活性化させたい」と言っていました

「まあポジション的にもそうですし、自分がより優位に相手より走れれば、チームとしても楽だろうし、なおかつもっと結果を出せれば良いかと思います」

――鹿島戦でも本当に良く闘えていましたが、この勝利で得られたものとしては?

「いや、まだまだだな自分はと思ったし、もっとやらないといけないと言うのを感じたので、ほんと、後ろの選手であったり、周りの選手に助けられて、自分も90分間ピッチには立ってられたなって感じです」

――あとはそこにどうプレーの質を伴わすかで、ワンランク上を

「まあそうっすね、結果が何より大事だなと思います」

――守備を固めて来るであろう次の甲府。どんな意識で試合に入りたいですか?

「まあミーティングでもあったんすけど、サイドから崩せれば、というかそこが一番カギになってくると思うし、中はしっかり固めてくると思うので、そこのところで自分は本当に、シンプルに相手を抜くだけかなと思う」

――プラスアルファで、的を絞らせない意味でクロスも大切に。きょうも監督はそのあたりを指導していたようですが?

「まあもっと良くなるとは思いますし、試合でそれが出せるように、練習からやっていければと思います」

――中央との呼吸という意味で、合わせる側に求めることは?

「まあ逆に、ここに上げてくれとか、サイドの選手から言われることが多いので、それに合わせながらで、あとは勢いよく入って来てくれる選手というのは自分達も上げやすいので、そこは意識してくれればと思います」

――相手は残留争い、こちらは優勝争い。どちらにせよ強い気持ちで来るでしょうが、気を付けたいことは?

「まあほんとカウンターだけだと思うし、あとはセットプレーというのは集中して、攻撃しているときも意識しながらプレーしたいと思います」

淡々とした受け答えが続きましたが・・・

――昨年のアウェイ甲府戦を踏まえると、PKをゲットするなど、良い印象があるのでは?

「そおっすね、まあPK…より相手陣地でプレーする時間も多いでしょうし、ペナルティエリアに突っかけていくというのは相手も一番嫌だと思うし、そういったところも狙っていけたらと思います」

――あの時はPKゲットのあと、怪我で交代しましたが、今年は自分で蹴るぐらいの強さというか、成長した部分を

「いや~それは無理だと思いますけど(ニヤリ)もー、自分が蹴って外したときはね、凄いことになると思うので…監督が(ニヤニヤ)まあ蹴る選手はもう決まっているので、まっ、任せたいと思います(ニヤリ)」

――そこで名乗り出るぐらいのメンタルを

「いやっま、チーム事なんで(ニヤリ)規律を守ることは大事なんで(ニヤリ)はい!しっかり譲りたいと(ニヤニヤ)ハハハッ…PK戦になった時は、積極的にいければと思いますけどね、ハッハッハッ(笑)」

――では、流れの中からのゴールを。広島戦でも諦めなかったことが得点につながったので

「そうっすね!泥臭くても良いので結果を残したいです」

――期待してます

「はい!ありざっす!(ニヤリ)」

きょうは事情により生放送後の更新とさせていただきましたが、関根選手のインタビューは、このあと23時からの「You’re The REDS」再放送でお聴きいただくことが出来ます

では

7月27日 「自分のプレーで震えてもらえるような選手になりたい」

どうもです

甲府戦3日前、曇り空の大原で、練習は午前10時30分過ぎからはじまりました

ウォームアップ後に行われた、ハーフコートよりやや広いエリアでの11対11では、5-4-1で守って来るであろう甲府を想定した陣形を如何にして崩すか、そのイメージを共有

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さらには、失ったあとの守り方も確認するなど、練習はお昼の12時10分頃まで続く長丁場でした

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◇◆◇伊藤選手◇◆◇

――チームの練習用具やボトルを一人で片付けるようになって、けっこう大変そうです

「大変ですね(汗)もう、何か、いつもけっこう最後まで残ってシュート練習とかしていますけど、それの間にも残っているじゃないですか?水。それでやっているのかなって、ちょっと思っているので、先に上がって、2こくらいパッパッとやって、あとは誰かスタッフの人にやってもらおうかなと思っていますけど(笑)それは冗談で、これも俺の仕事なので…、そうですね、仕方ないです。みんなが通った道なので」

――福島選手がいなくなり・・・

「そうですね。2人いたらだいぶ楽ですけど、1人になるとやっぱり大変ですよね」

――さきほどの関根選手といい、いじられキャラが定着し始めたのかと・・・

「関根さんが何を言っているのかわからなかったですけど、急にあんなことを言うのでビックリしました。関根さん自身が思っていることだと思いますけど。まぁ、凄いいじってきて…、まぁ、すごく優しくしてもらっているので、それは凄い嬉しいです」

――記者の人の悪口をどうの…って濡れ衣を…

「わからないですよ。急に変なことを言うので…」

――困らせるような…

「はい」

――関根選手もずっと“弟キャラ”でしたから、年下の伊藤選手のような存在ができて嬉しいのでは?

「そうですか!?凄く優しくしてくれるので、凄いありがたいですね」

――アップ中のイリッチ選手とズラタン選手との掛け合いも楽しそうでした。どうコミュニケーションを取っていますか?

「ズラさんは結構長いこと日本にいるので、ある程度日本人の下手な英語を多少理解してくれているかなと。日本語も、ちょっとだったらわかるので。まぁ、ロドさんが通訳してくれているので、凄い助かっていますけど。あのリフティングはたまにイラッとしますけど、でも、楽しいので、楽しくやれているので、ブランコさんも凄い陽気な人なので楽しいですね、接していて」

――典型的な集中攻撃ですか?

「典型的な集中攻撃ですね!俺からしたら、外国の人ですけど、俺からしたら大の大人というか、ズラさんとブランコさんはもう30を超えているので、10代の俺からしたら大の大人が2人して10代をいじるのはどうかと思いますけど。まぁ、楽しくやっているので、あとは大丈夫です」

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――きょう最も聞きたかったのは、先日の試合について。レッズとアントラーズとの伝統というのは耳にしていたと思いますけど、それをこの間、間近で体感して何を思ったか

「そうですね。やっぱり、試合には出ていないですけど、ベンチに入れさせてもらって凄くありがたく思いましたし、ベンチに入ってとても良い経験ができたと思うし、レッズと鹿島の伝統の一戦を目の当たりにして、凄い自分も震えたし、それでレッズが勝ったので、凄い嬉しかったし、逆に自分が入って、こういうプレーをしようという風に考えましたけど、選手達がどのような気持ちで戦っているだろうっていう風には見ていましたし、ロッカールームでいじられている人達がピッチの中に入ったら目の色を変えて本当に闘っているっていうのが凄い伝わってきましたし、やっぱりベンチに入ったらそういうのが凄い間近で学ぶことができるので、やっぱりベンチに入った時はただ着いて行っているだけでなくて、試合に出られなかったら出られなかったなりに自分がどういうものを収穫しようかなと凄い考えていて、やっぱり、試合で監督が使ってくれても、結果を出せる準備は常にしているので、やっぱり普段の練習から100パーセントで取り組みたいです」

――震えるって感覚は今までありましたか?

「ありましたね。全然ありましたけど、やっぱり、浦和レッズはもう日本の、Jリーグのチームだったら一番サポーターが熱いというか、サポーターの人数が多く入りますし、鹿島対レッズ、3万人越えでしたか?レッズだったらあれが普通なので、やっぱりレッズというチームに入って凄い、ベンチに入って震えることが多くなりましたし、やっぱり、人生というのは、何かそういう瞬間をやっぱり、僕はどんどん体験したいと思っているので。でも、やっぱり自分のプレーで震えてもらえるような選手になりたいと思うし、そういうプレースタイルなので、まず、僕もプロサッカー選手になったからには震えるだけでなくて、やっぱり自分のプレーで色々な選手に影響を与えられたらなと、勇気と感動を与えられたらなと思います。やっぱり熱い試合を見せられたら俺も試合に出たいなという気持ちは強くなりましたし、ベンチに入る度にサッカーが改めて好きになります」

――今の課題として、どんなところを?見ていると、時に、これだけ暑い中で集中力を組織の中で持続できるかだと感じますが、どうですか?

「そうですね。やっぱり一番自分が成長したのはだいぶ守備のところも、今日も陽介さんがドリブルしてきたのを体で止めたり、入団当初、やっぱり阿部さんとか槙野さんとか陽介さんとかに吹っ飛ばされたりしましたけど、そういうのが全然無くなったし、逆に負けなくなりましたけどもうちょっと勝たないといけないという風には思っていて、やっぱり逆に自分が阿部さんとか陽介さんとかを中盤で倒すくらいの体をもっとつけないといけないですし、体だけではなくてそれだけの予測、頭をどれだけ使うか、やっぱりサッカーというのは足も動かしますけど、それ以上に頭を動かさないといけないので、体だけでは倒せない部分が絶対にあると思うので、やっぱり体をぶつけるタイミングだったりとか、相手が見たいところでどれだけ体をぶつけるかとか、頭の鋭さやずる賢さをもっと身に付けていかないといけないのかなとは思います」

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――周りとの調和というところで、そこでどうやって自分の個性を出すか、そのためには何が必要か。そのためにもきちんとしたベース作り

「そうですね。自分、やっぱり守備が全然出来ないと言われている中で守備の意識が高まってきましたけど、どうしてもやっぱり後ろにいて捌き役になっている感じがするので、捌きも結構自分のストロングポイントですけど、やっぱり自分はもっと前でプレーして得点に絡むことが一番のストロングポイントなので、やっぱり守備をしつつ、攻撃のスイッチを攻撃の切り替えの時に誰よりも早く攻撃のスイッチを入れて、ドンドン前に前に行ってドリブルだったりラストパスだったりをもっと監督にアピールしていけたらなと思います」

――きょうのゲームではゴール前に持ち上がって、右を走っていた梅崎選手にノールックパスを出したけれどもとつながらなったシーンが…、ああいうところですよね?

「そうですね。ああいうところ、ちょっと自分もずれた部分もありましたけど、ウメさん、俺が撃つと思っていたんだと思いますね。多分、準備していなかったと思いますけど。やっぱり、誰もが予想できないプレーというのは、自分は狙っているので、それが逆に点にならなかったら意味がないですけど、点につながるプレーを自分はドンドンしていきたいなと思っています」

――そこを忘れずに伸ばしていく

「そうですね」

――暑さに負けないで

「今日くらいだったら涼しいので動けますけど、来週辺りになるとドンドン暑くなってくるので、暑さ対策もしていかないといけないと思います(ニコリ)」

――今考えていることはありますか?

「いや…。クーラーつけていますけど、寝るときにクーラーつけていると体力も落ちてくるし、喉も痛くなるので、クーラーつけずに、親に扇風機を送ってもらって、遠目に弱い温度で、弱い風でまわして、出来るだけ汗をかいて…ということはしていますけど。そんなに暑さ対策にはなっていないと思いますけど。でも、水分はこまめに摂るようにはしています(苦笑)」

――負けないように、暑さと共に、伊藤選手の評価も上昇するように

「やっぱり試合に出て、結果を出すだけですね、今の自分は」

――期待しています

「ありがとうございます」

伊藤選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

そして今宵は、ゲストに千葉望愛選手をお招きします

お楽しみに!

では

7月26日 「走行距離もビックリしましたけど、一番だったので」

どうもです

関東の梅雨明け宣言はまだされておらず、レッズ版サマータイム投入は延期されています

ということで、オフ明けの練習は午前10時頃から始まりました

室内トレーニングを経て、午前10時30分頃に人工芝ピッチに姿を現し、体幹トレーニングへ

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約30分後に天然芝ピッチへ移り、フィールドプレーヤーとキーパーが分かれ、それぞれ専用メニューを実施

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練習は午前11時25分頃に終了しています

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◇◆◇梅崎選手◇◆◇

――練習後、チームメイトとリフティングをしているところ、何か久々だなって、見ながら思っていました

「久々でしたね。前にやっていたので、天野さんとよく。してやろうかなと」

――そういうのも、良い週末を過ごせたからであり、勝てたというのも気分的に良い方向に行けそうな気もします

「そうですね。まぁ、一つ結果を出せたのも嬉しいことですし、良い作用をもたらしてくれるのではないかと思います」

――90分できるというところも、ご自身としては証明できたと思いますけど、当たり前かも知れませんが…

「まぁ、久々だったので、当たり前とは思っていなかったですし、90分やり切ろうというつもりでもプレーしていなかったので、とにかく最初からチームのために飛ばして、自分の出来ることをやるというつもりでやって、うまく流れに乗れたし、そのまま90分間通してやり切れたのは大きかったです」

――監督が3枚目使い切った後、もうひと頑張りという気持ちになったかと思いますけど、そこで出来た自信というのは本当に大きいものでは?

「うーん、そうですね。凄く集中力が高まっていましたし、特に守備の部分での意識、準備、予測、凄く終盤になるにつれて凄く高まっていきましたし、そういうのを凄く楽しみながらプレーできたかなと思います」

――どんな状況であっても、梅崎選手はプレーにそれを動揺した様子を見せずというか、常にやるべきことをやって、梅崎選手にボールが入ることで何かが落ち着く。前半とかもそういう時間もあったりして、凄く見ていて頼もしく感じました

「そうですね。前半は特に、なかなか、僕らの攻撃の部分でボールを持つこと、運ぶこと、フィニッシュまで繋げていくという課程がなかなかうまくいかない時間が長かったですし、また、鹿島がプレッシャーが凄く早い中で前から前から来ていましたし、なかなかボールが落ち着かなかったので、自分の時に、入った時に、まぁ、意識的にやったわけではないですけど、流れを見て、無理に前にチャレンジしていくことも大事ですけど、あまり良い状況ではなかったので、溜めてもう一度やり直してということであったりとか、横パス入れながらもう一度もらって展開してというところでは、流れを見ながら自然とやった部分ではあります」

――で、先制されて、ちょっとどうなるか…というところでも起点となるあのパスも、柏木選手の走り加減とか、この絶妙のタイミングでボールをうまく送り出せて、凄い技術の高いパスに見えました

「そうですね。凄く前半から周りがよく見えていたので、あのシーンもモリからワンタッチで来て、うまくコントロールできた中で顔も上がっていたので、陽介が動き出していたのが見えていたし、あそこにスペースがあるのも見えたし、相手がついてこないのも瞬時に見えたので、自然とあそこにボールを供給することができたのは、顔が本当に上がっていた証拠なのかなと思います」

――そこで、今まで途中からが多かったですが、スタメンでもできるというところで、ご自身の価値を高めたでしょうし、本当に欠かせない存在にっているという客観的な見方も出来ると思いますけど…

「まぁ、一つ示すには示せたかもしれないですけど、まぁ、34試合のうちの1試合ですし、これからもっとチームが苦しい状況だったりとか、厳しい状況だったりと絶対に訪れてくると思うので、もう日々の積み重ねだと思うので、これまでも積み重ねてきたからこそ、鹿島戦90分走り切れたと思いますし、走行距離もビックリしましたけど、一番だったので、12km走っていたというのは自分の感覚ではあまりなかったですけど、走れたという結果が出たというのは、一日、毎日の積み重ねの成果なのかなと改めて感じたので、それは変わらず、より一層気を引き締めてやっていきたいですね」

――意識せずともそうなっていると。本当によく「積み重ね」と梅崎選手が仰る、その「積み重ね」の土台というのがきちっと固まったのかなという部分があるのかなというふうに…。崩れにくくなったというか、今回を機に…

「そうですね。まだ自分のやり方というか、フィジカルの持っていき方もそうですし、コンディショニングもそうですし、メンタルの持っていき方もそうですし、模索中ですけど、色々なことに日々トライしながら、模索しながら、やり続けている形というか、結果が一つでたのは嬉しいですし、まだ自分の中でわからないですけど、とにかく、自分の体と心と相談しながらやり続けていくことかなと」

――答えを出すのは何年後かでかまわないと思いますし、そのための積み重ねで次、良い試合をしただけに、残留を今争っている甲府との対戦ということで、そちらに向けてはどのように…

「非常に難しいゲームになると思いますし、甲府は本当に得点力がここ2試合高いですし、本当に、いつも、ホームもそうですけど、アウェイの小瀬でも難しいゲームを毎試合毎試合しているので、本当に僕らのやるべきことは変わらずに、チームが一つとなって高い集中力を持って、やっぱり90分間戦うことが大事だと思います」

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――ちなみに、話変わりますけど、2002年のワールドカップ中の日本代表ドキュメントの映像とかって見たことあります?

「いや、ないです」

――さっき、一人黙々とリフティングしていたのが、柳沢さんがずっとリフティングしている有名なシーンと重なって…

「あっそうなんですか!?」

――ちょっと、その辺重なるものがあって…

「へぇ~そうなんですね!」

――子ども達も見ていましたけど、よく、「リフティングってボールの中心を捉えるんだよ」っていう、凄い意識しながら蹴っているような

「はいはいはい!そうっすね!意識していました」

――原点ではないですけど、ああやって…

「まぁ、そうですね。自分の体とフィーリングと、週明けなので、確かめながら、ちょっとやっていました」

――バッチリですか?

「いや…最後はちょっと良くなったと思います。集中が入りました!」

――良いお手本になったと思うので

「そうですね、がんばります!」

梅崎選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

7月21日 「必ず借りを返さないといけない」

どうもです

鹿島戦2日前のきょう、弱い雨が途切れることなく降り注ぐ大原で、練習は午前11時頃スタート

ウォームアップ後は10対10でのハーフコートゲームへ

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ビブなし組の守備エリアにはマーカーでオフサイドラインが設けられ、DFラインは高い位置をキープします

コンパクトな陣形での攻防が繰り広げられました

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また、4バックへの攻撃だったこともあり、片方のサイドにボールがあれば、必然的に逆サイドのウイングバックはフリーに

そこへ早くて正確なフィードを送る大胆なサイドチェンジを図るパターンも垣間見えました

そうすれば、自然と今度は中が空く

試合巧者の鹿島相手に、どれだけ多彩な攻めを繰り出し、的を絞らせない駆け引きで上回れるか

加えて、奪われた後の守備における意思統一

様々な要素が垣間見えるゲームでした

互いにわかり合えているからこそつながる、リズミカルなパス交換も少なくなく、全体としての”まとまり”も見て取れた印象です

練習は、お昼の12時25分過ぎ、石原選手のヘディングがラストゴールとなり、終了しています

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レッズの5トップに対し、4バックの守備で対峙されればできるのが、人と人との隙間

そこを縫うように裏へ効果的に抜け出していた武藤選手の動きが光っていました

ビブなし組の加賀選手とイリッチ選手が、そこを抑えるべく何度も意見交換していたことからも確認できます

さらには、この日最も沸いたと言って良い、素晴らしいボールタッチも

◇◆◇武藤選手◇◆◇

――集中した良いムードでトレーニングが出来ていたのでは?

「みんな集中してやれていると思いますし、オリンピックで抜けた選手もいますけども、みんなで一丸となって頑張れれば良いと思います」

――ミーティングではどのような確認がありましたか?

「いやまぁアントラーズに対してというのもありましたし、もう少しサイドを使うであったり、攻撃のバリーエ-ションのことであったり、そういった話がありました」

――ゲームでは大きく逆サイドへ振る形が確認されていましたが、そうなると、最後にクロスへどう入り込むか、準備も大切に

「そうですね、まあ新しく始めたようなパターンではないですけど、あのようにサイドへ寄せて、逆サイドのワイドを狙うというのはあるので、そこからダイレで折り返してきたり、中の準備はそれに合わせるための大事なものがあるかと思います」

――印象に残っているのが、西川選手の超低空高速弾丸パントキックをトップスピードの状態でさらりとトラップし、そのままドリブルしたシーンです

「そうっすねー!自分でも《気持ちよく決まったな》と思いましたし、スタッフが『あの瞬間お前笑ってたぞ』と言ってきたので(ニヤリ)そのくらい、まあ笑ってたかは覚えてないすけど、気持ちの良いトラップでした(笑)」

――あれを出来るのは、武藤選手かアンリさんぐらいでしょう

「いーやいやいやいや(汗)あれはまあ、あれが試合で出れば良いっすけどね、周作さんもそうだし、色んな人から良いパスが来るので、試合であのトラップをして決めたら最高っすね!」

――ダービーでゴールを決めた後、「それ以上に試合を決める2点目を取れなかったのが悔しい」と話していましたが、その思いは変わらずで今

「そうっすねー、やっぱりダービーということもありますし、勝たなければいけないゲームでもありますし、久しぶりにゴールを決められたのは本当に自信になりましたけど、やっぱりその後の1対1を決めてこそ、フォワードというか、エースだと思うので、そういう部分をもっともっと追い求めていかないといけないなと思います」

――やはり、実際に点を決めると、安心感よりも《もっともっと》という欲が沸き立つ

「もちろん!こないだ決めて満足したわけではないですし、次につなげるための1点だと思うので、またこれで少しゲームに良いメンタルで入れるんじゃないかと思うので、それが次の試合でもイイ方向に働いて、またゴールを決められれば、さらに良い循環が生まれてくるので、頑張りたいなと思います」

――本当に、1点決まれば一気に、と思っていたのでここからは

「そうですね、まあただ、次決めないとまた同じようなことになるので(苦笑)まあ、決めたから決められるというわけではないすけど、あれをまたひとつのきっかけにして、ゴール量産というのが出来ればと思います」

――興梠選手が不在になることで、組み合わせは必然的に変わります。他の選手とも何度もプレーはしていますが、若干の違いが出てくる中で、イメージしている部分というのは?

「まあ組み合わせがどうなるかわからないすけど、選手それぞれ特徴はありますし、前にズラタンさんが入れば、また力強いキープをしてくれると思うので、空中戦であったり、サイドからの攻撃でも活かせるんじゃないかなあと思うので、まあ、僕としては出来るだけズラタンさんの近くでプレーをしてあげれれば良いかと思っています」

――大切にしたこととしては?

「そうですね、今年はほとんど興梠さんと李さんと3人で組んできたので、確実に変わることは間違いないので、誰となってもコミュニケーションを取りながら、お互いの良い部分を引き出せれば良いかなと思います」

――良い関係での言い合いをして、意見を発することも、聞くことも大事でしょうから

「そうですね。特に李さんと興梠さんとは阿吽の呼吸みたいな感覚でやれてた部分がありますけど、またそうなる選手が増えることで、どんな組み合わせであっても良いコンビネーションを出せれば良いと思います」

――鹿島との試合は、前回の悔しい黒星、その前も勝ちはしましたが・・・次はどんな闘いを

「必ず借りを返さないといけないと思うので、アウェイですけど、勝ち点3を求められると思。順位として上にいるチームなので、必ず叩いて、その差を縮めないといけないと思っています」

――ダービーでも勝ちきれず、同じく5万人越えの鹿島戦でも…サポーターへの思いを

「そうですね、沢山の仲間が来てくれる中で、喜ばせられていないというのがあるので、次はみんなで喜び合えるように、勝利だけを目指して頑張りたいと思います」

――みんなお寿司を食べたがっているので

「まあ、次決めて勝って、気持ち良く食べてもらえたらなと思います(ニコリ)」

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

REDS WAVE 87.3 FM