どうもですアジアナンバーワンをかけた闘いへ、ワクワク、ドキドキ、ハラハラ・・・
そんな気持ちで日々過ごせるなんて、ビューティフル
ありがたいことです
オフ明けのきょう、選手達は午後2時35分頃、ピッチに姿を現します
軽いジョギングとストレッチを経て鳥かごを行うと、次は珍しいメニューを実施
「思いっきりぶち当たって!○○(←アルヒラルの選手名)とかに負けないように!」(石栗コーチ)
約40㍍の直線に2人一組の”壁”が等間隔に3列、待ちかまえます
立ちはだかる選手達はサンドバックのような筒状のクッションを持ち、抜けようとする走者をガード
ラグビーのタックル練習の様相でした
お決まりのように森脇選手がグイグイ圧迫されるなどする中、”違い”を見せたのはファブリシオ選手
凄まじい雄叫びと形相と共に猛牛のごとくウルトラ急突進
誰ひとり寄せ付けませんでした その後はいつものように強度や連続性、体の素早いハンドリングなど意識してのパスゲームや8対8でのゲーム形式に取り組む選手達もちろん、あす以降も次の試合に向けて分析に基づいた約束事の共有もあるでしょうが、それを含めた”いつも通り”が貫かれることでしょう
今まで自分達が積み上げたこと、積み上げていくことを信じて
強い西日に、逞しい選手達の勇姿が良く映えました 決戦10日前の練習は、午後3時50分頃に終了しています
◇◆◇鈴木選手◇◆◇
――きょうは子どもの見学者が多い気がしませんか?
「何でなんですか!?」
――埼玉県民の日でがっこうがお休み
「そうなんだ!そっかそっか」
――パワーをもらえたというか
「メチャクチャ無理矢理っすよね!(苦笑)パワーもらえましたよ(ニコリ)なんか《土日かな!?》とも思いましたけど」
――そういう意味でも“時差”については
「そうですね、こんなものかなと。時差については」
――どう、うまく調整できましたか
「いや、別に特に調整していないです。まだ試合まで時間があるので、勝手に戻ってくるとは思うので、これが連戦だったら調整をしなければいけないけどって感じです」
――帰ってきてからも規則正しい時間に寝て、という感じで普通に過ごせて
「まあ、そうですね、はい・・・ちょっと寝付きが悪いぐらいです(苦笑)」
――オフはどのように過ごしましたか
「オフは家族です、はい!」
――こういう遊びをしたとか、出かけたとか
「温泉に行きました、家族で」
――最高の癒し
「そうですね、なかなか子どもに会えなかったので、遠征で。なので子どもと遊んだりとか家族でゆっくり時間を取れたので、良いリフレッシュができたかと思います」
――浴場でお子さんは勝手にどっかに行っちゃうなどせず、お父さんについてきてくれますか?
「いや勝手にどっか行っちゃうので、結構恐いですけど(笑)癒されました」
――ACL決勝第1戦をどう振り返りますか
「結果論ですけど、1失点でこっちに帰ってきたことはデカイかなと。まあ大きな次へのアドバンテージを自分達が逆に持って戦えると思っているので、ホームでプレッシャーをかけに行きたいかと思っています」
――相手の特徴を掴めた部分もあるかと
「映像で見るのと実際にやるのとでは全然違うので、実際に対戦した肌感覚で相手の選手の特徴は掴めたかなと思います」
――どういう印象で
「スピードがみんなあるかな、というところがありますよね。で、ボールをつなぐのが上手だし、あとはやっぱりサイドの選手が剥がしてくるとか、そういう質は高いかなと思います」
――そこで中にボールが来たとき、我慢すれば対抗できるようなパワーを鈴木選手も持ち合わせているように“映像では”思えました
「まあ、中で踏ん張るしかなかったかなというところもあったし、割り切ってブロックを作って守ってる中で、流れの中では《こんな感じだろうな》という自分の感覚ではありました。あとは自分達がボールを持ったときのミスからの相手のカウンターとか、事故的なところでチャンスを作られると相手は脅威だなと思いました」
――そこで消極的なパスを選ばないようなバランスが
「そうですね、その辺はバランスを見ながらになってきます」
――相手のワントップと対峙して
「どうしても相手は強さを売りにしているフォワードなので、自分のところでつぶれて、カバーリングのところで取ってもらうとか、逆に周りの選手に対応してもらって自分がカバーリングして取るとか、その辺のバランスはまあまあイメージ通りだったかと思います」
――3バックの特長を生かした守りが
「そうですね、相手がワントップ気味だったのでその選手に対して派イメージ通りだったと思います」
――ここから次へ向けては
「もうシーズン終盤でここから劇的に変わるわけではないので、今まで積み重ねてきた通りにやって、コンディションところもそうだし、チームとしての戦い方もそうですけど、今まで準備してきた形を出せれば良いかと思っています」
――現段階で監督から言われていることなどで意識していることはありますか
「これからになってくるとは思うので、とりあえずきょうはオフ明けで、体を動かしただけなので、これからかなと思います」
――埼スタ、超満員、楽しみ
「選手としてそのピッチに立つのは幸せなことだし、しっかり準備したいなというところと、今本当にワクワクしているかと思います。サポーターは本当に熱い応援をしてくれるので、相手にプレッシャーを与えることができると思うし、“恐いものは何もない”、そういう気持ちで立ち向かっていきたいです」
◇◆◇岩舘選手◇◆◇
――お帰りなさい!・・かな
「ただいま!・・かな、はい(爽笑)」
――遠征はどうでしたか
「いやー・・まあなかなかできない経験なので、なかなかこんなことでもなければいかない遠征先ですし、全てにおいて良い経験ができたと思いますね」
――アウェイの雰囲気
「そうですねやっぱりアウェイなだけあって、アップも相手のサポーターの目の前で、もう凄い野次が飛び交う中でのアップだったので、まあ俺ももちろんやりづらかったですし、当然、春樹はもっとやりづらい雰囲気の中でつくらなければいけなかったので、大変だっただろうなと思います」
――チームゴレイロとして盛り立て合いながら
「そうですね、なるべくきにしないようにと。自分の体を温めることとボールに集中できるようにしてもらえれば良いなと思って、声をかけるようにしていました」
――相手サポーターの言葉が通じなくても
「なかなか日本ではないような冷やかし方とか盛り上げ方があって、おちょくってくるような感じが凄くて、独特だなという感じがしましたね。やっぱり日本でできる経験とはまたちょっと違うので、自分の体にも刺激が入るというか、感覚も磨かれているような感じが短い間でもありました」
――自然体でのぞめるようにチームスタッフもかなり気遣ってくれたかと思いますが、食事面など
「もう、何不自由なく、むしろ美味しい食事を毎度毎度用意してくれて。食事ぐらいしか息抜きというタイミングがないのでね、凄くそういう意味ではリラックスできる時間を作ってくれたなというふうには感じますね」
――いつも通りのメニューが食べられて
「西(芳照)さんも来てくれたので、西さんの料理を食べると《ACLだな!》っていうか(笑)それはそれでいつもとはまたちょっと違いますけど、ACLに来たんだなっていう感覚、スイッチを入れてくれるひとつでもあるかなという感じです」
――特に気に入ったメニュー
「そうっすねー、なんかいつも西さんが日本の漬け物とかちょっとした“ご飯のお供”みたいなものを持ってきてくれて、今回は【ニンニクなめたけ】みたいなのを用意してくれて、瓶の。それが好評でやたらみんなご飯にのっけて食べてて、それが一番、今回の目玉じゃないすけど、印象に残っているひとつで。とにかく白いご飯を食べられるというのがありがたくて、向こうでも変わらず食べられたのは良かったですね(ニコリ)」
――以前、居酒屋の厨房でバイトをしていた岩舘選手からしても
「ハハハッ!そうっすねー、うちの居酒屋とは全然違うような料理ですけど、良かったっす」
――福島選手の堂々としたプレー
「そうっすね、いつもプレーしている仲間があれだけのパフォーマンスを発揮してくれて、やっぱああいうレベルまで行けば自然とゲームの中でもあれだけのパフォーマンスができるんだなというのを、目標を作ってくれるので、必死に追いかけていきたいと思います」
――浜野GKコーチの指導
「細かい部分から色々な指導なくしてはできることではないと思うので、常に気を配るというようなところに関しては年間通して言われ続けて、自分も少しずつそういったところに今までよりもより気を配るようになってきたのかなと思います」
――体のビルドアップも
「とにかく真面目な人なので、自分の前でされると気が済まない人だから(笑)自分で筋トレやっときますでは許されないというか、みんなで一緒にやった方が励まし合えるので良いと思います」
――きょうもゲームでのプレーを見ていても、ひとつひとつのプレーに自信を持っていて、判断も速いように
「本当ですか!?まあ、どうですかね、うん・・・なかなか実戦のゲームに入る機会が少ないのでね、シーズンも終盤になって、やっとという感じもしますけど、徐々にそういうふうに見てもらえているのであればありがたいです」
――24日まで、ワクワクドキドキ
「そうっすね、チームにとって凄く大事なタイトルなので、全然まだまだ可能性のあるスコアだし、良い準備をして、チームの目標を果たせるように行ければと思います」
――2年前の経験から
「そういうのはチームとしてもちろんありますし、実際ピッチに立った選手が一番感じているだろうし、実際、2年前の状況は似ているので、みんなひっくり返せるという自信があって、その自信をトレーニングから高めていければ良い結果につながると思っています」
――気持ちの持って生き方が大事
「そうですね、戦術云々は大事ですけど、一番左右するのは気持ちだと思うので、気持ちの部分でチーム全体が高めていければなと思います」
――岩舘選手のレッズ公式戦初出場がACL決勝戦になるとしたら
「ハハッ!(笑)それは・・さすがに」
――それだけの準備はしてきているはずですから
「まぁまぁまぁ、確かに続けてはいますけど(爽笑)・・・」
――サポーターへ
「リーグの中でとっても苦しい状況にいるので、せめてというか、何としてもACLは獲って、そのあとちゃんと残留していきたいと思います」
鈴木選手と岩舘選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます
では