どうもです
約1ヶ月ぶりのオフを経て、今日からトレーニングは再開
午前の大原は、立っているだけで汗が出る、厳しい暑さでした
袖を肩まで上げる選手が続出
見ての通り、30度越えです→
まずは、オフ明け恒例、フットサルコートでの体幹メニューへ
選手達は、まぶしい陽射しに加えて、ポンテさんの視線を受けつつ、汗を流します
山田暢久選手は、「ロビー!」と呼んだあと、腕を振り、”走ろうか!?”というようなジェスチャーをしていました
その後のメニューによっては、ポンテさんは本当にピッチに立っていたかもしれません
・・・昨日、浦和で行われたトークショーのあと、少しだけマイクを向けさせていただいた時のことを一部紹介します・・・
–もし、生まれ変わっても浦和レッズでプレーしてくれますか!?
「ハハハッ(笑)生まれ変わらなくても良いんじゃないか!?」
–先日の試合を観て、今すぐにでも、あのピッチで一緒にプレーしたくなったということですか!?
「もの凄くそういう気持ちになった。やっぱり自分の肌であの試合を感じることが出来て、自分はピッチの上でチームに全力を尽くしていた人間なので、『もう一度ピッチに立ちたい』という気持ちになった。たくさんのサポーターもスタジアムに駆けつけてくれたし、素晴らしい雰囲気だった」
–では明日、大原でアピールしてみてはいかがですか!?
「ちょっと遊んでみて、まだ出来るということをアピールしてみたい。身体で覚えてると思うからね(笑)」
もちろん、冗談の要素も含まれますが、実現には至らず・・・
午前10時45分過ぎからは、フィールドへ移動し、ステップワーク、坂道ダッシュでみっちりと負荷をかけ、締めにはシャトランが行われました(その間、GK陣は負けじと専用メニューで汗ビッショリ)
練習は、午前11時30分頃に終了
コンディション等を考慮し、予定されていた午後練習はお休みに
ポンテさんはボールこそ蹴りませんでしたが、クラブハウス内で選手を出迎え、仲間達との楽しい時間を共有していました
「ポンテさん!?まだ会ってないので挨拶しに行かなきゃ!」
と岡本選手
高校3年生の頃、ハードマークを敢行した際、「ゼンブファウルダヨォ!!」と日本語で怒られたこともありました
「そうですね、よく怒られたので、懐かしい(苦笑)」
再会を前に恐縮ですが、先日の練習試合について振り返ってもらいました
「自分としては、不完全燃焼。また練習からしっかりやりたい」
と納得はしていない様子
最近の動きを見ていると、今まで以上に1つ1つのプレーを大切にしている印象を受けます
「プレー出来る時間が限られている。ワンプレーワンプレー丁寧に、という思いがある。監督にアピールする時間も限られているので・・・」
2010年、ポンテ選手と細貝選手のカウントダウンが始まった頃には、レギュラーをつかみかけていました
現在はというと、日によってはゲーム形式のメンバーに入れず、隣のコートで別のメニューに励むこともしばしば
とはいえ、
「監督は毎日声をかけてくれる。『元気か!?』と聞かれて、『はい』と答える。それぐらいですが」
そのちょっとした一声が大切なはず
「本当にありがたい。しっかりプレーで返さないといけない」
岡本選手にとって、モチベーションの上がる出来事がもう一つありました
20周年アニバーサリーマッチです
「緊張感のある良いゲームだった。あのピッチに立てればと思う」
同じ場所から試合を観ていた小島選手も、同じことを感じました
「『ああいうピッチに自分は立ちたい』という思いが強まったし、悔しかったし、でもそこに近づくためにも『また1から頑張ろう!』という気持ちになれた」
2人に共通して言えるのは、数年前、”プラチナ世代”と呼ばれていたこと
そして、今はチーム内でのレギュラー争いに勝てていないこと
あの試合では、そのうちの一人、柴崎選手がピッチに立っていました
「岳は常に前を走っている存在。追い付いていかないといけない」
と岡本選手が言えば、小島選手は、
「岳がスタメンで出ていたのもそうだし、海外で活躍している同世代の選手もいる。そういう人達の刺激を常に受けている。『自分がピッチに立たなければいけない』という思いにつながる。(小島選手だって出来るはずですよ!?)そこの自信は失ってはいけない。『そこに出たらできる』という自信をつけるためにも、練習や練習試合がある。大事にして、気を抜かずにいきたい」
と胸の内を明かします
”もう一度埼スタのピッチに立ちたい”ポンテさんがそう思っても、プレーヤーとしては、現実的に可能性が低いこと
ただし、2人は”ピッチに立つ”その権利があるのです
出場機会のなかった春が過ぎ、過酷な暑さが待ち受ける季節へ
「常に練習から100%で、常に良い準備をして頑張っていく」(岡本選手)
「もっともっと頑張る。自分の頑張り次第だと思うので」(小島選手)
いつまでも”若手”とは言っていられませんが、将来性豊かな選手達は、地道な努力を続けます
岡本選手と小島選手のインタビューの詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
では