10月2日 「死にもの狂いで闘わなきゃ勝てない」

どうもです

さいたまダービー3日前の今日、練習午前10時からスタート

ハーフコートより少し広めのエリアを用いた、11対11でのゲーム形式を中心に約90分間、連携を高めました

平川選手

「ダービー普段以上に厳しい試合になるだろうし、最近のダービーで勝ててなくてサポーターにも辛い思いをさせてしまっている。チームが優勝を目指すためにも勝ち点3が必要になる試合に向けて、厳しい中でも楽しみながら非常に良いトレーニングが出来ている」

と手応えを口にします

今日のゲーム形式で、右サイドで良い動き出しをしても、タイミングがずれてボールが来ない場面もありました

けれども、

「自分に来るだけが攻撃でない」

なぜなら、

とりになる動きもしていきたいし、自分が動いたことで空いたスペースを使ってくれれば良いし、全員が動くことで、相手にとって『何処にて出てくるかわからない』と思うような攻撃が出来ればいい」

それが、目指しているサッカーにおける1つの形で、今一度、見つめ直すべきところなのかもしれません

「メンバーを見ても、攻撃的布陣を置いているので、そう言った部分で精度を高める。2点、3点決められるようになればディフェンス面の課題も浮き彫りにならないと思うし、ネガティブにディフェンスのことばかり考えず、ポジティブに自分たちの良い部分を伸ばすことを考えたい」

力強く言い切ります

そして、

「大宮監督が代わろうが、順位が下にいようが、うちとの試合で非常に気持ちの入った良い試合をしてくる。僕らも大宮とのダービーだけ、順位とか勝ち点とか関係なく、本当に激しく、死にもの狂いで闘わなきゃ勝てないと思ってるし、そういう試合が待っている」

チームの精神的支柱からは、メラメラとした闘争心が感じ取れました

1436713828

3日後の試合、優勝へ向けた大事なホーム戦であり、山田暢久選手と那須選手の記録を中心に、記念すべき試合でもあります

長い間右サイドでレギュラー争いをしてきた平川選手に、山田暢久選手の偉業についても聞いてみました

「J1だけで500試合。J2、ナビスコ、天皇杯、といった公式戦でいえばもっとはるかに多い試合を20年で出ているのは、選手として”尊敬”しかないし、ああいった選手に一歩でも近づけるようにしたいと思う。とにかく、次山さんが出られれば、500試合を勝利できれば最高だと思うし、そういった状況をチームでも作ってお祝いできればと思う」

良きライバル関係の中、06年のリーグ優勝を果たしたシーズンを筆頭に、スタメンの座をつかむことも

「そういった関係があって、今の自分があると思うし、偉大な先輩とライバル関係でやってこれたこというのも、僕の財産。だからこそ、今でも僕プレーできると思うので、感謝しながら、まだまだ一緒に、そういった関係で一緒に出来ればと思う」

これからも続いてほしいです

それと、平川選手だって充分凄い!

また、同じ山田選手つながりでありませんが、今日はもう1人マイクを向けさせていただきました

「携帯の機種変更をしたので、それをきっかけに自分が好き勝手にやっている。1人の山田直輝として、いち社会人としてのコミュニケーションの場」(※twitterについて)

yaaaman34こと山田直輝選手です

月22日の練習で左太ももを痛めて以来、今日は久々にゲーム形式を含めた練習に完全合流しました

「昨日の夜から今日サッカーをすることを楽しみにしていたので、あいにくの雨だったけど、みんなとサッカーができて楽しかった」

早速の”ナオキスマイル”

「僕がケガをする前かなり暑かったので、だいぶサッカーがしやすい環境になった」

と少し前に短く切った髪をかきます

「ここまでみんなが頑張ってくれているので、これまで休んでいた分、最後優勝のために少しでも力になれるようにやっていきたい」

ただしダービーについて直近過ぎるので、「無理するつもりない」と冷静

焦る気持ちをうまい具合にコントロール出来ているところに、成長を感じます

「今日ウガ君とも話したけど、このケガを経験して・・・。一週間ぐらい前からメディカルスタッフに『もうプレーして良いよ』と言われていたけど、自分の中で違和感があるから『もう一週間だけ待ってほしい』と言えたので、成長したのかと思う」

あとはピッチの上で思う存分に!

湘南戦後、監督山田直輝選手の名前を出していました

王座奪還への切り札となるか

浦和のハート、ハッキリとした口調で語ります

「これからリーグが終わるまで、ケガなくプレーして、最後にレッズがトップに立っている。というのが僕の目標。それだけ、どうしても達成したい」

今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」で、平川選手と山田直輝選手、さらに

・「続けてきて、良かった」
→レッズレディース・猶本選手インタビュー

を中心にお届けします

10月1日 「こんちくしょう根性で」

1392618107

どうもです

今日から10月、シーズンも佳境へ

秋が近づくに連れて、大原も随分と過ごしやすい気温になってきました

オフ明けの今日は、午前10時頃からトレーニングがスタート

室内調整を経て、その後天然芝ピッチでのステップワークなど、フィジカル系メニューが中心でした

午前11時15分頃からは、ピッチ上で約40分間のミーティングを実施

選手達によれば、監督

「試合の後に[We Are Diamonds]を歌うときにTシャツでメッセージを掲げている分、自分たちに掛かってくる責任も多い。それに値するようなプレーをしよう」

「あとはピッチで表現するのが自分たちの仕事なので、そこを一番大事にしよう」

「外で何を言おうが言われようが、ピッチで何ができるかが仕事。それを一番言っていた」

といったニュアンスのお話しをしていたようです

どれも肯ける内容でないでしょうか

クラブハウスへ引き上げる選手達、ダービーに向けて引き締まった表情をしていました

予定されていた午後練習について、お休みです

1476618247

オフ明けのフィジカルトレーニングで、締めとしてシャトルランニングが行われるのが、ほぼ恒例

普段ですと、鈴木啓太選手が首位を走り、後続に小島選手、野崎選手、関口選手らが食らいつく光景を目にする機会が多いです

もちろん、各選手のコンディションに配慮して、走る距離やスピードの設定が違うため、競走をしているわけでなく、それがそのまま走力を示しているわけでもありません

ただし、今日は珍しく那須選手がトップ争いをしていたので気になりました

「全然意識してない。体が調子良かったので(苦笑)」

鼻が折れても試合に出る熱い男も、さすがに累積警告となって湘南戦に出場できず

その期間を振り返って、

「心身ともに良いトレーニングができたし、良い休養ができた。普段の週間以上の鋭気を養ったというか、今は凄く良い状態。良い準備をしたかったし、先週追い込むだけ追い込もうと思っていた」

と目を輝かせます

2日前の練習試合には出場し、

「ボランチだったけど、うまく走れることと、キックのフィーリングを自分の課題に挙げていたので、そういう部分で良いフィーリングでできていたので、『あ、良い練習ができていたんだな』と思った」

と手応え

先週サブ組でのプレーが続いていましたが、その間に悩んでる様子が垣間見えた原口選手に優しい声をかけるなど、周りを気遣っているようにも見えました

「意識というか経験で、あいつ良いものを持っているだけに、良い選択、良い判断をさせてあげたいし、それがチームのためにもなるので、できること伝えたいと思っている」

出場停止が明ける、次節ダービー

「どこが相手でも変わらないなと。自分たち次第だなということ湘南戦を外から見ても思った。ダービー雰囲気が違うだろうけど、その雰囲気もぶち破るぐらい気持ちで勝らないと勝てないと思っている」

そして、

「こんちくしょう根性でやらないといけない」

そのハートが、リーグ通算299の原動力になっているのかもしれません

さらに

「リーグ前半の大宮戦鼻骨を折って外に出ている時に失点したけど、今後鼻骨を折ってゴールします!(笑)」

力強い意気込みでした

ケガ禁物ですが、優勝へ何が必要か

大前提として・・・

ガムシャラに行きましょう、ガムシャラに!

ところで、今日のシャトルランニングで誰が位だったのかといえば、野崎選手です

「いろんな選手のコンディションがあって、今日はたまたま位だったけど、啓太さんの最高記録には勝てていないので、そこと戦いたい。タイムがあって、僕のタイムもだんだん短くなっているけど、それに近づけて行くことを目標にしている」

具体的に数字(タイム)が出るというのも、良いモチベーションとなるのでしょう

つの目安としてタイムや順位目に見えてわかることなので、そういうこと大事だと思う。中盤はやることも多いし、運動量がないとやっていけないので、そこ自分にとって必要だと思っている」

先週、ゲーム形式で那須選手のそばでプレーする機会もありました

「那須さん練習後の自分の練習をどう組み立てたら良いかとか、自分に何が足りないかが凄くわかっていて、それを実行する力も持っている。そして、それを続けられるところが30歳になっても残れていることを証明していると思う。でも那須さんの一番のところ気持ちの部分で、凄く熱いところがある人なので、そういうところを一番見習わないといけないと思う」

–優勝のために、若手として出来ること!?

「僕たち底上げじゃないけど、下からどんどんレギュラー組を脅かすようなプレーをすることがつの大事な役割だと思うので、それをやるために練習でどうやったらレギュラー組を食えるのかとか、レギュラー組に絶対負けないという気持ちを見せないといけない。それをすることでレギュラー組ももっとやらないといけない状況になるし、良いスパイラルが作れたりすると思う」

と志しの高い野崎選手

タイトルを目指すと同時に、次世代の若手を如何にして育てるか、というのもクラブとしての大切な仕事

出場経験が乏しいのは、選手として悩ましいことかもしれませんが、プロの世界における宿命ともいえます

とはいえ少なくとも、身近なところに偉大な”お手本”が数多くいるのは、レッズの強みでしょう

今季のタイトル争いもそうですが、野崎選手を取材していると、これからのレッズも楽しみな部分でもあります

決して楽観しているわけでなく、です

那須選手、野崎選手のインタビュー詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

9月26日 「試合に出ている責任を感じながら」

1462186089

どうもです

湘南戦を2日前の今日は、恒例のミーティングを行い、午前11時頃、練習がスタート

雨がふったりやんだりとハッキリしない空模様の中、ウォームアップを経て午前11時50分頃からは、11対11でのハーフコートゲームへ

「奪ったら縦かドリブル。前を見るのがマスト」(監督)

前線3人+WBとボランチ+CB、基本的にハーフラインを隔ててプレーエリアが分割されます

今日は数的同数であったため、5対5でマッチアップした局面が生まれやすくなり、激しい球際の攻防が見られました

そういった中、「出来るだけ早くゴール前に運ぶ」(監督)という意識付けも

さらに2日連続で、ゲームの合間にセットプレー時の連携確認が入りました

今日について、守備のみならず攻撃時の練習も実施

終盤になるとタッチ数もより細かく設定され、選手達頭を使いつつ、ハードワークで汗を流していました

お昼の12時20分頃、リザーブ組のマルシオ選手がアクロバティックな右足ボレーでネットを揺らし、”ラストゴール”

先週に比べれば、選手達のゲーム中における判断スピードが早まり、迷いがなくなっている印象を受けます

「甲府戦でチーム全体で悪い取られ方をしないということを意識しすぎて、少し消極的になってしまったので、今週もう一度、自分たちの形を出して行こうという意図で練習をやっていると思う」

と宇賀神選手

「特に前の選手としては引いた相手に対してどこかで打開しないといけないので、自分だったり(原口)元気だったり、”ドリブルで仕掛けて行ける選手が打開していかないといけない”と甲府戦で改めて考えさせられた。今週ピリっとした雰囲気で練習ができていると思うし、全員が『今やらないといけない!』という強い気持ちを持ってやれている」

そのように手応えを口にします

攻撃時のシステムチェンジなどもありましたが、

「ビルドアップ後ろの選手だけじゃなくて、1人ひとりが1m、2m、ポジションを取り直すことでパスもうまく回り出すと思うので、全員が意識していければビルドアップもうまく行くと思う」

イメージ出来ているようです

今日のゲームで、レギュラー組がボールを奪われたあとに宇賀神選手が見せる、素早いチェイシングが秀逸でした

「ここ最近練習の中でも攻守の切り替えを速くして、取られた場所から一番近い位置の選手がプレスを掛けるということがミーティングの中でもよく出ている。前の選手に求めるだけじゃなく、自分もやることで言えると思うし、特に意識してやっている。一番、僕の場合だと前に元気がいるので、元気にやってほしいので、まずは自分からという意識でやっている」

言葉だけでなく、行動で示すところが頼もしいです

それ、当たり前といえば当たり前のことですが、宇賀神選手が話すと、より一層の説得力を感じます

なぜなら、控えに甘んじていた経験もあるからこその、ピッチに立つ責任感と自覚が心にあるからでしょう

「せっかく優勝できるチャンスがある位置にいると思うので、1試合1試合、試合に出ている責任を感じながらプレーしたいし、ただプレーするだけじゃなくて、サブにいる選手にも良い選手がたくさんいるので、そういう選手にポジションを譲らないという気持ちで、チーム内の競争も意識しながらやれていること良いことだと思う」

優勝のためにも、甲府戦のような苦い出来事を繰り返すわけにはいきません

「残り8戦。1戦も取りこぼせない試合が続くと思うし、そういう中で甲府戦のように最後にやられてしまうことが一番、選手としてもサポーターとしてもガクっと来ると思うので、残り8試合観ていて楽しいサッカーを目指したいし、残り2か月、常に100%の力を出して戦いたい」

ラストスパートへ、躍動感溢れる”夏男”の勢い、秋を迎えても益々加速していきそうです

まずは、湘南に赤い風を

宇賀神選手のインタビュー今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

さらにちょんまげ隊長ツンさんがご登場

サッカーを愛する”海賊(木曜担当・清水英斗さん)×侍(ツンさん)”のナイスなトークセッションにご期待ください

9月25日 「自分の人生の中で重要な一瞬にしていきたい」

どうもです

湘南戦を3日後に控えた今日の練習、ミーティングを経て午前10時30分頃からスタート

まとわりつくような雨が降りしきる中、ウォームアップを終えた午前11時15分頃、11対12でのハーフコートゲームへ

「タイミングが大事だぞ!」

冒頭、監督からは3人目の動きを活かした、ディフェンスラインの裏を攻略する動きに関する指示が出ていました

「簡単にプレーすることと、判断を早く!」

1390096557

昨日の午後練でも監督が言っていましたが、「タッチ数が増えると、出せるとこに出せなくなる」ことを意識しつつ、「その中で必ず縦を入れる!」よう、積極的にチャレンジをしていく選手達

レギュラー組、数的不利な状況でのプレーであることから、連動した攻撃もちろん、ボールを失った後の素早い”攻”から”守”への切り替えも求められていました

また、ゲーム終盤に、セットプレーの守備練習が組み込まれ、ハイボールへの対応のみならず、跳ね返したあとの流れについても確認

「クリアするだけじゃなくて、しっかりラインを押し上げることも大事になってくるし、前節の甲府戦もそこでやられてしまったので、最後の最後のところまで僕ら後ろの人間が押し上げることもそう」

と槙野選手

「後ろが重たくなっているとスムーズにゲーム運べないので、前線の選手を動かすのもそうだし、後ろから押し上げる重要性を持ってプレーしないといけない」

意欲的でした

練習、午前11時50分頃に終了

きのうの午後練、11対11+フリーマンでのゲーム形式(エリアハーフコートよりやや広め)が中心でした

そして今日の練習を含め、いつにも増して活気に満ちた印象です

「良かった。ミーティングの効果!?あったと思う」(きのうの練習後、阪野選手)

きのう午前練習後、秋空の下、約15分間のミーティングが行われました

槙野選手このように振り返ります

「いかに自分たちが残りの時間をサッカー中心の生活にするか。優勝するために私生活もそうだし、グラウンド上もそうだけど、みんなが同じ方向を向いてやるという意味で、意思の疎通が図れた非常に良いミーティングになったと思う。1人が優勝したいと思ってもダメだし、優勝するためには全員が”何をしないといけないのか”という確認。それ試合だけなのか、それとも日々のトレーニングからかもしれないし、もしかしたら練習が終わった後の時間の方が大切かもしれない。そういうところの重要性をもう一度、確認できた話し合いだった」

ミーティングをすれば全てが好転するのか

そんなことでなく、槙野選手が話す通り、みんなが”良い方向に進むため”何が出来るかを考え、チームとして意志を持った行動を取っていることに、意義を感じます

あとは結果を出すのみです

そしてもう1つ、今日の話題としては、マルシオ リシャルデス選手の完全合流が挙げられます

「けが(新潟戦で痛めた左ハムストリング)の治療をしてきたけど、久々にみんなと練習できたことを嬉しく思う。コンディションまだ100%でないけど、少しずつ自分のコンディションを上げながらチームに貢献したいと改めて思った」

ちょうど2週間前、天皇杯でのこと

「けがが完全に治っていない状況の中、45分ぐらいやってみてどうなのかということでテストさせてもらった。痛みが続いてなかなか治らなかった中だったけど、自分ができることチームのためにやったと思うし、けがと付き合いながらやっていかないといけない仕事なので、良い状態で1日でも早く復帰して、チームの力になりたい」

きょうの練習後に少しの間、監督と話し合っていました

「コミュニケーション。基本的にお互いが何を考えているかとしっかり把握することだった。天皇杯で起きたこと過去の失敗という考え方をして良いかもしれないけど、それを繰り返さないためにも、お互いのコミュニケーション凄く重要になる。監督も僕のことを尊重してくれるので感謝しているし、お互いの関係性をこれからも保っていきたい」

”失敗”と認め、向き合えることも大事ですし、それを”成功”の糧とすればいいのです

「残り8試合ということで、1試合終わる度に次の試合が難しくなっていく状況の中で、90分間集中を切らすことなく最後までやる必要がある。それそれぞれの選手が理解していると思うし、チームがこれから一番改善しないといけないこと。集中力を最後まで切らさないことが、これからのカギになっていくと思う」

実りの季節を前に、強い思いを口にしました

「自分のキャリアの中でも優勝夢のようなもの。チャンス充分残っているし、自分の人生の中で重要な一瞬にしていきたい。チーム一丸となって全てを懸けていきたい」

ここから迎える正念場、背番号10が燃えています

マルシオ リシャルデス選手のインタビュー詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

9月24日 「やるべきことを1人1人がちゃんとすれば、絶対に優勝するチームだと思う」

どうもです

オフ明けの今日は2部練

午前練10時からスタートし、恒例のフィジカル系メニューへ

フットサルコートでの体幹トレーニング、メインピッチでのステップワーク、坂道ダッシュが中心でした

締めにシャトランが行われ、午前練11時15分頃に終了

1418004355

練習中、選手それぞれ明るく振る舞っていましたが、いつもに比べれば、そこまでテンション上がっていなかった様子でした

ホームでの甲府戦で、勝ち点1しか取れなかったので、当然でしょう

3日前の試合後、興梠選手特に悔しそうにしていました

ミックスゾーンで珍しく、取材対応をしなかったほど

今日の午前練を終えたあと、マイクを向けさせてもらいました

「勝ち切りたかったのもあるし、絶対に落としていけないゲームだったので、チームとしても個人としても悔しい一戦だった」

と唇を噛みます

自身のプレーについても、

「あそこまで相手に引かれると、フリーでボールを受けることがなかなか出来なかった。けど・・・、前半、ボールを受けに下がりすぎないように意識していたけど、なかなかボールが入ってこなかったので難しい戦いになった。でも、キープするところがうまくできなかったので、もう少しそのあたりちゃんと出来たらと思う」

”でも”、”けど”を多く使って言葉を紡ぐあたり、前回の悔しさを消化しきれていないのかもしれません

思うようにボールを受けられなかったことに、ビルドアップ時のフォーメーション変更影響したのか・・・

「特にそんな、やり辛さ感じないけど、まあこういう風にうまくいかないときにシステムを変えるとかじゃなくて、自分たちがやりたいことを貫き通すというのが大事だと思う。言ってもまだ(首位との勝ち点)4差しかないので、優勝を狙える位置にいると思う」

”自分たちがやりたいこと”の中で、興梠選手がどれだけ輝いているか、夏場の得点数が証明しています

「残り8試合1つも落とさないで全勝するつもりで頑張っていきたい」

ストライカーらしく、前を向きました

まずは、「みんな疲れている感じがあるので、疲れを取って万全の状態で次に臨みたい」

そして、常勝軍団でリーグ3連覇を達成した経験を踏まえ、

「1人1人の気持ちがブレないこと、自分たちがやってるサッカーを貫き通すことが大事だと思うし、今さら変えることもない」

貫き通すというのは、システム云々を指すのでなく、どんな時でも、攻撃的姿勢を崩さなということでしょう

それが、チーム一丸となって目指しているもので、今年から興梠選手が加入したことで、そのワクワク感さらに高まりました

「1人1人がまた自信を持ったプレーをすれば、また良いプレーが出来る。1人1人がどういう仕事をすべきかわかってると思うし、チームとしても次絶対に勝って、勝ち点3を取らないといけない。3位ということで上に2ついるので、そこにプレッシャーをかけられるように、差を縮めて最終的に自分たちがトップにいられれば良い」

浦和のために全力を尽くす背番号30、改めて言い切ります

「やるべきことを1人1人がちゃんとすれば、絶対に優勝するチームだと思うので、そこら辺をしっかりして、次の試合で気持ちを見せたプレーをしたい」

インタビューの詳細、午後練習の様子について、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

さらに、火曜日ということでレッズレディースの特集も

先日行われた練習試合終了後、

・「もっともっと厳しく」
→吉田監督インタビュー

・「良いことばかりが経験ということでない」
→池田選手インタビュー

・「『自分たち勝ち続ける』という意識で」
→高畑選手インタビュー

お楽しみに

RED A Live 2013

「これぐらいで良いだろう、誰かが走ってくれるだろう。
そういう甘い考えはなくさなければいけない。
あと一歩をどれだけこだわれるかが大事。苦しいところを1㎝、1㎜でこだわる。
ここからは、”気持ち”、”気合い”という言葉に尽きる」
(今日の練習後、森脇選手)

1419679161

1419679525

★浦和レッズ戦を実況生中継!

埼玉スタジアム2○○2で行われる、「Jリーグ第26節・浦和レッズ対ヴァンフォーレ甲府戦」の模様を実況生中継します。
浦和レッズの闘いを熱く応援しましょう!!

BISAI RED A Live 2013「浦和レッズ対ヴァンフォーレ甲府」
…9月21日(土)16:45~19:15(延長の場合あり)
提供/仕出し弁当・美菜

Come On! REDS…15:00~15:55
REDS After The Match…20:00~21:55

・レッズへの応援メールはこちらへ!
・放送エリア以外でもサイマルラジオ・iPhone・スマートフォンでお楽しみいただけます!!(再放送を除く)

これに伴い、当日は番組編成を以下のように変更します。
14:00~14:55 Catch The Music(短縮)
15:00~15:55 Come on! REDS
16:45~19:15 BISAI RED A Live2013(延長の場合あり)
19:15~19:20 シティインフォ(時間変更の場合あり)
20:00~21:55 REDS After The Match
22:00~23:55 BISAI RED A Live2013(再放送)

9月19日 「スタジアムに来てくれる人達が望んでいることもわかっている」

どうもです

甲府戦を2日後に控えた今日は、恒例のミーティングを経て午前11時頃から練習がスタート

ウォームアップのあとは、11対11でのハーフコートゲームへ

「あいてるところを見逃すな!」(監督)

空気が澄んでいるのもあってか、じりじりと強い陽射しを受けながらも、集中した様子で励む選手達

ゲーム中は選手同士、チャレンジプレーと素早い攻守の切り替えとのバランスに配慮した声を掛け合っていた印象です

お昼の12時40分頃、原口選手の”ラストゴール”で練習は終了

s1444580626

今日の攻撃時におけるフォーメーションは、FC東京戦&きのうの練習とほぼ同じものが採用されていました

シャドーに入った柏木選手は、

「サイドと中と両方使えるのが一番良い。サイド、サイドになりすぎるのも良くない。サイドが多くはなるかもしれないけど、プラス、中を使えるような状況を作れれば一番良いと思うし、甲府戦に関しては”我慢”やと思う。あのサッカーをやられる限り、先制点を奪われるとどうしても苦しむから、それは避けたい。広島、鹿島がそれでやられているわけやから、そこは意識しないといけない」

”状況に応じた使い分けの判断”、”我慢”をポイントに挙げつつ、残留争いに身を置く甲府を警戒

「国立での甲府戦は我慢して我慢してという形やったけど、あの時は甲府が良くない時期やったと思うし、相手は特に守るでもなく攻めるでもなかった。でも今は自分たちの規律の中でしっかりサッカーをして、という感じやから、あの時よりは怖さもあるし、相手は下で戦っているというところで戦うのが難しい状況ではあると思う」

柏木選手が自分らしさを見失わずに闘うことができれば、良い方向へとつながるはず

また、ゲーム形式のメンバーについては若干名の入れ替え

ビブス組に入ったうちの1人に、鈴木選手の姿がありました

「コンディションは戻ってきていると思う。試合勘も問題ない」

今日のビブス組は、フィールドプレーヤーが強いボールへの執着心を見せ、無失点でした(あまり記憶にない、珍しいこと)

「それは公式戦で見せないといけないと思うので、トレーニングから集中してやらないといけないこと。当たり前のことだけど、ミスは起こるものだし、それをみんなで助け合うことが必要だと思う」

今週は選手間ミーティングも行われてきましたが、鈴木選手の経験も活きてくるかもしれません

「これまでも選手で話し合うことは多々あったし、ピッチで自分たちが責任を持ってやるというところでは選手たちで話し合うことも良いことだと思う。ただ、チームとしてやるべきことは変わらないので、確認という意味だし、コミュニケーションのひとつだと僕は思っている」

攻撃時の配置に変化があることについては、

「まあ、戦術的なことなので・・・」

と前置きがありましたが、

「いろいろな形ができることは良いことだと思うし、多少、立ち位置が変わったとしてもやるべきことは変わらないので、そんなに大きく違うことはない。それは自信というか、自分たちが進むべき道とブレずに進んできた部分で結果が出たところもあったけど、自分たちのアイデアが足りない部分もあったし、質をもっと高めなければいけない部分もある。1戦1戦、自分たちがやるべきことをやれば結果はついてくるという気持ちでやっている」

今まで幾度となく、目の前の壁を越えてきたボランチは、気負わず冷静に意気込みます

「甲府戦でやるべきはみんな理解していると思うし、スタジアムに来てくれる人たちが望んでいることもわかっているので、とにかく勝ち点3を取るために目の前の試合に集中したい」

鈴木選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

では

9月18日 「それでも勝ちきる力を」

201309181047000
201309181047000

どうもです

カラッとした爽やかな空気の大原は、好天に恵まれました

甲府戦3日前の今日、練習は午前10時からスタート

ウォームアップを経て、午前10時45分頃からは、戦術確認のメニューへ

10対10+守備側にはキーパーが入る、攻撃のパターン練習でした

ハーフライン付近からビルドアップをスタートさせるわけですが、その時の陣形に変化が見られます

FC東京戦と同様に、両ボランチが最終ラインまで下がり、3バックの中央とフラットなラインを形成

両サイドのセンターバックはウイングバックに近い位置までプッシュアップ

そして今までとの違いとしては、最終ラインの手前に縦パスを受ける選手がいないということ

時に2シャドーがボールを引き出すべく下がりますが、基本的には中盤が省略されたものです

「受けて、落として、3人目が入る!」(監督)

相手ディフェンスラインの裏を突くようなコンビネーションに、磨きをかけていた印象です

マンツーマンディフェンスをいかにしてかいくぐるか、縦パスを封じられた時にどう崩すか、そのための1つの打開策といえるでしょう

「ボールが動かせるし、相手もつかみづらいだろうし、変な奪われ方をしなければチャンスは多くなると思う」

そう利点を説明するのは那須選手

「最終ラインの持ち運びがキーになると思うし、そこで良い持ち運びや時間が作れないと良い攻撃ができないと思うし、そこから良い供給ができればカウンターも食らわないと思うので、その辺には細心の注意を払いたい」

また、槙野選手はこのように話します

「前の試合もそうだし、今日の練習でもそうだと思うけど、よりボールの動かし方だったり、右と左のサイドへのボールの散らしは多くなっていると思う。相手が引いて守る、中を固めるというやり方をしてくると思うので、よりサイドで数的優位の状況を作れると思う」

さらには、

「より分厚さ、”幅と深み”を効かせて厚い攻撃ができればなと思っている」

FC東京戦でもそうでしたが、サイドへのフィード一辺倒にならないことも大事なこと

「時にはワンタッチの縦パスも相手に対して危険なボールの動かし方だと思うので、そこはしっかり狙うこと。なおかつ相手にとって危険な走り、クオリティの高い走りをしないといけない」

より大胆に、より的を絞らせない攻撃を仕掛けるべく、新たなバリエーションが構築されそうです

午前11時10分頃からは、11対11でのハーフコートゲームへ

「出して、動いてを繰り返さないと回らないよ!」(監督)

横(タッチライン)がペナ幅に設定されたため、いつも以上にコンパクトな密集地帯でのプレーでした

「奪ったあとは縦」

「狭いグリッドの中では、ドリブルも使い分けて相手を外す」

と監督の指示

タッチ数にも制限が設けられ、「動かないともらえないよ!」

運動量に加えて、ボールを受けるための連動性などが求められていました

午前11時35分、興梠選手による”ラストゴール”で練習は終了

練習後のファンサービスも賑わっていました

攻撃面の精度向上も大切ですが、守備面はどうか

きのうの午後練習後には、けが人を除くほぼ全員が集まっての選手間ミーティングが行われました

槙野選手の証言です

「残り9試合で、監督も強く言っていたけど、『数字上、今の失点数で2位にいること自体が考えられない』と。ゴールが取れている分、もう少し得失点差で相手よりもプラスになっても良いのかなと思う。僕たち後ろの選手が攻撃陣に対してもっと貢献できればなと思っている」

話し合いは、今までも度々行われていることではあります

けれども今回は雰囲気を見ていると、改めて、1人ひとりの「優勝したい」という気持ちを確認できる良い機会になったのでは・・・

そんな疑問に対して、

「確かに1人ひとりが優勝したいという気持ちが徐々に出始めている結果として、ああやって監督発信じゃなくて、選手発信で話し合えているのはポジティブ」

それ相応の理由があります

「僕も広島時代に残留争いを経験したけど、残留争いをしているチームが選手同士で話し合うのはよく見られる光景だと思うけど、上の順位にいて自分たちから発信して話し合うことができるのは、ひとつの強みかなと、良い雰囲気を示しているのかなと」

そして、

「チームが苦しい時こそ1人ひとりのキャラクターが問われると思う。チームが良い時、個人の調子が良い時は周りに対してポジティブに接することができるけど、自分にとってマイナスな要素がある時にどう周りに接するかが大事。前回、負けているだけに、チームに対してカンフル剤というか、新しい風というか、ポジティブな表現をできればなと」

どこまでも前向きで、周りも明るくするパワーを持った、槙野選手らしいお話しでした

また、失点が重なる守備について、背番号4のコメントが良いです

「自分たちはまだまだ発展途上というか、何かをつかんだわけでもないし、早く気付けるに越したことはないけど、前回負けた中で気付けたこともたくさんある。勝って気付ければベストだったけど、幸い上との差もそんなに開くことなく、まだチャンスがあるので、この一週間の中でどれだけ修正して攻守に渡って良いサッカーができるかだと思う。特に前回の負けは悔しかったけど、もうああいうことがないように、残り9試合、タイトルを獲るためにしっかりやっていきたい」

今まで4度の移籍を経験し、数多くの修羅場をくぐり抜けてきただけに、説得力があります

「甲府戦は厳しい試合になると思うけど、それでも勝ちきる力をつけないといけないと思うし、ギリギリのところで勝てるようにチーム一丸となってやるしかないと思っている」

いずれシーズンを振り返った時、甲府戦への一週間が、

”課題を克服するきっかけとなった”

少なからず、予感がします

那須選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

では

REDS WAVE 87.3 FM