れん どうもです
川崎戦から一夜明けての大原
いつもより多くの見学者が訪れました
きのうの悔しさから、居ても立ってもいられない方も、いたのかもしれません
厳しい暑さがさらに増したお昼の12時、それまで行われていた約50分間のミーティングを経てトレーニングはスタートとりかご、ジョギングといったリカバリー系メニューが約35分間に渡って行われました
「連戦は言い訳にできない」
練習後、西川選手は表情を引き締めます
「良い方向にチームを導いていきたいです。足りないのは楽しむこと」
”エンジョイ”、その空気を作れるのが、守護神の強み
「僕のところから変えていきたい。ポジティブな考えとプレーを見せれば、このチームは強くなる」
そして、
「1年が終わったときに一番上に立っていることを思い描いています」
V字回復を誓いました練習のシメに行われていた6分×2本のジョギングは、各選手が自身で走るペースを設定していました
メラメラとインターバル走を繰り返し、体中から熱気を発する那須選手
ゆーっくりと、何かを考え込みながら一歩一歩進む、森脇選手
確実な足取りの平川選手
皆それぞれでした
そういった中、鬼気迫るオーラで400メートルトラックを駆け抜けるマイケルジョンソンを彷彿とさせていたのは、伊藤選手◇◆◇伊藤選手◇◆◇
――素走りをしている最中はどんなことを考えていましたか?
「いやまぁでも、きのう僕は試合に出ていなかったので、でも、他の選手よりも試合に出ていないので、《きょうしっかりコンディションを上げるように》ときのうの結果が1対4という、浦和にとって本当に信じられない負け方、こんな大敗をしたのは僕が入団してから初めてだったんですけど、色んな気持ちがあるんですけどやっぱり、スタメンで出ている選手が、変な話ですがミスをすれば自分が試合に出られるチャンスが来ると思ってしまうのもあるし、チーム状況が悪い中で、順位が良くない悔しさというのもありますけど、《やっぱり悔しい》という感情を表に出してしまうと、自分でもあんまり調子が上がらないので、きょうは《誰にも言われずにひたすら走る》というのを意識して走ってました」
――やるせない思いというのが表情に出ている印象でした
「そうですね、凄いまあ・・何て言うんだろう・・・苛立たしいというか、そういう言い方をしてはダメだと思うんですけど、凄い自分にも腹が立つし、出ていない状況がこんなにも続いているとは自分でも思っていなかったので、非常に悔しいです。チーム状況も良くないので、チャンスが来ればという感じです」
――練習前のミーティングでは何を感じましたか?
「自分が出ていないのが現実ですし、きのうの試合のこととか色んな話があったんですけど、僕がどうこう思ったり言ったりしても、監督は試合に絡んでいる選手を中心に考えていると思うので、やっぱり僕も・・僕のことも考えてもらえるように、練習から良いプレーをして、試合で使ってもらえたときにどれだけインパクトを残せるかだと思っているので、だからもっと・・今、監督の頭の中に“僕”という選択肢はゼロだと思っているので、本当にその可能性を少しでも増やすために練習をしていますし、ミーティングでも悔しい思いをしながら聞いていますけど、本当に今はただ悔しいので、やるしかないと思っています。監督も凄い悔しい思いをしていると感じますし、選手それぞれ色んな想いはあると思いますけど、みんなが悔しくて、チームの雰囲気もそんなに良くないので、その中でのミーティングは色んな複雑な心境が選手によってはあったと思うので、まあでも・・・・、はい・・・・・」
――試合もそうですが、日頃のこのような練習からチームは出来上がっていくので。だからこそ、あしたからまた、伊藤選手が気迫を見せることによって、チームの力に。そこが監督の目にとまれば
「そうですね!今は本当にチームチームとなっていますけど、個人的には個人がどれだけ個で頑張って結果を残せるかも大事だと思っているので、今は本当にチームのため、個人のためにも頑張って行く感じです」
――色んなことを感じ、今は正解がわからないでしょうが、ひとつひとつが糧となるので。しっかり見させてもらいます。伊藤選手に期待してますよっ!
「はい!ありがとうございます!!(涼笑)頑張ります!!!(キリッ)」
インタビュー全容は、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます
では