7月12日 「究極の良い準備」&「これからのJリーグの発展や日本サッカー界の発展に自分が少しでも役立てれば」

どうもです

松本山雅戦から一夜明けたきょう、練習はお昼の12時頃にはじまりました

試合に長時間出場した選手はクールダウン

それ以外のメンバーはハーフコートでのゲーム形式を中心としたメニューで汗を流しました

◇◆◇西川選手◇◆◇

――難しいゲームをものにして

「きのうの試合に関しては本当に結果だけだったので、結果が欲しかったというところでは良かったんじゃないかと思います」

――キャンプで取り組んだことの成果

「非常に、セットプレーで得点できたというのは練習の成果が出たんじゃないかなと。流れの中でも数多くチャンスを作っていましたし、非常にポジティブなところがたくさん見られた試合になったんじゃないかなと思います」

――失点もありましたが、収穫と課題としてチームで共有できること

「やっぱりJ1レベルになってくると、もっともっと危険な状況を作られそうになる場面というのはあったと思いますし、そこはイメージしながら改善しなければいけないですし、最初の失点なんかも、もったいなかったなという失点になってしまったので、そこは僕自身もしっかりと反省しながら次に活かしていければなと思います」

――西川選手のポジショニングに磨きがかかっていて、シュートへの良い対応が出来ているように見受けられました

「そうですね、キャンプでは角度のないところからのシュートというところで、ひとつ自分たちに余裕を作ろうという、無駄な動きをしない、自分から体勢を崩さないということをテーマに練習してきたので、後半にも最後に一本、角度のないところからのシュートがありましたが、そこも余裕を持って守ることが出来たんじゃないかなと。練習の成果が出たと思います」

――何気ないセーブのようでも、よく口にしている「準備」ができていたように見えて、だからこそ的確な処置が出来ていたのでしょうか

「そうですね、もう本当にワールドカップのキーパーの失点シーンとかをフィードバックしてもらって、キーパー陣で尚史さんを中心にディスカッションみたいな感じのことをこの中断期間にしたんですけど、やっぱり最終的な結論というのはもう、究極の良い準備。もう自分がどういう準備をして、どういう余裕を持っているのか、どんな場面でも想定内で出来ているのかっていう準備のところをこだわり続けなければ、うん、いけないなというのは改めて実感して、自分達が意識してることだったので、そこは継続的にみんなでやっていきたいなと思います」

――相手のフォワードが1試合に大体2~3本のシュートを打つとして、最初のシュートで良いミートの感触があったとしても、横っ飛びもせずに楽々止めれば、《あれ?》となってそれ以降にも良い影響が

「そうですねー!ゴールキーパーが本当にバタバタしなければ、相手に対して非常にプレッシャーをかけることができますし、味方は逆に安心感というのを得られると思うので、何でもないシュートをしっかり止めたり、難しいシュートも平気な顔して止めたり、そういうところを出来るように、こだわってやっていきたいと思います」

――きのうはそういったオーラも感じられたので

「はーい!任してください!頑張りますね!(スマイル)」

――来週は埼スタでリーグ再開のゲームがあります。それまでにチームとして改善できるようなことも含めて抱負を

「そうですね、休みを終えて、また4日で準備をするわけなんですけど、非常に良い雰囲気でやっていきたいですし、名古屋は自分たちと勝ち点もそんなに離れていないので、実際。やっぱり上を目指して行く上でリーグ再開初戦で必ず勝って、上に上に行きたいと思います」

――どんどんどんどん成長してくれると思えて、どんどんどんどん楽しみが増えて、次もその次も楽しみです

「そうですねー、もう成長することを常に考えながら、何歳になってもそこは目標として持って、毎日高い意識で練習していきたいなと思います。次の代表も、目指します!(ビッグスマイル)」20180712_130559-◇◆◇柴戸選手◇◆◇

――随分焼けたように。もともとは色白?

「そうですね、はい(ニコリ)」

――きのうは終盤に起用されましたが、振り返ってみて

「チームが逆転してくれて、自分も試合に出ることが出来ましたし、そういった中でしっかりと自分に与えれた役割を考えながら、ああいう時間帯でも入ることがあると思うので、これからも。そういう時間帯でもしっかりアピールだったり自分の出来ることを最大限やっていきたいなと思いましたし、きのうは、ひとつ自分でも意図してボールを奪って前に出て行くということが出来たので、あとはそのあとのトラップの部分で、もっとやっていきたいなと思いました」

――どう自分だったら出来るかというところで、受け身にならず、奪いに行くプレーを示したということですか?

「そうですね、はい。やっぱり奪ってから前に出て行くというのは凄い大事だし、後ろから出て行けば、前の選手も時間を作れると思うので、そういう部分をやっていきたいと思います」

――チーム全体としては、キャンプで取り組んできたことの出せた部分などはいかがですか?

「ベンチからも見ていて、ゴールへ向かっていく迫力であったり、もっとシュートを簡単に打って良いのかなと思いましたし、点を取るという意味でも、もっとゴールに向かって行くプレーはチームとして必要かなというふうに思いました」

――色んな選択肢が攻撃の練習でも与えられていて、どれを使うかの判断がもっと早くなれば、もっと良くなるのかなと

「まあ今、チームでも練習からコンビネーションに取り組んでいるので、そういう部分がかみ合ってくれば、もっともっと・・・なんて言うんですかね、楽にゴールに向かっていけるかと思いますし、そういう、“今何をやるべきか”というのをチームとして統一できたときに、得点も決まってくるのかなと思います」

――そこで自分が出せるプレーとしてどんなイメージでしょうか

「まずは守備の部分でボールを奪って、そういった勢いを使ってそのまま前に運んでゴールに向かっていくというのは、きのうの試合でも自分の中ではある程度つかめたので、そういう部分はもっと出せるかなと思いました」

――怪我もありましたが、トップスピードへ至るまでの早さなどは、リハビリの成果でしょうか

「そうですね、リハビリ期間でもしっかりトレーニングを積んでいたので、そういう部分でもプロに入る前よりも自分の中でもスピードがちょっとずつ上がってきているかなというふうに思います」

――球際の強さはもともとあるし、あとはスピードもついていけば。それをどう与えられた時間で示すか

「はい。チャンスは絶対にあると思うので、そのチャンスが来たときに、しっかり準備をしていたいですし、そのチャンスをしっかりつかんで活躍したいと思います」

――ワールドカップから教わっていること

「世界の選手がああいった舞台でやっているのをテレビで観られるということは、本当に素晴らしいし、それがもっともっと世の中に広まって、Jリーグという舞台も多くの方に観ていただければ、自分の中でももっと《やってやろう》っていう、《もっと自分を知って欲しい》という思いも増しますし、これからのJリーグの発展や日本サッカー界の発展に自分が少しでも役立てればなと思います」

――さすがは明治のキャプテン

「いやいや(ニコリ)」

――自分を重ね合わせたような選手やプレーはありましたか?

「重ね合わせるというよりは、色んな選手のプレーを見て真似するというか、自分は中盤で守備的ですけど、攻撃に出て行くというプレーも意識しているので、そういった部分も、どうやって前に運んでいくかだったり、前の選手のプレーを見てっていうのは意識しています」

――一人一芸の時代ではなくなったのでなおさら。守備だけでなく、二つ三つできないと

「そうですね、本当にどちらかが出来れば良いっていう時代のサッカーではないと思うので、守備も出来て攻撃も出来た方が良いですし、色んなことができれば、試合に出られるチャンスもあるので、凄い能力があるわけではないので、そういう部分は意識していかなければいけないと思います」

――リーグ再開と巻き返しに向けた抱負を

「個人としては、まず試合に出て活躍するということもそうですし、怪我をせずにここまでやってきているので、もう一回怪我をせず、しっかり準備をしながらチームの勝利に少しでも貢献していけれたらなと思います。チームとしては、本当に一戦一戦が大事になってくると思うので、一戦一戦チーム一丸となって、練習からしっかり準備して、少しでも勝ち点を取れるように頑張っていきたいと思います」

――逞しいし頼もしい

「はい、頑張ります(ニコリ)」

西川選手と柴戸選手のインタビューは、このあと19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でもお聴きいただけます

では

7月10日 「監督を信じてやるだけ」

どうもです

試合前日のきょう、練習は非公開で行われました20180710_121711-◇◆◇宇賀神選手◇◆◇

――以前から「キャンプがこわい」と話していましたが、実際に今終えてみて手応えとしては?

「キャンプに入るまでがしんどかったので、そこでしっかりと耐久ができていたので、乗り越えることはできたかなと思います(ニコリ)」

――どんなところを高められたと思いますか?

「やはり攻守の切り替えの部分と、守備の方法というのは監督に人それぞれ違う部分だと思うので、しっかりとブロックを作った部分からスイッチを入れるという所と、攻守の切り替えのところかと思います」

――チームで同じ時間を過ごしたことで、感じ合えたことはありますか?

「より監督のミーティングもたくさんありましたし、監督がより“勝つ”ということにこだわってるっていうのは全員共通して認識できた部分かなと。スローインひとつ、セットプレーひとつでゲームは変わるっていうのを今までのどの監督よりもそういうところを重要視しているというは全員がわかったのかなと思います」

――局面ひとつひとつのトレーニングの要素がすべてゲームの中で合わさった時、どのようなサッカーが展開されるか。観る側はもちろん、プレーする側も楽しみなのでは?

「本当にね、現実的にひとつずつ勝ちをつかみとっていくというサッカーだと思いますし、それで実際に3連覇という結果を残していると思うので、自分たちはこの監督を信じてやるだけだと思いますし、まだ来てそんなに日にちも長くないですけど、時にうまくいかないこともあると思いますし、そこでブレないで監督のやることについていければと思います」

――サイドで連動してから中へセンタリングを送り込む練習ひとつでも、監督から多くの攻撃パターンが提供されていて、言葉の説明ですぐに理解して実践している宇賀神選手が素晴らしい

「まあでも、やっぱ局面局面で巧く良い距離で三角形を作って、そこからのコンビネーションというのを非常に監督は重要視していると思うし、ある程度の形は示してくれているので、あとは自分たちの精度次第だなと思います」

――以前の3-4-2-1であれば、ビルドアップ時にまずは4-1-5の形を作り、そこからまた連動していましたが、今は流れの中で動きながらポジションを取ってそこへパスを送るようになっているかと

「まぁ自分のポジションもね、ただまずは高い位置を取るというよりもボールの流れの中で臨機応変にパスコースを作りながらというのが前と違う所かなと思うので、まだ自分は試行錯誤しながらやっている(苦笑)部分もあるかと思います」

――宇賀神選手は戦術理解度と流れを読む力が高いのですぐできるはず

「まぁでもそこが自分の長所でもあると思いますし、いち早くそれを理解して、チームの勝利につなげなければいけないと思います」

――松本山雅FCの調子も良さそうですが、どんな印象ですか?

「本当に自分たちと試合をするためにしっかりと順位を上げてきたなっていう(ニコリ)感じもしますし、前節で首位に立ってっていうところで非常にチームとしての状況も良いと思うし、ずっと反町さんが長い間指揮していて、やっぱりベースとなる部分があるとチームとして強いと思うので、間違いなく難しい試合になると思うし、この気温も上がってきて、1点がゲームを左右するかと思います」

――誰が出るか分かりませんが、高崎選手がいます

「本当に彼とは浦和でもやってますし、非常に人としても素晴らしい良い先輩でもあるので、そういう選手と対戦するのは凄く楽しみにしてますし、彼も松本で大活躍して今の地を築いていると思うので、そういう選手に対してしっかりと“浦和レッズは凄いぞ”と結果で示さないといけないなと思います」

――09年、天皇杯は大学チームに登録されていましたが、Jではレッズのメンバーに入っていました。松本での天皇杯での試合に対するイメージを払しょくしたい方も多いかと思います

「まあ、あのー、そのことばかり言う人もいますけど、Jリーグでも戦っています。天皇杯っていうのはそういう試合が数多く起きる大会だと思うので、本当に難しい試合になるなと思うので、どんな形でも勝ちたいなと思います」

宇賀神選手のインタビュー全容は、このあと19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では

7月9日 「自分の良さを出して、観客を魅了できたら」

どうもです

天皇杯4回戦2日前のきょうは、午前11時頃に練習が始まりました

11対11での戦術確認に加えて、締めにはPK合戦を実施

かなり実戦に近いメニューが約1時間20分に渡って行われました

20180709_120106-

◇◆◇荻原選手◇◆◇

――充実してますか?

「充実してます(ニヤリ)」

――より吹っ切れたようで。ファーストタッチがピタリといけばそこから良い流れでプレーできているように

「なんか、またちょっとシーズンの始めと同じポジションというか、前目の位置で今できてて、けっこう攻撃に絡めるシーンが多いので、自分の良さが今出ていると思います」

――シャドーも面白いですか?

「そうですね、直接ゴールに絡めるという意味では本当に面白い…です!」

――大槻ヘッドコーチもよく練習の中で伝えていますが、ボールを受ける前にどれだけ周囲の状況を把握しておくかが大事

「常に周りの状況が変わるので、状況に応じた自分の立ち位置みたいなそういうのを取ることはユースから大槻さんに教わっていたので、いつも通りやればできると思います」

――PKは得意ですか?

「PKはまぁ・・・あんま、公式戦で蹴ったことがあんまないので、別に苦手意識はないです」

――きょうは右上のバーに当たる力強いシュートを決めました。凄い度胸を感じました

「あれはもう最初っから海君に『右上に蹴る』って言ってて」

――キーパーじゃなくて柴戸選手に?

「そうです(ニヤリ)」

――バーに当てたのも狙い通り?

「いや、バーは狙ってないです。本当に『右上に蹴る』って言って蹴ったので(ニヤリ)」20180709_122047-

――この中断期間というのを振り返っていかがですか?

「えーと、まぁ自分はまずロシアの方に代表で遠征で行ってて、まあ、なんか凄い高い意識の中で今回戻ってきて、けっこう思い通りというか、プレーの調子というか、調子じゃないけど、プレーの質が上がってきているのかと思っていて、良い手ごたえで今やれています」

――モチベーションが上がりまくった、と

「多分そうですね!モチベーションマックスで帰ってきたので、あまりあっちではサッカーをプレイできていなかったので、そういった意味ではサッカーに飢えてて、なおかつ代表戦を観て凄い《4年後に立ちたい》という思いで帰ってきたので、凄いモチベーションで帰ってきました」

――あの雰囲気を味わい感じたこと

「なんか改めてワールドカップの凄さっていうか、独特の雰囲気というのを味わえたので、新鮮というか、プロになる前を含めて、あんま観客席で座って観る経験がなかったので、良かったと思います。凄い日本は世界でも通用するということを今回のワールドカップで示してくれたので、生で観ていて感じたのですが、スタジアムが日本の雰囲気になることもあるんですよ、スタジアムの空気感が。コロンビア戦で逆転した時とか。凄いなと思いました。コロンビアのサポーターもすっごい多くて、サッカーの熱というか、そういうのがあるんですよね、そういった意味でもコロンビアサポーターがいっぱいいて、最初は自分の席には日本の応援歌が聞こえてこなかったんですよ、見渡しても一部分に集まってるなぁぐらいの感じで、それが途中でコロンビアに勝ち越した時に、日本の応援歌が初めて聞こえた感じで、なんか面白かったです!」

――誇らしい

「そうですね!」

――お手本になったプレー

「最後のところで体を張るみたいな、そういう日本ならではの闘争心というか、一体感みたいなものが他のチームよりも勝っているのかと思いました」

――ご自身はどうあるべきと思いましたか?

「日本の良さである、一体感とか規律が守れる部分といったものを持ちつつも、自分の“個”で打開できる選手にはなりたいと思いました」

――原口選手がまさしく

「そうですね、なかなか初戦では攻撃で目立つシーンはなかったと思いますけど、そういう意味ではベルギー戦で活躍できているのとかが凄いうというか、お手本になります。元気君は自分とはこれまで全然絡みがなかったんですけど、知っててくれたみたいで、なんか絡まれて、『ウォーイ!』みたいな感じで(苦笑)優しかったです(ニヤリ)」

――あさって、再開

「自分が途中から出たらチームの勝利に貢献できるように、自分の良さを出して、観客を魅了できたらと思います(キリッ)」

荻原選手のインタビューは、あすの<You’re The REDS>でお届けします

では

7月8日 「このワールドカップで培った団結力や厳しさ」&「モチベーションは凄い高い状態にあります」

どうもです

天皇杯3回戦を3日後に控えたきょうの練習は、午前10時過ぎに始まり  ました20180708_105314-ウォームアップ後は、ポゼッションゲームやゴールを3つ用いた変則的な11対11での戦術確認を実施

「先週、先々週とこれまでやってきたことだよ」(オリヴェイラ監督)

素早い攻守の切り替え、押し出すようなプレス、セカンドボールへの反応、サイドでのコンビネーション、パスをスイッチにした動き出し、などに今一度磨きをかけていました

練習は、お昼の12時前に終了しています

20180708_105639-

◇◆◇槙野選手◇◆◇

――ワールドカップから帰ってきて、チームに合流した今の心境

「色んな44日間、色んなことがありましたし、行く前と帰ってきた後では全然自分の中でも感情というか、この先を考えることも大きく変わってきましたので、何よりもひとつ良かったのは、国民の皆さんにプレーでサッカー熱というものを植えつけられたことっていうのは非常に良かったと思います」

――感情の変化

「初めてのワールドカップということで、色々な難しい経験もさせてもらいましたので、今後の自分のサッカー人生、セカンドキャリアに対しての経験値を高めていければ良いかと思っています」

――実際にピッチに立って感じたこと

「皆さん知っての通り、第3戦の非常に難しい状況で出させていただくきっかけがありましたので、勝利はもちろんですけども、他会場の経過、環境の難しさ、そして次のステージに行かなければいけない難しさ、と色んな要素が詰まった中での試合でしたので、そういう中でもしっかりと、まあ負けはしたものの、難しい状況の中で最低限の結果を出せたことは良かったと思います」

――結果的に今のように盛り上がった要因をどう感じていますか?

「はい、これが果たして良いものかわからないですけども、個人的にはチームの一員として戦っている中でいえば、ベスト16で満足できないなと。もう一個、次の上のステージに行きたかった、新しい景色を見たかったっていう正直な思いがあるんですけども、ただ国民の皆さんの変化を見る限りですと、この先のJリーグであったり日本代表への関心という部分では非常に高まっているなというふうに思っています」

――大会を通じて印象に残っていること

「試合の結果はもちろんですけど、やっぱり選ばれた人間同士でですね、同じ目標を持った“同志”たちがひとつの目標に向かってしっかりと行動する、チームワークを高めて打ち込むという部分で本当に良き仲間達と一緒にグループになって戦えたかなっていうのはあります」

――今のお話の象徴のようなシーンが、原口選手がゴールを決めた後、一目散に槙野選手へ駆け寄った時かと

「あーはい(笑)そうですね、このクラブにいる時もですね、他所から来た僕に対して教育係を指名したクラブの上の方たちに今でも感謝していますし、彼がああやって世界の舞台でゴールを決めて活躍する姿というのは、僕はもちろんですけど、浦和レッズに関わる全ての方々が一番嬉しく思っているでしょうから少しでもそういう恩返しができたことは、彼のゴールではありますけども、僕も自分のゴールであるかのように喜ぶことができたのは良かったです」

――世界トップクラスとの差を埋めて越していくために

「はい。ちょっとではないと思うんですね、詰めていけなければいけないものというのは。もしかしたら環境を変えて新しい変化をもたらさなければいけないって気づいた選手は数多くいたと思うので、これからが勝負だと思いますので自分の置かれている環境の中でどれだけバトルして、高めていけるかだと思っています」

――ワールドカップを経験し、これからレッズでどのような槙野選手を楽しみにしていれば良いですか?

「僕はあまり大きく変わったとは思いませんけど(苦笑)ただ、やっぱりそういう刺激というのをこのチームにもたらさなければいけないと思っていますので、置かれている状況は非常に厳しいので、少しでも上の順位に少しずつ後半戦は巻き返していけるように、このワールドカップで培った団結力や厳しさというのをね、チームに落とし込めればと思っています」

――今後の目標

「いや、んーー…目標はちょっとまだ自分の中では定まっていませんので・・・はい。難しいですけどね、ちょっと考えて進んでいければいいかと思っています」

――レッズのサポーターへ

「ワールドカップっていう舞台に立てたというのは、もちろん自分の努力もあってこそだとは思いますけども、やっぱり浦和レッズに関わる全ての方達、日ごろね、バトルし合っている選手やスタッフの方々の力があってこそのものだと思いますので、これに満足することなく、もっと皆さんに笑顔を届けられるようなプレーと結果を出していければ良いかと思っています」20180708_111916-

◇◆◇遠藤選手◇◆◇

――チームに合流して

「いやまあチームが中断明けてこれからまた天皇杯とリーグに向かっていくというところで、まあ、良い準備ができているふうには感じていますけど」

――練習終了前に監督と槙野選手とお話をしていましたが、どのような確認がありましたか?

「いやまあ、あんま戦術的なことなんで細かくは言えないですけど、攻撃の部分で、はい」

――ワールドカップを振り返って

「んまあ、個人的には、まあ、出られなかった悔しさとあとはチームとしてああいう形で負けてしまった悔しさの両方がありますけど、出られなかったにせよ、その場にいて経験できたことは凄く大きいし、その経験をまた活かしていかなければいけないと思っていますし、まあ、帰ってきてモチベーションは凄い高い状態にありますけど」

――特に経験できたこととして挙げられること

「いやまあ、強い相手と対戦しているので、それが間違いなく経験だと思いますけど」

――チームがベスト16に行けた要因はどう感じますか?

「んまあチームとしての雰囲気は良かったと思いますし、まあ、なかなかワールドカップ前はあまり結果が出ずにいましたけど、やるべきことというのはそんなに変わらず、チームとして選手同士がしっかり話していきながらちょっとずつ良くしていこうという雰囲気はね、ずっとワールドカップ前からあったので、それがコロンビア戦に出たと思うし、その後のグループリーグ突破につながっっていると思います」

――試合に出られない悔しさを抱きつつ、良い雰囲気のためにどう振るまうことを心掛けていましたか?

「もちろん、個人的には出られない悔しさは、僕だけじゃなく出ないメンバーはみんな持っていたと思いますけど、それを出さずにしっかり練習から100%やることだったりとか、試合の雰囲気をベンチからもしっかり声を出して作っていくとか、そういうのは、やっぱり23人で戦うああいう舞台では大事だとおもうので、そこは意識していました」

――これから世界のトップクラスに追いついて追い越すために必要なこと

「いやまあ、全てなんですけど、大事なのは続けていくことだと思うので、しっかりじぶんのやることは整理できているので、しっかりそれをやっていけばと思います」

――今後へ向けて

「まあ、まあチームに帰ってきて、まずはひとつ、天皇杯。出るか出ないかはわからないですけど、100&の準備をしてやっていければ良いと思いますし、リーグもまだまだ上に行かないといけない順位にいるとおもうので、ここからしっかり巻き返していきたいですね」

――ワールドカップを経験したことでまた新たにできた目標などはありますか?

「いやそれはそんな変わんないすけど、特には。まぁでもやっぱり4年後どうなっているのか、自分はどういうふうにプレーできているのかというところのイメージは、よりするようにはなりましたけど」

――レッズでの試合を楽しみにしているサポーターへ

「そうですねまあ、前半戦はなかなか思うような結果が出ず、悔しい思いはチームとしてしているので、まあここからどれだけ上に行けるかというところで、天皇杯のタイトルもありますし、そこをしっかり勝てるように頑張るので、引き続き応援お願いします」

槙野選手と遠藤選手のインタビューは、あす19時からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では

 

 

7月7日 「帰っている時に日本サポーターの人が泣いているのを見て」

どうもです

清水キャンプを終えると、きのうおとといとオフが設けられました

そして天皇杯3回戦を4日後に控えたきょう、蒸し暑い大原での練習は午前10時にスタート20180707_113147-

室内調整を経て、午前11時15分頃に選手たちはピッチに姿を現します

全員で輪になってのとりかご、ゴムチューブを用いた強度高めの基礎練を経て、その後はサイド攻撃からフィニッシュへ至るパターン練習を実施

鋭い動き出し、速さと強さの伴ったパス、張りのある声・・・

いずれも、監督が様々なアイデアを提供する際のお手本と”身振り手振り”の印象です

その熱のこもった指導に呼応し、選手たちも意欲的に取り組んでいました

練習はお昼12時40分頃に終了しています

濃くて長いです

20180707_115232.-jpg

◇◆◇橋岡選手◇◆◇

――髪が明るくなったように見えるのは、気のせいですか?

「いや、あのー…白髪が生えてて、あのー…美容院で白髪染めをしようとして、不自然に真っ黒だとちょっと嫌だったので、ちょっとあのー、『不自然な真っ黒じゃない感じで、でも黒でお願いします』って言ったんですけど、ちょっと茶色になっちゃったので、《これはまずい!》と思って、自分で市販されている黒染め用のを買って、黒くして、そしたら色が落ちて来ちゃって…ちょっと赤くなってますよね?そうですよね?もう一回黒染めし直そうかなと…(苦笑)」

――この中断期間を過ごしていて、いかがですか?

「フランスでトゥーロン大会に出たり、ロシアのワールドカップに帯同させてもらったり、本当に良い経験を中断期間で自分自身は本当にさせてもらっているので、それは本当に今後にもつながると思うし、それを踏まえて今後の練習にもしっかり取り組んでいきたいと思いますし、こっちに帰ってきても今までとやることは…もっともっとやることは多くなっていくと思いますし、本当に4年後のワールドカップに出たいという気持ちが強くて、それは前からあったんですけど、もっと強くなったし、そういった面では本当に4年後に視点向けて、しっかり毎日毎日の練習が本当に大切になってくると思うので、毎日毎日しっかり取り組んで、一歩一歩成長できるようにっていうふうにやっています」

――色々聞かせてもらいたいことはありますが、時間もありますので、ロシアのお話をお願いします。あの、“4年に1度”の空気感というのはどうでしたか?

「いやもう本当に僕が凄いなぁって思ったのは、日本代表が1戦目に勝って、帰っている時に日本サポーターの人が泣いているのを見て、本当にこうやって感動をサッカーで与えられるというのは自分自身もグッときましたし、まあでも、他の国のサポーターの人はテレビでも観ましたし、生でも観ましたけど、本当に負けたりしたらやっぱサポーターの人も一緒に泣いてたりしたので、本当に多くの人が泣いていたりしたので、サポーターの人とも一緒に戦っているんだなと行く気持ちにもなりましたし、日本も多分そうなってきていると思いますし、サポーターの人も本当に気持ちを込めて応援してくれていると思いますし、日本人として一緒に戦ってくれていると思うので、それは本当に観ていて感じたので、僕自身本当に4年後に感動を与えられる選手だったり感動を与えられるチームにA代表ではなりたいと思いますし、なのでああいうワールドカップを生で観られたことで強く《4年後に行きたい》と思えたし、感動を与えたいと思いました」

――与えられる立場にいる権利を持っているのが選手

「本当に確かに、僕もベルギー戦を観ても本当に今回のワールドカップを観て、本当に率直に凄いなと鳥肌が立ちましたし、いつかこうなりたいと思いましたし、感動を与える側になって、色んな人に《あの人のプレーを見ていたら感動するな》と思われるプレーヤーになりたいと思いました」

――生で世界の選手を見たことで勉強になったこと

「やっぱり酒井宏樹選手はサイドバックで身長も高いですし、今の僕と身長はそんなに変わらないと思いますし、ヘディングも強くて、対人も強くて、推進力もあって、クロスの質も本当に高くて、そういった面では、僕も今サイドバックをやっているので、あのような選手になりたいなと思いましたし、本当にお手本になるようなプレーだったので、これからもしっかり酒井宏樹選手のプレーも見ながら勉強していきたいと思います」

――きょうの練習でも走りながら連動してのプレーを反復して

「そうですね!」

――酒井宏樹選手はそういう中でのプレーも素晴らしい

「そうですね(ニコリ)」

――しばらくのテーマは高速クロスですか?

「まぁそう・・・そこだけじゃなく」

――もちろん

「色んなところ、そこら辺も含めてしっかりやって行ければと思います」

――すぐに公式戦を控えています。ワールドカップも楽しいですが、レッズの試合を心待ちにしている方々へ抱負を

「そうですね、はい。中断明け最初に試合ということで、本当にサポーターもどう変わったかとか期待してると思うので、それを結果でしっかり見せて、一緒に喜びたいと思います」

――ではぜひ、原口選手に続いてもらえればと

「そうですね頑張ります(大スマイル)」

橋岡選手のインタビューは、来週の〈You’re The REDS〉でお届けします

では

 

6月26日 「新人に帰ったような気持ちで」

どうもです

清水合宿を翌日に控えたきょうは、午前10時から約1時間のトレーニングが行われました20180626_104913-途中からは、鬼ごっこのようなレクリエーション的メニューを実施

楽しさや明るい雰囲気もそうですが、持久力とアジリティ性が求められるため、選手からは中身も好評でした20180626_110226-

◇◆◇平川選手◇◆◇

――怪我から戻ってきて、楽しそうに過ごせている印象を受けます

「やっぱりね、練習に参加できるというのは非常に幸せだし、楽しくやらせてもらっています」

――やっぱり見ている側も平川選手がいないと寂しいです

「そうですね(汗)早く元気なところを見せないきゃいけないなと思います(ニコリ)」

――ある部分では部活のような雰囲気でみんなが一丸となって鍛え合えているようにも

「本当に、新しい体制になってね、トレーニング自体が新鮮で、非常に負荷が高いものになっているので、楽しみながらも少し気をつけながら入らないと、非常に厳しいトレーニングなのでね、また怪我しないように気をつけないといけないと思います」

――練習中、平川選手を絶賛する声がよく聞こえて、凄さをまた味わえています

「見せられるところと、調子に乗って怪我しないように気をつける部分と、色んな部分で楽しみながらも、色々と考えながらやっていければと思います」

――怪我を短い期間で繰り返してしまったことで学んだこと

「非常にね、怪我することによって焦ってね、早く復帰しようとしてね、また怪我をするという悪循環に入ってしまっていましたので、そんななかでね、新しい体制になって、今までいるメディカル+αで、アレックス(コンディショニング・コーディネーター)であったり、ブラジル人のコーチ陣が色んなものを、器具やトレーニングを含めて色んなものを与えてくれているので、そこでまた、肉体改造じゃないですけど、1からやれて、合流できたので、そういう良い部分を吸収しながら、やっていけたらと思います。またね、新人に帰ったような気持ちでやれています」

――きのう、約2時間に及んだ午後の練習中、「まだ余力がある」と言いながらスローインを投げていたのが超頼もしくて

「そう、ああ言ってたのに、きょう、凄え肩が筋肉痛で、みんなに聞いたら俺だけだったから、筋肉痛(汗)結局、俺が一番本気出してたし、みんなの方が余力あったなっていうふうに思いますけどね(苦笑)」

――けど、一番遠くまで投げていました

「そうですね、まあ、距離は飛ばせるけど持久力が足んないなって感じました」

――それだけ頑張ったってことですよ

「そうですね、はい!(ニコリ)やっぱり余力なかったです(苦笑)」

――あすからは故郷の近所での合宿が始まります

「まあ本当に場所的には実家の徒歩圏内だし、地元中の地元なんでね、そこに帰られるっていう嬉しさと、またそこでね、厳しいトレーニングをするっていうね、恐怖心と色々ありますけど(苦笑)ただね、この一週間を楽しむ部分と、あとは戦術の部分。やっぱ監督が代わってますので、個人的にもそうだし、出遅れた分の戦術を早く理解しなきゃいけないし、あとはチームとしてそれをフィットさせていく部分を時間かけてやれれば良いと思います」

――改めて、巻き返しへの抱負を

「後半戦ね、チームがね、上昇していくためにもまずは個人の、自分自身のコンディション、あとは戦術の部分を早く理解して、チームの一員としてね、また役に立てるように、そしてね、後半のチームとしてね、良い成績を残せるように、またこのキャンプで努力していきたいと思います」

――さらなる成長を楽しみにしています

「ありがとうございます(ニコリ)」

平川選手のインタビューは、今夜7時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でもお聴きいただけます

では

6月25日 「凄く頼もしかったし見ていて気持ち良かったですね」

どうもです

オフ明けのきょうは、2部練習が行われました

「暑い」(青木選手)

「暑い言うな!」(土田GKコーチ)

「熱い」(青木選手)

「だから熱い言うな!・・・・・アツい」(土田GKコーチ)

「えぇぇ!?早っ!」(青木選手)

午前は約90分間、体起こしとパスゲーム 20180625_121803-

午後は約140分間、サイドでの「早いパス交換!」(オリヴェイラ監督)からのシュート練習を中心としたメニューが行われました

「まだ余力ある」(平川選手)20180625_172327-

◇◆◇李選手◇◆◇

――オフ明けですけれどもギラギラとした太陽が似合う李選手ですが

「いやいや、もう天気はね気持ちも晴れるんで気持ち良いですけど」

――オフを経て、再開して、感触はどうですか?

「まあ、先週ずっと2部練で多くやってトレーニングを積んでいたんで体の方もある程度出来上がっているしキャンプに向けて良い体の状態を保てているんじゃないかと思います」

――意識していることはいかがですか?

「ケガなく、このきついトレーニングを積んでいけば勝手に体も仕上がってくるんでとにかくついて行ってあとはオズワルドがどういうサッカーをするかしっかり理解することが頭の方も回転させながらトレーニングしていかなきゃなと思います」

――やっぱ切り替えっていう部分で李選手の動きがスムーズに見えます。先週のゲーム形式とかを見ていても

「まあ、いろんな監督経験しているし、もうサッカー、プロサッカー生活も長いのでどう対応すればよいのかというのもある程度分かるのでそれをしっかり結果、目に見える結果で見せたいですね」

――監督とのコミュニケーションで大事なこととしてどんなことがありますか?

「やっぱ、謙虚に感謝を忘れずにいることじゃないですかね」

――そうすると、親子関係じゃないですけどいつもそういう感じに李選手は良い距離感というか

「まあ、人として最低限のベースなんでね、そこが。そこは崩さずやって行く中でやはりプロの世界なんでサッカー選手としてのプレーヤーとしてのクオリティってところをね問われると思うんでまあ、そこはそこで勝負したいと思いますけど」

―その前に約1週間の時は海外でいろんな刺激とか感化された部分はあったと思うんですけど、どうですか?

「自分の知らない世界にね、行くのは僕は幸せを感じる人なんでね、異国の文化だったり食であったり人でだったりというのに触れられてとてもリフレッシュしたオフを過ごせました」

――今回、特にどういったことで新鮮な感覚を味わえましたか?

「やっぱサンセバスチャンていうね、バスク地方なんですけど、彼らは凄く自分たちのアイデンティティを大切にしているし、食文化もどっちかと言ったらスペインでいう日本海みたいな感じなんで波も荒いし天候も厳しいし、けど食で観光を盛り上げようという街なんで世界的にああいった人たちとか食文化とか初めての経験でした。いろんな意味で面白かったです」

――自然と色々なところへ行けるところが・・・恐くないですか?

「全然恐くないですよ。海外にいたときもひとりでいろんな地方に行っていたんで」

――長澤選手が李選手疲れてる寝顔を取っているのを知っています?

「ウソでしょーーッ!いつそれ?」

――この間も沖縄に行ったときとか

「インスタか何かに載っけていたの?」

――載っけはていないと思いますが、本人がそう話していました

「マジで。あいつもね見聞も広いし若いのに考えていることもしっかりしているんでまあ、可愛い後輩ですけど尊敬する後輩です」

――昨日、観ましたか代表戦は?

「観ました」

――どうでしたか?

「いやぁ、戦ってますね。素晴らしい。誇りを持って責任を持って彼らが国を代表して戦っているんだなと目に見えて分かった試合なんでね、凄く頼もしかったし見ていて気持ち良かったですね」

――そこからまた自分のプレーにも、であったり世界っていうところでも

「まあ、やっぱね同じポジションの大迫とかね真司(香川)とかのプレーを見ちゃいますけどまあうまくなってますよね2人ともね、《スゲーうめーなぁ》と思いながら見ていましたけど」

――ここ一番での集中力というのが本田選手のあのシーンにも表れていったと思うんですけど

「まあボール来ますよね彼のところに。ボールが来て決められる能力がまだあるってことなんでねまだまだ彼も終わっていないと思いますよ」

――李選手もそういったところを沢山見せてもらえるように、ケガの無いように、ありがとうございます

「はい、頑張ります!(ギラリ)」

李選手のインタビューは、今週の〈You’re The REDS〉でお届けします

では

6月21日 「勇気であったり自信っていうのを与えられるように」

どうもです20180621_162619-きょうは午後練で変則的11対11のゲーム形式が行われるなど、一味違う”激しさ”を垣間見ることができました 20180621_104853-

◇◆◇柴戸選手◇◆◇※午前練習後

――練習再開して、状態どうですか?

「そうですね、怪我の方はだいぶ良くなってますし、まだまだコンディション的には戻ってはないのでそこの部分をまぁまた怪我をしないようにしながらコンディションを徐々に戻していって、フルに近い状態、ま、また怪我する前より高いレベルに自分を持って行けるように頑張っていきたいなという風に思います」

――状態まだまだであって、マウリシオ選手に当たり負けしなかったり、良い部分をちゃんと残していつつ、また取り戻してっていう感じの日々

「そうですね、あの部分はまだ自分を出せたかなって思うんですけど、あぁいう部分で勝ちきれるようにならなきゃいけないかなという風に思うので、ま、そこはもっと自分を上からみてというか目標を高く持ってやっていきたいなという風に思います」

――現状に満足せず。今はまだ思いっきり蹴るのを避けている?

「そうですね、そういうロングボールとかは、狭いスペースでやっているので広いエリアになったときにどうなるかっていうのは、まだリハビリでは何度かボール蹴ったんですけど実戦的なロングボールっていうのはあんまりないので。自分の中ではリハビリの中でしっかり確認して蹴っても大丈夫だったんで、問題なければやれるかなという風に思います」

――この間、ゴールに向かって蹴っているとき、気にしている様子でした。けっこう負担がかかるじゃないです、太ももに

「まぁ、最初からやりすぎてまた怪我してしまったらもったいないので、まぁ様子を見ながらやってたので。まぁ、すぐに問題はないかなという風に思います」

――戻ってきて、怪我してって繰り返している中、気持ちは折れてないですか?

「そうですね、まだ全然。まぁ自分なんかの怪我は、自分の責任ですし。まぁ他の長い怪我をして苦労してきた選手と比べたら全然大したこと無いので。まぁ、サッカーできる喜びって言うのを味わいながら出来てるので。心は全然折れてないです」

――その後に響くような怪我じゃなくて、怪我する度にまた更に強くなって帰ってきて、強くなって帰ってきての繰り返し

「そうですね、本当に、まぁ逆に自分が成長できるチャンスというかそういう機会だと思うんで。まぁ、ここは逆にチャンスだと思って自分の中ではやってると思います」20180621_165130-

――ワールドカップはどうですか?

「あぁ、そうですね、何試合か観てますし日本戦も観ました」

――金髪にはしないんですか?先輩みたく

「金髪にはちょっと出来ないですね、はい。まだちょっと早いかな・・(苦笑)」

――明治の先輩も素晴らしいプレイ。感じる部分とかどうですか?

「そうですね、自分の大学の先輩が世界の舞台で活躍してしっかり結果も残してっていうことで。見習っていきたい部分も多くありますし、あの、自分もそういう活躍をして後輩達にそういう勇気であったり自信っていうのを与えられるようにやっていきたいなという風に思います」

――遠い存在かもしれないけれど、同じ所にいた人がそういうことを実現してるっていうので良い刺激を受けて

「そうですね、はい、本当に。同じ大学の寮で生活して、大学のグラウンドでトレーニングしてた先輩ということなんで、本当に刺激を受けますし。遠い存在ですね、本当。身近にも感じられる存在なんで、そういう方の活躍っていうのは本当に自分たち後輩の勇気だったり自信に本当繋がってるかなという風に思います」

――今、後輩も練習参加してますけれど、どんなコミュニケーション取りながら?

「そうですね、今、大学のリーグはどうなのとか。まぁ、あと僕がプロに入ってどういう風に感じてるとか。ま、向こうがどういうことしてみたいのかっていうのを色々聞いてくれるんで、色々結構コミュニケーション取れてるかなと思います」

――こういう練習参加でどんなことを感じて欲しいですか?

「やっぱりプロの世界は厳しいなっていうのを練習参加で感じて欲しいですし、また逆にこの浦和レッズの雰囲気っていうのを感じて貰って、それを大学に還元してもらって、自分が大学を引っ張って強くしていくって言う思いを持って貰えたら嬉しいですし、それを今後に繋げて入ってきたときに即戦力として活躍出来るように頑張って欲しいかなと思います。本当に厳しさって言うのは求められると思いますし。雰囲気が良いって事は結果に繋がってると思うんで、そこは続けていきたいな、続けてもらいたいなという風に思います」

――まだ1年目ではありますけれども、ワールドカップを見ての通り、年下だったり同い年くらいだったりが世界で活躍してるわけで、本当にそこで是非とも柴戸選手も!って願っています

「ありがとうございます。まずは、このチームで活躍出来るようにコンディションをしっかり戻してやっていきたいなという風に思います」

――怪我のないように。

「はい」

――怪我してもまた強くなって・・・っていう気持ちでまた進んでもらえればと思います

「はい、ありがとうございます(ニコリ)」

柴戸選手のインタビューは、このあご23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます

では

6月20日 「モリスティアーノもですね、レッズで躍動しなければいけないなと」

どうもです

雨が降ったりやんだりの大原で、練習再開3日目のトレーニングは午前と午後共にパスゲームを中心としてメニューが行われました20180620_171652-

◇◆◇森脇選手◇◆◇

――なんか1人だけ躍動感が全然違いました

「違いました?ねぇ、もう動きがね、一週間みんな休んでる中トレーニングしたんで、その効果をね、出さなくちゃいけないなと思ったんで。はい」

――よく言うオフ返上?

「オフ返上っすね!その効果が表れてるのかなっていう風に思いますね!もう、ここでずっとやってましたね。まぁ、みんなが休みの時も、まぁ僕自身ずっとリハビリやってたんで、監督からも『コンディションが上がってきてる分、ここで落とさない方がいいんじゃないか』と。『もっと上げていった方が良い』っていう話をしてもらったんで、まぁそういう意味でも一週間ずっと僕はここでトレーナーさんとフィジカルコーチと通訳さんがね、わざわざ来てくれてマンツーマンでトレーニングしました」

――独占?

「そぉなんです、だからよくね、みんなには『お前1人に対してね、こんだけ3人はVIPすぎるぞ』と。『給料俺らに払え』とね、脅されてましたけど。まぁ、終わった後にジュースくらいね、御馳走しました」

――結果で返すって言ってほしかった。

「んああぁぁ、そうだった~・・それが一番格好いいな・・・訂正訂正!!・・・しっかりね、ピッチで結果でね、証明していきたいなっていう風には思います。完全に復活したときには、“その3人のお蔭で今の自分がある”という風な言葉を言いたいなと思います!

・・かっこいい!?今???」

――昨日も、ゲーム形式でライン際の球、追いつかないかなっていうのも、一歩一歩が長いからそれで届いて、走ってる時の一歩の距離が長くなってる感じがします

「や~、相変わらず良く見てくれてますね!まぁ、ね?みんな1週間休んでたんで、その分練習再開した時って体がキツイと思いますけど。僕自身はそこまでキツくなかったんで、しっかりトレーニングして良かったなと。休みがなくて良い思いは出来なかったですけど、チームがね、勝ってピッチの上で立つことが一番良い僕にとっての最高の自分自身に対してのプレゼントなんで、まぁそれをしっかり表現できるようにこの1週間準備したという感じです」

――今100mのタイムを計ったらかなり刻んでるはず

「いやぁ、たぶん、ちょっとねぇ、タイム早くなってると思うし、多分今ゲームやってもね、みんなよりも動けるんじゃないかなっていう自信はありますね。ただ、それが90分持つつかと言われるとまだ分かんないですけど。10分、15分ならね、キレのある動きが出せるんじゃないかなという風には思います!」

――このペースで早くなっていけば、現役最後のシーズンになるであろう還暦の頃には、8秒台くらいに

「いいね!いいね~!どんどん、どんどん差が縮まってね。あ~の、そうやってね日々成長できるようにやっていきたいなという風には思いますよね」20180620_172125-

――昨日は夜、何してました?

「いや、もちろん、ね、代表戦をテレビ釘付けで観てましたね。ほんと、サッカーって何が起こるかわからないなと。あんだけ日本劣性だと、日本の苦戦が予想さらた中で、蓋を開けてみれば2-1の勝利ということで。もちろんその中にも色んな運というのは、もしかしたら絡んでたかもしれないですけど、でもその運を引き寄せたのは間違いなくみんながね、ここまで努力してきた成果だという風には思ってるんで、何を言われようが勝利は勝利なんで、素晴らしい試合を僕自身は見せてもらったなっていうのはあります」

――原口選手も

「頑張ってましたねー!まぁ、彼の一番の良いところっていうのは攻撃、僕らが一番知ってる元気のストロングポイントっていうのはやっぱり攻撃で何人も交わして決定機を作る、ゴールまで行くっていうね、それが彼のプレイスタイルだっていう風に思いますけど、まぁそれがね、なかなか出せない状況、出せなかったなぁという風にも思いますけど。まぁしっかり守備で貢献してたのは彼が一回りも二回りもかなり成長した部分かなっていう風には観てましたけどね」

――献身性という意味では森脇選手が伝えたことも活きているのでは?

「いんやぁー、しごいてただけなんでね!(汗)あの、どうかは分かんないですけど。でもここまで成長した、レッズにいるときはどちらかといえば守備してると気持ちが切れちゃってエモーショナルになる部分が多かったですけど、でもあれだけの状況でしっかりチームのために考えて走ってたんで、それは彼の物凄い成長じゃないかなと。そんだけ出来るんだったらレッズにいる時にもっとやってくれればね、元気1人でねタイトルを5個も6個も7個も取れたんじゃないかなって思ってますけど。まぁ、彼は物凄く高いレベルで成長していってるっていうのは感じましたね」

――もう一人、かつて24をつけた選手・・

「ねぇ、来てましたね。あのぉ、もっともっとタカとね、関根とプレイしたいなと。彼がねドイツで苦しい思いをしてきた分、少ない時間でしたけど彼から感じるものもあったんで、まぁそういうのも若手ですけど、後輩ですけど、しっかり僕自身も盗むところは沢山あるんで少しでも盗みたいなぁ、もっともっとプレイしたいなぁという思いはありましたけど。まぁ、それぞれの場所で頑張りたいなと、『今でもベストな右サイドはモリ君だ』っていう風にはね、常々言ってくれてるんで、それは非常に僕にとって嬉しいっていうのはありますね。僕とタカの関根の中で、強い絆があればそれだけで十分なんで、二人の信頼関係は揺るぎないものなのかなって思いましたね」

――乾杯についても「想定内」だと言ってました

「あれ、聞いちゃった?でしょ!?だからタカにはそうやってお願いされた時に、『タカどういうことか分かってるよね』って。『僕にお願いするってことはそういうことだよね?』と。言ったら『楽しみにしておきます』という返答だったので、ありのままの“森脇良太”で臨んで、ありのままの“森脇良太”の乾杯の挨拶を終えたっていう感じでしたね!」

――カンペまで用意していたとは

「いや、もう、その日の当日にね、さすがにノープランで、大まかなことは考えてましたけど。ノープランで考えるのはね、臨むのは良くないなと思ったんで。当日の練習が終わってそのあと1~2時間時間があったんで、そこのクラブハウスのリラックスルームで1人で籠って考えましたけど。おほっそれを考えたのをそのまま書いたんで、誰かに写真を撮られてね、色んなところに拡散されてましたけど。良い式だったんで良かったかなという風には思いますけどね」

――ワールドカップも色々刺激受けますけど、クリスティアーノ ロナウド選手も良い選手ですが、森脇選手が上回ってる部分あるかと

「いんや~、モリスティアーノもですね、レッズで躍動しなければいけないなと。やっぱり苦しいときでもチームを助ける、そういうプレーヤーっていうのは数少ないなっていう風に思ってるんでその役割っていうのは例えば技術を発揮する、得点を奪うのもそうですけど、チームが苦しいときに鼓舞するっていうのも一つの役割だという風にも思ってるんで、僕自身もしっかりそういう所は出していきたいなっていう風には思っています」

――上回ってるのは「ジャンプ力」だと以前、森脇選手自身が言っていました

「ジャンプ力?うそ!?全然」

――練習でクロスボールに対してとてつもない高さのジャンプからヘディングをたたき込んで、そのように

「言ってたっけ?」

――あとは表彰式のジャンプだって

「あ!表彰式のジャンプはね!誰よりも素晴らしいとは思うんですけどね!またそれもできるようにやりたいなというふうに思いますけどね」

――原口選手も以前、「練習は嘘をつかない」と言っていたので、良いトレーニングを重ねて、なおかつケガのないようにお願いします

「本当にもう、みんながワールドカップを戦っている間、僕はレッズでしっかり戦って、今回は選ばれていないですけど、4年後8年後ね、また日本代表を目指してね、ワールドカップを目指して僕自身、戦いたいなと思っているんで、それはここからの再開までの時間っていうのは僕にとって一番重要なところだと思っているので、先をしっかり見ながら、足もとをしっかり見ながらやっていきたいなと思います!!(良笑)」

森脇選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では

 

6月19日 午後練 「僕のプレースタイルっていうのは僕にしかない」

どうもです

午後練は16時頃に始まり、4対4+フリーマンでのゲーム形式を中心としたメニューが行われ、17時20分頃に終了しています

「次は、エルヴィス プレスリー」(オリヴェイラ監督)

20180619_164314-

◇◆◇西川選手◇◆◇

――きょうも反射神経鍛えまくりというか、楽しかった!

「そうですね!こういう練習の方が楽しいです。キツイ練習をした分、強くなれると思っていますし、本当に後半戦自分たちは巻き返さないといけない。もう十分1週間というオフを過ごさせてもらったのでしっかりとサッカーに集中してモチベーション高くやっていきたいなと思います」

――よく「無になる」と仰いますがそういう極限の状態で、どこで止めるかと体が自然と反応しているかのような

「そうですね。休みも1週間だけだったんでボールは全然触っていなかったですけど、逆にそれが良い体の状態になっているのかなと思いますし、気持ち的にも体的にも本当にリフレッシュしてトレーニングに入れているので、ケガ無く、まず天皇杯を目指してやっていきたいと思います」

――オフはどんなふうにしていましたか?

「家族と台湾の方に3泊ぐらいで行って、本当に素晴らしい国で、ぜひ皆さんにもオススメしたいなと、安い・美味しい・近いし、日本人に凄く親切!子供たちも夜市があって毎日お祭りっていう感じでもあるので子供連れの方にもオススメっていう感じです」

――西川家っていろんなところに行けているから羨ましい

「そうですね。行けるときに行こうっていうスタイルでもあるので、本当に休みがあれば“急に”スケジュールを奥さんと考えて行くタイプでもあるので、子供たちもどんどんたくましくなって、色んな経験をして成長してくれたらなと思います」

――4年後、カタールに連れて行かないと

「もちろんですね!目指すは4年後、そこはもうモチベーション高く狙っていますしまずはチームで最少失点目指してやっていきたいなと思います」

――1日経ちましたが、お誕生日おめでとうございます!

「ありがとうございます!(ニコリ)」

――32歳

「そうですね。32になったかという感じで、レッズに来たときは20代で、ゴールキーパーとしてもこれからという歳にもなってきていますし、色んな経験も試合で出して行かなければならない年齢になってきていると思うので、しっかりとチームのためにワンプレーワンプレー“ここぞ”という時に守れるゴールキーパーを目指して日々練習していきたいなと思います」

――「最強になりたい」と仰っていましたが、う高めていきますか?

「無になれる状態が長ければ長いほど回数が多ければ多いほどチームのためになると思っていますし、試合90分間の中でそのプレーがあったからこそ引き分けられたとか勝てたとかいうゴールキーパーとしてチームの助けなるというか、なるためにキツイ練習をしっかりこなして目標を持ってやっていきたいです」

―――キーパーの見せ場ってファインセーブとかいろいろありますが、西川さんの凄いところは「こりゃ真似できないな」という次元のキックとか反応だったりとか、もう1個上のところで驚かせてくれるし楽しませてくれます

「はい(スマイル)そう言ってもらえると選手としては嬉しいですし、見ている人が楽しいプレーだったりとか、本当に凄いなっていうプレーをやりつつ確実なことは確実にやってしっかりとチームにチームの勝利のために貢献したいです」

―――4年前にはこういう4年後ってわからなかったと思いますが、次の4年後っていうのはいいことが待っているんじゃないかとポジティブに

「そうですね!」

――西川選手ならやってくれるんじゃないかと願っています

「僕のプレースタイルっていうのは僕にしかないと思っていますし、それが日本代表のためになる時が来るのを信じて自分は自分らしく頑張っていきたいと思います」

―――これからも浦和レッズのゴールと日本のゴールをよろしくお願いします!!

「がんばります!(シャキッ)ありがとうございます! (スマイル)」

西川選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉でもお聴きいただけます

であh

REDS WAVE 87.3 FM