どうもです
快晴の大原で、練習は午前10時から始まりました
オフ明け恒例、フィジカル系メニューでの体起こしを行い、午前11時15分頃、練習は終了
フィジカル系メニューといっても、フィールドプレーヤーとキーパーは天然芝ピッチに移動後、それぞれに分かれてのトレーニングを行っています
どちらも負荷はかかることは間違いありませんが、見ていて大変そうに見えるのは、キーパー専用の練習です
「バカにならんとできん!」
土田コーチが以前、そのように笑いながら話していたのを思い出します
きょうのピッチ上では、
「元気があれば、何でもできる!」
自身と同じぐらいに熱い、”燃える闘魂さん”の真似をしながら選手を鼓舞していました
GKコーチを含め、キーパー陣の一体感は、ここ数年には感じられないほどの良さを感じます
そのあたりについて、岩舘選手に聞かせてもうことにしました
秋晴れの好天に負けないぐらいに”爽やかすぎるナイスガイ”がミックスゾーンに姿を現した瞬間、あの”相棒”がニヤけながらちょっかいを出します
「やめろお前ホントにー(汗)」
と慌てる岩舘選手
横からは、
「好きでもないのに付き合わされて!」
いたずら心たっぷりな声が聞こえてきます
その主は、関根選手
「良くないよ、お前ホントにー。汚えんだよアイツ、やり口が・・・・」
――どうしたんですか!?
「いやいやいやイヤいや、全然全然、俺の大好きな魚釣りの話です(爽)」
「うわぁーーーーーー!大好きとか言っちゃうのダメそれぇ!!」(※焼き餅を焼くかのように、関根選手)
「よくわかんないですけど、俺が『行きたくもないのに行っている』という出任せを言うんですよ。俺は行きたくて行っているのにー(困)」
具体的には、
「関口さんが小さい川釣りというか、【釣り部】を立ち上げようとしている」
――関口選手は、まーたそんなこと企んでるんですか!?
「はい。それの初期メンバーに選ばれている。それを『無理矢理やらされている』という話にしているんですよ、あいつ(関根選手)は。それが関口さんにバレると大変なことになる(笑)」
――本音としては?
「本音? 本音は楽しいっす!!でも・・・・たまに『きょうはいいかな』という日があることはあるけど(笑)。川の近くにある釣り堀、自然の中にあるような釣り堀に行って釣る、みたいな。それが割と頻繁にあるのでお誘いが・・・こんなに行くものだったんだって。たまの休みに行くものだと思っていたけど、割とあるんだなと。あの人、パパになったばっかりなのに、子どもをほっといて釣りばっかりですよ(笑)。いつも『大丈夫なんですか』と言っているんだけど」
――最近は試合のピッチ上でも、活きの良い魚ごとくキレのある動きを見せていますが?
「なんなんだろう、釣りも調子いいからじゃないですか?(笑)僕もきのう3匹釣ったから、調子良いです。きのうは直輝も。直輝は結構いろんなことに挑戦したがるので」
――肝心の関根選手は!?
「やらない(苦笑)全く来ないくせに、チャチャだけ入れてくる」
――かわいいもんですね
「まあまあまあ、でもちょっと困るんすけどね(汗)」
――さて、きょうのトレーニングでは土田コーチの”猪木物真似”があったり、良い雰囲気で出来ているようですが?
「厳しい中にも笑顔がこぼれるシーンがあるので、全然苦にならないというか、良いモチベーションでトレーニングできる環境にあって、雰囲気は凄く良いと思う」
――GK3人に一体感を感じます
「そうですね、多分、仲が良すぎるぐらいかもしれないけど、それが試合の時に出た選手を応援する、後押しする姿勢を出せていると思うので、それがチームとして良い結果につながればGK陣としてもうれしい。そういうことを目指して普段のトレーニングからやっているつもり」
――柱谷哲二監督も熱いと思いますが、土田コーチの熱さは?
「テツさんも熱かったけど、尚史さんは毎日、毎日、直に接しているというか、身近なところで見てもらえている存在なので、その熱さはテツさん以上に感じている」
――土田さんにも釣りに誘われたら?
「近々行こうと思っているけど、まだ『川釣りなんかじゃ甘っちょろい!!』と言われてしまうので(笑)」
――最近、居残りでキックの練習していますが、自身の成長は実感出来てますか!?
「まだまだではあるけど、やらないと感覚はつかめないので、毎日ちょっとでもやることで自分自身でも『この間まで蹴られなかった球質のボールを蹴られたな』とかあるので、やっていて良かったなと感じる。このまま続けていきたい」
――ところで、さきほど、きのうのお話を聞かせていただきましたが、おとといの夜も素敵な時間を過ごされたかと思いますが?
「はい、そうですね!ああやって監督の誕生日をみんなで祝えるのはチームとしてすごく良いなと思った。そういうことでもないとチーム全員が集まることはなかなかないので、これからシーズンの佳境に入る中でチーム全体の雰囲気を盛り上げるためにも良いタイミングでできたと思う。どんな雰囲気だった?どうだろう(笑)みんなワイワイしていたけど、最後はミネさん(長嶺アシスタントコーチ)が・・・・・・(笑)締めてくれたので、グッと一体感が増したと思う(笑)」
――ミネさんが!?
「はい(苦笑)そこでグッとみんなが固まったので・・・・ハハハ!素晴らしいスピーチだった(笑)これ以上・・俺の口からは・・・うまく説明できない(秘)」
――現在、J1の優勝争いに身を置いてますが?
「レッズは経験がある選手が多いので、シーズン終盤に優勝が懸かって、G大阪も迫ってくる鬼気迫る状況の中でもチーム全体が追い詰められた感じがしないというか、雰囲気よく普段の練習から臨むことで普段通りのゲームにつながると思うので、そういう雰囲気をベテランの選手たちが明るく作ってくれるのはさすがだなと思う。良いチームだと思う。僕にとっては急な話でチームの一員として優勝争いまで経験できるというのはラッキーとしか言い様がない。試合に出る以外にもチームの一員としてできることはあると思うので、普段の練習からチームのためにやれることをやっていきたい。あっという間に終わってしまうと思うので、1日1日を大事にしながら心掛けていきたい。次にチーム全員で集まるのはシーズンが終わってからだと思うので、その時にはまたパーッと盛り上がれるような会にしたい」
――その時には、でっかい鯛を釣って持ってくると
「ハハハハ(笑)そうっすね!釣りの腕“も”日々上がってるので、そろそろ釣れちゃうかな(爽)」
岩舘選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
横から聞こえてくる、関根選手の声がほほ笑ましいです
では