3月22日 「本当にみなさんとピッチの上で会いたいです」

どうもです

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オフ明けのきょう、練習は午後4時頃から約80分間に渡って行われました

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◇◆◇シャルク選手◇◆◇

――オフ明けのトレーニング、感触は

「多少、腿(もも)に違和感があって、そのおかげで頭の中も体もリフレッシュして戻ってくることができました」

――その前に追い込んだゆえの違和感?

「まあ、先週、週末のための準備として、少し自分を追い込んでやっていたのですけれどもその時に多少の違和感があったので、本当に頑張ったおかげで多少リフレッシュして戻ってくることができました」

――良い状態の一歩手前ということで

「もちろん、多少のゲーム時間を本当に自分は今、欲しているのでただし最終的には監督が決めるところなので、自分はそのためにしっかりと準備するまでです」

――オフはどのように

「娘と上野公園で桜を楽しみました。普通にコーヒーを飲みながら。本当に、先ほども言ったとおり頭をリフレッシュできました。桜は満開ではなさそうでしたけども、ヨーロッパの仲間達からも『桜ってどうなの?』って聞かれますけど、本当に素晴らしい、ビューティフルな文化だと思っています」

――娘さんのリアクションは

「本当に娘はお花が好きなので、よくお母さんのために花を拾ってきたりするぐらいの女の子なので、本当に喜んでいました(ニコリ)」

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――開幕からここまで、チームの状態などどのように感じていますか

「本当にシーズンが始まってから徐々にチームが向上してきています。そして本当に強固なディフェンスを自分達は表現できていると思っています。ただし攻撃の部分ではもう少しクリエイティヴィティーや創造性が必要なような気もします。この前の試合も両サイドバックのゴールだったので、チームとしてもう少し攻撃の部分を向上していければ、まあそのあたりはしっかりとお互い気にしているところなので、しっかりとみんなで上げていきたいと思います」

――ポジショニングのセンスや周りの空気を読むチカラなど良いと思うので、ゴールを決めれば後ろの選手も楽になるでしょうし、次への意気込みを

「ありがとうございます。本当にみなさんとピッチの上で会いたいです。やはり自分がゴールやアシストで結果を残せればと思います。そこが今、自分が欲している部分なので」

――明るい語り口調に元気をもらえました。ありがとうございます

「Thank you~!(ニッコリ)」

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シャルク選手のインタビュー全容は、あす木曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では

3月14日 「その姿勢は何歳になっても忘れずにいきたい」

どうもですIMG_0343--

暖の戻り!?のような大原で、練習は午前10時15分頃に始まりました

フィジカル系メニューのあとは、サイド攻撃のイメージ共有を図るシュート→攻守の連携を養う3対2+GK→およそ3分の2ほどにコートを狭めての11対11を実施

良い熱量での練習は午前11時35分頃に終了しています

聖地でさらなる勢いを

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◇◆◇西川選手◇◆◇

――暖かくなってきて、西川選手の笑顔がより太陽に映える

「そうっすねー、もう本当に体も動かしやすくなってきましたし、やっぱり気温も暖かくなってきた方が、より良いプレーも出来ると思っているので、しっかりと良い準備を、きょうも凄く良い準備が出来たと思っていますし、引き続き新潟戦に向けて進めていきたいなと思います」

――塩田塾

「そうなんです。昨年からあるのですけど、今年はもうキーパー4人全員で“お尻をいじめる”というトレーニングをしているので、まあこの体幹トレーニングをすることで、非常に《地に足がついているな!》という感覚もありますし、続けて行きたいなと思っています」

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――お尻を鍛えるとどのような効果が

「やっぱり踏み込みであったり、切り返しであったり、ステップの所でしっかりと力強く踏めるというところ、そこは凄く感じています。あとはキックの軸足になるところで支えになるのが、お尻の筋肉でもあるので、非常にサッカー選手にとっては大事だと思っています」

――今季は長いキックが有効的になる機会も増えているので、そのあたりにもつながって

「そうですね!非常にやりやすい環境の中、僕も自分の良いところというのを出せていると思いますし、近くに出すというのは最後の手段として持っているので、常に一番嫌なところ、相手の嫌なところ、遠くを見ながら、配球できたらなと思っています」IMG_0316--

――以前も、西川選手がレッズのゲームメーカーであり、司令塔というようなお話もしましたが、まさにそこも向上して

「そうですね、本当に、そこは監督からもいつも求められていますし、ロングだけでなくしっかりつないだりとか、ミドルゾーンでしっかりボールを落としたりとか、そういうところは監督からも要求されているので、非常にやりがいを感じていますし、今こう、チームがまとまって出来ているというところは、本当に感じているのと、結果も出ているというところで、よりみんなが同じ方向を向いてやれているのかなと思います」

――結果がついてきている要因

「初戦と2戦目を落としたのですけど、1戦目より2戦目、2戦目より3戦目という感じで、シーズンを闘っていく中で、良くなっているという手応えというのを感じられていたので、最初で転んだというか、負けましたけど、あの負けというのは意味があって、そういう次のセレッソ戦だったりこの前の試合だったりにつながるきっかけにもなっていると思うので、シーズンが長いですし、1試合1試合やりながら上がっていければなと思っています」

――西川選手の落ち着き、経験、そして、もっと向上しようという姿勢が良いものをもたらせている

「ありがとうございます!その姿勢は何歳になっても忘れずにいきたいですし、やっぱり行動でみんなに示していきたいなと思っているので、明るく元気に頑張っていきたいと思っています!」

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――つぎは新潟

「そうですねー、チャレンジ精神というところで、かなり気を楽に戦ってくる、だからノビノビ出来ていると思いますし、逆に自分達もチャレンジするのだと、3連勝を狙って、価値と言うところを目指さなければいけないので、伊藤涼太郎選手もいて、非常にチームの顔となって良い結果も出していると思うので、彼を自由にさせないという守備が求められていますし、彼が持つと非常に危険ではありますが、逆に涼太郎からボール取れば、結構ピンチになっているシーンが多いと思うので、そこは1つポイントかなと思っています」

――伊藤選手は意外性が

「そうですね!本当に、一緒に闘っていて、フリーキックもそうですし、ボールの持ち方、パスのセンス、シュートセンスというのは、《普通の選手の感覚ではないものを持っているな》と一緒にプレーして思いましたし、彼の巧さは重々承知なので、点を決められない、その前に仕事をさせないっていうことを全員で心掛けたいなと思います」

――トーマス選手

「そうですね!トミーも久々に会えるので、非常に楽しみですし、人間的にも本当に素晴らしい選手でもあって、非常にやりやすくプレーさせてもらったので、また仲間と会えるのも楽しみですし、試合では“ガチンコ勝負”なので負けられないですけど、必ず無失点に抑えて勝利をもたらしたいなと思います」

――トーマス選手の裏を取るようなキックの技術を持つのは、Jだと西川選手ぐらいかと

「彼は本当に足が速いので、カバーリング能力が速いので、背後というよりは手前に落としたり、ちょっと揺さぶりたいなと思います(笑)」

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――駒場で一緒に闘う方へ

「やっぱり、ファン・サポーターの方とよりまとまれているなと僕自身凄く感じてプレーしているので、声援もそうですし、神戸戦もロスタイムで逆サイドのサポーターからの『We are REDS!』コールなど、そういうのは凄い心強く感じられている部分があるので、やはり選手だけでなくて、観ている方も巻き込んでひとつになるっていうことが、本当に強いチームになっていくにあたって大事かと思っています」

――次もよろしくお願いします!

「頑張ります!ありがとうございます!(スマイル)」

西川選手のインタビュー全容は、きょう火曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では

 

 

2月28日「このサッカーが間違っていないんだっていうことを証明するためにも」&「もう全部勝つぐらいの覚悟で」

どうもです

ホーム開幕戦を週末に控えたきょうの公開練習では、午前10時過ぎから午前11時50分ごろまで、パスゲームやゲーム形式を通じた約束事の共有などを中心としたメニューが行われました

段々だ暖暖!と季節が春へ向かっていることを実感させる陽気でも選手たちは気を緩めず、締まったムードの中、良い汗をかいていた印象です

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◇◆◇興梠選手◇◆◇

――開幕して2試合

「まあ、個人としては頭から出ていないので、ちょっと試合に入れずになんか終わってしまったなというのが開幕戦ではあったので、なんとかF・マリノス戦で長い時間出られたら何か流れを変えないといけないと思っていたので、そういう意味では45分間という与えられた時間の中で、同点もしくは逆転するぐらいまで自分たちがボールを握ってチャンスは2、3本ですけど、作れたと思うし、やっぱそういうのを決めきれないとやっぱり追加点を取られて試合が終わってしまうので、そういう良い流れの時に点が取りたかったのがありますね」

――興梠選手がピッチに入る際、スタジアムには《なんとかしてくれ!》という空気が漂って、そういう中でのプレーは

「いや~、まあ、もちろん点を取るために自分を入れたと思うので、得点をできなかったのは凄く悔しいですけど、結果がね、負けなので、勝たないと意味ないので、次また与えられたら、試合に出られるチャンスをもらえたら結果として何か残したいと思いますけど」

――経験上、連敗している時に大切にしないといけないこと

「雰囲気じゃないですかね。やっぱり下を向く必要もないと思うし、下を向く場合でもないし、状況でもないし、うん、まあリラックスして、まあ、いつも通りやることが大事かと思います」

――駒場でのホーム開幕戦

「ホームでできるし、たくさんのサポーターの人たちも来てくれると思いますので、3連敗は避けないといけないと思うし、こっから連勝していきます」

――セレッソ大阪

「どちらかというと守備が固いイメージなので、うん、まあ、なかなかゴールを取ることは難しいかもしれないですけど、まあ、逆にF・マリノスみたいにオープンなスペースがある中だったら割と良い形も作れたので、次、こう相手が引いてくる状況の中でどれだけ崩せるのかというのが課題になると思いますので、凄く楽しみです」

――サポーターはもちろんですが、先日、浦和の街を周ったことでそういった方々の表情も記憶されているはずで

「そうですね、まあ点を取ることを求められていると思っているので、その期待に応えたいなと思います」

――改めて意気込みを

「もう本当に勝ちに行くだけです。3連敗はね、絶対に避けないといけないと思いますし、このサッカーが間違っていないんだっていうことを証明するためにも勝ち点3を獲らないといけないと思いますので、まあ全力で闘いたいと思います。頑張ります!ありがとうございます(ニコリ)」

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◇◆◇伊藤選手◇◆◇

――開幕からの2試合を通じて感じたこと

「まあ、開幕して2試合をして結果はついてきてないですけど、1試合目に比べて2試合目も良くなっていますし、まあ本当に、新しい監督になってキャンプからやってきたものが徐々に形にはなってきているとは思うので、本当に結果がついてくるようになってくれば良いかなと思います」

――形というので、ポジティブな要素をどのようにとらえて

「FC東京戦で出た課題がF・マリノス戦では多少、改善されていましたし、ハイプレスの部分もしっかりみんなで合わせて行けるところは行けていましたし、ボールを奪いきるという中で、やっぱりボールを保持するという部分でまだまだ課題があるかと思いますね」

――攻守において伊藤選手がうまく関わっていくことで厚みが増すというか、チームの武器に

「そこが自分の良さだと思うし、そこを出すことでチームに良い影響をもたらせると思うので、ここ2試合ではそういう、前へ出ていく場面は少ないと思うので、そういった回数を増やしていきたいですね」

――興梠選手は雰囲気が大切と話していましたが、伊藤選手は働きかけなど、どのように

「まあ本当に2連敗してしまっているので、練習から雰囲気が悪くなってしまっては悪循環に入ってしまうと思うので、自分も3年目でそういう、チームに良い影響をもたらしていけるように、そういったところはチャレンジしていきたいですし、やっていかないといけないと思うので、そこにはチャレンジしていきたいですね」

――こういう時でも言うべきことは、ちゃんと言い合える関係が大事

「意見がぶつかり合うことも多々ありますけど、言うことは本当に大事だと思いますし、そこで良い循環というか、良いコミュニケーションを取ることで良い方向に行くと思うので、思っていることはしっかりと言っていきたいですね」

――伝えたこと

「右サイドでモーベルグ選手や酒井選手とサイドを組むことが多いですけど、昨年に比べてここ2試合は良い形というか、昨年ほどの強みという部分は出せていないと思うので、そこでモーベルグ選手が思っていることや自分が思っていることを伝えたり、酒井選手とも話したりしました」

――それらがどう披露されるか、迎えるはホーム開幕戦。心境としては

「ホーム開幕戦なので、絶対に勝たないといけないと思いますし、3連敗は優勝するためにも絶対にしてはいけないと思いますし、もう全部勝つぐらいの覚悟でいかないといけないと思うので、しっかりホームの駒場で勝って流れを変えるようにやっていきたいです」

――相手はセレッソ大阪

「本当に組織がしっかりしていて、けっこう固いイメージがあるので、そこをいかにどう崩していくか、焦れずにいけるかが大事かなと思っています」

――流れを読む伊藤選手の力がより必要になりそうで

「しっかり、活躍できるように頑張ります(ニコリ)」

――先日は浦和の街を周って

「そうですね、本当に駒場は自分の地元でもありますし、こないだポスターを商店街にお渡しに行った時も、長年応援してくださっている方々がいっぱいいて、『駒場だったら行くよ』という人も多くいたので、そういった方たちも観に来てくれると思うので、しっかりいい試合をして勝ちをプレゼントしたいです」

――道祖土小学校出身の伊藤選手が駒場でのホーム開幕戦で活躍するというのは夢のあるお話に

「本当に駒場は小さい頃からの、本当に地元なので、ホーム開幕、駒場でできるということで、しっかり勝ちたいと思います。(最後に追加でMCの方から「ゴールのイメージは?」と聞かれて)あります。決めたいと思います!ありがとうございます」

興梠選手と伊藤選手のインタビュー全容は、あす水曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では

2月21日 「それが22番を背負った自分の使命」

どうもです

午前10時ごろに始まったきょうの練習では、午前11時30分ごろまで、攻撃の連携確認などを中心としたメニューを実施

先週末に比べれば気温も下がり、冷たい風も強めでしたが、ピッチ上は、ほどよい熱を帯びていました

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◇◆◇柴戸選手◇◆◇

――リーグ開幕

「チームとしても、監督が代わってやることも明確になっていますし、あとはそれをどう早くチームに浸透させながらも自分の味を出していくかというところは、もうちょっと練習から落とし込んでいく必要があるかなと思います」

――すべきこと

「個人としても、もちろんそうですし、チームとしてもだいぶキャンプからミーティングを重ねていますし、練習での話もあるので、ある程度理解していると思います」

――ご自身の“味”

「守備に関してはもちろんみなさんもわかっていらっしゃるかもしれませんけど、よりそこをもうひとつ上ぐらいの強度というのを出していければと思っていますし、そこで自分の良さというのは間違いなくあると思うので、チームに貢献する、チームのために戦うという意味でもそこはもっともっと出していきたいなと思います」

――そういう柴戸選手が見たい!

「はい!(ニコリ)そこは本当に期待を超えられるぐらい出したいと思っていますし、フィジカルコンディション的にも出せると思っているので、楽しみにしてもらえればと思います」

――前節はベンチ入り

「悔しい思いはもちろんありますけど、そこを超えたレベルでというか、出た出ないで一喜一憂しないというのはとても大事なことだと思うので、それを自分で理解した上で、悔しさというのをピッチに立った時には発揮していきたいなと思います」

――そういった考え方など、昨シーズンの経験も踏まえたものが

「まあ昨シーズンもそうですし、プロになってから出たりでなかったりというのを繰り返した中で、出ていてもなかなか勝てない時期のもどかしい気持ちというのもわかりますし、試合に出られずに悔しい思いをしながらピッチを眺めているという面も知っているので、そこはもちろん自分が試合に出て活躍するというのも大事ですけど、チームのために何ができるかと考えた時に周りの選手に影響力を与えていくという意味でも、その悔しい思いをしている選手の思いを汲んであげたり、もちろん自分が試合に出て活躍することはここにいる誰もが目指していることであって、そこは当たり前のことなので言うまでもないと思っていますけど、みんなそういう思いを抱きながらもチームのために何とかしたいとみんな思っているので、それをどう形にしていくかということは…これはもうやって経験していくしかないと思うので、力の出し方というか、チームのために自分を犠牲にするとはどういうことなのかということをもっと深く知っていく必要があるかと思いました」

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――順調に経験を重ねて、昨シーズンからは22番になったことで、さらに!と思っていたので

「まあ本当にみなさん、22番を背負ったこともあって期待してくださっているかと思いますので、そこの期待に応える以上のものを残していきたいと思いますし、それが22番を背負った自分の使命だと思いますし、『浦和レッズの22番は柴戸』っていうのを証明していけるように自分の持っているものを最大限、発揮しながらチームに貢献していきたいなと思っています」

――失礼かもしれませんが、プレーなどに遠慮があるような…もっとガツガツして良いのに…と思うことも

「そうですね、まあ、遠慮といえば遠慮なのかもしれないですけど、ちょっと俯瞰的に見すぎてしまうところもあるので、もっと“自分が自分が”というのも出していきたいなと思いますし、そこを出すことで、今ある自分とのバランスも良くなってくると思うので、そういうことを言ってもらえたのは凄く自分の気づきにもなりますし、そういうことを言っていただけると凄い嬉しい気持ちになるというか、自分を見てくれているという思いになるので、そこは、その期待を超えたいなと思います」

――壁に当たったあと、またさらに強く大きくなった柴戸選手を何度も見てきているので

「ありがとうございます(ニコリ)」

――柴戸選手に期待している方々へ

「もちろん、自分が試合に出てピッチの上で活躍している姿を一刻でも早く皆さんにお届けしたいと思いますので、今年は応援の規制も変わってより多くの方に会場に足を運んでいただいて、来ていただいて後悔のないようなそういったプレーを皆さんの前で披露したいなと思いますので、引き続き応援、サポートをよろしくお願いします」

――柴戸選手を観られないと寂しいので

「はいっ!頑張ります!!(ニコリ)」

柴戸選手のインタビュー全容は、あす水曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では

2月6日 「誰よりも強く」

どうもです

始動から1ヵ月

きょうの練習は午前10時過ぎに始まりました

ステップワーク→パス&コントロール→サイド攻撃からのシュート練習→ポゼッションゲームといった流れでメニューは進行します

午前11時30分頃、「ピッピピピッピ(笛音)、パンパン(手拍子)」

中身が濃く、メモの手がよく動き、終了までがあっという間に感じられました

開幕まであと12日、待ち遠しいです

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◇◆◇荻原選手◇◆◇

「お久しぶりです」

――始動から1ヵ月。手応えなどどのように

「そうですね、少しずつコンディションも上げながらチームの落とし込みもしっかり理解しながら進められているかなと思います」

――チームの落とし込み

「昨シーズン、京都でプレーした形と凄く似ていて、より攻撃的というか、前への推進力をサイドは求められていますし、その中でチーム全体のハイプレスやビルドアップの形、攻撃での斜めを取る動きとか細かいことを言えば色々ありますけど全体的に言えば攻撃的なサッカーだなと思っています」

――荻原選手のスピード感からも相性は良さそう

「そうですね、まぁでもまだ・・・うん。マックスに持ってこられていないのでまだ、自分も。良いパフォーマンスを早く出せるようにしっかり準備していきたいなと思います」

――慌てず

「そうですね、離脱が一番もったいないので、このシーズン前でしっかりとケアしながら進めていきたいなと思います」

――監督のサッカーをどのようなものと理解して

「スピード感のあるやっぱ…言葉にすると…割とシンプルなサッカーで、観ている人にとっては躍動を感じるようなサッカーだと思っています」

――荻原選手のダイナミックなところなどの個性がうまくかみ合えば

「そうですね、より攻撃的な部分というのをこだわっていきたいなと思っているので、もちろん、そのためにも良い守備、攻撃的な守備、ボールを奪いにいく守備をしっかりしていきたいなと思っています」

――きょう、大原には多くのサポーターがいますし、帰ってきた実感などは

「そうですね!少しずつ、《帰ってきたな~》って実感が沸いています(ニコリ)。キャンプ地も、《あー久々に金武町かぁ》とか色んな場所で浦和に帰ってきた実感が沸いています」

――その中でも特にというのがあれば

「でもやっぱ大原に帰ってきて練習した時、《懐かしいなぁ》みたいに感じました」

――スパイク履いてピッチに降りる時とか

「そうですね!そこの階段が一番あれかな(ニコリ)」

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――レンタル移籍中、レッズの動向や情報をどのような思いで

「うー・・・昨年、一昨年、リカルドさんのサッカーを見ていて、中のこと、ピッチレベルのことはわからないですけど、もうちょい躍動感が欲しいなというか、負けた時も…もちろんサポーターは勝ちを求めているし、不満が出るようなサッカーをしたら良くないなっていう…。負けた時も次につながるような負け方というか、昨年のACLの時とかは凄く良かったと思いますし、《良いサッカーしているなー》と思いながら見ていましたけど、なんだろう・・結局、ベースと言われている、闘う姿勢とかっていうのをより強く体現出来たら良いのかなとちょっと思っていました」

――焦りは

「焦りは、なかったですね、正直。もう、結果的に京都も順位が下の方になってしまいましたけど、良いサッカーをしている時期も勝っている時期も強い時期もあったので、そういった意味ではあんまり…自分のことでいっぱいいっぱいで、焦りとかは全く感じていなかったし、ネガティブな感覚はないです」

――それらを経て、成長をどのように発揮するか、そのイメージとしては

「より攻守の強度。少しずつ、サッカーの全体的なスタイルも攻撃的にというか、上下動の激しいサッカーになっていると思うので、攻守において高い強度を90分間出したいなと思っています」

――ガツガツいくところとのバランスもそうですし、発言や表情も大人びたというか

「そうっ(苦笑)あ、まあ(汗)より、なんだろう⁉チームの中心でいたいし、ピッチの中で常に声を出しながら、プレーでもチームを鼓舞して、あとはもう、言葉で表現するのは難しいですけど、ゾーンに入れれば、何やっても凄い落ち着きながら強度も出せるし、みたいな…。どうしても空回りが昔はありましたけど、ここ数年でそういうのが少なくなって、より波がないというか、1年間通して戦えるようになったと思っています」

――良い時間の過ごし方を

「そうですね(ニコリ)まあ、昔と違うのは、人生をよりサッカーにささげられているというか、中心でできているというか、ここ数年で成長を感じたきっかけになったと思うので、今年もよりサッカーに集中して日々を送っていきたいなと思っています」

――このようにお話を聞くのは3年前、成人式の翌日以来

「色んな人に、『ちょっと変わった』と言われますけど、精神的にもメンタリティーの部分が少しずつ変わっているのを自分でも実感しているので、そういうのをピッチの上で体現したいなと思っています」

――サポーターへ、決意を

「このチームに対しての気持ちというのは、誰よりも強く持っているので、そういうところをしっかりとピッチの上で体現して、より多くの勝利を皆様に届けられるように頑張りたいと思います!」

――“炸裂”を心待ちにしていますが、「ただいま」はどのタイミングで

「ピッチに立った時じゃないですか!?やっぱり(ニコリ)」

荻原選手のインタビュー全容は後日、〈You’re The REDS〉でお届けします

では

 

2月23日 ∞/38

どうもです20210223_102920-爽快な青空と暖かい陽差しに、強くて冷たい北風

もう少しで春という、この時期ならではのお天気でした

明治安田生命J1リーグ 第1節 vs FC東京を4日後に控えたきょう、練習は午前10時20分過ぎにスタート20210223_103409-20210223_103514-GK陣はキャッチングやジャンプ&ステップワークといった専用メニュー、フィールドプレーヤーはウォームアップ後にパス&コントロール、4対4+両縦方向1人ずつと中央に1人で計3人のフリーマンでのパスゲームで状態を整えます20210223_105139-「失った側、奪った側も切り替えを早く」(監督)

実践のためにかけられる声もそうですし、ちょっとしたルール設定からは、序盤の段階で頭の準備体操もできるような工夫が施されている印象です20210223_110142-20210223_112349-午前11時になるとフィールドプレーヤーはゴムチューブやハードルを用いたフィジカルメニューで負荷をかけ、約25分後にGK陣も合流し、ミニミーティングを実施

午前11時30分頃からは、ハーフコートゲームへ

一方はGKを含めた11人が正規ゴールを守り、もう一方は10人のフィールドプレーヤーが両サイドにポールで作られたゲートと中央やや外寄りに設置されたミニゴールを守るという、変則的形式でした

10人チームのボール保持してゴールを目指し、ロストしたら直ぐさまカウンターに備える

開始前に監督からは、FC東京の布陣と特長を踏まえたであろう、かなり具体的な崩しの方法論が聞こえてきて、心の中で思わず《ンウォーー》20210223_114724-熱を帯びた指示は、明確です

「仕掛けるところはあるけど、簡単に失わないように」

勇ましい姿勢と冷静さのバランス

「失った後の切り替え!」

簡単に相手の持ち味である速攻にはまらない

隙をもたらすためにはどうするか、相手守備陣が嫌がる種類のゴール前へのパスはどんなものか、提供される様々なアイデアが体現できそうなことだし、わかりやすいです

時に監督は日本語で「切り替え!」と強調していたように、集中力の維持が促されていました

とはいえ、一心不乱になってしまうのも危険

「切り替えの時、前に行くのは凄く良いけど、限定する意識も持とう」(監督)

バランスの加減が絶妙です

「行けるところは行く意識づけ!難しかったらオーガナイズ!」

守備と一言で表現しても、まずは奪いに行く、だめならゴール前にカギをかける

そういったイメージでしょう

「揺さぶれ!」(監督)

岩波選手の足指5レーンで蹴り分けるようなフィードは良いアクセントになっていました

大幅なメンバーチェンジはトータル4回行われ、どの選手も役割を遵守しつつエネルギッシュに動き、存在感を示します

どういったスタメンかもそうですが、試合中にどういったベンチワークを披露するかも興味深いし、ここ数年からの変化として期待したい部分です

お昼の12時20分、「ピッピッピー」の笛と共に監督は、「オワリ!」と全体に声をかけ、練習は終了

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20210223_122040-20210223_122042-強気に、動じず、駆け引きを楽しむ

なんてキーワードが浮かぶFC東京との試合は、レッズにとって珍しいホームで迎えるリーグ開幕戦

それはいわゆる”38分の1(1/38)”なのか・・・

発展途上の現状、大原のピッチから沸き立つ高揚感を鑑みれば、”38分の無限大”と表現したくなります

輝かしい日々を過ごすか否かは、自分達にかかってる

そんな気持ちで、Do Our Best!

では

2月17日 Work On Together

どうもです

済んだ空は目線を上向かせ、ヒンヤリとした空気は背筋をピシッとさせてくれます20210217_103050-レッズにとっての2021明治安田生命J1リーグ開幕戦を10日後に控えたきょう、練習は午前10時20分頃にはじまりました

ストレッチなどでのウォームアップのあとは、複数人が絡み合ってのパス&ゴー&コントロールを反復

「タイミングと体の向き!」(監督)

最終ラインからのパス交換で持ち上がるようなイメージで、受け手は相手の立ち位置を想定したポールの間(ポケット)にポジションを取り、寄せてきたら、はがす20210217_103929-「パススピードを上げて、テンポも要求」(石栗フィジカルコーチ)

時にポケットはおとりとなり、3人目を活かせば、ワンツーパスを織り交ぜリズムを変えるなど、様々な小気味良い連動性が見受けられました20210217_105254-午前11時からピッチを広く使い、ビルドアップからフィニッシュまでの意思疎通を図るシャドートレーニングを実施

コーチ陣やチームスタッフが敵役となり、ただ立っているだけでなく、奪いに行く素振りをすることで守備網にギャップが生じます

そこを逃さず引き出し、寄ってきたらいなす

コーチ陣も狙いをしっかりと共有できているようで、進行がスムーズです

相手にとって危険な空間を生み出す駆け引きのアイデアが、多岐に渡って提供されます

かといって、誰もが関わろうとしすぎて密集したり離れたりと距離感が散漫にならないよう、レーン毎のポジショニングなども色々と指示が飛んでいました

「つなぐ目的は、裏を取ること。ポケットに引っ張られて間違えて食いついてくるのであれば背後を取る」(監督)

バリエーション豊富な攻撃が創られている気がします

それも、単なる味方同士の連携だけでなく、相手の出方に応じたものです

「遠くもしっかり見るように」(監督)

というように、パスも長短、バランスが取れた具合に

午前11時30分頃からは、ペナペナ(約5分の3コート)での11対11へ

「勝負にこだわる!球際激しいところ!ひとつひとつ!」(監督)

方法論のみならず、忘れてはいけない本質的な部分にも言及されているように、きめが細かい!

何をすべきかハッキリした中で、理解はできていても時には体現できないジレンマとも向き合いながら、ひたむきに汗を流す選手達

ピッチ脇でそれらの光景を見守っていた興梠選手も加わりたくてうずうずしている!?かのように感じられるほどでした20210217_113439-ゲームはお昼の12時頃に終了し、仕上げにフィジカルアップのインターバル走が行われます

その合間にも色々な場所で選手間がコミュニケーションを取っていました

どう表現するかもそうですし、奪われた際のリスクマネージメントにも留意したような内容が聞こえてくるのは、頼もしいです20210217_120300-全てがトントン拍子に進むわけではないからこそ、確認し合って着実に、一丸となって取り組む姿勢が上向きに充満する大原

ひとつのパスが、ひとつの走りが、ひとつのシュートが楽しみを増やす

心のポケットには、かなりのワクワク感が収納されました

では

1月21日 明るく、楽しく・・・威勢良く!

どうもです20210121_094757-始動4日目のきょう、練習は午前9時30分頃にスタート20210121_094956-フィールドプレーヤーはステップワークなどのフィジカル系、GK陣はキャッチングなどの専用メニューでカラダを温めます

午前9時55分頃からはスプリントと持久力の要素が組み込まれた、鳥かごが行われました20210121_095902-輪っか(グリッド)は3ヶ所あり、実際に鬼が中に入るのは2ヶ所

ボールロストに関わった2選手は隣へ移動し、そこでのパス回しを奪いに行くというものでした20210121_102715-

きのうまでの名残でヒンヤリとした空気は穏やかな陽差しによって暖まっていく、晴天の大原

息が荒くても笑顔は絶えず

選手達のやわらかい表情も比例していました20210121_100315-10時10分頃になると、縦横約15メートルでの5対5+1フリーマン+GKでのミニゲームへと移ります

両チームとも中央ではなく両隅2つのミニゴールを守る形で、10回つないだら1、ゴールインは2という加点方式でした

「広がったスペースをうまく使う。スピード感を持ってつなぐ」(ロドリゲス監督)20210121_101320-スモールフィールドであっても、幅を活かした揺さぶりが養えている様子で、選手達もキビキビとした動きを披露します20210121_101347-約10分後は、正規ゴールを用いた4分の3コートでの9対9へ

攻め側がアタックゾーンに侵入した際は、5秒以内にシュートを打つことが課され、守備については1人しか介入できないルール設定でした

「どうやって突破するか、どう変化できるか考えながらプレー」

「守備は構えるのでなく、どうやって奪うか工夫して。最初は剥がされるかもしれないけど」

と監督

そのための具体的な方法は、きょうより前に伝えられているようで把握はできませんが、チャレンジを促されているのは間違いなく、その中でボールを失わないことも意識付けされている印象です20210121_102715-かといって監督があまり声を発しないのかといえば真逆

練習全体を通して、ハスキーヴォイスはほぼ途切れませんでした

正直、日本語のような言葉が聞こえてきてもそれがスペイン語なのかどうかも今のところはあまり判別できないので、触れないでおきます20210121_102809-「ゾーン毎にパスのスピードとリズムを考えながら」(監督)

選手達も、ボランチ、センターバック、キーパーの距離感にかなり神経を注いでいるように感じられました

それもあいまってか杉本選手のプレーゾーンが整理されていて、よりゴール前での活躍が増えていた気がします

午前11時、締めに行われたのは、3分の1コートでの9対9

先ほどまでの変化としては、相手陣内にボールを運ぶことが出来れば、両サイドと両ゴールポスト脇に待ちかまえるフリーマン計4人の助けを借りられること

「勝つこと!そこにこだわりながらやっていく!」(監督)20210121_110752--西選手は中央でプレーし、早くも攻守に渡って司令塔のような存在感を発揮

明本選手はローテーションの都合上、出番が多く、スタミナ抜群のようです

関根選手は監督から一番「ナイス」と声をかけられていたかも

伊藤涼太郎選手、動きがシャープなので、今年こそは本当に本当に!

田中選手の馬力はかなりのもの

攻撃有利なルールであり、汰木選手の左足鮮やかミドルや武藤選手のアクロバティック右足ボレーなどいくつかのファインゴールも見られました

負けじと守備は、橋岡選手が至近距離シュートを魂の”ほぼ”顔面ブロック!

「橋岡!痛くない!」(槙野選手)

新戦力も多い中、この2人の好関係は相変わらずです

それぞれが気合いを漲らせていて、シャッキリしていて、意欲的

真剣かつ新鮮な心境でトレーニングに打ち込んでいるムードでした

午前11時20分頃、「オワリー!」(監督)20210121_112331-明るく、楽しく、威勢良く

どうにでもなるさっ!行くぞっ202120210121_113334-

ひとつでも多くの喜びを

今シーズンもREDS WAVEをよろしくお願いします

では

12月13日 一蹴懸命

どうもです20201213_112015-晴れ渡る青空がまぶしい!

様々な難しい状況に向き合いながら、リーグ戦も残り2試合というところまで来たことへの感謝が強まります20201213_112025-

2020明治安田生命J1リーグ 第32節 vs 湘南ベルマーレから一夜明けたきょう、全体練習は午前11時頃に始まりました

きのうの試合にスタメン出場した選手達はリカバリー

それ以外のメンバーはアップ後、パス&ゴー&コントロールを実施

「相手を外すイメージで!」

と上野ヘッドコーチ

さらには、

「パス方向を見ることも付け加えて」

「クイックサポート」

「テンポテンポテンポ!テンポ上げて」

と促していました

20201213_112316-午前11時30分頃からは4対4+縦方向にサポート役フリーマンGKでのパスゲームへ

20201213_113117-

20201213_112930-

「トランジション丁寧に!」(大槻監督)20201213_113500-

阿部選手、遠くから見ても良いふくらはぎ!20201213_114651-2人一組でのロングパス交換を数回行うと、GKとフィールドプレーヤーは専用メニューへと移ります

青木選手と関根選手に設けられていたのは、1対1でした20201213_115148-20201213_115151-

20201213_115153-

フェイントをかけそうでかけないようなフェイントを繰り返すことがフェイントっぽい前進をする青木選手が関根選手をかわす一幕も20201213_115221- 20201213_115222- 20201213_115224- 20201213_115226- 20201213_115230-「キセキのドリブルだ!」(青木選手)

「それ抜けますよ」(関根選手)

負けじと”ゴリゴリ系”(※本人が以前そう表現)のドリブルで関根選手も青木選手を置き去りにする局面もありました

「うわぁーーー」(青木選手)

「今のは良い抜け出し」(石栗フィジカルコーチ)

その後はミニゴールを用いての1対1でのミニサッカーでも汗を流す両選手

青木選手の強度は確かなものですし、関根選手が笑顔を浮かべながらプレーしている姿を間近に見られたのは、清々しい気持ちになりました

《なにかやってくれそう》と思わせてくれるタイプの選手なので、期待が高まります

20201213_115750-他のフィールドプレーヤーは、主にステップワーク&ジャンプヘッドを反復

「(川崎の主力選手)からのクロスあるよ!」

と大槻監督からハッパをかけられた宇賀神選手は、

「うりゃぁー」と力強いヘッド

「若い力!パワーついたな!アドレナリン出まくってるからな」と煽られていた武田選手もエネルギッシュに躍動していました

練習はお昼の12時30分頃に終了しています

2020年のリーグ最終週1発目は王者川崎の本拠地へと乗り込んでの一戦

練習終盤、監督は「水曜水曜水曜水曜水曜水曜水曜水曜水曜水曜!」と10回連呼することも

今シーズン、まだ燃え尽きていないはず

せめて、なぜみんながずっとこのチームを好きか、それをもう一度気付くためにも、《これぞ浦和レッズ!》な瞬間を味わいたい

一蹴懸命の先に

では

 

12月8日 最終章とは括らない

どうもです

雲ひとつない青空の大原20201208_103333-それだけ空気が澄みきっているのか、午前中でも月が見えるほどでした20201208_103229-明治安田生命J1リーグ 第32節 vs 湘南ベルマーレ4日前のきょう、練習は午前10時頃にスタート

ランニングや鳥かごでのウォームアップ後の午前10時30分頃からは、、4対4+ビルドアップのサポート役GKでのパスゲームへと移ります20201208_110352-ここでは、小気味よいパス交換に加えて、行けるとき、行かないとき、行けないときがキチッと一体化したメリハリあるプレスが随所に見受けられました

午前10時55分、「2トップ、距離感良く!」(大槻監督)

ハーフコートでの11対11へ20201208_110450-2タッチ以下でリスタートはキーパーからというルール設定が入っていました 20201208_110438-「休んじゃダメよ!」(大槻監督)20201208_110352-1本目の終盤には右から練習生が折り返したふわりとしたマイナスのボールを逆サイドからダイナミックに駆け込んだ宇賀神選手が右足インサイドでゴール  20201208_105416-2本目に入る際、監督はそのシーンを例にして、斜めの奥行きや真ん中を使い切った上でのサイド攻略、その際のスイッチなどのアクションをハッキリとするよう促していました

開始後は武藤選手が鈴木彩艶選手の頭上を越す左足でのチップキックループを決めれば、杉本選手はゴール前でのキープから右足でズドン

失点こそあったものの守備陣も粘り強く、引き締まったムードでした

以前に比べて武田選手は狭い局面でも自信を持ってボールを受けられているような気もします20201208_105418-3本目の前には作戦板で約束事が確認され、選手達の声量が上がり気合いも充満20201208_111626- 「良い攻防だ!」(大槻監督)

武藤選手はこの日2度目のループ弾を今度は右足でゲットします20201208_110940-午前11時20分頃にゲームは終了

そのあとは2手に分かれて、一方のグループアは主にサイド攻撃の連携確認、もう一方のグループはボランチの選手などが逆サイドへのフィードを反復していました

大槻監督はサイドの攻撃について、中の選手は「待つのではなく、入り込む」、クロッサーは「しっかりと届ける」という言葉を発し、まとめとしては「イメージ合わせて!」

きょうの追加メニューで快活な口調でのアドバイスを送る監督、それを意欲的に聞き入れて、汗をキラキラとさせる選手達の姿勢は、良き光景でした20201208_112450-午前11時50分頃、「オッケー!オツカレー!」(大槻監督)

となってもロスタイムのごとく、余韻に浸るようにセンタリングシュートを繰り返す選手がチラホラ

過ごしやすい陽気だったのもそうですが、みんな、サッカーが好きなのです

昨年、現在はカターレ富山でプレーする松澤選手が「もう一回大槻さんの指導を受けたい。高校の時に言われていたことが大学になって理解できたことも少なくなかったので」と話していました

今年、筑波大学の渡邊選手にそのことを伝えると、ニコリ

カテゴリーは違えど、これから先にも活きる”大槻監督の教え”はいくつもあるはずです

残すところあと3試合

最近のドラマ風に表現すれば、【2020年最終章】でしょうか

同時に、【2021年序章】でもあります

そして、どんな時、どんな状況であれホームで勝利のために全力を尽くすことは浦和レッズとしての使命そのもので、これからもずっと変わることはありません

2018年に大槻監督が埼スタでの戦いについて名言を残したことを、今改めて思い出したのでした

では

REDS WAVE 87.3 FM