6月20日 「第2章の西川周作」&「僕は信じています」

どうもです20160620_114008

FC東京戦を2日後に控えたきょう、厳しい暑さの大原で練習は午前10時頃から始まりました

広島戦に出場した選手達はジョギングを中心とした軽めの調整で、体力の回復を優先

それ以外のメンバーは、6対6のゲーム形式で精力的に汗を流しました20160620_105325

柏木選手が時に、直線を全力でダッシュしていた姿が印象的です

もうひとつ、イリッチ選手が全体練習に完全合流(インタビューは後ほど)しています
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◇◆◇西川選手◇◆◇

――本当は、「おめでとうございます!」の一言から始めたいのですが、当日の試合で負けてしまったので・・・

「始めてくださいよ、始めてください!(スマイル)」

――広島戦に勝って、30歳の誕生日を過ごすことがベストだったとは思いますが、あの試合を通じて得たもの、感じたこととしては?

「そうですね、まあ理想は勝って喜びたかったなっていうのが僕だけじゃなくみんなの気持ちでした。ただ、このように良い結果が得られない時に自分達が何をしなければいけないのか、サポーターの方にも沢山ブーイングも浴びましたし、サポーターの方の気持ちを自分達がしっかり受け止めて、次は結果を出さなければいけないという風に責任を凄く感じていますし、広島まで沢山の方々が来てくれて、ガッカリさせて帰らせてしまったことに対して、自分達がピッチの上で次もしっかり闘う姿勢を見せながら、泥臭く結果を求めていかなければいけないかなと思う」

――ブーイングするサポーター達は、愛想を尽かしたわけでなく、次も応援に来る方々です

「うん!やっぱりブーイングしてくれるというのは自分達に期待してくれてのことですし、やっぱり常に自分の背中には沢山の方が応援に来てくれているので、やっぱり僕がゴール裏から一番近い位置にいるので、沢山の方の笑顔を試合中でも見たいですし、そのためには自分がしっっっかりゴールを守って、自分達は点を取って勝つ!それに尽きると思うので、闘う姿勢をとにかく見せながらファーストステージの残り2試合をしっかり勝って、最後に一番上にいられるように、一個一個しっかり闘っていきたいです」

――後ろから見ていて、修正すべきと感じていることは?

「う~まあ、ちょっとしたところだとは思うんですけど…広島戦の前半は悪くなかったと思いますし、自分達がやろうとしていることで点が取れたりだとか、非常にポジティブな面が見えたと思うので、あとは前半の入り、後半の入り、得点したあと、そこの集中力だったり、あとは蹴り出すところは蹴り出すだったり、そこの使い分けをもっと良い判断を自分も含めて全員で出来ればと思っています」

――3連敗は2013年の終盤以来で、最近ではあまりなかったこと。今が成長のチャンス

「そうですね、僕が来てから初めて経験して…バスを止められるのも初めて経験して…ある意味、新しい経験を僕自身もしましたし、レッズでの3連敗というのは、普通のチームの3連敗と注目度がやっぱり違うというのを自分的にも感じていますし、とにかく自分達がぶれずにやりながら…あとは闘う姿勢をもうちょっと出していければと思います」

――4失点する西川選手を見ることも滅多になかったので、Fマリノス戦はともかく

「そうすね!(苦笑)」

――三十路のスタート

「そうですね、あとは上がっていくだけだと僕自身は思っていますし、ある意味忘れがたい日になったかなと…そこから這い上がっていく姿というのを沢山の方に見せたいですし、自分ならもっともっとそこから学んで出来るという自信も自分の中には秘めているので、とにかく口で言うことは簡単なので、ピッチでしっかりと証明したいと思っています」

――キーパーというポジションは「30歳を過ぎてから」なんて言われ方もありますし

「そうですねー!第2章の西川周作が始まっているんじゃないかな(ビッグスマイル)と思います。自分がイメージしていた30というのはもうちょっとしっかりしてた30でしたし、まだまだ自分の理想とはほど遠いですけど、その自分の理想に少しでも近づけるように、しっかりとした行動とピッチでの振る舞いと、結果を出して行きたいと思います」

――まずはあさって、“Nice Shut Out!!”を

「そうですね!久しぶりにしたいですね!モチベーションにして、頑張りたいと思います(スマイル)」

――その時ぜひ、「おめでとうございます」と

「はい!きょうの分もお願いしまっっす!!(キリッ)」

――わかりました!いつもありがとうございます!

「ありがとうございます!(スマイル)」

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◇◆◇イリッチ選手◇◆◇

――練習への復帰を果たして、今のお気持ちはいかがですか?

「何よりも、こういった形で復帰することが出来て、痛みもなく練習できていることを、神に感謝しています」

――痛みがなくなった聞いて、凄くホッとしています

「そうですね、何よりも健康の状態で痛みもなく練習できていることを本当に嬉しく思っていますし、特にこういった時期というのは本当にチームとしてみんな一丸となって乗り越えていくために、全員が必要なので、一日でも早くチームに貢献していきたいです」

――プレーしたくてもできなかった経験が、今後への“力”になるのでは?

「特にこういった難しい時期は、全ての選手の協力が必要になってくると思うし、本当にピッチの中だけでなく、ピッチの外でもそれぞれが人間としてお互いを支えて生きていますし、このチームは本当にみんなの仲が良いです。みんなで一丸となって一緒に闘うことに意味がありますし、本当にこういった状況だからこそ、共に闘うことが必要ですし、僕らにはそういった力があると思ういます。僕は信じていますし、最後までみんなの力で一緒に闘うのみだと思います」

――日本の暑さはどうですか?

「そうですね、確かに日本の夏はもの凄く暑いと思いますけど、今まで住んできた国、キプロスだったり、スペインだったり、そういった国々も非常に暑かったので、そんなに暑さに弱い方ではないと思いますけれども、本当に乗り越えることが大事だと思いますし、暑いのは僕だけでないですし、他の選手も恐らくみんな同じように暑いので、みんなで乗り越えていくことが大事だと思います。でも…当然の如く、凄く暑いです(苦笑)」

――ここからは何事にも“強い”イリッチ選手を期待しています

「今の自分にできることは、一日一日の練習を大事にしながら、自分を強くして、チームに貢献する日まで自分を準備することですね。監督さんがいつも僕らに言っていますけれども、こういった練習の中で、できるだけ良い形で練習をすることによって、他の選手の助けにもなりますので、そういった形でお互いを助けながら一生懸命練習をして、チームを日に日に強くすることで、自然的に報われると思いますので、本当に僕にできることは、このピッチの上で100%、練習からベストを尽くすことです」

西川選手とイリッチ選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの[You’re The REDS]でお届けします

では

 

6月13日 「出たら暴れてやろうかな」

どうもです

久々にハッキリとした雨が断続的に降る大原

20160613_115521-1鹿島戦2日後、ガンバ戦2日前の練習は、午前11時頃から約45分間、疲労に配慮しジョギングを中心とした軽めの調整で終了しました

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次節は森脇選手が出場停止

燃える闘魂・那須の“兄貴”が、ギラギラとしています

――すぐにガンバ戦を控えていますが?

「モリが累積ですし、誰が出るかわからないすけど、まあ自分はどこで出るとしても、良い準備をしていなければいけないと思っていますし、コンディションは凄く良いので、まあ、《出たら暴れてやろうかな》と思っていますけどね(ニヤリ)はい」

――鹿島戦を見て感じたこと、自分が出た際のイメージとしては?

「そうっすね、まあやっぱりああいう力のある相手だと、ひとつひとつの精度が上がってくるわけで、球際であったりもちろん、走るとかそういうところも大事だけど、そういうところプラスで、考えながら自分がどう動くかとか、そういった局面局面で相手を上回らなければ勝利に結びつかないと思ったし・・・だから、うん、自分が出たらというイメージもしながら観ていた」

――居残り練習を見ていると、ロングキックの精度向上に取り組む時間が長いような印象ですが?

「そうっすね!まあこういうね、なかなかここまで出られないというのはプロキャリアが始まってからなかったので、こういう期間だからこそ、逆に、ね?そういう細部にこだわれる時間があるので。だからまあそういう細部にこだわって、最後は勝負の分かれ目は細部に宿ると思っているので、そういったところにこだわって練習しようかなと思っています」

――そのようにして、前向きな気持ちでいられる那須選手に励まされる面もあります

「そうっすね(笑)まあ、初めてじゃないので。出られない時期も、そういった積み重ねが今に至っているので、これからも変わらないし、常に成長するためにはこの時間は必ず必要で、意味があると思っているので、その“意味あるモノ”にするためにも、日々の練習であったり、心構えが大事なので、そういうのは凄く意識しながらやっています」

――ここからは、チームとしてさらなる守備力が求められる試合が続きそうです。ガンバとの対戦についていえば、昨年だけでも悔しい思いを何度もさせられていますが?

「はい。そうですね、相手も“対レッズ”っていうのは燃えてくると思うし、今年のファーストステージでガンバはあまり調子が良くないと思いますけど、相手はホームだし、そういう気持ちを入れてくると思うので、自分達もね、やっぱそれ以上の気持ちを見せないといけないと思いますし、そういったひとつひとつをやっぱり積み重ねて勝利すること!うん、ひとつひとつ乗り越えていくことが今の自分達に必要なことであって、ちょっと先の結果を気にすることなく、目の前の試合をどれだけ集中して乗り越えていけるか、その積み重ねだと思うので、そういうのを出来ればと思っています」

――ガンバへのライバル心というのを、選手の立場としてどう感じていますか?

「ここ近年、そういった舞台で当たることが多々あるので、うん。やっぱり必然と意識はすると思うし、まあでも、だからこそ、そういうところでね?勝てば勢いに乗るだろうし、うん、負けたくないとお互い思っているので、まずは自分達は勝って、出てない選手も含めてみんながひとつになった時、チームは強いと思うので、だから自分もいつ出ても良いように、やっぱチームの一員として頑張っていきたいと思います」

――セットプレーでの得点をぜひ。最近は毎回その度に那須選手を思い出しているので

「そうっすね、今、溜めてます(ニヤリ)今、溜めてます!」

ここ数日よりも気温が低めでしたが、那須選手のそばにいる間は、そんなこと忘れていました

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

RED A Live 2016.6.11 VS 鹿島

☆浦和レッズ戦を実況生中継!

埼玉スタジアム2○○2で行われる、「2016明治安田生命Jリーグ
ファーストステージ第15節・浦和レッズ対鹿島アントラーズ」の模様を実況生中継します。

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◇◆◇森脇選手◇◆◇

「鹿島戦が大事なことはどの選手もわかっていますし、そこを勝つことによって5連戦で勢いつくと思っているので、まぁ、ファーストステージを占う意味では非常に大きな大きな一戦かなという風には思っていますけどね。アウェイでやる時は比較的押し込まれる場面はありますけど、ホームで闘っている時というのは、僕は自分たちが主導権を持ってやれているという風には思っているので、そういうことで明日の試合もそういう部分を出していきたいなと。鹿島も後ろを引いて守ってくるような相手ではないと思いますし、時間が経つにつれて、下がらざるを得なくなるかもしれないですけど、最初の方は比較的前から来てくれるので、それを剥がす練習というのはもう常日頃からやっているので、あしたもそれをしっかり出していければいいかなという風には思いますけどね。やっぱりレッズのサッカーというのは、後ろからビルドアップ技術がなければレッズのサッカーは表現できないかなという風には思っているので、そういうプレーをやりたいなと。まぁ、後ろなので華麗なプレーは難しいですけど、しっかり剥がす作業というのはやっていきたいなという風には思います。練習ではできましたけど、それが試合中に発揮できなければ何の意味も持たないなと思っているので、試合に出せるようにやっていきたいなと。今週もそうですけど、ずっとトレーニングでやってきたことを明日の試合は表現していきたいなという風には思います。タイミングとかもそうですし、守備のところのオーガナイズとかいろいろなことを確認の意味で選手同士での話はしましたけど、相手が前から来ているのであればかなりの広大なスペースが生まれてくるという風に思っているので、そこをどれだけついていけるか、過度にプレッシャーを感じ過ぎない方がいいかなと思っているので、相手が来てくれているのであればどこかに必ず大きなスペースが空いているので、そこをしっかりついていけば、相手の方がより苦しくはなるのかなとは思っています。本当に、やっぱり、多くの方が来てくれた中でレッズが勝利を収めることによって、なおかつ楽しいプレーをすることによって、サポーターもまた観に行きたいなと、レッズのサッカーを見に行きたいなと思ってくれるという風に思っているので、いいゲームをして、勝って終えられたら最高だなってふうには思っています。本当にこの間のイエローカードは納得できなかったですけど。もうリーチになってしまったので、この5連戦、もちろんいくところはいかなくちゃいけないですけど、無駄なファウルには気を付けたいなと。そういうのは年々減ってきているので、そういう部分は気を付けたいなというふうには思っています。頑張ります!!!」

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RED A Live 2016
「浦和レッズ対鹿島アントラーズ」
…6月11日(土)18:30~21:15(延長の場合あり)
提供/ポラスグループ

Come On! REDS…17:00~17:55
REDS After The Match…22:00~23:55

・放送エリア以外でもサイマルラジオ(PC・スマートフォンなど)でお楽しみいただけます!!

201603051909000・これに伴い、当日は番組編成を以下のように変更します。

20160428_18185320160428_18191217:00~17:55 Come On! REDS
18:30~21:15 RED A Live 2016(延長の場合あり)
22:00~23:55 REDS After The Match実況M

6月9日 「自分もそれが理想」&「スポットライトに当たりたい」

どうもです

霧雨が、降ったり止んだりなハッキリとしない空模様の大原20160609_114228

鹿島戦2日前の練習は、午前11時過ぎからはじま
りました

20160609_115147-1ウォームアップを終えた午前11時55分からは、”ペナペナ”でのゲーム形式へ

きのうと同じく、ピッチには無数のマーカーが置かれ、プレーエリアが3分割され、ミドルゾーンは空洞に

選手の配置も同様でした

ディフェンスゾーンで3バック+2ボランチ、そして西川選手を含めた6対5の数的優位な状態で相手のプレスを受けつつ5回パスをつなぎ、そこからミドルゾーンへ降りてきた1人の選手へくさびのパスを当てます

待っていては受けられない、出てくるタイミングで動き出して、そこへボールが供給される

その場しのぎの単発的なプレーでなく、どの選手も常に関わり、アンテナを張る

そういった感覚が養われていきます

20160609_115155-1きのうとの違いを挙げれば、「ポゼッションしながら押し上げる。裏を取る」(監督)ことが、より徹底されたことでしょう

縦パスが入れば、ディフェンスゾーンの選手達はミドルゾーンへ素早くプッシュアップ

そこからフィニッシュへのパスコースがなければ、「ゆっくり!バタバタしない、慌てない」(監督)

ミドルゾーン内での10対10、コンパクトな距離感で急がず、ボールをつなぐことに

「ポゼッションしながら常に縦を狙って!」(監督)

奪われたとしても、「ボールに対して早く寄せる」(監督)

密集地帯ですぐに猛プレスをかけ、2次攻撃へ

それが出来れば、ボールは常に相手陣内にあり、自陣へ走って戻る必要がなくなります

効率的でしょう

ゆえに、「攻守の切り替えを早く!」(監督)20160609_120010-1

お昼の12時25分、給水タイムを経て、ここからはゲームスタートがミドルゾーンからで、そこに全フィールドプレーヤーが納まってプレー

「行こうよ行こうよー」(森脇選手)

如何にしてプレスをかいくぐり、駆け引きの中からアタックゾーンへ侵入するか

前線3人のいずれかが下がり、食いてきたら3人目を生かす、ダイアゴナルの走りとパスを繰り出す、といった工夫を凝らす選手達

「ボールを奪ったら素早く”縦”だけど、メリハリをつけよう!」(監督)

様々な制限による難易度上昇は、練習だからこそ

「大丈夫大丈夫!ボールの持ち出しも大事にしよう!」

あらゆる選択肢、アイデア、呼吸、コンビネーションの精度に磨きがかかります

「ラストのところしっかり!止まるな!」(槙野選手)

最後まで集中を切らさず、意欲的に励んだ充実のトレーニングは、お昼の12時42分、武藤選手のストライカーらしいラストゴールで終了しました

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◇◆◇興梠選手◇◆◇

――この期間の手応え

「いやまあ、変わったことはないと思うし、まあとりあえず、あのー疲れはね、だいぶ取れたので、あとは次の鹿島戦に向けて調整するだけ。はい」

――意識して取り組んでいることは?

「いやーもう、5連戦が始まるので、とりあえず“ケガをしないように”と、まあファーストステージが懸かっているので、うー…まあ負けなくて、勝ち点が取れて行ければと思う」

――きょうの練習などで感じていることは?

「まあうちはね、あのー、もちろん攻撃的に行くし、もちろん取られた後の功から守への切り替えをね、早くしているので、夏場そういう意味で、疲れが溜まっている中でもそういうプレーが出来ると強いと思うので、そういうのを改めて練習して、試合で出していければと思う」

――優勝のために次の鹿島戦は非常に大事。ご自身にとっても、思い入れの強いカードという意味でも・・・

「もう、あのーレッズも4年目なので(ニヤリ)あーのそんな、変わったこともないと思うし、いつも通りのプレーをしてね、チームに貢献できたら良いと思う」

――客観的にも勝つか負けるかで今後に大きく左右する試合かと思われますが?

「うん、まあ本当、次勝ったら鹿島のファースト制覇はないと思うので、まあうちがね、倒して、まああのー…鹿島終わっても4連戦あるので、そこの波に乗っていけるように、初戦というのを凄く大事に勝ち点3を取りに行きたいと思う」

――先日お話を聞かせてもらった時に、「最初のチャンスで自分が決められるかどうか」というのをポイントとして挙げていましたが、その入り方次第で一気にリズムをつかめるのでは?

「う~まあ、まあそうなれるように、自分もそれが理想なので、まあでもそう簡単に点も取らせてくれないと思うし、そういうチャンスも少ないと思うので、しっかり集中してやっていきたい」

――対鹿島戦でのハッキリとしたゴールを

「まあもちろん、自分らしいゴールができれば良いけど、まあ、どんなゴールでも良いのでとりあえず、チームの勝ちが一番大事なので、はい、チームのために頑張ります」

――きょうの午前の時点でチケットは46000枚売れているそうです

「いやぁもう勝だけだと思うし、あのー・・・うんっ!まあ全力で闘いたいなと思う」

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◇◆◇槙野選手◇◆◇

――代表戦、お疲れ様です。そちらでつかんだものなど、振り返っていかがですか?

「いや毎度だけどね、色んな選手と触れ合うことで沢山の刺激をもらえるし、指導者からも沢山の指摘をもらえるし、まあ自分を成長させてくれる時間というか、場所でもあり、目指すべき場所なので、今回結果がついてこなかったけども、1人ひとり感じたものを所属クラブで、置かれている状況をしっかり理解した上で、表現していかないといけないと思っている」

――そういった意味で、特にチームへ還元させたいことは?

「まあやっぱり、報道でもある通り、国内組ですね、Jリーグのレベルアップというところが重要視されているので、“海外組”と“国内組”という二つの言葉で分けられるというのは僕たちJリーグ組も情けない半面、悔しい気持ちもあるので、見返すためにこの所属クラブもそうだし、Jリーグ全体でレベルアップしていかないといけないと思う」

――槙野選手が戻ってくると、チームの雰囲気がパッとするなと改めて感じました

「本当すかっ!?まあこれが一日だけとか一週間だけじゃなくて、毎日バトルし合える、普段の練習から同じポジション争いの選手と競い合うことが大事だし、特にこの5連戦ですね!とにかくスタートの鹿島戦、ここから良い状態で持って行けるように、普段の練習からテンション高くやっていけたらと思う」

――鹿島、昨年はかなり苦戦を強いられました。最近の印象は?

「非常に若さ溢れるフレッシュな選手達がいるということと、恐れる気持ちがないという印象を受けている。Jリーグの中でも勢いがあって、怖さがあるチームだと思っている」

――勝つために必要なことは?

「やっぱり前線のアタッカー陣ですね、自分達がプレッシャーを掛けること。まあ予想としては、前線から嵌められるだろう、と。とにかく“個の勝負”が際立つゲームだと思うので、目の前の相手に競り負けない、メンタルで負けない、そういうところだと思う」

――きょうの練習で良いイメージをつかめましたか?

「うん、そうですね!まあ人がボールを受けるためにしっかり動くことと、賢くプレーすること。次のプレーを予測することと、準備すること。目の前の相手に負けないこと。それに尽きると思う」

――代表合宿中、金崎選手とは話しましたか?

「フハッハ!ハッハッハッハ…(笑)まあ常にあのー…はい、国内組に対しては調査を入れている。どこが弱点、誰が出るのか、はい。僕たちのどういった所を突いてくるのか、どういう分析をしているのか、細かいところを選手から伺っている」

――収穫は大きかった?

「いやまーでも、『浦和戦をみんな観ている』と言っているし、やっぱり『うまいチームで強いチーム』と言ってくれるけど、何かしらの弱点は持っているみたいで、そこは聞き出せなかったけど(苦笑)」

――先ほど、メンタルについて話してましたが、以前の練習でチームに向かって「跳ね返すメンタルだよ!」と言っていたのが印象的です

「あーー!はい!そうっすね、まあこの夏場もそうだけど、特に優勝が懸かった大事な一戦で我慢する時間帯、キツイ時間帯に対して、しっかりと“堪えるメンタル”そこはこの夏場、非常に大事だと思う。ただ、“堪える”だけでは跳ね返せないし、点を取りに行かないと勝てないスポーツなので、“堪えて跳ね返す”、そこまでのメンタル!僕自身含めてチームを活気づけられるような声と、プレーを魅せて行ければ良いかと思う」

――その先に、ご自身のゴール。特にセットプレー

「ねーっ!はい(ニヤリ)まあ良いキッカーもいるし、中で合わせる選手もいるので、特に僕含めて、遠藤航もゼロだし、後ろの選手がしっかりと守って、しっかりゴールを決めて、スポットライトに当たりたいと思っている」

――5連戦、まずはホーム。改めて意気込みを

「やっぱり選手である以上、満員の真っ赤なスタジアムでプレーすることが成長にもつながるし、国内組、Jリーグを盛り上げるために非常に大切なことなので、1試合1試合勝つこと、結果を出すことによって、次の試合の入場者数にもね、関わってくるかと思うので、結果はもちろんだけど、観ていて《また来たいな》と思ってもらえるようなチーム、サッカーを魅せられればと思う」

――ありがとございます

「ありがとうございました(シャキッ!)」

――跳ね返すメンタル・・・

「ハッハッハッハ…『アモーレ』の次だね!」

興梠選手、槙野選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

6月8日 「この練習が出来るようになればゲームでも高いクオリティで出来るんじゃないかな」

どうもです

昼下がりの蒸し暑い大原で、練習は午後1時から始まりました

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リーグ再開まであと3日、代表組も帰還

ボール回しまでは全体練習に参加し、その後は軽めのジョギングで切り上げています
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午後1時45分からは、4分の3コート”ペナペナ”での11対11ゲーム形式へ

「相手が嵌めてくるのであれば・・・」

と監督

約8分間と少し長めの説明を経て、ゲームはスタートします

ディフェンスゾーン、ミドルゾーン、アタックゾーン

無数のマーカーによりプレーエリアは3分割されました

ディフェンスゾーンに5人、アタックゾーンに5人、すなわちミドルゾーンは空洞になります

そこへ、「パッと寄せて外す!」前線の選手が縦パスを受ける際、1人は中盤へ降りて可のルール

出し手と受け手の呼吸が合わなければ、くさびのボールはつながりません

そして、前線にボールが渡ったら後の5枚は瞬時にミドルゾーンまで押し上げることが義務づけられました

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「相手を食いつかせて裏を狙う!コンビネーションしつつ、周りもしっかり見よう!」(監督)

ポゼッションをしながら相手を食いつかせ、一気に急所を突く

奪われたらコンパクトな陣形で即座に奪い返す

そういった流れを自然と体へ染みこませる意識付けでしょう

ファーストプレーで自ら持ち上がり、いとも簡単にミドルシュートを蹴りこんだ阿部キャプテン、さすがです

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午後2時10分、スタート時は全フィールドプレーヤーがミドルゾーンに入ります

6回以上ボールをつないでからアタックゾーンへ侵入して良し、という流れ

熱血指導を続ける監督は、回数をカウントしていた杉浦コーチの声が小さいと顔を真っ赤にして指摘

選手からは「聞こえている」と声が上がっていましたが、周囲へも”気合い”を求めた一幕とも取れます

「動き出してボールが来なかったら、ポジションを取り直そう!」(監督)

超密集地帯の中、素早い判断とプレーに磨きをかけ、たとえ呼吸が合わずとも、様々なアプローチでゴールを目指す選手達

20160608_140402「必ず動かしながら狙う!」(監督)

パス交換”ありき”にならぬよう、促しつつ

「次のボールを予測した動きを!」(監督)

日頃のアップで行っている”鳥かご”もこのような瞬時の判断が求められる際に活きるのでしょう

午後2時25分、給水の際には「間延びしないように押し上げて」(監督)

規律遵守を徹底させます

さらには、「バタバタしないように!」とも

スムーズなボール回しで相手のチェイスをいなせば、同時に相手のスタミナ減にもつながるということ

そして、生まれたスペースを突く

梅崎選手が颯爽と右サイドを駆け上がり、中央へ折り返すも、一歩合わず

それでも、守備でゴール前に戻っていた平川選手は、「ボールの質が良すぎて、触ったらオウンゴールになっていた」と振り返った、好クロスでした

ゲーム開始から約50分が経過、練習は長丁場に

「大丈夫!トレーニングだから!アイデアを持ってプレーしよう!」

と監督はポジティブな声掛け

フリック、3人目の動き、大胆なフィード・・・

暑さに負けず、選手達は前向きなトライを繰り返しました

練習は午後2時50分頃に終了しています

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◇◆◇宇賀神選手◇◆◇

――この中断期間、どのような意識のもと過ごしていましたか?

「直近のリーグ戦2試合とソウル戦を含め、4試合あったけど、そこでやっぱり、なかなかゴールが取れていないので、自分達は非常に良いゲームをしながらも、得点が奪えていないので、そういうところでコンビネーションの部分から最後の詰めの部分という意識しながら練習しているし、あとはこれから厳しい連戦が待っているので、気持ちと体、心を休めながら徐々に試合に向かって行ければという感じでいる」

――きょうも監督の情熱がヒシヒシと伝わってきました

「はい、そうですね。連戦があってコンビネーションとかの細かい部分での練習が出来ていなかったので、選手も頭の中では監督のやりたいサッカーが整理されているとは思うけど、やっぱり久々に戦術的な練習をすると、なかなかうまくいかない時間帯だったりが多くて、監督も少しうまくいかない中で、ピリピリしたのかと思う(苦笑)」

――きょうの変則的ゲームではどのようなことを意識して取り組んでいましたか?

「やっぱり狭い中だと、なかなか考える時間が少ないので、その中で選択肢をひとつにするのではなく、いつも通りに二つめ三つめということを考えながらプレーしないと、うまくコンビネーション出来ないので、そういうところは普段より頭の回転を速くしながらプレーしていた」

――最後、監督が選手を集めたときはどんなお話が?

「レベルが上がってくると、プレースピードだったりプレー判断というのの精度がより求められてくるので、こういった狭いエリアの中でいかに良いプレーが出来るかということを意識するようにと。『自分達はJリーグのレベルだけでなく常に上を目指しているので、そういうところを意識してやろう』という話だった」

――プレー制限のない本番でどれだけのことが出来るか、楽しみなのでは?

「そうですね、本当に(ニコリ)試合より練習の方が全然難しいので(苦笑)この練習が出来るようになればゲームでも高いクオリティで出来るんじゃないかなという風には思う」

――これから怒濤の5連戦。最初が非常に大事になると思いますが、鹿島というと昨年10月に対戦したあと、「いやぁ鹿島、強い」としみじみと語っていた宇賀神選手が印象的です

「そうですね、去年闘った中で一番強かったなと思う相手なので、その監督が引き続き指揮を取っているので、よりコンビネーションであったり完成度は高くなっていると思うし、今シーズンも上位にいるということは、それだけの強さを示しているということなので、自分達のホームスタジアムで出来ることで、5連戦の1発目で鹿島を優勝争いから引きずり降ろして、自分達が勢いに乗れれば良いかと思うけど…まあ、“連戦”と言えど、“目の前の試合”で全力を出して、先を考えないでプレーしたい」

――応援する方の中には、先日南三陸地方で交流した方々も

「『沢山、浦和レッズを応援してね』と仙台だけれども、『ベガルタ仙台もあるけど浦和レッズを応援してね、宇賀神友弥を応援してね!』と言ってきたので(笑)沢山観てくれると思うので、直接触れ合った選手が試合に出て活躍すれば、それは嬉しいと思うので、それが自分ができる復興の手助けだと思うので、そのためにもしっかりと勝って、良い知らせが届けばと思う。自分達は、プレーで、結果で勇気を与えられると思うので、そのためには結果を出さないとメディアにも取り上げてもらえないと思うし、まずはチームの勝利を届けたい」

――5連戦もハードですが、もっと大変な思いをしている方々がいると

「そうですね、間違いないです。昨年も行って、今年も行って1年が経ったけど、やっぱ南三陸という街はなかなか復興と言えるような状況でなかったので、自分達が元気にこの環境でサッカーを出来ているかというのがいかに幸せかということがわかったので、そういう思いも感じながらプレーしたい」

副キャプテン・宇賀神選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

6月7日 「歳とか関係なくガツガツと向上心を持って進んでいきたい」

どうもです

まとわりつくような小雨の降りしきる大原で、練習は午前10時頃から始まりました20160607_120226

気温こそ高くないものの、若干の蒸し暑さが感じられたのは梅雨ならではでしょう

オフ明け恒例、人工芝ピッチでの体幹トレーニング、天然芝ピッチへの移動後はGKとFPが分かれ、GKは専用メニュー

FPはステップワークや坂道ダッシュ、パス&コントロールで”体起こし”に励みます

締めに行われたのは、ドリブルでのワンOnワン&ダッシュ(きょうは約70メートルの直線)の反復でした

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20160607_110939平川選手VS永田選手→真剣だけど、にやけっ放し。平川選手のスピーディーな動作、永田選手の意外性ある判断が垣間見え、互いに苦戦する分、自然と笑顔に

青木選手VS駒井選手→青木選手の自然体ドリブルはタッチが非常に細かく、それに合わせたステップをすることで、「守備しんどい!」(駒井選手)

橋本選手VS天野コーチ→橋本選手は右足のボール運びもスムーズ。天野コーチも意地のプレーで譲らずゴールを奪い合う展開

阿部選手VS伊藤選手→必ずといって良いほど組まれるこのマッチアップ。伊藤選手の工夫を凝らしたプレーもまだまだ鉄人に及ばず。ただ、以前よりも守備時のボディコンタクトが強くなった印象

ズラタン選手VS武藤選手→ダンディなズラタン選手が見せる、楽しいけど辛そうなリアクションが何だかチャーミング20160607_111444練習は午前11時20分頃に終了しています

監督が最後に選手を集め、解ける際に拍手が起きた理由のひとつは、きのう24歳の誕生日を迎えた駒井選手へ向けたもの

――お誕生日おめでとうございます

「ありがとうございます」

――24歳、父親にもなり、いい大人に

「そうですね、はい…誕生日が嬉しくないすね、そろそろ(苦笑)」

――“もう”ですか?

「もう嬉しくないっす。ずっと若いままでいたいので、はい(笑)もう24は若くないので、なんかちょっと嫌っすね、ハハハッ(笑)」

――人それぞれかと思いますが…ここまでのプロ選手としてのステップをどう捉えていますか?

「別に僕は今のこの歩んできた道としては間違っていないと思うし、まあ本当に、ここに来て幸せになるにはタイトルを獲ったり、スタメンを取ったりとかすることで…自分次第だと思うので、そういうところは。24歳をいい年にするのも自分次第かと思っているので、まあどうなんすかね!?理想的かどうかはわからないすけど、これから次第なのかなと思う」

――挑戦の心を抱き続けることがカギになっているように、駒井選手を見ていると思えます

「本当に一番大事なのは、“努力すること”と“向上心を持つこと”だと思うので、この二つは僕がプロに入って常に掲げてきた大事なことなので、それをやっぱり、何歳になっても変わらず続けていければと思う」

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――誕生日の2日前の練習試合では125分間出場しました。今までそのような経験は?

「さすがになかったすけど、まあでも僕もプレーがそんなに良くなかったので…まあ本当にあそこは“罰”だと思っている(苦笑)ハハッ!」

20160604_124835-2――中央の壁を細かいタッチのドリブルで抜けていくというプレーは、良いアクセントになると感じました

「まあ、そうですね、自分の得意な形というか、自分の間合いに入っていければ、ああいう風に真ん中からでもスルスルと行けるという自信というか、そういうのを常には持っているので、それを活かすためにもっとパスの部分とか判断の部分とか、ドリブルだけじゃなくて、パスだけじゃなくて、という風に持って行ければより効果が生まれると思う。ボランチに入ったら一番大事なのはミスなくスムーズにプレーすることかと思うので、それを意識してプレーしたい」

――翌日には南三陸地方へ足を運ばれたそうですが?今まで被災地へ足を運んだ機会はありましたか?

「京都に所属していたときに1回。山形と試合をした時に仙台に足を運んで、そこで復興支援を。僕がプロ一年目だったと思う。4年前(※2012年9月)だったので、久々に訪れた。本当にまだまだ復興の…少しは進んでいるけど、まだまだやっぱり完璧には…砂利が多かったり、家が建っていなかったりとかそういった現状をやっぱ4年経っても復興の力、みんなの力が必要だと感じた」

――出来ることとして思ったことは?今はお子さんもいることで感じることもあるかと思いますが?

「そうですね。4年前に僕がサッカーで交流したのが小学校一年生から六年生だったけど、彼らは当時小さかったけど、今回の子達が今、元気にサッカーをしたことが未来につながると思うので、子供たちに少しでも希望とか楽しみをもっともっと持ってもらえればと思う。僕たちはサッカー選手だし、サッカーでそういった喜びとか希望を与えられるように、やっていかなければと改めて思った」

――ドリブルは観ていても楽しいですから

「まあ一番ね、1対1の勝ち負けがハッキリするから(笑)負けたら負けたで注目されるけど、勝ったら勝ったでやっぱり楽しんでもらえると思うので、その楽しんでもらえる回数を増やせるように、日々努力をしていきたい」

――子供たちと掛け合った声、約束したことはありますか?

「『また来年も来るからね』と言ったし、来年のスケジュールがどうなるかわからないけど、行けたら絶対に行きたいと思う」

――その頃、25歳になって再会した時に向けて…まずはファーストステージの優勝、そしてこの連戦ではさらに実力のあるJ1チームと対戦する機会でもあるかと

「本当にこの大事な5連戦に上位のチームと当たるという、面白いカードが沢山あるし、みんな疲労や累積も出てくるかもしれないので、そのためにも一丸となって高いモチベーションで臨んで行ければ良いと思うし、個人的にも凄く楽しみにしているチームとの対戦が控えているので、本当に試合に出たら何か違いを生み出せたらと思う」

――ゴールへの期待もあります。アスパラベーコンをもたらすのですか!?

「フッ、いやもぉどうなんすかね、そこはまだハッキリしてないすけど(苦笑)まあとりあえずそうなったらアスパラベーコンを食べてもらえたら良いかなあと思うし、得点もそうだしアシスト、やっぱりアシストとかの起点になるプレーもどんどん出していきたいと思うので、頑張っていきたい」

――23歳は移籍という大きな決断、ACL敗退という大きな悔しい経験も味わいました。改めて24歳の誓いを

「とりあえず、このチームでやっぱファーストステージを獲りたいという思いが凄くあるので、24歳だけど歳とか関係なくガツガツと向上心を持って進んでいきたい」

――改めまして、おめでとうございます。そして、いつもありがとうございます

「いえいえ、とんでもないです(ニコリ)」

栄養満点!スパイスの効いたプレーでこれからはより一層、私たちを魅了してくれることでしょう

駒井選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でぜひ

さらには、レッズレディース・吉田監督&後藤選手のインタビューもお届けします

では

6月3日 「しっかりこの運を、今度は結果につなげたい」

どうもです

練習再開2日目のきょう、強い陽射しのもと午前10時から練習がスタート

ウォームアップ後は、11対11でのハーフコートゲームへと移ります

中断期間ならではのチーム分けでした

というのも、先月11日と同様、両チームの代表者がドラフト指名し、メンバーを編成します※キーパーはローテーション

那須軍

→加賀選手、那須選手、橋本選手、関根選手、伊藤選手、青木選手、宇賀神選手、石原選手、武藤選手、ズラタン選手

永田軍

→森脇選手、永田選手、GKから1人、平川選手、阿部選手、駒井選手、高木選手、梅崎選手、興梠選手、李選手

ゲームはゲーム、実戦形式は引き締まったムードで進行していきます

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那須軍が左クロスからズラタン選手の右足弾で先制すると、すかさず永田軍は李選手の左足ボレーで同点

その後、右からのクロスにファーから飛び込んだ宇賀神選手の右足でのシュートが決まり、那須軍が2対1とリードして折り返します

後半開始前には約5分間、ペトロビッチ監督が指導を加えました

「良いプレーは出来ている。もう少しベターにして欲しいところがある。次のシチュエーションを考えないといけない。早く動き出すように、次の動き出しを早く!味方の選手にボールが入ったとき、次にどこのスペースが狙えるかを考えよう、予測してサポートだよ」

「不利な状況でも中を使ってしまっていることもある。外を1回使えば真ん中を活かせる。次の手、シチュエーションをイメージして!頭の中に2つ3つ考えながらプレーしよう。必ず想定に入れておかないと、難しいから」

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オフを経て、疲れが取れたか、選手達はより一層きびきびとしたプレーを見せます

左サイドから流れてきたボールに阿部選手が右足を振り抜き、永田軍が同点としたのもつかの間、左からのクロスを武藤選手が右足ボレーでねじ込み、那須軍が勝ち越し

さらには加賀選手が右サイドから右足で上げたアーリークロスがディフェンスに当たり、コースが変わったことで直接ゴールマウスへ吸い込まれます

4対2

ラストゴールが宣告された時点で那須軍の勝利は確定

しかし、やはりこういったゲームは”あと味”も大事です

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勝敗は決しても、良き”余韻”を味わうべく、自身の存在を示すべく、選手達はゴールを目指しヒートアップ

激しいボディコンタクトのオンパレードで、ピッチ脇にいれば、様々な音が聞こえてきました

ぶつかり合う衝撃音、「マイボール!」を主張し合う声、「大ちゃん!さっきのリターンがファウルにならなかったから良いじゃん!」と、森脇選手の心の叫び

午前11時42分、左から石原選手の折り返しを中央でズラタン選手が右足で押し込み、ゲームは終了

5対2で那須軍の勝利しています

結果はともかく、代表組不在の中それぞれが気迫に満ちたプレーを見せていたこともあり、あすのトレーニングマッチがとても興味深くなった、きょうの練習でした

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右膝を負傷していた高木選手は、5月11日依頼となる対人プレーを含めた全体練習への完全合流を果たしました

「実際に対人というか、こういったゲーム形式に入るのも約3週間ぶりだったので、まずはコンディションとかボールフィーリングとかがどうなのかな?という心配もあった。右足も多少ケガ明けというのも無理なところで足を出すというところでも恐い部分があったりするので、そういうところを頭で気にしながらプレーしたけど、良い頭の整理になるんじゃないか。というのも、きょうプレーしてみてもボールを受ける前に凄く周りを見るようになったし、次のプレーというのを考えながらボールを受けようとする姿勢が自分の中で自然とできた。ケガをしたことで右足に制限があったのでそういうのが逆に、プレーで自然と出ていたので、なんとなく《ケガをプラスには出来るかな》と感じた」

――”ガツガツ”と”スマート”の使い分けを身に付けることで、今回のケガを良き出来事に

「そうですね、ケガをしていたからといって・・・こういうゲームで全員が勝つためにプレーしているので、内容はもちろん大事だけど結果にもこだわってバチバチやる部分もあると思うので、そういう部分ではやっぱりケガを理由に抜いてはいけないと思ったし…始めに少し強気でぶつかりに行ったらその辺のケガの痛みも出なかったし、逆に自分の中でも久々にゲームに入れたことでスイッチが入った。かなり球際の部分では厳しくいけたかと思うので、あとはボールを受けたときの質とかをもっと上げないと。いくら考えながらプレーしたとはいえ、受けたときは何か自分がそのボールを持った状態で、自分の持っている“質”を出してしっかりと結果につなげないといけないと思っている。そういう部分の精度はまだまだ、きょうの出来ではダメだと思っている。しっかり早く、感覚を戻せるようにしたい」
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――膝のケガだと考えると、比較的早く戻ってこられたのは良かったです。そして遅ればせながら、お誕生日(5月25日)おめでとうございます!

「ありがとうございます」

――サッカーを出来ない中で迎えるという、若干複雑な心境もあったかもしれませんが

「そうですね。やっぱり誕生日にACLがあって、本当ならやっぱりそういうところで・・誕生日だからというのはあまり関係ないけど、やっぱりしっかり帯同してチームとしての結果を残したかったので、個人的な部分でも悔しさを凄く感じたので、またこの悔しさをしっかりバネにして、まずは試合のメンバーに絡めるようにしていきたい」

――以前に思い描いていた25歳と比較して感じることはありますか?

「そうですね、25歳ってまだ多少の伸びしろがあると思うけど、サッカー選手としてもそうだし人間としての成熟度としても、身体的な部分でピークに近い部分には来ていると思うので、そういった中、Jリーグで最高のチームにいられるのは、自分にとって良いことだし、このタイミングでいられるからこそ、今、結果を出す時。もっとより良い25歳のシーズンに出来るようにここから巻き返していきたい」

――突破力に加えて、周りへの気の利いたプレーをすることが出来るのも強みなので、成長の証をピッチで示してくれると信じています

「自分のもともと持っている良い部分というか、そういった部分を最後は貫き通せるような・・・まあもちろん協調性というか、周りに気を遣う部分も、やっぱりサッカーは11人でやるスポーツだし大事だと思うけど、最後のところでは自分の強みというのをしっかり持っていて、そこを押し切ってでも出せるような強いメンタルを持っていきたいと思う」

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――良い25歳の1年になることを願っています。ここからは良いことがドンドン続くはずです。ケガが長引かなかったのも、その予兆かもしれませんから

「はい。そうですね(ニコリ)長引かなかったのは、不幸中の幸いというか、ケガした場面を振り返っても大ケガにつながるような痛め方だったので、《運が良かったかな》という風にも思うので(ニコリ)しっかりこの運を、今度は結果につなげたい」

背番号13、浦和の大洋!うねりは来てる!ゴールがあなたを待っている!

高木選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS Friday」でお届けします

 

6月2日 「やっぱり今この環境だからこそ、もっともっと強くしないといけない」

どうもです

2連休を挟み、トレーニングは再開

ここからしばらくは、後に控える過密日程に向けた大事な準備期間です

妙に風の強いきょうは、フィジカル系の”体起こし”を中心としたメニューが約1時間20分に渡って行われました

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きょうの練習後は、伊藤選手にお話を聞かせてもらっています

毅然としているように見えれば、真逆に飄々とも受け取れるルーキー

一年目の選手にありがちな遠慮感はなく、ゲームで臆せず堂々とプレーする姿は頼もしくあり、練習後に先輩とじゃれ合う振る舞いはサッカー少年のようでもあります

また、今週月曜日に行われた浦和レッズ後援会主催の激励会では監督や阿部選手の無茶ぶりによって、壇上でのスピーチ“未遂”もあり、その時はさすがに顔を真っ赤にしていました

そのパーソナリティーを一言で表すのは難しいものの、「我らがレッズの将来を期待できる素晴らしい選手」(監督)であるのは確かなこと

インタビューの受け答えでの印象について言えば、ハッキリと断言できます

志しの高いしっかり者

あっ!でもやっぱり‥最後の方で・・・

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――きょうも練習後、長いことずっとボールに触れて(岩舘選手、福島選手、関根選手とリフティングゲーム)いました。本当にサッカーが好きなんだなあと

「そうすね、まあ、ああいうなんか、遊びみたいのが楽しいので。まあダテさん(岩舘選手)とかと毎日しているので、練習終わったてからもけっこう楽しみはあります」

――そういった中でもプロ選手のレベルを感じることができる

「まあ、古今東西とか連想ゲームとかをしながらのリフティングをしていて、完全に俺より頭が良いので(苦笑)そういうところで、《なんでそういう言葉が出てくるんだ!》というような凄さもあるので、はい。色々学べています」

――きのうまでの2連休はどのように過ごしましたか?

「大阪に帰っていました。大阪に帰って、作陽高校時代の仲間とご飯を食べに行ったり、
テーマパークに行ったりとかで…普通のオフというか、友達と遊んでいました」

――周りの反応が変わってきたのでは?

「そうですね、けっこう『ユニフォームちょうだい!』とか『スパイクちょうだい!』とか言われますし、ユニフォームはさすがに上げられないけど(苦笑)練習着とかスパイクを上げたりして、そういうのでも自分は改めて《期待されてるんだな》とか《プロになったんだな》とかいう風に思うし、やっぱりそういう人達の期待に応えたいと思いましたし、『次のガンバ戦、試合出るように』とか言われるので、やっぱりそういうのでも改めて、期待されていると感じます」

――古里へ帰る前に試合デビューを出来ていたのは大きいですか?

「そうすねやっぱり、デビューしたときのこととかも言われましたし、聞かれましたし、やっぱりそういう話題で会話は弾みますし、やっぱりプロ選手は試合に出てなんぼなので。僕はまだ試合に出ただけで結果をまだ何も残していないので、やっぱり試合に出るという目標を達成したわけですから、次は点を取るであったり、アシストするであったり、前よりももっともっと試合に出て活躍をするだったり、そういった目標を立てて、それに向かってしっかりと努力をして、色んな人達の期待に応えるために頑張りたいです」

――茶髪の評判はどうでしたか?

「いやでも案外、お父さんとか友達は『似合ってる』と言ってくれますけど、お母さんは『黒の方が良い。これ以上染めたら韓国のアイドルみたいになるからやめて欲しい』みたいに言われて(苦笑)だからこれ以上は染めないですけど、まあ、ずっとこういう感じの色にはしようとは思っています」

――プロの選手は目立ってなんぼなので

「そうすね!はい(ニコリ)」 

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――入団からここまでの手応え、日々感じていることなどはいかがですか?

「そうすねもう僕は浦和レッズに加入してから数ヶ月が経って、もう大分慣れてきていますし、僕は“ルーキー”という捉え方よりも一人の“浦和レッズの一員”として周りから見てもらいたいし、“まだ新人だから出るのは早い”といった考え方ではなくて、全然僕ももう“プロサッカー選手”ですし・・・まあでも練習とかで厳しい環境で出来ていますし、そういう日本代表クラスの選手達と色々刺激をもらっていますし、やっぱり槙野さんであったり陽介さんであったり、日本代表の方にいるので、やっぱりそういう人達とチームメイトというだけでも凄い幸せなことなので、やっぱりそういった人達の色々なものを吸収して、吸収するだけじゃなく《ポジションを奪う》というぐらいの勢いじゃないとこのチームでは試合に出られないと思うので…やっぱり試合に出るにはそれぐらいの覚悟が大事ですし、プロの世界では必要なことなので、責任感というか、お金をもらっている以上、サッカーをしてお金をもらっている以上、やっぱり責任感というのは絶対に欠かしてはいけないと思います」

――小野伸二選手は一年目の今頃、ワールドカップに出ていますから

「はい、そういう選手はやっぱり凄いと思いますし、凄く刺激は感じるし、やっぱり同年代の奴らが試合に出ているっていう風に聞くと、凄い刺激を感じますし、《僕はもっともっと頑張らなければいけないな》って思います」

――ボールを受けたときの閃きなどはすでに充分なものを備えている印象です

「そうすね、やっぱ高校時代からやっぱりそこを武器にしていましたし、やっぱりプロに行ってもそこは全然通用するし、そこがストロングポイントであることは昔と変わらないので。でもやっぱり高校の時に出来なかったことは課題として残り続けているし、高校の時にこれぐらいは出来ていたことがプロになって全然出来ないということも多々ありますので。まあ体の強さだとかはチームで一番弱いぐらいなので。やっぱりピッチだけじゃなくてピッチ外の私生活でも一流の選手にならないといけないですし、練習場以外のところでも食生活なども凄く大事だと思っているので。やっぱりそういうところから先輩を見習わないといけないと思うし、でもまあ、自分の今の生活やプレースタイルをそんなに僕は変えようと思っていないですし、《このプレースタイルでずっと行こう》と思っているので、そういうところは変えないで行こうとは思っています」

――対人プレーあってのスポーツ。きょうのようなフィジカル系トレーニングに取り組んでいることで、先日韓国で試合をした際に効果を感じたのでは?

「そうすね、今まで作陽高校時代とかでも海外遠征があって、絶対に体でちょっとでも当てられると倒れていたので、このチームに来て海外のチームと試合をするようになって、凄く倒れないようにはなっています」

――この短期間でそれは素晴らしい!効果を実感できればトレーニングがより楽しくなっているのでは?

「そうですね!まあ今まで自分はこんなに筋トレとかもしていなかったですし、ボールだけを蹴っていたので。やっぱりボールだけでなく体幹系も大事だなとこのチームに来て改めて思ったし、やっぱり海外のネイマール選手とかイニエスタ選手とかシャビ選手とかも、体があまり大きくなくて…ポジショニングとかもうまくてあまり相手とぶつかっているイメージはないですけど、体はしっかりいていると思いますし、やっぱり噂とかでも『実は体が強い』とかも聞いたことがあるので。やっぱり海外で活躍している選手はどの選手も体が強いと思うし、体幹がしっかりしているので。たいかんがしっかりしていないプロサッカー選手なんていないと思うので、活躍している選手は体が絶対に強いので、僕も海外で活躍したいと思っているので、今のうちに筋力をつけておかないといけないですし、やっぱり今この環境だからこそ、もっともっと強くしないといけないと思います」

――参考になっている身近な先輩はいますか?

「そうっすね、やっぱりヒラさん(平川選手)です。僕は練習が終わってから絶対にトレーニングルームで筋トレとかをしているんですけど、ヒラさんはずっといますし、練習終わってからもジョギングで走ったりしていますし、今、37歳…凄いと思いますし、やっぱり僕よりも半分以上年上ですし、そういう選手からどんどん学んでいかないといけないですし、やっぱりサッカー選手として、一人の人間として凄い人だと思うし、まあ『もう歳だから~』と言いつつも筋トレとかもバンバンしていますし、そういう存在から刺激を受けています」
20160602_111351-1――中断明けには過密日程が待っています。そこで活躍して、ステージ優勝の救世主になる自分自身は思い描けていると

「そうすね、これから5連戦がありますし、やっぱり鹿島、ガンバ、広島とか凄い強いチームが残っているので、レッズはまだ首位じゃないわけですし、《自分が出て優勝した》と思われるぐらいの仕事をしたいですし、普段の練習から100%で取り組むということと、しっかりと良い準備をして監督にもしっかりアピールしたいです。まだプロとして何も残せていないですし、やっぱり点を取りたいので、ガンバとの試合は地元大阪なので、その時はみんなも観に来てくれると言われるので、そこは絶対に出たいです」

――先ほど年齢の話になりましたが、38歳まで活躍してリーグ通算500試合に出場したフィールドプレーヤーというお手本も身近にいますし

「いやぁ~・・???・・わかんないっす・・・・」

――山田暢久さん!

「そうなんすか!?そっか・・あそっか!!全然わかんなかったっす!(笑)でもやっぱり僕もそのぐらいまでプレーしたいと思います(汗)」

――最近はお話ししましたか?

「いや、そんなに・・・話・・練習場とか時々来てくれるのでその時に挨拶したり、デビューした時は『おめでとう』と電話してくれたりとか、やっぱり凄い気に懸けてくれているし、僕がこのチームに入れたのはヤマさんのおかげだと思っているので、やっぱりヤマさんに《このチームに入って良かったな》と思ってもらえるようになりたいし、プレーで、結果で恩返ししたいです」

――ゴルフの誘いは?

「まだないです(笑)その辺でも距離を縮められればとは思います」
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最後にリクエスト曲をお願いしたところ、平川選手も好きなことで有名なアーティストを挙げました

「ヒラさんも好きなんですか!?行きたいですね、ライヴ!連れていって欲しいです!(涼笑)」

鈴木啓太さんの引退会見でも名前が出てきた、伊藤涼太郎選手

偉大なレジェント達からも多くのことを吸収し、大いに羽ばたき輝くことを願います

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

「必ず未来を切り拓いていける」

どうもです

一昨日の練習後、梅崎選手にインタビューしました

全体練習のメニューをこなしたあとも約1時間、スプリントやシュート練習を反復

その迫力、発せられるオーラからは、今後への確かな覚悟が受け取れました

そして、自身が力強い口調で紡いだ言葉からも

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――スコアレスドローに終わった鳥栖戦。ベンチにいて、どのような感想をお持ちですか?

「いやぁ、もう、悔しいの一言です」

――勝てる要素も充分にあったでしょうから

「まぁ、そうですね。なかなか相手のブロックも守備の意識が凄く高かったですし、崩すのも難しかったですけどね。何とか、打開したかったです」

――どの試合でも強い思いというのは常に持ちあわせてはいるでしょうけど、この試合では特に強かったのでは?

「そうですね。地元から近いですし、何より被災地の子達を招待したので…何としても出たかったですし、自分がヒーローになって格好いいところを見せる…というイメージを作っていましたし、そのつもりで準備していたのでね、ピッチに立つことすら出来なかったというのは非常に悔しいですし、無念さはありますし・・・・けどね、名前は覚えてもらえたと思うので、これから自分が活躍して、《あぁ、あの時の梅崎選手だ。凄いな》と思ってもらえるようなプレーをすることが僕の今回したことに対しての意味がより深まると思うので、それはモチベーションに変わっていますね」

※【梅崎司・林彰洋 熊本地震による被災者のサッカー観戦招待】として、熊本地震による被災者00名を当日の試合会場に招待しました

――交流などを通じて、印象に残っていることはありますか?

「まぁ、横断幕も出してもらって、最後、凄く嬉しかったですし、笑顔が見られて凄く嬉しかったですし、相手のサガン鳥栖さんのサポーターから声をかけてもらいましたし、なかなかない光景だったのでね、凄く嬉しかったです。純粋に」

――2011年の時も、梅崎選手は「いろいろ物事の考え方が変わった」と仰っていて、これに次ぐような出来事が今回あって、早速動いて…という、今回の一連のことだと思うのですが、改めて、“思い”というものを聞かせていただけますか?

「何かしたいというのは起きた瞬間から思っていましたし・・・自分ができることは何だろうと考えた時、今回のことが思い浮かびました。それを賛同してくれる人がいて、相手チーム・鳥栖の林選手が賛同してくれて、それに対して動いてくれた、間に入ってくれた人、レッズもそうですしサガン鳥栖さんもそうですし、本当にみんなの協力があって成し得たことなので、非常にそれは感謝していますし、僕がやりたいと思っていたことにみんなが力を貸してくれて本当に人の力、ありがたみを感じて、凄く嬉しかったです」

――Charity.orgの特設サイト「繋ぐ」。この言葉に込めた思い

「やっぱり人は一人で生きてはいけないと思いますし、みんなと助け合っていかなきゃいけないと思いますし、実際、今回、僕自身もそれを感じましたし、またこのように、クラブの垣根を越えてこういう活動ができるということも一つ、違うチームだけど“繋いでいる”。同じJリーグのチームだ、日本人だという、繋いでいることも一つ象徴できるのかな、という思いもあって、それを実現できて嬉しかったですね。けどやっぱり、自分のプレーを見せたかったですし、勇気を与えたかったですし・・・まあ本当に悔しかったですね。でも、本当にこれからの自分のプレーヤーとしての意味というか、目的というか、そういうものを逆に出られないことによって見出してくれたというか、“選手はこうあるべきだ”という、プレーヤーとしてやっぱり僕もいろいろこのことをやらしてもらって考えていく中で、自分が《子どもの時にどうだったかな?》っていろいろ考える時に《ああいう選手が好きだったな》、《ああいうプレーを見てまねしたな》って、いろいろ考えて、今の《自分じゃだめかな》って思いましたし、もっともっとアグレッシブに、自分らしさ、前に行く姿勢をどんどんピッチで見せていかないとなというのは凄く感じた部分でありますし、それはやっぱり毎日毎日まず練習の中で、そして、それがあって試合の中で出せるのかなと凄く感じたので、やっぱり、それを出していけるように日々本気で努力をしていく。そういう風に意識していくように変わったのは感謝ですね」
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――最後、交代枠が余っていて、ここで梅崎選手が出て…と、ストーリーが僕の頭の中に、子どもたちにもあったと思うのですが、「悔しい」という言葉も出ましたけど、それ以上につらい思いをしている人達に勇気を与えるために、練習後のハードな調整でもそうですけれど、今度は是が非でも使いたいと思わせる存在にまたなる“チャンス”だと…

「そうですね。プロの世界なのでね、やっぱり出られる出られないというのは当然ありますし、ましてや首斬られるか斬られないかの世界ですから、そういうのは重々理解していますし、そんなに易しい世界ではないですし、けどね・・・1個1個積み上げていけば、努力していけば、必ず未来を切り拓いていけると思いますし、今までもそうだった。そうだったし、それをまた証明する機会、チャンスができたのかなと今回思ったので、仰ったとおりね、もう力を見せていくしかないので、それは、さっき言った意識、前の意識をどんな状況でも貫くことだと思いますし、もう自分自身が日々の練習の中から本気で見せていくしかないので、もう、毎日毎日無駄にできないですし、もうやっていくしかないので…、もうそれだけです」

――次、福岡で7月の最初の方にありますし、そこまでに明るいニュースというところで、ファーストステージ優勝であったり、この期間にもできること沢山あって、そのためにも今回の中断期間が大切になってくるのかなと思ってくるのですけど…

「もう、毎日が勝負だと思いますし、もちろんファースト獲るつもりでみんなで一つになっていますし、その報告もできるように…ですし、その先の将来、未来のために日々積み重ねていくことだと思うので、もう全力で毎日取り組んで、毎日を駆けていく思いでやっていくだけです」

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――この言葉聴いただけで勇気づけられる人たくさんいるのではないかと。こちらも感化された部分が梅崎さんの一言からありますので…

「ハハッはい(ニコリ)まぁ、結果として初めて『あ~だからこういうことを言っていたんだ』っていう説得力が生まれるので、僕らの世界は結果なので、でも、プロセスが大事なので、そのために、結果のために、しっかりプロセスを踏んでその結果で勇気づけられるように、もう頑張っていくだけです」

――こういうコメントを聴いているからこそ、またゴール決まった瞬間にその背景も鑑みて梅崎コールの「アレアレー…」が爆発するような瞬間、楽しみに思い描いている日々…

「そうですね。近い将来それをそういう瞬間をみんなで共有できるように日々努力していきます」

――先ほど、子ども目線というところで、小刻みなタッチで突破する前園さんに見えることもありますし、力強く縦へ持ち運んでいく中田さんに見えることもありますし、7番の梅崎選手の共通点というのを感じます

「いや~まぁ、どちらにも全然及んでいないですけど、でも、そういう2人の選手を僕は夢みて、目標にして少年時代頑張ってきましたし、これからの子達に『梅崎みたいになりたい』って思ってもらえるようにプレーをみしていくことがプロとしての使命だと思うので、そう考えたときに、やっぱり自分らしく、まだまだ出し切れていないし、やりきれていないし…というところなので、まずは表現できるように、全力で表現していくことと、表現できるように過ごしていく、その積み重ねです」

――前園さんも中田さんも今の梅崎選手くらいの歳には引退していたわけですから

「アッハッハッハッハ!(ニコリ)」

――”その先”というのをぜひ表現してもらえると

「そうですね。“ここから伸びるんだ”というのを見せていけたら格好いいのではないかなって自分の中では思っているので、それができると自分で信じています」

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何もかもを己の糧に、赤き求道者の全力疾走は続きます

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

REDS WAVE 87.3 FM