11月12日 オフ

どうもです

きのうの練習後、スタメン組は監督と共に約20分間の青空ミーティングを実施

選手達によれば、「もっとポジティブに考えよう」というお話があったそうです

そして次のリーグ戦までは、少し間隔が空きます

ラストスパートへの大事な準備期間

まずはきょうとあす、選手達はしっかりと休養し、あさって木曜日には、また明るい表情を見せてくれることでしょう

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2日間のオフ中、19時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」では、

○火曜日
・「仙台戦は凄く残念な試合だったけど、良い内容で試合運びもできたし、勝ち切ることができなかったのはこれが初めてではなく、今年何度かそういう試合があったので、そういうところを修正していきたい」
→きのうの練習後、興梠選手インタビュー

・”冬の選手権”埼玉県大会決勝を前に
→市立浦和と正智深谷、両校監督のコメント

・レッズレディース情報

○水曜日
・「仙台戦は勝ち点2を失ったと思うけど、上位もコケたのでまだ自分たちにはツキがあると思うし、優勝するチャンスは残されていると思うので、残り3試合、死ぬ気で戦いたい」
→きのうの練習後、関口選手インタビュー

浦和フットボール通信の編集長・椛沢佑一さんがゲスト出演

など、盛りだくさんの内容です

お楽しみに

なお、番組へのメッセージはこちらでお待ちしています

では

11月8日 「ほっとこうかと思った」

どうもです

宮城での山場まであと2日

雲ひとつない、爽やか陽気の大原で練習、午前11時頃からスタート

ウォームアップを終えた午前11時45分頃からは11対11でのハーフコートゲームへ

「動き直す分だけ、時間がかかるよ」(監督)

より素早い攻撃を繰り出すべく、選手同士の適切な距離感に関する指導も入っていた印象です

練習お昼の12時20分頃に終了

きょう、局面での激しいボールの奪い合いが何度も見られました

中でも一際、気を吐いていたのが森脇選手

右サイドのタッチライン沿でボールを拾うと、すぐさまリザーブ組の猛プレスに遭います

梅崎選手、野田選手、次々と加勢し、気付けば3人に囲まれる事態に

寄せられ、引っ張られ、身動き取れず

それでも、歯を食いしばりっての鬼キープを敢行

もう限界、ボールを失うのも時間の問題かと思われたその時でした

背後からは、《なにやってんだモリ、しょうがねえなあ》と言わんばかりに”クニくん”が助太刀で登場

混戦の中、滑らかなボールタッチでスルリと抜け出し、チャンスへ結びつけるクールなサポートでした

関口選手この日、レギュラー組でプレー

森脇選手のピンチを救ったシーンについて

「ほっとこうかと思った(ニヤリ)」

それ単なる放置でなく、理由があります

「あいつほんと、キープ力ある。任してられる」

しばらく様子を見て、さすがに今回危ないと思ったのでしょう

「助けに行かなくても打開してくれるから、ちゃんとしたポジションで待って入ればボールが来る」

もう少し待っていれば、森脇選手が独力で切り抜けていたのかもしれません

いずれにせよ、その技術に確かな信頼があるということ

クニくんとモリ

2人が見せる絶妙!?なコンビネーション、ピッチ外のみならず、実戦練習、そして2日後の試合でも輝きを放つのでしょう

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なお今夜7時からの「You’re The REDS」で

・「ここ最近、仙台には勝ててない印象があるけど、それ過去のデータであって、今のうちの攻撃を抑えるのは非常に難しいこと」
→きょうの練習後、槙野選手インタビュー
→「得失点差も非常にシビアになるので、残り4試合、失点”ゼロ”をテーマに掲げている」とDFWらしいコメント
→レッズレディースを一部に導いた吉田靖監督が、何だかんだで槙野選手の人間性を評価していたことを伝えると、「サッカーの部分で褒められたことない(苦笑)。なのでそこで褒めてもらえるように自分のプレーを見てもらいたい(笑)」

さらに、今週行った選手インタビューも改めて届けします

 

11月7日 「手の届くところまで今いる」

どうもです

仙台戦を3日後に控えたきょう、練習は午前10時頃からスタート

ナビスコ決勝以来初めて、本格的にボールを使ってのトレーニングでした

小雨ぱらつき、照明も灯される中、午前10時45分頃からは3対3での攻撃におけるパターン練習へ

両サイドには選手が1人ずつ構えていたため、実際のところは4対3、あるいは5対3となる攻撃側が数的優位なシチュエーション

監督からは、トライアングルのコンビネーションを軸に、タイミングや創意工夫を意識させるような指導が入っていました

さらには、くさびのボールが入った時、球際で攻守の両選手に対して「前に入らせないように!」と監督自ら身体を張ったプレーでお手本を見せるなど、ハッスル

そのテンションに呼応して、選手達も意思の疎通を図りながら、ピッチを縦横無尽に駆け回ります

途中からは、パスを回す順番やタッチ数などが細かく指定され、より難易度が上がりました

小気味良いダイレクトプレー、スペースを突くパス、3人目4人目を活かした動き出し、クロスの上げ方と入り方

監督は様々な打開策、アイデアを提供します

「出来るだけ早くゴールに!」という意識付けに加えて、

「ボール来るからね!」

次の展開を予測し、味方を信じた上でスペースへダッシュすることも求めていました

時にはうまくいかないこともあります

それでも、槙野選手、森脇選手を中心に「行こうよ行こうよ!」と励まし合う声が飛び交うなど、活気あるムードでした

ファインゴールには、「ブラーヴォ!」をなぜか森脇選手が絶叫するほど

終盤、監督はゴールを決めるか否かでペナルティーを設ける、笑いを誘うための粋な演出も

午前11時50分、練習は終了

その頃にはすっかり、雨もやんでいました

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「ミシャの説明をしっかり聞き入れて自分のものにしたいという思いでいた。ひとつひとつが勉強になるので吸収したい」

と練習を終えての関口選手

そこまでは、どの選手も同じ考えでしょうが、続きが特有です

「非常に緊張した」

と苦笑いする理由は、帝京高校の先輩・松波正信さんが練習を見学していたから

「僕が高校の時にコーチや監督からよく名前が出てたし、自分もよく知っている」

そのような偉大な存在と、

「握手した」

そう話した途端、”クニくん”らしいニターっとした表情になりました(※インタビュー中も「森脇いないな!?あいつは『やられたらやり返す!』みたく子どもみたいな奴だから」と背後からの奇襲を警戒)

練習後には、松波さんと約10分間の立ち話も

「『調子良さそうだね!』と帝京のレジェンドからありがたいお言葉をもらえた。自分はピッチでプレーして、色んな方に見てもらえるようにこれからも頑張っていく」

と決意を新たにしました

つぎは、優勝への大事な仙台戦

「(古巣の本拠地での試合だが)特別意識することでもないとは思うし、自分の感情を入れ過ぎたところで、チームが負けても意味はない。勝たなきゃ行けないゲームなので、内容はどうあれ、勝利が絶対条件。まずは勝ち点3を取るために自分はプレーするだけ」

背番号11はレッズ&帝京魂を胸に、空回りしないよう自然体で臨む構えです

また、11月1日金曜日に、第一子となる女の子が誕生した梅崎選手にもマイクを向けさせていただきました

「幸せな気持ちでいっぱいだし、より一層”頑張らなきゃな”という気持ち」

初めて会った時は、

「本当に感動した」

お父さん似との声も聞こえてきますが、

「そう言われてるけど(笑)、自分では何ともわからない」

と頬が緩みます

「家族も増えたので、ホント、より一層頑張らなきゃいけないし、それを力にしていきたい」

浦和レッズにとっても、新たな家族の一員が生まれたという喜ばしい年です

「記念の年を優勝という形で締めくくられれば、本当に良い1年というか、記念になるので、成し遂げられるようにしたい。それが手の届くところまで今いるので、チームで力を合わせて、自分も力になれるように頑張っていきたい」

ちょうど1ヶ月後、もう一度心の底から「おめでとう」の幸せを共感できるように

それが、2013年の目指すべきゴールであり、新たなる時代への最高のスタートです

関口選手、梅崎選手のインタビューは今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

では

11月6日 「気付いたあとでは遅い」

どうもです

オフ明けのきょう、大原は快晴でした

仙台戦に向けてまずは、フィジカル系メニューを約80分間こなし、練習は終了

明るい顔が揃ったかといえば、必ずしもそうだとは言い切れません

監督は、選手達へ「引きずらず、この悔しさをリーグにぶつけよう」と話したとのこと

それ以外、今のチームに相応しい言葉はないでしょう

昨シーズンの終盤は、思うように勝ち点を積めませんでした

その教訓をどう活かしたいか!?

槙野選手に聞いたところ、このような答えが返ってきました

「優勝へ向けたプレッシャーで固くなった。そういった中で先制される試合が多かった。何をしないといけないか、常に考えること。それと”しっかり発言する”ことが大事。誰かが嫌われ者になっても良い。気付いたあとでは遅い。みんながキャプテンぐらいの気持ちで」

実に槙野選手”らしい”空気を読んだ、頼もしく前向きなコメント

思えば、苦戦が続いた9月も選手同士で頻繁に話し合ったことが、良い方向へと結びつきました

泣いても笑ってもあと4試合

–後悔だけはしたくない

「そうっすね!うん」

と肯いた背番号5

引き締まった表情からは、当たり前とはいえ「優勝したい」と心から思っていることが伝わってきました

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「あれだけ入ってくれると非常に雰囲気もあるし、国立ということでスタメンではなかったけど昂るものはあった」

とはナビスコ決勝をベンチから見守った永田充選手

「表彰式はやっぱり(古巣である)柏の選手が喜んでいるのを見ると悔しさもあったし、『今度はレッズが』という気持ちが強くなった」

左手の薬指付け根付近を骨折して以来、ギブスを装着してのプレーが続いています

「だいぶ治ってきたので、もう少しでギプスが取れると思う。(普段の生活も不自由だったと思うが)もうだいぶ慣れた。手の太さとかも、ギブスを取ったりしているのでそんなには変わらなかった」

ケガでレギュラーの座を譲ったことで今、学べていることもあるはず

「出ている選手たちを見ながら盗めるところは盗みたいし、個人的にはだんだん試合勘の面で難しいけど、途中から入っていける準備はしているので、使われた時にはしっかり仕事をしたい」

試合勘・・・

本当に苦労しているのが伝わってきます

「天皇杯には出たけど、普段から一緒にやっているメンバーじゃなかったというのもあるので難しかったけど、その中でも、もう少しみんながもっと良いプレーができたと思うし、僕自身がそうだった。それは言い訳にすぎないので、与えられた時間の中でもっとアピールしないといけないと思う」

次は鈴木啓太選手が出場停止ということもあり、那須選手をボランチに上げるオプションも

昨シーズンは終盤にケガをしてしまいましたが、今度は逆の立場としてチームを救えるか

「そうなればいいけど、急に出て、というのは現実的に難しいと思うので、与えられた時間の中で自分のプレーをすることを考えたい」

例えば、攻撃が同サイド一辺倒になった際、永田充選手のフィードによって”幅”をもたらすことが可能でしょう

「それもそれであるとは思うけど、今は今で中央を崩せたりしている。中央を突破できるのが一番良いと思う。フィードでサイドに展開するのはひとつのオプションにすぎない。ただ、どういう形であれビルドアップからしっかり組み立てることが大事だと思うので、今のサッカーも悪くないし続ければいいと思う」

監督から”フランツ”とも呼ばれる通り、いつも本当に、フィールド全体がよく見えているからこそのコメントをしてくれます

ただし、インタビュー中は背後の気配を察知できませんでした

–このようにマイクを向けてお話を聞かせていただくのは久々ですが、かなり絞れたのでは!?顔もシャープになっています

「そうですか?(笑)フフフ。まあ、ゴホンッ!(※唐突だったのか咳き込む)ケガの時はあまり動けなかったので。練習でもゲーム勘とかなんとなく取り戻せているので、だいぶ良いかなとは思う(笑)」

なんて話していると、後ろからは、

「おいミツルー!お前、(自粛)」

「ちょっ、ヤマさんやめて!」

慌ててマイクを塞ぐ浦和のゆるキャラ

それはもう、素早い動きでした

完全復活へ、最近は骨の回復を早める特別な(※数十万円はする)機械を使用しています

「着々と骨も成長しているので(笑)フフフ。(使うようになってからの回復具合は違う!?)と先生も言ってるけど(笑)。・・・まあ、おとなしくしていれば一番治りは早いけど、練習をやりながら治しているので、それにしては早いんじゃないですかね(笑)フフッ」

総力戦となるであろう、終盤の闘い

浦和レッズは今のレッズらしく、”明るく楽しく威勢良く”突き進んでいけば良いのではないでしょうか

選手それぞれの個性がうまく融合したチームですから

ここまできたら、どれだけ自分達を信じられるか

そこに、「気付いたあとでは遅い」(槙野選手)という危機感が加われば何より

闘争心については、あの国立の雰囲気で奮い立たないわけがありません

永田充選手のインタビューは、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

11月1日 「ここまで来たら2位なんていらない」

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どうもです

決勝を翌日に控えたきょうは、国立での公式練習でした

約30分間、ボール回しを中心に軽めのメニューで終了

聖地には、晴れやかな表情を見せる選手達の明るい声が響き渡っていました

新しい歴史の扉を開けるべく、決戦を前に、レッズの精神的支柱・平川選手の意気込みです

「もうここまで来たので、明日はきっちりハードワークして、あとは楽しみながらやれたらと思う。今はチームも調子が良いし、目の前のタイトルに向けて、それだけを考えて集中してやっていきたい。こういう舞台は何回でも経験したいし、非常に光栄なこと。自分たちの成績によってこういう舞台を作り上げることができたので、ここまで来たら2位なんていらないので、きっちりハードワークしたい」

手にしたいのは、10年振りのナビスコカップ

「サポーターのみなさんにレッズのホームみたいにしていただけると思うし、自分たちが結果を残してみんなでお祝いできることを楽しみにしている。いろんな欲を出さずにいつも通り全員が規律を守ってプレーすれば良い結果が出る思うので、頑張りたい」

絶対に負けない、絶対に勝つ

平川選手のインタビュー、試合前日・監督と阿部選手の公式会見の模様は、今夜7時からの「You’re The REDS」でお届けします

また、あすのキックオフ1時間前からは、試合直前情報が満載の「Come On! REDS」をお送りします

では

10月31日 「どしんと構えて」

どうもです

過ごしやすい晴天に恵まれた大原

決勝を2日後に控えたきょうの練習、午後1時5分頃から始まりました

レポートの前に、気になっていたことについて・・・

練習前には選手達がリフティングゲームを楽しむのが通例ですが、ここ数週間変化があります

夏頃まで2つのグループで行われていました

それが今は、1グループにまとまっています

「同じことをみんなでやるのは目的の1つだし、以前若手とベテランで分かれていたけど、みんなで1つのことをやるのは大事なことだと思う」

槙野選手に聞くと、そのような答えが返ってきました

ピッチの上から見れば、大きな1つの輪が出来ているようにも

まさしく”一丸”です

そんなちょっとした心がけも、最近の好成績に結びついているのかもしれません

「きっかけが結果を産むと思うし、それそれで良い」(槙野選手)

さて、ウォームアップを終えた午後1時40分からは、11対11でのハーフコートゲームへ

「取られたあとの切り替え早くね!」(監督)

今日は数的同数ということもあり、球際での激しい攻防が随所に見られました

時に監督プレーを止めて、

「横、横のパスが多いよ!」

と指導を入れます

互いに集中した守備を見せていたのが一番の要因と言えるでしょうが、なかなかゴールが生まれず

すろと午後2時、監督選手を集めます

約2分後に円陣が解かれると選手達からは自然と「集中して!」の声

「日程的にキツイところあるけど、そのなかで自分たちのやろうとするサッカーができていなかったり、運動量が足りていないと指摘してくれる。ダメなところ『ダメ!』と言ってくれるのはいいと思う」

と振り返る槙野選手が午後2時10分、カットインから右足で豪快なミドルを放つと、地を這う鋭い弾道がゴールネットに突き刺さり、ラストゴール

「もうちょっとメリハリを持って、明日前日なので、仕上げていかないといけないと思う」

決勝前、大原で最後の練習を終えると、国立での公式練習を見据えました

練習後に、同じ左サイドの選手と何やら秘策を練るなど、準備に余念のない様子

「相手に脅威を与えるプレー続けないといけないし、マークされるなら逆に右が生きるので、それそれでいいと思う。まあ、サッカー騙しあいなので(笑)」

披露されるかわかりませんが、それ試合でのお楽しみに

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言わずもがな、レッズには数多くの”カップウィナー経験者”がいます

その中でも特に頼りになるのが、現在2連覇中の興梠選手

「前節のリーグで休んだ分、割と動けていると思うし、柏に関してすごいやりにくい相手でないので、いい試合ができると思う」

スタンドから柏を観察した印象としては、

「ある程度スペースがあったし、守備的なチームでないと思っているので、攻撃的な分スペースもあいてくると思うので、いい試合ができると思う。個人としても苦手意識ない」

と自信を覗かせます

「難しい雰囲気でやるのは間違いないけど・・・」

そう前置きした上で興梠選手選手が語る、決勝に大切な心構えが”ならでは”の言い回しです

「リラックスして、どしんと構えて試合運びができればと思う」

そして、

「決勝ということで本当に両チーム難しい戦いになると思うけど、いつも通り前からどんどんプレスをかけて、90分間通してうちのペースで始まり、うちのベースで終われるようにがんばりたい」

それだけ、今までレッズで取り組んだサッカーに手応えを感じているということ

「決勝だからといってそんなに、いつも以上に何かをしようとは考えずに、いつもどおりのプレーをすればいいと思うし、『自分がMVPを取ろう!』という考えでなく、1人がみんなのために動けば、おのずと結果ついてくると思う」

興梠選手のプレースタイル”そのもの”とも取れるコメントです

やっぱり頼もしい

当然、高ぶるものがあります

「最近いい試合が多いし、最近負けてもいないし、それぞれみんなこのタイトルを取りたいとワクワクしているし、いつも以上のプレーをみんなしてくれると思う」

ワクワク・・・仲間達も同じ思いでいるはずです

「入ってきて初のタイトルか取れるかどうかなので、取れれば、『浦和に来て本当によかった』と思ってもらえるだろうし、今年加入してきた選手みんなそう思っている。1つでも多くのタイトルを取りたい」

共に精一杯闘い、共に聖杯を掴むことで、浦和レッズの結束より強まっていくのでしょう

槙野選手、興梠選手のインタビュー詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

 

10月30日 「Jリーグで2冠を取れるのは自分たちしかいない」

どうもです

きのうの冷え込みから一転、ポカポカ陽気の大原で練習お昼の12時20分からスタート

ウォームアップを終えた午後1時5分過ぎ、監督選手達を集めます

着用するビブスの色に応じたタッチ数などのルール説明や「タイミングでしっかり!」(監督)といった意識付けがなされると、約5分後、

「いこうよいこうよーー!」

森脇選手の威勢の良い掛け声と共に、ゲームへ

プレーエリア、ハーフコートよりやや広め

レギュラー組が11人に対して、リザーブ組12人という変則的形式でした

「数的不利な状況で、考えながらプレーしよう!」(監督)

早速、ファーストプレーで槙野選手が右足での強烈なシュートでネットを揺らします

負けじとリザーブ組、関口選手が軽やかな身のこなしでGKをかわしてゴールを決めるなど、応戦

スタンドからは頻繁に、好プレーへの拍手が送られていました

選手達給水中にも熱心に意見交換をするなど、とても集中した様子

「ゆっくり」、「ブラーヴォ!」、「奪ったら縦!」

監督も声を絶やさず

練習、午後1時35分頃に終了

タイトルマッチへ、今週最初の実戦トレーニングからは、程良い緊張感と活気が感じ取れました

「ここ最近、すごくいい練習ができているなかで、良い試合ができているので、それが継続してできていると思う」

そのように手応えを口にするのは宇賀神選手

練習中には通訳を介さずに監督とコミュニケーションを取る一幕も

「なんとなくだけど、1日休みないから、『そんなに長くやらないからがんばれ!』と言っていたので、そんなに気にするほど疲れていないけど、気を遣って色んな選手に声をかけていたので、なんとなくわかった」

それだけお互いに理解し合い、通じ合えているということ

「監督色んな選手とコミュニケーションを取って、チームを1つにするのがすごく上手だと思うし、そういう監督だからこそ、タイトルを取ってあげたい気持ちもある。監督日本に来てからまだタイトルを取っていない、J2優勝しかないので、初めてのタイトルに自分も加わりたいと思うし、自分にとっても初めてのタイトルなので、そこ強く意識したい」

充実した10月の前には、9月の苦悩がありました

「うまくいかない時というのはすごく苦しいけど、そのなかでベテランの人たちがチームを引っ張ってくれて、うまくいかない時に積極的に『もっとこうした方が良いんじゃないか!?』というような反省会を、ご飯を食べながら何度も何度も繰り返していたことが、今に活きていると思う。良くない試合が何試合も続いて、毎回同じような話をしているのに、また同じことでやられてしまう。そういうのは沢山あったけど、それが間違いなく活きていると思うし、那須さんとか阿部さんとか優勝を沢山経験している選手がそういうところで引っ張ってくれようとしてくれているのは、自分にとっても良い経験になったのかなと思う」

チームが1つになって乗り越えたことで、レギュラーでプレーする宇賀神選手の心にも、より一層の責任感

「今までなかなか、プロになってから最初多くの試合に出られましたけど、ここに来るまですごい苦しんだ時期もありましたし、そのなかで今年、沢山試合に出ている中で、優勝争い、リーグでもナビスコでも両方タイトルを取れる位置にいるというのはやっぱり出ている選手が1人ひとり責任を持ってやらないといけないと思うし、ピッチに出ている間ベテランとか年齢関係ない。ベテランがやっていなければ、自分が怒らないといけないと思うし、別の選手の声が出ていない時、走れていない時には『もっと声出せ!』『もっと走れ』と試合中にかけることを意識している」

”苦しんだ時期”

その1つが、ちょうど2年前でしょう

堀監督就任後のFマリノス戦でスタメンに返り咲くと、躍動感あるプレーを見せ勝利に貢献

翌週の決勝でも活躍が期待されました

しかし、2日前の紅白戦で左膝を負傷し、欠場を余儀なくされることに

「試合に出て、負けた選手も悔しかったと思うけど、”ピッチに立つこともできなかった”という悔しさが自分の中にあるので、みんなで国立に忘れてきたものはあると思うけど、自分そこに立ってもいないので、また感慨深いものはある。けど、練習まだ2日間あるので気をつけながらやりたいと思う。けがをしないように気をつけたい(笑)」

メンタル、プレー、あらゆる面であの時よりも成長した背番号3

2年前、このように意気込んでました

【Jリーガーも何千人といるけど、その中で決勝のピッチにスタメンとして立てるのは22人しかいない。その資格を得て、ピッチに立った時に(ファイナリストとしての)幸せを感じたい。100パーセント以上の気持ちを出して、戦う姿勢を必ずピッチで見せる】

そして今も「正にそう思う」

次こそ胸を張って、聖地の舞台に立ってもらいましょう

最高の仲間達がついてますから

「自分たちリーグ戦でもすごいいい形で優勝争いができているし、Jリーグで2冠を取れるのは自分たちしかいないと思う。その瞬間をサポーターと一緒に分かち合いたいので、スタジアムに来れない方テレビから、スタジアムに来られる方、いつも通りの”最高の後押し”をお願いします!」

チケット争奪戦に配慮したコメントにもある通り、どこにいたとしても、「We Are REDS!」です

宇賀神選手のインタビュー詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

 

10月29日 「選手も全く同じ気持ち」

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どうもです

決勝まであと5日

降りしきる雨の中、きょうの練習お昼の12時20分からスタート

室内調整を経てピッチに姿を現した選手達約1時間、フィジカル系メニューをこなしました

きょうから練習の開始時間が、試合のキックオフに合わせた設定になっています(あすからはゲーム形式が午後1時5分スタート!?)

決勝モードに入ったことを受けて、

「こうやって合わせているということ、それ以外のところでも試合に向けての良い準備をしないといけないなと。試合に入っていくルーティーンを1週間のうちにしっかり整えていかないといけないと思っているし、決勝戦で爆発できるようにこの1週間も良い準備をしていきたいと思う」

と語るのは森脇選手

出場停止も明けて、充電完了といったところでしょうか

「そうですね」

と口を開いた瞬間でした

後ろからは「マジメか!」というツッコミと共に、特大の「バチン!」

「クニく~ん!きのう言ったじゃん!やわらかくしろって!!」

後頭部を警戒しつつ、森脇選手のお話続きます

「しっかり充電させてもらったので、ナビスコ杯決勝チームのためにしっかり戦いたいという意気込みでいる」

–先週練習を休むこともあって、槙野選手に負傷を暴露されていたましたが!?

「ここ半年ぐらい、かかと痛に悩まされているけど、試合に出させてもらっている以上そういうことも言っていられないし、どんな状態でも100%のプレーをしないといけないと思っているので、そんなことも言っていられない。治療をしながらしっかり治していきたい」

このあとが良いです

「どんなことがあってもレッズのために戦わないといけないと思っているので、どんなけがをしようが、ぶっ倒れようが、勝利するために頑張りたい。ここまで来たらみんながいろんなところに負担が掛かった中でのプレーになるので、そういう時でも良いプレーをするのがプロの仕事だと。せっかくお客さんがたくさん来てくれているのに良いプレーを見せられない、浦和レッズらしいサッカーを見せられないのは良くないので、どんな状況でも良いプレー、良いサッカーを見せたいと思っているので、次のナビスコカップ決勝サポーターのみなさんを喜ばせるために戦いたいなと」

2日前の柏戦スタンドから見守ったということで、対策もバッチリのはず

「上からたくさん見ていたけど、ジャーナリストのみなさんの方がより多くのことを見られたんじゃないかなと。僕上から見てみんな『頑張っているな!』ぐらいしか感じなかったけど、またビデオを見ていろんなところを見直したいなと。それ相手の弱点であったり、こうすれば相手が嫌がるというのをもう1回、見つめ直したい。ビデオを見てもわからないことがあれば、記者のみなさんに聞きたいと思います(笑)。まだわかんなかったということですね(笑)。こんなことを言うといろんなことを言われると思うけど、それを覚悟の上で今、しゃべっている(笑)。またしっかりビデオを見て感じたことを自分の中で整理したい。ああだこうだ考えずに言ってもよろしくないので、しっかり見て考えてたい。(観戦中、奥さんのことを考えていたからで!?)サッカーと奥さんのこと両方を考えないといけないので大変かなと思うけど(笑)、この1週間決勝のことだけを考えて準備させてもらいたいと思っている」

広島に所属していた2010年には、決勝で悔しい思いをしています

「浦和レッズも決勝まで行って鹿島に負けた悔しさがあると思うけど、僕自身も決勝まで行って2対1で勝っている状況でラストワンプレーぐらいで磐田の選手に決められて(延長戦の末に)敗戦したという悔しい思い出があるので、勝って払拭させたい。まだナビスコ杯の優勝経験していないので、是非獲ってどんな味なのか体験したい」

–サポーターからは「このチームに優勝して欲しい」という声を聞くこともありますが!?

「選手も全く同じ気持ち。たくさんの人たちが浦和レッズの雰囲気が素晴らしい、サッカーが素晴らしいと思ってくれていると思うけど、より多くの人に知ってもらうためには大きい大会の決勝の舞台でテレビ中継もあるので、みなさんが観てくれる中で良いプレーをすることでもっともっと浦和レッズに興味を持ってくれる人を増やしていけると思っているので、是が非でも良いプレーをして勝ちたいなと。泥臭いプレーをしてでも優勝に向けて頑張りたいなと。少しでも多くの人に浦和レッズの魅力を伝えていきたいと思っている。90分間、ぶっ倒れるまでやり通したいと思う」

プレーもちろん、取材応対も一生懸命な森脇選手

生の声を聴いていただければ、その姿勢と決勝への覚悟、より一層伝わってくるかと思われます

ラジオを通じて是非!

インタビューの詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

10月28日 「少しでも役に立てたのは良かった」

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どうもです

雲ひとつない、気持ちよい秋晴れの大原

ファイナリストからチャンピオンへ

そうなる権利を得た、心弾む週が始まりました

柏戦から一夜明けてのトレーニング、午前11時からスタート

きのうの試合にスタメン出場した選手達クールダウン、それ以外のメンバー約70分間、7対7でのゲーム形式を中心に汗を流しました

先にメニューを消化したスタメン組のほとんどが、クラブハウスへ戻ることなく、ピッチ脇からゲームを見学

その一つの光景からも、チームの雰囲気の良さが垣間見えます

ゲーム形式を見終えて、続々とミックスゾーンへ姿を現してくるスタメン組の集団の中には、背筋をピンと伸ばし堂々とした様子の阪野選手も

「勝てたのが本当に良かった」

まずは、リーグ初スタメンの試合で結果が出たことに、ホッとしたようです

【FIRST IMPRESSIONS】を聞きながら階段を登り、スタンドを見渡せばそこには赤い大観衆

レッズにいるからこそ味わえる、気持ち高ぶる選手入場を初体験しましたが、

「あんま考えてなかった。ヘヘッ(笑)わかんないっす」

それだけ集中していたということ

頭の中で

「自分が何をすべきかを整理していた。慎三君に変わることできないけど、僕の良さを出そうと。守備だったり、身体を張るところで負けにように頑張ろうと思ってた」

最初のプレーで、縦パスをしっかりと足もとにおさめました

「大切にして、思い切っていこうと考えてた。結局取られたけど、自分の思うとこにコントロールできて良かった」

右のスペースへ流れてマイボールにした追加点のシーンなど、周りとうまく連動しながら攻撃のリズムを作ることも

ただし、

「点を取りに行くまでの形なかった。あとはもうチョイ、点に絡むところが自分の持ち味なので、そこを出せるように練習からもっと頑張りたい」

献身的なプレーに加えて、ストロングポイントである”ゴール前での迫力”に磨きをかけることを誓いました

また、今まで何度かピッチ上で共にした”勝利の凱歌”、ひと味違ったようです

「自分がスタメンで勝つというのは、また特別な気持ちになる。チームが優勝争いをしているプレッシャーがかかる中での試合だったので、『勝てて良かった』と安心した」

そして何よりも、

「今シーズン、チームの役に立ててるかどうかと思ってたし、気持ちよくそう言えることなかった。なので、少しでも役に立てて良かった」

”代えの効かない”ワントップ不在の中、レッズユース出身大卒経由のルーキーが、リーグ王座奪還へ大事な役目を果たしました

「争い厳しい」

興梠選手が戻ってくる5日後の決勝について、”ベンチに入れるかどうか”というラインかもしれません

けれども、

「上だけじゃなく、下からも突き上げていくことで、チーム全体の力上がっていく」

若手がそういった気持ちで励めば、決勝へ臨むチームさらに活性化するでしょう

リーグ初スタメンを経て、期待のセンターフォワードがまた一回り大きくなった印象を受けました

ちなみに、優勝した2003年の決勝

「あんまり記憶にないっすね、正直。ヘヘッ(笑)」

以前紹介した、ビジュアルに参加していた山田直輝選手のお話しもあれば・・・

10年、それだけ長い時間が流れたということでしょう

なおさら欲しくなります、聖杯が

阪野選手のインタビュー詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

 

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